JP5014931B2 - 飲料用容器 - Google Patents
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Description
環状体60は、金属容器体50の外周にねじ嵌合される外環状部62と、上記飲み口61が形成された内環状部63とが一体に設けられている。内環状部63の外周に、容器口51の内周との間を水密に密封する外側パッキン64が設けられている。環状体60は、外環状部62を金属容器体50の外周にねじ嵌合させることにより着脱自在となっている。環状体60の外環状部62をねじ嵌合すると、内環状部63が容器口51内に挿入され、外側パッキン64が容器口51の内周のシール面に接触するようになっている。
容器蓋70の下面中央部に、飲み口61に挿入される栓部71が設けられている。その栓部71の外周は、環状体60の内環状部63の内周にねじ嵌合されるようになっている。これにより、容器蓋70は、環状体60に着脱自在とされ、環状体60と共に容器口51を外部から覆い隠すようになっている。また、栓部71の外周に、内環状部63の内周に接触する内側パッキン72が設けられている。容器蓋70の栓部71を環状体の内環状部63にねじ嵌合すると、内側パッキン72が内環状部63の内周のシール面に接触するようになっている。
上記のように、容器蓋をカップとして利用できなくとも、飲料用容器を構成する金属容器体に対して着脱自在の環状体で樹脂製の飲み口を設けることにより、金属容器体と唇の接触を避け、着脱式の環状体と容器口の内周間からの漏水を防止するためである。
具体的には、環状体を容器口の内周に固定するものとすれば、その固定状態で金属容器体の外周に臨む部分がないものにすることができる。この環状体は、容器口の内外を跨ぐ下向き開放の深い凹形状の部分がなく、洗浄を容易に行うことができる。
容器蓋を金属容器体の外周に着脱可能とすれば、上記環状体の突出部分が容器蓋と金属容器体とで閉じられた空間内に収まり、容器蓋により外部から隠されるので、環状体の突出部分が外部環境で汚れることもない。
したがって、この発明によれば、飲料用容器を構成する金属容器体に対して、樹脂製の飲み口を形成した環状体を着脱自在としながら、その環状体の洗浄を容易にすることができる。
この構成によれば、環状体が容器口の内周に固定されることから、上記容器蓋の栓部に設けた内側パッキンを容器口の内周に接触させる位置は、環状体より低い位置になる。すなわち、内側パッキンにより、環状体は容器内と分離されるので、その分、容器内からの熱で加熱され難くなる。
環状体は、容器口の内周との間が外側パッキンで密封されるため、外側パッキンの密封が得られるよう容器口の内周に対して水平方向に位置決めすることになる。したがって、環状体を上下方向に位置決めすれば、環状体の固定を行うことができる。
上記のように、容器蓋を金属容器体の外周に着脱可能とすれば、環状体で容器蓋の負荷を受ける必要がなくなり、環状体の外側パッキンと上記容器口の内周との接触で環状体を上下方向に位置決めすることができる。
この構成によれば、仮に、環状体が上動しようとしても、外側パッキンが、下段部のシール面より締め代のきつい上段部で強く接触するため、環状体の上動を防止することができる。
上記のように栓部に設ける内側パッキンを容器口の内周に接触させると、環状体の高温化を防止することができるが、栓部の内側パッキンは、容器蓋の着脱により飲み口に出し入れされることになる。
内側パッキンを上記金属容器体に固定された上記環状体に非接触の関係としておけば、容器蓋の着脱時に環状体が内側パッキンに引き摺られることがなく、環状体を正規の位置に保つことができる。
上記外側パッキンによる環状体の固定構造と比して、環状体をねじ嵌合で固定すれば、ねじ係合で環状体が上下方向及び水平方向に位置決めされるので、より確実な環状体の固定を行うことができる。
図1は、第1実施形態に係る飲料用容器を正面から見て、左半分を外観視とし、右半分を縦断面視で示している。図2は、第1実施形態に係る飲料用容器の分解状態を斜め上方の視線で示している。
なお、外側パッキン22は、環状体20とインサート成形で一体化してもよく、環状体20全体をシリコンゴム等で形成すると共に外側パッキン22に相当する機能部を有するものとしてもよい。
また、上記環状体20の下端部の突き当り状態で、外側パッキン22のリップ22aと容器口11の下段部11bのシール面とが接触しており、その接触で環状体20が上下方向に位置決めされる。環状体20が、上記水平方向及び上下方向の位置決め接触により、容器口11の内周に固定される(以下、このように環状体20が固定された状態を示すときは、単に「固定状態」という)。
仮に、環状体20が固定状態で上動しようとしても、外側パッキン22のリップ22aが、下段部11bのシール面より締め代のきつい上段部11aで強く接触するため、その上動が防止される。
環状体40をねじ嵌合で容器口42の内周に固定すれば、ねじ係合で環状体40が上下方向及び水平方向に位置決めされる。このため、この第2実施形態に係る飲料用容器は、より確実な環状体40の固定を行うことができる。
2 外胴部材
3 底部材
4 排気口封止部分
5 底カバー
6 筒状カバー
7 カバーストッパ
8 柄表示部材
10 金属容器体
11、42 容器口
11a 上段部
11b 下段部
11c、42b 絞り部
11d 内周上端部
12 首部
13 肩部
14 大径部
15 小径部
20、40 環状体
21 飲み口
22、41 外側パッキン
22a リップ
23 突出部分
24 落ち止め端
25 径方向位置決め部
30 容器蓋
30a リング部材
30b 栓部材
30c 天カバー
31 外周壁
32 空気断熱空間
33 内側パッキン
42a ねじ部
Claims (4)
- 上面に容器口が開放する金属容器体と、上記容器口より内側の位置から該容器口より高く突き出る飲み口が形成された環状体と、上記容器口に上方から被さる容器蓋とを備え、上記環状体を上記金属容器体に着脱自在とし、上記容器蓋に上記飲み口に挿入される栓部を設け、上記環状体に上記容器口の内周との間を水密に密封する外側パッキンを設け、上記環状体の突出部分を樹脂製とした飲料用容器において、上記環状体を、上記容器口の内周に固定するものとし、かつその固定状態で該金属容器体の外周に臨む部分がないものとし、上記容器蓋を上記金属容器体の外周に着脱可能とし、
上記容器蓋の栓部に、上記容器口の内周との間を水密に密封する内側パッキンを設け、
上記内側パッキンを上記容器口の内周に接触させる位置が、上記環状体より低い位置になることを特徴とする飲料用容器。 - 上記環状体の外周に上記外側パッキンを設け、その外側パッキンと前記容器口の内周との接触で上記環状体を上下方向に位置決めし、
上記容器口の内周に、上記外側パッキンに対して締め代を有する上段部と、この上段部の下側に該上段部よりも緩い締め代で連続する下段部とを形成し、この下段部の内周に前記外側パッキンとのシール面を形成した請求項1に記載の飲料用容器。 - 上記内側パッキンを、上記容器蓋の着脱時に上記内側パッキンの外周が上記環状体の内周より内側を通るように設けたことにより、上記金属容器体に固定された上記環状体に非接触の関係とした請求項2に記載の飲料用容器。
- 上記環状体の外周のうち、上記外側パッキンより上側の部分と、上記容器口の内周とを、ねじ嵌合した請求項1に記載の飲料用容器。
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