JP3203621B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP3203621B2
JP3203621B2 JP29570691A JP29570691A JP3203621B2 JP 3203621 B2 JP3203621 B2 JP 3203621B2 JP 29570691 A JP29570691 A JP 29570691A JP 29570691 A JP29570691 A JP 29570691A JP 3203621 B2 JP3203621 B2 JP 3203621B2
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明文 金森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガソリンスタンド等の
給油所に設置される給油装置に関し、特に給油を緊急停
止できる給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ノズルスイッチを用いて給油を緊急停止
させる給油装置は例えば実開昭61−166998号公
報に開示されている。この公知技術では、給油ノズルを
ノズル掛けに掛けないで緊急停止するには、作動レバー
を押すと作動レバーが係止レバーでロックされ、ノズル
スイッチがOFFの状態に保持される。他方、給油ノズ
ルをノズル掛けに掛けると、給油ノズルで係止レバーが
押されるので、作動レバーがロックされることはなく、
また、給油ノズルをノズル掛けから外すと、ノズルスイ
ッチがONになる。
【0003】上記の公知技術においては、係止レバーを
必要として構造が複雑である。また、緊急停止を解除す
るには、給油ノズルをノズル掛けに掛け、再び外すこと
により行うが、表示器が帰零されてしまう。すなわち、
表示器を帰零しないで、給油を継続して同じ客(自動
車)に給油することができないで不便である。
【0004】通常、従来技術では、ノズルスイッチがO
FFすると制御装置が給油が終了したと判断してポンプ
を停止し、次にノズルスイッチがONすると新たな給油
が開始すると判断してポンプを作動させ表示器を帰零す
るようになっているので、緊急停止のためにノズルスイ
ッチを作動すると、制御装置は給油終了と判断し、顧客
が再給油を要望する場合にも、今まで給油した給油量の
表示がリセットされて消えてしまい、伝票もその都度発
行され、2枚となるので、料金の計算も面倒である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、ノズルスイッチを緊急停止用と使用しても顧客
の要望に応じて継続して給油できる給油装置を提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ノズル
スイッチがONになるとポンプ駆動モータをONにする
と共に表示器を帰零する給油開始判断手段と、ポンプ駆
動モータのON中にノズルスイッチがOFFになるとポ
ンプ駆動モータをOFFにし、所定時間以内にONにな
ったときは緊急停止と判断してポンプ駆動モータのOF
Fを継続すると共に表示器を帰零しない緊急停止判断手
段と、緊急停止中にノズルスイッチがOFFになり所定
時間以内にONになったときは継続給油と判断してポン
プ駆動モータをONにすると共に表示器を帰零しない給
油再開判断手段と、緊急停止中にノズルスイッチがOF
Fになり所定時間経過後にONにならないときに給油終
了と判断する給油終了判断手段とを設けている。
【0007】
【好ましい実施の態様】上記緊急停止判断手段及び給油
再開判断手段は、マイクロコンピュータで構成された制
御装置の判断部に設け、その判断部に、給油開始判断手
段と給油終了判断手段とを設けるのが好ましい。
【0008】また、緊急停止及び給油再開を判断する所
定時間は、それぞれ例えば1秒以内とするのが好まし
い。これは給油員がノズルスイッチのスイッチ作動レバ
ーにタッチし、ノズルスイッチが一旦OFFになったの
ちにONになる間の時間に対応するためである。
【0009】
【作用】したがって、緊急時、例えばサイドブレーキを
引かなかったために、給油中に自動車が動き出したよう
な場合に、作業員は直ちにノズルスイッチを瞬間的にす
なわち所定時間(例えば1秒)以内OFFとしてすぐ手
を離してONとすると、緊急停止判断手段は、ノズルス
イッチが所定時間以内OFFであるために、緊急停止と
判断し、緊急停止をする。そして顧客がさらに給油を希
望する場合は、再びノズルスイッチを所定時間以内OF
Fとすると、給油再開判断手段は継続給油と判断し、表
