JP3202259B2 - 難燃性の組成物 - Google Patents

難燃性の組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は難燃性の組成物に関する
ものである。さらに詳しくは、合成樹脂に配合する事に
より優れた難燃性を付与することのできる燐化合物及び
ホウ素化合物を含有する難燃剤組成物及び合成樹脂に該
難燃剤組成物を配合して成る難燃性樹脂組成物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建材や内装材、或いはOA、家電
製品等の用途を中心に、使用する合成樹脂材料の難燃化
の要望が強まっている。そこで、これらの要望に答える
ために多数の難燃剤が開発検討されている。通常、合成
樹脂の難燃剤として使用されるものには、主にハロゲン
化合物、燐化合物、などがあり、さらにそれらの難燃剤
に加えて三酸化アンチモン、酸化錫などが難燃助剤とし
て併用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】難燃剤としてハロゲ
ン化合物を合成樹脂に配合した場合、難燃化の効果は比
較的大きいが、火災発生時あるいは焼却処理時に有毒性
あるいは有害性の物質を発生する為、救急活動あるいは
消火活動を困難にし、あるいは環境汚染を引き起こす等
の問題を有している。このためハロゲン化合物を全く含
有しないか、或いはハロゲン化合物の量が比較的少ない
難燃性樹脂の開発が望まれている。
【0004】また、燐化合物により合成樹脂の難燃化を
行おうとした場合には、ハロゲン化合物に比べ相対的に
難燃化効果が低いため、充分な難燃性が得られないばか
りでなく、その配合量が多くなるために得られた難燃性
樹脂の耐熱性や機械的性質が低下するなどの問題点を有
している。
【0005】本発明はこれら従来の問題点を解決するも
のであり、その目的とするところは難燃化効果の優れた
難燃剤組成物及び、該難燃剤組成物を含有する難燃性樹
脂組成物を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、塩素或
いは臭素原子を含有しないか、またはその含有量が比較
的少ない難燃剤により、合成樹脂の難燃性を改善するた
めに鋭意研究を重ねた結果、必須成分として燐化合物及
びほう素化合物を含有する難燃剤組成物を用いることに
より、合成樹脂の難燃性が著しく改善され、更にポリオ
ルガノシロキサン及び/またはフッ素系樹脂を併用する
ことにより、一層優れた難燃化効果が発現することを見
いだし、本発明に到達した。
【0007】 即ち本発明は、(1)AS樹脂、ACS
樹脂、エチレン/酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン/ビ
ニルアルコール共重合樹脂、ABS樹脂、塩化ビニル樹
脂、ポリアリレート樹脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂、
全芳香族ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リスチレン樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、ポリメタクリル樹脂、スチレン/無
水マレイン酸共重合樹脂、スチレン/N−フェニルマレ
イミド/無水マレイン酸共重合樹脂、及びスチレン/N
−フェニルマレイミド共重合樹脂から選ばれた1種以上
である合成樹脂100重量部当たり、正燐酸エステル及
び/又は亜燐酸エステルの燐化合物と硼素化合物とが重
量比で5/95〜95/5である難燃剤5〜50重量部
を含有することを特徴とする成形用難燃性樹脂組成物、
(2)(1)記載の成形用難燃性樹脂組成物において、
ポリオルガノシロキサン及び/又はフッ素系樹脂5重量
部以下を含有する成形用難燃性樹脂組成物である。
【0008】本難燃剤組成物は燐化合物及びホウ素化合
物を必須成分として含有し、これら両成分を併用するこ
とにより、はじめて優れた難燃効果を発現するものであ
るが通常用いられる公知の難燃化添加剤を併用すること
も出来る。
【0009】更に、ポリオルガノシロキサン及び/また
はフッ素系樹脂を追加成分として含むことにより、燃焼
時の樹脂溶融物の滴下を防止し、より優れた難燃効果を
発現する。
【0010】本発明で用いられる燐化合物は、燐原子を
有する化合物であれば特に制限はなく、それらの化合物
を例示すると、正燐酸エステル、亜燐酸エステルなどが
挙げられる。正燐酸エステルとしては、トリメチルホス
フェート、トリエチルホスフェート、トリブチルホスフ
ェート、トリ(2−エチルヘキシル)ホスフェート、ト
リブトキシエチルホスフェート、トリオレイルホスフェ
ート、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフ
ェート、トリキシレニルホスフェート、トリス(イソプ
ロピルフェニル)ホスフェート、トリス(o−フェニル
フェニル)ホスフェート、トリス(p−フェニルフェニ
ル)ホスフェート、トリナフチルホスフェート、クレジ
ルジフェニルホスフェート、キシレニルジフェニルホス
フェート、ジフェニル(2−エチルヘキシル)ホスフェ
ート、ジ(イソプロピルフェニル)フェニルホスフェー
ト、o−フェニルフェニルジクレジルホスフェート、ジ
ブチルホスフェート、モノブチルホスフェート、ジ−2
−エチルヘキシルホスフェート、モノイソデシルホスフ
ェート、2−アクリロイルオキシエチルアシッドホスフ
ェート、2−メタクリロイルオキシエチルアシッドホス
フェート、ジフェニル−2−アクリロイルオキシエチル
ホスフェート、ジフェニル−2−メタクリロイルオキシ
エチルホスフェート、などの化合物及びトリス(2,3
−ジブロモプロピル)ホスフェート、トリス(2−クロ
ロエチル)ホスフェート、トリス(ジクロロプロピル)
ホスフェート、トリス(β−クロロプロピル)ホスフェ
ート、トリス(トリブロモフェニル)ホスフェート、ト
リス(ジブロモフェニル)ホスフェート、トリ(トリブ
ロモネオペンチル)ホスフェート、ハロゲン置換燐酸ア
リールなどの含ハロゲン化合物などが挙げられる。亜燐
酸エステルとしては、トリフェニルホスファイト、トリ
スノニルフェニルホスファイト、トリストリデシルホス
ファイト、ジブチルハイドロジエンホスファイトなどが
挙げられる。また、これ以外の燐化合物としては、トリ
フェニルホスフィンオキシド、トリクレジルホスフィン
オキシド、メタンホスホン酸ジフェニル、フェニルホス
ホン酸ジエチル、赤燐などを挙げることが出来る。赤燐
は純粋なものでも常法で安定化したものでもよい。これ
ら燐化合物は1種のみ用いても良いし、2種以上組み合
わせて用いることも可能である。
【0011】本発明で用いられるほう素化合物は、ほう
素原子を有する化合物であれば特に制限はなく、それら
の化合物を例示すると、ホウ酸、酸化ホウ素、ホウ酸塩
等が挙げられる。ホウ酸塩としては四ホウ酸亜鉛、メタ
ホウ酸亜鉛、塩基性ホウ酸亜鉛等のホウ酸亜鉛、オルト
ホウ酸バリウム、メタホウ酸バリウム、二ホウ酸バリウ
ム、四ホウ酸バリウム等のホウ酸バリウム、ホウ酸鉛、
ホウ酸カドミウム、ホウ酸マグネシウムなどが挙げら
れ、これらホウ素化合物は1種のみ用いても良いし、2
種以上組み合わせて用いることも可能である。
【0012】本発明の難燃剤組成物の構成成分である燐
化合物とほう素化合物の含有量には特に限定はないが、
燐化合物/ほう素化合物の比率は好ましくは5/95〜
95/5(重量比)の範囲であり、さらに好ましくは1
0/90〜90/10(重量比)の範囲である。燐化合
物及びほう素化合物のそれぞれの含有量が、燐化合物及
びほう素化合物の合計100重量部に対して5重量部未
満の量では、充分な難燃効果が得られない。
【0013】 本発明で用いられるポリオルガノシロキサンは、原則としてその分子構造中に | −(Si−O)n−骨格を有するものであれば特に制限はない。本発明で用いら れるポリオルガノシロキサンを例示すると、ポリジメチルシロキサン、ポリメチ ルフェニルシロキサン、アミノ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、エ ポキシ変性シリコーンなどが挙げられ、これらは1種のみ用いてもよいし、2種 以上組み合わせて用いることも可能である。さらに、これらのポリオルガノシロ キサンは、分子量数百〜数百万の広範囲のものが使用でき、その形態はオイル状 、ワニス状、樹脂状など如何なるものであってよい。
【0014】本発明で用いられるフッ素系樹脂を例示す
ると、四フッ化ポリエチレン、四フッ化エチレン−六フ
ッ化プロピレン共重合体、四フッ化エチレン−パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合体、四フッ化エチレ
ン−エチレン共重合体、三フッ化塩化ポリエチレン、フ
ッ化ビニリデンなどが挙げられるが、好ましくは四フッ
化ポリエチレンを用いるのが良い。なおフッ素系樹脂の
形態は、エマルジョン状、懸濁状、ミクロフィブリル
状、粉末状、粒状など如何なるものであってもよい。
【0015】難燃剤組成物に用いられるポリオルガノシ
ロキサン及びまたはフッ素系樹脂の量は、好ましくは難
燃剤組成物を合成樹脂に配合した難燃性樹脂組成物10
0重量部に対し、5重量部以下となるように、難燃剤組
成物中の量が設定される。合成樹脂中のポリオルガノシ
ロキサン及びまたはフッ素系樹脂の量が5重量部を越え
る範囲では、合成樹脂に配合した際に、成形品の外観不
良、溶融粘度の増加などの原因となる。
【0016】本発明では、燐化合物及びほう素化合物、
