JP3087365B2 - 実装ラインの実装部品の振り分け方法 - Google Patents
実装ラインの実装部品の振り分け方法Info
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- JP3087365B2 JP3087365B2 JP03217458A JP21745891A JP3087365B2 JP 3087365 B2 JP3087365 B2 JP 3087365B2 JP 03217458 A JP03217458 A JP 03217458A JP 21745891 A JP21745891 A JP 21745891A JP 3087365 B2 JP3087365 B2 JP 3087365B2
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- tact
- mounting machine
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実装ラインにおいて実
装部品を各実装機に振り分ける方法に関する。
装部品を各実装機に振り分ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実装ラインにおいて実装部品を各
実装機に振り分ける場合、タクトを平準化することを主
眼に振り分け処理を行なっていた。すなわち、各実装機
のタクト値が初期値0として各実装部品を順番に振り分
けてタクト値が同じになるようにタクト値を累積してい
く。
実装機に振り分ける場合、タクトを平準化することを主
眼に振り分け処理を行なっていた。すなわち、各実装機
のタクト値が初期値0として各実装部品を順番に振り分
けてタクト値が同じになるようにタクト値を累積してい
く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のタクト平準化のみをめざす実装部品振り分け方法で
は、どれかの実装機がトラブルにより停止した場合、ど
の実装機もタクト値が同じであるので停止時にたまった
ワークの滞留がはけることがなく、停止による生産の遅
れを通常の生産をしながら取り戻すことはできないとい
う問題があった。
来のタクト平準化のみをめざす実装部品振り分け方法で
は、どれかの実装機がトラブルにより停止した場合、ど
の実装機もタクト値が同じであるので停止時にたまった
ワークの滞留がはけることがなく、停止による生産の遅
れを通常の生産をしながら取り戻すことはできないとい
う問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、実装機
トラブルによる停止の遅れを通常の生産をしながら取り
戻すことができる実装部品の振り分け方法を提供するこ
とを目的とする。
トラブルによる停止の遅れを通常の生産をしながら取り
戻すことができる実装部品の振り分け方法を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の実装部品の振り分け方法は、基準の実装機
に対する各々の実装機のタクト差を故障率が高い実装機
ほどその値を高く定め、その値を初期値として各々の実
装機に実装部品の振り分けを行い、この初期値と振り分
けた部品のタクトの総計との和を等タクトにすることに
より初期値の分だけタクトがアンバランスであるライン
を構成するようにしている。
に、本発明の実装部品の振り分け方法は、基準の実装機
に対する各々の実装機のタクト差を故障率が高い実装機
ほどその値を高く定め、その値を初期値として各々の実
装機に実装部品の振り分けを行い、この初期値と振り分
けた部品のタクトの総計との和を等タクトにすることに
より初期値の分だけタクトがアンバランスであるライン
を構成するようにしている。
【0006】
【作用】本発明の実装部品の振り分け方法によれば、後
方の実装機のタクトに余裕を持たせて通常の生産をしな
がら、実装機停止による生産の遅れを取り戻すことがで
きる。
方の実装機のタクトに余裕を持たせて通常の生産をしな
がら、実装機停止による生産の遅れを取り戻すことがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例の実装ラインにおけ
る実装部品の振り分け方法を図面を参照しながら説明す
る。まず図4により実装設備の全体構成を説明する。1
は実装機群であり、複数の実装機2がライン配置された
実装ライン3が複数ライン構成されている。4は各実装
ライン3における各実装機2の制御部に対して制御デー
タを出力する制御装置であって、各実装機2に対して実
装すべき部品を振り分けるとともに、その部品のCAD
データの入力を行う。この制御装置4にはCADシステ
ム5から基板ごとにCADデータが入力されるととも
に、各実装機2に関するデータを格納した実装機データ
ベース6と各部品に関するデータを格納した部品データ
ベース7のデータが入力される。なお、各実装機2に対
するCADデータの入力はそれぞれ別途に行ってもよ
い。次に制御装置4における各実装機2に対する実装部
品の振り分けを図1〜図3を参照して説明する。
る実装部品の振り分け方法を図面を参照しながら説明す
る。まず図4により実装設備の全体構成を説明する。1
は実装機群であり、複数の実装機2がライン配置された
実装ライン3が複数ライン構成されている。4は各実装
ライン3における各実装機2の制御部に対して制御デー
タを出力する制御装置であって、各実装機2に対して実
装すべき部品を振り分けるとともに、その部品のCAD
データの入力を行う。この制御装置4にはCADシステ
ム5から基板ごとにCADデータが入力されるととも
に、各実装機2に関するデータを格納した実装機データ
ベース6と各部品に関するデータを格納した部品データ
ベース7のデータが入力される。なお、各実装機2に対
するCADデータの入力はそれぞれ別途に行ってもよ
い。次に制御装置4における各実装機2に対する実装部
品の振り分けを図1〜図3を参照して説明する。
【0008】まず図3のステップ100で、実装ライン
の各実装機に対して基準の実装機に対するタクトバラン
ス時のタクト差を入力する。このタクト差の値は、実装
機のトラブル停止の割合を各実装機について統計的手法
により求めた結果、タクトの比率を自動計算している。
または学習機能を用いて実装機のトラブル予測を行ない
比率を決めることによっても求めてもよい。いずれにせ
よ故障率の高い実装機、および実装ライン後方の実装機
はタクトを低くするのがよい。図1においては、実装機
1を基準とし、実装機2に対してはa、実装機3に対し
てはbが入力されている。次にステップ200で入力さ
れた値を初期値としてタクトの平準化を行う実装部品の
振り分け処理を行う。図1においての初期値は実装機1
はφ、実装機2はa、実装機3はbである。タクト平準
化の実装部品振り分け処理により各実装機のタクトはe
となる。すなわち、初期値と振り分けた部品のタクトの
総計との和を等タクト値eにする。次にステップ300
でタクトが平準化された結果から入力された値を差し引
く。図2において、実装機1はφを差し引き、実装機2
はaを差し引き、実装機3はbを差し引くので、c=
a,d=bとなる。したがってステップ400で任意の
タクトバランスが実現することになり、図2のようなタ
クト差がある実装ラインが実現される。
の各実装機に対して基準の実装機に対するタクトバラン
ス時のタクト差を入力する。このタクト差の値は、実装
機のトラブル停止の割合を各実装機について統計的手法
により求めた結果、タクトの比率を自動計算している。
または学習機能を用いて実装機のトラブル予測を行ない
比率を決めることによっても求めてもよい。いずれにせ
よ故障率の高い実装機、および実装ライン後方の実装機
はタクトを低くするのがよい。図1においては、実装機
1を基準とし、実装機2に対してはa、実装機3に対し
てはbが入力されている。次にステップ200で入力さ
れた値を初期値としてタクトの平準化を行う実装部品の
振り分け処理を行う。図1においての初期値は実装機1
はφ、実装機2はa、実装機3はbである。タクト平準
化の実装部品振り分け処理により各実装機のタクトはe
となる。すなわち、初期値と振り分けた部品のタクトの
総計との和を等タクト値eにする。次にステップ300
でタクトが平準化された結果から入力された値を差し引
く。図2において、実装機1はφを差し引き、実装機2
はaを差し引き、実装機3はbを差し引くので、c=
a,d=bとなる。したがってステップ400で任意の
タクトバランスが実現することになり、図2のようなタ
クト差がある実装ラインが実現される。
【0009】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
実装部品の振り分け方法は、任意のタクトバランスで実
装部品を各々の実装機に振り分けることにより、実装機
停止による生産の遅れを通常の生産をしながら取り戻す
ことができる。
実装部品の振り分け方法は、任意のタクトバランスで実
装部品を各々の実装機に振り分けることにより、実装機
停止による生産の遅れを通常の生産をしながら取り戻す
ことができる。
【図1】本発明におけるタクトの定め方を説明する図
【図2】本発明におけるタクトの定め方を説明する図
【図3】本発明の実装部品の振り分けの実行ステップを
説明する図
説明する図
【図4】実装設備の全体構成を説明するシステム構成図
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の実装機がつながる実装ラインにお
いて、基準の実装機に対する各々の実装機のタクト差を
故障率が高い実装機ほどその値を高く定め、その値を初
期値として各々の実装機に実装部品の振り分けを行い、
この初期値と振り分けた部品のタクトの総計との和を等
タクトにすることにより初期値の分だけタクトがアンバ
ランスであるラインを構成する実装ラインの実装部品の
振り分け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03217458A JP3087365B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 実装ラインの実装部品の振り分け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03217458A JP3087365B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 実装ラインの実装部品の振り分け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555790A JPH0555790A (ja) | 1993-03-05 |
JP3087365B2 true JP3087365B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=16704549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03217458A Expired - Fee Related JP3087365B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 実装ラインの実装部品の振り分け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3087365B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4847851B2 (ja) * | 2006-12-14 | 2011-12-28 | ヤマハ発動機株式会社 | 多連結モジュール型表面実装装置及び多連結型表面実装機システム |
JP5747931B2 (ja) * | 2013-03-18 | 2015-07-15 | 株式会社安川電機 | ワークの組立装置及び組立方法 |
JP7157948B2 (ja) * | 2018-04-25 | 2022-10-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 部品実装ライン、部品実装方法及び品質管理システム |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP03217458A patent/JP3087365B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0555790A (ja) | 1993-03-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |