JP2011205315A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同期方式の無線システムにおいて、ビーコン信号を送信する親無線端末が設置される前に子無線端末が設置されるとビーコン探索による消費電力が増大するという課題があった。
【解決手段】定期的に第2のビーコン信号を送信する第2ビーコン信号生成手段と、親無線端末から送信される第1のビーコン信号または他の子無線端末からの送信される第2のビーコン信号を受信するビーコン信号受信手段と、前記第1のビーコン信号または第2のビーコン信号の受信により送受信を行うタイミングを生成するスロット生成手段を有する複数の子無線端末からなり、前記子無線端末は、親無線端末の第1のビーコン信号が受信できず前記第2のビーコン信号を受信した場合、ビーコン信号の探索を停止し、前記第1のビーコン信号および第2のビーコン信号のいずれも受信できない場合、第2のビーコン信号を送信すると共に、親無線端末の探索を行う構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ビーコン信号を送信する親無線通信端末と前記ビーコン信号を受信し親無線通信端末と時間同期を取る1つないし複数の子無線端末から構成される無線システムの設置時の電流消費を低減することの出来る無線通信装置に関するものである。
ビーコンを定期的に送信する親無線端末と前記ビーコン信号を受信し親無線通信端末と時間同期を取る1つないし複数の子無線端末から構成される無線システムとして無線LANが知られている。無線LANにおける親無線端末と子無線端末との間の時間同期の取り方については、例えば特許文献1がある。
特許文献1によれば、無線アクセスポイント(本発明での親無線端末に相当)と無線通信端末(本発明での子無線端末に相当)はともに電波時計回路を内蔵し標準電波送信所から送信される標準電波を受信し、標準時刻の時刻データを取得する。そして前記取得した標準時刻データに基づき無線アクセスポイントは標準時刻に同期した時刻を基点に100msごとの間隔でビーコン信号を送信する。無線通信端末は、前記取得した標準時刻データに基づき無線アクセスポイントが送信するビーコン信号の時間に同期して間欠受信を行い、ビーコン信号を受信する。
無線アクセスポイントが複数あってもすべての無線アクセスポイントは標準時刻に同期しており同一のタイミングでビーコン信号を送信する。従って無線通信端末がある無線アクセスポイントAの通信圏外に移動した場合、無線アクセスポイントAのビーコン信号を受信できなくなるが、連続受信動作に移行せずにそのまま標準時刻に同期した間欠受信タイミングで間欠受信を続ける。そして別の無線アクセスポイントBの圏内に入った場合、無線アクセスポイントBは無線アクセスポイントAと同じタイミングでビーコン信号を送信しているため無線アクセスポイントBの圏内に移動してきた無線通信端末は無線アクセスポイントBのビーコン信号を受信することができる。
特開2005−72677号公報
しかしながら、前記従来の文献による親無線端末と子無線端末との間の時間同期の取り方には以下に示す課題及び制約条件があった。
(1)親無線端末からのビーコン信号が受信できない場合、子無線端末はビーコンの探索を定期的に実施する必要があり、親無線端末を後設する場合、親無線端末が稼動するまでの間子無線端末の電流消費が大きくなる。
(2)上記課題により、子無線端末の設置は親無線端末が設置されている場所、または近い将来設置予定の場所にのみ設置が可能となる。
こうした制約は、特に近年実施されてきているメータの自動検針のようなシステムにおいて、アクセスポイントに親無線端末を、メータに子無線端末を使用しようとする場合、導入初期には親無線端末と子無線端末の工事が同期せずに行われるため、親無線端末の設置されていない地域に、子無線端末が設置される状況も発生する。
また、こうしたシステムは検針を行う人件費を抑制するためのシステムであるため、長期間にわたりメンテナンス不要で運用できることが求められる。したがって、上記の状況にあっても電池の消耗を抑えることが出来なければ、システムの導入に支障をきたす。
本発明は、前記従来の課題及び制約条件を解決するもので、簡単な構成、方法によりビーコン信号を送信する親無線通信端末と前記ビーコン信号を受信し親無線通信端末と時間同期を取る1つないし複数の子無線端末から構成される無線システムで親無線端末が1つないし複数の子無線端末の設置時に設置されていない場合であっても、子無線端末のビーコンの探索に消費する電流を低減できる無線通信装置、無線通信方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
定期的に第2のビーコン信号を送信する第2ビーコン信号生成手段と、親無線端末から送信される第1のビーコン信号または他の子無線端末からの送信される第2のビーコン信号を受信するビーコン信号受信手段と、前記第1のビーコン信号または第2のビーコン信号の受信により送受信を行うタイミングを生成するスロット生成手段を有する複数の子無線端末からなり、前記子無線端末は、親無線端末の第1のビーコン信号が受信できず前記第2のビーコン信号を受信した場合、ビーコン信号の探索を停止し、前記第1のビーコン信号および第2のビーコン信号のいずれも受信できない場合、第2のビーコン信号を送信すると共に、親無線端末の探索を行うことを特徴とする無線通信装置である。
そして、子無線端末が親無線端末の設置されていない場所に設置されても、複数の子無線端末の一つが第2のビーコン信号を送信し、他の子無線端末は第2のビーコン信号を受信することにより、親無線端末のビーコン信号を探索しないため、親無線端末が設置されるまでの間に無駄なビーコン探索を行うことがなくなる。
本発明の無線通信装置を用いることにより、親無線端末が設置されていない状態で子無線端末が設置されても、親無線端末のビーコン信号を探索し続けることによる子無線端末の電流消費を防ぐことができる。
本発明の実施の形態における無線通信装置を用いたシステムの構成図 本発明の第1の実施の形態における無線通信装置の構成図 本発明の第1の実施の形態における子無線端末の動作を示すフローチャート 本発明の第1の実施の形態における親無線端末−子無線端末間の通信例を示すタイミングチャート 本発明の第1の実施の形態における親無線端末−子無線端末間の通信例を示すタイミングチャート 本発明の第2の実施の形態における親無線端末−子無線端末間の通信例を示すタイミングチャート
第1の発明は、定期的に第2のビーコン信号を送信する第2ビーコン信号生成手段と、親無線端末からの第1のビーコン信号または他の子無線端末からの第2のビーコン信号を受信するビーコン信号受信手段と、前記第1のビーコン信号または第2のビーコン信号の受信により送受信を行うタイミングを生成するスロット生成手段と、動作を制御する制御手段を有する複数の子無線端末からなり、前記子無線端末は、前記親無線端末の第1のビーコン信号が受信できず前記第2のビーコン信号を受信した場合、ビーコン信号の探索を停止し、前記第1のビーコン信号および第2のビーコン信号のいずれも受信できない場合、第2のビーコン信号を送信すると共に、親無線端末の探索を行うことを特徴とする無線通信装置である。
そして、子無線端末が親無線端末の設置されていない場所に設置されても、複数の子無線端末の一つが第2のビーコン信号を送信し、他の子無線端末は第2のビーコン信号を受信することにより、親無線端末のビーコン信号を探索しないため、親無線端末が設置されるまでの間に無駄なビーコン探索を行うことがなくなる。
第2の発明は、定期的に第2のビーコン信号を送信する第2ビーコン信号生成手段と、親無線端末からの第1のビーコン信号または他の子無線端末からの第2のビーコン信号を受信するビーコン信号受信手段と、前記第1のビーコン信号または第2のビーコン信号の受信により送受信を行うタイミングを生成するスロット生成手段と、動作を制御する制御手段を有する複数の子無線端末を有する複数の子無線端末からなり、前記子無線端末は、前記親無線端末の第1のビーコン信号が受信できず前記第2のビーコン信号を受信した場合、ビーコン信号の探索を停止し、前記第1のビーコン信号および第2のビーコン信号のいずれも受信できない場合、第2のビーコン信号を送信すると共に、親無線端末の探索を行うことを特徴とする無線通信装置であり、そして、前記子無線端末は、第2のビーコン信号を受信中はビーコン信号受信以外の送受信スロットを作成しないよう動作する。
これにより、子無線端末が親無線端末の設置されていない場所に設置されて、複数の子無線端末の一つから受信する第2のビーコン信号を受信することにより、親無線端末のビーコン信号探索を行わない状態において、この間に発生した送信要求を送信前に停止することができ、無駄な電流消費を行うことがなくなる。
