JP2827562B2 - データベースのオブジェクトの部分集合の管理方式 - Google Patents
データベースのオブジェクトの部分集合の管理方式Info
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- JP2827562B2 JP2827562B2 JP3087963A JP8796391A JP2827562B2 JP 2827562 B2 JP2827562 B2 JP 2827562B2 JP 3087963 A JP3087963 A JP 3087963A JP 8796391 A JP8796391 A JP 8796391A JP 2827562 B2 JP2827562 B2 JP 2827562B2
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- management table
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれにおいて、識
別子(OID) と複数個の属性(PROP)を持つ単一オブジェク
ト構造の複数個のオブジェクトをテーブル形式でクラ
ス(A,B,C, 〜) 別に管理するデータベース管理方式にお
いて、あるクラス(B) のオブジェクトの部分集合を管理
する方式に関する。
別子(OID) と複数個の属性(PROP)を持つ単一オブジェク
ト構造の複数個のオブジェクトをテーブル形式でクラ
ス(A,B,C, 〜) 別に管理するデータベース管理方式にお
いて、あるクラス(B) のオブジェクトの部分集合を管理
する方式に関する。
【０００２】従来のデータベースは、一般の事務処理用
に構築されたものが主であり、あるデータベースの部分
集合を扱うことが少なかった。然しながら、最近の、設
計, 製造の分野、例えば、計算機支援設計(CAD),計算機
支援製造(CAM) 技術の進歩に伴い、該分野において、設
計データ,製造データを、データベースとして管理する
ことが多くなってきている。
に構築されたものが主であり、あるデータベースの部分
集合を扱うことが少なかった。然しながら、最近の、設
計, 製造の分野、例えば、計算機支援設計(CAD),計算機
支援製造(CAM) 技術の進歩に伴い、該分野において、設
計データ,製造データを、データベースとして管理する
ことが多くなってきている。
【０００３】この場合、データベースの構造が、例え
ば、装置→ユニット→パッケージ→集積回路といったよ
うに階層構造をとっていることが多く、該データベース
をアクセスする場合にも、ある階層のデータベース、例
えば、パッケージ設計データの部分集合 (特定の複数個
の集積回路の設計データ) を扱う必要が生じてきた。
ば、装置→ユニット→パッケージ→集積回路といったよ
うに階層構造をとっていることが多く、該データベース
をアクセスする場合にも、ある階層のデータベース、例
えば、パッケージ設計データの部分集合 (特定の複数個
の集積回路の設計データ) を扱う必要が生じてきた。
【０００４】該データベースが、識別子(OID) と複数個
の属性(PROP)を持つ単一オブジェクト構造の複数個のオ
ブジェクトをテーブル形式でクラス(A,B,C, 〜) 別に
管理する形態 (正規形という) を採っている場合、上記
部分集合を扱おうとすると、１つの属性で、複数個（部
分集合の要素数に対応）の値、即ち、該部分集合の複数
個の識別子(OID) を持つ、所謂、非正規形のテーブル
を用意する必要があり、処理が複雑になることがあるこ
とから、該ある階層のデータベースの部分集合を、効果
的に扱うことができるデータベース管理方式が必要とさ
れる。
の属性(PROP)を持つ単一オブジェクト構造の複数個のオ
ブジェクトをテーブル形式でクラス(A,B,C, 〜) 別に
管理する形態 (正規形という) を採っている場合、上記
部分集合を扱おうとすると、１つの属性で、複数個（部
分集合の要素数に対応）の値、即ち、該部分集合の複数
個の識別子(OID) を持つ、所謂、非正規形のテーブル
を用意する必要があり、処理が複雑になることがあるこ
とから、該ある階層のデータベースの部分集合を、効果
