JP3200100U - 飲料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄を容易に行うことができる蓋体を備えた飲料容器を提供する。【解決手段】上端開口部を有する容器本体2と、容器本体の上端部に着脱可能に螺着される蓋体3とを有し、蓋体は、容器本体の上端部に螺着される環状の本体部30と、容器本体の上端開口部に挿入され、上端開口部の内周面に当接して容器本体の上端開口部を閉塞すると共に、本体部に着脱可能に装着される栓体40と、栓体に着脱可能に装着され、本体部の上面を覆うカバー部材50とを備えている。栓体40は、円形状の底面壁41と、底面壁の周縁部に配置された、円弧状の起立壁42及び径方向に弾性変形可能な複数の起立片43とを有しており、各起立片には孔部43aが形成されている。本体部30は、栓体の起立壁及び起立片が嵌合可能な内筒壁33を有しており、内筒壁には、孔部43aに嵌合する凸部33aが形成されている。【選択図】図8

Description

この考案は、スープ等の液体飲料を収容して携帯することができる飲料容器に関する。
この種の飲料容器としては、例えば、図13に示すようなものがある。この飲料容器60は、同図に示すように、飲み口となる上端開口部を有する容器本体61と、容器本体61の上端部に着脱可能に螺着される蓋体65とを有している。
前記容器本体61は、有底円筒状の金属容器62と、金属容器62の上端部に螺着される環状の上端部材63と、上端部材63の内側に嵌着される円筒状の飲み口64とから構成されており、上端部材63及び飲み口64はポリプロピレン等の合成樹脂によってそれぞれ形成されている。
前記蓋体65は、閉塞された天面部の周縁から垂下した周壁66aを有する本体部66と、下方に突出するように、本体部66に溶着される栓体67とから構成されており、栓体67の外周面に形成された雄ねじ部67aを、容器本体61の飲み口64の内周面に形成された雌ねじ部64aにねじ込むことによって、容器本体61の飲み口64を閉塞するようになっている。
特開2009−292502号公報
ところで、上述した飲料容器60の蓋体65は、本体部66の周壁66aと栓体67との間に、飲み口64の上端部が入り込む下向きに開放された環状溝AGが存在しており、飲み口64の上端部に付着した液体飲料によって環状溝AG部分が汚れる可能性が高いにも拘わらず、環状溝AGは、その溝幅が狭く、洗浄しにくいといった問題がある。
そこで、この考案の課題は、洗浄を容易に行うことができる蓋体を備えた飲料容器を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る考案は、上端開口部を有する容器本体と、前記容器本体の上端部に着脱可能に螺着される蓋体とを有する飲料容器であって、前記蓋体は、前記容器本体の上端部に螺着される環状の本体部と、前記容器本体の上端開口部に挿入され、その上端開口部の内周面に当接して前記容器本体の上端開口部を閉塞する、前記本体部に着脱可能に装着される栓体と、前記本体部または前記栓体に着脱可能に装着された、前記本体部の上面を覆うカバー部材とを備え、前記栓体は、複数の係合部を有し、前記本体部は、前記各係合部がそれぞれ係合する複数の被係合部を有していることを特徴とする飲料容器を提供するものである。
また、請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案の飲料容器において、前記栓体は、円形状の底面壁と、前記底面壁の周縁部に配置された、円弧状の起立壁及び径方向に弾性変形可能な複数の起立片とを有し、前記各起立片に前記係合部が形成されており、前記本体部は、前記栓体の前記起立壁及び前記起立片が嵌合可能な内筒壁を有し、前記内筒壁に前記被係合部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項3に係る考案は、請求項2に係る考案の飲料容器において、前記栓体は、前記起立壁及び前記起立片が前記本体部の前記内筒壁に内嵌めされるようになっており、前記係合部は径方向外側に突出する凸部であり、前記被係合部は、前記凸部がそれぞれ嵌入される孔部であることを特徴としている。
