JPH08172036A - 半導体生産ラインの制御方法 - Google Patents

半導体生産ラインの制御方法

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JPH08172036A
JPH08172036A JP31636394A JP31636394A JPH08172036A JP H08172036 A JPH08172036 A JP H08172036A JP 31636394 A JP31636394 A JP 31636394A JP 31636394 A JP31636394 A JP 31636394A JP H08172036 A JPH08172036 A JP H08172036A
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JP
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semiconductor
product
semiconductor manufacturing
manufacturing apparatus
production line
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JP31636394A
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Tsuneo Yasuda
恒雄 安田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 生産管理装置の構成を簡略化することができ
る半導体生産ラインの制御方法を提供する。 【構成】 製品搬入命令、レシピ送信命令および製品搬
出命令が半導体製造装置2から半導体生産管理装置1に
対して行なわれる。半導体生産管理装置1は、これらの
命令に従って半導体製品5の搬入を搬送ロボット3に命
令し、レシピを半導体製造装置2に送信し、半導体製品
5の搬出を搬送ロボット3に命令する。したがって、半
導体生産管理装置1は、製品搬入、レシピ送信および製
品搬出のタイミングを考慮する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体生産ラインの制
御方法に関し、特に、半導体製造装置と搬送ロボットと
生産管理装置とを備えた半導体生産ラインの制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の半導体生産ラインのシス
テム構成を示すブロック図である。
【0003】図13を参照して、この半導体生産ライン
は、半導体生産管理装置1、半導体製造装置2および搬
送ロボット3を備える。半導体製造装置2および搬送ロ
ボット3は、それぞれ通信ケーブル4によって半導体生
産管理装置1に接続されている。半導体生産管理装置1
は、半導体生産ラインで多数生産されている半導体製品
5の製造フローや半導体製品5の工程進捗状況などを管
理するための装置である。半導体製造装置2は、半導体
製品5を製造する上で必要な成膜、エッチング、注入、
パターニング、各種検査などを行なう。搬送ロボット3
は、半導体製造装置2に半導体製品5を搬送する。
【0004】なお、図13では半導体製造装置2は1台
しか記載されていないが実際には複数台あり、複数台の
半導体製造装置2の各々は通信ケーブル4によって半導
体生産管理装置1に接続されている。
【0005】図14は図13で示した従来の半導体生産
ラインの製品処理の制御フローを例示する図である。
【0006】図14を参照して、半導体生産管理装置1
は、半導体製造装置2で処理すべき半導体製品5を認識
すると、半導体製造装置2に対して装置状態を確認する
ための通信を行なう。半導体製造装置2の応答が処理可
能であるならば、半導体生産管理装置1は、半導体製造
装置2に対して製品搬入出口を開けさせるためのオープ
ン命令を送信する。
【0007】半導体製造装置2が製品搬入出口を開けて
オープン完了を応答したら、半導体生産管理装置1は、
搬送ロボット3に対して半導体製品5を半導体製造装置
2に搬入するように命令を送信する。搬送ロボット3が
半導体製品5の搬入を完了して搬入完了を応答したら、
半導体生産管理装置1は半導体製造装置2に対して製品
搬入出口を閉じさせるためのクローズ命令を送信する。
【0008】半導体製造装置2が製品搬入出口を閉じて
クローズ完了を応答したら、半導体生産管理装置1は半
導体製造装置2に対して処理条件と処理開始命令を送信
する。半導体製造装置2は、処理条件と処理開始命令を
受けて、処理開始報告を半導体生産管理装置1に送信し
た後、半導体製品5を処理する。半導体製造装置2は、
半導体製品5の処理を終了したら、処理終了の報告を半
導体生産管理装置1に送信する。半導体生産管理装置1
は、半導体製造装置2から処理終了報告を受信したら、
半導体製品5を半導体製造装置2から搬出するため、半
導体製造装置2に対して製品搬入出口を開けさせるため
のオープン命令を送信する。
【0009】半導体製造装置2が製品搬入出口を開けて
オープン完了を応答したら、半導体生産管理装置1は搬
送ロボット3に半導体製品5の搬出命令を送信する。搬
送ロボット3が半導体製品5を搬出して搬出完了を応答
したら、半導体生産管理装置1は半導体製造装置2に対
して製品搬入出口を閉じさせるためのクローズ命令を送
信する。半導体製造装置2が製品搬入出口を閉じてクロ
ーズ完了を応答したら、半導体生産管理装置1は次の処
理すべき半導体製品があるかどうかを検索して制御フロ
ーの先頭に戻る。
【0010】ところで、図14で示した制御フローは特
定の種類の半導体製造装置2に対する制御フローを例示
したものにすぎず、制御フローは半導体製造装置2の種
類によって異なる。第1の例として、製品搬入出口のド
