JP3197771B2 - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JP3197771B2
JP3197771B2 JP00370595A JP370595A JP3197771B2 JP 3197771 B2 JP3197771 B2 JP 3197771B2 JP 00370595 A JP00370595 A JP 00370595A JP 370595 A JP370595 A JP 370595A JP 3197771 B2 JP3197771 B2 JP 3197771B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークシステムに
関し、特に時分割多重方式のリング型ネットワークを構
成する複数ノードをネットワーク監視装置が一元管理す
るネットワークシステムに関するものである。
【0002】時分割多重方式のリング型ネットワークシ
ステムは、高速通信回線の全ノードが共通使用するタイ
ムスロットへ多数のユーザ通信パスの収容を行う。この
ため、各ノードごとに持つタイムスロット定義や、どの
端末インターフェースに出力するのかを定義するノード
運用定義情報は一元管理が必須となり、通常はネットワ
ーク監視装置に回線定義機能を持たせて定義を行う。
【0003】定義したノード運用定義情報は各ノードに
転送されて使用されるが、電源断後の復旧時にすぐにノ
ードが動作可能となるために、各ノードで不揮発メモリ
等に退避される。つまり各ノード毎にノード運用定義情
報を持たせる必要がある。
【0004】
【従来の技術】図1に示すような従来から一般的なリン
グ型ネットワークシステムにおいて、ネットワーク監視
装置1は一元作成したノード運用定義情報を伝送路2を
経由して各ノード3〜6に転送/退避指示を行う。
【0005】そして、このノード運用定義情報がノード
毎に版数が異なることのないよう、操作者が各ノード内
のノード運用定義情報の版数管理を注意深く行う必要が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところがシステム規模
が大きくなりノード台数が増加するに従い、操作者が、
転送指示を忘れた場合、退避指示を忘れた場合、今まで
オフラインだったノードのシステムへの取り込み手順ミ
スの場合(制御通信回線から切り離されていたノードへ
の転送/退避指示抜けや新規ノードを旧版ノード運用定
義情報で立ち上げてシステムに追加してしまった場
合)、全ノード同報通知のノード運用定義情報切替指示
が受信できなかったノードが存在した場合、などにノー
ド運用定義情報の版数がノード毎に異なってしまう事態
が発生する。
【0007】従って、新規ノード立ち上げ時やノード運
用定義情報の切替指示時に時分割多重のタイムスロット
が二重に使用されてしまうことがあり得る。すると今ま
で正常に運用していたユーザ通信パスが切断されるなど
システムの運用に支障を与えてしまうという問題点があ
った。
【0008】そこで本発明は、リング型ネットワークを
構成する複数のノードに対して、ネットワーク監視装置
が一元作成した伝送路使用タイムスロット定義を含むノ
ード運用定義情報を転送し格納してユーザ通信パス設定
を行うネットワークシステムにおいて、ノード運用定義
情報の版数違いの発生防止を操作者以外が自動でおこな
うことにより、版数違いの発生するケースを少なくし、
避けられない場合には自動リカバリ処理を、比較的短時
間でおこなって、システム運用への影響を最小限にする
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】
〔1〕本発明においては、図1に示す各ノード3〜6
が、立ち上げ時に、ネットワーク監視装置1からノード
運用定義情報の版数を獲得し、該ノード運用定義情報の
版数と自局のノード運用定義情報の版数との一致を検出
したときのみ該ユーザ通信パスを伝送路2に接続するこ
とを特徴としている。
【0010】即ち、図1のごとく構成されたノードの内
のノード4を新規追加ノードとして追加する時のノード
立ち上げ処理は、ネットワーク監視装置1とノード運用
定義情報版数が一致したときのみノード4でのバイパス
状態を解除してユーザ通信パスの疎通が有効になる。
【0011】〔2〕本発明では上記〔1〕のネットワー
クシステムにおいて、ネットワーク監視装置1の代わり
に、定義されたマスタノードからノード運用定義情報の
版数を獲得し、該ノード運用定義情報の版数と自局のノ
ード運用定義情報の版数との一致を検出したときのみ該
ユーザ通信パスを伝送路2に接続することを特徴として
いる。
【0012】即ち、ノード4を新規追加ノードとして追
加する時のノード立ち上げ処理は、システム内に予め定