示器はリセットされず、今までの給油量に加算した給油
量が表示器に表示され、伝票も1回しか発行されない。
またノズルスイッチが所定時間経過後にオンにならない
ときは給油終了と判断し、通常の作業のようにノズルを
ノズル掛けに掛けたのと同様となる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0011】図1において、給油機1には、モータ2に
より駆動されるポンプ3が設けられ、このポンプ3に
は、図示しない貯油槽に連結された吸込配管4と吐出配
管5とが接続されている。その吐出配管5には、流量計
6が設けられ、更に給油ホース8が接続されている。そ
して、この給油ホース8には、給油ノズル9が接続され
ている。
【0012】また、給油機1には、給油ノズル9をノズ
ル掛け11から外したときにスイッチ作動レバー11a
を介してONとなるノズルスイッチ10が設けられ、そ
のノズルスイッチ10は、制御装置20に接続されてい
る。この制御装置20には、流量計6に設けられた流量
パルス発信器7、モータ2及び表示器12からのライン
が接続され、また、制御装置20は、事務所Aに設けら
れた販売管理機(POS)13に接続されている。な
お、吐出配管5に元弁が設けられている場合は、元弁も
制御装置に接続されている。
【0013】図2において、制御装置20はマイクロコ
ンピュータで構成され、その制御装置20には、ノズル
スイッチ10が接続された判断手段21が設けられ、そ
の判断手段21には、給油開始判断手段22、緊急停止
判断手段23、給油再開判断手段24及び給油終了判断
手段25が設けられている。また、判断手段21に接続
された計数手段26が設けられ、この計数手段26に
は、流量パルス発信器7が接続されている。更に、モー
タ駆動手段27、給油データ送信手段28及び表示器駆
動手段29が設けられている。そのモータ駆動手段27
は、判断手段21とモータ2とに接続され、給油データ
送信手段は、判断手段21及び計数手段26と販売管理
機13とに接続され、表示器駆動手段29は、計数手段
26と表示器12とに接続されている。
【0014】前記給油開始判断手段22は、ノズルスイ
ッチ10がOFFになったのち、すなわち給油ノズル9
をノズル掛けに掛けたのち、一定時間(例えば1秒)後
にONになると、給油開始と判断して計数手段26の前
回の計数値をリセットし表示器12を帰零し、ポンプ駆
動モータ2をONし、また、ノズルスイッチ10がOF
Fとなると、ポンプ駆動モータ2をOFFするようにな
っている。緊急停止判断手段23は、ポンプ駆動モータ
2がON中にノズルスイッチ10がOFFとなると、ポ
ンプ駆動モータ2をOFFし、一定時間(例えば1秒)
以内にONとなると、緊急停止と判断し、表示器12の
帰零及びポンプ駆動モータ2のONを行わないようにな
っている。給油再開判断手段24は、緊急停止中に、ノ
ズルスイッチ10がOFFとなり、一定時間(例えば1
秒)以内にONとなると、給油再開と判断してポンプ駆
動モータ2をONとするが、表示器12の帰零は行わな
いようになっている。給油終了判断手段25は、ノズル
スイッチ10がONからOFFになり、一定時間(例え
ば1秒)OFFが継続すると、給油終了と判断し、給油
データを販売管理機13に送信するようになっている。
【0015】次に、制御の態様を説明する。図3におい
て、作業員が給油ノズル9をノズル掛け11から外す
と、ノズルスイッチ10がONとなり(ステップS
1)、その信号が制御装置20の判断部21に伝わる。
判断部21の給油開始判断手段22は、上記の信号を給
油要求信号と判断し、計数手段26の前回の計数値をリ
セットし表示器駆動手段29は表示器12を帰零すると
共に、モータ駆動手段27に駆動信号を出力してポンプ
駆動モータ2をONする(ステップS2)。ここで、作
業員は給油ノズル9を自動車の燃料タンクの給油口に挿
入して給油作業を行う。この給油作業に伴い、計数手段
26は流量パルス発信器7からのパルス信号を計数し、
表示器駆動手段29から駆動信号を出力して表示器12
に給油量を表示する。今、給油ノズル9が落下したり、
自動車が動いたりした緊急事態が発生した場合、作業員
はノズルスイッチ10を短時間押す。そして、ノズルス
イッチ10がOFFになると(ステップS3)、ポンプ
駆動モータ2をOFFにする(ステップS4)。このよ
うに一時的にスイッチ作動レバー11aにタッチするの
で、ノズルスイッチ10は所定時間(例えば1秒)以内
(ステップS6)にONとなる(ステップS5)。そし
てノズルスイッチ10がOFFからONになった時間が
1秒以内であると判断すると緊急停止判断部23が緊急
停止と判断し、ポンプ駆動モータ2をOFFのままに保
持し、かつ、表示器12を帰零しない。
【0016】そして危険な状態がなくなり、作業員は安
全を確認して、緊急停止を解除し、継続して給油を行う
場合(顧客が継続給油を希望する場合)、作業員は再び
スイッチ作動レバー11aを瞬時タッチする。すると、
ノズルスイッチ10は一時的にOFFとなり(ステップ
S7)、そして1秒以内に(ステップS10)ONとな
る(ステップS8)。そして制御装置20はノズルスイ
ッチがOFFからONになる時間が1秒以内であること
を判断すると、給油再開判断手段24が給油再開と判断
し、ポンプ駆動モータ2をONし、継続給油が行われ
る。その場合には表示器12は帰零されず、継続給油量
は加算される。
【0017】このようにして、所定の給油作業が完了し
たならば作業員は給油ノズル9をノズル掛け11にかけ
る。するとノズルスイッチ10はOFFとなり(ステッ
プS3)、ポンプ駆動モータ2はOFFとなる(ステッ
プS4)。給油ノズル9をノズル掛け11にかけて1秒
以上経過すると(ステップS6)、給油終了判断部25
が給油終了と判断し、給油データ送信手段28から給油
データを給油データ販売管理機13に送信して(ステッ
プS11)、制御は終了し、販売管理機13より伝票が
発行される。
【0018】さて、ステップS5において、顧客が継続
給油を希望しないで、給油を終了する旨を作業員に伝え
た場合、作業員は給油ノズル9をノズル掛け11にかけ
る。すると、ノズルスイッチ10はOFFとなり(ステ
ップS7)、ONになることなく(ステップS8のN
O)、1秒以上経過すると(ステップS10)、給油終
了判断部25は給油終了と判断し、給油データ販売管理
機13は給油データ送信手段28から給油データを受け
て(ステップS11)、制御は終了し、伝票が発行され
る。
【0019】なお、通常の給油終了作動はステップS
3、ステップS4、ステップS5、ステップS6、ステ
ップS11のフローで行われることは明らかである。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、給油中に給油ノズルが落下したり、自動車
が動いた場合に、給油員がノズル掛けのスイッチ作動レ
バーに手でタッチすれば緊急停止となり、再び、スイッ
チ作動レバーをタッチすれば、継続給油をすることがで
き、安全対策上極めて便利であり、有効である。
【0021】また、従来の係止レバーが不要で構造が簡
単で、更に、給油機のノズルスイッチ回りを改造しない
で、制御プログラムの変更だけで実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図。
【図2】制御ブロック図。
【図3】制御フローチャート図。
【符号の説明】
1・・・給油機 2・・・モータ 3・・・ポンプ 4・・・吸込配管 5・・・吐出配管 6・・・流量計 7・・・流量パルス発信器 8・・・給油ホース 9・・・給油ノズル 10・・・ノズルスイッチ 11・・・ノズル掛け 11a・・・スイッチ作動レバー 12・・・表示器 13・・・販売管理機 20・・・制御装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−208395(JP,A) 特開 昭56−151697(JP,A) 特開 昭58−99395(JP,A) 実開 昭61−166998(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 5/30 B67D 5/08 B67D 5/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルスイッチがONになるとポンプ駆
    動モータをONにすると共に表示器を帰零する給油開始
    判断手段と、ポンプ駆動モータのON中にノズルスイッ
    チがOFFになるとポンプ駆動モータをOFFにし、所
    定時間以内にONになったときは緊急停止と判断してポ
    ンプ駆動モータのOFFを継続すると共に表示器を帰零
    しない緊急停止判断手段と、緊急停止中にノズルスイッ
    チがOFFになり所定時間以内にONになったときは継
    続給油と判断してポンプ駆動モータをONにすると共に
    表示器を帰零しない給油再開判断手段と、緊急停止中に
    ノズルスイッチがOFFになり所定時間経過後にONに
    ならないときに給油終了と判断する給油終了判断手段と
    を設けたことを特徴とする給油装置。
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