ポリオルガノシロキサン及び/またはフッ素系樹脂に加
えて更にこれ以外の公知の難燃性添加剤を併用すること
も出来る。難燃性添加剤は、通常難燃化効果を有するも
のであれば特に制限はなく、ハロゲン化合物、アンチモ
ン化合物、窒素化合物、金属酸化物、金属水酸化物、炭
酸塩、アルカリ(土類)金属塩などの難燃剤が使用出来
る。これら難燃剤は1種のみ用いても良いし、2種以上
組み合わせて用いることも可能である。
【0017】本発明で用いることの出来るハロゲン化合
物を例示すると、ヘキサブロモベンゼン、ペンタブロモ
トルエン、オクタ及びデカブロモジフェニル、オクタ及
びデカブロモジフェニルエーテル、ヘキサブロモビスフ
ェノキシエタン、エチレンビステトラブロモナフタルイ
ミド、テトラブロモビスフェノールAオリゴマーなどの
臭素化合物、ヘキサクロロシクロペンタジエン、ヘキサ
クロロエンドメチレンテトラヒドロフタル酸及びその無
水物、及びテトラクロロフタル酸無水物などの塩素化合
物が挙げられ、これらは1種のみ用いても良いし、2種
以上組み合わせて用いることも可能である。
【0018】本発明で用いることの出来るアンチモン化
合物を例示すると、三酸化アンチモン、アンチモン酸ソ
ーダ、金属アンチモン、三塩化アンチモン、五塩化アン
チモン、三硫化アンチモン、五酸化アンチモンなどが挙
げられる。これらは1種のみ用いても良いし、2種以上
組み合わせて用いることも可能である。
【0019】本発明で用いることの出来る窒素化合物を
例示すると、メラミン、シアヌル酸、ジシアンジアミ
ド、グアニジン、グアナミン及びこれらの化合物の塩、
例えばメラミンシアヌレート、メラミンホスフェート、
グアニジンホスフェートやポリ燐酸アンモニウムなどが
挙げられ、これらは1種のみ用いてもよいし、2種以上
組み合わせて用いることも可能である。
【0020】本発明で用いることの出来る金属酸化物を
例示すると、酸化スズ(IV) 、酸化ジルコニウム(I
V)、酸化モリブデン(VI)、酸化ビスマス(III )、
酸化鉛(IV)、酸化セリウム(IV)、酸化銅(II)、酸
化バナジウム(V )、酸化タングステン(VI)等が挙げ
られ、これらは1種のみ用いてもよいし、2種以上組み
合わせて用いることも可能である。
【0021】本発明で用いることの出来る金属水酸化物
を例示すると、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化錫など
が挙げられ、これらは1種のみ用いてもよいし、2種以
上組み合わせて用いることも可能である。
【0022】本発明で用いることの出来る炭酸塩を例示
すると、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリ
ウムなどが挙げられる。
【0023】本発明で用いられるアルカリ(土類)金属
塩は、無機性或いは有機性の塩が挙げられる。無機塩と
しては、塩素、臭素、フッ素、酢酸、硝酸、亜硝酸、硫
酸、亜硫酸、燐酸、亜燐酸などとの塩が挙げられ、有機
塩としては、有機カルボン酸化合物、有機硝酸化合物、
有機亜硝酸化合物、有機硫酸化合物、スルホン酸化合
物、有機燐酸化合物、有機亜燐酸化合物などとの塩が挙
げられる。アルカリ(土類)金属としては、周期表1A
族に属するリチウム、ナトリウム、カリウム、及び周期
表2A族に属する、カルシウム、バリウムなどが挙げら
れる。
【0024】更に、本発明で用いられる合成樹脂には、
特に制限はなく熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂のいずれ
も有効に使用できるが、好ましくは熱可塑性樹脂が使用
される。本発明で使用される合成樹脂を例示すると、エ
ポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、シリコーン樹
脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ベンゾ
グアナミン樹脂、ポリウレタン樹脂などの熱硬化性樹脂
ならびにアイオノマー樹脂、EEA樹脂、AS樹脂、エ
チレン/酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン/ビニルアル
コール共重合樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリアリレート樹脂、熱可塑性ポリウ
レタン樹脂、全芳香族ポリエステル樹脂、ポリエチレン
樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリブタジエン樹脂、ポ
リブチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレン樹脂、
ポリメタクリル樹脂、スチレン/無水マレイン酸共重合