また、請求項4に係る考案は、請求項2に係る考案の飲料容器において、前記栓体は、前記起立壁及び前記起立片が前記本体部の前記内筒壁に内嵌めされるようになっており、前記係合部は孔部であり、前記被係合部は前記孔部に嵌入される、前記内筒壁の内周面から径方向内側に突出する凸部であることを特徴としている。
また、請求項5に係る考案は、請求項2に係る考案の飲料容器において、前記カバー部材は、前記本体部の上面を覆う円形状のカバー本体と、前記カバー本体を引き上げ可能な操作部と、前記カバー本体の下面から垂下して前記本体部の内筒壁または前記栓体の前記起立壁及び前記起立片に嵌合可能な円弧状の垂下壁及び径方向に弾性変形可能な垂下片とを有し、前記垂下片に係合部が形成されており、前記垂下片に形成された係合部が係合する被係合部が、前記本体部の内筒壁または前記栓体の前記起立壁に形成されていることを特徴としている。
また、請求項6に係る考案は、請求項5に係る考案の飲料容器において、前記栓体は、前記起立壁及び前記起立片が前記本体部の前記内筒壁に内嵌めされると共に、前記カバー部材は、前記垂下壁及び前記垂下片前が前記栓体の前記起立壁及び前記起立片に内嵌めされるようになっており、前記垂下片に形成された前記係合部は径方向外側に突出する凸部であり、前記垂下片に形成された前記係合部が係合する前記被係合部は、前記垂下片に形成された前記凸部が嵌入される、前記栓体の前記起立壁に形成された孔部であることを特徴としている。
以上のように、請求項1に係る考案の飲料容器は、容器本体の上端開口部を閉塞する栓体に設けられた複数の係合部が、環状の本体部に設けられた複数の被係合部にそれぞれ係合することで、栓体が本体部に着脱可能に装着されると共に、本体部の上面を覆うカバー部材が本体部または栓体に着脱可能に装着されているので、蓋体を本体部、栓体及びカバー部材の3部材に分解して個別に洗浄することができ、蓋体の洗浄を容易に行うことができる。
また、請求項2に係る考案の飲料容器は、栓体が、円形状の底面壁と、前記底面壁の周縁部に配置された、円弧状の起立壁及び径方向に弾性変形可能な複数の起立片とを有すると共に、各起立片に係合部が形成されており、本体部は、栓体の起立壁及び起立片が嵌合可能な内筒壁を有すると共に、内筒壁に被係合部が形成されているので、蓋体を取り外して栓体の底面壁を押し下げることで、本体部から栓体を容易に取り外すことができる。
また、栓体の起立壁及び起立片が本体部の内筒壁に内嵌めされるものにあっては、請求項3に係る考案の飲料容器のように、径方向外側に突出する凸部を係合部として採用すると共に、その凸部がそれぞれ嵌入される孔部を被係合部として採用したり、請求項4に係る考案の飲料容器のように、孔部を係合部として採用すると共に、その孔部に嵌入される、内筒壁の内周面から径方向内側に突出する凸部を被係合部として採用したりすることで、栓体を本体部に着脱自在に装着することができる。
また、請求項5に係る考案の飲料容器は、カバー部材が、本体部の上面を覆う円形状のカバー本体と、カバー本体を引き上げ可能な操作部と、カバー本体の下面から垂下して本体部の内筒壁または栓体の起立壁及び起立片に嵌合可能な円弧状の垂下壁及び径方向に弾性変形可能な垂下片とを有すると共に、垂下片に係合部が形成されており、垂下片に形成された係合部が係合する被係合部が、前記本体部の内筒壁または栓体の起立壁に形成されているので、操作部を操作してカバー本体を引き上げることで、本体部または栓体からカバー部材を容易に取り外すことができる。
また、栓体の起立壁及び起立片が本体部の内筒壁に内嵌めされると共に、カバー部材の垂下壁及び垂下片前が栓体の起立壁及び起立片に内嵌めされるようになっているものにあっては、請求項6に係る考案の飲料容器のように、垂下片に形成された係合部として径方向外側に突出する凸部を採用し、垂下片に形成された係合部が係合する被係合部として、垂下片に形成された凸部が嵌入される、栓体の起立壁に形成された孔部を採用することで、カバー部材を栓体に着脱自在に装着することができる。