的に扱うことができるデータベース管理方式が必要とさ
れる。
【０００５】
【従来の技術】図２は、従来のオブジェクトの部分集合
の管理方式を説明する図である。本図において、(b),
(c) は、識別子(OID) 10と複数個の属性(PROP) 11 を持
つ単一オブジェクト構造の複数個のオブジェクト 1をテ
ーブル形式でクラス(A,B,C, 〜) 別に管理する形態
(正規形という) を示している。
の管理方式を説明する図である。本図において、(b),
(c) は、識別子(OID) 10と複数個の属性(PROP) 11 を持
つ単一オブジェクト構造の複数個のオブジェクト 1をテ
ーブル形式でクラス(A,B,C, 〜) 別に管理する形態
(正規形という) を示している。
【０００６】このような単一のオブジェクト管理テーブ
ルの、オブジェクト(b1,b2,b3)、及び、オブジェクト
(b5,b6) を、それぞれ、部分集合の形で扱う場合、本図
(a)に示したように、該テーブルの一つの属性(PROP1)
11で、複数個の値を扱う構造、即ち、該部分集合の複
数個の識別子(b1,b2,b3,及び、b5,b6)を持つ構造の、所
謂、非正規形のオブジェクト管理テーブルを構築して
いた。
ルの、オブジェクト(b1,b2,b3)、及び、オブジェクト
(b5,b6) を、それぞれ、部分集合の形で扱う場合、本図
(a)に示したように、該テーブルの一つの属性(PROP1)
11で、複数個の値を扱う構造、即ち、該部分集合の複
数個の識別子(b1,b2,b3,及び、b5,b6)を持つ構造の、所
謂、非正規形のオブジェクト管理テーブルを構築して
いた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】これは、該オブジェク
トの部分集合を、正規形データとして格納していたので
は、メモリ効率, アクセス効率の面で性能の低下を招く
問題がある為であるが、半面、単一のオブジェクト管理
テーブルと、オブジェクト 1の集合の扱いが異なる
為、処理が複雑になり、扱い難いという面があった。
トの部分集合を、正規形データとして格納していたので
は、メモリ効率, アクセス効率の面で性能の低下を招く
問題がある為であるが、半面、単一のオブジェクト管理
テーブルと、オブジェクト 1の集合の扱いが異なる
為、処理が複雑になり、扱い難いという面があった。
【０００８】具体的には、オブジェクト 1の部分集合
を、オブジェクトとして扱うことができないという問題
があった。又、図２に示したオブジェクト1の部分集合
の格納形式では、あるユーザから見た部分集合の形態は
認識することができても、同じオブジェクトが他のユー
ザからどのような部分集合として扱われているかを認識
することが困難であり、該部分集合に対するアクセスが
複雑になるという問題があった。
を、オブジェクトとして扱うことができないという問題
があった。又、図２に示したオブジェクト1の部分集合
の格納形式では、あるユーザから見た部分集合の形態は
認識することができても、同じオブジェクトが他のユー
ザからどのような部分集合として扱われているかを認識
することが困難であり、該部分集合に対するアクセスが
複雑になるという問題があった。
【０００９】本発明は上記従来の欠点に鑑み、データベ
ースにおけるオブジェクトの部分集合の管理するのに、
部分集合のオブジェクトに対して、単一のオブジェクト
と同様に、オブジェクト識別子(OID) を持つ要素、即
ち、オブジェクトとして表現することで、該単一のオブ
ジェクトと、オブジェクトの集合とを同一に扱うことが
できるデータベースにおけるオブジェクトの部分集合の
管理方式を提供することを目的とするものである。
ースにおけるオブジェクトの部分集合の管理するのに、
部分集合のオブジェクトに対して、単一のオブジェクト
と同様に、オブジェクト識別子(OID) を持つ要素、即
ち、オブジェクトとして表現することで、該単一のオブ
ジェクトと、オブジェクトの集合とを同一に扱うことが
できるデータベースにおけるオブジェクトの部分集合の
管理方式を提供することを目的とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】図１は、本発明の一実施
例を示した図である。上記の問題点は下記の如くに構成
したデータベース管理方式によって解決される。
例を示した図である。上記の問題点は下記の如くに構成
したデータベース管理方式によって解決される。
【００１１】それぞれにおいて、識別子(OID) 10と複数
個の属性(PROP) 11 を持つ単一オブジェクト構造の複数
個のオブジェクト1をテーブル形式でクラス(A,B,C,
〜)別に管理するデータベース管理方式であって、ある
クラス(B) のオブジェクト 1の部分集合を管理するの
に、該部分集合を識別する識別子(OID) 20と、該識別子
(OID) 20に対応した部分集合の識別子群(SET) 21をオブ
ジェクト 2とする構造の部分集合管理テーブルを設け
て、あるクラス(B) のオブジェクトの部分集合(b1,b2,b
3,〜) をアクセスするとき、上記単一オブジェクト構造
のテーブルの属性(PROP) 11 で、上記部分集合管理テ
ーブルをポイントし、該部分集合管理テーブルの識
別子群の集合(SET)21で、該当クラス(B) のオブジェク
ト 1をポイントして、上記単一オブジェクト1と、部分
集合のオブジェクト 2とを、オブジェクト識別子(OID)
10,20 と, 属性(PROP) 11,又は、集合(SET) 21とからな
る同一の管理形態で管理するように構成する。
個の属性(PROP) 11 を持つ単一オブジェクト構造の複数
個のオブジェクト1をテーブル形式でクラス(A,B,C,
〜)別に管理するデータベース管理方式であって、ある
クラス(B) のオブジェクト 1の部分集合を管理するの
に、該部分集合を識別する識別子(OID) 20と、該識別子
(OID) 20に対応した部分集合の識別子群(SET) 21をオブ
ジェクト 2とする構造の部分集合管理テーブルを設け
て、あるクラス(B) のオブジェクトの部分集合(b1,b2,b
3,〜) をアクセスするとき、上記単一オブジェクト構造
のテーブルの属性(PROP) 11 で、上記部分集合管理テ
ーブルをポイントし、該部分集合管理テーブルの識
別子群の集合(SET)21で、該当クラス(B) のオブジェク
ト 1をポイントして、上記単一オブジェクト1と、部分
集合のオブジェクト 2とを、オブジェクト識別子(OID)
10,20 と, 属性(PROP) 11,又は、集合(SET) 21とからな
る同一の管理形態で管理するように構成する。
【００１２】
【作用】即ち、本発明においては、それぞれにおいて、
識別子(OID) 10と複数個の属性(PROP) 11 を持つ単一オ
ブジェクト構造の複数個のオブジェクト 1をテーブル
形式でクラス(A,B,C, 〜) 別に管理するデータベース管
理方式において、例えば、クラスＢのオブジェクト 1の
部分集合(b1,b2,b3)等を管理するのに、単一のオブジェ
クトと同様の構造、即ち、識別子(OID) 20と、属性(PRO
P) 11 に代わる、集合(SET) 21を備えた部分集合管理テ
ーブルを設けて、あるクラス、例えば、データベース
の部分集合を指示するクラスＡの単一オブジェクト 1か
ら、該部分集合管理テーブルを参照する場合、該単一
オブジェクト 1が備えている属性 11 で、該部分集合管
理テーブルの識別子(OID) 20をポイントすることで、
該部分集合のオブジェクトをアクセスできるようにした
ものである。
識別子(OID) 10と複数個の属性(PROP) 11 を持つ単一オ
ブジェクト構造の複数個のオブジェクト 1をテーブル
形式でクラス(A,B,C, 〜) 別に管理するデータベース管
理方式において、例えば、クラスＢのオブジェクト 1の
部分集合(b1,b2,b3)等を管理するのに、単一のオブジェ
クトと同様の構造、即ち、識別子(OID) 20と、属性(PRO
P) 11 に代わる、集合(SET) 21を備えた部分集合管理テ
ーブルを設けて、あるクラス、例えば、データベース
の部分集合を指示するクラスＡの単一オブジェクト 1か
ら、該部分集合管理テーブルを参照する場合、該単一
オブジェクト 1が備えている属性 11 で、該部分集合管
理テーブルの識別子(OID) 20をポイントすることで、
該部分集合のオブジェクトをアクセスできるようにした
ものである。
