JP2992811B2 - 水抜栓装置 - Google Patents
水抜栓装置Info
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Description
凍結防止用の水抜栓装置に関し、複数水路の排水システ
ムを同時に操作できる水抜栓に関するものである。
止のために地中に埋設して使用されるものである。水抜
栓は、埋設された水道管の所定の位置に接続し、夜間な
どに水抜栓からその下流側に接続された蛇口までの水を
排水することにより水が凍結したときの被害を防止する
ことを目的にしている。図9を参照して従来の水抜栓装
置を説明する。図は、水抜栓装置全体の断面図である。
水抜栓装置50は、栓ユニット部2と、その上方に配し
た操作ハンドル部3と、栓ユニット部2と操作ハンドル
部3とを連結する伝達シャフト部4から構成されてい
る。水抜栓装置50は、伝達シャフト部4が被覆される
筒状の内部ケーシング部71をさらに有している。前記
栓ユニット部2は、先端に蛇口が取り付けられている水
道管Pの中途に接続されている。水道管Pは、水抜栓装
置50の左側が水路Sの上流側であり、右側が蛇口に接
続される下流側である。
に収納され、その内部には水道管Pより供給される水道
水の水路Sを水平面で仕切る弁座2Sを備えている。ま
た、蛇口側の水路Sに臨む排水機構12を備えると共
に、弁座2Sの上方には弁座2Sを開閉する第1の弁2
1と、排水機構12を開閉する第2の弁22を備える。
栓ユニット部2の上方には伝達シャフト部4を起立させ
て配置する。伝達シャフト部4の下端に、第1の弁21
を取付けると共に、第1の弁21の上方における伝達シ
ャフト部4には第2の弁22を上方への変位を規制した
状態で変位自在に嵌め入れ、さらに、第1の弁21と第
2の弁22の間にはスプリング13を介装する。水抜栓
装置50を操作する場合には、操作ハンドル部3を手な
どの駆動手段で回せば、伝達シャフト部4を介して栓ユ
ニット部2に内蔵する弁体2Vが変位し、これにより、
水道管は通水状態または水抜状態に切り替えられる。
を説明する。操作ハンドル部3を一方向に回し操作すれ
ば、伝達シャフト部4と、内部ケーシング部71は、螺
合しているため、伝達シャフト部4が下降する。伝達シ
ャフト部4の下降変位により、第1の弁21は弁座2S
を閉じると共に、第2の弁22は排水機構12を開くた
め、水道管Pは水抜状態となる。即ち、上流側における
水道管は閉塞され、下流側(蛇口側)における水道管の
水道水は、排水機構12を通じて外部に排出される。ま
た、操作ハンドル部3を逆方向に回し操作すれば、伝達
シャフト部4は上昇し、その上昇変位により、第1の弁
21は弁座2Sを開くと共に、第2の弁22は排水機構
12を閉じるため、水道管Pは通水状態になり、水道管
Pの水道水は蛇口側に供給される。以上の水抜栓装置
は、地下に埋設する水道システムに配されるが、最近
は、1つの水道管で水や湯などの種類の異なる複数の水
路及び蛇口を使用する場合が多くなっている。
路に用いた例として、湯及び水をそれぞれの蛇口から供
給する水道システムに配した場合を図10を参照して説
明する。第1の水道管P1に、従来の第1の水抜栓装置
50を接続する。第1の水抜栓装置50の右側に配置さ
れた第1の水道管P1の下流側は分岐され、一方は、水
用の蛇口81に接続され、他方は給湯器9に接続され
る。また、給湯器9より給湯される湯の水路として、第
2の水道管P2を配管する。第2の水道管P2は分岐さ
れ、一方を湯用の蛇口82に、もう一方は第2の従来の
水抜栓装置(湯抜栓装置)10に接続される。
水抜栓装置で湯、水をそれぞれの蛇口から供給する水道
システムに利用する場合、通水操作及び排水操作は、第
1の水抜栓装置50と第2の水抜栓装置10についてそ
れぞれに通水・排水操作をしなければならなかった。つ
まり、従来では、給水用の屋内配管内水は、水抜栓で抜
いていたが、給湯用の屋内配管水(湯)は、別に設置し
た水抜栓もしくはドレンバルブで抜いていた。つまり、
少なくとも2つの水抜栓装置の操作を必要とするため、
