JP3186661B2 - リクエスト管理回路 - Google Patents
リクエスト管理回路Info
- Publication number
- JP3186661B2 JP3186661B2 JP25073897A JP25073897A JP3186661B2 JP 3186661 B2 JP3186661 B2 JP 3186661B2 JP 25073897 A JP25073897 A JP 25073897A JP 25073897 A JP25073897 A JP 25073897A JP 3186661 B2 JP3186661 B2 JP 3186661B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- request
- read
- input
- output
- management table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Bus Control (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リクエスト管理回
路に関し、特にプロセッサから発行されたリードリクエ
ストを管理するリクエスト管理回路に関する。
路に関し、特にプロセッサから発行されたリードリクエ
ストを管理するリクエスト管理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術では、ある入出力デ
バイスに対するリクエスト(以下、バス上に発行される
リクエストを特に「トランザクション」とよぶことがあ
る)の実行中に他の入出力デバイスにアクセスするスプ
リット方式のトランザクションが使用されている。例え
ば、特開平8−95905号ではスプリット方式のトラ
ンザクションを実行可能とするバスインタフェース回路
を設け、複数の入出力デバイスに対するトランザクショ
ンを同時に実行可能としている。また、特開平6−14
9730号ではスプリット方式のバスに対応したバス変
換装置と、リードトランザクションとその応答とを対応
付ける手段とを設け、トランザクションの競合によるバ
ス使用効率の低下を抑えている。
バイスに対するリクエスト(以下、バス上に発行される
リクエストを特に「トランザクション」とよぶことがあ
る)の実行中に他の入出力デバイスにアクセスするスプ
リット方式のトランザクションが使用されている。例え
ば、特開平8−95905号ではスプリット方式のトラ
ンザクションを実行可能とするバスインタフェース回路
を設け、複数の入出力デバイスに対するトランザクショ
ンを同時に実行可能としている。また、特開平6−14
9730号ではスプリット方式のバスに対応したバス変
換装置と、リードトランザクションとその応答とを対応
付ける手段とを設け、トランザクションの競合によるバ
ス使用効率の低下を抑えている。
【0003】一方、リードトランザクションとその応答
は、リードトランザクションに番号を付け、応答となる
データを転送する際に、その番号を示すことによって対
応付けられるが、管理できるリードトランザクションの
数は論理回路量によって制限される。つまり、スプリッ
トバスによってリードトランザクションとその応答とが
分離され、先行するリード応答を待たずに新たなリード
トランザクションを発行できるとはいっても、その発行
数には論理回路量からくる制限があり、リードトランザ
クションを上限値まで発行してしまえばそれ以上のリー
ドトランザクションは発行できないことになる。ここ
で、近年のメモリデバイスはアクセス速度の向上によ
り、その応答性能は上がってきているが、入出力デバイ
スに関しては入出力バスの階層化等により、メモリに比
べて格段に応答性能は悪い。メモリへのリードトランザ
クションも入出力デバイスへのリードトランザクション
もひとまとめにしてリードトランザクションとして扱っ
た場合、応答速度の遅い入出力デバイスへのリードトラ
ンザクションはシステムバス上に長く滞留することにな
り、他のリードトランザクションとりわけメモリへのリ
ードトランザクションの発行を妨げる要因となる。
は、リードトランザクションに番号を付け、応答となる
データを転送する際に、その番号を示すことによって対
応付けられるが、管理できるリードトランザクションの
数は論理回路量によって制限される。つまり、スプリッ
トバスによってリードトランザクションとその応答とが
分離され、先行するリード応答を待たずに新たなリード
トランザクションを発行できるとはいっても、その発行
数には論理回路量からくる制限があり、リードトランザ
クションを上限値まで発行してしまえばそれ以上のリー
ドトランザクションは発行できないことになる。ここ
で、近年のメモリデバイスはアクセス速度の向上によ
り、その応答性能は上がってきているが、入出力デバイ
スに関しては入出力バスの階層化等により、メモリに比
べて格段に応答性能は悪い。メモリへのリードトランザ
クションも入出力デバイスへのリードトランザクション
もひとまとめにしてリードトランザクションとして扱っ
た場合、応答速度の遅い入出力デバイスへのリードトラ
ンザクションはシステムバス上に長く滞留することにな
り、他のリードトランザクションとりわけメモリへのリ
ードトランザクションの発行を妨げる要因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
メモリに対するリードリクエストと入出力デバイスに対
するリードリクエストとを区別せず、同じリードリクエ
ストとして扱っている。一般にメモリに比べて入出力デ
バイスの応答速度が遅いため、入出力デバイスに対する
リードリクエストが長時間滞留するおそれがある。この
ことは、入出力バスの多層化による入出力デバイスの応
答速度の低下により、一層顕著なものとなる。
メモリに対するリードリクエストと入出力デバイスに対
するリードリクエストとを区別せず、同じリードリクエ
ストとして扱っている。一般にメモリに比べて入出力デ
バイスの応答速度が遅いため、入出力デバイスに対する
リードリクエストが長時間滞留するおそれがある。この
ことは、入出力バスの多層化による入出力デバイスの応
答速度の低下により、一層顕著なものとなる。
【0005】本発明の目的は、メモリに対するリードリ
クエストと入出力デバイスに対するリードリクエストと
を別々に管理することにより、メモリリードと入出力リ
ード双方の管理を容易化し、システムバス使用効率及び
スループットを向上させることにある。