【００１３】従って、該部分集合管理テーブルをアク
セスする、クラスＡのオブジェクト1において、従来
は、該オブジェクト 1の属性 11 に、該部分集合のオブ
ジェクト 1の識別子を属性の値として複数個持つ、所
謂、非正規形とする必要があったものを、本発明のデー
タベース管理方式においては、通常のオブジェクト管理
テーブルである、正規形データベースとすることがで
きると共に、該部分集合管理テーブルを参照すること
で、同じオブジェクト(b1,b2,b3 等) が他のユーザから
どのような部分集合として扱われているかを、各部分集
合管理テーブルを参照することで認識できる。又、単
一のオブジェクト管理テーブルと、該部分集合管理テ
ーブルとが、同じ構造になっているので、単一オブジ
ェクトに対する操作と、該集合オブジェクトに対する操
作とを同じにすることができる効果が得られる。
セスする、クラスＡのオブジェクト1において、従来
は、該オブジェクト 1の属性 11 に、該部分集合のオブ
ジェクト 1の識別子を属性の値として複数個持つ、所
謂、非正規形とする必要があったものを、本発明のデー
タベース管理方式においては、通常のオブジェクト管理
テーブルである、正規形データベースとすることがで
きると共に、該部分集合管理テーブルを参照すること
で、同じオブジェクト(b1,b2,b3 等) が他のユーザから
どのような部分集合として扱われているかを、各部分集
合管理テーブルを参照することで認識できる。又、単
一のオブジェクト管理テーブルと、該部分集合管理テ
ーブルとが、同じ構造になっているので、単一オブジ
ェクトに対する操作と、該集合オブジェクトに対する操
作とを同じにすることができる効果が得られる。
【００１４】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図１は、本発明の一実施例を示した図であ
る。
る。前述の図１は、本発明の一実施例を示した図であ
る。
【００１５】本発明においては、それぞれにおいて、識
別子(OID) 10と複数個の属性(PROP)11 を持つ単一オブ
ジェクト構造の複数個のオブジェクト 1をテーブル形
式でクラス(A,B,C, 〜) 別に管理するデータベース管理
方式において、例えば、クラスＢのオブジェクト 1の部
分集合(b1,b2,b3)等を管理するのに、単一のオブジェク
トと同様の構造、即ち、識別子(OID) 20と、属性(PROP)
11 に代わって、部分集合の識別子群の集合(SET) 21を
備えた部分集合管理テーブルを設けて、各単一オブジ
ェクト管理テーブルの属性 11 から、該部分集合管理
テーブルの識別子(OID)20をポイントする手段が、本
発明を実施するのに必要な手段である。尚、全図を通し
て同じ符号は同じ対象物を示している。
別子(OID) 10と複数個の属性(PROP)11 を持つ単一オブ
ジェクト構造の複数個のオブジェクト 1をテーブル形
式でクラス(A,B,C, 〜) 別に管理するデータベース管理
方式において、例えば、クラスＢのオブジェクト 1の部
分集合(b1,b2,b3)等を管理するのに、単一のオブジェク
トと同様の構造、即ち、識別子(OID) 20と、属性(PROP)
11 に代わって、部分集合の識別子群の集合(SET) 21を
備えた部分集合管理テーブルを設けて、各単一オブジ
ェクト管理テーブルの属性 11 から、該部分集合管理
テーブルの識別子(OID)20をポイントする手段が、本
発明を実施するのに必要な手段である。尚、全図を通し
て同じ符号は同じ対象物を示している。
【００１６】以下、図１により、本発明のデータベース
のオブジェクトの部分集合の管理方式の構成と動作を説
明する。先ず、本発明に関連するデータベースは、図１
のクラスＢ，クラスＣのオブジェクト管理テーブルに
示されている用に、識別子(OID) 10と複数個の属性(PRO
P) 11 を持つ単一オブジェクト構造の複数個のオブジェ
クト 1をテーブル（単一オブジェクト管理テーブル）
の形式で、クラス(A,B,C, 〜) 別に管理されている。
のオブジェクトの部分集合の管理方式の構成と動作を説
明する。先ず、本発明に関連するデータベースは、図１
のクラスＢ，クラスＣのオブジェクト管理テーブルに