第3の発明は、定期的に第2のビーコン信号を送信する第2ビーコン信号生成手段と、親無線端末からの第1のビーコン信号または他の子無線端末からの第2のビーコン信号を受信するビーコン信号受信手段と、前記第1のビーコン信号または第2のビーコン信号の受信により送受信を行うタイミングを生成するスロット生成手段と、動作を制御する制御手段を有する複数の子無線端末を有する複数の子無線端末からなり、前記子無線端末は、前記親無線端末の第1のビーコン信号が受信できず前記第2のビーコン信号を受信した場合、ビーコン信号の探索を停止し、前記第1のビーコン信号および第2のビーコン信号のいずれも受信できない場合、第2のビーコン信号を送信すると共に、親無線端末の探索を行うことを特徴とする無線通信装置であり、子無線端末は、第2のビーコン信号の送信を所定量繰り返した後、他の子無線端末に親無線端末の探索と第2のビーコン信号の送信を行うように指示するように動作する。
そして、子無線端末が親無線端末の設置されていない場所に設置されても、複数の子無線端末の一つが第2のビーコン信号を送信し、他の子無線端末は第2のビーコン信号を受信することにより、親無線端末のビーコン信号を探索しないため、親無線端末が設置されるまでの間に無駄なビーコン探索を行うことがなくなるとともに、第2のビーコン送信を一定時間で終了するため、複数の子無線端末が交代で第2のビーコンを送信するように作用し、特定の子無線端末のみが電流消費することを防ぐことが出来る。
第4の発明は定期的に第2のビーコン信号を送信する第2ビーコン信号生成手段と、親無線端末からの第1のビーコン信号または他の子無線端末からの第2のビーコン信号を受信するビーコン信号受信手段と、前記第1のビーコン信号または第2のビーコン信号の受信により送受信を行うタイミングを生成するスロット生成手段と、動作を制御する制御手段を有する複数の子無線端末を有する複数の子無線端末からなり、前記子無線端末は、前記親無線端末の第1のビーコン信号が受信できず前記第2のビーコン信号を受信した場合、ビーコン信号の探索を停止し、前記第1のビーコン信号および第2のビーコン信号のいずれも受信できない場合、第2のビーコン信号を送信すると共に、親無線端末の探索を行うことを特徴とする無線通信装置であり、前記子無線端末は、第2のビーコン信号送信中の子無線端末から親無線端末の探索と第2のビーコン信号の送信を行うように指示された場合、第2のビーコン信号の送信タイミングは、制御手段によって作られるタイミングのうち、所定の演算により選択されるタイミングにより行う。
そして、複数の子無線端末が第2のビーコン信号送信中の子無線端末から親無線端末の探索と第2のビーコン信号の送信を行うように指示された場合でも、一番早いタイミングを選択した子無線端末のみが第2のビーコンを送信することになり、また、一番早いタイミングを選択する子無線端末は演算により優先順位付けが可能なため、親無線端末が設置されないまま長時間経過しても、特定の子無線端末のみが電流消費することを防ぐことが出来る。
第5の発明は前記の子無線端末において、タイミングを選択するために行う所定の演算を自己の固有番号をパラメータとして用いることにより、他の子無線端末と重複せずに選択することができ複数の子無線端末によるビーコン信号送信の重複を防ぐことが出来る。
第6の発明は前記の子無線端末において、タイミングを選択するために行う所定の演算を起動後の経過時間をパラメータとして用いることにより、起動後の時間による優先順位がつけられるため、電池消費の少ない起動間もない子無線端末を優先的に選択することが可能となり、特定の子無線端末のみが電流消費することを防ぐことが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の無線通信装置を用いたシステムの一例である。同図において、101は親無線端末、201〜203は親無線端末101に属する子無線端末、204〜206は親無線端末101に属しない子無線端末である。なお、子無線端末201〜203と子無線端末204〜206とを総括的に述べる場合は、子無線端末200と表記する。
親無線端末101はビーコン信号を定期的に送信し、親無線端末101に属する各子無線端末201〜203は前記ビーコン信号を受信することにより親無線端末101の時計に同期を取ることができる。そして各子無線端末201〜203は属する親無線端末101が送信するタイミングで間欠受信を行い、属する親無線端末101が受信するタイミングで端末発呼通信を行うことができる。
図2は本発明の第1の実施の形態における無線通信装置の構成図である。同図において、親無線端末101はアンテナ111と第1ビーコン信号送信手段112、スロット制御手段113から構成される。また、子無線端末200は、アンテナ221、送受信手段222、第2ビーコン信号送信手段223、スロット生成手段224、ビーコン信号受信手段225、制御手段226から構成される。
図3は本発明の第1の実施の形態における子無線端末200の動作を示すフローチャートである。図1における子無線端末200は図3に示す本発明の無線通信装置の機能を有している。
子無線端末201〜203は起動後、ビーコン探索を実施する(図3 S101)。この時、ビーコンが検出されると(図3 S102)、第1のビーコンであるか、第2のビーコンであるかの判別を行い(図3 S103)、第1のビーコンであればスロット生成手段224を起動して第1のビーコンにあわせた送受信スロットを作成する(図3 S104)。そして、作成される第1のビーコン受信スロット(図3 S105)で受信を行い(図3 S106)、第1のビーコンが受信できなければ(図3 S107 N)、再度ビーコン探索を行う。正常に受信できていれば、以下、作成される送受信スロットにしたがって(図3 S108)、送受信処理を行う(図3 S109)。
ビーコン探索を実施した際にビーコンが受信できなかった場合(図3 S102 N)、スロット生成手段224を起動して第2のビーコン送信スロットを作成する(図3 S110)。そして、作成される第2のビーコン送信スロット(図3 S111 Y)で第2のビーコンの送信を行い(図3 S112)、一方で定期的にビーコン探索を行う(図3 S113、S114)。この時、第1のビーコンが受信できれば(図3 S115 Y)、ビーコン探索指示を送受信手段222より送信し(図3 S116)、受信した第1のビーコンに従ってスロット生成手段224を起動し(図3 S104)、以下、作成される送受信スロットにしたがって送受信処理を行う(図3 S105〜S109)。
また、第2のビーコン送信中に所定時間を経過した場合(図3 S117 Y)、ビーコン探索指示を送信し(図3 S118)、所定時間経過後(図3 S119)にビーコン探索(図3 S101)に移行する。
一方、ビーコン探索を実施した際に第1のビーコンが受信できず、第2のビーコンのみ受信できた場合(図3 S103 第2)、スロット生成手段224を起動して第2のビーコン受信スロットを作成する(図3 S120)。そして、作成される第2のビーコン受信スロット(図3 S121 Y)で第2のビーコンの受信を行い(図3 S122)、この時、第2のビーコンのビーコン探索指示を受信すれば(図3 S123 Y)、所定時間経過後(図3 S124)にビーコン探索(図3 S101)に移行する。
図4は親無線端末−子無線端末間の通信例を示すタイミングチャートである。図中、Tは送信を、Rは受信を示す。この図を元に親無線端末101のビーコンが正しく受信できる場合の動作を説明する。子無線端末201〜203は親無線端末101が送信する第1のビーコンを受信し(図4 a)、それぞれスロット生成手段224により親無線端末101の送信スロットSat、親無線端末101のデータ受信スロットSad、子無線端末201〜203の送信スロットSbt、子無線端末201〜203のデータ受信スロットSbdを作成している(図3 S104)。今、親無線端末101から子無線端末201宛のデータ要求が発生すると、親無線端末101は親無線端末の送信スロットSatでデータ要求信号を送信する(図4 b)。子無線端末201〜203はこの信号を受信し、要求された子無線端末201は、親無線端末101のデータ受信スロットSadで応答を行う(図4 c)。また、子無線端末202から親無線端末101宛の送信要求が発生すると、子無線端末202は子無線端末202の送信スロットSbtでデータ要求信号を送信する(図4 d)。親無線端末101はこの信号を受信し、子無線端末202のデータ受信スロットSbdで応答を行う(図4 e)。
図5は親無線端末−子無線端末間の通信例を示すタイミングチャートである。図中、図4同様にTは送信を、Rは受信を示す。
以下、図1〜3、5を参照しながら本発明の第1および第2の発明の無線通信装置の動作について説明する。親無線端末101が運用開始する前に設置された子無線端末201〜203は、起動されると、ビーコン探索を行う(図3 S101、図5a1)。最初に起動された子無線端末201は、ビーコン信号を受信することが出来ないため(図3 S102 N)、第2のビーコンを送信する(図3 S110〜S112、図5b1)。一方、子無線端末202〜204は同様に起動後ビーコン探索を行うが(図3 S101、図5a2〜a4)、すでに子無線端末201が第2のビーコン信号を送信しているため、これを受信し、第2のビーコン信号にあわせたスロットを作成する(図3 S120)。親無線端末101が設置されるまで、子無線端末201は第2のビーコン信号を送信しながら、定期的に第1のビーコン信号を探索を繰り返す(図3 S111〜S115)。一方、子無線端末202〜204はビーコン探索は行わず子無線端末201からの第2のビーコン信号(図5Sb22、Sb23 ・・・)を定期的に受信する(図3 S121〜122)。
今、親無線端末101が運用開始し、第1のビーコン信号の送信が開始したとすると、子無線端末101がビーコン探索(図3 S114、図5 c)時に第1のビーコン信号(図5 d1)を受信する(図3 S115 Y)。これにより、子無線端末201は次のビーコン送信スロット(図5 Sb24)でビーコン探索指示(図5 e)を送信する(図3 S116)。このビーコン探索指示を受信すると、子無線端末202〜204は所定の遅延時間経過後(図3 S124、図5では省略)、ビーコン探索(図5 f1〜f3)を行う(図3 S101)。
以上説明したように、親無線端末が存在しないときに子無線端末の1つが第1のビーコン信号探索と第2のビーコン信号の送信を行い、さらに第1のビーコン信号が受信された場合には他の子無線端末に報知を行い、他の子無線端末がこれを受信することにより、子無線端末は親無線端末設置までの間ビーコン探索を行う必要がないため、親無線装置の運用開始までの消費電力を浪費することがなく、電池の長寿命化、コストの低減に繋がる。
また、子無線端末は第2のビーコン信号受信中は第2のビーコン信号受信スロットのみを作成する。このため、親無線端末の送信スロットに対する受信を行わないため、こうした待ち受けによる電流の消費も削減することが可能となる。
(実施の形態2)
第3、第4、第5の発明について図1〜3、図6を用いての無線通信装置の動作について説明する。
図6は親無線端末−子無線端末間の通信例を示すタイミングチャートである。図中、図4同様にTは送信を、Rは受信を示す。
親無線端末101が運用開始する前に設置された子無線端末201〜203は、起動されると、ビーコン探索を行う(図3 S101、図6a1)。
最初に起動された子無線端末201は、ビーコン信号を受信することが出来ないため(図3 S102 N)、第2のビーコンを送信する(図3 S110〜S112、図6b1)。一方、子無線端末202〜204は同様に起動後ビーコン探索を行うが(図3 S101、図6a2〜a4)、すでに子無線端末201が第2のビーコン信号を送信しているため、これを受信し、第2のビーコン信号にあわせたスロットを作成する(図3 S120)。その後、子無線端末201は第2のビーコン信号を送信しながら、定期的に第1のビーコン信号の探索を繰り返す(図3 S111〜S115)。一方、子無線端末202〜204はビーコン探索を行わず子無線端末201からの第2のビーコン信号を定期的に受信する(図3 S121〜122)。
今、子無線端末101が第2のビーコン信号の送信開始後、所定時間Ta(図6中)が経過したとすると(図3 S117 Y)、子無線端末201は次ビーコン送信スロットにてビーコン探索指示信号を送信する(図3 S118、図6 g)。一方、子無線端末202〜204はビーコン探索指示(図6 g)を受信すると(図3 S123 Y)、自己の固有番号(ここでは202、203、204とする)から固有に求められる遅延時間(それぞれ図6 Tc1、Tc2、Tc3)を算出し、当該時間経過後に(図3 S124)ビーコン探索を行う(図3 S101、図6 h2、h3)。ここでは遅延時間が最も短かった子無線端末202が最初にビーコン探索を終了し、第2のビーコン信号の送信を開始する(図3 S110、図6 b21)。他の子無線端末203、204はこれを受信し、再び第2のビーコン信号受信スロットを生成する(図3 S120)。またこの時、ビーコン探索指示を行った子無線端末201は他の無線子無線端末がとり得る遅延時間よりも長い時間を遅延時間として設定し(図3 S119、図6 Tcm)、同様に子無線端末202が送信を開始した第2のビーコン信号を受信し、第2のビーコン信号受信スロットを生成する(図3 S120、図6 h4)。
以上説明したように、親無線端末が存在しないときに子無線端末の1つが第1のビーコン信号探索と第2のビーコン信号の送信を行い、さらに第2のビーコン信号送信から予め定められた時間経過した場合には他の子無線端末にビーコン探索指示を行うことにより、当該子無線端末の第1のビーコン信号探索と第2のビーコン信号送信を中断することが出来、これにより長期間第1のビーコン信号探索と第2のビーコン信号送信を行うことによる、特定の子無線端末の消費電流の浪費を防ぐことが出来電池の長寿命化、コストの低減に繋がる。また、定期的に全ての子無線端末がビーコン探索を行うことになるため、第2のビーコン信号を送信している子無線端末からは受信できない親無線端末が設置されている場合でも親無線端末運用開始後一定時間内に親無線端末からのビーコン信号を受信することが可能となる。
さらに、ビーコン探索指示を受信してからビーコン信号を探索するまでの時間を個々に異なる値とすることにより、ビーコン探索タイミングが各子無線端末毎にそれぞれ異なるため、ビーコン探索を指示された子無線端末全てが同一のタイミングでビーコン探索を行い、第2のビーコン信号を送信することを防ぐことが出来る。これにより子無線端末の電流消費のリスクを低減することが出来、電池寿命の信頼性向上が可能となる。
さらに、ビーコン探索指示を受信してからビーコン信号を探索するまでの時間を固有の番号により個々に異なる値とすることにより、ビーコン探索タイミングを各子無線端末毎に確実に異ならせしめることが可能なため、ビーコン探索を指示された子無線端末全てが同一のタイミングでビーコン探索を行い、第2のビーコン信号を送信することをより強力に防ぐことが出来る。これにより子無線端末の電流消費のリスクを低減することが出来、電池寿命の信頼性向上が可能となる。
(実施の形態3)
第6の発明について図1〜3、図6を用いての無線通信装置の動作について説明する。実施の形態2との差は図3のS124での遅延時間算出方法である。本実施の形態では起動後の時間に逆比例した遅延時間を算出する。
先の実施の形態と同様にして親無線端末101が運用開始する前に設置された子無線端末201〜203は、起動後ビーコン探索を行い(図3 S101、図6a1)、最初に起動された子無線端末201は、第2のビーコンを送信する(図3 S110〜S112、図6b1)。一方、その後順次起動された子無線端末202〜203はすでに子無線端末201が第2のビーコン信号を送信しているため、これを受信し、第2のビーコン信号にあわせたスロットを作成する(図3 S120)。その後、子無線端末201が第2のビーコン信号の送信開始後、所定時間Ta(図6中)が経過したとすると(図3 S117 Y)、子無線端末201は次ビーコン送信スロットにてビーコン探索指示信号を送信する(図3 S118、図6 g)。一方、子無線端末202〜203はビーコン探索指示(図6 g)を受信すると(図3 S123 Y)、起動後の経過時間(それぞれ図6 Tb1、Tb2、Tb3)に対応した遅延時間(それぞれ図6 Tc1、Tc2、Tc3)を算出する。この時、Tb1<Tb2<Tb3である経過時間にたいし、遅延時間はTc1>Tc2>Tc3となる。各遅延時間経過後に(図3 S124)ビーコン探索を行う(図3 S101、図6 h2、h3)。ここでは遅延時間が最も短かった子無線端末202が最初にビーコン探索を終了し、第2のビーコン信号の送信を開始する(図3 S110、図6 b21)。以下同様にして、他の子無線端末203、204、201は第2のビーコン信号受信スロットを生成する(図3 S120)。
以上説明したように、ビーコン探索指示を受信してからビーコン信号を探索するまでの時間を起動後の経過時間に応じて個々に異なる値とすることにより、ビーコン探索タイミングが各子無線端末毎にそれぞれ異なるため、ビーコン探索を指示された子無線端末全てが同一のタイミングでビーコン探索を行い、第2のビーコン信号を送信することを防ぐことが出来る。また、経過時間の短いものの遅延時間を短くすることにより、子無線端末の電流消費を平均的に分散することが出来、電池寿命の信頼性向上が可能となる。