樹脂、スチレン/N−フェニルマレイミド/無水マレイ
ン酸共重合樹脂、スチレン/N−フェニルマレイミド共
重合樹脂などの熱可塑性樹脂が挙げられ、さらには、こ
れらの熱可塑性樹脂から選択される少なくとも2種を成
分とする樹脂混合物、グラフト樹脂、ブロック樹脂など
も使用可能である。
【0025】本発明の難燃性樹脂組成物の構成成分であ
る、難燃剤組成物の配合量は、樹脂100重量部に対し
て50重量部以下が好ましく、50重量部を越えると、
難燃性樹脂の耐熱性や機械的性質が低下する。
【0026】合成樹脂及び難燃剤の混合方法には特別の
制約はなく、これらを均一に混合できる手段であればい
ずれの手段をも採用可能であり、例えば、押出機による
混練、ヘンシェル型ミキサー、バンバリーミキサー、加
熱ロール等各種の混合用機械による混合などが適宜採用
可能である。
【0027】この際、必要に応じてその効果が発現する
量の種々の添加剤、例えば安定剤、離型剤、滑剤、可塑
剤、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、耐熱安定
剤、老化防止剤、染顔料、充填剤等を配合することも可
能である。
【0028】
【実施例】本発明をさらに説明するために以下に実施例
を挙げるが、これらの実施例により本発明を制限するも
のではない。ポリカーボネート樹脂に対して、表1記載
の各成分を同表記載の配合割合で、ヘンシェルミキサー
にて混合後、2軸押出機(池貝鉄工(株)製、PCM−
30)を使用し、シリンダー温度280℃にて溶融混練
し、得られた試料から射出成形機を用いて燃焼テスト用
のテストピースを作製し、樹脂組成物の酸素指数をJI
SK7201に従い測定した。その結果を表1に示す。
表1中の記号は次の通りである。
【表1】
【0029】PC :ポリカーボネート樹脂(三菱化
株)ノバレックス7030PJ) CDP :燐酸クレジルジフェニル(大八化学工業所
(株)CDP) ZB :ほう酸亜鉛(BORAX CONSOLID
ATED LIMITED製ZINCBORATE 2
335) PDMS:ポリジメチルシロキサン(東芝シリコーン
(株)TSF451−1000) PTFE:四フッ化ポリエチレン(三井デュポンフロロ
ケミカル(株)テフロン6J) OI :酸素指数(JISK7201準拠)
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、合成樹脂に優れた難燃
性を付与する難燃剤組成物および該難燃剤組成物を含有
した難燃性樹脂組成物が提供される。得られた難燃性樹
脂組成物は難燃性を要求される電子・電気製品、OA機
器等のハウジング用途、各種部品の材料として好適であ
る。
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 83:04) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16 C08K 3/00 - 13/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AS樹脂、ACS樹脂、エチレン/酢酸
    ビニル共重合樹脂、エチレン/ビニルアルコール共重合
    樹脂、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアリレート樹
    脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂、全芳香族ポリエステル
    樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート
    樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ
    ブチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポ
    リメタクリル樹脂、スチレン/無水マレイン酸共重合樹
    脂、スチレン/N−フェニルマレイミド/無水マレイン
    酸共重合樹脂、及びスチレン/N−フェニルマレイミド
    共重合樹脂から選ばれた1種以上である合成樹脂100
    重量部当たり、正燐酸エステル及び/又は亜燐酸エステ
    ルの燐化合物と硼素化合物とが重量比で5/95〜95
    /5である難燃剤5〜50重量部を含有することを特徴
    とする成形用難燃性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の成形用難燃性樹脂組成物
    において、ポリオルガノシロキサン及び/又はフッ素系
    樹脂5重量部以下を含有する成形用難燃性樹脂組成物。
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