JPS6124782Y2 - - Google Patents

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JPS6124782Y2
JPS6124782Y2 JP1981005386U JP538681U JPS6124782Y2 JP S6124782 Y2 JPS6124782 Y2 JP S6124782Y2 JP 1981005386 U JP1981005386 U JP 1981005386U JP 538681 U JP538681 U JP 538681U JP S6124782 Y2 JPS6124782 Y2 JP S6124782Y2
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JP
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ring
packing
pipe
shaped receiving
socket
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JP1981005386U
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JPS57119185U (ja
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  • Joints Allowing Movement (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、水道管等の流体管の継ぎ手管に関
し、更に詳しくは、伸縮伸性及び可撓性を備えた
いわゆる伸縮可撓継ぎ手管に関する。
従来の技術及びその問題点 本出願人は、先に第1図に示す伸縮可撓継ぎ手
管を提案した。ここに、6は端部内面に鍔61を
有する管状のスリーブ、7は該スリーブ6に嵌挿
される挿口管である。該挿口管7は、管軸方向に
みて、内方端部にストツパー71、外方端部にフ
ランジ72を有する。8はパツキング84を径方
向に二段に保有するパツキング保持リングであつ
て、断面がT字型のT形受けリング81と押しリ
ング82とをボルト83により、内外パツキング
841,842を圧縮保持するものである。この
パツキング保持リング8の内外径は、同心位置に
おいて、スリーブ6及び挿口管7と可撓性に十分
にして最小限の間隙を有するように決められてい
る。そして押しリング82の圧締により、パツキ
ング84は圧縮され、スリーブ6内面及び挿口管
7外面に強く密着し、止水作用をなす。9はスリ
ーブの溶接部である。
この先行技術においては、可撓性の大きいこ
と、摺動性のよいこと及び確実にロツクされるこ
と等種々の優れた効果を有するものである。
しかし、この先行技術の継ぎ手管においては、
流体管内を流れる流体がこの継ぎ手部に至ると、
スリーブと挿口管との間隙に逐次流れ込み、この
間隙内にうず流を形成し、その結果、流体抵抗が
増大することになる。そして、この継ぎ手管が管
路系に多数配置されるとそれだけ流体抵抗が増大
し、例えば水道管路のように圧力をもつて送水す
るシステムにあつては、圧力水頭が急激に低下す
ることになる。このため、圧力を高める必要性が
生じ、送水ポンプが大型化し、経済的に不利とな
る。
本考案の技術的課題 そこで、本考案は、先行の継ぎ手管の有する長
所を活かしながら、上述の欠点を克服すべくなさ
れたものであつて、離脱防止機能を備え、可撓性
及び水密性に優れ、かつ、可及的水頭損失の少な
い伸縮可撓継ぎ手管を提供することを目的(技術
的課題)とするものである。
本考案の構成 本考案の伸縮可撓継ぎ手管は上記目的を達成す
るため、次の構成(技術的手段)を採る。すなわ
ち、上流側に配され、挿口部を有する挿口端管
と、下流側に配され、受口部を有する受口端管
と、前記両管の間に介装され、前記挿口端管の
挿口部に外嵌される受口部及び前記受口端管の受
口部内に挿入される挿口部を有する中継管と、
前記挿口部と受口部とのそれぞれの間隙部に嵌挿
され、管軸方向に突出部を有し断面が実質的にT
形受けリング、平版状の押しリング、及び該T形
受けリングと該押しリングとを管軸方向に締付固
定する締付ボルトからなるパツキング保持リング
とからなり、前記パツキング保持リングは、前
記T形受けリングの突出部を介して該T形受けリ
ングと前記押しリングとの締付固定により管径方
向にそれぞれ独立した内方及び外方パツキング収
容空間が形成され、前記内方パツキング収容空
間には、前記T形受けリングと前記押しリングと
により挟着され、自然状態で内径が前記挿口部の
外径と実質的に同径である内方パツキングが収容
され、前記外方パツキング収容空間には、前記
T形受けリングと前記押しリングとにより挟着さ
れ、自然状態で外径が受口部の内径と実質的に同
径である外方パツキングが収容されてなる、こと
を特徴とする。
効 果 本考案は上記の構成よりなるので、以下の特有
の効果を有する。
継ぎ手管の拡大部(即ち受口部)は、流れに
対して縮径した形状に配されるので、液体低抗
が減少し、該継ぎ手管を配管系に多数配設して
も水頭損失の減少が小さい。
パツキング保持リングは径方向に内外二段の
内外方パツキング収容空間を有するので、これ
らのパツキング収容空間に装着された内外方パ
ツキングの合成内外径幅lが大きくとれ、それ
だけ可撓性が大きくなる。また、このため抵抗
曲げモーメントが減少し、継ぎ手管以外に無理
な力が掛からないで済む。
上記と相まつて、中継管を適宜継ぎ足しパ
ツキング保持リングを多数配することにより、
更に可撓性の大きい継ぎ手管を得ることができ
る。
内外二段のパツキングはT形受けリングと押
しリングとにより挟持されているので、パツキ
ングのはみ出しがなく、またT形受けリングの
突出部によりパツキング収容空間の管軸方向の
幅をパツキングの圧縮に見合つた幅とすること
ができる。
パツキング保持リングを構成するT形受けリ
ングと押しリングとは、受口部の鍔及び挿口部
のストツパーと確実に衝接し、鍔及びストツパ
ーを深く張り出さなくても効果的に管の摺動に
対しロツクされる。
継ぎ手管の組立て時、内外方パツキングはそ
れぞれ挿口部外面及び受口部内面と接している
ので、大口径管の場合においても、円滑に嵌
装、挿入され、組立てが容易である。
実施例 以下、本考案の伸縮可撓継ぎ手管の実施例を第
2図以下の図面に基づいて説明する。
第2図及び第3図は本考案の一実施例を示す。
ここに、1は上流側に配され、挿口部11を有
する挿口端管であつて、管軸方向にみて、内方端
の外表面にストツパー12、及び外方端の外表面
に継ぎ手ソケツト部13を有す。(以下、特にこ
とわらない限り「内」及び「外」は軸心から径方
向にみた場合をいう。) 2は下流側に配され、受口部21を有する受口
端管であつて、管軸方向にみて、外方端の外表面
にに継ぎ手ソケツト部22が設けられ、受口部2
1端部には内方に張り出す鍔23が設けられる。
3は中継管であつて、上記挿口端管1及び受口
端管2の間に介装され、その受口部31が挿口端
管の挿口部11に嵌装され、その挿口部32が受
口端管の受口部21に挿入されてなる。挿口部端
面にはストツパー33が固着され、受口端部には
鍔34が固着されている。
上記の受口端管の受口部21及び中継管の受口
部31は実質的に同径であり、かつ、ともに縮径
部211,311を有する。同様に、挿口部11
及び32も同径である。
4はパツキング44を径方向に内外二段に保持
するパツキング保持リングであつて、断面がT字
形のT形受けリング41と押しリング42とを押
しリング42の外方から螺入したボルト43によ
り、径方向に内外2段に装着された内外方パツキ
ング441及び442を圧縮保持するものであ
る。該パツキング保持リング4は、挿口端管の挿
口部11と中継管の受口部31との間隙部、及び
中継管の挿口部32と受口端管の受口部21との
間隙部の挿嵌される。
内外方パツキング441及び442のそれぞれ
の内外径は、同心位置の自然状態(圧縮以前)に
おいて、挿口部11,32の外面、受口部31,
21の内面及びT形受けリング41の突出部41
aに実質的に接している。また、T形受けリング
41及び押しリング42の内外径は、同心位置に
おいて、挿口部及び受口部と可撓性に十分にして
最小限の間隙を有するように決められる。このた
め、同心位置において、パツキング44及びパツ
キング保持リング4は受口部31,21と挿口部
11,32との間隙を円滑に移動でき、組立て操
作に無理な力がかからず、大口径管の場合特に効
果がある。
そして、押しリング42の圧着によりパツキン
グ44は圧縮され、受口部31,21の内面及び
挿口部11,32の外面に強く密着し、止水作用
を確実に果す。
挿口端管1と中継管3、及び受口端管2と中継
管3との摺動性については、T形受けリング41
は挿口部11,32のストツパー12,33に衝
接し、押しリング42は受口部31,21の鍔3
4,23に衝接し、ストツパー及び鍔の両者によ
り確実にロツクされる。特に、鍔34,33はそ
れ程深く張り出さなくても押しリング42に有効
に衝接するので鍔が継ぎ手管の可撓性に障害とな
ることはない。
次に、この継ぎ手管の組立て操作について述べ
る。
まず、挿口端管1と中継管3とについてみる
と、始めに、未だストツパー12を取り付けてい
ない挿口管11に、パツキング44を自然状態
で、ボルト43により押しリング42を軽くT形
受けリング41に取り付けたパツキング保持リン
グ4を預け入れる。このとき、内方パツキング4
41の内径は挿口部の外径と実質的に同径である
ので、リング4は円滑に嵌挿される。次いで、ス
トツパー12を取り付ける。そして、鍔34を取
り付けていない中継管の受口部31にパツキング
保持リング4を保持した挿口部11を挿入する。
このとき、外方パツキング442の外径は受口部
の内径と実質的に同一であるので、挿口部は円滑
に挿入される。その後、パツキング保持リング4
のボルト43を締め、押しリング42によりパツ
キング44を十分圧縮し、鍔34をボルトにより
固着する。
受口端管2と中継管3との取付けについては、
上述と同様の手順で行われる。
本考案は以上の構成と機能並びに組立て操作を
有するものであるが、本考案に関し留意すべき点
は、挿口端管が上流側に配され、受口端管が下流
側に配される点である。この点により、中継管及
び受口端管の受口部31,21は、その縮径部3
11,211が流れに対して縮径して配されるこ
とになり、前述の効果を有するものである。
本考案は、また、上記実施例に限定されるもの
でなく、基本的技術思想を逸脱しない範囲内であ
れば、種々設計変更が可能である。例えば、挿口
端管及び受口端管に設けた継ぎ手ソケツト部は、
他の接続手段、例えば、フランジあるいは溶接代
(しろ)であつてもよい。また、鍔の受口部端面
への取付けは、ボルトによる固定でなく、溶接に
よつてもよい。更に上述の実施例では、中継管を
1つだけ配したものであるが、これを多数個連設
して配し、可撓性を更に高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の上半部の縦断面図、第2図
は本考案の一実施例の上半分断面図、下半部側面
図、第3図はその一部詳細図である。 1……挿口端管、11……挿口部、2……受口
端管、21……受口部、211……縮径部、3…
…中継管、31……受口部、311……縮径部、
32……挿口部、4……パツキング保持リング、
41……T形受けリング、41a……突出部、4
2……押しリング、43……ボルト、441……
内方パツキング、442……外方パツキング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上流側に配され、挿口部11を有する挿口端管
    1と、 下流側に配され、受口部21を有する受口端管
    2と、 前記両管1,2の間に介装され、前記挿口端管
    1の挿口部11に外嵌される受口部31及び前記
    受口端管2の受口部21内に挿入される挿口部3
    2を有する中継管3と、 前記挿口部11,32と受口部31,21との
    それぞれの間隙部に嵌挿され、管軸方向に突出部
    41aを有し断面が実質的にT形受けリング4
    1、平版状の押しリング42、及び該T形受けリ
    ング41と該押しリング42とを管軸方向に締付
    固定する締付ボルト43からなるパツキング保持
    リング4とからなり、 前記パツキング保持リング4は、前記T形受け
    リング41の突出部41aを介して該T形受けリ
    ング41と前記押しリング42との締付固定によ
    り管径方向にそれぞれ独立した内方及び外方パツ
    キング収容空間が形成され、 前記内方パツキング収容空間には、前記T形受
    けリング41と前記押しリング42とにより挟着
    され、自然状態で内径が前記挿口部11,32の
    外径と実質的に同径である内方パツキング441
    が収容され、 前記外方パツキング収容空間には、前記T形受
    けリング41と前記押しリング42とにより挟着
    され、自然状態で外径が受口部31,21の内径
    と実質的に同径である外方パツキング442が収
    容されてなる、 ことを特徴とする伸縮可撓継ぎ手管。
JP1981005386U 1981-01-20 1981-01-20 Expired JPS6124782Y2 (ja)

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JPS57119185U JPS57119185U (ja) 1982-07-23
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JP2004270934A (ja) * 2003-02-20 2004-09-30 Mansui:Kk 導管断熱用アタッチメント

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