義されたマスタノードとノード運用定義情報版数が一致
したときのみノード4でのバイパス状態を解除してユー
ザ通信パスの疎通が有効になる。
【0013】〔3〕本発明では上記〔2〕のネットワー
クシステムにおいて、ネットワーク監視装置1から該ノ
ード運用定義情報の版数を獲得する代わりに、全ノード
3〜6のノード運用定義情報の版数を獲得してその多数
決による基準版数と自局のノード運用定義情報の版数と
が一致していれば該ユーザ通信パスを伝送路2に接続す
ることを特徴としたものである。
【0014】即ち、ノード4を新規追加ノードとして追
加する時のノード立ち上げ処理は、各ノード3〜6から
収集して来たノード運用定義情報版数の多数決を採り、
多数側のノード運用定義情報情報版数と自ノード運用定
義情報版数が一致したときのみバイパス状態を解除して
ユーザ通信パスの疎通が有効になる。
【0015】〔4〕本発明では、図1に示すネットワー
ク監視装置1が、全ノードに対してノード運用定義情報
を転送してその転送レスポンスが全て正常であることを
確認のうえ、保持中のノード運用定義情報版数への一斉
切替を行うことを特徴としている。
【0016】即ち、ノード運用定義情報の転送レスポン
スを全部確認してから、同一ノード運用定義情報版数へ
ノード運用定義情報切り替え指示を発行する事によっ
て、転送忘れや失敗によって版数が異なるノード運用定
義情報を持っているノードが1つでも存在した場合には
ノード運用定義情報切替え指示ができない。よって版数
の異なったノード運用定義情報で動作指示する事態が避
けられることとなる。
【0017】〔5〕本発明では、上記〔4〕のネットワ
ークシステムにおいて、図1に示す全ノード3〜6の転
送レスポンスを確認する代わりに、全ノード3〜6から
ノード運用定義情報の版数を収集し、全レスポンスの版
数が同一であることを確認のうえ、保持中のノード運用
定義情報版数への一斉切替を行うことを特徴としてい
る。
【0018】即ち、ネットワーク監視装置1が、ネット
ワークを構成する全ノード3〜6から保持中ノード運用
定義情報(これから使用するノード運用定義情報)の版
数を収集し確認した上で、同一ノード運用定義情報版数
へノード運用定義情報切り替え指示を発行する事により
ノード運用定義情報の統一性を保ち、かつ版数違いの発
生するケースを減少させることとなる。
【0019】〔6〕本発明では、上記〔5〕のネットワ
ークシステムにおいて、全レスポンスの版数が同一でな
かったとき、図1に示すネットワーク監視装置1が、不
一致を検出したノードにバイパス制御の指示を出し、ネ
ットワークからの切り離しを行うことを特徴としてい
る。
【0020】即ち、ネットワーク監視装置1では上記の
ように運用情報不一致を常に監視し、不一致を検出した
ノードに対してバイパス指示を行い、該当ノードはリン
グ型伝送路から切り離され、他のユーザ通信パスに影響
を与えることがなくなり、システム全体では支障が少な
くなる。
【0021】〔7〕本発明では、上記〔6〕のネットワ
ークシステムにおいて、全レスポンスの版数が同一でな
かったとき、ネットワーク監視装置1が、不一致を検出
したノードをネットワークから切り離さずに該ノードで
使用可能なタイムスロットを通知し、該ノードでは該タ
イムスロットと自局内のユーザ通信パスで使用している
タイムスロットと比較して使用許可されていないタイム
スロットを使用しているユーザ通信パスを全て閉塞する
ことを特徴としている。
【0022】即ち、ネットワーク監視装置1とノードの
両方での、ノード運用定義情報切替え指示時一部不達時
の手段として、ネットワーク監視装置1では常時各ノー
ド3〜6の使用中ノード運用定義情報の版数違いを監視
し、不一致が検出されたら、該当ノードで本来使用可能
なタイムスロット情報を通知し、ノードにおいて使用可
能となっていないタイムスロットを使用しているユーザ
通信パス情報を判定し、そのユーザ通信パスを閉塞させ
るようにしたものである。
【0023】〔8〕本発明では、上記〔7〕のネットワ
ークシステムにおいて、不一致が検出されたノードが、
ユーザ通信パスを閉塞する代わりに、新たなタイムスロ
ットの割当をネットワーク監視装置1に要求して新しい
ユーザ通信パスを確保することを特徴としている。
【0024】即ち、ユーザ通信パスを閉塞させる代わり
に、ネットワーク監視装置から該当ノードへ、再アサイ
ン用のタイムスロットを通知し、該当ノードでは自ノー
ド内の通信パス情報を指定されたタイムスロットを使用
してユーザ通信パスを確保させるようにしている。
【0025】従って、該当ノードが通知された通信パス
情報以外の通信パス情報に対して新たな通信パス情報を
割り当てる事によって、該当ノードの全ユーザ通信パス
は今までどおり使用可となる。またネットワーク監視装