アがなければ、半導体製造装置2に対するオープン命令
およびクローズ命令は不要になる。第2の例として、一
度に4つの半導体製品5を同時に処理できる半導体製造
装置2に対しては、処理条件設定で、まず、処理すべき
半導体製品5の数を設定して半導体製品5を搬入し、次
に、温度、ガスの流量などの処理条件を設定することも
ある。また、半導体製品5の搬入操作を複数回に分割に
することもある。
【0011】次に、図13で示した従来の半導体生産ラ
インにおける処理条件の管理フローについて説明する。
【0012】処理条件にはレシピと装置定数の2種類が
ある。レシピに含まれる条件、たとえば、処理時間は半
導体製品5の種類によって適切な値に自動変更される。
頻繁に変更される条件はレシピの枠に入れる。装置定数
に含まれる条件、たとえば、冷却水の流量は頻繁に変更
されない条件である。装置定数の変更は手動で行なわれ
る。つまり、レシピは頻繁に自動変更される処理条件の
集合体、装置定数は稀に手動変更される処理条件の集合
体を表わす。
【0013】半導体生産管理装置1にはレシピおよび装
置定数の編集機能(新規作成、修正、削除)がある。図
15に示すように、半導体生産管理装置1で編集された
レシピおよび装置定数は、それぞれレシピ管理領域およ
び装置定数管理領域に登録された後、半導体製造装置2
に送信される。半導体製造装置2は、受信したレシピお
よび装置定数をそれぞれレシピ管理領域および装置定数
管理領域に登録する。
【0014】処理条件の編集方法は半導体製造装置2の
種類によって異なるので、半導体生産管理装置には多数
の編集機能が用意される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体生産ライ
ンのシステム構成、製品処理の制御フローおよび処理条
件の管理フローは以上のように構成されているので、半
導体製造装置2の構造、半導体製造装置2の内部処理方
法および処理条件管理方法などに応じて、各半導体製造
装置2に適合する制御フローや処理条件編集機能を半導
体生産管理装置1に多数用意する必要があり、半導体生
産管理装置1の構成が複雑になっていた。このため、半
導体生産管理装置1の開発コストが増大し、開発期間が
長期になっていた。
【0016】また、従来の半導体生産ラインでは搬送ロ
ボット3が故障した場合には、半導体製品5の搬送を行
なうことができず、半導体製品5の処理を行なうことが
一切できなかった。
【0017】また、従来の半導体生産ラインでは、半導
体製造装置2および搬送ロボット3の各々を通信ケーブ
ル4で半導体生産管理装置1に接続していたので、ケー
ブル長が長くなりケーブル4の敷設コストが増大すると
いう問題があった。
【0018】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、その第1の目的は、生産管
理装置の構成を簡略化できる半導体生産ラインの制御方
法を提供することである。
【0019】また、この発明の第2の目的は、搬送ロボ
ットが故障しても半導体製品の処理を行なうことができ
る半導体生産ラインの制御方法を提供することである。
【0020】また、この発明の第3の目的は、通信ケー
ブルの敷設コストを削減することができる半導体生産ラ
インの制御方法を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の半導体
生産ラインの制御方法は、半導体製品の製造に必要な成
膜、エッチング、注入、パターニング、各種検査などの
処理を行なうための半導体製造装置と、前記半導体製品
の搬送を行なうための搬送ロボットと、前記半導体製造
装置および前記搬送ロボットを管理するための生産管理
装置とを備えた半導体生産ラインの制御方法において、
前記生産管理装置は、前記半導体製造装置から処理の完
了した半導体製品の搬出を求める信号が出力されたこと
に応じて、前記搬送ロボットに前記半導体製品を搬出さ
せることを特徴としている。
【0022】また、前記生産管理装置は、前記半導体製
造装置から搬入の完了した半導体製品の処理条件を求め
る信号が出力されたことに応じて、前記半導体製造装置
に前記処理条件を与えてもよい。
【0023】また、前記生産管理装置は、前記半導体製
造装置から処理すべき半導体製品の搬入を求める信号が
出力されたことに応じて、前記搬送ロボットに前記半導
体製品を搬入させてもよい。
【0024】また、前記半導体製造装置は、前記処理条
件の作成、修正、削除およびその使用の可否を示す符号
の変更を行なうための編集を行ない、前記生産管理装置
にその内容を通信し、前記生産管理装置は、前記編集さ
れた処理条件を記憶し、記憶した複数の処理条件のうち
のいずれかの処理条件を前記半導体製造装置に与えても
よい。
【0025】また、前記半導体製造装置は、処理すべき
半導体製品の搬入と処理の完了した半導体製品の搬出と
を作業者に報知してもよい。
【0026】また、前記半導体製造装置と前記搬送ロボ
ットと前記生産管理装置とはLAN接続されていてもよ
い。
【0027】また、この発明の第2の半導体生産ライン
の制御方法は、半導体製品の製造に必要な成膜、エッチ
ング、注入、パターニング、各種検査などの処理を行な
うための第1および第2の半導体製造装置と、前記第1
の半導体製造装置で処理された半導体製品を前記第2の
半導体製造装置に搬送するための搬送ローダと、処理す
べき半導体製品の搬入および処理の完了した半導体製品
の搬出を行なうための搬送ロボットと、前記第1および
第2の半導体製造装置ならびに前記搬送ロボットを管理
するための生産管理装置とを備えた半導体生産ラインの
制御方法において、前記生産管理装置は、前記第2の半
導体製造装置から処理の完了した半導体製品の搬出を求
める信号が出力されたことに応じて、前記搬送ロボット
に前記半導体製品を搬出させることを特徴としている。
【0028】また、前記生産管理装置は、前記第1およ
び第2の半導体製造装置の各々から搬入の完了した半導
体製品の処理条件を求める信号が出力されたことに応じ
て、前記第1および第2の半導体製造装置の各々に前記
処理条件を与えてもよい。
【0029】また、前記生産管理装置は、前記第1の半
導体製造装置から処理すべき半導体製品の搬入を求める
信号が出力されたことに応じて、前記搬送ロボットに前
記半導体製品を搬入させてもよい。
【0030】また、前記第1および第2の半導体製造装
置の各々は、前記処理条件の作成、修正、削除およびそ
の使用の可否を示す符号の変更を行なうための編集を行
ない、前記生産管理装置にその内容を通信し、前記生産
管理装置は、前記編集手段で編集された処理条件を記憶
し、記憶した複数の処理条件のうちのいずれかの処理条
件を前記半導体製造装置に与えてもよい。
【0031】また、前記第1の半導体製造装置は、前記
第2の半導体製造装置と前記生産管理装置との通信を中
継してもよい。
【0032】また、前記第1の半導体製造装置は、処理
すべき半導体製品の搬入を作業者に報知し、前記第2の
半導体製造装置は、処理の完了した半導体製品の搬出を
作業者に報知してもよい。
【0033】また、前記第1および第2の半導体製造装
置と前記搬送ロボットと前記生産管理装置とはLAN接
続されていてもよい。
【0034】
【作用】この発明の第1の半導体生産ラインの制御方法
にあっては、処理の完了した半導体製品の搬出を求める
信号が半導体製造装置から出力される。したがって、生
産管理装置は、その信号に応答して半導体製品の搬出を
搬送ロボットに命令すればよく、生産管理装置が半導体
製品の搬出のタイミングを考慮する必要がない。よっ
て、生産管理装置の構成が簡略化される。
【0035】また、搬入の完了した半導体製品の処理条
件を求める信号が半導体製造装置から出力されることと
すれば、生産管理装置は、その信号に応答して半導体製
品の処理条件を半導体製造装置に与えればよく、生産管
理装置が半導体製品を与えるタイミングを考慮する必要
がない。よって、生産管理装置の構成がさらに簡略化さ
れる。
【0036】また、処理すべき半導体製品の搬入を求め
る信号が半導体製造装置から出力されることとすれば、
生産管理装置は、その信号に応答して半導体製品の搬入
を搬送ロボットに命令すればよく、生産管理装置が半導
体製品の搬入のタイミングを考慮する必要がない。よっ
て、生産管理装置の構成がさらに簡略化される。
【0037】また、半導体製造装置が処理条件の編集を
行ない生産管理装置にその内容を通信することとすれ
ば、生産管理装置が処理条件の編集を行なう必要がな
い。したがって、生産管理装置の構成がさらに簡略化さ
れる。
【0038】また、半導体製造装置が半導体製品の搬入
および搬出を作業者に報知することとすれば、たとえ搬
送ロボットが故障した場合でも作業者が半導体製品の搬
入および搬出を行なうことにより半導体製品の処理を行
なうことができる。
【0039】また、半導体製造装置と搬送ロボットと生
産管理装置とをLAN接続すれば、ケーブル長を最小限
にすることができ、ケーブルの敷設コストの低減化を図
ることができる。
【0040】また、この発明の第2の半導体生産ライン
の制御方法にあっては、処理の完了した半導体製品の搬
出を求める信号が第2の半導体製造装置から出力され
る。したがって、生産管理装置は、その信号に応答して
半導体製品の搬出を搬送ロボットに命令すればよく、生
産管理装置が半導体製品の搬出のタイミングを考慮する
必要がない。よって、生産管理装置の構成が簡略化され
る。
【0041】また、搬入の完了した半導体製品の処理条
件を求める信号が第1および第2の半導体製造装置の各
々から出力されることとすれば、生産管理装置は、各信
号に応答して半導体製品の処理条件を第1および第2の
半導体製造装置の各々に与えればよく、生産管理装置が
半導体製品の処理条件を与えるタイミングを考慮する必
要がない。よって、生産管理装置の構成がさらに簡略化
される。
【0042】また、処理すべき半導体製品の搬入を求め
る信号が第1の半導体製造装置から出力されることとす
れば、生産管理装置は、その信号に応答して半導体製品
の搬出を搬送ロボットに命令すればよく、生産管理装置
が半導体製品の搬入のタイミングを考慮する必要がな
い。よって、生産管理装置の構成がさらに簡略化され
る。
【0043】また、第1および第2の半導体製造装置の
各々が処理条件の編集を行ない生産管理装置にその内容
を通信することとすれば、生産管理装置が処理条件の編
集を行なう必要がない。したがって、生産管理装置の構
成がさらに簡略化される。
【0044】また、第1の半導体製造装置が第2の半導
体製造装置と生産管理装置との通信を中継することとす
れば、生産管理装置は第1の半導体製造装置のみと通信
すればよい。したがって、生産管理装置の構成がさらに
簡略化される。
【0045】また、第1の半導体製造装置が処理すべき
半導体製品の搬入を作業者に報知し、第2の半導体製造
装置が処理の完了した半導体製品の搬出を作業者に報知
することとすれば、たとえ搬送ロボットが故障した場合
でも作業者が半導体製品の搬入および搬出を行なうこと
により半導体製品の処理を行なうことができる。
【0046】また、第1および第2の半導体製造装置と
搬送ロボットと生産管理装置とをLAN接続すれば、ケ
ーブル長を最小限にすることができ、ケーブルの敷設コ
ストの低減化を図ることができる。
【0047】
【実施例】
[実施例1]図1は、この発明の実施例1による半導体
生産ラインの製品処理の制御フローを示す図である。半
導体生産ラインの構成は図13で示したものと同じであ
る。
【0048】図1を参照して、半導体生産管理装置1
は、処理すべき半導体製品5があると認識した場合、半
導体製造装置2からの通信に対してすべて「YES」と
応答するように準備され、また、レシピ送信命令に対し
ては、レシピも送信できるように準備される。
【0049】半導体製造装置2は、処理すべき半導体製
品5がない場合、定期的に半導体生産管理装置1に対し
て処理すべき半導体製品5があるかどうかを問合せる。
半導体生産管理装置1からの応答が「YES」、つま
り、処理べき半導体製品5があれば、半導体製造装置2
は半導体製品5を搬入出するため製品搬入出口のドアを
オープンする。
【0050】製品搬入出口のドアのオープンが完了した
ら、半導体製造装置2は半導体生産管理装置1に対して
半導体製品5の搬入を命令するための搬入命令を送信す
る。半導体生産管理装置1は「YES」の応答を半導体
製造装置2に送信した後、搬送ロボット3に搬入命令を
送信する。搬送ロボット3による半導体製品5の搬入が
完了したら、半導体製造装置2は製品搬入出口のドアを
クローズして、半導体生産管理装置1に対してレシピ送
信命令を送信する。これに応じて半導体生産管理装置1
は半導体製造装置2にレシピを送信する。半導体製造装
置2は、そのレシピに従って半導体製品5を処理する。
半導体製造装置2は、半導体生産管理装置1に対して処
理の前後にそれぞれ処理開始および処理終了の報告をす
る。
【0051】半導体製造装置2は処理を終了したら、製
品搬入出口のドアをオープンして半導体生産管理装置1
に対して半導体製品5の搬出命令を送信する。半導体生
産管理装置1は、半導体製造装置2に「YES」の応答
をした後、搬送ロボット3に搬出命令を送信する。搬送
ロボット3による半導体製品5の搬出が完了したら、半
導体製造装置2は製品搬入出口のドアをクローズして半
導体生産管理装置1に対して処理すべき半導体製品5が
あるかの問合せを定期的にする。
【0052】半導体生産管理装置1からの応答が「N
O」の場合には、半導体製造装置2は一連の動作を中断
して半導体製品5を強制的に搬出して初期条件に戻る。
【0053】この実施例においては、製品搬入命令、レ
シピ送信命令および製品搬出命令が半導体製造装置2か
ら半導体生産管理装置1に対して行なわれるので、半導
体生産管理装置1は、それらの命令に応答して半導体製
品5の搬入を搬送ロボット3に命令し、レシピを送信
し、半導体製品5の搬出を搬送ロボット3に命令すれば
よく、半導体生産管理装置1がそれらを行なうタイミン
グを考慮する必要がない。したがって、半導体生産管理
装置1の構成が簡略化され、これにより半導体生産管理
装置1の低コスト化および開発期間の短縮化が図られ
る。
【0054】[実施例2]図2は、この発明の実施例2
による半導体生産ラインの製品処理の制御フローを示す
図である。半導体生産ラインのシステム構成は図13で
示したものと同じである。
【0055】図2を参照して、半導体製造装置2のドア
のクローズ完了までの流れは、図13で示した制御フロ
ーと同様であり、それ以降は図1で示した実施例1の制
御フローと同様である。
【0056】この実施例においては、レシピ送信命令お
よび製品搬出命令が半導体製造装置2から半導体生産管
理装置1に対して行なわれるので、半導体生産管理装置
1は、それらの命令に応答してレシピを送信し、半導体
製品5の搬出を搬送ロボット3に命令すればよく、それ
らを行なうタイミングを考慮する必要はない。したがっ
て、半導体生産管理装置1の構成が簡略化され、これに
より半導体生産管理装置1の低コスト化および開発期間
の短縮化が図られる。
【0057】[実施例3]図3は、この発明の実施例3
による半導体生産ラインの製品処理の制御フローを示す
図である。半導体生産ラインのシステム構成は図13で
示したものと同じである。
【0058】図3を参照して、半導体製造装置2の処理
終了報告までの流れは、図13で示した制御フローと同
様であり、それ以降は図1で示した実施例1の制御フロ
ーと同様である。
【0059】この実施例においては、製品搬出命令が半
導体製造装置2から半導体生産管理装置1に対して行な
われるので、半導体生産管理装置1は、その命令に応答
して半導体製品5の搬出を搬送ロボット3に命令すれば
よく、それを行なうタイミングを考慮する必要はない。
したがって、半導体生産管理装置1の構成が簡略化さ
れ、これにより半導体生産管理装置1の低コスト化およ
び開発期間の短縮化が図られる。
【0060】[実施例4]図4は、この発明の実施例4
による半導体生産ラインの要部を示す図である。図にお
いて、この半導体生産ラインにおいては、半導体製造装
置2をコントロールするためのコンピュータおよびその
ディスプレイ2aが半導体製造装置2に設けられる。デ
ィスプレイ2aは、常時、半導体製造装置2における半
導体製品5の処理状況を表示する。その中には、半導体
製品5の搬入出、レシピの設定要求なども含まれる。
【0061】トラブルが何もない通常時には、半導体製
造装置2はオートモードになっていて、作業者のキー入
力は許可されない。ただし、オートモードとマニュアル
モードの切換は可能である。
【0062】一方、トラブルが発生した場合は、作業者
が半導体製造装置2をマニュアルモードにすれば、作業
者のキー入力が許可される。たとえば搬送ロボット3が
故障した場合、作業者はマニュアルモードに切換えてか
ら、ディスプレイ2aの指示に従って半導体製品5を処
理する。この間、製品処理の制御フローにおいて搬送ロ
ボット3と半導体生産管理装置1との間の通信は行なわ
れず、その他の通信は図1で示した実施例1と同様に継
続される。
【0063】この実施例においては、半導体製品5の搬
入命令および搬出命令がディスプレイ2aに表示される
ので、たとえ搬送ロボット3が故障した場合でも、作業
者がディスプレイ2aの表示に従って半導体製品5の搬
送を行なうことにより、半導体製品5の処理を行なうこ
とができる。
【0064】[実施例5]図5は、この発明の実施例5
による半導体生産ラインのシステム構成を示すブロック
図である。
【0065】図5を参照して、この半導体生産ライン
は、半導体生産管理装置1、2台の半導体製造装置2.