クエストと入出力デバイスに対するリードリクエストと
を別々に管理することにより、メモリリードと入出力リ
ード双方の管理を容易化し、システムバス使用効率及び
スループットを向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のリクエスト管理回路は、スプリット方式のバ
スに接続され、プロセッサからのリクエストを保持し、
前記バスに対してリクエストの発行を行うリクエストバ
ッファと、メモリに対するリードリクエストを管理する
メモリリード管理テーブルと、入出力デバイスに対する
リードリクエストを管理する入出力リード管理テーブル
と、リードリクエストに対する応答に応じて前記メモリ
リード管理テーブルまたは入出力リード管理テーブルか
ら対応するリクエストをクリアするリードレスポンス制
御回路とを含み、前記リクエストバッファは、前記メモ
リリード管理テーブルが満杯であり且つ前記リクエスト
がメモリリードリクエストである場合、または、前記入
出力リード管理テーブルが満杯であり且つ前記リクエス
トが入出力リードリクエストである場合、前記リクエス
トの発行を抑止する。
に本発明のリクエスト管理回路は、スプリット方式のバ
スに接続され、プロセッサからのリクエストを保持し、
前記バスに対してリクエストの発行を行うリクエストバ
ッファと、メモリに対するリードリクエストを管理する
メモリリード管理テーブルと、入出力デバイスに対する
リードリクエストを管理する入出力リード管理テーブル
と、リードリクエストに対する応答に応じて前記メモリ
リード管理テーブルまたは入出力リード管理テーブルか
ら対応するリクエストをクリアするリードレスポンス制
御回路とを含み、前記リクエストバッファは、前記メモ
リリード管理テーブルが満杯であり且つ前記リクエスト
がメモリリードリクエストである場合、または、前記入
出力リード管理テーブルが満杯であり且つ前記リクエス
トが入出力リードリクエストである場合、前記リクエス
トの発行を抑止する。
【0007】
【0008】
【0009】また、本発明の他のリクエスト管理回路
は、前記メモリリード管理テーブルは、各メモリリード
リクエストに付与された番号によって各メモリリードリ
クエストに対応する有効ビットを格納し、前記入出力リ
ード管理テーブルは、入出力リードリクエストが発行さ
れた順番に各入出力リードリクエストに対応する有効ビ
ットを格納する。
は、前記メモリリード管理テーブルは、各メモリリード
リクエストに付与された番号によって各メモリリードリ
クエストに対応する有効ビットを格納し、前記入出力リ
ード管理テーブルは、入出力リードリクエストが発行さ
れた順番に各入出力リードリクエストに対応する有効ビ
ットを格納する。
【0010】また、本発明の他のリクエスト管理回路
は、前記入出力デバイスは複数の入出力制御回路の内の
何れか一つの配下に属し、前記入出力リード管理テーブ
ルは前記複数の入出力制御回路毎に一つずつの管理テー
ブルを含む。
は、前記入出力デバイスは複数の入出力制御回路の内の
何れか一つの配下に属し、前記入出力リード管理テーブ
ルは前記複数の入出力制御回路毎に一つずつの管理テー
ブルを含む。
【0011】また、本発明の情報処理システムは、プロ
セッサと、メモリと、入出力デバイスと、スプリット方
式のシステムバスと、前記プロセッサと前記システムバ
スとを接続するリクエスト管理回路と、前記システムバ
スと前記メモリとを接続するメモリ制御回路と、前記シ
ステムバスと前記入出力デバイスとを接続する入出力制
御回路とを含む情報処理システムにおいて、前記リクエ
スト管理回路は、前記プロセッサからのリクエストを保
持し、前記システムバスに対してリクエストの発行を行
うリクエストバッファと、前記システムバスに発行され
たリクエストのうち、前記メモリに対するリードリクエ
ストを管理するメモリリード管理テーブルと、前記シス
テムバスに発行されたリクエストのうち、前記入出力デ
バイスに対するリードリクエストを管理する入出力リー
ド管理テーブルとを有し、前記リクエストバッファは、
前記メモリリード管理テーブルが満杯であり且つ前記リ
クエストがメモリリードリクエストである場合、また
は、前記入出力管理テーブルが満杯であり且つ前記リク
エストが入出力リードリクエストである場合、前記リク
エストの発行を抑止する。
セッサと、メモリと、入出力デバイスと、スプリット方
式のシステムバスと、前記プロセッサと前記システムバ
スとを接続するリクエスト管理回路と、前記システムバ
スと前記メモリとを接続するメモリ制御回路と、前記シ
ステムバスと前記入出力デバイスとを接続する入出力制
御回路とを含む情報処理システムにおいて、前記リクエ
スト管理回路は、前記プロセッサからのリクエストを保
持し、前記システムバスに対してリクエストの発行を行
うリクエストバッファと、前記システムバスに発行され
たリクエストのうち、前記メモリに対するリードリクエ
ストを管理するメモリリード管理テーブルと、前記シス
テムバスに発行されたリクエストのうち、前記入出力デ
バイスに対するリードリクエストを管理する入出力リー
ド管理テーブルとを有し、前記リクエストバッファは、
前記メモリリード管理テーブルが満杯であり且つ前記リ
クエストがメモリリードリクエストである場合、また
は、前記入出力管理テーブルが満杯であり且つ前記リク
エストが入出力リードリクエストである場合、前記リク
エストの発行を抑止する。
【0012】
【0013】また、本発明の他の情報処理システムは、
前記入出力制御回路を前記システムバスに複数接続し、
前記入出力リード管理テーブルは前記複数の入出力制御
回路毎に一つずつの管理テーブルを含む。
前記入出力制御回路を前記システムバスに複数接続し、
前記入出力リード管理テーブルは前記複数の入出力制御
回路毎に一つずつの管理テーブルを含む。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1を参照すると、本発明の実施の形態に
おいて、リクエスト管理回路100は、プロセッサ20
0とシステムバス300のブリッジ回路としての役割を
有し、入出力制御回路500及びメモリ制御回路400
とともにシステムバス300に接続される。入出力制御
回路500には入出力バス550が接続され、この入出
力バス550には複数の入出力デバイス551〜553
が接続されている。
おいて、リクエスト管理回路100は、プロセッサ20
0とシステムバス300のブリッジ回路としての役割を
有し、入出力制御回路500及びメモリ制御回路400
とともにシステムバス300に接続される。入出力制御
回路500には入出力バス550が接続され、この入出
力バス550には複数の入出力デバイス551〜553
が接続されている。
【0016】図2を参照すると、リクエスト管理回路1
00は、プロセッサからのリクエストをデコードするデ
コーダ110と、システムバス300のアドレス/コマ
ンド線310(ADR/CMD)へ発行するリクエスト
のコマンドを生成するコマンド生成回路115と、発行
前のリクエストを保持しておくリクエストバッファ14
0と、発行したリードリクエストを管理するメモリリー
ド管理テーブル120及び入出力リード管理テーブル1
30と、システムバス300のリクエスト番号線330
及び応答種別線340(ID/CODE)のレスポンス
情報を処理するリードレスポンス制御回路150とを含
んでいる。
00は、プロセッサからのリクエストをデコードするデ
コーダ110と、システムバス300のアドレス/コマ
ンド線310(ADR/CMD)へ発行するリクエスト
のコマンドを生成するコマンド生成回路115と、発行
前のリクエストを保持しておくリクエストバッファ14
0と、発行したリードリクエストを管理するメモリリー
ド管理テーブル120及び入出力リード管理テーブル1
30と、システムバス300のリクエスト番号線330
及び応答種別線340(ID/CODE)のレスポンス
情報を処理するリードレスポンス制御回路150とを含
んでいる。
【0017】図3を参照すると、メモリリード管理テー
ブル120は、メモリリードリクエストに番号を付与し
て管理するためのリクエスト番号(ID)フィールド1
22と、アドレスを保持するアドレスフィールド123
と、有効ビット124と、各有効ビットの論理積を生成
する論理積(AND)回路125とを含む。論理積回路
125の出力は、メモリリード管理テーブルフル信号1
21としてリクエストバッファ140に与えられる。
ブル120は、メモリリードリクエストに番号を付与し
て管理するためのリクエスト番号(ID)フィールド1
22と、アドレスを保持するアドレスフィールド123
と、有効ビット124と、各有効ビットの論理積を生成
する論理積(AND)回路125とを含む。論理積回路
125の出力は、メモリリード管理テーブルフル信号1
21としてリクエストバッファ140に与えられる。
【0018】図4を参照すると、入出力リード管理テー
ブル130は、有効ビット132と、論理積(AND)
回路133とを含む。論理積回路133の出力は、入出
力リード管理テーブルフル信号131としてリクエスト
バッファ140に与えられる。
ブル130は、有効ビット132と、論理積(AND)
回路133とを含む。論理積回路133の出力は、入出
力リード管理テーブルフル信号131としてリクエスト
バッファ140に与えられる。
【0019】図5を参照すると、リクエストバッファ1
40は、コマンドフィールド141と、アドレスフィー
ルド142と、有効ビット143と、論理積(AND)
回路144、145及び147と、論理和(OR)回路
146とを含んでいる。
40は、コマンドフィールド141と、アドレスフィー
ルド142と、有効ビット143と、論理積(AND)
回路144、145及び147と、論理和(OR)回路
146とを含んでいる。
【0020】図6を参照すると、リードレスポンス制御
回路150は、メモリリード管理テーブルクリア信号1
51を出力する論理積(AND)回路153を含んでい
る。論理積回路153は、1つしか図示していないが、
実際にはリクエスト番号の最大数に対応する数の論理積
回路を有し、リクエスト番号線330に対応する何れか
一つの論理積回路がデコーダ154により選択される。
また、メモリリードリクエストか入出力リードリクエス
トかは、応答種別線340に対応して、論理積回路15
3の各入力端子への信号線または信号線152の何れか
一方の信号線がデコーダ155により選択される。
回路150は、メモリリード管理テーブルクリア信号1
51を出力する論理積(AND)回路153を含んでい
る。論理積回路153は、1つしか図示していないが、
実際にはリクエスト番号の最大数に対応する数の論理積
回路を有し、リクエスト番号線330に対応する何れか
一つの論理積回路がデコーダ154により選択される。
また、メモリリードリクエストか入出力リードリクエス
トかは、応答種別線340に対応して、論理積回路15
3の各入力端子への信号線または信号線152の何れか
一方の信号線がデコーダ155により選択される。
【0021】次に、本発明の実施の形態における動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0022】図1を参照すると、プロセッサ200がリ
ード命令を発行すると、リクエスト管理回路100はリ
ードリクエストをシステムバス300に発行する。この
リード命令のターゲットがメモリ450であればメモリ
制御回路400が応答し、入出力デバイス551〜55
3であれば入出力制御回路500がさらに下の入出力バ
ス550へとリードリクエストを発行して、入出力デバ
イス551〜553のいずれかが応答し、さらには入出
力制御回路500がシステムバス300へ応答を返す。
ード命令を発行すると、リクエスト管理回路100はリ
ードリクエストをシステムバス300に発行する。この
リード命令のターゲットがメモリ450であればメモリ
制御回路400が応答し、入出力デバイス551〜55
3であれば入出力制御回路500がさらに下の入出力バ
ス550へとリードリクエストを発行して、入出力デバ
イス551〜553のいずれかが応答し、さらには入出
力制御回路500がシステムバス300へ応答を返す。
【0023】図2を参照すると、デコーダ110は、プ
ロセッサ200からのリード命令をデコードして、ター
ゲットがメモリであるか入出力であるかを識別する。コ
マンド生成回路115は、そのターゲットに応じたリー
ドリクエストのコマンドを生成して、リクエストバッフ
ァ140に格納する。
ロセッサ200からのリード命令をデコードして、ター
ゲットがメモリであるか入出力であるかを識別する。コ
マンド生成回路115は、そのターゲットに応じたリー
ドリクエストのコマンドを生成して、リクエストバッフ
ァ140に格納する。
【0024】図5を参照すると、リクエストバッファ1
40において、コマンドはコマンドフィールド141
に、リードリクエストのアドレスはアドレスフィールド
142にそれぞれ保持され、有効ビット143がセット
される。
40において、コマンドはコマンドフィールド141
