JPS639649Y2 - - Google Patents

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JPS639649Y2
JPS639649Y2 JP12842084U JP12842084U JPS639649Y2 JP S639649 Y2 JPS639649 Y2 JP S639649Y2 JP 12842084 U JP12842084 U JP 12842084U JP 12842084 U JP12842084 U JP 12842084U JP S639649 Y2 JPS639649 Y2 JP S639649Y2
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JP
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valve
water
pipe
fire hydrant
pipes
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JP12842084U
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JPS6145473U (ja
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、水道管路の中でも特に圧力管路の途
中に結合されて用いられる消火栓付きバルブに関
するものである。
「従来技術」 消火栓は、圧力管路から消防用水を分水するの
が主目的であるが、場合によつて排気・洗管用排
水・水圧測定などに用いる重要な施設であり、水
道法によつて上水道にはこれらの設置が義務付け
られている。
この種の消火栓は、取付ける口金の数により単
口式と双口式とにわかれている。前者の単口消火
栓は100mm以上、後者の双口消火栓は300mm以上の
呼び径の管に付けるのを原則とするが、なるべく
大きい径の管に付けるのが効果的であり、状況に
より大口径管にも制水弁をはさんで消火栓を付け
ることがある。
第6図は、このような大口径の圧力管路に対す
る消火栓の一般的な取付構造例を示すもので、制
水弁1の両側にT字管2,3の一端をそれぞれ接
続すると共にそれらの他端を圧力管4,5にそれ
ぞれ接続し、前記各T字管2,3に対して消火栓
6,7を各々接続した構造である。なお、前記制
水弁1、消火栓6,7等は、それらの操作や管理
維持上の観点から弁室8内に納められている。
「考案が解決しようとする問題点」 第6図に示す従来例から理解できるように、圧
力管路の途中に2台の消火栓6,7を設けるの
に、制水弁1の他にさらに2本のT字管2,3を
介挿する必要があるため、その分、配管施工に手
間がかかるうえに設備費も高くなる問題があつ
た。
また、この種の消火栓は、単口式であれば第6
図の如く2本のT字管2,3を介して2台設置さ
れ、双口式であれば1本のT字管を介して1台設
置されるのが一般的であるが、T字管の本数を少
なくするために双口消火栓を設置した場合、その
双口消火栓自体の構造に起因して、圧力管路から
の分水量が単口消火栓2台設置の場合に比べて少
なくなる問題があり、さらに同じ弁室内において
漏水量ないし水圧測定などを実施することができ
ないという問題もある。
「問題を解決するための手段」 本考案では、通水路の両側に管接続用フランジ
を有する弁箱と、前記通水路を開閉する弁体とを
具備するバルブにおいて、前記弁箱に、一端が前
記通水路に開口し他端が弁箱外部に開口する通水
管を2以上形成し、これら各通水管に単口消火栓
をそれぞれ接続して消火栓付きバルブを構成した
もので、該バルブの前記管接続用フランジを圧力
管どうしの接続用フランジ間に直接接続して用い
る。
前記各通水管は、前記通水路の上流側もしくは
下流側の何れか一方の通水路に連通する構成であ
れば良いが、多くの場合において、各通水管の少
なくとも1つを一方の通水路に連通させ、残りの
通水管を他方の通水路に連通させた構成とする。
また、前記単口消火栓は、通水管に対して直接接
続する場合と、必要に応じ接続管を介して接続す
る場合とがある。
「作用」 弁箱に2以上の通水路を設け、これに単口消火
栓をそれぞれ接続する構成としているので、消火
栓を取り付けるためのT字管は不要になる。ま
た、弁箱内の通水路に連通する各通水管のそれぞ
れの口径を単口消火栓を接続するための口径に予
め設定しておくことによつて単口消火栓に必要な
分水量も充分に得られる。さらに、各通水管の少
なくとも1つが通水路の上流側に連通し、残りの
通水管が下流側に連通した構成のものにおいては
それらに接続されている単口消火栓どうしを利用
して漏水ないし水圧測定等の実施や排気・洗管用
排水、あるいはバイパスに使用し得るなど、分水
としての主目的以外の重要な緒機能も充分に具備
する。また、単口消火栓が接続管を備えたもので
は、接続管を予め必要な長さに設定することによ
り、消火栓とバルブをそれぞれの目的に適した位
置に設置するのが自在となり、これに加えて鉄
蓋、弁室等の規格品(汎用品)の使用も可能にな
る。
「実施例」 第1図ないし第4図は2台の単口消火栓を備え
た消火栓付きバルブの実施例を示すもので、これ
らの図において単口消火栓は全体として符号Aで
示され、バルブは全体として符号Bで示されてい
る。
前記バルブBは、通水路12aと収弁室12b
等が内部に形成された弁箱12と、弁箱12に被
着された弁蓋13と、弁蓋13を貫通して設けら
れた弁ロツド14と、弁ロツド14の下端に取り
付けられた弁体15と、弁箱12に一体に形成さ
れた後述の通水管16とを主体として構成されて
いる。
前記通水路12aの中央部は通水路12aより
径の大きな仕切室12dにされていて、この仕切
室12dを介して収弁室12bが上方へ向つて形
成されている。そして、通水路12a側の開口部
には各々リング状の弁箱弁座12eが嵌着され、
一方、収弁室12bの上端になる弁箱上端部には
接続フランジ12fが形成されている。また、弁
蓋13の下端にも接続フランジ13aが形成さ
れ、弁蓋13はこの接続フランジ13aを弁箱1
2の接続フランジ12fにボルト止めして弁箱1
2に接合されている。弁蓋13の内側にも収弁室
13bが形成され、弁箱12の収弁室12bに連
通している。弁蓋13を貫通して設けられた前記
弁ロツド14はその軸まわりに回転自在に構成さ
れている。この弁ロツド14の下端には弁体15
が取り付けられ、この弁体15の両面には弁箱弁
座12eの側面全周に接触可能な大きさの弁体弁
座15aが取り付けられている。弁体15の側部
周面中央部には案内突起15bが各々形成されて
いて、弁体15は弁ロツド14の回転により、案
内突起15bを収弁室12bの内側壁に形成され
た案内溝12gに沿わせつつ収弁室12b,13
b内で上下動するようになされ、弁体15の下降
位置において通水路12aをしや断するように設
定されている。弁箱12には、通水路12aの両
側に管接続用フランジ12hが各々形成されてい
る。
さらに、前記弁箱には、一端が通水路12aに
開口し他端が弁箱12の上方外部に開口する2つ
の通水管16が弁箱12と一体的に形成されてい
る。これらの通水管16のうちの一方は一側の管
接続用フランジ12hと弁体15との間に形成さ
れていて通水路12aの上流側に連通しており、
他方の通水管16は他側の管接続用フランジ12
hと弁体15との間に形成されていて通水路12
aの下流側に連通している。この両通水管16上
端の開口部周縁にはそれぞれ接続用のフランジ1
6aが形成されている。そして、両通水管16に
は、各々のフランジ16aを介して、補修弁17
付きの前記単口消火栓Aがそれぞれ接続されてい
る。
実施例によれば、弁箱12に、該弁箱12内の
通水路12aに連通する2つの通水管16をそれ
ぞれ形成し、この両通水管16に対して単口消火
栓Aをそれぞれ接続した構成であるから、消火栓
の設置作業にあたつては、弁箱12に形成してあ
る管接続用フランジ12hを介して単に圧力管に
接続するだけの作業ですみ、したがつて消火栓取
付用のT字管は全く不要となるので、その分、配
管施工を容易にし、かつ、設備費の低減を図るこ
とができる。また、通水管16は大口径の通水路
12aに直接連通しており、かつ、通水管16の
口径もその構造上充分に大きく設定し得るから、
単口消火栓に必要な分水量も充分に確保すること
ができ、さらに、両通水管16の一方は通水路1
2aの上流側に、他方の通水管16は下流側にそ
れぞれ連通する形態となつているから、単口消火
栓Aどうしを利用して漏水ないし水圧測定等の実
施や排気・洗管用排水、あるいはバイパスに使用
し得るなどの分水としての主目的以外の重要な緒
機能も充分に具備させることができる。なお、こ
の実施例では、通水管16が弁箱12と一体的に
形成されていて、通水管16に直接単口消火栓A
を接続する構成となつていることから、従来のT
字管使用のものに比べて1つの弁室内に比較的コ
ンパクトに収まる利点もある。
第5図は、本考案の他の実施例を示すもので、
この実施例では、通水管16と単口消火栓Aとを
フランジ18a付きの接続管18を介してそれぞ
れ接続した点において先の第1実施例と異なつて
いる。
このような構成とした場合、接続管16を図示
のように予め必要な長さやわん曲状態に設定する
ことにより、単口消火栓AとバルブBをその設置
現場の状況や制約等に対応させてそれぞれを最も
適した位置に設置することができる。そしてこの
場合において、図示する鉄蓋19や弁室20、弁
きよう21等は、従来から用いられていた規格品
(汎用品)をそのまま使用することも可能になる。
「考案の効果」 以上詳述したように、本考案による消火栓付き
バルブにあつては、通水路の両側に管接続用フラ
ンジを有する弁箱に、前記通水路に連通する通水
管を2以上形成し、これら各通水管に単口消火栓
をそれぞれ接続した構成とし、これを圧力管に直
接接続して用いることができるように構成してい
るから、配管施工上および設備費の面からも好ま
しくないT字管を不要にすることができるうえに
消火栓に必要な充分な分水量を確保でき、しか
も、分水としての主目的以外の重要な緒機能、す
なわち消火栓を利用した漏水ないし水圧測定・排
気・洗管用排水・バイパスなどの機能も充分に発
揮させることができ、さらに、必要に応じて消火
栓とバルブをそれぞれの目的に適した位置に自在
に設置し得る等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は正面図、第2図は平面図、第3
図は一部断面正面図、第4図は一部断面側面図、
第5図は本考案の他の実施例を示す断面図、第6
図は従来例を示す断面図である。 A……単口消火栓、B……バルブ、12……弁
箱、12a……通水路、12h……管接続用フラ
ンジ、15……弁体、16……通水管、16a…
…フランジ、18……接続管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 通水路の両側に管接続用フランジを有する弁
    箱と、前記通水路を開閉する弁体とを具備する
    バルブにおいて、前記弁箱に、一端が前記通水
    路に開口し他端が弁箱外部に開口する通水管を
    2以上形成し、これら各通水管に単口消火栓を
    それぞれ接続したことを特徴とする消火栓付き
    バルブ。 (2) 前記各通水管のうちの少なくとも1つは、前
    記通水路の上流側もしくは下流側の何れか一方
    の通水路に連通し、残りの通水管は他方の通水
    路に連通していることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の消火栓付きバルブ。 (3) 前記単口消火栓は、前記通水管に接続される
    接続管を備えていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項ないし第2項の何れかに
    記載の消火栓付きバルブ。
JP12842084U 1984-08-24 1984-08-24 消火栓付きバルブ Granted JPS6145473U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12842084U JPS6145473U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 消火栓付きバルブ

Applications Claiming Priority (1)

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JP12842084U JPS6145473U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 消火栓付きバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145473U JPS6145473U (ja) 1986-03-26
JPS639649Y2 true JPS639649Y2 (ja) 1988-03-22

Family

ID=30687048

Family Applications (1)

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JP12842084U Granted JPS6145473U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 消火栓付きバルブ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6397248A (ja) * 1986-10-14 1988-04-27 Tadashi Shigeno 道路消雪装置
JPH069084Y2 (ja) * 1988-09-13 1994-03-09 一男 植田 直線型地下式消火栓
KR101538138B1 (ko) * 2014-10-23 2015-07-22 주식회사 이준엔지니어링 다기능 제수밸브

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JPS6145473U (ja) 1986-03-26

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