(a)はこの考案にかかる飲料容器の一実施形態を示す平面図、(b)は同上の飲料容器を示す側面図である。 (a)は同上の飲料容器を構成している蓋体を示す分解斜視図、(b)は同上の飲料容器を構成している容器本体を示す分解斜視図である。 同上の容器本体を示す断面図である。 (a)は同上の蓋体を示す、図1(a)のX−X線に沿った断面図、(b)は同上の蓋体を示す、図1(a)のY−Y線に沿った断面図である。 (a)は同上の蓋体からカバー部材を取り外した状態を示す、図1(a)のX−X線に沿った断面図、(b)は同上の蓋体からカバー部材を取り外した状態を示す、図1(a)のY−Y線に沿った断面図である。 同上の蓋体を示す、図1(a)のX−X線に沿った分解断面図である。 同上の蓋体を示す、図1(a)のY−Y線に沿った分解断面図である。 (a)は図1(a)のX−X線に沿った部分断面図、(b)は図1(a)のY−Y線に沿った部分断面図である。 (a)は他の実施形態である飲料容器を構成している蓋体を示す、図1(a)のX−X線に沿った断面図、(b)は同上の蓋体を示す、図1(a)のY−Y線に沿った断面図である。 (a)は同上の蓋体からカバー部材を取り外した状態を示す、図1(a)のX−X線に沿った断面図、(b)は同上の蓋体からカバー部材を取り外した状態を示す、図1(a)のY−Y線に沿った断面図である。 同上の蓋体を示す、図1(a)のX−X線に沿った分解断面図である。 同上の蓋体を示す、図1(a)のY−Y線に沿った分解断面図である。 従来の飲料容器における蓋体を取り外した状態を示す斜視図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図8は、この考案に係る飲料容器の一実施形態を示している。この飲料容器1は、上端開口部を有する容器本体2と、この容器本体2の上端開口部を閉塞する蓋体3とを備えており、蓋体3は着脱可能に容器本体2に螺着されている。
前記容器本体2は、図2(b)及び図3に示すように、有底円筒状で、外壁と内壁との間が略真空に保持された真空二重壁構造を有する金属容器10と、この金属容器10の上端部に装着される合成樹脂製の環状部材20とを備えており、金属容器10の上端部の外周面には、蓋体3を螺着するための雄ねじ11が形成されている。
前記環状部材20は、図3に示すように、径方向外側に若干張り出している上端部が金属容器10の上端部を覆うような状態で、金属容器10の上端開口部に内嵌めされており、この環状部材20によって、容器本体2の飲み口が形成されている。
前記環状部材20の下部外周面には周溝21が形成されており、この周溝21に嵌着された環状パッキン22が金属容器10の上部内周面に圧接することによって、金属容器10の上部内周面と環状パッキン22の下部との間が液密シールされている。
前記蓋体3は、図2(a)及び図4〜図7に示すように、金属容器10の上端部に螺着される環状の本体部30と、金属容器10の上端開口部に挿入され、環状部材20の下端部の内周面に当接して容器本体2の飲み口を閉塞する、本体部30に着脱可能に装着される栓体40と、栓体40に着脱可能に装着される、本体部30の上面を覆うカバー部材50とを備えており、蓋体3は、本体部30、栓体40及びカバー部材50の3部材に分解できるようになっている。
前記本体部30は、図2(a)、図6及び図7に示すように、環状の上面壁31と、上面壁31の外周縁から垂下する外筒壁32と、上面壁31の内周縁に連設された内筒壁33とを備えており、外筒壁32の内周面には、金属容器10の上端部の外周面に形成された雄ねじ11に螺合する雌ねじ32aが形成されている。
前記栓体40は、図2(a)、図6及び図7に示すように、略有底円筒状で、円形状の底面壁41と、本体部30の内筒壁33に内嵌めされる、底面壁41の周縁部に配置された対向一対の円弧状の起立壁42及び径方向に弾性変形可能な対向一対の起立片43とを有しており、図8(a)、(b)に示すように、栓体40の下端部の外周面に形成された小径の段部に嵌着された環状のパッキン44が、金属容器10の上端部に装着された環状部材20の下端部の内周面に圧接することで、容器本体2の飲み口を液密状に閉塞するようになっている。
