JP3197714B2 - 部品装着装置 - Google Patents

部品装着装置

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JP3197714B2
JP3197714B2 JP28503393A JP28503393A JP3197714B2 JP 3197714 B2 JP3197714 B2 JP 3197714B2 JP 28503393 A JP28503393 A JP 28503393A JP 28503393 A JP28503393 A JP 28503393A JP 3197714 B2 JP3197714 B2 JP 3197714B2
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孝 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産ライン中に複数台
の部品装着機を並べる部品装着装置に関し、電子回路基
板組立工程に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】生産ライン中に複数台の部品装着機を並
べ、各部品装着機に部品装着の一端を担わせるに際し、
どの部品装着機にどの部品を振り分けるかは作業能率上
大きな意味を持つ。その振り分け作業を自動化し、作業
時間と労力を減少させようという装置が、特開平5−2
59693号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−25969
3号公報記載の装置は、同一機種の実装機が存在する場
合にそれらをひとくくりにした仮想実装システムを構成
し、その上で各実装機に関し最適実装デ−タ、部品毎の
タクトデ−タを作成している。すなわち単一ライン中に
同一機種の実装機が複数台存在するような大規模システ
ムに適用されるものであるが、本発明は、ライン中に同
一機種の部品装着機が存在しない小規模システムにも適
用できる部品振り分け手法を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、生産ライン
に配置した複数台の部品装着機の各々がどの部品を装着
するかの振り分けを、以下の処理により行うものとし
た。 a.部品装着機毎に、部品タイプ毎の標準タクトタイム
を求める。 b.各部品装着機毎の標準タクトタイムから、部品タイ
プ毎に代表標準タクトタイムを求める。 c.代表標準タクトタイムと部品タイプ毎の装着点数か
ら、延べ装着時間を求める。 d.延べ装着時間と部品装着機台数から標準サイクルタ
イムを求める。 e.処理マシンとして、ライン上流側の部品装着機を選
定する。 f.選定した部品装着機に、優先順位の高い部品から振
り分ける。 g.振り分けた部品の標準タクトタイムの合計が標準サ
イクルタイムを超えたとき、その部品装着機への振り分
けを停止する。 h.上流から下流への配列において、次位にある部品装
着機を処理マシンとして選定する。 i.前部品の振り分けを完了するまで、上記f、g、h
の処理を繰り返す。
【0005】
【作用】上記処理により、各部品装着機の稼働時間が均
等化された。
【0006】
【実施例】図1において、1は生産ラインである。生産
ライン1は電子回路基板の組立に使用されるものであ
り、3台の部品装着機10A、10B、10Cを有す
る。部品装着機10A、10B、10Cの上流側及び下
流側には電子回路基板組立作業に関連したその他の機械
が配置されるが、これらは図示を省略する。20は生産
ライン中の各機械を制御する制御部、21は情報を処理
した上で制御部20に伝達する処理部である。処理部2
1にはデ−タ記憶部22、CAD装置23、キ−ボ−ド
等の入力装置24、表示装置25が接続されている。
【0007】次に、部品装着機10A、10B、10C
への部品の振り分けに際して行う処理について説明す
る。まず、部品のタイプ毎に、部品装着機10A、10
B、10Cのそれぞれで装着した場合の標準タクトタイ
ムを求める。その例を図3に示す。ここで「チップS」
とは「チップ部品で、サイズ小のもの」の意、「チップ
L」とは「チップ部品で、サイズ大のもの」の意であ
る。また「SOP」は「スモ−ルアウトラインパッケ−
ジ(の部品)」の略称、「QFP」は「クァドフラット
パッケ−ジ(の部品)」の略称である。「特殊異形」と
あるのは、前述の部品カテゴリに入らない特殊形状の部
品を意味する。部品装着機10A、10B、10C(図
3の表中では部品装着機A、部品装着機B、部品装着機
10Cと略記する。図5についても同じ)は各々機種が
異なり、取り扱える部品の種類も異なる。図3におい
て、各部品装着機のコラムにタクトタイムを記載した部
品が、すなわちその部品装着機で取り扱える部品であ
る。標準タクトタイムは、電子回路基板上の部品装着位
置を仮に設定しておき(実際のCADデ−タでも良
い)、部品装着機における部品供給装置の位置も仮に定
め、シミュレ−ションプログラムを実行することにより
求める。
【0008】図3において、Tminは各部品タイプに関
する標準タクトタイムの内、最も短いものである。これ
を代表標準タクトタイムとする。
【0009】代表標準タクトタイムに、その部品タイプ
の装着部品数Nを乗じ、延べ時間を算出する。算出結果
を図4に示す。得られた延べ時間55.8秒を部品装着
機の台数(3台)で除し、更に補正係数を乗じて、標準
サイクルタイムを算出する。補正係数は、代表(=最
小)標準タクトタイムから求めた延べ最小タクトタイム
と実際の延べタクトタイムとの比率である。
【0010】補正係数=延べタクトタイム÷延べ最小タ
クトタイム 第1回目の補正係数の設定では、延べタクトタイムは過
去の例から求める。2回目以降、すなわち振り分けの修
正を行う場合は、前回の振り分け状態で計算した全部品
のタクトタイムの合計を延べタクトタイムとする。
【0011】ここでは補正係数が1.1となった。標準
サイクルタイムは 55.8秒÷3×1.1=20.5秒 これにより、図2に示す処理フロ−の最初のステップが
完了した。
【0012】部品の振り分けは図2の処理フロ−に従っ
て行う。まず最上流の部品装着機10Aにつき、優先順
位の高い部品から振り分ける。優先順位は、まず部品装
着機10Aでしか装着できないもの、次いで標準タクト
タイムの短い順とする。
【0013】チップS(0.3秒)→チップL(0.4
秒)→SOP(0.6秒) 振り分けた部品の標準タクトタイムの合計が標準サイク
ルタイム20.5秒を超過した時点で部品装着機10A
への振り分けを停止する。
【0014】0.3秒(チップS)×55 + 0.4
秒(チップL)×10 = 20.5秒 ≧ 20.5秒(標準サイクルタイ
ム)
【0015】次に、上流から下流への配列において次位
の部品装着機10Bにつき、標準タクトタイムの短い部
品から振り分ける。
【0016】SOP(1.0秒)→QFP(1.5秒)
→特殊異形1(2.1秒)→特殊異形2(2.3秒) 振り分けた部品の標準タクトタイムの合計が標準サイク
ルタイム20.5秒を超過した時点で部品装着機10B
への振り分けを停止する。
【0017】 1.0秒(SOP)×9 + 1.5秒(QFP)×4 + 2.1秒(特殊異形1)×3 = 21.3秒 ≧ 20.5秒(標準サイクルタイム)
【0018】残った部品は最下流の部品装着機Cに振り
分ける。
【0019】0.8秒(チップL)×6 + 2.7秒
(特殊異形2)×4+ 3.0秒(特殊異形3)×2
= 21.6秒
【0020】以上の結果を図5に示す。部品装着機3台
のサイクルタイムはほぼ均等になった。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、小規模システムにおい
ても部品振り分けを自動的に行うことができ、また処理
ステップ数が比較的少ないので演算装置が格別高機能の
ものでなくても計算処理を素早く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品装着装置の概略構成図である。
【図2】処理フロ−を示すフロ−チャ−トである。
【図3】処理の基礎デ−タを示す表である。
【図4】処理途中の計算結果を示す表である。
【図5】同じく処理途中の計算結果を示す表である。
【符号の説明】
1 生産ライン 10A 部品装着機 10B 部品装着機 10C 部品装着機 20 制御部 21 処理部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−259693(JP,A) 特開 平6−21690(JP,A) 特開 平5−145286(JP,A) 特開 平5−143143(JP,A) 特開 平5−6212(JP,A) 特開 平4−275845(JP,A) 特開 平2−76653(JP,A) 特開 平6−6072(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/00 - 21/00 307 H05K 3/30 H05K 13/00 - 13/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の部品装着機を生産ラインに配置
    するものにおいて、どの部品装着機がどの部品を装着す
    るかの振り分けを、以下の処理により行うことを特徴と
    する部品装着装置。 a.部品装着機毎に、部品タイプ毎の標準タクトタイム
    を求める。 b.各部品装着機毎の標準タクトタイムから、部品タイ
    プ毎に代表標準タクトタイムを求める。 c.代表標準タクトタイムと部品タイプ毎の装着点数か
    ら、延べ装着時間を求める。 d.延べ装着時間と部品装着機台数から標準サイクルタ
    イムを求める。 e.処理マシンとして、ライン上流側の部品装着機を選
    定する。 f.選定した部品装着機に、優先順位の高い部品から振
    り分ける。 g.振り分けた部品の標準タクトタイムの合計が標準サ
    イクルタイムを超えたとき、その部品装着機への振り分
    けを停止する。 h.上流から下流への配列において、次位にある部品装
    着機を処理マシンとして選定する。 i.全部品の振り分けを完了するまで、上記f、g、h
    の処理を繰り返す。
  2. 【請求項2】 部品装着機毎に部品タイプ毎の標準タク
    トタイムを求めるに際し、部品装着位置、部品供給位置
    を仮に設定し、その上でシミュレ−ションプログラムに
    より求めることを特徴とする請求項1記載の部品装着装
    置。
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JPH0918199A (ja) * 1995-06-30 1997-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品の実装データ作成方法
US6789310B1 (en) 1995-11-06 2004-09-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Component mounting apparatus
US7100278B2 (en) 1995-11-06 2006-09-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Component mounting apparatus and method
JPH09130084A (ja) 1995-11-06 1997-05-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品実装装置および部品実装設備
JP4062815B2 (ja) * 1999-05-11 2008-03-19 ソニー株式会社 電子部品実装装置
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