JP3201454U - フォトマスクボックス - Google Patents

フォトマスクボックス Download PDF

Info

Publication number
JP3201454U
JP3201454U JP2015004882U JP2015004882U JP3201454U JP 3201454 U JP3201454 U JP 3201454U JP 2015004882 U JP2015004882 U JP 2015004882U JP 2015004882 U JP2015004882 U JP 2015004882U JP 3201454 U JP3201454 U JP 3201454U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photomask
box
compression
lower lid
upper lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015004882U
Other languages
English (en)
Inventor
銘模 羅
銘模 羅
隆鳴 陸
隆鳴 陸
俊彦 江
俊彦 江
政欣 陳
政欣 陳
銘乾 邱
銘乾 邱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gudeng Precision Industrial Co Ltd
Original Assignee
Gudeng Precision Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gudeng Precision Industrial Co Ltd filed Critical Gudeng Precision Industrial Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3201454U publication Critical patent/JP3201454U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

【課題】フォトマスクボックスを提供する。【解決手段】フォトマスクボックスであって、ボックス体、複数の圧迫ホールド部材20、複数の連接部材30を有する。ボックス体の内部には収容空間を有し、フォトマスクを収容する。各圧迫ホールド部材20はボックス体内に設置され、各圧迫ホールド部材20はフォトマスクのサイズに基づき、そのボックス体に設置する位置を調整され、フォトマスクの側辺をそれぞれ圧迫ホールドする。複数の連接部材30は相互に対応する各圧迫ホールド部材20にそれぞれ通して設置し、これにより各圧迫ホールド部材20をボックス体内に固定する。こうしてフォトマスクのサイズの違いに応じて各圧迫ホールド部材20を交換する必要がないため、フォトマスクボックスの製造コストを引き下げることができる。【選択図】図1C

Description

本考案はフォトマスクボックスに関し、特に複数の圧迫ホールド部材を有するフォトマスクボックスで、各圧迫ホールド部材は各種サイズのフォトマスクに適用可能なフォトマスクボックスに関する。
テクノロジーの発展に従い、人類の生活は利便性を増し、伝世製品はよりコンパクトに発展している。電子パーツもそれに従い、ナノレベルまで縮小し、製造技術も日進月歩の変化を遂げている。半導体の最適な製造方法、及び製造に必要な装置を開発しなければ、実際の応用には投入できない。
ウエハは、半導体チップ製造において重要な材料である。
ウエハは、サイズに応じて、数十から数百もの半導体を製造することができる。
フォトマスクは、半導体チップを製造する犀の金型である。
半導体チップの製造時には、先ず半導体チップのIC回路設計構造に基づきフォトマスクを製造し、フォトマスクとは異なるウエハ上に沈積する材料の薄膜を利用し、半導体チップの製造を完成する。
フォトマスクのリソグラフィー製造工程技術能力は、通常、製造工程能力において、重要な役割を演じる。
フォトマスク製造であろうと、フォトマスク使用の能力であろうと、この技術領域における成熟度を表している。
ウエハ、或いはフォトマスクに関する技術において、技術上の進歩と成熟度に比較し、より重要なのは、製造効率の向上と製造コストの低下である。
なぜなら、同一面積において、より多くのチップを製造できる製造工程は非常に優位であるからだ。
よって、フォトマスクをいかにしてうまく使用し、メンテナンスするかは、リソグラフィー工程技術におけるキーポイントである。
フォトマスクの使用及びメンテナンスにおいては、現在では多くが、フォトマスクボックスの技術に頼っている。
フォトマスクボックスとは、その名の通り、フォトマスクを保管するボックスで、これによりフォトマスクは外界の微粒子や化学汚染を避けることができる。
この分野の従来の技術では、フォトマスクボックスは、ボックス体内部に固定の圧迫棒を設置し、これによりフォトマスクをフォトマスクボックス内部の位置に固定している。
しかし、異なるサイズのフォトマスクに対応し、フォトマスクを確実にフォトマスクボックス内部に固定するため、フォトマスクボックス内部の固定圧迫棒も交換しなければならない。
従来の技術を例とすると、多くは、コの字型の圧迫棒を使用しフォトマスクを固定している。
しかし、コの字型圧迫棒の開口幅は一定であるため、フォトマスクのサイズが変われば、コの字型の圧迫棒は使用できなくなる。
よって、他のサイズのコの字型の圧迫棒に交換しなければならず、異なるフォトマスクのサイズに基づき、異なるサイズの圧迫棒を製造しなければならない。
これでは、使用において不便で、また全体的なコストも高騰してしまう。
前記先行技術には、使用において不便で、また全体的なコストも高騰するという欠点がある。
本考案は、複数の圧迫ホールド部材をフォトマスクボックス体内に設置し、各圧迫ホールド部材は、フォトマスクのサイズに応じて、フォトマスクボックス体に設置する位置を調整し、フォトマスクの側辺をそれに圧迫ホールドし、且つ各種異なるサイズのフォトマスクに適用可能で、全体的な製造コストを引き下げることができるフォトマスクボックスに関する。本考案によるフォトマスクボックスは、フォトマスクボックス内に、複数の圧迫ホールド部材を有し、該各圧迫ホールド部材は、フォトマスクのフォトマスクボックス内に固定され、各種サイズのフォトマスクに適用することができる。
本考案によるフォトマスクボックスは、外表面に複数の定位構造を有し、該各定位構造により、フォトマスクボックスは、もう一つのフォトマスクボックスに堅固にスタッキングされ、多数のフォトマスクボックスを保管する空間を効果的に減らすことができる。
本考案によるフォトマスクボックスは、ボックス体、複数の圧迫ホールド部材、複数の連接部材を有する。
該ボックス体の内部には、収容空間を有し、フォトマスクを収容する。
該各圧迫ホールド部材は、該ボックス体内に設置され、該フォトマスクのサイズに基づき、その該ボックス体に設置する位置を調整され、且つ該フォトマスクの側辺をそれぞれ圧迫ホールドする。
該各連接部材は、相互に対応する該各圧迫ホールド部材にそれぞれ通して設置し、これにより該各圧迫ホールド部材を該ボックス体内に固定する。
本考案によるフォトマスクボックスにおいて、該ボックス体は、上蓋体と下蓋体を有する。
該上蓋体、該下蓋体は、それぞれ内表面、外表面を有し、該上蓋体と該下蓋体とが合わさった後には、収容空間が形成される。
該上蓋体の外表面には、第一定位構造を有し、該下蓋体の外表面には、第二定位構造を有する。
該上蓋体の外表面を、該下蓋体の外表面にスタッキングする時、該第一定位構造と該第二定位構造とは、嵌合される。
本考案の実施形態は、複数の圧迫ホールド部材をフォトマスクボックス体内に設置し、各圧迫ホールド部材は、フォトマスクのサイズに応じて、フォトマスクボックス体に設置する位置を調整し、フォトマスクの側辺をそれに圧迫ホールドし、且つ各種異なるサイズのフォトマスクに適用可能で、全体的な製造コストを引き下げることができる。
本考案のフォトマスクボックス内には、各圧迫ホールド部材と相互に対応する各連接部材を有し、フォトマスクをフォトマスクボックス内に固定することができる。
特に、各圧迫ホールド部材は、各種サイズのフォトマスクに適用できるため、フォトマスクに適したサイズの圧迫ホールド部材に交換する必要がない。
また、フォトマスクボックスの上蓋体の外表面の定位構造には、下蓋体の外表面に相互に対応する定位構造を有し、これにより多数のフォトマスクボックスは、相互に堅固にスタッキングされ、各フォトマスクボックスを保管する空間を節減することができる。
よって、組み立て方式により製造される従来のフォトマスクボックスに比べ、本考案のフォトマスクボックスの上下蓋体は、一体成型を採用し、並びに抗静電剤を含む或いは/及び透明材質材料を使用し製造され、及び把持部の設計などにより、気密性を向上させ、静電気発生の可能性を低下させ、フォトマスクボックス内部のフォトマスクの保存状態を直接目で見ることができ、外部の顆粒及び水蒸気汚染の可能性を回避し、及び運搬の利便性を高めることができる。
本考案の第一実施形態によるフォトマスクボックスの立体図である。 本考案の第一実施形態によるフォトマスクボックスの組み立て図である。 図1BのA区域の拡大図である。 本考案の第一実施形態におけるフォトマスクの収容模式図である。 図1BのA区域の断面図である。 図1BのA区域の断面図である。 図1BのB区域の拡大図である。 本考案の第二実施形態によるスタッキング前の2個のフォトマスクボックスの模式図である。 本考案の第二実施形態によるスタッキング後の2個のフォトマスクボックスの模式図である。
以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1A〜図1Gは本考案の第一実施形態によるフォトマスクボックスの立体図、組み立て図、A区域の拡大図、フォトマスク収容模式図、A区域の断面図、B区域の拡大図である。
図に示す通り、本実施形態によるフォトマスクボックス1は、ボックス体10、複数の圧迫ホールド部材20、複数の連接部材30を有する。
ボックス体10の内部には、収容空間110を有し、収容空間110内にはフォトマスク2を収容することができる。
各圧迫ホールド部材20は、ボックス体10内に設置され、各圧迫ホールド部材20は、フォトマスク2のサイズに基づき、そのボックス体10に設置する位置を調整され、フォトマスク2の側辺22をそれぞれ圧迫ホールドする。
各連接部材30は、相互に対応する各圧迫ホールド部材20にそれぞれ通して設置し、これにより各圧迫ホールド部材20をボックス体10内に固定する。
本実施形態のボックス体10は、上蓋体120、下蓋体130を有する。
上蓋体120は、内表面121、外表面122を有し、下蓋体も、内表面131、外表面132を有する。
上蓋体120と下蓋体130を合わせた後、上蓋体120の内表面121と下蓋体130の内表面131との間には、収容空間110を形成する。
こうして、フォトマスク2は、上蓋体120と下蓋体130との間の収容空間110内に、収容される。
本実施形態の下蓋体130の内表面131の中央には、少なくとも1個の強化構造140をさらに設置し、下蓋体130の強度と構造を強化する。
本実施形態の上蓋体120と下蓋体130は、それぞれ一体成型で、且つ射出成型を利用して製作され、従来の組み立て方式により製造されるフォトマスクボックスに比べ、以下の長所を有する。
すなわち、ボックス体10の機密性を効果的に高められるため、ボックス体10は、軽量化しつつ、外部の汚染顆粒や水蒸気の侵入を防ぐことができ、ボックス体10内の汚染顆粒と水蒸気を効果的に低下させることができる。
本実施形態の上蓋体120と下蓋体130は、抗静電剤を含む材料(抗静電高分子を含む高分子複合材料など)により製造され、ボックス体10内での静電気の発生を防ぎ、粉塵或いは微粒子などの汚染顆粒の吸着を減らすことができる。上蓋体120或いは下蓋体130の内の少なくとも一つは、透明材質により製造し、これにより使用者は、ボックス体10内に、フォトマスク2が保管されているか、或いはフォトマスク2に損壊がないかどうかを、直接見ることができる。
図1D、図1E、図1Fに示す通り、本実施形態の各圧迫ホールド部材20は、下蓋体130内に設置される。
各圧迫ホールド部材20は、圧迫ホールド部210、固定部220を有する。
固定部220は、圧迫ホールド部210の相対する側に設置される。
圧迫ホールド部210は、L型を呈し、第一端部2101、第二端部2102を有する。
フォトマスク2をボックス体10の収容空間110内に置くと、圧迫ホールド部210の第一端部2102は、フォトマスク2の頂点面を圧迫ホールドする。
圧迫ホールド部210の第二端部2102は、フォトマスク2の側辺22を圧迫ホールドし、且つ各圧迫ホールド部材20の第二端部2102を利用し、フォトマスク2を圧迫ホールドし、フォトマスク2を、下蓋体130の強化構造140上方において、オーバーハングするように維持する。
本実施形態の固定部220は、長方形の板体で、少なくとも1個の定位穿孔221を有する。
定位穿孔221は、長方形の穴である。
圧迫ホールド部材20が下蓋体130に設置されると、連接部材30は、圧迫ホールド部材20の定位穿孔221内に通して設置され、連接部材30を、定位穿孔221に対応する下蓋体130の固定穴133に固定する。
こうして、連接部材30は、定位穿孔221に固定され、圧迫ホールド部材20は、下蓋体130に固定される。
圧迫ホールド部材20が下蓋体130に固定する前には、圧迫ホールド部材20の圧迫ホールド部210が、フォトマスク2の側辺22をすでに圧迫ホールドしていることを確認しなければならない。
これにより、圧迫ホールド部材20の固定部220の設置される下蓋体130の位置を確認することができる。
すなわち、フォトマスク2のサイズの差異に従い、圧迫ホールド部材20の圧迫ホールド部210は、フォトマスク2のサイズに基づき、フォトマスク2へ移動し調整され、圧迫ホールド部210がフォトマスク2の側辺22を圧迫ホールドした後は、連接部材30を利用し、圧迫ホールド部材20の固定部220を下蓋体130の適当な位置に固定することができる。
本実施形態の圧迫ホールド部材20の定位穿孔221の長さは、連接部材30の直径より長く、圧迫ホールド部材20の圧迫ホールド部210は、フォトマスク2へと移動する距離の範囲は、定位穿孔221の長さである。
本実施形態の各圧迫ホールド部材20は、下蓋体130に設置されるが、これに限定されず、各圧迫ホールド部材20は、上蓋体120に設置することもできる。
各圧迫ホールド部材20を、上蓋体120に固定する方式は、各圧迫ホールド部材20を下蓋体130に固定する方式と同様であるため、ここでは説明を省く。
本実施形態の圧迫ホールド部材20の圧迫ホールド部210は、L型で、圧迫ホールド部210の第二端部2012は、フォトマスク2の底面23に未接続である。
よって、フォトマスク2の厚みは、圧迫ホールド部210の制限を受けることはない。
フォトマスク2を下蓋体130に置く時、フォトマスク2の厚みが異なれば。フォトマスク2の下蓋体130を突出する高さも異なる。
同時に、圧迫ホールド部材20の固定部220と下蓋体130との間の距離も異なる。
よって、圧迫ホールド部材20の固定部220と下蓋体130との間の距離に従い、連接部材30を下蓋体130の螺合固定孔133に固定する深さを調整し、これにより圧迫ホールド部材20を下蓋体130に固定する。
こうして、フォトマスク2を収容空間110内に固定する。
例えば、フォトマスク2が比較的薄いなら、圧迫ホールド部材20の固定部220と下蓋体130との距離が小さければ小さいほど、連接部材30が螺合固定孔133に固定される深さは深くなることを示している。
反対に、フォトマスク2の厚みが厚いなら、圧迫ホールド部材20の固定部220と下蓋体130との間の距離が大きければ大きいほど、連接部材30が螺合固定孔133に固定される深さは浅くなることを示している。
上記により明らかなように、本実施形態の各圧迫ホールド部材20は、各種サイズのフォトマスクに適用でき、他のサイズの圧迫ホールド部材20に交換する必要はない。
また、連接部材30を螺合固定孔133に固定する深さが浅ければ浅いほど、連接部材30と圧迫ホールド部材20の固定部220との間の距離、及び固定部220と下蓋体130との間の距離は、より大きくなる。
よって、連接部材30と圧迫ホールド部材20の固定部220との間、或いは固定部220と下蓋体130との間には、少なくとも1個の螺合固定部材310をさらに設置する(図1F参照)。
連接部材30が、圧迫ホールド部材20の固定部220を固定しようとする時には、先ず螺合固定部材310を、固定部220上に設置し、定位穿孔221に対応させ、連接部材30が螺合固定部材310に通して設置された後、定位穿孔221に通して設置され、下蓋体130の螺合固定孔133に固定される。
こうして、圧迫ホールド部材20の連接部材30に対する移動の発生を回避することができる。
フォトマスク2と接触する圧迫ホールド部210の第二端部210の表面には、緩衝部材212をさらに設置する。
緩衝部材212は、フォトマスク2の側辺22に接触することで、フォトマスク2と圧迫ホールド部材20とが衝突し汚染顆粒が生じることを回避でき、且つ緩衝部材212とフォトマスク2との間の摩擦力は比較的大きいため、フォトマスク2をボックス体10内に固定し、フォトマスク2のボックス体10内での移動を回避できる。
本実施形態の緩衝部材212は、圧迫ホールド部210に嵌めて設置され、圧迫ホールド部210は、凹槽211に設置される。
緩衝部材212は、緩衝部213、嵌合部214を有する。
嵌合部214は、緩衝部213と相対する一側に設置される。
嵌合部214は、凹槽211内に設置され、緩衝部213は、フォトマスク2の側辺22に接触する。
本実施形態の緩衝部材212は、少なくとも1個の凸部2140をさらに有する。
凸部2140は、嵌合部214が凹槽211に接触する少なくとも片側に設置され、凸部214と凹槽211との間に生じる比較的大きな摩擦力を利用し、緩衝部材212は、凹槽211内に固定される。
図1B、図1Gに示す通り、下蓋体130の少なくとも2個の相対する角位置には、補助サポート部90をそれぞれさらに設置する。
フォトマスク2が、下蓋体130に置かれると、フォトマスク2の相対する辺角は、各補助サポート部90位置に位置される。
各補助サポート部90により、フォトマスク2を補助サポートすることができる。
本実施形態の補助サポート部90は、設置槽で、補助サポート部90内には、補助緩衝部材910をさらに設置する。
補助緩衝部材910と、圧迫ホールド部210に設置される緩衝部材212の作用は相同で、フォトマスク2の辺角を押さえ、これによりフォトマスク2と下蓋体130との衝突を回避することができる。
本実施形態の補助緩衝部材910の設置方式は、圧迫ホールド部210に設置される緩衝部材212と相同で、補助サポート部99上には、設置凹槽920を設置し、補助緩衝部材910は、設置凹槽920内に設置される。
補助緩衝部材910は、ゴム、シリコン、或いは軟性で且つ摩擦係数が大きい材料により製造される。
補助サポート部90は、上蓋体120に設置されるが、ここでは説明を省く。
図2A、図2Bは、本考案の第二実施形態によるスタッキング前の2個のフォトマスクボックスの模式図、及びスタッキング後の2個のフォトマスクボックスの模式図である。
図に示す通り、本実施形態のフォトマスクボックス1の、上記した実施形態のフォトマスクボックス1との相違点は以下の通りである。
上蓋体120の外表面122と下蓋体130の外表面132には、第一定位構造140、及び第二定位構造420をそれぞれ設置する。
第一定位構造410は、少なくとも1個の定位凸ブロック411を有し、下蓋体130の外表面132には、第二定位構造420を有する。
第二定位構造420は、少なくとも1個の定位凹槽421を有する。
フォトマスクボックス1をもう一つのフォトマスクボックス1にスタッキングする時には、フォトマスクボックス1の上蓋体120の外表面122を、もう一つのフォトマスクボックス1の下蓋体130の外表面132にスタッキングし、定位凸ブロック411と定位凹槽421とは対応して嵌合する。
こうして、各フォトマスクボックス1は、堅固に相互にスタッキングされ、各フォトマスクボックス1を補完する空間を圧縮することができる。
さらに、上蓋体120の外表面122、及び下蓋体130の外表面132には、少なくとも1個の把持部50をそれぞれ設置する。
使用者がフォトマスクボックス1を運ぶ時には、使用者の手は、各把持部50を把持し、これによりフォトマスクボックス1を便利に押したり運んだりすることができる。
この他、フォトマスクボックス10の一側には、複数の輸送パーツ80を設置する。
本実施形態では、各輸送パーツ80は、キャスターである。
これにより、使用者は、フォトマスクボックス1を便利に押して動かすことができる。
上蓋体120の一側には、少なくとも1個の第一係合構造710を有し、下蓋体130の一側には、少なくとも1個の第二係合構造720を有する。
上蓋体120と下蓋体130が合わさると、少なくとも1個の第一係合構造710は、少なくとも1個の第二係合構造720に係合する。
本考案は、第一係合構造710と第二係合構造720の型式に制限を加えるものではなく、上蓋体120と下蓋体130を固定可能な係合構造であれば、すべて本考案の技術特徴に含まれる。
本考案の上蓋体120と下蓋体130の合わさった位置には、少なくとも1個の気密棒60を設置する。
これにより、上蓋体120は、下蓋体130に緊密に接合され、ボックス体10の気密性をさらに高めることができる。
1 フォトマスクボックス
2 フォトマスク
21 頂点面
22 側辺
23 底面
10 ボックス体
110 収容空間
120 上蓋体
121 内表面
122 外表面
130 下蓋体
131 内表面
132 外表面
133 螺合固定孔
140 強化構造
20 圧迫ホールド部材
210 圧迫ホールド部
2101 第一端部
2102 第二端部
211 凹槽
212 緩衝部材
213 緩衝部
214 嵌合部
2140 凸部
220 固定部
221 定位穿孔
30 連接部材
310 螺合固定部材
410 第一定位構造
411 第一定位凸ブロック
420 第二定位構造
421 第二定位凹槽
50 把持部
60 気密棒
710 第一係合構造
720 第二係合構造
80 輸送パーツ
90 補助サポート部
910 補助緩衝部材
920 設置凹槽

Claims (19)

  1. フォトマスクボックスであって、ボックス体、複数の圧迫ホールド部材、複数の連接部材を有し、
    前記ボックス体の内部には、収容空間を有し、フォトマスクを収容し、
    前記複数の圧迫ホールド部材は、前記ボックス体内に設置され、前記各圧迫ホールド部材は、前記フォトマスクのサイズに基づき、その前記ボックス体に設置する位置を調整され、前記フォトマスクの側辺をそれぞれ圧迫ホールドし、
    前記複数の連接部材は、相互に対応する前記各圧迫ホールド部材にそれぞれ通して設置し、これにより前記各圧迫ホールド部材を前記ボックス体内に固定することを特徴とするフォトマスクボックス。
  2. 前記各圧迫ホールド部材は、圧迫ホールド部、固定部を有し、
    前記固定部は、前記圧迫ホールド部の相対する側に設置され、
    前記圧迫ホールド部は、前記フォトマスクの側辺を圧迫ホールドし、
    前記固定部は、前記ボックス体内に固定されることを特徴とする請求項1に記載のフォトマスクボックス。
  3. 前記圧迫ホールド部は、L型であることを特徴とする請求項2に記載のフォトマスクボックス。
  4. 前記圧迫ホールド部は、緩衝部材を有し、
    前記緩衝部材は、前記フォトマスクの側辺に接触することを特徴とする請求項2に記載のフォトマスクボックス。
  5. 前記圧迫ホールド部は、凹槽を有し、
    前記緩衝部材は、前記凹槽に設置されることを特徴とする請求項4に記載のフォトマスクボックス。
  6. 前記固定部は、少なくとも1個の定位穿孔を有し、
    前記各連接部材は、相互に対応する定位穿孔に固定されることを特徴とする請求項2に記載のフォトマスクボックス。
  7. 前記各定位穿孔の長さは、前記連接部材の直径より大きく、
    これにより、前記圧迫ホールド部材の前記ボックス体に設置する位置を調整することを特徴とする請求項6に記載のフォトマスクボックス。
  8. 前記フォトマスクボックスは、少なくとも1個の螺合固定部材をさらに有し、
    前記各螺合固定部材を、前記連接部材と前記固定部との間、或いは/及び前記固定部と前記ボックス体との間に設置することを特徴とする請求項7に記載のフォトマスクボックス。
  9. 前記ボックス体は、上蓋体と下蓋体を有し、
    前記上蓋体、前記下蓋体は、それぞれ内表面、外表面を有し、
    前記上蓋体と前記下蓋体とが合わさった後には、収容空間が形成されることを特徴とする請求項1に記載のフォトマスクボックス。
  10. 前記各連接部材は、前記各圧迫ホールド部材を、前記上蓋体の内表面上、或いは前記下蓋体の内表面上に固定することを特徴とする請求項9に記載のフォトマスクボックス。
  11. 前記上蓋体の外表面には、第一定位構造を有し、
    前記下蓋体の外表面には、第二定位構造を有し、
    前記上蓋体の外表面を、前記下蓋体の外表面にスタッキングする時、前記第一定位構造と前記第二定位構造とは、嵌合されることを特徴とする請求項9に記載のフォトマスクボックス。
  12. 前記第一定位構造は、少なくとも1個の定位凸ブロックを有し、
    前記第二定位構造は、少なくとも1個の定位凹槽を有し、
    前記定位構造と前記第二定位構造とが嵌合される時、前記少なくとも1個の定位凸ブロックと前記少なくとも1個の定位凹槽は対応して嵌合されることを特徴とする請求項11に記載のフォトマスクボックス。
  13. 前記上蓋体と前記下蓋体とは、それぞれ一体成型により製造されることを特徴とする請求項9に記載のフォトマスクボックス。
  14. 前記上蓋体の外表面或いは/及び前記下蓋体の外表面には、少なくとも1個の把持部をさらに有することを特徴とする請求項9に記載のフォトマスクボックス。
  15. 前記上蓋体或いは/及び前記下蓋体は、透明材質、或いは抗静電剤を含む材料により製造されることを特徴とする請求項9に記載のフォトマスクボックス。
  16. 前記フォトマスクボックスは、少なくとも1個の気密棒をさらに有し、
    前記少なくとも1個の気密棒は、前記上蓋体と前記下蓋体とが合わさる位置に設置されることを特徴とする請求項9に記載のフォトマスクボックス。
  17. 前記上蓋体の一側には、少なくとも1個の第一係合構造を有し、
    前記下蓋体の一側には、少なくとも1個の第二係合構造を有し、
    前記上蓋体と前記下蓋体とが合わさると、前記少なくとも1個の第一係合構造は、前記少なくとも1個の第二係合構造に係合されることを特徴とする請求項9に記載のフォトマスクボックス。
  18. 前記上蓋体或いは前記下蓋体内の相対する2個の角には、補助サポート部をそれぞれ設置し、
    前記フォトマスクの相対する二辺角は、前記補助サポート部に設置されることを特徴とする請求項9に記載のフォトマスクボックス。
  19. 前記補助サポート部には、補助緩衝部材をさらに設置し、
    前記補助緩衝部材は、前記フォトマスクの辺角に接続することを特徴とする請求項18に記載のフォトマスクボックス。
JP2015004882U 2014-09-29 2015-09-25 フォトマスクボックス Active JP3201454U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW103217284U TWM496010U (zh) 2014-09-29 2014-09-29 光罩盒
TW103217284 2014-09-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3201454U true JP3201454U (ja) 2015-12-10

Family

ID=53018263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015004882U Active JP3201454U (ja) 2014-09-29 2015-09-25 フォトマスクボックス

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3201454U (ja)
TW (1) TWM496010U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7313498B1 (ja) 2022-02-18 2023-07-24 株式会社協同 フォトマスク収納ケース、及び、フォトマスク収納ケース用のフォトマスク用クッション部材

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI630158B (zh) * 2017-01-10 2018-07-21 台灣積體電路製造股份有限公司 存放盒及顆粒檢測方法
TWI680348B (zh) * 2018-12-06 2019-12-21 家登精密工業股份有限公司 光罩盒及其組裝件

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7313498B1 (ja) 2022-02-18 2023-07-24 株式会社協同 フォトマスク収納ケース、及び、フォトマスク収納ケース用のフォトマスク用クッション部材
JP2023120991A (ja) * 2022-02-18 2023-08-30 株式会社協同 フォトマスク収納ケース、及び、フォトマスク収納ケース用のフォトマスク用クッション部材

Also Published As

Publication number Publication date
TWM496010U (zh) 2015-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI690771B (zh) 光罩壓抵單元及應用其之極紫外光光罩容器
JP3201454U (ja) フォトマスクボックス
JP6427674B2 (ja) 基板格納用の一体型コーナースプリングを備える水平基板コンテナ
JP2005353898A (ja) 基板収納容器
JP6177248B2 (ja) 基板収納容器
WO2016084882A1 (ja) リングスペーサー
JP6185268B2 (ja) 基板収納容器
JP4587828B2 (ja) 精密基板用の固定治具
JP4852020B2 (ja) 緩衝体及び梱包体
JP3938233B2 (ja) 密封容器
TWI755795B (zh) 具有導位構件的光罩盒
WO2017069205A1 (ja) セパレータ
JP2019029596A (ja) 基板収納容器及びその取扱い方法
US20090114563A1 (en) Reticle storage apparatus and semiconductor element storage apparatus
WO2018179859A1 (ja) 半導体ウェハ容器
JP4480296B2 (ja) 電子部材用収納容器
JPWO2015037083A1 (ja) 基板収納容器
JP2018107216A (ja) 緩衝材
JP2004311779A (ja) 半導体ウェーハ収納容器及び半導体ウェーハの搬送方法
JP2013023252A (ja) 梱包体及び緩衝体
CN110249418B (zh) 基板收容容器
JP5749002B2 (ja) ロードロック装置および真空処理装置
JP2017143217A (ja) 基板収納容器
JP6068096B2 (ja) ウェーハカセットの梱包体
JP6508653B2 (ja) ペリクルフレーム収納容器の梱包体

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3201454

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250