JP3203832U

JP3203832U - 揚げ物用器具

Info

Publication number: JP3203832U
Application number: JP2016000413U
Authority: JP
Inventors: 寛人棟田
Original assignee: チャンスインターナショナルインコーポレイテッド
Priority date: 2016-01-14
Filing date: 2016-01-14
Publication date: 2016-04-21
Anticipated expiration: 2026-01-14

Abstract

【課題】安定し、持続性の高い揚げ物用油の鮮度保持器具を安価で提供する。【解決手段】３２〜３８テラヘルツの共鳴電磁波を放射するサンゴ石２を、金属製パンチングメタルまたは金網製の筒状または球状の容器に入れることを特徴とする揚げ物用器具であり、サンゴ石は、２〜１２時間、２０℃〜９０℃の温度条件下で、３２〜３８テラヘルツの電磁波４を照射することで、サンゴ石自体が共鳴電磁波の転写放射体となり、共鳴電磁波を放射する。【選択図】図１

Description

本考案は、金属製パンチングメタルまたは金網の筒状または球状の容器に、３２〜３８テラヘルツの共鳴電磁波を放射することを特徴とするサンゴ石を詰めた揚げ物用器具に関するものである。

近年、揚げ物用油の鮮度保持装置や器具が流行している。

従来、食品の外表面を焦がさずに内部まで加熱調理することや揚げ物用油の鮮度保持を目的として、遠赤外線を放射するセラミックを使用した陶器製の調理器具が開発されている。

また、金属製の調理器具に、遠赤外線を放射する粉末や粒状のセラミックや金属を混ぜた耐熱塗料やコーティングを施した揚げ物油の鮮度保持を目的とした調理器具も開発されている。
特許公開２００３−２７６１２９特許公開２００５−３５０３３８特許公開２００９−５２０６７０

従来の、揚げ物油の鮮度保持方法は、揚げ物油に特定の電磁波を放射するセラミックや金属や天然石を直接接触させる方法がほとんどで、放射される電磁波の周波数によっては効果が期待できない場合もあった。

また、通電したパネルから発振される電磁波により揚げ物油の鮮度保持する方法も開発されているが、安全性やコストに問題があった。

このような課題を解決するために本考案者は、３２〜３８テラヘルツの共鳴電磁波を、２〜１２時間、２０℃〜９０℃の温度条件下で、サンゴ石に照射することで、当該サンゴ石が当該共鳴電磁波の転写体となり、自らが当該共鳴電磁波の発射体となることを見出し、本考案をなすに至った。

すなわち、本考案では、３２〜３８テラヘルツの共鳴電磁波を放射するサンゴ石を、金属製パンチングメタルや金網の筒状または球状容器に詰め、揚げ物用油に投入するだけで、当該サンゴ石から共鳴電磁波が揚げ物油に放射され、当該揚げ物油の分子の水素結合や炭素連鎖を共振作用により分解し、低分子量化するとともに、当該揚げ物油を還元することで、揚げ物油の酸化劣化を防ぐことができる。

また、上記方法で活性化された揚げ物油は、当該揚げ物油自体が、３２〜３８テラヘルツの共鳴電磁波の転写体となり、３２〜３８テラヘルツの共鳴電磁波を放射することができる。

また、当該揚げ物油から放射される共鳴電磁波の周波数を３２〜３８テラヘルツとすることで、様々な物質の水素結合や炭素連座を共振励起して分離することができ、当該物質の内部エネルギーを高め、活性化する効果がある。

本考案によれば、揚げ物油を活性化し、揚げ物油の酸化劣化を防止できる揚げ物用器具を低コストで提供できる。

本考案によれば、３２〜３８テラヘルツの共鳴電磁波を発振するサンゴ石の入った揚げ物用器具を、揚げ物油の中に入れるだけで、当該共鳴電磁波を当該揚げ物油に照射する。

当該共鳴電磁波は、当該揚げ物油の水素結合や炭素連鎖を共振励起し、当該水素結合や炭素連鎖を分離する。そして当該水素結合や炭素連鎖から放出された電子が高速で移動し、他の原子や分子と衝突することにより次々とカスケード的に電子（マイナスイオン）が大量に放出され、当該揚げ物油を低分子量化し、当該揚げ物油を活性化するとともに酸化劣化を抑止する。

また、当該揚げ物油自体も当該共鳴電磁波の転写体となり、３２〜３８テラヘルツの電磁波を放射するため、食材に含まれるアミノ酸やその他の栄養素の水素結合が共振励起され、調理時間が短縮されるとともに、揚げ物の味や栄養吸収効果が向上する。

以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。

図１

は、本考案の揚げ物器具用のサンゴ石の製造方法の概念を示す。

図２

は、本考案の揚げ物器具の側面図を示す。

図３

は、本考案の揚げ物器具の作用概念を示す断面図である。

図１に示すように、共鳴電磁波放射シート１の上に、サンゴ石２を密着させて置き当該シート１から放射される３２〜３８テラヘルツの共鳴電磁波４を、当該サンゴ石２に２〜１２時間照射する。

当該共鳴電磁波放射シート１の下には２０℃〜９０℃の温度調節が可能なヒーター３が設けられていて、温度を調節することにより３２〜３８テラヘルツの共鳴電磁波４を当該サンゴ石２に効率良く照射できる。

図２に示すように、当該共鳴電磁波４を、規定温度条件下で、規定時間照射された揚げ物器具用のサンゴ石１２を揚げ物用油２１の入った揚げ物用鍋２３に入れると、当該揚げ物用油２１の揚げ物用油分子２５を構成する水素結合や炭素連鎖が共振励起され、水素結合や炭素連鎖が分離し、揚げ物用油の分子が微細化されるとともに、水素イオン２６や電子２７が揚げ物用油２１の中に放出される。

図３に示すように、水素結合や炭素連鎖の分離により放出された電子２７は高速で移動し、次々と分子や原子と衝突し、カスケード的に大量に共振電子を放出し、その共振電子による還元作用により、揚げ物油が活性化され、酸化劣化が防止され、鮮度が保持される。

本考案の方法により揚げ物油の酸化劣化が抑止されるだけでなく、当該揚げ物油自体から放射される共鳴電磁波の効果で、調理時間を短縮できたり、揚げ物の味を向上させることができる。

数多くの人たちの使用テストを通して下記の効果が確認されている。
＊油の鮮度保持：揚げ物用油の鮮度が保持され長時間使用できる。
＊調理時間短縮：揚げ物の調理時間が１５〜３０％短縮される。（省エネ効果）
＊低温調理：通常より１５〜２０度低温で調理できる。（省エネ効果）
＊味向上：油が低分子量化することで味が良くなる。

産業上の利用可能な分野

本考案は、揚げ物用ばかりでなく、飲料水に入れることで、水が活性化され、また煮物用として煮炊きの水に入れることにより、調理時間の短縮や味のしみこみが良くなる。

は、本考案の揚げ物器具用のサンゴ石の製造方法の概念を示す。は、本考案の揚げ物器具の側面図を示す。は、本考案の揚げ物器具の作用概念を示す断面図である。

１共鳴電磁波放射シート
２サンゴ石
３ヒーター
４共鳴電磁波
１０容器
１１開閉式蓋
１２揚げ物器具用のサンゴ石
２１揚げ物油
２２揚げ物器具の容器
２３揚げ物鍋
２４共鳴電磁波
２５揚げ物用油の分子
２６水素イオン
２７電子

Claims

３２〜３８テラヘルツの共鳴電磁波を放射するサンゴ石を、金属製パンチングメタルまたは金網製の筒状または球状の容器に入れることを特徴とする揚げ物用器具。
３２〜３８テラヘルツの共鳴電磁波を放射する当該サンゴ石は、２〜１２時間、２０℃〜９０℃の温度条件下で、サンゴ石に３２〜３８テラヘルツの電磁波を照射することで、当該サンゴ石自体を当該共鳴電磁波の転写放射体とすることにより、３２〜３８テラヘルツの共鳴電磁波を放射することを特徴とする請求項１に記載の揚げ物用器具。