1つの水抜栓装置のみの操作を行い、もう1つの水抜栓
装置の操作を忘れてしまい、これが凍結の原因となるな
どの問題が起き易かった。また、コストも水抜栓装置2
本分かかる訳である。さらに設置面積も大きいという問
題があった。本発明は、このような従来技術の持つ課題
を考慮し、湯、水の両方をそれぞれの蛇口から供給する
様な、複数水路を有する水道システムにおいて、両方の
通水・水抜操作の容易化、低コスト化、さらには設置ス
ペースの縮小を目的とした、複数水路の通水・水抜を一
つの栓ユニットで同時に行うことのできる水抜栓装置を
提供するものである。
を解決するために、水道管の中途に接続する栓ユニット
部と、その上方に配した伝達シャフト部と、この伝達シ
ャフト部を介して前記栓ユニット部を操作する操作ハン
ドル部とを備え、この操作ハンドル部の操作により、前
記栓ユニット部の弁体が変位して水道管を通水又は排水
状態に切り替える水抜栓装置において、前記栓ユニット
部に2つ以上の水路の水道水をそれぞれに排水する2つ
以上の排水機構と、これらを開閉する際同時に機能する
弁とを具備し、前記栓ユニット部は、前記水道管の水路
を水平面で仕切る弁座と、前記水路の下流側にに臨む第
1の排水機構と、前記弁座を開閉する第1の弁と、前記
第1の排水機構を開閉する第2の弁と、前記水道管の上
方に設けた別排水接続口と、この別排水接続口に臨む第
2の排水機構と、前記第2の弁の上方に設けた前記第2
の排水機構を開閉する第3の弁とを有することを特徴と
している。このように前記第2の弁と第3の弁が同時に
上昇・下降変位することにより、通水時には第1の排水
機構及び第2の排水機構がそれぞれの閉塞を同時に行
い、排水時には第1の排水機構及び第2の排水機構が同
時に開き、複数の水路におけるそれぞれの水道水を同時
に通水・排水状態にすることが可能になる。
明の実施の形態を説明する。図1及び図2は、本発明の
水抜栓装置の断面図、図3は、図1のA−A′線に沿う
部分の断面図、図4乃至図7は、図1及び図2の水抜栓
装置の動作を説明する断面図、図8は、本発明の水抜栓
装置を用いた水道システムの接続図である。本発明の水
抜栓装置は、例えば、図8に示す湯、水をそれぞれの蛇
口より供給する水道システムに配設している。水抜栓装
置1は、第1の水道管P1に接続されている。水抜栓装
置1の左側に流入口があり、水道水は、この左側(上流
側)から右側(下流側)へ流れて蛇口81へ供給され
る。第1の水道管P1の前記下流側では分岐し、一方
は、水用蛇口81に接続され、他方は、給湯器9に接続
されている。また、給湯器9から給湯される湯の水路と
して第2の水道管P2が配管されている。第2の水道管
P2は、分岐されて、一方が湯用蛇口82に接続され、
他方が水抜栓装置1の別排水接続口24(図2参照)に
接続されている。
給され、通水状態となっている水抜栓装置1の栓ユニッ
ト部2(図1及び図2参照)を通って水用蛇口81と給
湯器9に供給される。給湯器9に供給された水道水は、
給湯器9により湯となり、ここから第2の水道管P2を
通って水抜栓装置1と湯用蛇口82に供給される。この
給湯器9に接続された水道管P2は、分岐されて、一方
は湯用蛇口82に、他方は水抜栓装置1に供給される。
このとき、水抜栓装置1の栓ユニット部2(図4及び図
5参照)は、通水状態にあるので別排水接続口24(図
5参照)より供給された湯は、第2の排水機構122
(図2参照)から排水されることはない。排水時には、
水抜栓装置1の上流側からの水道水は、水抜栓装置1の
第1の弁21(図1及び図2参照)により閉塞され、下
流側(水用蛇口81側)の水道水は、第1の排水機構1
21(図6参照)により外部へ排出される。また、給湯
器9により湯となり、第2の水道管P2に供給された水
道水は、水抜栓装置1の別排水接続口24(図7参照)
に臨む第2の排水機構122(図7参照)から外部に排
出される。
路を有する水道システムに適用すると、従来の水抜栓装
置とは異なり、1つの装置で足りることになる。次に、
図1乃至図3及び図8を参照して本発明の水抜栓装置を
説明する。図1に本発明の水抜栓装置1の構成を示す。
水抜栓装置1は、栓ユニット部2が水道管(図8のP
1)の間に嵌め込まれ、栓ユニット部2の上方に伝達シ
ャフト部4を起立させている。そして、伝達シャフト部
4の上部には操作ハンドル部3が取り付けられ、この伝
達シャフト部4が操作ハンドル部3と栓ユニット部2を
連結させるように構成されている。
弁22、第3の弁23、第1の排水機構121、第2の
排水機構122、別排水接続口24を備えている。伝達
シャフト部4の下端には第1の弁21を取り付けると共
に、第1の弁21の上方の伝達シャフト部4には第2の
弁22を上方への変位を規制した状態で変位自在に嵌め
入れ、さらに、第1の弁21と第2の弁22の間には第
1のスプリング13を介装する。さらに第2の弁22の
上方の伝達シャフト部4に第3の弁23を上方への変位
を規制した状態で変位自在に嵌め入れ、第2の弁22と
第3の弁23の間には第2のスプリング131を介装す
る。第1の弁21、第2の弁22及び第3の弁23の上
昇・下降変位は、同調して行われる。伝達シャフト部4
は、内部ケーシング71に保護され、さらに内部ケーシ
ング71に包まれた伝達シャフト部4は、ケーシング7
によって被覆保護されている。前記第1の弁21は、水
道管接続部内において水道管P1より供給される水道水
の水路S1を水平面で仕切る弁座2Sを開閉する。即
ち、第1の弁21の上昇変位により弁座2Sを開き、下
降変位により弁座2Sを閉じる。
湯器9側(水抜栓装置1の下流側)の水路S1に臨んで
備えた第1の排水孔123を有する第1の排水機構12
1を開閉する。即ち、上昇変位により第1の排水機構1
21を閉じ、下降変位により第1の排水機構121を開
く。また、水道管P1の上部の本体側面に給湯器9を介
して給湯用蛇口82に向かう水道管P2より分岐される
水路S2に臨む別排水接続口24を設け、これに臨むよ
うに備えた第2の排水孔124を有する第2の排水機構
122を、第3の弁23を用いて開閉する。即ち、上昇
変位により第2の排水機構122を閉じ、下降変位によ
り第2の排水機構122を開く。図3に示すように、第
1の排水孔123と第2の排水孔124は、それぞれ対
向する1対からなり、各対向線は、互いに直角になって
いる。
時の水抜栓装置の栓ユニット部2の動作を説明する。通
水時には、伝達シャフト部4の上方に配した操作ハンド
ル部3を一方向に回転操作すると、栓ユニット部2の第
1の弁21、第2の弁22及び第3の弁23は、上昇変
位する。このとき、第1の弁21は、前記弁座2Sを開
き、水道管P1の水道水を上流側(水抜栓装置の左側)
から右側の給水用蛇口及び給湯器9へ供給する。第2の
弁22は、前記第1の排水機構121を閉じる。第3の
弁23は、第2の排水機構122を閉じ、給湯器9から
供給される水道水を排水させず、給湯用蛇口82に供給
するようにする(図4、図5及び図8)。排水時には、
前記操作ハンドル3を通水時の逆方向に回転操作するこ
とにより、栓ユニット部2における第1の弁21、第2
の弁22及び第3の弁23は、下降変位する。このと
き、第1の弁21が、弁座2Sを閉じると共に、第2の
弁22は、第1の排水機構121を開く。即ち、上流側
における水道管P1は閉塞され、下流側(水抜栓装置の
右側)における水道管P1の水道水は、第1の排水機構
121を通して第1の排水孔123から外部に排出され
る。
り第2の排水機構122を開くので、給湯器9を介して
湯用蛇口82に供給される水道管P2の水道水は、別排
水接続口24から第2の排水機構122を通って第2の
排水孔124から外部に排出される(図6乃至図8)。
その他、本発明は、細部の構成、形状等において、発明
の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
3の弁が同時に上昇・下降変位することにより、通水時
には第1の排水機構及び第2の排水機構それぞれの閉塞
を同時に行い、排水時には第1の排水機構及び第2の排
水機構を同時に開き、2つ以上の水路におけるそれぞれ
の水道水を同時に通水・排水状態にすることが可能とな
り、従来では最低2つ以上の水抜栓装置を用いて操作し
ていた複数の水路の管理を1つの水抜栓装置で行うこと
ができるので、設置面積を減少させることができるとと
もにコストを下げることが可能になり、且つ、操作が容
易となる。
部断面図。
部断面図。
部断面図。
部断面図。
場合の接続図。
場合の接続図。
・・操作ハンドル部、 4・・・伝達シャフト部、7
・・・ケーシング部、 10・・・第2の水抜栓装置
(湯抜栓装置)、11・・・ハウジング、 12・・・
排水機構、13・・・第1のスプリング、 131・・
・第2のスプリング、21・・・第1の弁、 22・
・・第2の弁、 23・・・第3の弁、24・・・別
排水接続口、 25・・・砂止め防止カバー、81・
・・水用蛇口、 82・・・湯用蛇口、121・・・
第1の排水機構、 122・・・第2の排水機構、12
3・・・第1の排水孔、 124・・・第2の排水
孔、2S・・・弁座、 2V・・・弁体。
Claims (1)
- 【請求項1】 水道管の中途に接続する栓ユニット部
と、その上方に配した伝達シャフト部と、この伝達シャ
フト部を介して前記栓ユニット部を操作する操作ハンド
ル部とを備え、この操作ハンドル部の操作により、前記
栓ユニット部の弁体が変位して水道を通水又は排水状態
に切り替える水抜栓装置において、前記栓ユニット部に
2つ以上の水路の水道水をそれぞれに排水する2つ以上
の排水機構と、これらを同時に開閉する弁とを具備し、
前記栓ユニット部は、前記水道管の水路を仕切る弁座
と、前記水路の下流側に臨む第1の排水機構と、前記弁
座を開閉する第1の弁と、前記第1の排水機構を開閉す
る第2の弁と、前記水道管の上方に設けた別排水接続口
と、この別排水接続口に臨む第2の排水機構と、前記第
2の弁の上方に設けた前記第2の排水機構を開閉する第
3の弁とを有することを特徴とする水抜栓装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8284611A JP2992811B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 水抜栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8284611A JP2992811B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 水抜栓装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10114974A JPH10114974A (ja) | 1998-05-06 |
| JP2992811B2 true JP2992811B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=17680709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8284611A Expired - Fee Related JP2992811B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 水抜栓装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2992811B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4257999B2 (ja) * | 2006-07-14 | 2009-04-30 | 株式会社竹村製作所 | 水抜栓 |
| JP6710528B2 (ja) * | 2016-01-27 | 2020-06-17 | 株式会社竹村製作所 | 不凍水抜栓 |
-
1996
- 1996-10-08 JP JP8284611A patent/JP2992811B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10114974A (ja) | 1998-05-06 |
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