JP3204185B2 - I/oリード制御装置及び方法 - Google Patents

I/oリード制御装置及び方法

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JP3204185B2
JP3204185B2 JP31532597A JP31532597A JP3204185B2 JP 3204185 B2 JP3204185 B2 JP 3204185B2 JP 31532597 A JP31532597 A JP 31532597A JP 31532597 A JP31532597 A JP 31532597A JP 3204185 B2 JP3204185 B2 JP 3204185B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、I/Oリード制御
装置に係り、特にシステムバスによって接続される各コ
ンピュータシステムの各プロセッサより各々発行される
リードリクエストを制御するI/Oリード制御装置及び
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、特開平
233528号公報に記載のものがある。一般に、リー
ドサイクルとそのレスボンス(応答)サイクルの分離が
可能なスプリット方式のバスを用いたコンピュータシス
テムでは、リードサイクルとレスポンスサイクルとを対
応付ける手段として、レスポンスサイクル時に元のリー
ドサイクルを特定する信号線を、アドレス線とは別に設
けることにより、バス使用効率の向上を図っている。
【0003】特開平−233528号公報に記載の発
明では、このようなリードサイクルとそのレスボンス
(応答)サイクルの分離が可能なスプリット方式のバス
を用いたコンピュータシステムにおいて、バスに接続さ
れる各モジュールにモジュールIDを指定する手段を設
け、レスポンスサイクルにて、アドレス線とは別の信号
線により転送されるモジュールIDにより、元のリード
サイクルを特定する技術が開示されている。
【0004】この発明によると、バスが階層的に接続さ
れており、あるモジュール配下のバスに接続されている
別のモジュールに対してもモジュールIDが割り付けら
れ、システムバス上は1つのモジュールであっても、そ
のモジュール配下のバスの別のモジュールに対しても、
個別にアクセスすることが可能となる。
【0005】しかしながら、上記従来例においては、1
つのモジュールに対してモジュールIDが1つしか割り
付けられていないため、そのモジュールには同時に1つ
しかリードサイクルを起動できないという問題があっ
た。
【0006】これについては、モジュール毎にIDを割
り付けるのではなく、システムバス上で全てのリードが
ユニークとなるようなIDを付けて管理する方法を採る
ことによって、1つのモジュールにて複数のリードリク
エストを発行できるようにすることが可能ではある。し
かし、この方法によっても管理できるリードリクエスト
の数は論理回路量によって制限されてしまうという問題
が残る。
【0007】また、上記方法では、メモリへのリードリ
クエストとI/Oデバイスヘのリードリクエストととい
う応答速度の異なるリクエストをひとまとめにして管理
することになるが、これは、システムバスの使用効率の
面から言って、以下の点で問題がある。
【0008】即ち、近年のメモリデバイスはアクセス速
度の向上により、その応答性能が格段に上がってきてい
る。一方、I/Oデバイスに関してはI/Oバスの階層
化等により、メモリに比べると、格段に応答性能が悪い
のが実状である。このため、管理できる数の限られたリ
クエスト(例えばリクエストキュー)の中に、I/Oデ
バイスヘのリードリクエストが多数存在する(なかなか
処理が完了しないため)こととなり、結果として応答の
早いメモリへのリードリクエストの発行を妨げることと
なる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、上
記従来の技術によると、応答速度の速いメモリに対して
I/Oデバイスは応答速度が遅く、さらにはブリッジL
SIを経由してのI/Oバスの多層化にともない、応答
速度の遅さがさらに増すことになる。このため、I/O
デバイスに対するリードリクエストがシステムバスに長
時間滞留してしまうこととなり、メモリに対するリード
リクエストと、I/Oデバイスに対するリードリクエス
トとを、同じリードリクエストとして扱った場合、シス
テムバスに発行できるリードリクエストの数(特にメモ
リに対するリードリクエストの数)が制限されてしまう
こととなり、これにより、バス使用効率及びスループッ
トの向上が阻害されるという問題(欠点)があった。
【0010】そこで、本発明の目的は、メモリに対する
リードリクエストとI/Oデバイスに対するリードリク
エストとを別々に管理することにより、メモリリードと
I/Oリード双方の管理の容易化、及びシステムバスの
使用効率並びにスループットの向上を図ると共に、複数
のプロセッサからのI/Oデバイスヘのリードリクエス
トが競合した場合でも、I/Oのリード管理を容易に実
施し得るI/Oリード制御装置及び方法を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、メモリ制御回路とI/Oデバイス制御回
路と複数のプロセッサ制御回路がスプリット方式のシス
テムバスに接続され、前記メモリ制御回路にはメモリが
接続され、かつ前記I/Oデバイス制御回路には複数の