に、リードリクエストのアドレスはアドレスフィールド
142にそれぞれ保持され、有効ビット143がセット
される。
【0025】図2を参照すると、リクエスト管理回路1
00において、リードリクエストはアドレス/コマンド
線310(ADR/CMD)に発行され、それがメモリ
へのリードリクエストであればメモリリード管理テーブ
ル120にて、入出力リードリクエストであれば入出力
リード管理テーブル130にて管理される。
00において、リードリクエストはアドレス/コマンド
線310(ADR/CMD)に発行され、それがメモリ
へのリードリクエストであればメモリリード管理テーブ
ル120にて、入出力リードリクエストであれば入出力
リード管理テーブル130にて管理される。
【0026】図3を参照すると、メモリリード管理テー
ブル120において、メモリリードリクエストは、発行
された順番に番号が付与され、リクエスト番号(ID)
フィールド122に示された番号の場所(エントリ)に
格納される。その際、アドレスがアドレスフィールド1
23に保持され、有効ビット124がセットされる。メ
モリリードリクエストがメモリリード管理テーブル12
0の上限値まで発行されると、論理積(AND)回路1
25で検出され、メモリリード管理テーブルフル信号1
21が有効になる。
ブル120において、メモリリードリクエストは、発行
された順番に番号が付与され、リクエスト番号(ID)
フィールド122に示された番号の場所(エントリ)に
格納される。その際、アドレスがアドレスフィールド1
23に保持され、有効ビット124がセットされる。メ
モリリードリクエストがメモリリード管理テーブル12
0の上限値まで発行されると、論理積(AND)回路1
25で検出され、メモリリード管理テーブルフル信号1
21が有効になる。
【0027】図4を参照すると、入出力リード管理テー
ブル130において、入出力リードリクエストは発行さ
れた順番に格納され、有効ビット132がセットされ
る。入出力リードリクエストが入出力リード管理テーブ
ル130の上限値まで発行されると、論理積(AND)
回路133で検出され、入出力リード管理テーブルフル
信号131が有効になる。
ブル130において、入出力リードリクエストは発行さ
れた順番に格納され、有効ビット132がセットされ
る。入出力リードリクエストが入出力リード管理テーブ
ル130の上限値まで発行されると、論理積(AND)
回路133で検出され、入出力リード管理テーブルフル
信号131が有効になる。
【0028】図5を参照すると、リクエストバッファ1
40において、メモリリード管理テーブルフル信号12
1が有効になり、且つ、コマンドフィールド141に保
持されているコマンドがメモリリードリクエストである
場合、論理積(AND)回路145の出力が有効にな
る。一方、入出力管理テーブルフル信号131が有効に
なり、且つ、コマンドフィールド141に保持されてい
るコマンドが入出力リードリクエストである場合、論理
積(AND)回路144の出力が有効になる。論理積
(AND)回路144及び145の出力の何れかが有効
になると、論理和(OR)回路146で検出され、論理
積(AND)回路147によりリードリクエストの発行
が抑止される。
40において、メモリリード管理テーブルフル信号12
1が有効になり、且つ、コマンドフィールド141に保
持されているコマンドがメモリリードリクエストである
場合、論理積(AND)回路145の出力が有効にな
る。一方、入出力管理テーブルフル信号131が有効に
なり、且つ、コマンドフィールド141に保持されてい
るコマンドが入出力リードリクエストである場合、論理
積(AND)回路144の出力が有効になる。論理積
(AND)回路144及び145の出力の何れかが有効
になると、論理和(OR)回路146で検出され、論理
積(AND)回路147によりリードリクエストの発行
が抑止される。
【0029】図2を参照すると、リードリクエストに対
する応答に先だってリクエスト番号線330及び応答種
別線340(ID/CODE)によって転送されてくる
リクエスト番号及び応答種別は、リードレスポンス制御
回路150で処理され、メモリリード管理テーブルクリ
ア信号151によってメモリリード管理テーブル120
へ、または、入出力リード管理テーブルクリア信号15
2によって入出力リード管理テーブル130へそれぞれ
通知される。
する応答に先だってリクエスト番号線330及び応答種
別線340(ID/CODE)によって転送されてくる
リクエスト番号及び応答種別は、リードレスポンス制御
回路150で処理され、メモリリード管理テーブルクリ
ア信号151によってメモリリード管理テーブル120
へ、または、入出力リード管理テーブルクリア信号15
2によって入出力リード管理テーブル130へそれぞれ
通知される。
【0030】図6を参照すると、応答種別線340は、
リードに対する応答がメモリリードのものか入出力リー
ドのものかを示す。すなわち、入出力リードに対する応
答であれば、入出力リード管理テーブルクリア信号15
2が有効になる。また、メモリリードに対する応答であ
れば、リクエスト番号線330がメモリリードリクエス
トに付与された番号を示し、その番号がデコーダ154
によってデコードされて、論理積(AND)回路153
により、対応するメモリリード管理テーブルクリア信号
151が有効になる。
リードに対する応答がメモリリードのものか入出力リー
ドのものかを示す。すなわち、入出力リードに対する応
答であれば、入出力リード管理テーブルクリア信号15
2が有効になる。また、メモリリードに対する応答であ
れば、リクエスト番号線330がメモリリードリクエス
トに付与された番号を示し、その番号がデコーダ154
によってデコードされて、論理積(AND)回路153
により、対応するメモリリード管理テーブルクリア信号
151が有効になる。
【0031】図3を参照すると、メモリリード管理テー
ブル120において、メモリリード管理テーブルクリア
信号151が有効になると、対応する番号の有効ビット
124がクリアされる。一方、図4を参照すると、入出
力リード管理テーブル130において、入出力リード管
理テーブルクリア信号152が有効になると、最も先に
発行された有効ビット132がクリアされる。
ブル120において、メモリリード管理テーブルクリア
信号151が有効になると、対応する番号の有効ビット
124がクリアされる。一方、図4を参照すると、入出
力リード管理テーブル130において、入出力リード管
理テーブルクリア信号152が有効になると、最も先に
発行された有効ビット132がクリアされる。
【0032】このように、本発明の実施の形態によれ
ば、メモリリード管理テーブル120と入出力リード管
理テーブル130とに分けてリードリクエストを管理す
ることにより、滞留した入出力リードリクエストが新た
なメモリリードリクエストの発生を妨害するような事象
を防止することができる。
ば、メモリリード管理テーブル120と入出力リード管
理テーブル130とに分けてリードリクエストを管理す
ることにより、滞留した入出力リードリクエストが新た
なメモリリードリクエストの発生を妨害するような事象
を防止することができる。
【0033】次に本発明の他の実施の形態について図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0034】図7を参照すると、本発明の他の実施の形
態は、システムバス300にさらにもう一つの入出力制
御回路600が接続され、この入出力制御回路600に
は入出力バス650を介して入出力デバイス651及び
652が接続される点以外は、図1により説明した実施
の形態と同様の全体構成を有している。
態は、システムバス300にさらにもう一つの入出力制
御回路600が接続され、この入出力制御回路600に
は入出力バス650を介して入出力デバイス651及び
652が接続される点以外は、図1により説明した実施
の形態と同様の全体構成を有している。
【0035】図8を参照すると、本発明の他の実施の形
態におけるリクエスト管理回路100は、リードレスポ
ンス制御回路750、入出力リード管理テーブル73
0、及び、リクエストバッファ740のパスが複数本と
なっている点以外は、図2により説明したリクエスト管
理回路と同様の構成となっている。
態におけるリクエスト管理回路100は、リードレスポ
ンス制御回路750、入出力リード管理テーブル73
0、及び、リクエストバッファ740のパスが複数本と
なっている点以外は、図2により説明したリクエスト管
理回路と同様の構成となっている。
【0036】図9を参照すると、本発明の他の実施の形
態における入出力リード管理テーブル730は、入出力
リードリクエストを入出力デバイス制御回路単位で管理
する。すなわち、有効ビット及び論理積(AND)回路
の組を複数有する。この組の数はリクエスト管理回路1
00で管理しようとする入出力制御回路の数に対応す
る。論理積(AND)回路の各々は、各組に対応して入
出力リード管理テーブルフル信号731を出力する。入
出力デバイス制御回路単位で管理することとしたのは、
入出力デバイス制御回路側でその配下の入出力デバイス
に対するリードとレスポンスの順序性を維持しているた
め、リクエスト管理回路100のレベルでの管理は入出
力デバイス制御回路毎に管理すれば十分だからである。
態における入出力リード管理テーブル730は、入出力
リードリクエストを入出力デバイス制御回路単位で管理
する。すなわち、有効ビット及び論理積(AND)回路
の組を複数有する。この組の数はリクエスト管理回路1
00で管理しようとする入出力制御回路の数に対応す
る。論理積(AND)回路の各々は、各組に対応して入
出力リード管理テーブルフル信号731を出力する。入
出力デバイス制御回路単位で管理することとしたのは、
入出力デバイス制御回路側でその配下の入出力デバイス
に対するリードとレスポンスの順序性を維持しているた
め、リクエスト管理回路100のレベルでの管理は入出
力デバイス制御回路毎に管理すれば十分だからである。
【0037】図10を参照すると、リクエストバッファ
740は、入出力リード管理テーブルフル信号731の
本数に対応して論理積(AND)回路を有する。すなわ
ち、テーブルが満杯になった入出力制御回路に対応する
入出力リードリクエストは論理積(AND)回路744
又は745により検知され、論理和(OR)回路747
を介して論理積(AND)回路748の一端子に入力さ
れる。これにより、その入出力リードリクエストの発行
は抑止される。
740は、入出力リード管理テーブルフル信号731の
本数に対応して論理積(AND)回路を有する。すなわ
ち、テーブルが満杯になった入出力制御回路に対応する
入出力リードリクエストは論理積(AND)回路744
又は745により検知され、論理和(OR)回路747
を介して論理積(AND)回路748の一端子に入力さ
れる。これにより、その入出力リードリクエストの発行
は抑止される。
【0038】図11を参照すると、リードレスポンス制
御回路750は、メモリリード管理テーブルクリア信号
151を出力する論理積(AND)回路753及び入出
力リード管理テーブルクリア信号752を出力する論理
積(AND)回路755を含んでいる。論理積回路75
3及び755は、それぞれ1つずつしか図示していない
が、実際にはそれぞれリクエスト番号の最大数に対応す
る数の論理積回路を有し、リクエスト番号線330に対
応する何れか一つの論理積回路がデコーダ754により
選択される。また、メモリリードリクエストか入出力リ
ードリクエストかは応答種別線340に対応する何れか
一方の論理積回路群がデコーダ756により選択され
る。
御回路750は、メモリリード管理テーブルクリア信号
151を出力する論理積(AND)回路753及び入出
力リード管理テーブルクリア信号752を出力する論理
積(AND)回路755を含んでいる。論理積回路75
3及び755は、それぞれ1つずつしか図示していない
が、実際にはそれぞれリクエスト番号の最大数に対応す
る数の論理積回路を有し、リクエスト番号線330に対
応する何れか一つの論理積回路がデコーダ754により
選択される。また、メモリリードリクエストか入出力リ
ードリクエストかは応答種別線340に対応する何れか
一方の論理積回路群がデコーダ756により選択され
る。
【0039】次に、本発明の上記他の実施の形態の動作
について説明する。
について説明する。
【0040】図7を参照すると、プロセッサ200から
のリード命令はリクエスト管理回路100からリードリ
クエストとしてシステムバス300に発行される。この
リード命令のターゲットがメモリ450であればメモリ
制御回路400が応答し、ターゲットが入出力デバイス
であれば入出力制御回路500または600がさらに下
の入出力バス550または650へリードリクエストを
発行して、入出力デバイス551〜553または651
〜652のいずれかが応答し、さらには入出力制御回路
500または600がシステムバス300へ応答を返
す。
のリード命令はリクエスト管理回路100からリードリ
クエストとしてシステムバス300に発行される。この
リード命令のターゲットがメモリ450であればメモリ
制御回路400が応答し、ターゲットが入出力デバイス
であれば入出力制御回路500または600がさらに下
の入出力バス550または650へリードリクエストを
発行して、入出力デバイス551〜553または651
〜652のいずれかが応答し、さらには入出力制御回路
500または600がシステムバス300へ応答を返
す。
【0041】図2を参照すると、リクエスト管理回路1
00において、デコーダ110は、プロセッサ200か
らのリード命令をデコードして、ターゲットがメモリで
あるか入出力であるか、さらには何れの入出力デバイス
制御回路配下の入出力デバイスであるかを識別する。コ
マンド生成回路115は、そのターゲットに応じたリー
ドリクエストのコマンドをコマンド生成回路115で生
成した後、リクエストバッファ740に格納する。
00において、デコーダ110は、プロセッサ200か
らのリード命令をデコードして、ターゲットがメモリで
あるか入出力であるか、さらには何れの入出力デバイス
制御回路配下の入出力デバイスであるかを識別する。コ
マンド生成回路115は、そのターゲットに応じたリー
ドリクエストのコマンドをコマンド生成回路115で生
成した後、リクエストバッファ740に格納する。
【0042】図10を参照すると、リクエストバッファ
740において、コマンドはコマンドフィールド741
に、リードリクエストのアドレスはアドレスフィールド
742にそれぞれ保持され、有効ビット743がセット
される。
740において、コマンドはコマンドフィールド741
に、リードリクエストのアドレスはアドレスフィールド
742にそれぞれ保持され、有効ビット743がセット
される。
【0043】図8を参照すると、リクエスト管理回路1
00において、リードリクエストは、アドレス/コマン
ド線310(ADR/CMD)に発行され、それがメモ
リへのリードリクエストであればメモリリード管理テー
ブル120にて、入出力リードリクエストであれば入出
力リード管理テーブル730にて管理される。
00において、リードリクエストは、アドレス/コマン
ド線310(ADR/CMD)に発行され、それがメモ
リへのリードリクエストであればメモリリード管理テー
ブル120にて、入出力リードリクエストであれば入出
力リード管理テーブル730にて管理される。
【0044】図9を参照すると、入出力リード管理テー
ブル730において、入出力リードリクエストは、入出
力デバイス制御回路単位で管理されるため、対応する入
出力デバイス制御回路側のテーブルに発行された順番に
格納され、有効ビット732または734がセットされ
る。入出力リードリクエストが入出力リード管理テーブ
ル730の上限値まで発行されると、論理積(AND)
回路733または735で検出され、対応する入出力デ
バイス制御回路側の入出力リード管理テーブルフル信号
731が有効になる。
ブル730において、入出力リードリクエストは、入出
力デバイス制御回路単位で管理されるため、対応する入
出力デバイス制御回路側のテーブルに発行された順番に
格納され、有効ビット732または734がセットされ
る。入出力リードリクエストが入出力リード管理テーブ
ル730の上限値まで発行されると、論理積(AND)
回路733または735で検出され、対応する入出力デ
バイス制御回路側の入出力リード管理テーブルフル信号
731が有効になる。
【0045】図10を参照すると、リクエストバッファ
740において、メモリリード管理テーブルフル信号1
21が有効になり、且つ、コマンドフィールド741に
保持されているコマンドがメモリリードリクエストであ
る場合、論理積(AND)回路746の出力が有効にな
る。一方、入出力管理テーブルフル信号731が有効に
なり、且つ、コマンドフィールド741に保持されてい
るコマンドが入出力リードリクエストである場合、その
コマンドが示している入出力デバイス制御回路側の論理
積(AND)回路744または745の出力が有効にな
る。論理積(AND)回路744〜746の出力の何れ
かが有効になると、論理和(OR)回路747で検出さ
れ、論理積(AND)回路748によりリードリクエス
トの発行が抑止される。
740において、メモリリード管理テーブルフル信号1
21が有効になり、且つ、コマンドフィールド741に
保持されているコマンドがメモリリードリクエストであ
る場合、論理積(AND)回路746の出力が有効にな
る。一方、入出力管理テーブルフル信号731が有効に
なり、且つ、コマンドフィールド741に保持されてい
るコマンドが入出力リードリクエストである場合、その
コマンドが示している入出力デバイス制御回路側の論理
積(AND)回路744または745の出力が有効にな
る。論理積(AND)回路744〜746の出力の何れ
かが有効になると、論理和(OR)回路747で検出さ
れ、論理積(AND)回路748によりリードリクエス
トの発行が抑止される。
【0046】図7を参照すると、リードリクエストに対
する応答に先だってリクエスト番号線330及び応答種
別線340(ID/CODE)によって転送されてくる
リクエスト番号及び応答種別は、リードレスポンス制御
回路750で処理され、メモリリード管理テーブルクリ
ア信号151によってメモリリード管理テーブル120
へ、入出力リード管理テーブルクリア信号752によっ
て入出力リード管理テーブル730へ通知される。
する応答に先だってリクエスト番号線330及び応答種
別線340(ID/CODE)によって転送されてくる
リクエスト番号及び応答種別は、リードレスポンス制御
回路750で処理され、メモリリード管理テーブルクリ
ア信号151によってメモリリード管理テーブル120
へ、入出力リード管理テーブルクリア信号752によっ
て入出力リード管理テーブル730へ通知される。
【0047】図11を参照すると、リードレスポンス制
御回路750において、応答種別線340は、リードに
対する応答がメモリリードのものか入出力リードのもの
かを示し、リクエスト番号線330はメモリリードに対
する応答であればメモリリードリクエストに付与された
番号を、入出力リードに対する応答であればどの入出力
デバイス制御回路からの応答であるかを示す。メモリリ
ードに対する応答では、その番号がデコーダ754によ
ってデコードされて、論理積(AND)回路753によ
り対応するメモリリード管理テーブルクリア信号751
が有効になり、入出力リードに対する応答ではその入出
