JP3198229B2 - 切替形遮断装置 - Google Patents

切替形遮断装置

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JP3198229B2
JP3198229B2 JP08334595A JP8334595A JP3198229B2 JP 3198229 B2 JP3198229 B2 JP 3198229B2 JP 08334595 A JP08334595 A JP 08334595A JP 8334595 A JP8334595 A JP 8334595A JP 3198229 B2 JP3198229 B2 JP 3198229B2
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芳男 丸木
源昭 広田
建二 平居
健 井上
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Shimizu Alloy Manufacturing Co Ltd
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Shimizu Alloy Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は震災対策用などの貯水槽
(飲料水兼用形を含む)の流出入管路などに取付ける切
替遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、震災対策用貯水槽には、一般に図
6のような遮断装置が取付けられている。この遮断装置
50は、図示の如く、2台の緊急遮断弁51,52と、
1台の開放弁53で構成され、既設配水本管Aと貯水槽
Bとの間に設置されている。そして、平常時は、緊急遮
断弁51,52が開、開放弁53が閉で、配水本管Aか
らの水が貯水槽Bの流入口B1へと流れ込み、また貯水
槽B内の水が流出口B2から配水本管Aへと流れ出て、
通水循環し、貯水槽B内での滞溜水を防止する。また、
地震発生などの緊急時には、遮断弁51,52が閉、必
要により開放弁53が開となって、配水本管Aと貯水槽
Bとの間の流出入管路は断たれ、貯水槽B内の水の確保
や、貯水槽への汚水の流入を防止すると共に、開放弁5
3を通るバイパス管路を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の遮断装
置では、2台の緊急遮断弁と、1台の開放弁との計3台
の弁が必要である為、装置が高価になる他、全体として
嵩高となり、その上、据付時の配管工事が多いという問
題がある。
【0004】本発明はこのような点に鑑み、1ユニット
にまとまったコンパクトで、安価な遮断装置を提供せん
とするものである。また本発明は、1台の弁装置で、2
流路遮断を、2流路切替とした遮断装置を提供せんとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の遮断装置の技術
的手段は、フランジレス・バタフライ弁と、同一形状の
2個のヘッダーとからなり、該弁は、両ヘッダーの端部
に設けられたフランジ間に挟まれて固定され、また各ヘ
ッダーはそれぞれ2個のポート及びを有し、かつ、各ポ
ートはヘッダーの端部からヘッダーの中心線に対してそ
れぞれ45°傾斜した向きに延び出した状態に設けら
れ、またポート分岐部には、バタフライ弁の弁体2が密
接触するようにシール部が設けられていることにある。
【0006】
【0007】
【作用】本発明の遮断装置では、フランジレス・バタフ
ライ弁の弁体を閉にセットすると、弁体の周縁が弁箱内
面の弁座部と密接触し、両側のヘッダーは遮断された状
態となり、同一ヘッダーのポート間のみが連通状態にな
る。また、弁体を開にセットすると、弁体の周縁が、ヘ
ッダーのポート分岐部のシール部に密接触し、両側のヘ
ッダーの片方づつのポート同士が連通状態となり、同一
ヘッダーのポート間は遮断状態となる。
【0008】
【実施例】本発明の遮断装置の1実施例を図面について
説明する。本装置は、1台のフランジレス・バタフライ
弁1と、2個のヘッダー10,20とからなり、弁1が
ヘッダー10,20で両側から挟まれた構造である。な
お、フランジレス・バタフライ弁1には格別の構造的限
定はなく、市販のものを自由に採択して使用できる。図
示例において、2は弁体、3は弁棒、4は弁箱、5は弁
座部である。
【0009】両ヘッダー10,20は、同形で、共に2
個のポート11、12及び21,22を有する。これら
の各ポートはいずれもヘッダーの中心線から45°傾斜
した向きに設けられていて、2個のポートの向きは互に
90°異なっている。この為、据付設置時の配管接続を
簡素化できる利点がある。また、両ヘッダー10,20
にはフランジ13,23が設けられていて、この間に該
弁1が挟み込まれ、ボルト30で締付け固定され、全体
が一体になっている。更に、各ヘッダー10,20のポ
ート分岐部にはシール部14,24が形成され、ここ
に、図2のように円盤状の弁体2の周縁が密接触する。
【0010】以上の遮断装置では、弁棒3を回して、弁
体2の向きを、図1のように開にセットすると、弁体2
の周縁はシール部14,24と密接触し、ポート11と
21、及びポート12と22とが連通状態となり、反対
に、ポート11と12、及びポート21と22とは遮断
状態となる。従って、図5の使用状態で遮断装置をこの
位置にセットした状態、即ち、平常状態では、配水本管
Aからの水がポート11及び21を通って、貯水槽Bの
流入口B1へと流れ込み、また、貯水槽Bの水が流出口
B2から、ポート22及び12を通って配水本管Aへと
流れ出る。従って、平常時には貯水槽Bの水は常時、配
水本管Aと通水循環し、貯水槽Bでの水の滞溜がない。
【0011】また、弁体2の向きを、図2のように閉に
セットすると、弁体2の周縁は、弁箱4内面の弁座部5
と密接触し、ポート11と12、及びポート21と22
とが連通状態となり、反対に、ポート11と21、及び
ポート12と22とは遮断状態となる。従って、前記の
使用状態では、このセット状態が緊急時となり、配水本
管Aと貯水槽Bとの間の流出入管路は全面的に遮断さ
れ、配水本管Aからの汚水が貯水槽Bに流れ込んだり、
貯水槽Bの水が配水本管Aに流れ出たりすることが阻止
される。
【0012】ただし、このセット状態では、ポート11
と12、及びポート21と22とが連通状態になるの
で、配水本管Aからポート11,12を通って再び配水
本管Aに戻るバイパス管路、及び貯水槽の流出口B2か
らポート22,21を通って再び貯水槽の流入口B1へ
戻るバイパス管路が形成される。なお、通常の設置状態
では、地震などの緊急時に弁棒3を90°回動させて、
弁のセット状態を切替える為の緊急作動装置40が弁棒
3に連結設置される。
【0013】なお、本発明は前記の実施例に限定される
ものではなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で自由に
変形実施可能である。特に、使用するフランジレス・バ
タフライ弁1の構造や、ヘッダー10,20の形状は自
由である。
【0014】
【発明の効果】本発明の遮断装置は、1台のフランジレ
ス・バタフライ弁と、同一形状の2個のヘッダーとを結
合させた構造であるので、製作が簡単で、廉価に提供で
きる。更に弁体の回動操作で、ポートの連通関係を自由
に切替えることができるので、震災対策用の貯水槽の流
出入管路に使用するのに適し、その上、装置が一つのユ
ニットになっているので、従来に比べて配管数が減り、
据付工事が簡単になる。
【0015】また、本発明の遮断装置では、各ポートが
45°づつ傾いているので、どの方向にも容易に配管接
続でき、据付時の配管工事が楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遮断装置の実施例の開弁状態の断面
図。
【図2】閉弁状態の断面図。
【図3】分解状態の断面図。
【図4】片側のヘッダーを取外した状態の側面図。
【図5】使用状態の配管接続図。
【図6】従来の遮断装置の配管接続図。
【符号の説明】 1 フランジレス・バタフライ弁 2 弁体 3 弁棒 4 弁箱 5 弁座部 10,20 ヘッダー 11,12,21,22 ポート 13,23 フランジ 14,24 シール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 健 滋賀県彦根市東沼波町928番地 株式会 社清水合金製作所内 (56)参考文献 特開 昭64−21275(JP,A) 特開 昭61−70279(JP,A) 特開 昭64−21275(JP,A) 特開 昭61−70279(JP,A) 実開 平7−19674(JP,U) 実開 平6−59673(JP,U) 実開 平2−51769(JP,U) 特公 平3−14103(JP,B2) 実公 昭38−3964(JP,Y1) 実公 平3−32870(JP,Y2) 実公 平5−5349(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 11/00 - 11/24 F16K 1/16 - 1/226 F16K 27/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジレス・バタフライ弁(1)と、
    同一形状の2個のヘッダー(10、20)とからなり、
    該弁は、両ヘッダーの端部に設けられたフランジ(1
    3、23)間に挟まれて固定され、また各ヘッダーはそ
    れぞれ2個のポート(11、12及び21、22)を有
    し、かつ、各ポートはヘッダーの端部からヘッダーの中
    心線に対してそれぞれ45°傾斜した向きに延び出した
    状態に設けられ、またポート分岐部には、バタフライ弁
    の弁体(2)が密接触するようにシール部(14、2
    4)が設けられている切替形遮断装置。
JP08334595A 1995-03-14 1995-03-14 切替形遮断装置 Expired - Lifetime JP3198229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08334595A JP3198229B2 (ja) 1995-03-14 1995-03-14 切替形遮断装置

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JP08334595A JP3198229B2 (ja) 1995-03-14 1995-03-14 切替形遮断装置

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Publication Number Publication Date
JPH08247310A JPH08247310A (ja) 1996-09-27
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