I/OデバイスがI/Oバスにより接続されたI/Oリ
ード制御装置において、前記プロセッサ制御回路から、
前記I/Oデバイス制御回路配下の任意のI/Oデバイ
スへのI/Oリードリクエスト、および前記メモリ制御
回路へのメモリリードリクエストを前記システムバス上
に発行するためのリードリクエスト発行手段と、前記I
/OデバイスへのI/Oリードリクエストを前記メモリ
制御回路へのメモリリードリクエストと区別するための
リードリクエスト区別手段と、前記メモリリードリクエ
ストを管理するメモリリード管理テーブルと、自プロセ
ッサ制御回路が発行したI/Oリードリクエストと他プ
ロセッサ制御回路が発行したI/Oリードリクエストを
区別して管理するI/Oリード管理テーブルと、前記I
/Oデバイス制御回路からのリードレスポンスを前記メ
モリ制御回路からのリードレスポンスと区別するための
リードレスポンス区別手段と、前記メモリリードリクエ
ストの発行数およびI/Oリードリクエストの発行数
を、前記メモリリード管理テーブルおよびI/Oリード
管理テーブルに基づいて制限するリードリクエスト発行
制限手段とを備え、前記メモリリード管理テーブルは、
発行されたメモリリードリクエストを記憶し、前記メモ
リ制御回路からリードレスポンスの応答があると、前記
応答のあったリードレスポンスに対応したメモリリード
リクエストを削除し、前記I/Oリード管理テーブル
は、発行されたI/Oリードリクエストを記憶し、前記
I/Oデバイス制御回路からリードレスポンスの応答が
あると前記応答のあったリードレスポンスに対応したI
/Oリードリクエストを削除し、前記リードリクエスト
発行制限手段は、発行されたメモリリードリクエスト
が、前記メモリリード管理テーブルの管理テーブルにて
管理可能な個数の上限値まで発行されると、前記リード
リクエスト発行手段を制御して、メモリリードリクエス
トコマンドの発行を制限し、発行されたI/Oリードリ
クエストが、前記I/Oリード管理テーブルの管理テー
ブルにて管理可能な個数の上限 値まで発行されると、前
記リードリクエスト発行手段を制御して、I/Oリード
リクエストコマンドの発行を制限することを特徴とす
る。
【0012】また、本発明は、メモリ制御回路とI/O
デバイス制御回路と複数のプロセッサ制御回路がスプリ
ット方式のシステムバスに接続され、前記メモリ制御回
路にはメモリが接続され、かつ前記I/Oデバイス制御
回路には複数のI/OデバイスがI/Oバスにより接続
されたI/Oリード制御装置におけるI/Oリード制御
方法において、前記プロセッサ制御回路から、前記I/
Oデバイス制御回路配下の任意のI/OデバイスへのI
/Oリードリクエスト、および前記メモリ制御回路への
メモリリードリクエストを前記システムバス上に発行す
るステップと、前記I/OデバイスへのI/Oリードリ
クエストを前記メモリ制御回路へのメモリリードリクエ
ストと区別するステップと、前記メモリリードリクエス
トをメモリリード管理テーブルで管理するステップと、
自プロセッサ制御回路が発行したI/Oリードリクエス
トと他プロセッサ制御回路が発行したI/Oリードリク
エストを区別してI/Oリード管理テーブルで管理する
ステップと、前記I/Oデバイス制御回路からのリード
レスポンスを前記メモリ制御回路からのリードレスポン
スと区別するステップと、前記メモリリードリクエスト
の発行数およびI/Oリードリクエストの発行数を、前
記メモリリード管理テーブルおよびI/Oリード管理テ
ーブルに基づいて制限するステップとを含み、前記メモ
リリード管理テーブルは、発行されたメモリリードリク
エストを記憶し、前記メモリ制御回路からリードレスポ
ンスの応答があると、前記応答のあったリードレスポン
スに対応したメモリリードリクエストを削除し、前記I
/Oリード管理テーブルは、発行されたI/Oリードリ
クエストを記憶し、前記I/Oデバイス制御回路からリ
ードレスポンスの応答があると前記応答のあったリード
レスポンスに対応したI/Oリードリクエストを削除
し、前記リードリクエスト発行制限手段は、発行された
メモリリードリクエストが、前記メモリリード管理テー
ブルの管理テーブルにて管理可能な個数の上限値まで発
行されると、前記リードリクエスト発行手段を制御し
て、メモリリードリクエストコマンドの発行を制限し、
発行されたI/Oリードリクエストが、前記I/Oリー
ド管理テーブルの管理テーブルにて管理可能な個数の上
限値まで発行されると、前記リードリクエスト発行手段
を制御して、I/Oリードリクエストコマンドの発行を
制限することを特徴とする。
【0013】上記記載の発明によれば、メモリリードと
I/Oリードとを別々に管理するための機構を持たせた
ことにより、バス使用効率及びスループットの向上をは
かることができ、さらに複数のプロセッサが同一のI/
O制御回路あるいはI/Oデバイスへ同時にリードを発
行した場合でも、リードに対するレスポンスの順序性を
保証することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は本発明のI/Oリード制御装置の第
1の実施の形態を示すブロック図である。
【0016】図1において、プロセッサ制御回路10は
プロセッサ11とシステムバス1のブリッジ回路であ
り、システムバス1には複数のプロセッサ制御回路10
とプロセッサ11の組とI/O制御回路20、メモリ制
御回路40が接続される。さらにI/O制御回路20に
はI/Oバス2が接続され、このI/Oバス2には複数
のI/Oデバイス21〜23が接続される。
【0017】図2はプロセッサ制御回路10の一構成例
を示したブロック図である。
【0018】図2におけるプロセッサ制御回路10は、
プロセッサからのリクエストをデコードするデコーダ1
00と、システムバス1を構成するADR/CMDバス
4に対して発行されるリクエストコマンドを生成するコ
マンド生成回路110と、発行前のリクエストを保持し
ておくリクエストバッファ140と、発行したメモリリ
ードリクエストを管理するメモリリード管理テーブル1
20と、発行したI/Oリードリクエストを管理するI
/Oリード管理テーブル130と、システムバス1のI
Dバス5及びCODEバス6にて転送されるレスポンス
情報を処理するリードレスポンス制御回路150とによ
り構成される。
【0019】図3はメモリリード管理テーブル120に
おける内部構成の一例を示したブロック図である。
【0020】図3におけるメモリリード管理テーブル1
20は、メモリリードリクエストに番号を付与して管理
するためのIDフィールド122と、リクエストのアド
レスを保持するアドレス部123と、有効ビット124
と、論理積(AND)回路125により構成される。ま
た、論理積回路125よりメモリリード管理テーブルf
ull信号121が出力される。
【0021】図4はI/0リード管理テーブル130の
内部構成の一例を示したブロック図である。
【0022】図4におけるI/0リード管理テーブル1
30は、各々のプロセッサ制御回路10がリクエストを
発行したことを示す自発行ビット132と、有効ビット
133と、論理積回路134により構成される。また、
論理積回路134よりI/Oリード管理テーブルful
l信号131が出力される。
【0023】図5はリクエストバッファ140における
内部構成の一例を示したブロック図である。
【0024】図5におけるリクエストバッファ140
は、コマンド格納部141と、アドレス格納部142
と、有効ビット143と、論理積回路144,145,
並びに147と、論理和(OR)回路146により構成
される。
【0025】図6はリードレスポンス制御回路150の
内部構成の一例を示したブロック図である。
【0026】図6におけるリードレスポンス制御回路1
50は、複数の論理積回路153〜154と、デコーダ
155,156から構成される。また、メモリリード管
理テーブルクリア信号151とI/Oリード管理テーブ
ルクリア信号152とが出力されるようになっている。
尚、論理積回路は153と154の2つしか図示してい
ないが、実際にはメモリリード管理テーブル120で管
理されるIDの個数分だけ存在する。
【0027】次に、以上の如くに構成された本発明の実
施の形態におけるI/Oリード制御装置の動作について
説明を行う。
【0028】図1において、プロセッサ11からのリー
ドリクエストはプロセッサ制御回路10を介してシステ
ムバス1に発行される。このリードリクエストのターゲ
ットがメモリであれば、メモリ制御回路40がシステム
バス1よりリードリクエストを受け取り、システムバス
1に応答を返す。
【0029】一方、リードリクエストのターゲットがI
/Oデバイスであれば、I/O制御回路20がシステム
バス1よりリードリクエストを受け取り、I/O制御回
路20はさらに下位のI/Oバス2へとリードリクエス
トを発行して、I/Oデバイス21〜23のいずれかが
I/Oバス2に応答を返し、この応答を受け取ったI/
O制御回路20が、システムバス1へ応答を返す。
【0030】プロセッサ11からのリードリクエスト
は、図2におけるプロセッサ制御回路10のデコーダ1
00にてデコードされると共に、ターゲットがメモリで
あるか或いはI/Oであるかが識別され、この識別され
たターゲットに対応するリードリクエストのコマンドが
コマンド生成回路110にて生成されて、リクエストバ
ッファ140に供給される。
【0031】リクエストバッファ140に供給されたリ
ードリクエストのコマンドは、図5に示す如くに、その
コマンド部はコマンド格納部141に、アドレス部はア
ドレス格納部142にそれぞれ格納され、有効ビット1
43がセットされる。
【0032】図2におけるプロセッサ制御回路10のリ
クエストバッファ140より出力されたリードリクエス
トは、ADR/CMDバス4に発行され、それがメモリ
ヘのリードリクエストであればメモリリード管理テーブ
ル120にて管理され、I/Oリードリクエストであれ
ばI/Oリード管理テーブル130にてそれぞれ管理さ
れる。
【0033】メモリリード管理テーブル120に供給さ
れたメモリリードリクエストは、図3に示す如くに、発
行された順番に、空いている(有効ビット124がセッ
トされていない)IDフィールドの中で、最も若いID
番号を有するIDフィールド122が割り当てられ、そ
こに格納される。この際、アドレスがアドレス部123
に格納され、有効ビット124がセットされる。尚、メ
モリリードリクエストがメモリリード管理テーブル12
0にて管理できるIDの個数の上限値まで発行される
と、論理積回路125にて検出され、メモリリード管理
テーブルfull信号121が有効となる(出力され
る)。
【0034】I/Oリード管理テーブル130に供給さ
れたI/Oリードリクエストは、図4に示す如くに、発
行された順番に順次に格納され、有効ビット133がセ
ットされる。この際、I/Oリードリクエストが自己の
プロセッサ制御回路により発行されものであれば、自発
行ビット132をセットする(他のプロセッサ制御回路
により発行されたものであれば自発行ビット132はセ
ットしない)。また、I/OリードリクエストがI/O
リード管理テーブル130で管理できる個数の上限値ま
で発行されると、論理積回路134にて検出され、I/
Oリード管理テーブルfull信号131が有効になる
(出力される)。
【0035】メモリリード管理テーブルfull信号1
21が有効となった際に、図5におけるリクエストバッ
ファ140のコマンド格納部141に保持されているコ
マンドがメモリリードリクエストを示している場合に
は、論理積回路145の出力が有効となり、I/O管理
テーブルfull信号131が有効となった際には、コ
マンド格納部141に保持されているコマンドがI/O
リードリクエストを示している場合には、論理積回路1
44の出力が有効となる。論理額回路144あるいは1
45の出力のどちらかが有効になると、論理和回路14
6で検出され、論理積回路147により、リードリクエ
ストの発行が抑止される。
【0036】リードリクエストに対するレスポンスに先
だって、図2におけるIDバス5及びCODEバス6に
よって転送されてくるIDとCODEは、リードレスポ
ンス制御回路150で処理され、メモリリード管理テー
ブルクリア信号151によってメモリリード管理テーブ
ル120へ、或いはI/Oリード管理テーブルクリア信
号152によってI/Oリード管理テーブル130へ各
々通知される。
【0037】CODEバス6によって転送されてくるC
ODEは、リードリクエストに対するレスポンスが、メ
モリリードのものであるのか或いはI/Oリードのもの
であるのかを示していて、図6におけるデコーダ156
によって判断される。レスポンスがI/Oリードに対す
るものであればI/Oリード管理テーブルクリア信号1
52が有効となる。レスポンスがメモリリードに対する
ものであればIDバス5がメモリリードリクエストに付
与されたIDを示し、そのIDがデコーダ155によっ
てデコードされて、論理積回路153〜154により、
対応するメモリリード管理テーブルクリア信号151が
有効となる。
【0038】メモリリード管理テーブルクリア信号15
1が有効になると、図3におけるメモリリード管理テー
ブル120の、対応するIDの有効ビット124がクリ
アされる。I/Oリード管理テーブルクリア信号152
が有効になると、図4におけるI/Oリード管理テーブ
ル130の最も先(早く)に発行された有効ビット13
3をクリアし、自発行ビット132が有効であれば、そ
のリードレスポンスが自己のプロセッサ制御回路に対す
るものであると判断され、リードレスポンスのデータが
プロセッサ11に転送される。自発行ビット132が有
効でない場合には、有効ビット133をクリアするのみ
でデータの転送は行われない。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0040】図7は本発明の第2の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【0041】図7において、プロセッサ制御回路10は
プロセッサ11とシステムバス1のブリッジ回路であ
り、システムバス1にはそれぞれプロセッサ11と接続
された複数のプロセッサ制御回路10と、I/O制御回
路20及び30と、メモリ制御回路40とが接続され
る。I/O制御回路20にはI/Oバス2が接続され、
このI/Oバス2には複数のI/Oデバイス21〜23
が接続される。I/Oバス制御回路30にはI/Oバス
3が接続され、このI/Oバス3には複数のI/Oデバ
イス31〜33が接続されている。
【0042】図8はプロセッサ制御回路10の一構成例
を示したブロック図である。
【0043】図8におけるプロセッサ制御回路10は、
プロセッサ11からのリクエスト(メモリリードリクエ
ストまたはI/Oリードリクエスト)をデコードするデ
コーダ100と、システムバス1を構成するADR/C
MDバス4へ発行するリクエストコマンドを生成するコ
マンド生成回路110と、発行前のリクエストを保持し
ておくリクエストバッファ170と、発行したリードリ
クエストを管理するメモリリード管理テーブル120
と、I/Oリード管理テーブル160と、システムバス
1のIDバス5及びCODEバス6にて転送されるレス
ポンス情報を制御するリードレスポンス制御回路180
により構成される。尚、I/OリードリクエストはI/
Oデバイス制御回路毎に用意されているのは勿論であ
る。
【0044】図9はI/Oリード管理テーブル160の
内部構成の一例を示したブロック図である。
【0045】図9におけるI/Oリード管理テーブル1
60は、自己のプロセッサ制御回路10がリクエストを
発行したことを示す自発行ビット162と、有効ビット
163と、論理積回路164からなる組と、自発行ビッ
ト165と、有効ビット166と、論理積回路167か
らなる組とから構成される。論理積回路164または1
67からはI/Oリード管理テーブルfull信号16
1が出力される。
【0046】図10はリクエストバッファ170の内部
構成の一例を示したブロック図である。
【0047】図10におけるリクエストバッファ170
は、コマンド格納部171と、アドレス格納部172
と、有効ビット173と、論理積回路174,175,
176,178と、論理和回路177により構成され
る。
【0048】図11はリードレスポンス制御回路180
の内部構成の一例を示したブロック図である。
【0049】図11におけるリードレスポンス制御回路
180は、論理積回路183〜184,185〜186
と、デコーダ187,188とにより構成される。論理
積回路183〜184からは、メモリリード管理テーブ
ルクリア信号182が出力され、論理積回路185〜1
86からは、I/Oリード管理テーブルクリア信号18
1が出力される。尚、論理積回路は183と184及び
185と186の4つのみ図示しているが、実際には論
理積回路183〜184はメモリリード管理テーブル1
20で管理されるIDの個数分存在し、論理積回路18
5〜186はI/Oリード管理テーブル160で管理さ
れる個数分存在する。
【0050】次に、以上の如くに構成された本発明の実
施の形態におけるI/Oリード制御装置の動作について
説明を行う。
【0051】図7において、プロセッサ11からのリー
ドリクエストはプロセッサ制御回路10からリードリク
エストとしてシステムバス1に発行される。このリード
リクエストのターゲットがメモリであればメモリ制御回
路40がシステムバス1に対して応答を返す。一方、リ
ードリクエストのターゲットがI/Oデバイスであれ
ば、I/O制御回路20あるいはI/Oデバイス制御回
路30が、さらに下のI/Oバス2或いはI/Oバス3
にリードリクエストを発行し、I/Oデバイス21〜2
3或いはI/Oデバイス31〜33のいずれかが応答
し、I/O制御回路20或いはI/O制御回路30を介
してシステムバス1に対して応答を返す。
【0052】プロセッサ11からのリードリクエスト
は、図8におけるデコーダ100でデコードされ、ター
ゲットがメモリであるかI/Oデバイスであるか、さら
にはどちらのI/Oデバイス制御回路の配下のI/Oデ
バイスであるかが判定され、判定結果に基づくターゲッ
トに応じたリードリクエストのコマンドをコマンド生成
回路110で生成した後、リクエストバッファ170に
供給する。
【0053】リクエストバッファ170に供給されたコ
マンドは、図10におけるコマンド格納部171に、リ
クエストのアドレスはアドレス格納部172にそれぞれ
格納されて、有効ビット173がセットされる。
【0054】リードリクエストは、図8におけるADR
/CMDバス4に発行され、それがメモリヘのリードリ
クエストであればメモリリード管理テーブル120に
て、I/OリードリクエストであればI/Oリード管理
テーブル160にてそれぞれ管理される。
【0055】I/OリードリクエストはI/Oデバイス
制御回路毎に用意されるため、図9におけるI/Oリー
ド管理テーブル160の、各々対応するI/Oデバイス
制御回路側のテーブルに、発行された順番に格納され、
有効ビット163或いは166がセットされる。この
際、I/Oリードリクエストが、自己のプロセッサ制御
回路が発行したものであれば自発行ビット162或いは
165をセットし、他プロセッサの制御回路が発行した
ものであれば自発行ビット162あるいは165のセッ
トは行わない。尚、I/OリードリクエストがI/Oリ
ード管理テーブル160で管理できる個数の上限値まで
発行されると、論理積回路164或いは167に検出
され、対応するI/Oデバイス制御回路側のI/Oリー
ド管理テーブルfull信号161が有効になる(出力
される)。
【0056】メモリリード管理テーブルfull信号1
21が有効となった際、図10におけるリクエストバッ
ファのコマンド格納部171に保持されているコマンド
が、メモリリードリクエストを示している場合には、論
理積回路176の出力が有効になる。一方、I/O管理
テーブルfull信号161が有効となった際、コマン
ド格納部171に保持されているコマンドがI/Oリー
ドリクエストを示している場合には、そのコマンドが示
しているI/Oデバイス制御回路側の論理積回路174
或いは175の出力が有効になる。論理積回路174〜
176の出力のいずれかが有効になると、論理和回路1
77で検出され、論理積回路178によりリードリクエ
ストの発行が抑止される。
【0057】リードリクエストに対するレスポンスに先
だって、図8におけるIDバス5及びCODEバス6に
よって転送されてくるIDとCODEは、リードレスポ
ンス制御回路180にて処理され、メモリリード管理テ
ーブルクリア信号181によって、メモリリード管理テ
ーブル120に通知され、I/Oリード管理テーブルク
リア信号182によって、I/Oリード管理テーブル1
60にそれぞれ通知される。
【0058】CODEバス6はリードに対するレスポン
スがメモリリードのものか、或いはI/Oリードのもの
かを示していて、図11におけるリードレスポンス制御
回路180のデコーダ188によって判断される。一
方、IDバス5はメモリリードに対するレスポンスであ
ればメモリリードリクエストに付与されたIDを、I/
Oリードに対するレスポンスであればどのI/Oデバイ
ス制御回路からの応答であるかを示している。そして、
メモリリードに対するレスポンスではそのIDがデコー
ダ187によってデコードされて、論理積回路185〜
186により、対応するメモリリード管理テーブルクリ
ア信号181が有効となり、I/Oリードに対するレス
ポンスではそのI/Oデバイス制御回路番号がデコーダ
187によってデコードされて、論理積回路183〜1
84により、対応するI/Oリード管理テーブルクリア
信号182が有効となる。
【0059】I/Oリード管理テーブルクリア信号18
2が有効になると、そのI/Oデバイス制御回路に対応
した最も先(早く)に発行された、図9における有効ビ
ット163或いは166をクリアし、自発行ビット16
2あるいは165が有効であれば、そのレスポンスが自
己のプロセッサ制御回路に対するものであると判断さ
れ、ードレスポンスのデータがプロセッサ11に転送
される。自発行ビット162あるいは166が有効でな
い場合には、有効ビット163あるいは166をクリア
するのみでデータの転送は行われない。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、上記本発明によれ
ば、メモリリードとI/Oリードを別々に管理するため
の機構を持つことにより、バス使用効率及びスループッ
トの向上をはかることができ、さらに複数のプロセッサ
が同一のI/O制御回路あるいはI/Oデバイスへ同時
にリードを発行した場合でも、リードに対するレスポン
スの順序性を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のI/Oリード制御装置における第1の
実施の形態を示したブロック図である。
【図2】プロセッサ制御回路10一構成例を示したブロ
ック図である。
【図3】メモリリード管理テーブル120の内部構成例
を示したブロック図である。
【図4】I/0リード管理テーブル130の内部構成例
を示したブロック図である。
【図5】リクエストバッファ140の内部構成例を示し
たブロック図である。
【図6】リードレスポンス制御回路150の内部構成例
を示したブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図8】プロセッサ制御回路10の一構成例を示したブ
ロック図である。
【図9】I/Oリード管理テーブル160の内部構成例
を示したブロック図である。
【図10】リクエストバッファ170の内部構成例を示
したブロック図である。
【図11】リードレスポンス制御回路180の内部構成
例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 システムバス 2,3 I/Oバス 4 ADR/CMDバス 5 IDバス 6 CODEバス 10 プロセッサ制御回路 11 プロセッサ 20 I/O制御回路 21〜23 I/Oデバイス 30 I/O制御回路 31〜33 I/Oデバイス 40 メモリ制御回路 41 メモリ 100 デコーダ 110 コマンド生成回路 120 メモリリード管理テーブル 121 メモリリード管理テーブルfull信号 122 IDフィールド 123 アドレス部 124 有効ビット 125 論理積回路 130 I/Oリード管理テーブル 131 I/Oリード管理テーブルfull信号 132 自発行ビット 133 有効ビット 134 論理積回路 140 リクエストバッファ 141 コマンド格納部 142 アドレス格納部 143 有効ビット 144,145 論理積回路 146 論理和回路 147 論理積回路 150 リードレスポンス制御回路 151 メモリリード管理テーブルクリア信号 152 I/Oリード管理テーブルクリア信号 153,154 論理積回路 155,156 デコーダ 160 I/Oリード管理テーブル 161 I/Oリード管理テーブルfull信号 162 自発行ビット 163 有効ビット 164 論理積回路 165 自発行ビット 166 有効ビット 167 論理積回路 170 リクエストバッファ 171 コマンド格納部 172 アドレス格納部 173 有効ビット 174〜176 論理積回路 177 論理和回路 178 論理積回路 180 リードレスポンス制御回路 181 メモリリード管理テーブルクリア信号 182 I/Oリード管理テーブルクリア信号 183〜186 論理積回路 187,188 デコーダ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリ制御回路とI/Oデバイス制御回路
    と複数のプロセッサ制御回路がスプリット方式のシステ
    ムバスに接続され、前記メモリ制御回路にはメモリが接
    続され、かつ前記I/Oデバイス制御回路には複数のI
    /OデバイスがI/Oバスにより接続されたI/Oリー
    ド制御装置において、 前記プロセッサ制御回路から、前記I/Oデバイス制御
    回路配下の任意のI/OデバイスへのI/Oリードリク
    エスト、および前記メモリ制御回路へのメモリリードリ
    クエストを前記システムバス上に発行するためのリード
    リクエスト発行手段と、 前記I/OデバイスへのI/Oリードリクエストを前記
    メモリ制御回路へのメモリリードリクエストと区別する
    ためのリードリクエスト区別手段と、 前記メモリリードリクエストを管理するメモリリード管
    理テーブルと、 自プロセッサ制御回路が発行したI/Oリードリクエス
    トと他プロセッサ制御回路が発行したI/Oリードリク
    エストを区別して管理するI/Oリード管理テーブル
    と、 前記I/Oデバイス制御回路からのリードレスポンスを
    前記メモリ制御回路からのリードレスポンスと区別する
    ためのリードレスポンス区別手段と、 前記メモリリードリクエストの発行数およびI/Oリー
    ドリクエストの発行数を、前記メモリリード管理テーブ
    ルおよびI/Oリード管理テーブルに基づいて制限する
    リードリクエスト発行制限手段とを備え、 前記メモリリード管理テーブルは、発行されたメモリリ
    ードリクエストを記憶し、前記メモリ制御回路からリー
    ドレスポンスの応答があると、前記応答のあったリード
    レスポンスに対応したメモリリードリクエストを削除
    し、 前記I/Oリード管理テーブルは、発行されたI/Oリ
    ードリクエストを記憶し、前記I/Oデバイス制御回路
    からリードレスポンスの応答があると前記応答のあった
    リードレスポンスに対応したI/Oリードリクエストを
    削除し、 前記リードリクエスト発行制限手段は、発行されたメモ
    リリードリクエストが、前記メモリリード管理テーブル
    の管理テーブルにて管理可能な個数の上限値まで発行さ
    れると、前記リードリクエスト発行手段を制御して、メ
    モリリードリクエストコマンドの発行を制限し、発行さ
    れたI/Oリードリクエストが、前記I/Oリード管理
    テーブルの管理テーブルにて管理可能な個数の上限値ま
    で発行されると、前記リードリクエスト発行手段を制御
    して、I/Oリードリクエストコマンドの発行を制限す
    ることを特徴とするI/Oリード制御装置。
  2. 【請求項2】前記メモリリード管理テーブルおよびI/
    Oリード管理テーブルにて管理可能な個数の上限値は、
    管理テーブルの有効ビットエリアの数により決定される
    ことを特徴とする請求項1に記載のI/Oリード制御装
    置。
  3. 【請求項3】メモリ制御回路と複数のI/Oデバイス制
    御回路と複数のプロセッサ制御回路がスプリット方式の
    システムバスに接続され、前記メモリ制御回路にはメモ
    リが接続され、かつ前記複数のI/Oデバイス制御回路
    には各々複数のI/OデバイスがI/Oバスにより接続
    されたI/Oリード制御装置において、 前記プロセッサ制御回路から、前記各I/Oデバイス制
    御回路配下の任意のI/OデバイスへのI/Oリードリ
    クエスト、および前記メモリ制御回路へのメモリリード
    リクエストを前記システムバス上に発行するためのリー
    ドリクエスト発行手段と、 前記I/OデバイスへのI/Oリードリクエストを前記
    メモリ制御回路へのメモリリードリクエストと区別する
    ためのリードリクエスト区別手段と、 前記メモリリードリクエストを管理するメモリリード管
    理テーブルと、 自プロセッサ制御回路が発行したI/Oリードリクエス
    トと他プロセッサ制御回路が発行したI/Oリードリク
    エストを区別して管理するI/Oリード管理テーブル
    と、 前記複数のI/Oデバイス制御回路からのリードレスポ
    ンスを前記メモリ制御回路からのリードレスポンスと区
    別するためのリードレスポンス区別手段と、 前記複数のI/Oデバイス制御回路からのリードレスポ
    ンスが、どのI/Oデバイス制御回路からのものかを識
    別するためのI/Oデバイス識別手段と、 前記メモリリードリクエストの発行数を前記メモリリー
    ド管理テーブルに基づいて制限し、および前記I/Oリ
    ードリクエストの発行数を前記I/Oリード管理テーブ
    ルに基づいて前記複数のI/Oデバイス制御回路毎に制
    限するリードリクエスト発行制限手段とを備え、 前記メモリリード管理テーブルは、発行されたメモリリ
    ードリクエストを記憶し、前記メモリ制御回路からリー
    ドレスポンスの応答があると、前記応答のあったリード
    レスポンスに対応したメモリリードリクエストを削除
    し、 前記I/Oリード管理テーブルは、発行されたI/Oリ
    ードリクエストを前記I/Oデバイス制御回路各々に対
    して設けられた各管理テーブルに記憶し、前記I/Oデ
    バイス制御回路からリードレスポンスの応答があると、
    前記応答のあったリードレスポンスに対応したI/Oリ
    ードリクエストを対応する管理テーブルから削除し、 前記リードリクエスト発行制限手段は、発行されたメモ
    リリードリクエストが、前記メモリリード管理テーブル
    の管理テーブルにて管理可能な個数の上限値まで発行さ
    れると、前記リードリクエスト発行手段を制御して、メ
    モリリードリクエストコマンドの発行を制限し、発行さ
    れたI/Oリードリクエストが、対応する管理テーブル
    にて管理可能な個数の上限値まで発行されると、前記リ
    ードリクエスト発行手段を制御して、I/Oリードリク
    エストコマンドの発行を制限することを特徴とするI/
    Oリード制御装置。
  4. 【請求項4】前記メモリリード管理テーブルおよび前記
    I/Oリード管理テーブルに設けられた管理テーブルに
    て管理可能な個数の上限値は、前記メモリリード管理テ
    ーブルおよび前記I/Oリード管理テーブルに設けられ
    た管理テーブルの有効ビットエリアの数により決定され
    ることを特徴とする請求項3に記載のI/Oリード制御
    装置。
  5. 【請求項5】メモリ制御回路とI/Oデバイス制御回路
    と複数のプロセッサ制御回路がスプリット方式のシステ
    ムバスに接続され、前記メモリ制御回路にはメモリが接
    続され、かつ前記I/Oデバイス制御回路には複数のI
    /OデバイスがI/Oバスにより接続されたI/Oリー
    ド制御装置におけるI/Oリード制御方法において、前
    記プロセッサ制御回路から、前記I/Oデバイス制御回
    路配下の任意のI/OデバイスへのI/Oリードリクエ
    スト、および前記メモリ制御回路へのメモリリードリク
    エストを前記システムバス上に発行するステップと、 前記I/OデバイスへのI/Oリードリクエストを前記
    メモリ制御回路へのメモリリードリクエストと区別する
    ステップと、 前記メモリリードリクエストをメモリリード管理テーブ
    ルで管理するステップと、 自プロセッサ制御回路が発行したI/Oリードリクエス
    トと他プロセッサ制御回路が発行したI/Oリードリク
    エストを区別してI/Oリード管理テーブルで管理する
    ステップと、 前記I/Oデバイス制御回路からのリードレスポンスを
    前記メモリ制御回路からのリードレスポンスと区別する
    ステップと、 前記メモリリードリクエストの発行数およびI/Oリー
    ドリクエストの発行数を、前記メモリリード管理テーブ
    ルおよびI/Oリード管理テーブルに基づいて制限する
    ステップとを含み、 前記メモリリード管理テーブルは、発行されたメモリリ
    ードリクエストを記憶し、前記メモリ制御回路からリー
    ドレスポンスの応答があると、前記応答のあったリード
    レスポンスに対応したメモリリードリクエストを削除
    し、 前記I/Oリード管理テーブルは、発行されたI/Oリ
    ードリクエストを記憶し、前記I/Oデバイス制御回路
    からリードレスポンスの応答があると前記応答のあった
    リードレスポンスに対応したI/Oリードリクエストを
    削除し、 前記リードリクエスト発行制限手段は、発行されたメモ
    リリードリクエストが、前記メモリリード管理テーブル
    の管理テーブルにて管理可能な個数の上限値まで発行さ
    れると、前記リードリクエスト発行手段を制御して、メ
    モリリードリクエストコマンドの発行を制限し、発行さ
    れたI/Oリードリクエストが、前記I/Oリード管理
    テーブルの管理テーブルにて管理可能な個数の上限値ま
    で発行されると、前記リードリクエスト発行手段を制御
    して、I/Oリードリクエストコマンドの発行を制限す
    ることを特徴とするI/Oリード制御方法。
  6. 【請求項6】メモリ制御回路と複数のI/Oデバイス制
    御回路と複数のプロセッサ制御回路がスプリット方式の
    システムバスに接続され、前記メモリ制御回路にはメモ
    リが接続され、かつ前記複数のI/Oデバイス制御回路
    には各々複数のI/OデバイスがI/Oバスにより接続
    されたI/Oリード制御装置におけるI/Oリード制御
    方法おいて、 前記プロセッサ制御回路から、前記各I/Oデバイス制
    御回路配下の任意のI/OデバイスへのI/Oリードリ
    クエスト、および前記メモリ制御回路へのメモリリード
    リクエストを前記システムバス上に発行するステップ
    と、 前記I/OデバイスへのI/Oリードリクエストを前記
    メモリ制御回路へのメモリリードリクエストと区別する
    ステップと、 前記メモリリードリクエストをメモリリード管理テーブ
    ルで管理するステップと、 自プロセッサ制御回路が発行したI/Oリードリクエス
    トと他プロセッサ制御回路が発行したI/Oリードリク
    エストを区別してI/Oリード管理テーブルで管理する
    ステップと、 前記複数のI/Oデバイス制御回路からのリードレスポ
    ンスを前記メモリ制御回路からのリードレスポンスと区
    別するステップと、 前記複数のI/Oデバイス制御回路からのリードレスポ
    ンスが、どのI/Oデバイス制御回路からのものかを識
    別するステップと、 前記メモリリードリクエストの発行数を前記メモリリー
    ド管理テーブルに基づいて制限し、および前記I/Oリ
    ードリクエストの発行数を前記I/Oリード管理テーブ
    ルに基づいて前記複数のI/Oデバイス制御回路毎に制
    限するステップとを含み、 前記メモリリード管理テーブルは、発行されたメモリリ
    ードリクエストを記憶し、前記メモリ制御回路からリー
    ドレスポンスの応答があると、前記応答のあったリード
    レスポンスに対応したメモリリードリクエストを削除
    し、 前記I/Oリード管理テーブルは、発行されたI/Oリ
    ードリクエストを前記I/Oデバイス制御回路各々に対
    して設けられた各管理テーブルに記憶し、前記I/Oデ
    バイス制御回路からリードレスポンスの応答があると、
    前記応答のあったリードレスポンスに対応したI/Oリ
    ードリクエストを対応する管理テーブルから削除し、 前記リードリクエスト発行制限手段は、発行されたメモ
    リリードリクエストが、前記メモリリード管理テーブル
    の管理テーブルにて管理可能な個数の上限値まで発行さ
    れると、前記リードリクエスト発行手段を制御して、メ
    モリリードリクエストコマンドの発行を制限し、発行さ
    れたI/Oリードリクエストが、対応する管理テーブル
    にて管理可能な個数の上限値まで発行されると、前記リ
    ードリクエスト発行手段を制御して、I/Oリードリク
    エストコマンドの発行を制限することを特徴とするI/
    Oリード制御方法。
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