前記栓体40の底面壁41には、2個の小孔41aと、この小孔41aを覆うように、底面壁41の下面側に配設された円盤状のシリコン樹脂製の弁体45とを備えており、容器本体2の内圧が低下すると、小孔41aを覆っていた弁体45が下方側に撓んで小孔41aが開放されるので、その小孔41aから空気が流入することによって、容器本体2の内圧が大気圧に戻り、蓋体3を容易に開けることができるようになっている。
前記カバー部材50は、図2(a)、図4(a)、(b)及び図5(a)、(b)に示すように、周縁部が僅かに垂下した、本体部30の外径と略同径の円形状のカバー本体51と、このカバー本体51の下面から垂下して、栓体40の起立壁42及び起立片43の上端部に内嵌めされる対向一対の円弧状の垂下壁52及び径方向に弾性変形可能な対向一対の垂下片53と、カバー本体51の周縁から径方向外側に張り出した操作部54とを備えており、操作部54に指を掛けてカバー本体51を引き上げることによって、栓体40に装着したカバー部材50を取り外すことができるようになっている。
また、図6及び図7に示すように、前記本体部30の内筒壁33の内周面には、径方向内側に張り出す対向一対の凸部33aが形成されていると共に、栓体40の対向一対の起立片43には、その上部に対向一対の孔部43aが形成されており、図5(a)に示すように、本体部30に栓体40を装着した状態で、本体部30の内筒壁33に形成された対向一対の凸部33aが、栓体40の対向一対の起立片43に形成された孔部43aに嵌合するようになっている。
また、図7に示すように、本体部30の内筒壁33の内周面には、各凸部33aの両側に栓体40の起立片43の幅より若干幅広の間隔を開けた状態で、縦方向に延びる一対のリブ33bが形成されており、図5(b)に示すように、その一対のリブ33bの間に起立片43が入り込むことで、起立片43が周方向に位置決めされるようになっている。
また、図5(b)に示すように、カバー部材50の対向一対の垂下片53の外面には、その下部に径方向外側に張り出す対向一対の凸部53aが形成されていると共に、栓体40の対向一対の円弧状の起立壁42には、その上部に対向一対の孔部42aが形成されており、図4(b)に示すように、栓体40にカバー部材50を装着した状態で、カバー部材50の垂下片53形成された対向一対の凸部53aが、栓体40の起立壁42に形成された孔部42aに嵌合するようになっている。なお、栓体40の対向一対の起立壁42に形成された対向一対の孔部42aは、栓体40の対向一対の起立片43に形成された対向一対の孔部43aに対して周方向に90度ずれた位置に形成されている。
また、図6に示すように、栓体40の起立壁42の内周面には、各孔部42aの両側にカバー部材50の垂下片53の幅より若干幅広の間隔を開けた状態で、縦方向に延びる一対のリブ42bが形成されており、図4(a)に示すように、その一対のリブ42bの間に垂下片53が入り込むことで、垂下片53が周方向に位置決めされるようになっている。
以上のように構成された飲料容器1は、蓋体3の本体部30を容器本体2の金属容器10の上端部にねじ込んで装着すると、図8(a)、(b)に示すように、蓋体3の栓体40の下端部に嵌着された環状のパッキン44が、金属容器10の上部内周面との間が液密シールされた状態で金属容器10の上端部に装着されている環状部材20の下端部の内周面に圧接し、容器本体2の飲み口が液密状に閉塞される。
また、蓋体3を容器本体2に装着した状態では、同図に示すように、容器本体2の飲み口を形成している環状部材20が、蓋体3の本体部30を構成している外筒壁32と、本体部30の内筒壁33及び蓋体3の栓体40を構成している起立壁42や起立片43とによって形成された溝部3aに入り込んでおり、環状部材20に付着した液体飲料によってその溝部3aが汚れる可能性が高いので、蓋体3を洗浄する必要があるが、蓋体3を洗浄する際は、以下のようにして、蓋体3を構成している本体部30、栓体40及びカバー部材50をそれぞれ分離した状態で、各部材毎に個別に洗浄することができるので、蓋体3の洗浄を容易かつ確実に行うことができる。
蓋体3を構成している本体部30、栓体40及びカバー部材50をそれぞれ分離するには、まず、図5(a)、(b)に示すように、カバー部材50の操作部54に指を掛けてカバー本体51の操作部54側を引き上げることによって、カバー部材50を栓体40から取り外す。このとき、カバー部材50の垂下片53が弾性変形することによって、栓体40の起立壁42に形成された孔部42aに嵌合している垂下片53の凸部53aが起立壁42の孔部42aから容易に外れるので、栓体40からカバー部材50を簡単に取り外すことができる。
このようにして、蓋体3からカバー部材50を取り外すと、本体部30の中央部に栓体40の底面壁41が露出するので、その底面壁41の上面を指で押し下げると、栓体40の起立片43が弾性変形することによって、栓体40の起立片43に形成された孔部43aに嵌合している本体部30の内筒壁33に形成された凸部33aが孔部43aから容易に外れるので、本体部30から栓体40を簡単に取り外すことができる。
分離した本体部30、栓体40及びカバー部材50を洗浄した後は、栓体40の対向一対の起立壁42及び対向一対の起立片43を本体部30の内筒壁33に内嵌めすると、栓体40の起立片43が弾性変形することによって、本体部30の内筒壁33に形成された凸部33aが栓体40の起立片43に形成された孔部43aに容易に嵌合し、栓体40を本体部30に簡単に取り付けることができる。
このように、栓体40を本体部30に取り付けた状態では、本体部30の内筒壁33に栓体40の対向一対の起立壁42及び対向一対の起立片43が内嵌めされているので、カバー部材50の対向一対の垂下壁52及び対向一対の垂下片53を栓体40の対向一対の起立壁42及び対向一対の起立片43部分に内嵌めすると、カバー部材50の垂下片53が弾性変形することによって、カバー部材50の垂下片53に形成された凸部53aが栓体40の起立壁42に形成された孔部42aに容易に嵌合し、カバー部材50を栓体40に簡単に取り付けることができる。
なお、上述した実施形態では、本体部30の内筒壁33に対向一対の凸部33aを形成すると共に、栓体40の対向一対の起立片43に凸部33aが嵌合する孔部43aを形成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、図9〜図12に示す蓋体3Aのように、栓体40Aの対向一対の起立片43の外面に径方向外側に張り出す対向一対の凸部43bを形成すると共に、本体部30Aの内筒壁33に凸部43bが嵌合する孔部33cを形成してもよく、その場合も、各孔部33cの両側に起立片43を位置決めする縦方向に延びる一対のリブ33dを形成しておくことが望ましい。
また、上述した各実施形態では、カバー部材50の対向一対の垂下片53の外面に径方向外側に張り出す対向一対の凸部53aを形成すると共に、栓体40、40Aの対向一対の起立壁42に凸部53aが嵌合する孔部42aを形成しているが、これに限定されるものではなく、栓体40、40Aの対向一対の起立壁42の外面に径方向内側に張り出す対向一対の凸部を形成すると共に、その凸部が嵌合する孔部をカバー部材50の垂下片53に形成してもよい。
また、上述した各実施形態では、栓体40、40Aの対向一対の起立壁42及び対向一対の起立片43が本体部30の内筒壁33に内嵌めされるようになっているが、これに限定されるものではなく、栓体40、40Aの対向一対の起立壁42及び対向一対の起立片43が本体部30の内筒壁33に外嵌めされるものであってもよい。
ただし、そのような構成を採用する場合、本体部30の内筒壁33に形成される凸部は、内筒壁33の外面から径方向外側に張り出していなければならず、栓体40の起立片43に形成する凸部は、起立片43の内面から径方向内側に張り出していなければならないことはいうまでもない。また、カバー部材50についても、対向一対の円弧状の垂下壁52及び対向一対の垂下片53は本体部30の内筒壁33に内嵌めされることになるので、カバー部材50の対向一対の垂下片53に形成された凸部53aや孔部に嵌合する孔部や凸部は、栓体40、40Aの起立壁42ではなく、本体部30の内筒壁33に形成しておく必要がある。
また、上述した各実施形態では、蓋体3、3Aの本体部30、30Aに対して栓体40、40Aを着脱可能に取り付けるために、栓体40、40Aに一対の孔部43aや一対の凸部43bからなる一対の係合部を設けると共に、本体部30、30Aには、栓体40、40Aの一対の係合部がそれぞれ係合する一対の凸部33aや一対の孔部33cからなる一対の被係合部を設ける構成を採用しているが、これに限定されるものではなく、栓体の係合部の数及びその係合部に係合する本体部の被係合部の数は、1または3以上であってもよいことはうまでもない。
本考案は、スープ等の液体飲料を持ち運ぶための飲料容器に利用することができる。
1 飲料容器
2 容器本体
3、3A 蓋体
3a 溝部
10 金属容器
11 雄ねじ
20 環状部材
21 周溝
22 環状パッキン
30、30A 本体部
31 上面壁
32 外筒壁
32a 雌ねじ
33 内筒壁
33a 凸部(被係合部)
33b、33d リブ
33c 孔部(被係合部)
40、40A 栓体
41 底面壁
41a 小孔
42 起立壁
42a 孔部(被係合部)
42b リブ
43 起立片
43a 孔部(係合部)
43b 凸部(係合部)
44 パッキン
45 弁体
50 カバー部材
51 カバー本体
52 垂下壁
53 垂下片
53a 凸部(係合部)
54 操作部

Claims (6)

  1. 上端開口部を有する容器本体と、前記容器本体の上端部に着脱可能に螺着される蓋体と
    を有する飲料容器であって、
    前記蓋体は、
    前記容器本体の上端部に螺着される環状の本体部と、
    前記容器本体の上端開口部に挿入され、その上端開口部の内周面に当接して前記容器本体の上端開口部を閉塞する、前記本体部に着脱可能に装着される栓体と、
    前記本体部または前記栓体に着脱可能に装着された、前記本体部の上面を覆うカバー部材と
    を備え、
    前記栓体は、複数の係合部を有し、
    前記本体部は、前記各係合部がそれぞれ係合する複数の被係合部を有していることを特徴とする飲料容器。
  2. 前記栓体は、円形状の底面壁と、前記底面壁の周縁部に配置された、円弧状の起立壁及び径方向に弾性変形可能な複数の起立片とを有し、
    前記各起立片に前記係合部が形成されており、
    前記本体部は、前記栓体の前記起立壁及び前記起立片が嵌合可能な内筒壁を有し、
    前記内筒壁に前記被係合部が形成されている請求項1に記載の飲料容器。
  3. 前記栓体は、前記起立壁及び前記起立片が前記本体部の前記内筒壁に内嵌めされるようになっており、
    前記係合部は径方向外側に突出する凸部であり、前記被係合部は、前記凸部がそれぞれ嵌入される孔部である請求項2に記載の飲料容器。
  4. 前記栓体は、前記起立壁及び前記起立片が前記本体部の前記内筒壁に内嵌めされるようになっており、
    前記係合部は孔部であり、前記被係合部は前記孔部に嵌入される、前記内筒壁の内周面から径方向内側に突出する凸部である請求項2に記載の飲料容器。
  5. 前記カバー部材は、前記本体部の上面を覆う円形状のカバー本体と、前記カバー本体を引き上げ可能な操作部と、前記カバー本体の下面から垂下して前記本体部の内筒壁または前記栓体の前記起立壁及び前記起立片に嵌合可能な円弧状の垂下壁及び径方向に弾性変形可能な垂下片とを有し、
    前記垂下片に係合部が形成されており、
    前記垂下片に形成された係合部が係合する被係合部が、前記本体部の内筒壁または前記栓体の前記起立壁に形成されている請求項2に記載の飲料容器。
  6. 前記栓体は、前記起立壁及び前記起立片が前記本体部の前記内筒壁に内嵌めされると共に、前記カバー部材は、前記垂下壁及び前記垂下片前が前記栓体の前記起立壁及び前記起立片に内嵌めされるようになっており、
    前記垂下片に形成された前記係合部は径方向外側に突出する凸部であり、
    前記垂下片に形成された前記係合部が係合する前記被係合部は、前記垂下片に形成された前記凸部が嵌入される、前記栓体の前記起立壁に形成された孔部である請求項5に記載の飲料容器。
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