置からノード運用定義情報を転送/切替え指示し直す場
合に比べ短時間で対応ができる。
【0026】
【実施例】図2は、本発明に係るネットワークシステム
に使用される各ノードの実施例をブロック図で示したも
ので、図1でも説明したように、1はネットワーク監視
装置であり、2はリング型伝送路であり、この伝送路2
によりノード3〜6がリング状に接続されている。
【0027】ネットワーク監視装置1は全ノード分のノ
ード運用定義情報を格納するためのノード運用定義情報
格納部11を有している。
【0028】また、ノード3〜6はそれぞれ、他のノー
ドからの入出力信号のインタフェースを行うための制御
通信用インタフェース装置41と、このインタフェース
装置41を監視/制御してネットワーク監視装置1との
通信を可能にするためのCPU42と、バイパス設定し
て伝送路2のデータをそのまま通過させるスイッチ位置
a及び伝送路内ユーザ通信パスに出力するデータをバイ
パスを解除し端末側から取り込むスイッチ位置bを選択
するバイパススイッチ43と、ノード運用定義情報で指
定されたタイムスロットへのユーザデータの取り込み/
送出を行う時分割多重装置44と、この時分割多重装置
44を定義設定するためのノード運用定義情報を格納し
たノード運用定義情報格納部45とで構成されており、
CPU42によって設定されたタイムスロットのユーザ
通信パスをユーザ端末7に出力するものである。
【0029】このような構成を有する各ノードについて
の上記の本発明〔1〕〜〔8〕の実施例による動作を図
面を参照して以下に説明する。
【0030】図3は本発明〔1〕におけるノード4を新
規ノードとして追加して立ち上げる時のノード動作を示
したもので、CPU42の動作制御となるものである。
【0031】まず、CPU42は制御通信用インタフェ
ース装置41を制御してネットワーク監視装置1との制
御通信回線を接続すると共にネットワーク監視装置1に
おける格納部11に保持されているノード運用定義情報
を獲得する(図3のステップS1)。
【0032】また、時分割多重装置44は格納部45に
格納されているノード運用定義情報に基づいてユーザ通
信パスの定義を行う(同ステップS2)。
【0033】そして、CPU42はネットワーク監視装
置1からのノード運用定義情報の版数と自局の格納部4
5に格納されているノード運用定義情報の版数とを比較
し(同ステップS3)、一致していることが判ったとき
には、バイパススイッチ43を制御してスイッチ位置b
の側に接続し、ユーザ通信パスを伝送路2に接続する
(同ステップS4)。
【0034】また、ステップS3において不一致の場合
にはバイパススイッチ43はスイッチ位置a(バイパス
状態)のままとする。
【0035】図4は本発明〔2〕におけるノード4を新
規ノードとして追加して立ち上げるときのノード動作を
示したもので、この場合もCPU42の動作制御となる
ものである。
【0036】まず、CPU42は制御通信用インタフェ
ース装置41を制御してシステムとして予め決められて
いるマスタノード(例えば図1に示したノード3)との
制御通信回線を接続するとともにこのマスタノードにお
けるノード運用定義情報を獲得する(図4のステップ1
1)。
【0037】そして、格納部45に格納されているノー
ド運用定義情報を基にして時分割多重装置44にユーザ
通信パスの定義を設定する(同ステップS12)。
【0038】そして、CPU42は更に上記のようにし
て獲得したマスタノードの運用定義情報の版数と自局の
ノード運用定義情報の版数とを比較し(同ステップS1
3)、一致した場合のみバイパススイッチ43をスイッ
チ位置aからスイッチ位置bに切り替え、ユーザ通信パ
スを伝送路2に接続する(同ステップS14)。
【0039】この場合も、ステップS13において版数
が不一致であった場合にはバイパススイッチ43はスイ
ッチ位置aのままでありバイパス状態となる。
【0040】図5は本発明〔3〕におけるノード4を新
規ノードとして追加して立ち上げる時のノード動作を示
したもので、この場合もCPU42の動作制御となるも
のである。
【0041】まず、CPU42は格納部45に格納され
ているノード運用定義情報に基づき時分割多重装置44
にユーザ通信パスの定義を設定する(図5のステップS
21)。
【0042】またCPU42は制御通信用インタフェー
ス装置41を介してネットワーク監視装置1における格
納部11より全てのノードのノード運用定義情報の版数
を獲得する(同ステップS22)。
【0043】そして、獲得した全ノードのノード運用定
義情報の版数の多数決を求め、これを基準版数として決
定する(同ステップS23)。
【0044】そして、上記のようにして求めた基準版数
と自局内のノード運用定義情報の版数とを比較し(同ス
テップS24)、一致した場合のみバイパススイッチ4
3をスイッチ位置aからbの側に切り替え、ユーザ通信
回線を伝送路2に接続する(同ステップS25)。
【0045】この場合も、ステップS24において不一
致であった場合にはバイパススイッチ43はスイッチ位
置aのままでありバイパス状態となる。
【0046】図6は本発明〔4〕の実施例をシーケンス
図で示し、図7は同じくこれをフローチャートで示した
ものであり、これらの図6および図7を用いて本発明
〔4〕の実施例の動作を説明する。
【0047】まずネットワーク監視装置1は、ノード
(1)にノード運用定義情報を転送し(ステップS3
1)、ノード(1)よりレスポンスを受信する(ステッ
プS32)。
【0048】これを、図示の例では該当するシステムの
ネットワークを構成するノード数Nのノード(N)まで
同様にして行い、このようにして獲得したレスポンスが
全て正常終了であるか否かを判定する(ステップS3
3)。
【0049】この結果、全ノードのレスポンスが正常終
了であることが判ったときにはノード運用定義を切り替
えるための指示を各ノード(1)〜(N)に対して送る
(ステップS34)。
【0050】図8は本発明〔5〕の実施例をシーケンス
図で示し、図9は同じくこれをフローチャートで示した
ものであり、これら図8および図9により本発明〔5〕
の実施例の動作を説明する。
【0051】まず、ネットワーク監視装置1はノード
(1)に対してノード運用定義情報の版数を要求する
(ステップS41)。これにより、ノード(1)は版数
のレスポンスをネットワーク監視装置1に対して返送す
る(ステップS42)。
【0052】ネットワーク監視装置1はこれを、図示の
例ではノード(N)まで順々にノード運用定義情報の版
数要求を行ってそのレスポンスを獲得する(ステップS
41,S42)。
【0053】そして、全ノードのレスポンスが同一のノ
ード運用定義情報の版数であるか否かを判定し(ステッ
プS43)、同一の版数であることが判ったときには全
ノード(1)〜(N)に対してノード運用定義を切り替
えるように指示を送る(ステップS44)。
【0054】図10は本発明〔6〕の実施例をシーケン
ス図で示し、図11はこの実施例をフローチャートで示
したもので、これらの図10および図11を用いて本発
明〔6〕の実施例の動作を説明する。
【0055】この実施例は本発明〔5〕の実施例におい
て全ノードのレスポンスが同一のノード運用定義版数で
なかった場合の実施例を示すものであり、ネットワーク
監視装置1はノード(M)が不一致検出したノードある
ことを認識する(ステップS51)。
【0056】この結果、ネットワーク監視装置1はその
ノード(M)に対してバイパス制御を行う旨の指示を行
い(ステップS52)、これに基づいてノード(M)の
CPU42は図2に示したバイパススイッチ43の位置
をbからaに切り替えることとなる。
【0057】これは、本発明〔5〕の実施例では各ノー
ドのレスポンスをネットワーク監視装置1に返送するよ
うになっているため、バイパススイッチ43は挿入モー
ドのスイッチbに設定されていることが前提であるため
である。
【0058】図12は本発明〔7〕の実施例をシーケン
ス図で示し、図13は同じ実施例をフローチャートで示
したものであり、これらの図12および図13を用いて
本発明〔7〕の実施例の動作を説明する。
【0059】この実施例においても図8および図9に示
した本発明〔5〕の実施例において全ノードのレスポン
スが同一の版数で無かった場合に対処するものである。
【0060】すなわち、ネットワーク監視装置1はノー
ド運用定義の版数が不一致であるノードをノード(M)
として検出し(ステップS61)、ノード(M)で使用
可能なタイムスロット情報をノード(M)に通知する
(ステップS62)。
【0061】このようにして使用可能なタイムスロット
情報を受けたノード(M)においては、通知されたタイ
ムスロット以外を使用しているユーザ通信パスがあるか
否かを判定し(ステップS63)、そのようなユーザ通
信パスがある場合、すなわち重複するタイムスロットを
使用しているユーザ通信パスがある場合には、ノード
(M)で使用できないユーザ通信パスを閉塞する(ステ
ップS64)。
【0062】また、ステップS63において通知された
タイムスロット以外を使用しているユーザ通信パスが無
い場合にはそのようなユーザ通信パスが確保されネット
ワーク監視装置1とノード(M)との間の通信が継続で
きることとなる。
【0063】図14は本発明〔8〕の実施例をシーケン
ス図で示し、図15はその実施例をフローチャートで示
したものであり、これらの図14および図15を用いて
本発明〔8〕の実施例の動作を説明する。。
【0064】この実施例においても図8および図9に示
したように全ノードのレスポンスが同一のノード運用定
義版数であるか否かを判定するとき、同一でない版数の
ノード(M)を検出する(ステップS71)。
【0065】そして、ノード(M)で使用可能なユーザ
通信パス情報をノード(M)に通知する(ステップS7
2)。
【0066】このようにしてユーザ通信パス情報を通知
されたノード(M)においては、通知されたタイムスロ
ット以外を使用しているユーザ通信パスがあるか否かを
判定し(ステップS73)、そのようなユーザ通信パス
がある場合、すなわち重複したタイムスロットがある場
合にはノード(M)で使用することができないユーザ通
信パス情報を閉塞するとともに(ステップS74)、再
アサイン用のタイムスロットをネットワーク監視装置1
に対して要求する(ステップS75)。
【0067】このような要求を受けたネットワーク装置
1ではノード(M)で使用可能なタイムスロット情報を
通知し(ステップS76)、このような追加通知された
通信パス情報によりノード(M)は運用を開始すること
となる(ステップS77)。
【0068】なお、ステップS73において重複してい
るユーザ通信パスが無い場合にはユーザ通信パスは確保
されネットワーク監視装置1とノード(M)との間の通
信が継続できることとなる。
【0069】なお、上記の実施例ではノード運用定義情
報の版数が一致した場合のみユーザ通信パスを使用可能
にしているが、通知されたタイムスロットと照合して使
用可能なタイムスロットに割り当てられたユーザ通信パ
スのみ疎通させるようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るネッ
トワークシステムによれば、各ノードの立ち上げ時にネ
ットワーク監視装置またはマスタノードにおけるノード
運用定義情報の版数あるいは全ノードのノード運用定義
情報の大半の版数と自局のノード運用定義情報の版数と
の一致を検出したときだけユーザ通信パスを伝送路に接
続するように構成したので、ノードの増設やノード停電
復旧後のノード立ち上げ処理時、システム保守者が操作
ミスをした場合でもユーザ通信パスの切断発生を回避す
ことが可能となる。
【0071】また、ネットワーク監視装置が、全ノード
に対してノード運用定義情報を転送してその転送レスポ
ンスが全て正常であることを確認のうえ、または全ノー
ドからノード運用定義情報の版数を収集して全レスポン
スの版数が同一であることを確認のうえ、保持中のノー
ド運用定義情報版数への一斉切替を行えば、ノード運用
定義切替指示時においてもシステム保守者の操作ミスに
よるユーザ通信パスの切断発生を回避することが可能と
なる。
【0072】さらには、全レスポンスの版数が同一でな
かったとき、該ネットワーク監視装置が、不一致を検出
したノードにバイパス制御の指示を出し、ネットワーク
からの切り離しを行うか、不一致を検出したノードをネ
ットワークから切り離さずにタイムスロット重複使用の
ユーザ通信パスを自動的に閉塞するか、あるいはユーザ
通信パスを閉塞する代わりに、新たなタイムスロットの
割当を行って新しいユーザ通信パスを確保するように構
成すれば、ノード運用定義情報の版数不一致による障害
を短時間でリカバリすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ならびに従来例に共通な一般的なリング
型ネットワークの構成を示したブロック図である。
【図2】本発明に係るネットワークシステムの実施例を
示したブロック図である。
【図3】本発明〔1〕の実施例を示したフローチャート
図である。
【図4】本発明〔2〕の実施例を示したフローチャート
図である。
【図5】本発明〔3〕の実施例を示したフローチャート
図である。
【図6】本発明〔4〕の実施例を示したシーケンス図で
ある。
【図7】本発明〔4〕の実施例を示したフローチャート
図である。
【図8】本発明〔5〕の実施例を示したシーケンス図で
ある。
【図9】本発明〔5〕の実施例を示したフローチャート
図である。
【図10】本発明〔6〕の実施例を示したシーケンス図
である。
【図11】本発明〔6〕の実施例を示したフローチャー
ト図である。
【図12】本発明〔7〕の実施例を示したシーケンス図
である。
【図13】本発明〔7〕の実施例を示したフローチャー
ト図である。
【図14】本発明〔8〕の実施例を示したシーケンス図
である。
【図15】本発明〔8〕の実施例を示したフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク監視装置 2 リング型伝送路 3〜6 ノード 41 制御通信用インタフェース装置 42 CPU 43 バイパススイッチ 44 時分割多重装置 11,45 ノード運用定義情報格納部 図中、同一符号は同一または同一部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−338893(JP,A) 特開 平5−22320(JP,A) 特開 昭61−128649(JP,A) 特開 平5−153114(JP,A) 特開 平5−120023(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング型ネットワークを構成する複数のノ
    ードに対して、ネットワーク監視装置が一元作成した伝
    送路使用タイムスロット定義を含むノード運用定義情報
    を転送し格納してユーザ通信パス設定を行うネットワー
    クシステムにおいて、 各ノードが、立ち上げ時に、該ネットワーク監視装置か
    らノード運用定義情報の版数を獲得し、該ノード運用定
    義情報の版数と自局のノード運用定義情報の版数との一
    致を検出したときのみ該ユーザ通信パスを伝送路に接続
    することを特徴としたネットワークシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のネットワークシステムに
    おいて、該ネットワーク監視装置の代わりに、定義され
    たマスタノードからノード運用定義情報の版数を獲得
    し、該ノード運用定義情報の版数と自局のノード運用定
    義情報の版数との一致を検出したときのみ該ユーザ通信
    パスを伝送路に接続することを特徴としたネットワーク
    システム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のネットワークシステムに
    おいて、該ネットワーク監視装置から該ノード運用定義
    情報の版数を獲得する代わりに、全ノードのノード運用
    定義情報の版数を獲得してその多数決による基準版数と
    自局のノード運用定義情報の版数とが一致していれば該
    ユーザ通信パスを伝送路に接続することを特徴としたネ
    ットワークシステム。
  4. 【請求項4】リング型ネットワークを構成する複数のノ
    ードに対して、ネットワーク監視装置が一元作成した伝
    送路使用タイムスロット定義を含むノード運用定義情報
    を転送し格納してユーザ通信パス設定を行うネットワー
    クシステムにおいて、 該ネットワーク監視装置が、全ノードに対してノード運
    用定義情報を転送してその転送レスポンスが全て正常で
    あることを確認のうえ、保持中のノード運用定義情報版
    数への一斉切替を行うことを特徴としたネットワーク監
    視装置での管理ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のネットワークシステムに
    おいて、全ノードの転送レスポンスを確認する代わり
    に、全ノードからノード運用定義情報の版数を収集し、
    全レスポンスの版数が同一であることを確認のうえ、保
    持中のノード運用定義情報版数への一斉切替を行うこと
    を特徴としたネットワーク監視装置での管理ネットワー
    クシステム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のネットワークシステムに
    おいて、全レスポンスの版数が同一でなかったとき、該
    ネットワーク監視装置が、不一致を検出したノードにバ
    イパス制御の指示を出し、ネットワークからの切り離し
    を行うことを特徴としたネットワークシステム。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のネットワークシステムに
    おいて、全レスポンスの版数が同一でなかったとき、該
    ネットワーク監視装置が、不一致を検出したノードをネ
    ットワークから切り離さずに該ノードで使用可能なタイ
    ムスロットを通知し、該ノードでは該タイムスロットと
    自局内のユーザ通信パスで使用しているタイムスロット
    と比較して使用許可されていないタイムスロットを使用
    しているユーザ通信パスを全て閉塞することを特徴とし
    たネットワークシステム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載のネットワークシステムに
    おいて、該ノードが、ユーザ通信パスを閉塞する代わり
    に、新たなタイムスロットの割当を該ネットワーク監視
    装置に要求して新しいユーザ通信パスを確保することを
    特徴としたネットワークシステム。
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