JP5014931B2 - 飲料用容器 - Google Patents

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Description

この発明は、持ち運びされる飲料用容器に関し、特に金属容器体を備えたものに関する。
図5に従来例の飲料用容器の容器口付近の縦断面を示すように、この種の飲料用容器に備わる金属容器体は、上面に容器口が開放するものとなっている。金属容器体内に熱水が入ると、容器口の内周も高温になる。飲料用容器は、熱いお茶を持ち運びするときも利用される。このとき、金属容器体に唇を付けて飲まれると、高温になった金属容器体と唇とが接触することになり、好ましくない。特に、金属容器体が保温構造を備えている場合、長時間に亘ってお茶が高温に保たれるため、この問題がより顕著である。
上記の問題を避けるため、図5の飲料用容器は、金属容器体50の容器口51より内側の位置から該容器口51の内周より高く突き出る飲み口61が形成された環状体60と、上記容器口51に上方から被さる容器蓋70とを備えたものとなっている。
環状体60は、金属容器体50の外周にねじ嵌合される外環状部62と、上記飲み口61が形成された内環状部63とが一体に設けられている。内環状部63の外周に、容器口51の内周との間を水密に密封する外側パッキン64が設けられている。環状体60は、外環状部62を金属容器体50の外周にねじ嵌合させることにより着脱自在となっている。環状体60の外環状部62をねじ嵌合すると、内環状部63が容器口51内に挿入され、外側パッキン64が容器口51の内周のシール面に接触するようになっている。
容器蓋70の下面中央部に、飲み口61に挿入される栓部71が設けられている。その栓部71の外周は、環状体60の内環状部63の内周にねじ嵌合されるようになっている。これにより、容器蓋70は、環状体60に着脱自在とされ、環状体60と共に容器口51を外部から覆い隠すようになっている。また、栓部71の外周に、内環状部63の内周に接触する内側パッキン72が設けられている。容器蓋70の栓部71を環状体の内環状部63にねじ嵌合すると、内側パッキン72が内環状部63の内周のシール面に接触するようになっている。
容器蓋70は、下面中央部に栓部71が設けられており、カップとして利用することができない。飲み口61の内周は、容器口51より内側の位置から該容器口51より高く突き出ており、内環状部63に唇を付けて金属容器50内の飲料を飲むことができる。環状体60と容器口51の内周間は外側パッキン64で密封されており、容器を傾けたときの漏水が防止されている。上記環状体60の全体が樹脂製とされており、当然、飲み口61を形成する内環状部63も樹脂製となっている。樹脂製の内環状部63は、金属容器体50より高温になり難く、上記の問題を軽減することができる(特許文献1参照)。
意匠登録第1302867号公報
しかしながら、図5の従来例の環状体60は、飲み口61を形成するものであり、使用の都度、金属容器体50から外して洗浄されるのが一般的である。環状体60は、外環状部62と内環状部63の間に容器口51の内外を跨ぐ下向き開放の深い凹形状の部分があり、容器口51からの漏水で汚れることがあるにもかかわらず、洗浄し難い。
上述の事情に鑑み、この発明は、飲料用容器を構成する金属容器体に対して、樹脂製の飲み口を形成した環状体を着脱自在としながら、その環状体の洗浄を容易にすることを課題とする。
上記課題を解決するこの発明は、上面に容器口が開放する金属容器体と、上記容器口より内側の位置から該容器口より高く突き出る飲み口が形成された環状体と、上記容器口に上方から被さる容器蓋とを備え、上記環状体を上記金属容器体に着脱自在とし、上記容器蓋に上記飲み口に挿入される栓部を設け、上記環状体に上記容器口の内周との間を水密に密封する外側パッキンを設け、上記環状体の突出部分を樹脂製とした飲料用容器を前提とする。
上記のように、容器蓋をカップとして利用できなくとも、飲料用容器を構成する金属容器体に対して着脱自在の環状体で樹脂製の飲み口を設けることにより、金属容器体と唇の接触を避け、着脱式の環状体と容器口の内周間からの漏水を防止するためである。
この発明は、上記の前提構成において、上記環状体を、上記容器口の内周に固定するものとし、かつその固定状態で該金属容器体の外周に臨む部分がないものとし、上記容器蓋を上記金属容器体の外周に着脱可能とした構成を採用したものである。
具体的には、環状体を容器口の内周に固定するものとすれば、その固定状態で金属容器体の外周に臨む部分がないものにすることができる。この環状体は、容器口の内外を跨ぐ下向き開放の深い凹形状の部分がなく、洗浄を容易に行うことができる。
容器蓋を金属容器体の外周に着脱可能とすれば、上記環状体の突出部分が容器蓋と金属容器体とで閉じられた空間内に収まり、容器蓋により外部から隠されるので、環状体の突出部分が外部環境で汚れることもない。
したがって、この発明によれば、飲料用容器を構成する金属容器体に対して、樹脂製の飲み口を形成した環状体を着脱自在としながら、その環状体の洗浄を容易にすることができる。
上記環状体は、金属容器体の外周に臨む部分がないため、環状体の突出部分の上記容器口に対する突出高さによって金属容器体と唇の接触を避けることになる。
上記容器蓋の栓部は、上記飲み口に挿入されるので、上記環状体又は上記容器口の内周との間でパッキンを行なうことになる。
特に、上記容器蓋の栓部に、上記容器口の内周との間を水密に密封する内側パッキンを設けた構成を採用することが好ましい。
この構成によれば、環状体が容器口の内周に固定されることから、上記容器蓋の栓部に設けた内側パッキンを容器口の内周に接触させる位置は、環状体より低い位置になる。すなわち、内側パッキンにより、環状体は容器内と分離されるので、その分、容器内からの熱で加熱され難くなる。
上記環状体の固定構造としては、上記環状体の外周に上記外側パッキンを設け、その外側パッキンと前記容器口の内周との接触で上記環状体を上下方向に位置決めした構成を採用することができる。
環状体は、容器口の内周との間が外側パッキンで密封されるため、外側パッキンの密封が得られるよう容器口の内周に対して水平方向に位置決めすることになる。したがって、環状体を上下方向に位置決めすれば、環状体の固定を行うことができる。
上記のように、容器蓋を金属容器体の外周に着脱可能とすれば、環状体で容器蓋の負荷を受ける必要がなくなり、環状体の外側パッキンと上記容器口の内周との接触で環状体を上下方向に位置決めすることができる。
上記外側パッキンによる環状体の固定構造においては、上記容器口の内周に、上記外側パッキンに対して締め代を有する上段部と、この上段部の下側に該上段部よりも緩い締め代で連続する下段部とを形成し、この下段部の内周に前記外側パッキンとのシール面を形成した構成を採用することが好ましい。
この構成によれば、仮に、環状体が上動しようとしても、外側パッキンが、下段部のシール面より締め代のきつい上段部で強く接触するため、環状体の上動を防止することができる。
上記外側パッキンによる環状体の固定構造においては、上記容器蓋の栓部に、上記容器口の内周との間を水密に密封する内側パッキンを設け、その内側パッキンを、上記金属容器体に固定された上記環状体に非接触の関係とした構成を採用することも好ましい。
上記のように栓部に設ける内側パッキンを容器口の内周に接触させると、環状体の高温化を防止することができるが、栓部の内側パッキンは、容器蓋の着脱により飲み口に出し入れされることになる。
内側パッキンを上記金属容器体に固定された上記環状体に非接触の関係としておけば、容器蓋の着脱時に環状体が内側パッキンに引き摺られることがなく、環状体を正規の位置に保つことができる。
上記環状体の固定構造としては、上記環状体の外周のうち、上記外側パッキンより上側の部分と、上記容器口の内周とを、ねじ嵌合した構成を採用することもできる。
上記外側パッキンによる環状体の固定構造と比して、環状体をねじ嵌合で固定すれば、ねじ係合で環状体が上下方向及び水平方向に位置決めされるので、より確実な環状体の固定を行うことができる。
上述のように、この発明は、上記環状体を、上記容器口の内周に固定するものとし、かつその固定状態で該金属容器体の外周に臨む部分がないものとし、上記容器蓋を上記金属容器体の外周に着脱可能とした構成の採用により、飲料用容器を構成する金属容器体に対して、樹脂製の飲み口を形成した環状体を着脱自在としながら、その環状体の洗浄を容易にすることができる。
以下、この発明の第1実施形態に係る飲料用容器を添付図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態に係る飲料用容器を正面から見て、左半分を外観視とし、右半分を縦断面視で示している。図2は、第1実施形態に係る飲料用容器の分解状態を斜め上方の視線で示している。
図1、図2に示すように、第1実施形態に係る飲料用容器は、上面に容器口11が開放する金属容器体10と、容器口11より内側の位置から該容器口11より高く突き出る飲み口21が形成された環状体20と、容器口11に上方から被さる容器蓋30とを備えたものである。
金属容器体10は、上端開放で有底筒状に形成された内胴部材1の外周上端部と、上下両端開放の筒状に形成された外胴部材2の内周上端部とを接合部とし、外胴部材2の内周下端部と、底部材3の外周下端部とを接合部とし、両接合により容器体に形成され、底部材3に設けられた排気口から真空引きが行なわれ、排気口封止部分4を保護するための底カバー5が被せられた真空二重容器となっている。
両胴部材1、2の横断面は、精度出しを容易にするため、円筒状に形成されている。底カバー5は、真空二重容器の底面を形成しており、外胴部材2の外周下端部に圧入嵌合されることにより、外胴部材2に対して固定されている。
金属容器体10の容器口11は、首部12の上面に開放しており、両胴部材1、2の横断面を円筒状にした結果、容器口11の内周、首部12の外周の横断面も円筒状に基づいている。金属容器体10は、その首部12より外径を拡げた肩部13を有している。首部12の外周は、容器蓋30の外周壁31とのねじ嵌合部になっている。肩部13は、上記外周壁31の下端部が突き当る部分となっており、容器蓋30を下側に位置決めしている。この飲料用容器の把持は、通常、金属容器体10の肩部13より下側の部分を掴んで行なうことになる。
なお、金属容器体10の肩部13より下側の部分に、外径が下から上に進むにつれて大きくなる大径部14と、この大径部14の下側に連続する小径部15とが形成されている。金属容器体10の下から筒状カバー6を通し、筒状カバー6の上端部を大径部14に突き当てた状態で、底カバー5の内周に、筒状カバー6の下端部を受けるカバーストッパ7が螺着脱可能になっている。筒状カバー6と小径部15との間に空間が空けられており、柄表示部材8を配置することができるようになっている。筒状カバー6は、柄表示部材8を透視可能なものとなっており、使用者側で柄表示部材8を自在に交換することが可能になっている。
上記環状体20は、両端開放の筒状とされている。環状体20の内周が飲み口21を形成している。環状体20のうち、容器口11内に挿入される部分の外周に、容器口11の内周との間を水密に密封する外側パッキン22が設けられている。
なお、外側パッキン22は、環状体20とインサート成形で一体化してもよく、環状体20全体をシリコンゴム等で形成すると共に外側パッキン22に相当する機能部を有するものとしてもよい。
図3に図1の環状体20付近を拡大図示する。図2、図3に示すように、環状体20の外周と容器口11の内周は、上下方向の同一中心軸を有する横断面形状とされている。環状体20の外周と容器口11の内周を同軸配置とした状態で考えて、容器口11の内周に、外側パッキン22のリップ22aに対して締め代を有する上段部11aと、この上段部11aの下側に該上段部11aよりも緩い締め代で連続する下段部11bとが形成されている。この下段部11bの内周に、外側パッキン22のリップ22aと接触するシール面が形成されている。
環状体20は、上記上下方向の中心軸に沿って容器口11内に挿入・引き抜きすることにより、金属容器体10に着脱することができる。この挿入・引き抜き時、外側パッキン22のリップ22aは、容器口11の上段部11aの内周を上下に摺動させることができる。
上記挿入により、環状体20の下端部が容器口11の内周の絞り部11cに突き当る。その突き当りにより、環状体20が水平方向に位置決めされる。
また、上記環状体20の下端部の突き当り状態で、外側パッキン22のリップ22aと容器口11の下段部11bのシール面とが接触しており、その接触で環状体20が上下方向に位置決めされる。環状体20が、上記水平方向及び上下方向の位置決め接触により、容器口11の内周に固定される(以下、このように環状体20が固定された状態を示すときは、単に「固定状態」という)。
仮に、環状体20が固定状態で上動しようとしても、外側パッキン22のリップ22aが、下段部11bのシール面より締め代のきつい上段部11aで強く接触するため、その上動が防止される。
また、上記環状体20の固定状態で容器口11より内側の位置から該容器口11より高く突き出る環状体20の突出部分23は、容器口11の内周から突出する高さhが少なくとも7mmに設定されている。環状体20の突出部分23は、環状体20全体を一体樹脂成形することで樹脂製とされている。環状体20の突出部分23に唇を付けたとき、上記高さhにより、金属容器体10の首部12と唇との接触が避けられる。
また、環状体20の突出部分23の外周に、上記環状体20の下端部の突き当り状態で首部12の上端部に上下に重なる落ち止め端24が形成されている。落ち止め端24は、首部12の上端部に上下に掛ることができ、環状体20の上下方向に関する挿入位置をその下端部と共に確実に規制する。したがって、上記高さhも確保される。
なお、環状体20の外周に、容器口11の内周上端部11dと接触する径方向位置決め部25、25・・・が形成されており、上記下端部の突き当り状態で環状体20が上記中心軸に対して傾かないようになっている。これにより、上記外側パッキン22のリップ22aと上記下段部11bのシール面との接触が安定させられている。なお、各径方向位置決め部25は、容器口11の内周上端部11dを上下に摺動することができ、環状体20の挿入・引き抜きを阻害しない。
また、上記環状体20の固定状態で、環状体20は、金属容器体10の外周に臨む部分がない。したがって、この環状体20は、容器口11の内外を跨ぐ下向き開放の深い凹形状の部分がなく、洗浄を容易にすることができる。
上記容器蓋30は、上記外周壁31が形成されたリング部材30aと、リング部材30aの内周に圧入嵌合で一体化される栓部材30bと、一体化された栓部材30bの内周に着脱自在に圧入嵌合される天カバー30cとで蓋体に構成されている。栓部材30bと天カバー30cとの間に空気断熱空間32が形成される。
容器蓋30は、上記外周壁31と首部12の外周とのねじ嵌合構造により金属容器体10に着脱自在となっている。上記環状体20の固定状態で、容器蓋30の外周壁31を首部12にねじ嵌合すると、リング部材30aと栓部材30bとで形成された円環空間内に環状体20の突出部分23が収まる。環状体20の突出部分23は、容器蓋30により外部から隠されるので、外部環境で汚れることもない。
容器蓋30の栓部材30bは、上記外周壁31のねじ嵌合により飲み口21に挿入される栓部として設けられている。その栓部材30bの外周に、容器口11の内周との間を水密に密封する内側パッキン33が設けられている。内側パッキン33の外周は、上記容器蓋30のねじ嵌合により飲み口21内に挿入・抜き取りされる間に固定状態の環状体20の内周より内側を通るようになっている。これにより、内側パッキン33と環状体20とは、非接触の関係とされている。容器蓋30の着脱時に環状体20が内側パッキン33に引き摺られることがなく、環状体20の突出部分23と容器蓋30の円環空間の内面とが接触することもないため、固定状態の環状体20は正規の位置に保たれる。
内側パッキン33は、上記外周壁31のねじ嵌合により外周壁31の下端部が肩部13に突き当る前に容器口11の内周の絞り部11cより下側において接触するようになっており、容器蓋30を装着した状態で栓部材30bと容器口11の内周に押し付けられ、上記密封が得られる。このとき、内側パッキン33を容器口11の内周に接触させる位置は、環状体20より低い位置になるから、環状体20は容器内と分離される。このため、環状体20は、容器内からの熱で加熱され難い。
上記構成を有する第1実施形態に係る飲料用容器は、金属容器体10の容器口11の内周に対して、飲み口21を形成した樹脂製の環状体20を挿入・引き抜きすることで位置決めされ着脱自在としながら、固定状態の環状体20の突出部分23は外部環境で汚れることがなく、環状体20に深い凹部のような洗浄し難い部分がない。したがって、第1実施形態に係る飲料用容器は、金属容器体10に対して、樹脂製の飲み口21を形成した環状体20を着脱自在としながら、その環状体20の洗浄を容易にすることができる。
上記第1実施形態においては、環状体20の固定を外側パッキン22に頼ったが、環状体を容器口の内周にねじ嵌合により固定することもできる。その一例として、この発明の第2実施形態を図4に示す。なお、以下、上記第1実施形態と同一に考えられる構成の説明を省略し、相違点を中心に述べる。
図4に示すように、第2実施形態に係る飲料用容器は、環状体40の外周のうち、外側パッキン41より上側の部分と、容器口42の内周とを、ねじ嵌合するようになっている。これに伴い、外側パッキン41は、容器口42の内周と接触しないように環状体40の下端部を構成している。環状体40のねじ嵌合により、外側パッキン41は、容器口42の内周のねじ部42aより下側の絞り部42bに突き当てられ、環状体40と容器口42の内周間を密封するようになっている。
環状体40をねじ嵌合で容器口42の内周に固定すれば、ねじ係合で環状体40が上下方向及び水平方向に位置決めされる。このため、この第2実施形態に係る飲料用容器は、より確実な環状体40の固定を行うことができる。
第1実施形態に係る飲料用容器の半縦断正面図 図1の飲料用容器の分解斜視図 図1の環状体付近の部分拡大断面図 第2実施形態に係る飲料用容器の要部半縦断正面図 従来例の飲料用容器を示す部分拡大半縦断正面図
符号の説明
1 内胴部材
2 外胴部材
3 底部材
4 排気口封止部分
5 底カバー
6 筒状カバー
7 カバーストッパ
8 柄表示部材
10 金属容器体
11、42 容器口
11a 上段部
11b 下段部
11c、42b 絞り部
11d 内周上端部
12 首部
13 肩部
14 大径部
15 小径部
20、40 環状体
21 飲み口
22、41 外側パッキン
22a リップ
23 突出部分
24 落ち止め端
25 径方向位置決め部
30 容器蓋
30a リング部材
30b 栓部材
30c 天カバー
31 外周壁
32 空気断熱空間
33 内側パッキン
42a ねじ部

Claims (4)

  1. 上面に容器口が開放する金属容器体と、上記容器口より内側の位置から該容器口より高く突き出る飲み口が形成された環状体と、上記容器口に上方から被さる容器蓋とを備え、上記環状体を上記金属容器体に着脱自在とし、上記容器蓋に上記飲み口に挿入される栓部を設け、上記環状体に上記容器口の内周との間を水密に密封する外側パッキンを設け、上記環状体の突出部分を樹脂製とした飲料用容器において、上記環状体を、上記容器口の内周に固定するものとし、かつその固定状態で該金属容器体の外周に臨む部分がないものとし、上記容器蓋を上記金属容器体の外周に着脱可能とし
    上記容器蓋の栓部に、上記容器口の内周との間を水密に密封する内側パッキンを設け
    上記内側パッキンを上記容器口の内周に接触させる位置が、上記環状体より低い位置になることを特徴とする飲料用容器。
  2. 上記環状体の外周に上記外側パッキンを設け、その外側パッキンと前記容器口の内周との接触で上記環状体を上下方向に位置決めし
    上記容器口の内周に、上記外側パッキンに対して締め代を有する上段部と、この上段部の下側に該上段部よりも緩い締め代で連続する下段部とを形成し、この下段部の内周に前記外側パッキンとのシール面を形成した請求項1に記載の飲料用容器。
  3. 記内側パッキンを、上記容器蓋の着脱時に上記内側パッキンの外周が上記環状体の内周より内側を通るように設けたことにより、上記金属容器体に固定された上記環状体に非接触の関係とした請求項2に記載の飲料用容器。
  4. 上記環状体の外周のうち、上記外側パッキンより上側の部分と、上記容器口の内周とを、ねじ嵌合した請求項1に記載の飲料用容器。
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