1,2.2、搬送ロボット3および搬送ローダ6を備え
る。1段目の半導体製造装置2.1の製品搬入出口と2
段目の半導体製造装置2.2の製品搬入出口とは、搬出
ローダ6によって接続される。半導体製造装置2.1,
2.2および搬送ロボット3の各々は、通信ケーブル4
で半導体生産管理装置1に接続される。また、1段目の
半導体製造装置2.1と2段目の半導体製造装置2.2
とは搬送ローダ6内の通信ケーブル6aによって接続さ
れる。
【0066】図6は図5に示した半導体生産ラインの制
御フローを示す図である。図6を参照して、半導体生産
管理装置1は2つの半導体製造装置2.1,2.2に連
続して処理すべき半導体製品5があると認識したら、2
つの半導体製造装置2.1,2.2からの通信に対して
すべて「YES」と応答するように準備され、また、2
つの半導体製造装置2.1,2.2の各々からのレシピ
送信命令に対してはレシピも送信できるように準備され
る。
【0067】1段目の半導体製造装置2.1は、図1で
示した実施例1と同様、半導体生産管理装置1に対して
製品搬入命令、レシピ送信命令、処理開始報告および処
理終了報告を行なう。ドアオープンが完了したら、1段
目の半導体製造装置2.1は、搬送ローダ6内の通信ケ
ーブル6aを介して2段目の半導体製造装置2.2に半
導体製品5の搬入命令を送信する。
【0068】2段目の半導体製造装置2.2は、1段目
の半導体製造装置2.1からの搬入命令に応答して、製
品搬入出口のドアを開け搬送ローダ6を駆動させて半導
体製品5を搬入させる。搬入が完了したら、半導体製造
装置2.1,2.2のドアが閉じられる。
【0069】この後の半導体製造装置2.2の制御フロ
ーは図1で示した実施例1の制御フローと同様である。
すなわち、半導体製造装置2.2は、半導体生産管理装
置1に対してレシピ送信命令、処理開始報告、処理終了
報告および製品搬出命令を送信する。搬送ロボット3に
よる半導体製品5の搬出が完了した後、半導体製造装置
2.2の製品搬入出口のドアが閉じられ、処理工程が終
了する。
【0070】この実施例においては、製品搬入命令、レ
シピ送信命令および製品搬出命令が半導体製造装置2.
1,2.2から半導体生産管理装置1に対して送信され
るので、半導体生産管理装置1は、それらの命令に従っ
て半導体製品5の搬入を搬送ロボット3に命令し、レシ
ピを送信し、半導体製品5の搬出を搬送ロボット3に命
令すればよく、それらを行なうタイミングを考慮する必
要がない。したがって、半導体生産管理装置1の構成の
簡略化、低コスト化および開発期間の短縮化が図られ
る。
【0071】なお、専用搬送ローダ6で連結される半導
体製造装置2の台数が増えても上記と同様の制御フロー
になる。
【0072】[実施例6]図7は、この発明の実施例6
による半導体生産ラインのシステム構成を示すブロック
図である。
【0073】図7を参照して、この半導体生産ラインが
図5で示した半導体生産ラインと異なる点は、半導体生
産管理装置1と2段目の半導体製造装置2.2とが通信
ケーブル4で接続されていない点である。半導体生産管
理装置1と2段目の半導体製造装置2.2の間の通信
は、通信ケーブル4、1段目の半導体製造装置2.1お
よび搬送ローダ6内の通信ケーブル6aを介して行なわ
れる。1段目の半導体製造装置2.1は、半導体生産管
理装置1と半導体製造装置2.2の間で信号を中継する
機能を持つ。
【0074】図8は図7に示した半導体生産ラインの制
御フローを示す図である。図8を参照して、1段目の半
導体製造装置2.1からなされた搬入命令に応答して、
2段目の半導体製造装置2.2が搬送ローダ6を駆動さ
せて半導体製品5の搬入を行ない、製品搬入出口のドア
を閉じるまでは図6で示した実施例5と同じである。
【0075】この後、半導体製造装置2.2が搬送ロー
ダ6内の通信ケーブル6aを介して半導体製造装置2.
