JPH0695927A - 障害情報記録方式 - Google Patents

障害情報記録方式

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Publication number
JPH0695927A
JPH0695927A JP4248087A JP24808792A JPH0695927A JP H0695927 A JPH0695927 A JP H0695927A JP 4248087 A JP4248087 A JP 4248087A JP 24808792 A JP24808792 A JP 24808792A JP H0695927 A JPH0695927 A JP H0695927A
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JP
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Application number
JP4248087A
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English (en)
Inventor
Takao Numakura
▲隆▼郎 沼倉
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報処理システムにおける障害情報記録方式
に関し、発生した多様な障害の内容を、極力忠実に記録
することを目的とする。 【構成】 一乃至複数のプロセッサ1に発生した障害の
内容を示す障害情報を記録する機能を具備する情報処理
システムにおいて、各プロセッサに、種別毎に分類され
た前記障害情報を予め定められた数だけ格納可能な種別
毎領域を、予め定められた種別数だけ保存する障害情報
種別分類格納領域200と、各障害情報を種別毎に分類
し、障害情報種別分類格納領域に種別毎に格納する障害
情報種別分類格納手段100とを設け、また溢れた障害
情報はプロセッサ内または共有メモリ2内に設けた障害
情報格納領域300に格納する様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理システムにお
ける障害情報記録方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は本発明の対象となる情報処理シス
テムの一例を示す図であり、図8は従来あるエラーロギ
ング領域の一例を示す図であり、図9は従来あるエラー
ロギング処理の一例を示す図であり、図10は従来あるエ
ラーロギング処理の他の一例を示す図である。
【0003】図7に示される情報処理システムは、1乃
至複数のプロセッサ1を具備している。各プロセッサ1
は、それぞれエラーロギング処理部11およびエラーロ
ギング領域12を具備している。
【0004】エラーロギング処理部11は、プロセッサ
1内に障害が発生した場合に、発生した障害のエラー種
別(S)と、エラー発生時刻(T)と、エラー詳細情報
(D)とから成るエラーデータ(I)を作成し、図9お
よび図10に示される過程でエラーロギング領域12に格
納する。
【0005】エラーロギング領域12には、それぞれエ
ラーデータ(I)を格納するN個のエラーデータ格納領
域(A)〔個々のエラーデータ格納領域をAy (但しy
は1乃至N)と称する〕と、エラーロギング領域12に
格納可能なエラーデータ(I)の数〔以後格納許容デー
タ数(N)と称する〕と、現在エラーロギング領域12
内に格納されているエラーデータ(I)の数〔以後現格
納データ数(n)と称する〕と、次に作成されたエラー
データ(I)を格納するエラーデータ格納領域(A)を
示すデータ格納ポインタ(P)(=P1 乃至PN )とが
設けられている。
【0006】エラーロギング処理部11は、図9に示さ
れる如きエラーロギング処理を実行するものと、図10に
示される如きエラーロギング処理を実行するものとの二
種類が存在する。
【0007】最初に、図9に示される如きエラーロギン
グ処理を実行する場合を説明すると、プロセッサ1内に
障害が発生すると、エラーロギング処理部11は、発生
障害に対応するエラーデータ(IX =SX 、TX
X )を作成した後、エラーロギング領域12の所定位
置に格納されているデータ格納ポインタ(P)を参照
し、データ格納ポインタ(P)が示すエラーデータ格納
領域(AP )に格納する(図9ステップS1)。
【0008】続いてエラーロギング処理部11は、N番
目のエラーデータ領域(AN )を示すデータ格納ポイン
タ(PN )と、データ格納ポインタ(P)ととを比較し
(ステップS2)、データ格納ポインタ(P)がデータ
格納ポインタ(PN )と等しく無い場合には、データ格
納ポインタ(P=P+1)に更新するが(ステップS
3)、データ格納ポインタ(P)がデータ格納ポインタ
(PN )と等しい場合には、データ格納ポインタ(P)
を一番目のエラーデータ領域(A1 )を示すデータ格納
ポインタ(P1 )に更新する(ステップS4)。
【0009】続いてエラーロギング処理部11は、エラ
ーロギング領域12から格納許容データ数(N)および
現格納データ数(n)を抽出し(ステップS5)、格納
許容データ数(N)と現格納データ数(n)とを比較し
(ステップS6)、現格納データ数(n)が格納許容デ
ータ数(N)以上で無ければ、現格納データ数(n=n
+1)に更新するが(ステップS7)、現格納データ数
(n)が格納許容データ数(N)以上であれば、現格納
データ数(n)は更新しない。
【0010】その結果、エラーロギング処理部11は、
エラーデータ格納領域(A1 )から(AN )迄にN組の
エラーデータ(I)を格納し終わると、以後作成したエ
ラーデータ(IX )は、再びエラーデータ格納領域(A
1 )から順次格納する為、エラーロギング領域12に
は、最近作成したN組以下のエラーデータ(I)のみが
格納・保存されることとなる。
【0011】従って、例えばプロセッサ1に同一原因に
基づく障害が多発し、同種のエラーデータ(I)が多数
作成されると、エラーロギング領域12内には同一種類
のエラーデータ(I)のみがN組保存されることとな
り、それ以前に発生していた他の種別の障害に関するエ
ラーデータ(I)が保存されなくなる。
【0012】次に、図10に示される如きエラーロギング
処理を実行する場合を説明すると、プロセッサ1内に障
害が発生すると、エラーロギング処理部11は発生障害
に対応するエラーデータ(IX =SX 、TX 、DX )を
作成した後、エラーロギング領域12の所定領域に格納
されている格納許容データ数(N)および現格納データ
数(n)を抽出し(図10ステップS11)、抽出した格
納許容データ数(N)と現格納データ数(n)とを比較
し(ステップS12)、現格納データ数(n)が格納許
容データ数(N)以上でなければ、現格納データ数
(n)を(n+1)に更新した後(ステップS13)、
エラーロギング領域12の所定領域に格納されているデ
ータ格納ポインタ(P)を参照し、データ格納ポインタ
(P)が示すエラーデータ格納領域(AP )に、作成し
たエラーデータ(IX =SX 、TX 、DX )を格納した
後(ステップS14)、データ格納ポインタ(P)を
(P+1)に更新する(ステップS15)。
【0013】なお現格納データ数(n)と格納許容デー
タ数(N)とを比較した結果(ステップS12)、現格
納データ数(n)が格納許容データ数(N)以上であれ
ば、エラーロギング処理部11はエラーデータ(IX
をエラーロギング領域12に格納すること無く廃棄す
る。
【0014】その結果、エラーロギング処理部11は、
エラーデータ格納領域(A1 )から(AN )迄にN組の
エラーデータ(I)を格納し終わると、以後作成したエ
ラーデータ(IX )はエラーロギング領域12に格納す
ること無く廃棄する為、エラーロギング領域12には、
最初に作成したN組のエラーデータ(I)のみが格納・
保存されることとなる。
【0015】従って、例えば最初にプロセッサ1に同一
原因に基づく障害が多発し、同種のエラーデータ(I)
が多数作成されると、エラーロギング領域12内には同
一種類のエラーデータ(I)のみがN組保存されること
となり、それ以後に発生した他の種別の障害に関するエ
ラーデータ(I)が保存されなくなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある情報処理システムにおいては、エラー
ロギング処理部11が最近発生したN組の障害に関する
エラーデータ(I)のみを保存するか、或いは最初に発
生したN組の障害に関するエラーデータ(I)のみを保
存する為、プロセッサ1に発生した多様な障害に関する
エラーデータ(I)が保存されぬ問題があった。
【0017】本発明は、発生した多様な障害の内容を、
極力忠実に記録することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、1は、情報処理システムが
一乃至複数具備するプロセッサ、2は、情報処理システ
ムが複数のプロセッサ1を具備している場合に設けられ
る共有メモリである。
【0019】100は、本発明によりプロセッサ1に設
けられた障害情報種別分類格納手段である。200は、
本発明によりプロセッサ1に設けられた障害情報種別分
類格納領域である。
【0020】300は、本発明により各プロセッサ1ま
たは共有メモリ2に設けられる障害情報格納領域であ
る。
【0021】
【作用】障害情報種別分類格納領域200は、種別毎に
分類された障害情報を予め定められた数だけ格納可能な
種別毎領域を、予め定められた種別数だけ保存する。
【0022】障害情報種別分類格納手段100は、各障
害情報を種別毎に分類し、障害情報種別分類格納領域2
00に種別毎に格納する。なお障害情報種別分類格納手
段100は、障害情報種別分類格納領域200に格納し
きれない障害情報数または障害種別数の障害情報が生じ
た場合に、プロセッサ1内に設けられた障害情報格納領
域300に格納することが考慮される。
【0023】また障害情報種別分類格納手段100は、
情報処理システムが複数のプロセッサ1と、複数のプロ
セッサ1に共通に設けられた共有メモリ2とを具備して
いた場合に、任意のプロセッサ1に障害情報種別分類格
納領域200に格納しきれない障害情報数または障害種
別数の障害情報が生じた場合に、共有メモリ2内に設け
られた障害情報格納領域300に格納することが考慮さ
れる。
【0024】従って、プロセッサに発生する各種の障害
の内容が、種別毎に記録可能となり、当該情報処理シス
テムの信頼性および保守性が大幅に向上する。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による情報処理システムを
示す図であり、図3は図2におけるエラーロギング領域
の一例を示す図であり、図4は図2における共有メモリ
内エラーロギング領域の一例を示す図であり、図5は図
2におけるエラーロギング処理の一例を示す図であり、
図6は共有メモリエラーロギング処理の一例を示す図で
ある。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0026】図2においては、複数のプロセッサ1と、
一個の共有メモリ2とを具備する情報処理システムが示
され、各プロセッサ1には、図1における障害情報種別
分類格納手段100として、図5および図6に示される
如きエラーロギング処理を実行するエラーロギング処理
部13が、また図1における障害情報種別分類格納領域
200として、図3に示される如き構成を有するエラー
ロギング領域14がそれぞれ設けられ、また共有メモリ
2には、図1における障害情報格納領域300として、
図4に示される如き構成を有する共有メモリ内エラーロ
ギング領域21が設けられている。
【0027】エラーロギング領域14には、図3に示さ
れる如く、最大M種類のエラー種別(S)に対応して、
それぞれ最大Q組迄のエラーデータ(I)を格納可能と
する種別エラーロギング領域14y (但しyは1乃至
M)が設けられており、またM種類以上のエラー種別
(S)が発生し、或いは個々のエラー種別(S)に対応
してQ個以上のエラーデータ(I)が作成された場合
に、エラーロギング領域14から溢れたエラーデータ
(I)を、共有メモリ2に設けられた共有メモリ内エラ
ーロギング領域21に格納するものとする。
【0028】但し各種別エラーロギング領域14y は、
予めM種類のエラー種別(S)に対応して固定的に割当
てられておらず、新たなエラー種別(S)が発生した時
点で、未使用の種別エラーロギング領域14y を一つ割
当てるものとする。
【0029】なおエラーロギング領域14には、M組の
種別エラーロギング領域14y の他に、格納許容エラー
種別数(M)と、現格納エラー種別数(m)と、種別毎
格納許容データ数(Q)と、オーバフローデータ格納ポ
インタ(PO )〔即ち共有メモリ内エラーロギング領域
21の先頭アドレス〕とが格納領域が設けられており、
また各種別エラーロギング領域14y には、Q組のエラ
ーデータ格納領域(A yz)(但しzは1乃至Q)の他
に、種別エラーロギング領域14y が割当てられている
エラー種別(Sy )およびデータ格納ポインタ(Py
の格納領域が設けられている。
【0030】図2乃至図6において、任意のプロセッサ
1内に障害が発生すると、エラーロギング処理部13は
発生障害のエラー種別(SX )を認識すると共に、対応
するエラーデータ(IX =TX 、DX )を作成する。
【0031】次にエラーロギング処理部13は、発生し
たエラー種別(SX )に対応する種別エラーロギング領
域14y が、エラーロギング領域14内に確保済である
か否かを確認する為に、エラーロギング領域14の所定
領域に格納されている格納許容エラー種別数(M)、現
格納エラー種別数(m)および種別毎格納許容データ数
(Q)を抽出し(図5ステップS31)、続いてプロセ
ッサ1内に設けられているレジスタ15の計数値(r)
を(r=m)に初期設定し(ステップS32)、またプ
ロセッサ1内に設けられているレジスタ16の計数値
(y)を(y=1)に初期設定した後(ステップS3
3)、エラーデータ格納領域(Ay )の所定領域に格納
されているエラー種別(Sy )を抽出して発生したエラ
ー種別(SX)と照合し(ステップS35およびS3
6)、不一致であれば計数値(r)を(r−1)に更新
し(ステップS37)、また計数値(y)を(y+1)
に更新し(ステップS38)、計数値(r)が(r=
0)となる迄(ステップS34)、ステップS35乃至
S38の過程を繰返す。
【0032】以上の過程で、発生したエラー種別
(SX )と一致するエラー種別(Sy )が検出される
と、エラーロギング処理部13は該当する種別エラーロ
ギング領域14y が発生したエラー種別(SX )のエラ
ーデータ(I)格納用に割当済であると判定し、以下種
別エラーロギング領域14y に対してエラーデータ(I
X )を格納する処理を開始する。
【0033】エラーロギング処理部13は、種別エラー
ロギング領域14y の所定領域に格納されている発生デ
ータ数(gy )を抽出し(ステップS39)、発生デー
タ数(gy )を(gy +1)に更新した後(ステップS
40)、発生データ数(gy)と種別毎格納許容データ
数(Q)とを比較し(ステップS41)、発生データ数
(gy )が種別毎格納許容データ数(Q)以上でなけれ
ば、種別エラーロギング領域14y にエラーデータ(I
X )を格納する空きエラーデータ格納領域(A yPy )が
存在すると判定し、種別エラーロギング領域14y の所
定領域に格納されているデータ格納ポインタ(Py )が
指定するエラーデータ格納領域(AyPy)に、作成した
エラーデータ(IX =TX 、DX )を格納する(ステッ
プS42)。
【0034】なおステップS34において、レジスタ1
5の計数値(r)が(r=0)に達したことを検出する
と、エラーロギング処理部13は発生したエラー種別
(SX)のエラーデータ(IX )格納用に割当済の種別
エラーロギング領域14y が存在しないと判定し、次に
発生したエラー種別(SX )に対応する種別エラーロギ
ング領域14y を新たに割当てる処理を開始する。
【0035】先ずエラーロギング処理部13は、現格納
エラー種別数(m)と格納許容エラー種別数(M)とを
比較し(ステップS43)、現格納エラー種別数(m)
が格納許容エラー種別数(M)以上でなければ、エラー
ロギング領域14内にエラー種別(SX )に割当可能な
空き種別エラーロギング領域14y が存在すると判定
し、現格納エラー種別数(m)に対応する種別エラーロ
ギング領域14m の次の種別エラーロギング領域14
(m+1) をエラー種別(SX )用に割当てる為に、種別エ
ラーロギング領域14(m+1) の所定領域にエラー種別
(SX )を格納し、また種別エラーロギング領域14
(m+1) の所定領域に発生データ数(g(m+1) =1)を格
納した後、種別エラーロギング領域14(m+1) の最初の
エラーデータ格納領域(A(m+1)1)に、作成したエラー
データ(IX =TX 、DX )を格納する(ステップS4
9)。
【0036】更にエラーロギング処理部13は、エラー
ロギング領域14内の所定領域に格納されている現格納
エラー種別数(m)を(m+1)に更新する(ステップ
S50)。
【0037】なおステップS43において、現格納エラ
ー種別数(m)が格納許容エラー種別数(M)以上であ
った場合には、エラーロギング処理部13はエラーロギ
ング領域14内の総ての種別エラーロギング領域141
乃至14M が発生済のエラー種別(S1 )乃至(SM
に割当済で、エラー種別(SX )に割当可能な空き種別
エラーロギング領域14y が存在しないと判定し、作成
したエラーデータ(I X )を共有メモリ2内の共有メモ
リ内エラーロギング領域21へ格納する処理を開始す
る。
【0038】またステップS41において、発生データ
数(gy )が種別毎格納許容データ数(Q)以上であっ
た場合には、エラーロギング処理部13は発生したエラ
ー種別(SX )に対応して割当済の種別エラーロギング
領域14y 内の総てのエラーデータ格納領域(Ay1)乃
至(AyQ)に作成済のエラーデータ(I)が格納済で、
作成したエラーデータ(IX )を格納可能な空きエラー
データ格納領域(Ay)が存在しないと判定し、作成し
たエラーデータ(IX )を共有メモリ2内の共有メモリ
内エラーロギング領域21へ格納する処理を開始する。
【0039】エラーロギング処理部13は、エラーロギ
ング領域14内の所定領域に格納されているオーバフロ
ーデータ格納ポインタ(PO )を抽出し(ステップS4
4)、次にエラーロギング領域14に空き種別エラーロ
ギング領域14y が存在せず、或いはエラー種別
(SX )に対応する種別エラーロギング領域14x 内に
空きエラーデータ格納領域(Axz)が存在しなかった状
態で、作成したエラーデータ(IX )を廃棄することの
可否を判定し(ステップS45)、廃棄可能であれば、
作成したエラーデータ(IX )を廃棄するが、廃棄不可
能であれば、オーバフローデータ格納ポインタ(PO
がプロセッサ1内のエラーロギング領域12を指定する
か、或いは共有メモリ2内の共有メモリ内エラーロギン
グ領域21を指定するかを判定し(ステップS46)、
プロセッサ1内のエラーロギング領域12を指定する場
合には、エラーロギング処理部13は図10に示されると
同様の過程で、作成したエラーデータ(IX =SX 、T
X 、DX )をエラーロギング領域12に格納する(ステ
ップS48)。
【0040】図2においては、オーバフローデータ格納
ポインタ(PO )が共有メモリ2内の共有メモリ内エラ
ーロギング領域21を指定している為、エラーロギング
処理部13は図6に示される如き処理過程で、作成した
エラーデータ(IX =IDX、SX 、TX 、DX )(但
しIDX はプロセッサの識別情報を示す)を共有メモリ
内エラーロギング領域21に格納する(ステップS4
7)。
【0041】エラーロギング処理部13は、共有メモリ
内エラーロギング領域21内の所定領域に格納されてい
る格納許容データ数(NC )および現格納データ数(n
C )を抽出し(図6ステップS61)、現格納データ数
(nC )と格納許容データ数(NC )とを比較し(ステ
ップS62)、現格納データ数(nC )が格納許容デー
タ数(NC )以上でなければ、共有メモリ内エラーロギ
ング領域21内に空きエラーデータ格納領域(ACz)が
存在すると判定し、現格納データ数(nC )を(nC
1)に更新した後(ステップS63)、データ格納ポイ
ンタ(PC )により指定される空きエラーデータ格納領
域(ACPC )に、作成したエラーデータ(IX =I
X 、SX 、TX 、DX )を格納した後(ステップS6
4)、データ格納ポインタ(PC )を(PC +1)に更
新する(ステップS65)。
【0042】なおステップS62において、現格納デー
タ数(nC )が格納許容データ数(NC )以上であれ
ば、共有メモリ内エラーロギング領域21内にも空きエ
ラーデータ格納領域(ACz)が存在しないと判定し、作
成したエラーデータ(IX =IDX 、SX 、TX
X )を廃棄する。
【0043】例えば、各種別エラーロギング領域14y
の種別毎格納許容データ数(Q)を(Q=5)とし、時
点t1 乃至t6 に、エラー種別(SC )、(SA )、
(SB)、(SC )、(SB )、(SC )の障害が発生
し、それぞれエラーデータ(I C1)、(IA1)、
(IB1)、(IC2)、(IB2)、(IC3)を作成し、続
いて時点t7 以降にエラー種別(SD )が連続して10
0回発生し、エラーデータ(I D1)乃至(ID100)を作
成したとすると、エラーロギング処理部13は、時点t
1 に種別エラーロギング領域141 をエラー種別
(SC )に割当て、エラーデータ(IC1)を格納し、時
点t2 に種別エラーロギング領域142 をエラー種別
(SA )に割当て、エラーデータ(IA1)を格納し、時
点t3 に種別エラーロギング領域143 をエラー種別
(SB )に割当て、エラーデータ(IB1)を格納し、時
点t4 に種別エラーロギング領域141 にエラーデータ
(IC2)を格納し、時点t5 に種別エラーロギング領域
143 にエラーデータ(IB2)を格納し、時点t6 に種
別エラーロギング領域141 にエラーデータ(IC3)を
格納し、更に時点t7 に種別エラーロギング領域144
をエラー種別(SD )に割当て、エラーデータ(ID1
を格納した後、種別エラーロギング領域144 にはエラ
ーデータ(ID2)乃至(ID5)を格納し、エラーデータ
(ID6)以降は共有メモリ内エラーロギング領域21に
格納することとなる。
【0044】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、エラーロギング領域14には最大M種類迄の種
別エラーロギング領域141 乃至14M が確保されてお
り、且つエラーロギング領域14y には最大Q組迄のエ
ラーデータ(I)が格納可能である為、各種のエラーデ
ータ(I)が保存可能となり、特定のエラー種別(S)
に対応するエラーデータ(I)でエラーロギング領域1
4が占有され、他のエラー種別(S)のエラーデータ
(I)が保存されなくなる恐れは無くなる。
【0045】更に或るエラー種別(S)内でQ組以上の
エラーデータ(I)が作成された場合、或いはM種類以
上のエラーデータ(I)が作成された場合には、プロセ
ッサ1内にエラーロギング領域12を、或いは共有メモ
リ2内に共有メモリ内エラーロギング領域21を、オー
バフローデータ格納領域として設け、溢れたエラーデー
タ(I)を格納することも可能となる。
【0046】なお、図2乃至図6はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば障害情報格納領域300は共有メ
モリ2内に共有メモリ内エラーロギング領域21として
設けられるものに限定されることは無く、特に情報処理
システムが単一のプロセッサ1を具備する場合に、プロ
セッサ1内にエラーロギング領域12として設けられ、
エラーロギング処理部13が図5ステップS48におい
て、図10に示されると同様のエラーロギング処理を実行
する等、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合に
も本発明の効果は変わらない。また障害情報格納領域3
00に対するエラーロギング処理は、図6または図10に
示される最初のエラーデータ(I)を保存するものに限
定されることは無く、図9に示されると同様に最近のエ
ラーデータ(I)のみを保存する、更には図9および図
10を組合わせ、最初と最近の所定数のエラーデータ
(I)のみを保存する等、他に幾多の変形が考慮される
が、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。
【0047】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記情報処理シ
ステムにおいて、プロセッサに発生する各種の障害の内
容が、種別毎に記録可能となり、当該情報処理システム
の信頼性および保守性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による情報処理システムを
示す図
【図3】 図2におけるエラーロギング領域の一例を示
す図
【図4】 図2における共有メモリ内エラーロギング領
域の一例を示す図
【図5】 図2におけるエラーロギング処理の一例を示
す図
【図6】 共有メモリエラーロギング処理の一例を示す
【図7】 本発明の対象となる情報処理システムの一例
を示す図
【図8】 従来あるエラーロギング領域の一例を示す図
【図9】 従来あるエラーロギング処理の一例を示す図
【図10】 従来あるエラーロギング処理の他の一例を示
す図
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 共有メモリ 11、13 エラーロギング処理部 12、14 エラーロギング領域 15、16 レジスタ 21 共有メモリ内エラーロギング領域 100 障害情報種別分類格納手段 200 障害情報種別分類格納領域 300 障害情報格納領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一乃至複数のプロセッサ(1)に発生し
    た障害の内容を示す障害情報を記録する機能を具備する
    情報処理システムにおいて、 前記各プロセッサ(1)に、種別毎に分類された前記障
    害情報を予め定められた数だけ格納可能な種別毎領域
    を、予め定められた種別数だけ保存する障害情報種別分
    類格納領域(200)と、 前記各障害情報を種別毎に分類し、前記障害情報種別分
    類格納領域(200)に種別毎に格納する障害情報種別
    分類格納手段(100)とを設けることを特徴とする障
    害情報記録方式。
  2. 【請求項2】 前記障害情報種別分類格納手段(10
    0)は、前記障害情報種別分類格納領域(200)に格
    納しきれない障害情報数または障害種別数の障害情報が
    生じた場合に、前記プロセッサ(1)内に設けられた障
    害情報格納領域(300)に格納することを特徴とする
    請求項1記載の障害情報記録方式。
  3. 【請求項3】 前記障害情報種別分類格納手段(10
    0)は、前記情報処理システムが複数のプロセッサ
    (1)と、複数のプロセッサ(1)に共通に設けられた
    共有メモリ(2)とを具備していた場合に、任意の前記
    プロセッサ(1)に前記障害情報種別分類格納領域(2
    00)に格納しきれない障害情報数または障害種別数の
    障害情報が生じた場合に、前記共有メモリ(2)内に設
    けられた障害情報格納領域(300)に格納することを
    特徴とする請求項1記載の障害情報記録方式。
JP4248087A 1992-09-17 1992-09-17 障害情報記録方式 Withdrawn JPH0695927A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010092107A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Fujitsu Ltd 故障情報監視装置及び故障情報監視方法
JP2013225217A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Fujitsu Ltd マルチプロセッサシステム

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