力デバイス制御回路の番号がデコーダ754によってデ
コードされて、論理積(AND)回路755により、対
応する入出力リード管理テーブルクリア信号752が有
効になる。
御回路750において、応答種別線340は、リードに
対する応答がメモリリードのものか入出力リードのもの
かを示し、リクエスト番号線330はメモリリードに対
する応答であればメモリリードリクエストに付与された
番号を、入出力リードに対する応答であればどの入出力
デバイス制御回路からの応答であるかを示す。メモリリ
ードに対する応答では、その番号がデコーダ754によ
ってデコードされて、論理積(AND)回路753によ
り対応するメモリリード管理テーブルクリア信号751
が有効になり、入出力リードに対する応答ではその入出
力デバイス制御回路の番号がデコーダ754によってデ
コードされて、論理積(AND)回路755により、対
応する入出力リード管理テーブルクリア信号752が有
効になる。
【0048】図9を参照すると、入出力リード管理テー
ブル730において、入出力リード管理テーブルクリア
信号752が有効になると、その入出力デバイス制御回
路に対応した最も先に発行された有効ビット732また
は734をクリアする。
ブル730において、入出力リード管理テーブルクリア
信号752が有効になると、その入出力デバイス制御回
路に対応した最も先に発行された有効ビット732また
は734をクリアする。
【0049】このように、本発明の他の実施の形態によ
れば、さらに複数の入出力制御回路を含むシステムにも
対応することができる。
れば、さらに複数の入出力制御回路を含むシステムにも
対応することができる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よると、メモリリードと入出力リードとを別々に管理す
ることができ、バス使用効率およびスループットの向上
を図ることができる。
よると、メモリリードと入出力リードとを別々に管理す
ることができ、バス使用効率およびスループットの向上
を図ることができる。
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるリクエスト管理回
路を示すブロック図である。
路を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるメモリリード管理
テーブルを示すブロック図である。
テーブルを示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態における入出力管理テーブ
ルを示すブロック図である。
ルを示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるリクエストバッフ
ァを示すブロック図である。
ァを示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるリードレスポンス
制御回路を示すブロック図である。
制御回路を示すブロック図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すブロック図であ
る。
る。
【図8】本発明の他の実施の形態におけるリクエスト管
理回路を示すブロック図である。
理回路を示すブロック図である。
【図9】本発明の他の実施の形態における入出力リード
管理テーブルを示すブロック図である。
管理テーブルを示すブロック図である。
【図10】本発明の他の実施の形態におけるリクエスト
バッファを示すブロック図である。
バッファを示すブロック図である。
【図11】本発明の他の実施の形態におけるリードレス
ポンス制御回路を示すブロック図である。
ポンス制御回路を示すブロック図である。
100 リクエスト管理回路 110 デコーダ 115 コマンド生成回路 120 メモリリード管理テーブル 130 入出力リード管理テーブル 140 リクエストバッファ 150 リードレスポンス制御回路 200 プロセッサ 300 システムバス 310 アドレス/コマンド線 330 リクエスト番号線 340 応答種別線 400 メモリ制御回路 450 メモリ 500 入出力制御回路 550 入出力バス 551〜553 入出力デバイス 600 入出力制御回路 650 入出力バス 651,653 入出力デバイス 730 入出力リード管理テーブル 740 リクエストバッファ 750 リードレスポンス制御回路
Claims (5)
- 【請求項1】 スプリット方式のバスに接続され、 プロセッサからのリクエストを保持し、前記バスに対し
てリクエストの発行を行うリクエストバッファと、 メモリに対するリードリクエストを管理するメモリリー
ド管理テーブルと、 入出力デバイスに対するリードリクエストを管理する入
出力リード管理テーブルと、 リードリクエストに対する応答に応じて前記メモリリー
ド管理テーブルまたは入出力リード管理テーブルから対
応するリクエストをクリアするリードレスポンス制御回
路とを含み、 前記リクエストバッファは、前記メモリリード管理テー
ブルが満杯であり且つ前記リクエストがメモリリードリ
クエストである場合、または、前記入出力リード管理テ
ーブルが満杯であり且つ前記リクエストが入出力リード
リクエストである場合、前記リクエストの発行を抑止す
る ことを特徴とするリクエスト管理回路。 - 【請求項2】 前記メモリリード管理テーブルは、各メ
モリリードリクエストに付与された番号によって各メモ
リリードリクエストに対応する有効ビットを格納し、 前記入出力リード管理テーブルは、入出力リードリクエ
ストが発行された順番に各入出力リードリクエストに対
応する有効ビットを格納することを特徴とする請求項1
記載のリクエスト管理回路。 - 【請求項3】 前記入出力デバイスは複数の入出力制御
回路の内の何れか一つの配下に属し、 前記入出力リード管理テーブルは前記複数の入出力制御
回路毎に一つずつの管理テーブルを含むことを特徴とす
る請求項1記載のリクエスト管理回路。 - 【請求項4】 プロセッサと、メモリと、入出力デバイ
スと、スプリット方式のシステムバスと、前記プロセッ
サと前記システムバスとを接続するリクエスト管理回路
と、前記システムバスと前記メモリとを接続するメモリ
制御回路と、前記システムバスと前記入出力デバイスと
を接続する入出力制御回路とを含む情報処理システムに
おいて、 前記リクエスト管理回路は、 前記プロセッサからのリクエストを保持し、前記システ
ムバスに対してリクエストの発行を行うリクエストバッ
ファと、 前記システムバスに発行されたリクエストのうち、 前記