今までの説明でビーコン探索指示は第2のビーコン信号を送信するタイミングで送信したが、情報として伝達が可能であれば、必ずしも第2のビーコン信号送信のタイミングにこだわるものではない。また、起動後の時間と遅延時間の関係は比例と説明したが、増減の方向として経過時間の長いものほど長時間の遅延時間を持てばよいのであり、ステップ的に変化する関係でも、直線的でなくとも問題はない。また、経過時間以外のファクターを追加することも可能である。
本発明の無線通信装置はガス自動検針システムなどに用いることができる。子無線端末201〜203にはガスメータが接続され、親無線端末101からのポーリング通信により子無線端末201〜203に接続されたガスメータのガス検針データを親無線端末101に収集することができる。そして収集されたガス検針データを親無線端末101に接続された公衆回線を用いてセンター装置に送ることができる。
以上のように本発明にかかる無線通信装置は、子無線端末が親無線端末の設置されていない状態で設置された場合にビーコン探索のための電流消費が大きくなるという課題を解決している。さらに、複数の子無線端末のうち一つが他より過大に電流を消耗することも防止することができるため、電池寿命の信頼性を向上することが出来る。これにより、親無線端末、子無線端末の設置順序の制約をなくすことが可能となるため、施工性の向上も可能となる。
101 親無線端末
201〜203 親無線端末101に属する子無線端末
204〜206 親無線端末101に属しない子無線端末
111 アンテナ
112 第1ビーコン信号送信手段
113 スロット制御手段
221 アンテナ
222 送受信手段
223 第2ビーコン信号送信手段
224 スロット生成手段
225 ビーコン信号受信手段
226 制御手段

Claims (7)

  1. 第1ビーコン信号生成手段を有し定期的に第1のビーコン信号を送信する親無線端末と、定期的に第2のビーコン信号を送信する第2ビーコン信号生成手段と、親無線端末または他の子無線端末からの第1のビーコン信号または第2のビーコン信号を受信するビーコン信号受信手段と、前記第1のビーコン信号または第2のビーコン信号の受信により送受信を行うタイミングを生成するスロット生成手段と、これらを制御する制御手段を有する複数の子無線端末とからなり、前記子無線端末は、前記親無線端末の第1のビーコン信号が受信できず前記第2のビーコン信号を受信した場合、ビーコン信号の探索を停止し、前記第1のビーコン信号および第2のビーコン信号のいずれも受信できない場合、第2のビーコン信号を送信すると共に、親無線端末の探索を行うことを特徴とする無線通信装置。
  2. 子無線端末は、第2のビーコン信号を受信中は送信スロットを作成しないことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 子無線端末は、第2のビーコン信号の送信を所定回数繰り返した後、他の子無線端末に親無線端末の探索と第2のビーコン信号の送信を行うように指示することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  4. 子無線端末は、第2のビーコン信号送信中の子無線端末からビーコン信号の探索を行うように指示された場合、ビーコン信号の探索タイミングは、制御手段によって所定の演算により選択されるタイミングにより行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  5. 請求項4記載の所定の演算により選択されるタイミングは自己の固有番号により行うことを特徴とする請求項4記載の無線通信装置。
  6. 請求項4記載の所定の演算により選択されるタイミングは起動後の経過時間により行うことを特徴とする請求項4記載の無線通信装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載の無線通信装置の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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