1にレシピ送信命令を送信する。応じて半導体製造装置
2.1はケーブル4を介して半導体生産管理装置1にレ
シピ送信命令を送信し、半導体生産管理装置1からレシ
ピを受信する。半導体製造装置2.1は、受信したレシ
ピをケーブル6aを介して半導体製造装置2.2に送信
する。半導体製造装置2.2は、処理開始報告を半導体
製造装置2.1を介して半導体生産管理装置1に送信し
た後、受信したレシピに従って半導体製品5を処理す
る。
【0076】処理終了後、半導体製造装置2.2は、処
理終了報告および製品搬送命令を半導体製造装置2.1
を介して半導体生産管理装置1に送信する。半導体生産
管理装置1は、半導体製造装置2.1を介して半導体製
造装置2.2に「YES」と応答した後、搬送ロボット
3に製品搬出命令を送信する。搬送ロボット3による半
導体製品5の搬出が終了した後、半導体製造装置2.2
の製品搬入出口のドアが閉じられ、処理工程が終了す
る。
【0077】この実施例においては、1段目の半導体製
造装置2.1が半導体生産管理装置1と2段目の半導体
製造装置2.2との間で信号を中継するので、半導体生
産管理装置1は1段目の半導体製造装置2.1のみと通
信を行なえばよい。したがって、半導体生産管理装置1
が2つの半導体製造装置2.1,2.2の各々と通信を
行なう必要があった実施例5よりも、半導体生産管理装
置1の構成が簡略化される。
【0078】なお、専用搬送ローダ6で連結される半導
体製造装置2の台数が増えても上記と同様の制御フロー
になる。
【0079】[実施例7]図9、図10および図11
は、それぞれ、この発明の実施例7による半導体生産ラ
インのレシピ管理フロー、装置定数管理フローおよびレ
シピ使用レベル管理フローを示す図である。
【0080】レシピおよび装置定数の新規作成、修正、
削除などの編集は半導体製造装置2において行なわれ
る。編集されたレシピおよび装置定数は、それぞれ半導
体製造装置2内のレシピ管理領域および装置定数管理領
域に登録される。登録されたレシピおよび装置定数は、
それぞれ半導体製造装置2から半導体生産管理装置1に
送信される。半導体生産管理装置1は、受信したレシピ
および装置定数をそれぞれレシピ管理領域および装置定
数管理領域に登録する。半導体生産管理装置1は、随時
管理領域の情報を表示する。また、半導体生産管理装置
1は、半導体製造装置2からのレシピ送信命令に応答し
て、管理領域の情報を半導体製造装置2に送信する。
【0081】レシピ使用レベルとは、各レシピに付され
る符号であって、各レシピが使用可能であるか使用不可
能であるかを示す符号である。レシピ使用レベルも上記
レシピおよび装置定数と同様、半導体製造装置2におい
て編集され半導体生産管理装置1に送信され登録され
る。使用不可能を示す符号が付されたレシピは半導体生
産管理装置1から半導体製造装置2に送信されない。
【0082】この実施例においては、レシピ、装置定数
およびレシピ使用レベルの編集機能を半導体製造装置2
に設けたので、これらの編集機能を半導体生産管理装置
1に設ける必要はなく、また、半導体製造装置2が処理
中であるときには半導体生産管理装置1から半導体製造
装置2にレシピを送信できないなどの通信タイミングな
どを考慮する必要がないので、半導体生産管理装置1の
構成の簡略化を図ることをできる。したがって、半導体
生産管理装置1の低コスト化および開発期間の短縮化を
図ることができる。
【0083】また、レシピ使用レベルの編集機能を新た
に設けたので、レシピの編集が容易になる。
【0084】[実施例8]図12は、この発明の実施例
8による半導体生産ラインの通信ケーブル敷設方法を示
す図である。
【0085】図において、半導体生産管理装置1、複数
の半導体製造装置2および搬送ロボット3はLAN接続
される。すなわち、この半導体生産ラインには基幹ケー
ブル7が設けられ、半導体生産管理装置1、複数の半導
体製造装置2および搬送ロボット3の各々は分岐ケーブ
ル8によって基幹ケーブル7に接続される。分岐ケーブ
ル8は、そのケーブル長が最短になるように敷設され
る。
【0086】この実施例においては、半導体生産管理装
置1、複数の半導体製造装置2および搬送ロボット3を
LAN接続したので、ケーブル長を必要最小限にするこ
とができ、また、分岐ケーブル8の後継ぎも簡単にでき
る。したがって、ケーブルの敷設工事の低コスト化を図
ることができる。また、半導体生産管理装置1を経由せ
ずに装置2,3間で通信することもできる。
【0087】
【発明の効果】以上のように、この発明の第1の半導体
生産ラインの制御方法においては、処理の完了した半導
体製品の搬出を求める信号が半導体製造装置から出力さ
れるので、生産管理装置は、その信号に応答して半導体
製品の搬出を搬送ロボットに命令すればよく、半導体製
品の搬出のタイミングを考慮する必要がない。したがっ
て、生産管理装置の構成が簡略化される。
【0088】また、搬入の完了した半導体製品の処理条
件を求める信号が半導体製造装置から出力されることと
すれば、生産管理装置は、その信号に応答して半導体製
品の処理条件を半導体製造装置に与えればよく、半導体
製品の処理条件を生産管理装置に与えるタイミングを考
慮する必要がない。したがって、生産管理装置の構成が
さらに簡略化される。
【0089】また、処理すべき半導体製品の搬入を求め
る信号が半導体製造装置から出力されることとすれば、
生産管理装置は、その信号に応答して半導体製品の搬入
を搬送ロボットに命令すればよく、半導体製品の搬入の
タイミングを考慮する必要がない。したがって、生産管
理装置の構成がさらに簡略化される。
【0090】また、半導体製造装置が処理条件の編集を
行ない生産管理装置にその内容を通信することとすれ
ば、生産管理装置が処理条件の編集を行なう必要がない
ので、生産管理装置の構成がさらに簡略化される。
