JPH05183316A - 自動車用アンテナ装置 - Google Patents

自動車用アンテナ装置

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Publication number
JPH05183316A
JPH05183316A JP36127591A JP36127591A JPH05183316A JP H05183316 A JPH05183316 A JP H05183316A JP 36127591 A JP36127591 A JP 36127591A JP 36127591 A JP36127591 A JP 36127591A JP H05183316 A JPH05183316 A JP H05183316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
antenna
antenna member
thin plate
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP36127591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaichi Nakahigashi
政一 中東
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U Shin Ltd
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuhshin Co Ltd, Yuhshin Seiki Kogyo KK filed Critical Yuhshin Co Ltd
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Publication of JPH05183316A publication Critical patent/JPH05183316A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車の室内に取付けて使用されるTVアンテ
ナに関するもので、VHFの周波数帯の感度を上げるこ
とを目的とする。 【構成】自動車の屋根部分を支持する支持部材の内側に
アンテナ部材12を配置し、このアンテナ部材12の近
傍の屋根部分の内側にアース部材13を配置したアンテ
ナ装置において、アンテナ部材12は導電体を折返して
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、自動車の室内に取付
けて使用されるアンテナに関するもので、特には、屋根
部分を支持しているピラーの内側に取付けて使用され、
テレビ放送受信用として好適な自動車用のアンテナに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用のテレビアンテナとしては、従
来、金属パイプを使用した固定式あるいは、手動または
モータ等により引出して使用するロッドアンテナか若し
くは、リアウインドガラス内に導電体を一体的に内装さ
せたリアウインドガラス内蔵アンテナがあった。ところ
が、ロッドアンテナは、車外に取付けられているもので
あるため破損し易く、いたずらされ易く、また風雨に晒
されて錆びつき易いものであった。さらに洗車の際や、
駐車のためパーキングタワーに入車の際にも車体から突
出しているため邪魔になるものであった。
【0003】また、前記のリアウインドガラス内蔵アン
テナはガラス内に導体を内装する構造であるため、視界
を妨げないように導体そのものを細くすることが不可欠
であるが、あまり細くすると感度や受信帯域に大きく影
響し性能が十分に発揮できなくなるという問題点を有し
ていた。
【0004】そこで、前記の問題点を解決する具体的手
段として自動車の室内のピラーに受信周波数による所定
の長さと幅を有する第一の導電体を配置し、この近傍の
屋根部分の内側に第二の導電体を一編部が第一の導電体
に近傍するようにそれぞれ配置した自動車用アンテナが
特願平3−238558号として、同出願人より出願さ
れている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
アンテナでは、第1の導電体の全長により最適受信感度
の周波数が決定されるため、VHFの周波数帯である
と、VHF(High)の周波数帯に合わせて第1の導
電体の全長を設定した場合には、VHF(Low)の感
度が低下し、またVHF(Low)の周波数帯に合わせ
て第1の導電体の全長を設定した場合には、VHF(H
igh)の感度が低下することになり、両方の周波数帯
の感度を同時に満足させることができないと共に、VH
F(Low)の周波数帯に合わせて第1の導電体の全長
を設定した場合には長すぎて車内に装着することができ
ないという欠点もあたった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明は、自動車の屋根部分を支持する支持部材
の内側にアンテナ部材を配置し、このアンテナ部材の近
傍の屋根部分の内側にアース部材を配置したアンテナ装
置において、アンテナ部材は導電体を折返して形成され
ている。
【0007】
【作用】本願発明は上記のように構成したため、アンテ
ナ部材に若干の容量成分と誘導成分が生じる。これによ
り、アンテナ部材の全長にて決定される周波数と、前記
容量成分と容量成分とが影響して決定される周波数の少
なくとも2つの周波数に受信感度の高い部分ができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例によりさらに詳
しく説明する。図1において、1は自勤車の車体であ
り、この車体にはフロントガラス2、リアウインドガラ
ス(図示せず)およびサイドウインドガラス3,3が設
けられている。そして屋根部分を支持する前部支持部材
4a,4bおよび後部支持部材(図示せず)が設けられ
ている。5は自動車屋根の下部すなわち天井部分であ
る。
【0009】このような車体構成を有する自動車に対し
て、取付けられる本発明の自動車用アンテナ装置は、所
定長さと幅に形成された平坦な薄板10の表面に所定の
