JP3200247U - 通函 - Google Patents

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Abstract

【課題】折りたたみ可能な通函であって、製造元への返還時に、可及的にその容積を小とするとともに、梱包材を収納することができる通函を提供する。【解決手段】通函10は、一定の容積を有する底函部20の上部に、前面部30と右側面部40および左側面部50、後面部をそれぞれ配置したものである。前面部30と後面部を取り外し、その前面部30と後面部を底函部20内に配置し、かつ右側面部40および左側面部50をそれぞれ内側に回転させることにより、右側面部40および左側面部50を底函部20における開口部に載置し、ほぼ底函部20の大きさにたたむことができる。【選択図】図1

Description

本考案は、一定の容積を確保しつつ、折りたたみ可能な通函に関するものである。
部品等の製品を相手先に納入する場合に、いわゆる通函を使用する。これは、製作元で生産したものを納入先に納品するために使用するものであり、再使用することができる。これにより納入時の梱包材の使用を削減することができる。
もっとも、この通函は納品時には製品を収納しているために、一定の容積が必要であるものの、納入先から製造元に返還する際は、可及的にその容積を小としたほうが返送するための輸送コストを削減することができる。
それを実現するために、特開平07−17542号公報に、パレット本体上に角筒を設け、該角筒を根元付近で下方の基部と上方の主要部とに分割し、該基部に水平に遊挿した支軸に該主要部を内側にのみ傾斜可能なるように軸支すると共に、基部の上端に水平面および該水平面と連なる傾倒面を形成し、主要部の下端にはその起立時に上記水平面および傾斜面に夫々面接触する水平面および傾斜面を形成することで、主要部が基部上に自立できるようにしたことを特徴とする収納パレットが開示されている。
これは、上記のとおり、該角筒を根元付近で下方の基部と上方の主要部とに分割できるというもので、不使用時にはこの通函をほぼ平坦に折りたたむことができ、製造元にこの通函を返還する際の輸送コストを可及的に軽減することができる。
しかしながら納入先から、納入されたその通函から直接部品を取出して完成品に組み付ける場合があり、納入先から製品の輸送時における荷姿が規定される場合がある。例えば、自動車要部品のうち、サスペンションを構成するショックアブソーバーを納品する場合に、横たわった状態で輸送すると、内部に封入したオイルが漏洩する場合が有る。また、それを自動車に組み込む場合において、横たわった状態にあるショックアブソーバーを製品に組み付ける場合に、そのままでは取り上げにくく、組み立て効率が低下する場合がある。
これを防ぐため、あらかじめ、製品出荷時において、ショックアブソーバーを仕切り板あるいは保持部材等の梱包材を用いて直立させることで上記組み立て効率の低下を防止している。また、ショックアブソーバー同士の接触を避けるために梱包材を上記通函に同梱する場合がある。これらの同梱物は、再使用可能である場合が多いが、上記公報に開示された通函として使用可能な収納パレットでは、その梱包材などの同梱物を、製造元への返還時に収納できないという問題がある。
特開平07−17542号 公報
本考案の課題は、容易に折りたたみ可能な通函であって、製造元への返還時に、可及的にその容積を小とするとともに、梱包材を収納するために一定の容積を確保した通函を提供することを目的とする。
上記目的に鑑み本考案は、一定の容積を有する底函部と、前記底函部の上部に配置し、取り外し可能かつ、前記底函部に収納可能な前面部および後面部と、前記底函部の上部に回転可能に配置し、回転したときに前記底函部の開口部に載置可能に配置した右側面部および左側面部とを具備するという手段を講じたものである。
このように、前面部および後面部を前記底函部から取り外しすることができるので、一定の容積を有する底函部内に配置することができる。それとともに、右側面部および左側面部が回転することで、前記底函部の開口部に載置されるので、その開口部を塞ぐことができ、内蔵した梱包材とともに、当該通函を構成する部材をすべて収納することができるので、製造元に梱包材とともに通函を送り返すことができる。
また、本考案における前面部は、上前面部と下前面部を有し、かつ前記上前面部と下前面部を回転可能に接続するという手段を講じたものである。前面部が上前面部と下前面部を有する2段構成とし、かつ前記上前面部と下前面部を回転可能に接続しているので、前面部全体を取り外すことなく、上前面部を回転させるだけで、通函の内部に配置された製品の荷姿等を容易に確認することができる。
また、本考案における底函部における横部材の所定に箇所に前止め具あるいは後止め具のいずれか一方あるいは双方を配置するという手段を講じたものである。この、前止め具あるいは後止め具または双方により、前面部あるいは後面部またはその双方を前記底函部から容易に取り外し可能であることのみならず、前記底函部に対して、前面部あるいは後面部をずれることなく載置することができる。
本考案は以上のように構成され、かつ、作用するものであり、容易に折りたたみ可能な通函であって、製造元への返還時に、可及的にその容積を小とするとともに、底函部により一定に容積を確保しているので、同梱された梱包材を収納可能な通函を提供することができる。
本考案に係る通函の実施形態を示すもので、Aは通函の正面図、Bは同じく右側面図である。 同じく本考案に係る通函の実施形態を示すもので、Aは通函の背面図、Bは同じく平面図である。 本考案に係る通函の1部である底函部を示すもので、Aは底函部の斜視図、Bは同じく平面図である。 同じく底函部を示すもので、Aは正面図、Bは右側面図である。 本考案に係る通函の1部である前面部を示すもので、Aは平面図、Bは正面図、Cは右側面図である。 本考案に係る通函の1部である右側面部を示すもので、Aは平面図、Bは正面図、Cは右側面図である。 本考案に係る通函の1部である左側面部を示すもので、Aは平面図、Bは正面図、Cは右側面図である。 本考案に係る通函の1部である後面部を示すもので、Aは平面図、Bは正面図、Cは右側面図である。 Aは、固定具と、支柱部における孔部の拡大図、Bは、蝶番の拡大図、Cは、図5のA−A線拡大断面図である。 Aは通函の斜視図、Bは通函に前面部と後面部を取り外して、底函部内に配置した状態の斜視図である。 Aは、前面部と後面部を取り外した状態において、左側面部を傾けた状態の斜視図、Bは、底函部の上に左側面部と右側面部を配置した状態の斜視図である。
本実施例における通函10は、一定の容積を有する底函部20に、前面部30と右側面部40および左側面部50、後面部60をそれぞれ配置したものである。後述するように、前面部30と後面部60を取り外し、その取り外した前面部30と後面部60を底函部20内に配置し、かつ右側面部40および左側面部50をそれぞれ内側に折りたたむことによって、ほぼ、底函部20の大きさにたたむことができるというものである。
底函部20は、矩形の底面部21の4隅に、平面視L字状すなわち、平面視2つの線分が直行するような形状を呈する支柱22、22、22、22を立設し、前記それぞれの支柱22、22、22、22の内側に前壁面23、右壁面24、左壁面25、後壁面26をそれぞれ取り付ける。尚、底函部20は、金属製が好ましく、溶接または接着などの公知の方法で固定することができる。
前記矩形の底面部21は、平面視L字状呈する支柱22、22、22、22における床面から、所定の高さであって、床面とほぼ平行に配置される。また、底面部21の下方に、前記支柱22と支柱22を渡すように横桟27を設け、当該横桟27の中間付近であって、図面上下方向に立板28を、前記横桟27と前記底面部21に接続するように配置する。このときに構成される開口部281、281は、図示しないフォークリフトのフォークの部分を差し入れるためのものである。また、底面部21は、横部材211、211と縦部材212、212によって支えられるように構成されている。
支柱22、22、22、22において、その上端部に凹部22aと、その直下に、前記支柱22に沿う上下方向に長い長孔部22bをそれぞれ有する。
前壁面23は、1の薄板状の前面プレート230が前縦部材231、231と前横部材232に固定され、前記平面視L字状呈する支柱22、22の間に固定されている。また、前横部材232の所定の箇所に前止め具233、233、233を配置している。これは後述するように前面部30を支え、前記前面部30が通函10の外方にずれることを防止するために設けられている。また、前記前面プレート230と前縦部材231、231は、前下横部材234に接続されている。また、後壁面26にも同様に、後述する後面部60を支えて保持するとともに通函10の外方にずれることを防止するために当該後壁面26の所定の箇所に後止め具263、263、263が設けられている。尚、後壁面26の構成は、前壁面23と同様であるのでその説明を省略する。
右側壁面24は、1の薄板状の右側面プレート240が右横部材241と右下横部材242に固定され、前記平面視L字状呈する支柱22、22に固定されている。尚、左側壁面25は、右側壁面24と同様の構成であるためにその説明を省略する。
尚、支柱22、22、22、22の下部は、通函10を支えるための脚部221、221、221、221とそれぞれ一体である。このように、底函部20は、矩形の底面部21と前壁面23と右側壁面24と後壁面26と左側壁面25に囲まれ、上部が開口するという構成である。したがって、上述のとおり、当該底函部20は、一定の容積を保つことができ、後述するようにこの当該底函部20の中に梱包材をも収納することができる。
前面部30は、上前面部31と下前面部32を有するいわば2段構成であり、前記上前面部31は、1の薄板状の上部前プレート310とほぼ長方形の前上部枠部311と、前記前上部枠部311の上下における横棧の部分と接続する縦材312、312で構成され、前上部枠部311における左右の上端部に公知の固定部材313、313が設けられている。前記固定部材313、313は、上前面部31を後述の右側面部40および左側面部50とロックするためのものである。前記固定部材313における数字の6の字状に構成された軸部314は、軸受け部315によって回転可能に軸支され、前記軸部314を図示(図5参照)する位置よりほぼ軸周りに180度の角度に回転させたときに、当該軸部314が図面左右方向に移動することで、右側面部40および左側面部50とのロックあるいは解除することができる。
下前面部32は、1の薄板状の下部前プレート320と前下部枠部321と縦材322、322と前下部受け枠部323で構成され、前上部枠部321の左右の上端部に公知の固定部材324、324が設けられている。前記固定部材324、324は、下前面部32を後述の右側面部40および左側面部50とロックするためのものである。前記固定部材324における数字の6の字状に構成された軸部325は、軸受け部326によって回転可能に軸支され、前記軸部325を図示(図5参照)する位置よりほぼ軸周りに180度の角度に回転させたときに、当該軸部325が図面左右方向に移動することで、ロックする、あるいは解除することができる。
また、前下部枠部321と前下部受け枠部323はその幅方向の寸法が相違し、前下部受け枠部323が、前下部枠部321の内側に入り込む構成である。従って、前下部受け枠部323の外側に前下部枠部321が接するように固定され、段差部分327、327が構成される。この段差部分327、327は、前記支柱22、22との干渉を避けるために設けられている。また、その段差部分327、327において、それぞれ左右に突出するように、薄板状の止め部材328、328が配置されている。これについては後述する。また、このような構成の上前面部31と下前面部32は、公知の蝶番33、33によって前記上前面部31と下前面部32が回転可能に接続されている。
右側面部40は以下のとおり構成されている。すなわち、支柱部411、412を有し、前記支柱部411、412に、ほぼ長方形の下部枠42を固定し、この下部枠42に、下縦枠43と1の薄板状の右下プレート44を固定して配置した構成を有する。また、上部枠45は、前記支柱411、412の間より幅が狭い構成であり、前記上部枠45に、1の薄板状の右上プレート46を配置し、その、幅方向の中心であって、かつ上下方向に上縦枠47を配置した構成を有する。また、上部枠45の下端と、前記下部枠42の上端に、蝶番46a、46aを取り付け上部枠45が下部枠42に対し回転可能に取り付けられている。
また、上部枠45の左右に固定具48、48を取り付ける。固定具48、48は、軸受け部48aに支持された軸部48bは左右に出入り可能に軸支され、前記支柱部411、412における孔部411a、412aに挿入することで、上部枠45を固定することができる。さらに、49aは、前記前面部30における固定部材313の軸部314が挿入される環状を呈する固定受け部である。また、49bは前記前面部30における固定部材324の軸部325が挿入される環状を呈する固定受け部である。49cは、後述する後面部60における固定部材65の軸部66が挿入される環状を呈する固定受け部である。
また、支柱部411、412は、その下部においてほぼ水平に突出するように軸部411b、412bを有する。またさらにその下部に、後述するボルトBを取り付けるためのねじ孔411c、412cを設ける。
左側面部50は、前記右側面部40と鏡面対称であり、左側面部50は以下のとおり構成されている。すなわち、支柱部511、512を有し、前記支柱部511、512に、ほぼ長方形の下部枠52を固定し、この下部枠52に、下縦枠53と1の薄板状の右下プレート54を固定して配置した構成を有する。また、上部枠55は、前記支柱511、512の間より幅が狭い構成であり、前記上部枠55に、
1の薄板状の右上プレート56を配置し、その、幅方向の中心であって、かつ上下方向に上縦枠57を配置した構成を有する。また、上部枠55の下端と、前記下部枠52の上端に、蝶番56a、56aを取り付け、下部枠52に対し上部枠55が回転可能に取り付けられている。
また、上部枠55の左右に固定具58、58を取り付ける。固定具58、58は、軸受け部58aに支持された軸部58bは左右に出入り可能に軸支され、前記支柱部511、512における孔部511a、512aに挿入することで、上部枠55を固定することができるという構成を有する。さらに、59aは、前記前面部30における固定部材313の軸部314が挿入される環状を呈する固定受け部である。また、59bは前記前面部30における固定部材324の軸部325が挿入される環状を呈する固定受け部である。59cは、後述する後面部60における固定部材65の軸部66が挿入される環状を呈する固定受け部である。
支柱部511、512は、その下部においてほぼ水平に突出するように軸部511b、512bを有する。またさらに下部に、後述するボルトBを取り付けるためのねじ孔511c、512cを設ける。
後面部60は、1の薄板状の後プレート61と、前記後プレート61の周囲を取り囲むように後上枠部62と後下枠部63を配置する。さらに、前記薄板状の後プレート61をほぼ3分割するように図面上下方向に縦枠64、64を取り付けて構成されている。後上枠部62の左右の上端部に公知の固定部材65、65が設けられている。固定部材65、65における数字の6の字状に構成された軸部66は、軸受け部67によって回転し、前記軸部66を一定の角度で回転させたときに、当該軸部66が図面左右方向に移動することで、上述のとおりそれぞれ固定受け部49cと固定受け部59cと係合しロックすることができる。
また、後上枠部62と後下枠部63は、その幅方向の寸法が相違し、前記後下枠部63が、前記後上枠部62の内側に入り込む構成である。従って、後下枠部63の外側に後上枠部62が接するように固定され、段差部分68、68が構成される。この段差部分68、68は、それぞれ、前記支柱22、22との干渉を避けるために設けられている。また、その段差部分68、68において、それぞれ左右に突出するように、薄板状の止め部材69、69が配置されている。
このように構成された一定の容積を有する底函部20と、前面部30、右側面部40および左側面部50、後面部60とを有する通函10は、以下のように構成される。すなわち、底函部20に右側面部40および左側面部50を取り付ける。これは、前記支柱22、22、22、22のうち支柱22、22において、その上端部に凹部22aの直下に配置した前記支柱22、22に沿う上下方向に長い長孔部22bに、ボルトBが前記長孔部22bに沿って摺動することができるように取り付けられている。そのとき、前記凹部22aに、右側面部40における前記支柱部41、41の下部においてほぼ水平に突出する軸部411b、412bを載置する。左側面部50においても同様に、他の支柱22、22において、その上端部に凹部22aの直下に配置した前記支柱22、22に沿う上下方向に長い長孔部22bにボルトBが前記長孔部22bに沿って摺動することができるように取り付けられている。そのとき前記凹部22aに、左側面部50における前記支柱部51、51の下部においてほぼ水平に突出する軸部511b、512bを載置する。
上記のように底函部20に配置した右側面部40および左側面部50は、ボルトBが、長孔部22bにおいて上下方向に摺動することができるように取り付けられているものの当該ボルトBを取り外さない限り、底函部20に取り付けられたままである。すなわち、支柱22、22、22、22と、右側面部40の支柱部41、41および左側面部50の支柱部51、51は、前記ボルトBを中心として回転し、それぞれ折り曲げることができるものの、それぞれが接続されている状態である。
このように、底函部20に、右側面部40および左側面部50を取り付けた後に、当該底函部20の上部に、それぞれ、前面部30と後面部60を載置する。この場合、通函10の前壁面23における前横部材232の所定に箇所に前止め具233、233、233が配置されているので、前面部30が通函10の外側の方向に倒れるのを防止すると同時に、上述の前面部30において配置された薄板状の止め部材328、328によって、それぞれ、右側面部40における支柱部41と前記止め部材328が、また、左側面部50における支柱部51と前記止め部材328が係合するので、当該前面部30が通函10の内側の方向に倒れるのを防止することができる。したがって、底函部20の上部において、前面部30を保持することができる。さらに、前記前面部30における固定部材313、313、324、324を、それぞれ固定受け部49a、49b、59a、59bと係合することで、前面部30を固定することができる。
同様に、通函10の後面部60も同様に、後止め具263、263、233が設けられているので、後面部60が通函10の外側の方向に倒れるのを防止すると同時に後面部60において配置された薄板状の止め部材631、631によって、それぞれ、右側面部40における支柱部41と前記止め部材631が、また、左側面部50における支柱部51と前記止め部材631が係合するので、当該後面部60が通函10の内側の方向に倒れるのを防止することができる。したがって、底函部20の上部において、後面部60を保持することができる。さらに、前記後面部60における固定部材65、65を、それぞれ、固定受け部49c、59cと係合することで、後面部60を固定することができる。よって、上記のとおり、通函10を構成することができ、この中に図示しない梱包材とともに製品を梱包して、納入先に輸送する。
納入先で製品を取り出し、不要となった通函10を、図示しない梱包材とともに製造元へ返送する。この場合において、上記のとおり構成された、底函部20と、前面部30、右側面部40および左側面部50、後面部60を有する通函10において、それぞれの前面部30における固定部材313、313、324、324と、それぞれ固定受け部49a、49b、59a、59bとの係合を解除する。また、前記後面部60における固定部材65、65と、それぞれ、固定受け部49c、59cとの係合を解除し、前記前面部30と後面部60を上方に引きぬくように取り外す。
その取り外した、前面部30と後面部60を、底函部20内に収納する。その際に底函部20は、一定の容積を有するために、図示しない部品等を保持するための梱包材をも同時に収納することができる。
さらに左側面部50を上方に引き上げると、長孔部22b内におけるボルトBが上方に摺動し、それに伴い支柱部511、512が上方に引き上げられる。そのとき、支柱22、22の上端部における凹部22aに配置された軸部511b、512bが当該凹部22a、22aから離脱する。その後、当該左側面部50を内側に倒すようにボルトB、ボルトBを中心に回転すると、軸部511b、512b、がそれぞれ当該凹部22a、22aから離脱しているので、それを乗り越えることで左側面部50を内側に倒すことができ、当該左側面部50を、底函部20の開口部に載置するように配置される。なお、長孔部22bの上下方向の長さは、軸部511b、512bが当該凹部22aから離脱するのに必要な長さを有する。また、同様に、右側面部40を回転させ、右側面部40を内側に倒し、底函部20の開口部に載置するように配置される。
このように通函10はほぼ底函部20の大きさに変形することができるので、可及的に、その大きさを、小としつつ、前記底函部20は一定の容積を確保しているので、その底函部20に、前面部30と後面部60を収納しつつさらに製品等の梱包に使用する梱包材を収納することができる。
10、通函
20、底函部
21、底面部
22、支柱
23、前壁面
230、前面プレート
231、前縦部材
232、前横部材
233、前止め具
24、右壁面
25、左壁面
26、後壁面
263、後止め具
30、前面部
31、上前面部
32、下前面部
33、46a、56a、蝶番
40、右側面部
50、左側面部
60、後面部

Claims (3)

  1. 一定の容積を有する底函部と、前記底函部の上部に配置し、取り外し可能かつ、前記底函部に収納可能な前面部および後面部と、前記底函部の上部に回転可能に配置し、回転したときに前記底函部の開口部に、載置可能に配置した右側面部および左側面部とを具備する通函。
  2. 前面部は、上前面部と下前面部を有し、かつ前記上前面部と下前面部が回転可能に接続した請求項1記載の通函。
  3. 底函部における横部材の所定に箇所に前止め具あるいは後止め具のいずれか一方あるいは双方を配置した請求項1または2記載の通函。
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