JPH07212873A - 遠方監視制御装置における伝送方法 - Google Patents

遠方監視制御装置における伝送方法

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JPH07212873A
JPH07212873A JP534994A JP534994A JPH07212873A JP H07212873 A JPH07212873 A JP H07212873A JP 534994 A JP534994 A JP 534994A JP 534994 A JP534994 A JP 534994A JP H07212873 A JPH07212873 A JP H07212873A
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JP
Japan
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control
transmission
information
slave station
control command
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JP534994A
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Inventor
Shigeru Yoshida
茂 吉田
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】親局と子局からなる遠方監視制御装置を有した
監視制御装置における伝送方法において制御の確認情報
の認識時間を短縮し、監視性能を向上させる。 【構成】全二重伝送方式においては、親局からの制御指
令を子局が受信した後、子局から現場機器に制御指令を
出力し、その結果である制御を実施したことの確認信号
を子局が受信するまでに要する時間経過後、その時点で
伝送途中の監視情報伝送を一旦中断し、制御を実施した
ことの確認情報を含む全監視情報を新たにサンプリング
し、伝送を再開始する。半二重方式においては、制御指
令入力時の監視情報伝送完了後、親局からの制御指令を
子局が受信した時点で監視情報伝送再開を一旦停止し、
子局から現場機器に制御指令を出力し、その結果である
制御を実施したことの確認信号を子局が受信するまでの
時間経過後に、制御を実施したことの確認情報を含む全
監視情報を新たにサンプリングし、伝送を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠方施設の監視操作を
行うための遠方監視制御装置における伝送方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5は遠方監視制御装置を有する監視制
御システムの概念図である。図において、1は親局、2
は子局であり、制御指令21が外部装置から親局1に入
力されると、親局1は子局2に対して伝送路20を経由
して制御指令を伝送し、子局2は現場機器25に対して
制御指令信号22を出力する。現場機器25からは、子
局2に対して制御が実施されたことの確認信号23を出
力し、この信号は伝送路20を介して親局1に伝送さ
れ、親局1から外部装置に対して制御の実施されたこと
の確認情報24が出力される。
【0003】従来、全二重伝送遠方監視制御装置では、
図6の概念図及び図7の伝送手順ブロック図に示すよう
に、親局1から子局2への制御指令情報5、子局2から
親局1への監視情報7は各々独立して双方向に伝送され
る。その際、制御指令情報5は親局1より子局2に非定
周期に伝送し、監視情報7は子局2より親局1に一定の
周期でサンプリングされた監視情報群を繰り返し伝送す
る方法をとっている。
【0004】また、半二重伝送遠方監視制御装置では、
図8の概念図及び図9の伝送手順ブロック図に示すよう
に制御指令情報5、監視情報7は双方向に同時には伝送
されず、各々片道通行で伝送される。その際、制御指令
情報5は監視情報7の伝送が終了したことを捉え、T2
の停止時間の間、非定周期に監視情報伝送を停止したう
えで親局1より子局2に伝送され、監視情報7は制御指
令情報伝送が終了したことを捉え子局2より親局1に一
定の周期でサンプリングされた監視情報群を繰り返し伝
送する方法をとっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は監視情報を一定周期でサンプリングし子局2より親局
1に伝送するため、親局1での子局現場状態変化確認は
監視情報サンプリング周期(監視情報群を1回伝送する
のに要する伝送時間と等価)に支配される。そのため親
局1から制御指令を入力した後、その制御を実施したこ
との確認情報を親局1で受信をするまでに時間を要する
という問題があった。具体的には全二重伝送遠方監視制
御装置においては図6及び図7のように、半二重伝送遠
方監視制御装置においては図8及び図9のようになる。
【0006】例えば、全二重伝送遠方監視制御装置にお
いて親局・子局間伝送速度が1200bpsで監視情報
として225ワード(3600ビット)のデータを伝送
する場合を設定して説明する。この場合、全監視情報が
伝送されるに要する時間は3秒である。この条件におい
て子局2から監視情報伝送開始直後に親局1より制御情
報が入力されると、最も条件の悪い場合、例えば制御の
確認情報が監視情報225ワード中の最終ワードにある
場合では、制御を実施した結果である確認情報を親局1
が受信するのに要する時間は次のようになる。即ち、図
6の制御・監視情報伝送状態概念図と図7の伝送手順ブ
ロック図で示すように親局1より制御指令情報が子局2
に伝送される。しかし制御指令入力時点では制御の実施
されたことの確認情報が含まれていない監視情報群が伝
送されており、この伝送は最大3秒後に完了する。次に
次サイクルの監視情報群が伝送され、その監視情報群の
最終ワードで伝送される制御の確認情報を親局1で受信
するには3秒を要する。合計約6秒経過しなければ、制
御の確認情報を親局1で認識することが出来ない。
【0007】また、半二重伝送遠方監視制御装置におい
て上記伝送速度、監視情報量が同一とすると、制御を実
施した結果である確認情報を親局1が受信するのに要す
る時間は次のようになる。即ち、図8の制御・監視情報
伝送状態概念図と図9の伝送手順ブロック図で示すよう
に親局1から制御指令が入力されると、その時点で伝送
されている監視情報の伝送が完了した時点で子局2に制
御指令が伝送され、その直後に子局2から監視情報が親
局1に伝送を開始される。しかしこの時点では制御を実
施したことの確認情報は含まれていない。この伝送は3
秒後に完了する。次に次サイクルの監視情報群が伝送さ
れ、その監視情報群の最終ワードで伝送される制御の確
認情報を親局1で受信するには3秒を要する。合計では
制御指令入力時、伝送中の監視情報伝送完了時間(最大
3秒)後更に6秒経過、即ち制御指令入力後最大9秒経
過しなければ、制御の確認情報を親局1で認識すること
が出来ない。
【0008】以上のように全二重伝送遠方監視制御装置
においては、制御指令伝送後、親局1では制御指令伝送
時に送信されている監視情報伝送の次サイクルでなけれ
ば制御の確認情報を認識することが出来ない。また、半
二重伝送遠方監視制御装置においては制御指令入力時の
監視情報伝送終了に要する時間経過後、監視情報伝送サ
イクル2サイクル目でなければ制御の確認情報を認識す
ることが出来ないという問題があった。本発明が解決す
べき課題は、制御の確認情報の認識時間を短縮し、監視
性能を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のようにするものである。 ・全二重伝送遠方監視制御装置の場合 図1のように、親局1からの制御指令を子局2が受信し
た後、子局2から現場機器に制御指令を出力し、その結
果である制御を実施したことの確認信号を子局2が受信
するまでに要する時間T1 (200〜300ms)経過
後、その時点で伝送途中の監視情報伝送を一旦中断し、
制御を実施したことの確認情報を含む全監視情報を新た
にサンプリングし、伝送を再開始する。
【0010】・半二重伝送遠方監視装置の場合 図3のように、制御指令入力時の監視情報伝送完了後、
親局1からの制御指令を子局2が受信した時点で監視情
報伝送再開を一旦停止し、子局2から現場機器に制御指
令を出力し、その結果である制御を実施したことの確認
信号(例えばポンプの運転、停止状態信号)を子局2が
受信するまでの時間T1 (200〜300ms)経過後
に、制御を実施したことの確認情報を含む全監視情報を
新たにサンプリングし、伝送を再開するものである。
【0011】即ち、全二重伝送遠方監視制御装置、半二
重伝送遠方監視制御装置とも子局が制御指令を受信し、
子局から現場機器に制御指令を出力し、その結果である
制御を実施したことの確認信号(例えばポンプの運転、
停止状態信号)を子局が受信するまでの時間T1 (20
0〜300ms)を予め考慮し、監視情報伝送タイミン
グをコントロールすることで親局が受信する最新の監視
情報に制御を実施したことの確認情報を乗せて伝送する
ものである。
【0012】
【作用】上記の手段により、全二重伝送遠方監視制御装
置においては制御指令伝送後、監視情報伝送サイクルの
1サイクル目で制御を実施したことの確認情報を親局に
伝送し、また、半二重伝送遠方監視制御装置においては
制御指令入力時点で伝送されている監視情報伝送終了後
の監視情報伝送サイクル1サイクル目で制御を実施した
ことの確認情報を親局に伝送することが可能となる。具
体的には前記従来例と同じく設定した伝送条件の下で
は、全二重伝送遠方監視装置では親局において制御指令
後約3秒で制御を実施したことの確認情報を受信可能と
なり、半二重伝送遠方監視装置では親局において制御指
令入力時点での監視情報伝送完了時間後約3秒で制御を
実施したことの確認情報を受信可能となる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は全二重伝送遠方監視制御装置における制御・
監視情報伝送状態概念図、図2は伝送手順ブロック図で
ある。図において1は親局、2は子局、3は制御情報の
流れ方向、4は監視情報の流れ方向、5は制御指令情
報、7は制御を実施したことの確認情報を含む監視情
報、T1 は子局2が制御指令情報を受信した後の現場機
器制御確認信号受信の待ち時間(200〜300ms)
である。この概念図を図2の伝送手順ブロック図で説明
するとまずAステップは親局1より制御指令情報5が子
局2に伝送し、次にBステップは子局2がAステップの
情報を受信後、現場機器制御確認信号待ち時間T1 (2
00〜300ms)待機し、伝送中の監視情報の伝送を
停止する。次にCステップは監視情報を最新情報に書替
え(制御を実施したことの確認情報を含む)、次にDス
テップでは監視情報7を親局1へ送信開始する。これに
より、制御指令伝送後、監視情報伝送サイクルの1サイ
クル目で制御を実施したことの確認情報を親局に伝送す
ることが可能になる。
【0014】図3は半二重伝送遠方監視制御装置におけ
る制御・監視情報伝送状態概念図、図4は伝送手順ブロ
ック図である。図において1は親局、2は子局、3は制
御情報の流れ方向、4は監視情報の流れ方向、5は制御
指令情報、6は制御指令入力タイミング、7は制御を実
施したことの確認情報を含む監視情報、T1 は子局2が
制御指令情報を受信した後の現場機器制御確認信号受信
の待ち時間(200〜300ms)、T2 は制御情報伝
送実施のための監視情報停止時間である。この概念図を
図4の伝送手順ブロック図で説明するとまずAステップ
は親局1が制御指令6を受け付け、次にBステップは監
視情報伝送終了を確認し、次にCステップは時間T2
監視情報送信を停止し、次にDステップは制御指令情報
5を子局2に送信し、次にEステップは子局2がDステ
ップの情報を受信後、現場機器制御確認信号待ち時間T
1 (200〜300ms)待機し、次にFステップは監
視情報を最新情報に書替え(制御を実施したことの確認
情報を含む)、次にGステップでは監視情報7を親局1
へ送信開始する。これにより、制御指令入力時点で伝送
されている監視情報伝送終了後の監視情報伝送サイクル
1サイクル目で制御を実施したことの確認情報を親局に
伝送することが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
遠方施設への制御指令を入力した後、その制御を実施し
たことの確認を短時間に伝送可能としたので、全二重伝
送方式、半二重伝送方式のいずれにおいても、従来技術
に比較し監視性能を向上させることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る全二重伝送遠方監視制御装置伝
送方式の制御・監視情報伝送状態の概念図である。
【図2】 図1の方式における伝送手順ブロック図であ
る。
【図3】 本発明に係る半二重伝送遠方監視制御装置伝
送方式の制御・監視情報伝送状態の概念図である。
【図4】 図3の方式における伝送手順ブロック図であ
る。
【図5】 遠方監視制御装置を有する監視制御システム
概念図である。
【図6】 従来の全二重伝送遠方監視制御装置伝送方式
の制御・監視情報伝送状態の概念図である。
【図7】 図6の方式における伝送手順ブロック図であ
る。
【図8】 従来の半二重伝送遠方監視制御装置伝送方式
の制御・監視情報伝送状態の概念図である。
【図9】 図8の方式における伝送手順ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 親局、2 子局、3 制御情報流れ方向、4 監視
情報流れ方向、5 制御指令情報、6 制御指令タイミ
ング、7 制御を実施したことの確認情報を含む監視情
報、10 制御指令・確認情報流れ、20 伝送路、2
1 制御指令、22 制御指令信号、23 制御が実施
されたことの確認信号、24 制御の実施されたことの
確認情報、25 現場機器、T1 現場機器制御確認信
号受信の待ち時間、T2 監視情報停止時間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と子局からなる全二重伝送遠方監視
    制御装置を有した監視制御装置における伝送方法におい
    て、親局からの制御指令を子局が受信した後、子局から
    現場機器に制御指令を出力し、その結果である制御を実
    施したことの確認信号を子局が受信するまでに要する時
    間経過後、その時点で伝送途中の監視情報伝送を一旦中
    断し、制御を実施したことの確認情報を含む全監視情報
    を新たにサンプリングし、伝送を再開始することを特徴
    とする遠方監視制御装置における伝送方法。
  2. 【請求項2】 親局と子局からなる半二重伝送遠方監視
    制御装置を有した監視制御装置における伝送方法におい
    て、制御指令入力時の監視情報伝送完了後、親局からの
    制御指令を子局が受信した時点で監視情報伝送再開を一
    旦停止し、子局から現場機器に制御指令を出力し、その
    結果である制御を実施したことの確認信号を子局が受信
    するまでの時間経過後に、制御を実施したことの確認情
    報を含む全監視情報を新たにサンプリングし、伝送を再
    開することを特徴とする遠方監視制御装置における伝送
    方法。
JP534994A 1994-01-21 1994-01-21 遠方監視制御装置における伝送方法 Pending JPH07212873A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033719A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Osaka Gas Co Ltd 集中制御システムの端末装置および集中制御システム
JP2006304024A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Meidensha Corp 二重系遠方監視制御システム

Cited By (3)

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