JP3203737B2 - 自動車アンテナ取付構造 - Google Patents

自動車アンテナ取付構造

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JP3203737B2
JP3203737B2 JP03015292A JP3015292A JP3203737B2 JP 3203737 B2 JP3203737 B2 JP 3203737B2 JP 03015292 A JP03015292 A JP 03015292A JP 3015292 A JP3015292 A JP 3015292A JP 3203737 B2 JP3203737 B2 JP 3203737B2
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soft top
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昌弘 関谷
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車アンテナの取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車に搭載されたラジオその他
の通信機器に用いられる自動車用アンテナとしては、例
えば図8に示されるようなロッドアンテナ1がある。通
信機器の運用時には、このロッドアンテナ1が車体外部
に伸張されて使用に供せられ、通信機器を使用しないと
きには、車体内へ短縮格納されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のアンテナは、使用時に車体外部に突出伸張し露出し
ているため、次のような問題があった。 (1)走行中、風切り音などの騒音源となる。 (2)洗車時や車庫収納時に、アンテナ格納忘れを原因
として破損が生じるおそれがある。 (3)自動車の全体デザインと合わず美観を損なう場合
がある。 (4)車体外板にアンテナを装着するための加工を施す
必要があり、自動車製造の際この部分の防水対策に余分
な工程が増加する。
【0004】この対策として、アンテナを例えばウイン
ドガラスに埋め込んだものもあるが、極力細くしたとし
ても、視野にある程度の影響が及ぼされる。したがって
この発明は、上記のような従来の問題点に鑑み、車体外
部に突出することなく、また視野に影響を与えることも
ない自動車アンテナの取付構造を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、自
動車のソフトトップの展開状態において天井を形成する
部位に、アンテナを内蔵させ、該アンテナへの給電ケー
ブルが前記ソフトトップのフレームにそって配索された
自動車アンテナとした。
【0006】
【作用】アンテナがソフトトップの天井を形成する部位
に内蔵されているから、車体外部に突出しない。しかも
車体の最上部であるから良好なアンテナ特性が得られ
る。
【0007】
【実施例】図1および図2は、ソフトトップ装着車に適
用した本発明の実施例を示す。ソフトトップの両側骨格
を形成し絶縁物製のシート3を支持するフレーム4の前
端部に、絶縁樹脂製のサブフレーム5がボルト、ナット
で固定して左右方向に張り渡されている。なお、図1で
は理解を容易にするためシート3は分離表示してある。
プリント基板6上に印刷して形成されたプリントダイポ
ールアンテナ7およびその整合器8が、そのプリント基
板6を両面テープで固定することにより、サブフレーム
5に取り付けられている。プリント基板6には、さらに
整合器8と接続したコネクタ9が組み付けられ、このコ
ネクタ9から同軸ケーブルからなる給電ケーブル10が
延びている。
【0008】給電ケーブル10はフレーム4にそって取
り回され、車体21とのヒンジ部20から車室内へ取り
出される。この間、給電ケーブル10は、サブフレーム
5には粘着テープ11で固定され、フレーム4には所要
間隔毎にクランプ12によって固定される。また、フレ
ーム4に沿って取り回される間、適宜箇所においてケー
ブル長アジャスタ13が設けられている。
【0009】図3〜図5は、ケーブル長アジャスタ13
の詳細を示す。ケーブル長アジャスタ13は、両端にス
トッパ15を設けた断面C状のレール14に、クランプ
部27を有する2個のスライダ17がスライド可能に組
み込まれ、スライダ17は互いに引っ張りスプリング1
6によって連結されている。一部を撓ませた給電ケーブ
ル10のその撓み部分の両側にスライダ17のクランプ
部27を係着させてある。
【0010】以上のようにプリントダイポールアンテナ
7を取り付けたアンテナ内蔵ソフトトップ18は、格納
状態において、図6の(a)のように車体後部に折り畳
まれるが、展開装着状態では、同図の(b)のように自
動車天井を形成する部位にプリントダイポールアンテナ
7が位置する。この展開状態から格納状態へのフレーム
4の畳み込み過程が図7に示される。図中、(a)が展
開状態で、(f)が格納状態である。ソフトトップの展
開状態では、プリントダイポールアンテナ7が車体の最
上部に位置し、格納状態時にも、フレームのプリントダ
イポールアンテナ7の装着部が車体面より上方に位置し
ている。
【0011】上記の展開、格納に際して、ケーブル長ア
ジャスタ13では、2個のスライダ17を互いに近接方
向に付勢する引っ張りスプリング16の弾性力を利用し
て、スライダ17の間隔を変化させ、給電ケーブル10
の伸張長さが自動的に調整されるようにしてある。
【0012】この実施例は以上のように構成されている
から、ソフトトップの展開状態、格納状態に関わらず、
車体による電波シールドの影響が回避され、良好なアン
テナ特性が得られる。また、ソフトトップの展開、格納
に伴なう給電ケーブルの伸張長さの変動に起因する、張
り過ぎによるケーブルの切断が阻止される。
【0013】そして、プリントダイポールアンテナ7が
フレーム4内に収納され、アンテナが車体外部に露出し
ないから、アンテナが騒音源になることがなく、破損の
おそれもない。また、自動車全体のデザインと異質の突
出物とならず、美観も損ねない。さらに、アンテナ装着
のための加工を車体外板に施す必要がなくなり、車体製
造ラインでの工程が削減される利点もある。また、ウィ
ンドウガラスアンテナに比較して、運転時の視野を妨げ
るようなこともない。さらにまた、アンテナがプリント
基板に形成されたプリントダイポールアンテナとされて
いるから、薄くてスペースをとらず、取り扱いも容易
で、両面テープで簡単に取り付けられる利点を有する。
【0014】なお、ソフトトップ格納状態と展開状態と
では、プリントダイポールアンテナ7の上下面が逆にな
るが、アンテナ特性は変化しない。また、格納状態で
は、給電ケーブル10が一部で曲げられるが、同軸ケー
ブルを用いているからその特性に変化は生じない。
【0015】本実施例では、アンテナを形成したプリン
ト基板をサブフレーム上に取り付けるようにしたが、こ
れに限定されることなく、サブフレームに直接アンテナ
を形成したり、フレームを絶縁樹脂製として、同フレー
ムに直接アンテナを形成することも可能である。
【0016】】
【発明の効果】以上のとおりこの発明によれば、ソフト
トップ内にアンテナを内蔵して車体外部に露出しないも
のとしたから、騒音源とならず、破損のおそれがなくな
り、自動車の全体デザインに影響を与えない。しかも、
視野に影響を及ぼすこともない。さらに、アンテナ装着
のための加工を車体外板に施す必要がなくなるので工程
が削減されるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】アンテナの詳細を示す拡大図である。
【図3】ケーブル長アジャスタの正面図である。
【図4】ケーブル長アジャスタの側面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】ソフトトップの展開および格納状態を示す説明
図である。
【図7】フレームの畳み込み過程を示す図である。
【図8】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 ロッドアンテナ 3 シート 4 フレーム 5 サブフレーム 6 プリント基板 7 プリントダイポールアンテナ 8 整合器 9 コネクタ 10 給電ケーブル 11 粘着テープ 12 クランプ 13 ケーブル長アジャスタ 14 レール 15 ストッパ 16 引っ張りスプリング 17 スライダ 18 ソフトトップ 20 ヒンジ部 21 車体 27 クリップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/12 - 1/26 B60R 9/00 - 11/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のソフトトップの展開状態におい
    て天井を形成する部位に、アンテナを内蔵させ、該アン
    テナへの給電ケーブルが前記ソフトトップのフレームに
    そって配索されていることを特徴とする自動車アンテナ
    取付構造。
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