形状の第一の導電体11が形成されたアンテナ部材12
と、所定面積を有する第二の導電体(図示せず)で形成
されたアース部材13とから構成されており、これらに
は、夫々、リード線である同軸ケーブル14が接続され
ている。
【0010】さらに、図2に見られるように、アンテナ
部材12の薄板10は樹脂製で、長辺が短辺に比べて十
分に長い長方形の形状をしており、その表面に形成され
る第一の導電体11は1本の帯状をしており、一端部1
5から薄板10の長手方向に添わせて形成し、折返部1
6で同じ面内で折返したような構造になっている。また
前記一端部15には同軸ケーブル14の心線が半田付に
より電気的に接続されている。
【0011】一方、アース部材13は、所定の幅および
厚さを有する帯状の第二の導電体を樹脂製の薄板の表面
に構成したものであり、ある程度の面積があれば、形状
は任意でよいが製作上は、アンテナ部材12と同じ材質
で同じ幅と厚さにした方が有利である。
【0012】このように構成されたアンテナ装置は、ア
ンテナ部材12の一端部15から折返部16までの距離
によっていわゆる直列共振点が1箇所決定され、さらに
前記一端部15から前記折返部16までと前記折返部1
6から前記他端部17との間に生じる微小な容量成分
と、誘導成分とのいわゆる並列共振により先の周波数よ
りも低い直列共振点を示す場所が現れる。
【0013】したがって、前記一端部15から前記折返
部16までの長さをVHF(High)の映像周波数帯
171.25(MHZ)〜217.75(MHZ)の中
央194.5(MHZ)に受信感度の1つピークがくる
ように調整し、前記折返部16から前記他端部17まで
の長さおよび、形状をVHF(Low)の映像周波数帯
91.25(MHZ)〜103.25(MHZ)の中央
97.25(MHZ)に受信感度の2つ目のピークがく
るように調整すれば、VHFの周波数帯域ほぼ全域に渡
り高感度を得る事ができ、鮮明な画像が得られる。
【0014】図3〜図5は、本願発明の他の実施例で、
アンテナ部材12の第一の導電体11の形状を変更して
いる。すなわち、第一の導電体12の折返部16と他端
部17の中間を薄板10の裏側に回り込ませ薄板10を
導電体で挟むようにしている。これにより、第一の実施
例に比べて容量成分の高いアンテナとすることができ
る。
【0015】
【発明の効果】本願発明は、上記の様に、自動車の屋根
部分を支持する支持部材の内側にアンテナ部材を配置
し、この近傍の屋根部分の内側にアース部材を配置した
アンテナ構成体において、アンテナ部材には導電体が折
返して形成されていることを特徴としているため、周波
数特性が向上し、テレビ画面のチラつきやノイズを軽減
することが出来る。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例に係るもので、取付状態を示
す図である。
【図2】アンテナ部材の斜視図である。
【図3】他の実施例のアンテナ部材の斜視図である。
【図4】他の実施例のアンテナ部材の斜視図である。
【図5】他の実施例のアンテナ部材の斜視図である。
【符号の説明】
4a,4b…支持部材 5…天井部分 10…薄板 12…アンテナ部材 13…アース部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の屋根部分を支持する支持部材の
    内側にアンテナ部材を配置し、このアンテナ部材の近傍
    の屋根部分の内側にアース部材を配置したアンテナ装置
    において、アンテナ部材は導電体を折返して形成されて
    いることを特徴とする自動車用アンテナ装置。
JP36127591A 1991-12-26 1991-12-26 自動車用アンテナ装置 Pending JPH05183316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36127591A JPH05183316A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 自動車用アンテナ装置

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JP36127591A JPH05183316A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 自動車用アンテナ装置

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Publication Number Publication Date
JPH05183316A true JPH05183316A (ja) 1993-07-23

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ID=18472906

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JP36127591A Pending JPH05183316A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 自動車用アンテナ装置

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JP (1) JPH05183316A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5970132B2 (ja) * 2013-05-31 2016-08-17 株式会社フジクラ 窓フレーム
JP5970131B2 (ja) * 2013-05-31 2016-08-17 株式会社フジクラ 窓フレーム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5970132B2 (ja) * 2013-05-31 2016-08-17 株式会社フジクラ 窓フレーム
JP5970131B2 (ja) * 2013-05-31 2016-08-17 株式会社フジクラ 窓フレーム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011023