【0091】また、半導体製造装置が半導体製品の搬入
および搬出を作業者に報知することとすれば、たとえ搬
送ロボットが故障した場合でも作業者が半導体製品の搬
入および搬出を行なうことにより半導体製品の処理を行
なうことができる。
【0092】また、半導体製造装置と搬送ロボットと生
産管理装置とをLAN接続すれば、ケーブル長を最小限
にすることができ、ケーブルの敷設コストの低減化を図
ることができる。
【0093】また、この発明の第2の半導体生産ライン
の制御方法にあっては、処理の完了した半導体製品の搬
出を求める信号が半導体製造装置から出力されるので、
生産管理装置は、その信号に応答して半導体製品の搬出
を搬送ロボットに命令すればよく、半導体製品の搬出の
タイミングを考慮する必要がない。したがって、生産管
理装置の構成が簡略化される。
【0094】また、搬入の完了した半導体製品の処理条
件を求める信号が第1および第2の半導体製造装置の各
々から出力されることとすれば、生産管理装置は、その
信号に応答して半導体製品の処理条件を第1および第2
の半導体製造装置の各々に与えればよく、半導体製品の
処理条件を与えるタイミングを考慮する必要がない。し
たがって、生産管理装置の構成がさらに簡略化される。
【0095】また、処理すべき半導体製品の搬入を求め
る信号が第2の半導体製造装置から出力されることとす
れば、生産管理装置は、その信号に応答して半導体製品
の搬入を搬送ロボットに命令すればよく、半導体製品の
搬入のタイミングを考慮する必要がない。したがって、
生産管理装置の構成がさらに簡略化される。
【0096】また、第1および第2の半導体製造装置の
各々が処理条件の編集を行ない生産管理装置にその内容
を通信することとすれば、生産管理装置が処理条件の編
集を行なう必要がないので、生産管理装置の構成がさら
に簡略化される。
【0097】また、第1の半導体製造装置が第2の半導
体製造装置と生産管理装置との通信を中継することとす
れば、生産管理装置は第1の半導体製造装置のみと通信
すればよいので、生産管理装置の構成がさらに簡略化さ
れる。
【0098】また、第1の半導体製造装置が処理すべき
半導体製品の搬入を作業者に報知し、第2の半導体製造
装置が処理の終了した半導体製品の搬出を作業者に報知
することとすれば、たとえ搬送ロボットが故障した場合
でも作業者が半導体製品の搬入および搬出を行なうこと
により半導体製品の処理を行なうことができる。
【0099】また、第1および第2の半導体製造装置と
搬送ロボットと生産管理装置とをLAN接続すれば、ケ
ーブル長を最小限にすることができ、ケーブルの敷設コ
ストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による半導体生産ライン
の製品処理の制御フローを示す図である。
【図2】 この発明の実施例2による半導体生産ライン
の製品処理の制御フローを示す図である。
【図3】 この発明の実施例3による半導体生産ライン
の製品処理の制御フローを示す図である。
【図4】 この発明の実施例4による半導体生産ライン
の半導体製造装置のディスプレイを示す図である。
【図5】 この発明の実施例5による半導体生産ライン
のシステム構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示した半導体生産ラインの製品処理の
制御フローを示す図である。
【図7】 この発明の実施例6による半導体生産ライン
のシステム構成を示すブロック図である。
【図8】 図7に示した半導体生産ラインの製品処理の
制御フローを示す図である。
【図9】 この発明の実施例7による半導体生産ライン
のレシピの管理フローを示す図である。
【図10】 この発明の実施例7による半導体生産ライ
ンの装置定数の管理フローを示す図である。
【図11】 この発明の実施例7による半導体生産ライ
ンのレシピ使用レベルの管理フローを示す図である。
【図12】 この発明の実施例8による半導体生産ライ
ンの通信ケーブルの敷設方法を示すブロック図である。
【図13】 従来の半導体生産ラインのシステム構成を
示すブロック図である。
【図14】 図13に示した半導体生産ラインの製品処
理の制御フローを示す図である。
【図15】 図13に示した半導体生産ラインのレシピ
および装置定数の管理フローを示す図である。
【符号の説明】
1 半導体生産管理装置、2,2.1,2.2 半導体
製造装置、2a ディスプレイ、3 搬送ロボット、4
通信ケーブル、5 半導体製品、6 装置間専用搬送
ローダ、6a 通信ケーブル、7 基幹ケーブル、8
分岐ケーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 15/02 G06F 17/60 H01L 21/68 A

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製品の製造に必要な成膜、エッチ
    ング、注入、パターニング、各種検査などの処理を行な
    うための半導体製造装置と、前記半導体製品の搬送を行
    なうための搬送ロボットと、前記半導体製造装置および
    前記搬送ロボットを管理するための生産管理装置とを備
    えた半導体生産ラインの制御方法において、 前記生産管理装置は、前記半導体製造装置から処理の完
    了した半導体製品の搬出を求める信号が出力されたこと
    に応じて、前記搬送ロボットに前記半導体製品を搬出さ
    せることを特徴とする、半導体生産ラインの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記生産管理装置は、前記半導体製造装
    置から搬入の完了した半導体製品の処理条件を求める信
    号が出力されたことに応じて、前記半導体製造装置に前
    記処理条件を与えることを特徴とする、請求項1に記載