メモリに対するリードリクエストを管理するメモリリー
ド管理テーブルと、 前記システムバスに発行されたリクエストのうち、 前記
入出力デバイスに対するリードリクエストを管理する入
出力リード管理テーブルとを有し、 前記リクエストバッファは、前記メモリリード管理テー
ブルが満杯であり且つ前記リクエストがメモリリードリ
クエストである場合、または、前記入出力管理テーブル
が満杯であり且つ前記リクエストが入出力リードリクエ
ストである場合、前記リクエストの発行を抑止する こと
を特徴とする情報処理システム。 - 【請求項5】 前記入出力制御回路を前記システムバス
に複数接続し、 前記入出力リード管理テーブルは前記複数の入出力制御
回路毎に一つずつの管理テーブルを含むことを特徴とす
る請求項4記載の情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25073897A JP3186661B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | リクエスト管理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25073897A JP3186661B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | リクエスト管理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1196107A JPH1196107A (ja) | 1999-04-09 |
JP3186661B2 true JP3186661B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=17212313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25073897A Expired - Fee Related JP3186661B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | リクエスト管理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3186661B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6763034B1 (en) * | 1999-10-01 | 2004-07-13 | Stmicroelectronics, Ltd. | Connection ports for interconnecting modules in an integrated circuit |
KR100708096B1 (ko) | 2000-07-21 | 2007-04-16 | 삼성전자주식회사 | 버스 시스템 및 그 실행 순서 조정방법 |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP25073897A patent/JP3186661B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1196107A (ja) | 1999-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR19980063551A (ko) | 신호 처리 장치 및 소프트웨어 | |
US7181561B2 (en) | Ordering rule controlled command storage | |
US6539439B1 (en) | Method and apparatus for interfacing a bus at an independent rate with input/output devices | |
US6766386B2 (en) | Method and interface for improved efficiency in performing bus-to-bus read data transfers | |
US20240143392A1 (en) | Task scheduling method, chip, and electronic device | |
JPH0628049B2 (ja) | 非同期バス間のデータ転送方法 | |
JPH0997184A (ja) | 効率的な割込み処理を含む情報処理システム | |
JP3186661B2 (ja) | リクエスト管理回路 | |
US6119191A (en) | Performing PCI access cycles through PCI bridge hub routing | |
JP2000227872A (ja) | 複数メモリ要求の動的スロット割当および追跡 | |
JPH10260895A (ja) | 半導体記憶装置およびそれを用いた計算機システム | |
US6349370B1 (en) | Multiple bus shared memory parallel processor and processing method | |
JP3531368B2 (ja) | コンピュータシステム及びバス間制御回路 | |
JP3204185B2 (ja) | I/oリード制御装置及び方法 | |
JP3480961B2 (ja) | メモリアクセス方法 | |
JPH11184761A (ja) | リードモディファイライト制御システム | |
JPH08339353A (ja) | マルチプロセッサ装置 | |
KR100395311B1 (ko) | 프로세스 제어 방법 | |
JP2000029824A (ja) | 階層型バスシステムとバス変換装置 | |
JPH05197617A (ja) | マルチプロセッサシステム | |
JPH0562786B2 (ja) | ||
JPH05324534A (ja) | Dma転送方式 | |
JPS628245A (ja) | 仮想記憶方式 | |
JP2968727B2 (ja) | ライト動作確認装置 | |
JPH07334453A (ja) | メモリアクセスシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010410 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |