JP3198778U - ハーネス型安全帯の着用可能な空調服 - Google Patents

ハーネス型安全帯の着用可能な空調服 Download PDF

Info

Publication number
JP3198778U
JP3198778U JP2015002274U JP2015002274U JP3198778U JP 3198778 U JP3198778 U JP 3198778U JP 2015002274 U JP2015002274 U JP 2015002274U JP 2015002274 U JP2015002274 U JP 2015002274U JP 3198778 U JP3198778 U JP 3198778U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
conditioning
harness
safety belt
take
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015002274U
Other languages
English (en)
Other versions
JP3198778U7 (ja
Inventor
泰典 松岡
泰典 松岡
宏尚 桐島
宏尚 桐島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sun S Co Ltd
Original Assignee
Sun S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=53718261&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3198778(U) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Sun S Co Ltd filed Critical Sun S Co Ltd
Priority to JP2015002274U priority Critical patent/JP3198778U/ja
Publication of JP3198778U publication Critical patent/JP3198778U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3198778U7 publication Critical patent/JP3198778U7/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

【課題】ハーネス型安全帯を着用した状態で使用することのできるハーネス型安全帯の着用可能な空調服を提供する。【解決手段】空調服10の一部に設けられた開口部11と、この開口部11に臨んで配設したファン12と、前記ファン12を駆動するモータと、前記モータを駆動する携帯可能な電源とを備え、前記ファン12を駆動することにより、外気を空調服10内に取り入れ、袖口或いは首周りから排出する空調服10であって、空調服10の背中部分に命綱16取出し用の先端の開口した取出し筒13を設けたので、ハーネス型安全帯を着用した状態でも命綱16を取出して使用することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、高温、高湿度の環境下にあっても熱中症等を心配することなく作業のできる空調服、特に高所作業の際に落下防止用ハーネスを着用したまま使用することのできるハーネス型安全帯の着用可能な空調服の構造に関するものである。
従来、高温条件下の空調服は、種々提案されている。例えば、空調服の両側面に開口部を設け、この開口部にファンを臨ませて配設し、携帯可能な電源により駆動されるモータにより前記ファンを駆動することにより、外気を空調服内に取り入れ、袖口或いは首周りから排出して冷却する形式のものが存在する。
更に、空調服の一部に外気取り入れ口を設け、空調服の開口部に配設したファンで、外気取り入れ口、袖口、首周りから取り入れた外気を服内を循環させた後に排出する形式のものも存在する。
特開2005−16419号公報
安全帯には、腰ベルト型安全帯と図7に示すようなハーネス型安全帯の2種類が有り、高所作業等に使用されるハーネス型安全帯を装着しようとした場合に背中部分に命綱(ランヤード)16が配置されている為に従来の空調服では使用することができないと云う欠点が存在した。
この考案は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、空調服の背中部分に命綱取出し用の取出し筒を設けると共に、この取出し筒を密封可能に構成し、取出し筒から空気が漏れるのを防止して、冷却効率を損なうことのないハーネス型安全帯の着用可能な空調服を提供するものである。
この考案は、以下のような内容である。
(1)空調服の一部に設けられた開口部と、この開口部に臨んで配設したファンと、前記ファンを駆動するモータと、前記モータを駆動する携帯可能な電源と備え、前記ファンを駆動することにより、外気を空調服内に取り入れ、袖口或いは首周りから排出する空調服であって、前記空調服の背中部分に命綱取出し用の先端の開口した取出し筒を設けたことを特徴とする。
(2)(1)に記載のハーネス型安全帯の着用可能な空調服において、前記取出し筒は、筒部先端近傍に口紐が設けられており、前記口紐により取出し筒から引き出した命綱の周囲を緊縛して、取出し筒の開口部を密閉することを特徴とする。
(3)(1)または(2)に記載のハーネス型安全帯の着用可能な空調服において、前記取出し筒の周囲には、非使用時に取出し筒を収納可能な収納片が設けられたことを特徴とする。
(4)(3)に記載のハーネス型安全帯の着用可能な空調服において、前記収納片は、面ファスナーにより空調服本体に対して開閉可能であることを特徴とする。
本願考案によれば、空調服の一部に設けられた開口部と、この開口部に臨んで配設したファンと、前記ファンを駆動するモータと、前記モータを駆動する携帯可能な電源と備え、前記ファンを駆動することにより、外気を空調服内に取り入れ、袖口或いは首周りから排出する空調服であって、前記空調服の背中部分に命綱取出し用の先端の開口した取出し筒を設けたので、ハーネス型安全帯を着用しても命綱を支障なく取り出すことができる。したがって、従来では空調服の着用が困難であった場合でも支障なく空調服を着用でき、建設現場等で熱中症の予防が可能である。
また、前記取出し筒は、筒部先端近傍に口紐が設けられており、前記口紐により取出し筒から引き出した命綱の周囲を緊縛して、取出し筒の開口部を密閉するので、取出し筒から空気が漏れるのを防止することができる。したがって、空調服内の本来の空気の流れを阻害することなく、冷却効率を損なう虞がない。
また、前記取出し筒の周囲には、非使用時に取出し筒を収納可能な収納片が設けられたので、取出し筒を使用しない場合には、完全に収納することにより通常の空調服と同様に使用することができ、取出し筒が作業の支障となる虞がない。
また、前記収納片は、面ファスナーにより空調服本体に対して開閉可能であるので、取出し筒を使用する際には開成して取出し筒を引き出し、取出し筒を使用しない場合には閉成して取出し筒を収納することができる。また、面ファスナーを使用したので作業性に優れると共に、空調服からの突出量を少なくすることができる。
本考案の一実施例であるハーネス型安全帯の着用可能な空調服の使用状態を示す斜視図である。 同ハーネス型安全帯の着用可能な空調服の取出し筒を示す説明図である。 同ハーネス型安全帯の着用可能な空調服の取出し筒を示す斜面図である。 同取出し筒の使用状態を示す説明図である。 同ハーネス型安全帯の着用可能な空調服の背中部分の要部説明図である。 同背中部分の収納片を閉じ、取出し筒を収納した状態を示す説明図である。 ハーネス型安全帯の着用例を示す説明図である。
本考案は、空調服の一部に設けられた開口部と、この開口部に臨んで配設したファンと、前記ファンを駆動するモータと、前記モータを駆動する携帯可能な電源と備え、前記ファンを駆動することにより、外気を空調服内に取り入れ、袖口或いは首周りから排出する空調服であって、前記空調服の背中部分に命綱取出し用の先端の開口した取出し筒を設けたので、ハーネス型安全帯を着用していても背中から命綱を支障なく取り出すことができる。したがって、従来の空調服が着用できない場合でも空調服を着用でき、建設現場等で熱中症の予防が可能である。
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本考案を詳細に説明する。本考案の一実施例であるハーネス型安全帯の着用可能な空調服の使用状態を示す斜視図、同ハーネス型安全帯の着用可能な空調服の取出し筒を示す説明図、同ハーネス型安全帯の着用可能な空調服の取出し筒を示す斜面図である。ここで、本考案のハーネス型安全帯の着用可能な空調服10は、空調服の両サイド下端に設けられた開口部11と、この開口部11に臨んで配設したファン12と、ファン12を駆動する図示しないモータと、このモータを駆動する図示しない携帯可能な電源と備え、前記ファン12を駆動することにより、外気を空調服内に取り入れ、袖口或いは首周りから排出する空調服であって、前記空調服の背中部分に命綱取出し用の先端の開口した取出し筒13を設けたものである。
取出し筒13は、図2、3に示すように基端が空調服に固定されると共に先端の開口した筒状をしており、筒部先端近傍に口紐14が収納可能な環状袋15が形成されており、環状袋15に設けられた切欠き部15aから口紐14の両端部が延出されている。
この口紐14により取出し筒13から引き出した命綱16の周囲を図4に示すように緊縛して、取出し筒13の開口部を密閉することができる。
また、図3、5に示すように取出し筒13の周囲の空調服側には、非使用時に取出し筒13を収納可能な収納片17が設けられている。収納片17は、略長方形をしており、一片が空調服に対して開閉可能にヒンジ結合されている。更に、取出し筒13の基端部周辺の空調服には、帯状の面ファスナー18a、18b、18cがそれぞれ直角方向に取り付けられている(図5参照)。また、収納片17の面ファスナー18a、18b、18cに対向する部位にもそれぞれ帯状の面ファスナー19a、19b、19cが取り付けられている。したがって、図6に示すように収納片17は、面ファスナーにより空調服本体に対して開閉可能であり、閉じた際に取出し筒13及び口紐14を空調服との間に収納することができる。
また、図3に示すように取出し筒13は、引き出した際に開成した収納片17の内側に取り付けられた面ファスナー19bと対向する位置に面ファスナー20が取り付けられており、この面ファスナー19bと20を接着することにより、収納片17を取出し筒13の側面に固定できる。このように形成することで、取出し筒13の使用時に収納片17がバタ付いて、邪魔になることがない。更に、取出し筒13の内側に一対の面ファスナーを設け、互いに接着させて取出し筒13を閉じるように構成してもよい。
また、本考案の空調服には、図1に示すように頭部を覆うフード21が取り付けられている。したがって、ヘルメットを被ったままでも空調服を着用できると共に、ファン12が取り入れた外気を首周り、頭部にまで供給して冷却することができる。
図7は、ハーネス型安全帯を装着した場合を示す説明図で、命綱16が作業者の背中部分に取り付けられている。そのため、従来の空調服では着用できなかった。
本考案は上述の実施例に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲の記載に基づいて種々の設計変更が可能である。
10 ハーネス型安全帯の着用可能な空調服
11 開口部
12 ファン
13 取出し筒
14 口紐
15 環状袋
15a 切欠き部
16 命綱
17 収納片
18a〜c 面ファスナー
19a〜c 面ファスナー
20 面ファスナー
21 フード

Claims (4)

  1. 空調服の一部に設けられた開口部と、この開口部に臨んで配設したファンと、前記ファンを駆動するモータと、前記モータを駆動する携帯可能な電源と備え、
    前記ファンを駆動することにより、外気を空調服内に取り入れ、袖口或いは首周りから排出する空調服であって、
    前記空調服の背中部分に命綱取出し用の先端の開口した取出し筒を設けたことを特徴とするハーネス型安全帯の着用可能な空調服。
  2. 請求項1に記載のハーネス型安全帯の着用可能な空調服において、前記取出し筒は、筒部先端近傍に口紐が設けられており、前記口紐により取出し筒から引き出した命綱の周囲を緊縛して、取出し筒の開口部を密閉することを特徴とするハーネス型安全帯の着用可能な空調服。
  3. 請求項1または2に記載のハーネス型安全帯の着用可能な空調服において、前記取出し筒の周囲には、非使用時に取出し筒を収納可能な収納片が設けられたことを特徴とするハーネス型安全帯の着用可能な空調服。
  4. 請求項3に記載のハーネス型安全帯の着用可能な空調服において、前記収納片は、面ファスナーにより空調服本体に対して開閉可能であることを特徴とするハーネス型安全帯の着用可能な空調服。
JP2015002274U 2015-05-11 2015-05-11 ハーネス型安全帯の着用可能な空調服 Active JP3198778U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015002274U JP3198778U (ja) 2015-05-11 2015-05-11 ハーネス型安全帯の着用可能な空調服

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015002274U JP3198778U (ja) 2015-05-11 2015-05-11 ハーネス型安全帯の着用可能な空調服

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3198778U true JP3198778U (ja) 2015-07-23
JP3198778U7 JP3198778U7 (ja) 2017-06-22

Family

ID=53718261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015002274U Active JP3198778U (ja) 2015-05-11 2015-05-11 ハーネス型安全帯の着用可能な空調服

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3198778U (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017014644A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 株式会社セフト研究所 空調服
JP6191028B1 (ja) * 2016-11-04 2017-09-06 株式会社ブレイン 空調衣服
JP6233674B1 (ja) * 2017-01-24 2017-11-22 株式会社サンエス 冷却衣服
JP2018021266A (ja) * 2016-08-01 2018-02-08 株式会社サンエス 冷却衣服
JP2018021289A (ja) * 2016-07-25 2018-02-08 株式会社マキタ 衣服
JP2018178345A (ja) * 2018-01-12 2018-11-15 株式会社サンエス 衣服
JP2020143409A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 株式会社セフト研究所 開口部調整機構、空調衣服の服本体及び空調衣服
JP2021167474A (ja) * 2020-04-09 2021-10-21 株式会社デサント 衣料
JP7333584B2 (ja) 2015-06-30 2023-08-25 株式会社セフト研究所

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017014644A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 株式会社セフト研究所 空調服
JP7448980B2 (ja) 2015-06-30 2024-03-13 株式会社セフト研究所 空調服
JP7333584B2 (ja) 2015-06-30 2023-08-25 株式会社セフト研究所
JP2020114958A (ja) * 2016-07-25 2020-07-30 株式会社マキタ 衣服
JP2020204147A (ja) * 2016-07-25 2020-12-24 株式会社マキタ 衣服
JP2018021289A (ja) * 2016-07-25 2018-02-08 株式会社マキタ 衣服
JP2018021266A (ja) * 2016-08-01 2018-02-08 株式会社サンエス 冷却衣服
JP2018071032A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 株式会社ブレイン 空調衣服
JP6191028B1 (ja) * 2016-11-04 2017-09-06 株式会社ブレイン 空調衣服
JP2018119230A (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 株式会社サンエス 冷却衣服
JP6233674B1 (ja) * 2017-01-24 2017-11-22 株式会社サンエス 冷却衣服
JP7055343B2 (ja) 2018-01-12 2022-04-18 株式会社サンエス 衣服
JP2018178345A (ja) * 2018-01-12 2018-11-15 株式会社サンエス 衣服
WO2020184321A1 (ja) * 2019-03-08 2020-09-17 株式会社セフト研究所 開口部調整機構、空調衣服の服本体及び空調衣服
JP7231210B2 (ja) 2019-03-08 2023-03-01 株式会社セフト研究所 開口部調整機構、空調衣服の服本体及び空調衣服
JP2020143409A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 株式会社セフト研究所 開口部調整機構、空調衣服の服本体及び空調衣服
JP2021167474A (ja) * 2020-04-09 2021-10-21 株式会社デサント 衣料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3198778U (ja) ハーネス型安全帯の着用可能な空調服
JP6766288B2 (ja) 衣服
JP6191028B1 (ja) 空調衣服
JP6233674B1 (ja) 冷却衣服
US3649966A (en) Hand covering
US8230852B2 (en) Shoulder mounted hood cooling system
JP3198778U7 (ja)
JP2017133121A (ja) 空調装置付作業用衣服
JP2017014644A (ja) 空調服
JP2018021289A5 (ja)
JP6078937B1 (ja) 冷却衣服
JP3209760U (ja) 冷却衣服
KR101698665B1 (ko) 에어 자켓을 위한 휴대형 냉각 기구
JP2024051008A (ja) 空調服
JP6963802B2 (ja) リュックサック型の人体用送風装置
JP2016023378A (ja) 衣服
JP7055343B2 (ja) 衣服
JP6753032B1 (ja) 空調服
JP3245683U (ja) ファン付き上着
JP3182385U (ja) 上着内送風装置
JP7288392B2 (ja) 衣服
KR102402043B1 (ko) 세탁이 가능한 냉풍조끼
JP3219839U (ja) 空気を吹き上げる体冷帯の帯
JP3235048U (ja) 被服の冷却ファンユニット収納構造
JP2019127656A (ja) 衣服

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3198778

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20161104

R231 Written correction (descriptions, etc.)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R231

R157 Certificate of patent or utility model (correction)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R157

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20170208

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250