JP3414610B2 - 緊急貯水槽用フランジ蓋 - Google Patents
緊急貯水槽用フランジ蓋Info
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- pipe
- flange
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L23/00—Flanged joints
- F16L23/02—Flanged joints the flanges being connected by members tensioned axially
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L39/00—Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
ジ蓋に関する。 【0002】 【従来の技術】地震などの緊急時に飲料水などの生活用
水や消火用水を確保するために、複数の大径の管を接合
した構造の地下埋設式の緊急貯水槽(以下「貯水槽」)
が提案されている。 【0003】図4はこの種の貯水槽の概略構造の一例を
示す。図示のように上水道用の本管を構成する一般管路
1が地中に埋設されており、公園などにおけるこの一般
管路1の近傍には、複数の鋳鉄製の大径の管体を互いに
接合して構成された貯水槽2が埋設されている。 【0004】一般管路1から弁3、4、5を介して貯水
槽2への流入管6と流出管7とが分岐されており、これ
ら流入管6および流出管7は、貯水槽2から離れて設置
された弁室8の内部に設けられた緊急遮断用の2ウェイ
バルブ9を介して、貯水槽2の槽本体部10の一端側に
設けられた弁室11に導かれ、この弁室11を介して槽
本体部10の内部に連通されている。槽本体部10の他
端側には、地震発生時などの緊急時にこの槽本体部10
の内部から水を取り出すための配管を備えた弁室12が
設けられている。 【0005】このような構成において、平常時には、一
般管路1の弁4が閉じられ、一般管路1内の水は、2ウ
ェイバルブ9および流入管6を矢印Aのように通って貯
水槽2の内部に送り込まれる。そして、この貯水槽2の
内部を通過した水は、流出管7および2ウェイバルブ9
を矢印Bのように通って、一般管路1に戻される。これ
によって、平常時には貯水槽2が管路の一部を構成し、
その内部を常時水が流されることで、水の入れ換えが行
われて水質が維持されるようになっている。 【0006】地震発生時などの緊急時には、2ウェイバ
ルブ9が切り換えられ、一般管路1内の水はこの2ウェ
イバルブ9を矢印Cのように単に通過しただけで管路1
に戻され、また貯水槽2の内部は一般管路1から独立し
た状態となって、その内部に水が確保される。 【0007】ところで、この種貯水槽2は地中埋設され
るから、土被りや弁室寸法を最小に押さえる要請があ
り、そのため図5に示すように流入管6、流出管7を一
まとめにして一つのフランジ付管13に挿通することが
行われる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の場合槽
内外の流入管6、流出管7はフランジ付管13の座付き
フランジ蓋14を媒介して接続されるため、流入管6、
流出管7のそれぞれのフランジ6A、7Aの外径dの和
がフランジ付き管13の内径rより小さくなければなら
ず、フランジ付管13の内径に比べ極めて小径の流入管
6、流出管7しか接続できない問題があった。 【0009】そこで本発明は、このような問題点を解決
して、できるだけ大径の流入管と流出管を一つのフラン
ジ付管に収納できるようにすることを目的としてなされ
たものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】即ち、この発明の緊急貯
水槽用フランジ蓋は、一般管路に併設されて、通常時は
槽内を通水路として利用するとともに、地震発生時など
の緊急時には前記一般管路との間に設けられた弁の切り
換えによってこの一般管路とは独立した貯水施設として
利用可能な緊急貯水槽の、流入管と流出管とを二本まと
めて通す貯水槽のフランジ付管において、該フランジ付
管のフランジ外径に合致する径とされ、円周内に前記流
入管と流出管のフランジを並列させて配置できる最大限
間隔に流入管と流出管と連通する開口が設けられた第一
のフランジ蓋と、該フランジ蓋と一体となって前記貯水
槽のフランジ付管のフランジに固定可能な基部フランジ
を有し、前記第一のフランジ蓋の二つの開口と連通しそ
こから両者間の距離を広げて外方へ伸びる枝管を有し、
該枝管の延出端側にそれぞれ貯水槽外の流入管、流出管
をフランジ接続できるフランジを形成した第二のフラン
ジ蓋とから構成されてなることを特徴とするものであ
る。 【0011】このような構成によれば、流入管と流出管
のフランジ部の直径の合計値が貯水槽のフランジ付管の
内径を超える関係にあっても第一のフランジ蓋と第二の
フランジ蓋とで流入管、流出管が取り付けられるため、
使用径を大きくすることができる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図3にもとづき、図4および図5に示したものと同
一の部材には同一の参照番号を付して、詳細に説明す
る。 【0013】図1に示すように、貯水槽の、流入管6と
流出管7とを二本まとめて通す貯水槽のフランジ付管1
3において、該フランジ付管13のフランジ外径Dに合
致する径とされ、円周内に前記流入管6と流出管7とを
並列させて配置できる最大限間隔Sに流入管6と流出管
7と連通する開口16、17が設けられた第一のフラン
ジ蓋15と、該フランジ蓋15と一体となって前記貯水
槽2のフランジ付管13のフランジ13Aに固定可能な
基部フランジ18を有し、前記第一のフランジ蓋15の
二つの開口16、17と連通しそこから両者間の距離を
広げて外方へ伸びる枝管19、20を有し、該枝管1
9、20の延出端側にそれぞれ貯水槽外の流入管6、流
出管7をフランジ接続できるフランジ21、22を形成
した第二のフランジ蓋23とから構成されている。 【0014】上記において、第一のフランジ蓋15に設
けられる開口16、17の間隔は、図1、図2に示すよ
うに流入管6のフランジ6Aの外径をa、流出管7のフ
ランジ7Aの径をb、貯水槽のフランジ付管13の内径
をr、フランジ付管13のフランジ13A内に流入管
6、流出管7のフランジが入ることのできる範囲内の最
大許容径をsとしたとき r≦a+b≦s とされる。 【0015】即ち、第一のフランジ蓋23の開口16、
17はこれに挿通される流入管6、流出管7のフランジ
6A、7Aの外縁が貯水槽のフランジ付管13のフラン
ジ13Aに重なるような間隔とされる。 【0016】このため、フランジ付管13の内径が最大
限有効に利用されることとなる。次に枝管19、20は
同一面内で間隔を広げた場合を示したが、図3に示すよ
うに移送を90°ずらせた形状とすることもできる。 【0017】次に、この発明の緊急貯水槽用フランジ蓋
により貯水槽のフランジ管に流入管6流出管7を接続す
る手順を説明する。まず、貯水槽のフランジ管に第一の
フランジ蓋15を設置して仮止めしその開口に貯水槽内
側の流入管6と流出管7を挿入する。 【0018】次いで、第二のフランジ蓋23の基部フラ
ンジ18を流入管6、流出管7のフランジ6A、7Aの
上に重ね、軸芯が合致しているのを確認後第二のフラン
ジ蓋、第一のフランジ蓋とフランジ管の三者にボルトを
挿通して固定する。 【0019】このとき、流入管及び流出管のフランジは
第一と第二のフランジ蓋の間に挟まれ、かつそれらの間
の隙間はOリングなどのシール部材によりシールされ
る。次いで分岐した枝管にそれぞれ貯水槽外の流入管
6、流出管7を接続すれば配管は終了する。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、一つのフランジ付管に流入管流出管を並列に配置す
る場合、第一と第二のフランジ蓋によって流入管流出管
のフランジ部分を含めて接続してしまうので貯水槽内の
流入管と流出管の外径のみを考慮して配管できるため、
従来に比べてフランジの幅の略2倍分だけ大きな管を接
続することが可能となる。 【0021】また第二のフランジ蓋によって流入管、流
出管の平行間隔が広げられるので貯水槽外の流入管、流
出管の接続作業も容易となるなどの効果を有する。
る。 【図6】従来の緊急貯水槽用フランジ蓋の平面断面図で
ある。 【符号の説明】 6…流入管 6A…流入管のフランジ 7…流出管 7A…流出管のフランジ 13…貯水槽のフランジ付管 13A…フランジ付管のフランジ 15…第一のフランジ蓋 16…開口 17…開口 18…基部フランジ 19…枝管 20…枝管 21…枝管のフランジ 22…枝管のフランジ 23…第二のフランジ蓋 D…フランジ付管のフランジ外径 S…最大限間隔
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一般管路に併設されて、通常時は槽内を
通水路として利用するとともに、地震発生時などの緊急
時には前記一般管路との間に設けられた弁の切り換えに
よってこの一般管路とは独立した貯水施設として利用可
能な緊急貯水槽の、流入管と流出管とを二本まとめて通
す貯水槽のフランジ付管において、該フランジ付管のフ
ランジ外径に合致する径とされ、円周内に前記流入管と
流出管のフランジを並列させて配置できる最大限間隔に
流入管と流出管と連通する開口が設けられた第一のフラ
ンジ蓋と、該フランジ蓋と一体となって前記貯水槽のフ
ランジ付管のフランジに固定可能な基部フランジを有
し、前記第一のフランジ蓋の二つの開口と連通しそこか
ら両者間の距離を広げて外方へ伸びる枝管を有し、該枝
管の延出端側にそれぞれ貯水槽外の流入管、流出管をフ
ランジ接続できるフランジを形成した第二のフランジ蓋
とから構成されてなることを特徴とする緊急貯水槽用フ
ランジ蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04450897A JP3414610B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 緊急貯水槽用フランジ蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04450897A JP3414610B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 緊急貯水槽用フランジ蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10238682A JPH10238682A (ja) | 1998-09-08 |
JP3414610B2 true JP3414610B2 (ja) | 2003-06-09 |
Family
ID=12693507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04450897A Expired - Lifetime JP3414610B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 緊急貯水槽用フランジ蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3414610B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP04450897A patent/JP3414610B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10238682A (ja) | 1998-09-08 |
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