    の半導体生産ラインの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記生産管理装置は、前記半導体製造装
    置から処理すべき半導体製品の搬入を求める信号が出力
    されたことに応じて、前記搬送ロボットに前記半導体製
    品を搬入させることを特徴とする、請求項1または2に
    記載の半導体生産ラインの制御方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体製造装置は、前記処理条件の
    作成、修正、削除およびその使用の可否を示す符号の変
    更を行なうための編集を行ない、前記生産管理装置にそ
    の内容を通信し、 前記生産管理装置は、前記編集された処理条件を記憶
    し、記憶した複数の処理条件のうちのいずれかの処理条
    件を前記半導体製造装置に与えることを特徴とする、請
    求項1ないし3のいずれかに記載の半導体生産ラインの
    制御方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体製造装置は、処理すべき半導
    体製品の搬入と処理の完了した半導体製品の搬出とを作
    業者に報知することを特徴とする、請求項1ないし4の
    いずれかに記載の半導体生産ラインの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記半導体製造装置と前記搬送ロボット
    と前記生産管理装置とはLAN接続されることを特徴と
    する、請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体生産
    ラインの制御方法。
  7. 【請求項7】 半導体製品の製造に必要な成膜、エッチ
    ング、注入、パターニング、各種検査などの処理を行な
    うための第1および第2の半導体製造装置と、前記第1
    の半導体製造装置で処理された半導体製品を前記第2の
    半導体製造装置に搬送するための搬送ローダと、処理す
    べき半導体製品の搬入および処理の完了した半導体製品
    の搬出を行なうための搬送ロボットと、前記第1および
    第2の半導体製造装置ならびに前記搬送ロボットを管理
    するための生産管理装置とを備えた半導体生産ラインの
    制御方法において、 前記生産管理装置は、前記第2の半導体製造装置から処
    理の完了した半導体製品の搬出を求める信号が出力され
    たことに応じて、前記搬送ロボットに前記半導体製品を
    搬出させることを特徴とする、半導体生産ラインの制御
    方法。
  8. 【請求項8】 前記生産管理装置は、前記第1および第
    2の半導体製造装置の各々から搬入の完了した半導体製
    品の処理条件を求める信号が出力されたことに応じて、
    前記第1および第2の半導体製造装置の各々に前記処理
    条件を与えることを特徴とする、請求項7に記載の半導
    体生産ラインの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記生産管理装置は、前記第1の半導体
    製造装置から処理すべき半導体製品の搬入を求める信号
    が出力されたことに応じて、前記搬送ロボットに前記半
    導体製品を搬入させることを特徴とする、請求項7また
    は8に記載の半導体生産ラインの制御方法。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2の半導体製造装置
    の各々は、前記処理条件の作成、修正、削除およびその
    使用の可否を示す符号の変更を行なうための編集を行な
    い、前記生産管理装置にその内容を通信し、 前記生産管理装置は、前記編集された処理条件を記憶
    し、記憶した複数の処理条件のうちのいずれかの処理条
    件を前記第1および第2の半導体製造装置の各々に与え
    ることを特徴とする、請求項7ないし9のいずれかに記
    載の半導体生産ラインの制御方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の半導体製造装置は、前記第
    2の半導体製造装置と前記生産管理装置との通信を中継
    することを特徴とする、請求項7ないし10のいずれか
    に記載の半導体生産ラインの制御方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の半導体製造装置は、処理す
    べき半導体製品の搬入を作業者に報知し、 前記第2の半導体製造装置は、処理の完了した半導体製
    品の搬出を作業者に報知することを特徴とする、請求項
    7ないし11のいずれかに記載の半導体生産ラインの制
    御方法。
  13. 【請求項13】 前記第1および第2の半導体製造装置
    と前記搬送ロボットと前記生産管理装置とはLAN接続
    されることを特徴とする、請求項7ないし12のいずれ
    かに記載の半導体生産ラインの制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997047032A1 (en) * 1996-06-07 1997-12-11 Tokyo Electron Limited Device for controlling treating station
JP2008023704A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Erowa Ag 工作機械及びトランスファ装置間の情報交換システム

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