JP3201568B2 - 生産cimシステム - Google Patents

生産cimシステム

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JP3201568B2
JP3201568B2 JP15969895A JP15969895A JP3201568B2 JP 3201568 B2 JP3201568 B2 JP 3201568B2 JP 15969895 A JP15969895 A JP 15969895A JP 15969895 A JP15969895 A JP 15969895A JP 3201568 B2 JP3201568 B2 JP 3201568B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にロット搬送などの
コントロールをする生産CIMシステム(Computer Int
egrated Manufacturing System:統合生産情報システ
ム)に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の生産CIMシステムの構成
を示すブロック図である。
【0003】図9において、搬送信号(通信K)と装置
情報(通信L)は、生産装置4−1,4−2より装置コ
ントローラ3−1,3−2を経由し、プロセス管理コン
ピュータ1に通知される。この装置情報(通信L)は、
ロット情報、装置ステータスおよびロットステータスの
情報からなっている。これによって、プロセス管理コン
ピュータ1は、装置情報(通信L)でロット管理および
装置管理を行うと共に、自動搬送システム5をコントロ
ールする搬送管理コンピュータ2に装置情報と搬送信号
に基づいて作成される搬送要求(通信H)と、装置情報
に含まれている装置ステータス(通信I)およびロット
ステータス(通信J)とを送信している。搬送管理コン
ピュータ2は、搬送要求(通信H)、装置ステータス
(通信I)およびロットステータス(通信J)に基づい
て搬送ロットおよびカセット搬送先を決定して、自動搬
送システム5に搬送指示Mを送信する。自動搬送システ
ム5は自動搬送設備6を駆動制御する。
【0004】ところで、システムの一部が故障、または
メンテナンス時には、次の方法が用いられている。例え
ば、図9のプロセス管理コンピュータ10はプロセス管
理コンピュータ1の代替機であり、このプロセス管理コ
ンピュータ1のトラブル時には、即座に切り替わるよう
になっている。
【0005】これは、プロセス管理コンピュータ1が、
ロット情報や装置ステータスに含まれている搬送ロット
情報やロット作業進捗状況を管理し、搬送信号に基づい
て作成される搬送カセットとロット情報を結び付けるた
めであり、CIMシステムはコンピュータと生産装置お
よび自動搬送システムの通信が正常であるという前提で
成り立っているからである。
【0006】また、装置コントローラ3−1,3−2自
体または装置コントローラ3−1,3−2と生産装置4
−1,4−2を結ぶ通信ケーブルが故障した場合には、
自動搬送を行うことはできなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の代替計
算機としてのプロセス管理コンピュータ10は、コスト
が高価で、保守/管理も煩雑である。例えば、生産装置
4−1,4−2と、装置コントローラ3−1,3−2間
で通信ケーブルのトラブルが生じ、搬送信号(通信K)
と装置情報(通信L)が送信できない状態にある場合に
は、プロセス管理コンピュータ1に装置情報(通信L)
および搬送信号(通信K)が報告されないので、搬送信
号(通信K)と装置情報(通信L)に基づいて作成され
る搬送要求(通信H)を作成できないため、自動搬送が
行えなくなり、オペレータは、トラブルを起こした装置
でマニュアル生産ロットの作業管理を行わなければなら
ないという問題があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、装置コントローラ自体または、装置コントローラと
生産装置間の通信ケーブルが故障した場合にも、マニュ
アル生産ロットの作業管理を行う必要がない生産CIM
システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の生産CIMシス
テムは、製品の自動搬送と製品データを自動管理する製
造製品工程で、該製品を生産処理する生産装置と、該生
産装置から、または該生産装置へ、該製品を自動搬送す
る自動搬送装置と、該生産装置における製品の工程進捗
および、該自動搬送装置に対する搬送指示を管理して、
該自動搬送装置を制御する搬送管理コンピュータと、
生産装置からの搬送信号および装置情報の管理情報を管
理して該生産装置を制御する装置コントローラと、該装
置コントローラからの管理情報により該製品のロット情
報を管理するとともに該搬送管理コンピュータに対して
搬送指示を出力するプロセス管理コンピュータとを有す
る生産CIMシステムにおいて、該生産装置に、該搬送
管理コンピュータに対して搬送信号を出力する通信イン
タフェースが設けられており、そのことにより上記目的
が達成される。
【0010】好ましくは、前記生産手段に設けられた前
記通信インタフェースは、前記プロセス管理コンピュー
タから前記搬送管理コンピュータに対して、メンテナン
ス、故障等で、搬送指示できない場合に、該搬送管理コ
ンピュータに対して搬送信号を出力し、該搬送管理コン
ピュータは、前記生産装置に設けられた通信インタフェ
ースからの搬送信号に基づいて、前記自動搬送装置を制
御する。
【0011】また、好ましくは、前記搬送管理コンピュ
ータは、生産装置に投入される新規ロットの処理工程の
ルート設定を登録する登録手段を有し、該登録手段によ
って登録されたルート設定と前記生産装置から出力され
る搬送信号とによって、前記自動搬送装置に対する搬送
指示を作成する。
【0012】さらに、好ましくは、前記搬送管理コンピ
ュータの登録手段は、前記生産装置に投入される新規ロ
ットのカセット番号も登録されるようになっている。
【0013】
【作用】上記構成により、システムの不具合箇所に応じ
て、搬送信号の通信インタフェースを切り替えること
と、ロット情報を入力するインタフェースを装置コント
ローラに備えることで、プロセス管理コンピュータと搬
送管理コンピュータ間での通信トラブル、および搬送設
備のメンテナンス時に自動搬送を使用せず、手搬送での
運用でロット管理が可能となり、また、生産装置と装置
コントローラ間での通信トラブルで装置情報が送信でき
ないときに、自動搬送でのカセット搬送と、ロット管理
が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例における生産CI
Mシステムの構成を示すブロック図である。
【0016】図1において、通常、全自動で生産CIM
システムが稼働している場合、製品の自動搬送と製品デ
ータを自動管理する製造製品工程で、製品を処理する生
産装置4−1,4−2は、搬送信号(通信B)および装
置情報(通信C)を、装置コントローラ3−1,3−2
に送信する装置コントローラ間インタフェース101
と、搬送信号(通信G)を自動搬送システム5に送信す
る自動搬送システム間インタフェース104とを有して
おり、搬送情報は両インタフェ−ス101,104を通
じて、両方向に搬送信号(通信B,G)として送信され
ている。この搬送信号(通信B,G)は、引渡し信号と
引取り信号からなり、ロット搬送受付けおよびロット搬
送可能な場合に送信する。また、この装置情報(通信
C)は、ロット情報(どのようなロットであるか)、装
置ステータス(装置の稼動状態の情報)およびロットス
テータス(どのロットが何処に存在するかの情報)の情
報からなっている。
【0017】この装置コントローラ3−1,3−2で
は、受信した搬送信号(通信B)と装置情報(通信C)
を編集し、プロセス管理コンピュータ間インタフェース
102より、プロセス管理コンピュータ1に送信し、生
産装置4−1,4−2を管理する。
【0018】このプロセス管理コンピュータ1では、装
置コントローラ3−1,3−2から送信されてきた搬送
信号(通信B)および装置情報(通信C)より、搬送カ
セットと搬送ロット情報を結びつけ、搬送管理コンピュ
ータ間インタフェース103より搬送管理コンピュータ
2へ、装置情報と搬送信号に基づいて作成される搬送指
示(通信A)を送信し、製品のロット情報を管理する。
この搬送指示(通信A)とは、「どの装置からどの装置
にどのロットを搬送しなさい」という指示である。この
搬送指示(通信A)は、搬送要求Hと、装置情報(通信
C)に含まれている装置ステータスおよびロットステー
タスとから作成される。この搬送要求Hとは、ある装置
がロット搬送、搬入可能であり、搬送および搬入を行い
たいときに送信する要求信号である。
【0019】この搬送管理コンピュータ2では、この搬
送指示(通信A)と、生産装置4−1,4−2からの搬
送信号(通信G)とにより自動搬送システム間インタフ
ェース105より自動搬送システム5へ搬送指示(通信
F)を送信し、製品の工程進捗および、自動搬送設備6
に対する搬送指示を管理する。即ち、搬送管理コンピュ
ータ2は、搬送信号(通信G)、搬送指示(通信A)、
装置ステータスおよびロットステータスに基づいて搬送
ロットおよびカセット搬送先を決定して、自動搬送シス
テム5に搬送指示(通信F)を送信する。この搬送信号
Gは、システムが正常動作をしているときは必要な信号
ではない。確認のために使用システムに故障が生じた場
合に有用な信号となる。
【0020】この自動搬送システム5では、搬送管理コ
ンピュータ2からの搬送情報を取り込んで、生産装置4
−1,4−2間で製品を自動搬送する自動搬送設備6を
駆動制御する。
【0021】次に、本発明の生産CIMシステムのメン
テナンス時や故障などのトラブル発生時の運用について
説明する。
【0022】プロセス管理コンピュータ1と搬送コンピ
ュータ2間でトラブルが生じた場合、または、自動搬送
設備6がメンテナンスや故障などの場合、即ち、図2の
x印で示す箇所でのトラブル時には、搬送指示(通信
A)は、搬送管理コンピュータ2へ送信することができ
ないため、自動搬送は行えないが、以下のような方法で
運用が可能となる。
【0023】まず、搬送系がダウンしても、図9の場合
と同様に、生産装置4−1,4−2とプロセス管理コン
ピュータ1はオンライン状態であるので、搬送信号(通
信B)と装置情報(通信C)は通知が可能である。即
ち、ロット情報および装置状態はオンラインでプロセス
管理コンピュータ1が把握できている状態である。
【0024】そこで、生産装置4−1,4−2の搬送モ
ードを自動から手動に切り換え、人手搬送できる状態に
しておいて、プロセス管理コンピュータ1からの操作
で、搬送管理コンピュータ間インタフェ−ス103を遮
断する。オペレータの装置コントローラ3−1,3−2
の画面からの操作で、プロセス管理コンピュータ1より
指示を受け、装置コントローラ3−1,3−2の画面に
搬送指示を出力する。オペレータはその指示に従って、
カセットを装置へ手搬送し、ロット処理をスタートする
ことによって、ロット処理条件(通信E)を生産装置4
−1,4−2へ通知する。生産が終了すれば、再度、装
置コントローラ3−1,3−2の画面指示で、カセット
を手搬送で次工程へ搬送する。
【0025】図3は上述した自動搬送に関し、搬送管理
コンピュータ2または自動搬送システム5、自動搬送設
備6のトラブル発生時やメンテナンス時の運用手順につ
いて、次の(a)〜(g)に示したものである。
【0026】図3に示すように、 (a)生産装置4−1,4−2の搬送モードを自動から
手動に切り換え、外部通信は装置コントローラ3−1,
3−2との通信、即ち搬送信号(通信B)、装置情報
(通信C)、処理条件(通信E)で行う。
【0027】(b)プロセス管理コンピュータ1の画面
で、搬送管理コンピュータ2とのインタフェース遮断操
作を行う。
【0028】(c)生産装置3−1,3−2への仕掛か
りロットの処理終了時に、搬送信号(通信B)と装置情
報(通信C)の報告を行う。
【0029】(d)仕掛かりロットのカセット番号で、
カセット搬送先を装置コントローラ3−1,3−2で検
索する。
【0030】(e)装置コントローラ3−1,3−2の
画面の搬送指示に従って処理終了ロット生産装置(次工
程)へ手搬送する。
【0031】(f)装置へのロット搬入完了とロットス
タートを入力する。
【0032】(g)ロット生産処理を開始する。
【0033】また、生産装置4−1,4−2と装置コン
トローラ3−1,3−2間でトラブルが生じた場合、即
ち、図4の×印で示す箇所のトラブル時には、搬送信号
(通信B)と装置情報(通信C)は、装置コントローラ
3−1,3−2へ送信することができないが、以下の手
段で自動搬送運用とロット管理運用が可能となる。
【0034】生産装置4−1,4−2の操作で、ホスト
通信オンラインからホスト通信オフラインに切り換える
ことで、装置コントローラ間インタフェース101を遮
断し、搬送管理コンピュータ間インタフェース104の
み搬送情報を送信可能な状態にし、装置コントローラ3
−1,3−2を生産装置通信ダウンの状態に切り換るこ
とによって、ロット情報は装置コントローラ3−1,3
−2の画面より入力可能な状態となる。プロセス管理コ
ンピュータ1には、搬送信号(通信B)が報告されない
ので、搬送指示(通信A)は送信できない状態である
が、搬送管理コンピュータ2の操作でプロセス管理コン
ピュータ間インタフェース106を遮断することによっ
て、搬送管理コンピュータ2の画面からのカセットの登
録およびルート設定が可能な状態となる。搬送管理コン
ピュータ2は、生産装置4−1,4−2より報告された
搬送信号(通信G)と、搬送管理コンピュータ2の画面
より登録されたカセット番号と搬送ルートより、生産装
置へのカセット自動搬送が可能となる。
【0035】即ち、装置単体で生産を行う場合でも、カ
セットの自動搬送が行え、さらには、装置コントローラ
3−1,3−2の画面より、装置情報をマニュアル入力
することで、プロセス管理コンピュータ1はロット管理
が可能となる。
【0036】図5は上述した生産装置4−1,4−2
と、装置コントローラ3−1,3−2間でトラブルまた
はメンテナンス時の運用手順を次の(h)〜(o)で示
したものである。
【0037】図5に示すように、 (h)生産装置4−1,4−2の装置モードを、ホスト
通信オンラインからホスト通信オフラインに切り換え、
搬送信号(通信G)のみを送信可能とする。
【0038】(i)装置コントローラ3−1,3−2の
画面で、生産装置4−1,4−2とのインタフェース遮
断処理を行う。
【0039】(j)搬送管理コンピュータ2で、プロセ
ス管理コンピュータ1とのインタフェース遮断処理行
う。
【0040】(k)装置で処理中ロットの再スタート処
理を実行する。
【0041】(l)ロット生産処理を開始する。
【0042】(m)ロット生産処理を終了する。
【0043】(n)装置コントローラ3−1,3−2へ
オペレータが装置情報を入力する。
【0044】(o)生産装置4−1,4−2より出力し
た搬送信号(通信G)に基づき、搬送管理コンピュータ
2によるカセットの次工程への搬送をする。
【0045】上述したトラブルで、新規にカセット登録
し、生産を行う時の運用手順を図6の(p)〜(v)に
示している。
【0046】図6に示すように、 (p)プロセス管理コンピュータ1にカセット登録を行
う。
【0047】(q)搬送管理コンピュータ2にカセット
番号登録、ルート設定を行う。カセット登録を両方に入
力するのは、インターフェイス106が遮断されている
ためである。このルート設定とは、カセット番号登録で
登録されたカセットを予めどの工程を処理するのかを設
定しておく。インターフェイス106が遮断されたため
に搬送指示Aが送信できない状態であるため、搬送管理
コンピュータ2は生産装置4−1からの信号とルート設
定で搬送指示を作成する。
【0048】(r)生産装置4−1,4−2の搬送信号
(通信G)に基づいて、搬送管理コンピュータ2の指示
で生産装置4−1,4−2へ自動搬送を行う。
【0049】(s)ロット生産処理を開始する。
【0050】(t)ロット生産処理を終了する。
【0051】(u)装置コントローラ3−1,3−2へ
オペレータが装置情報を入力する。
【0052】(v)生産装置4−1,4−2より出力し
た搬送信号(通信G)に基づき、搬送管理コンピュータ
2によるカセットの次工程への搬送をする。
【0053】さらに、図7において、プロセス管理コン
ピュータ1および装置コントローラ3−1,3−2が故
障などのトラブルで、プロセス管理コンピュータ1に装
置情報(通信C)を送信する手段がない場合、即ち、図
7の×印で示す箇所のトラブル時に、搬送管理コンピュ
ータ2にカセット番号登録、ルート設定を行い、生産装
置4−1,4−2の搬送信号(通信G)に基づいて、搬
送管理コンピュータ2の指示で工程間を搬送し、全工程
処理終了時にオペレータによるロット実績数確認管理を
行うことで、物流管理とロット管理を切り離した自動搬
送システムのみの運用(システム群R)を行うことがで
きる。図8は上記自動搬送システム(システム群R)の
みの運用手順を示している。
【0054】図8に示すように、 (x)搬送管理コンピュータ2にカセット番号登録、ル
ート設定を行う。
【0055】(y)生産装置4−1,4−2の搬送信号
(通信G)に基づいて、搬送管理コンピュータ2の指示
で生産装置4−1,4−2へ自動搬送を行う。
【0056】(z)ロット生産処理を開始する。
【0057】(a’)ロット生産処理を終了する。
【0058】(b’)生産装置4−1,4−2の搬送信
号(通信G)に基づいて、搬送管理コンピュータ2の指
示で生産装置4−1,4−2へ自動搬送を行う。
【0059】(c’)全工程の生産が終了したらロット
実績数確認管理を行う。
【0060】以上により、本発明においては、製品の自
動搬送と製品データを自動管理する製造製品工程で、製
品を処理する生産装置4−1,4−2と、この生産装置
4−1,4−2間で製品を自動搬送する自動搬送設備6
と、製品の工程進捗および搬送指示を管理する搬送管理
コンピュータ2と、製品のロット情報を管理するプロセ
ス管理コンピュータ1と、生産装置4−1,4−2を群
管理する装置コントローラ3−1,3−2からなる生産
CIMシステムにおいて、生産装置4−1,4−2に、
プロセス管理コンピュータ1と搬送管理コンピュータ2
との両方向に、搬送信号の通信インタフェース101,
104を具備し、搬送信号と装置情報によって搬送カセ
ットと搬送ロットの情報を誤りなく結びつけ、プロセス
管理のもとで搬送要求をコントロールすることと、CI
Mシステムを構成するコンピュータのメンテナンスおよ
び故障が生じた場合で、プロセス管理コンピュータ1と
搬送管理コンピュータ2が通信できない状態のとき、ま
た、自動搬送設備6、自動搬送システム5および搬送管
理コンピュータ2でのトラブルのとき、プロセス管理コ
ンピュータ1にシステム状態切り換えの機能と、生産装
置4−1,4−2において対プロセス管理コンピュータ
1のみの通信インタフェースに切り換える機能を備える
ことにより自動搬送システムを使用しない運用が可能で
あること、また、装置コントローラ3−1,3−2と搬
送管理コンピュータ2にシステム状態切り換え機能と、
生産装置4−1,4−2において対搬送管理コンピュー
タ2のみの通信インタフェース104に切り換える機能
を備え、装置コントローラ3−1,3−2に装置情報を
マニュアル入力するインタフェースを備えることによ
り、自動搬送運用が可能で、また、ロット管理も可能と
なることと、搬送管理コンピュータ2に搬送情報をマニ
ュアル入力するインタフェースを構えることで、ホスト
と切り離した自動搬送のみの運用生産が可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、システム
の不具合箇所に応じて、搬送信号の通信インタフェース
を切り換えることと、ロット情報を入力するインタフェ
ースを備えることで、プロセス管理コンピュータと搬送
管理コンピュータ間での通信トラブル、および自動搬送
設備のメンテナンス時に自動搬送を使用せず、手搬送で
の運用でロット管理が可能となり、また、生産装置と装
置コントローラ間で通信トラブルで装置情報が送信でき
ないときに、自動搬送でのカセット搬送と、ロット管理
が可能となることで、生産CIMシステムのトラブル時
にも、マニュアル生産ロットの作業管理を行う必要がな
く、オペレータに対する付帯作業を少なくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における生産CIMシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のプロセス管理コンピュータ1と搬送コン
ピュータ2間でトラブルが生じた場合、または、自動搬
送部のメンテナンスや故障などでトラブルが発生した場
合を示す図である。
【図3】図2のメンテナンスやトラブル発生時の運用手
順を示すフローチャートである。
【図4】図1の生産装置4−1,4−2と装置コントロ
ーラ3−1,3−2間でトラブルが生じた場合を示す図
である。
【図5】図4のメンテナンスやトラブル発生時の運用手
順を示すフローチャートである。
【図6】図5のトラブルにおいて、新規にカセット登録
し、生産を行う時の運用手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】図1のプロセス管理コンピュータ1および装置
コントローラ3−1,3−2が故障などのトラブルが生
じた場合を示す図である。
【図8】図7のトラブル発生時の運用手順を示すフロー
チャートである。
【図9】従来の生産CIMシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 プロセス管理コンピュータ 2 搬送管理コンピュータ 3−1,3−2 装置コントローラ 4−1,4−2 生産装置 5 自動搬送システム 6 自動搬送設備 101,104 通信インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 15/00 - 15/02 B65G 43/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の自動搬送と製品データを自動管理
    する製造製品工程で、該製品を生産処理する生産装置
    と、 該生産装置から、または該生産装置へ、該製品を自動搬
    送する自動搬送装置と、 該生産装置における製品の工程進捗および、該自動搬送
    装置に対する搬送指示を管理して、該自動搬送装置を制
    御する搬送管理コンピュータと、該生産装置からの搬送信号および装置情報の管理情報を
    管理して該生産装置を制御する 装置コントローラと、 該装置コントローラからの管理情報により該製品のロッ
    ト情報を管理するとともに該搬送管理コンピュータに対
    して搬送指示を出力するプロセス管理コンピュータとを
    有する生産CIMシステムにおいて、該生産装置に、該搬送管理コンピュータに対して搬送信
    号を出力する通信インタフェースが設けられている、
    産CIMシステム。
  2. 【請求項2】 前記生産手段に設けられた前記通信イン
    タフェースは、前記プロセス管理コンピュータから前記
    搬送管理コンピュータに対して、メンテナンス、故障等
    で、搬送指示できない場合に、該搬送管理コンピュータ
    に対して搬送信号を出力し、該搬送管理コンピュータ
    は、前記生産装置に設けられた通信インタフェースから
    の搬送信号に基づいて、前記自動搬送装置を制御する請
    求項1記載の生産CIMシステム。
  3. 【請求項3】 前記搬送管理コンピュータは、生産装置
    に投入される新規ロットの処理工程のルート設定を登録
    する登録手段を有し、該登録手段によって登録されたル
    ート設定と前記生産装置から出力される搬送信号とによ
    って、前記自動搬送装置に対する搬送指示を作成する請
    求項2記載の生産CIMシステム。
  4. 【請求項4】 前記搬送管理コンピュータの登録手段
    は、前記生産装置に投入される新規ロットのカセット番
    号も登録されるようになっている請求項3記載の生産C
    IMシステム。
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