示されている用に、識別子(OID) 10と複数個の属性(PRO
P) 11 を持つ単一オブジェクト構造の複数個のオブジェ
クト 1をテーブル（単一オブジェクト管理テーブル）
の形式で、クラス(A,B,C, 〜) 別に管理されている。
【００１７】ここで、例えば、クラスＢのオブジェクト
b1,b2,b3 からなるオブジェクトの部分集合を管理する
場合、本発明においては、該単一オブジェクト管理テー
ブルと同様の構造の、識別子(OID) 20と, 属性(PROP)
11 に代わる、集合(SET) 21とを備えた部分集合管理テ
ーブルを設けて、該集合(SET) 21欄に、該部分集合の
識別子 b1,b2,b3 を設定する。
b1,b2,b3 からなるオブジェクトの部分集合を管理する
場合、本発明においては、該単一オブジェクト管理テー
ブルと同様の構造の、識別子(OID) 20と, 属性(PROP)
11 に代わる、集合(SET) 21とを備えた部分集合管理テ
ーブルを設けて、該集合(SET) 21欄に、該部分集合の
識別子 b1,b2,b3 を設定する。
【００１８】このように構成することで、単一オブジェ
クト管理テーブルと、該部分集合管理テーブルに
は、それぞれ、オブジェクト識別子(OID) 10,20 を持つ
ことができ、単一オブジェクト管理テーブルに対する
操作と、部分集合管理テーブルに対する操作とを同じ
にすることができると共に、各単一オブジェクト管理テ
ーブルは、該部分集合のオブジェクトを参照する場合
でも、各オブジェクト 1の属性(PROP) 11 に、複数の値
｛具体的には、部分集合のオブジェクト識別子(OID) 2
0｝を設定する必要がなくなり、単に、該部分集合管理
テーブルの識別子(OID) 20をポイントすることで事足
り、該クラスＡのオブジェクト管理テーブルを、通常
の正規形データベースとすることができる。
クト管理テーブルと、該部分集合管理テーブルに
は、それぞれ、オブジェクト識別子(OID) 10,20 を持つ
ことができ、単一オブジェクト管理テーブルに対する
操作と、部分集合管理テーブルに対する操作とを同じ
にすることができると共に、各単一オブジェクト管理テ
ーブルは、該部分集合のオブジェクトを参照する場合
でも、各オブジェクト 1の属性(PROP) 11 に、複数の値
｛具体的には、部分集合のオブジェクト識別子(OID) 2
0｝を設定する必要がなくなり、単に、該部分集合管理
テーブルの識別子(OID) 20をポイントすることで事足
り、該クラスＡのオブジェクト管理テーブルを、通常
の正規形データベースとすることができる。
【００１９】図１の例では、データベースの部分集合を
クラスＡで指示すると共に、該クラスＡの単一オブジェ
クト管理テーブルの属性(PORP1) 11に、該部分集合管
理テーブルの識別子(OID) である、例えば、「a22s」を
設定しておき、該部分集合管理テーブルのの識別子(O
ID) 欄を検索することで、該当の識別子「a22s」を抽出
し、その集合(SET) 21の欄を参照して、該識別子「a22
s」を持つ部分集合のオブジェクトの識別子 b1,b2,b3
を認識し、該識別子 b1,b2,b3 を持つオブジェクトを抽
出することができる。
クラスＡで指示すると共に、該クラスＡの単一オブジェ
クト管理テーブルの属性(PORP1) 11に、該部分集合管
理テーブルの識別子(OID) である、例えば、「a22s」を
設定しておき、該部分集合管理テーブルのの識別子(O
ID) 欄を検索することで、該当の識別子「a22s」を抽出
し、その集合(SET) 21の欄を参照して、該識別子「a22
s」を持つ部分集合のオブジェクトの識別子 b1,b2,b3
を認識し、該識別子 b1,b2,b3 を持つオブジェクトを抽
出することができる。
【００２０】尚、該クラスＡの単一オブジェクト管理テ
ーブルの属性(PORP2) 11は、通常のオブジェクト C4,
C6のみを指示しているので、従来と同じ表示形式となっ
ている。
ーブルの属性(PORP2) 11は、通常のオブジェクト C4,
C6のみを指示しているので、従来と同じ表示形式となっ
ている。
【００２１】このように、本発明のデータベース管理方
式は、オブジェクトの集合を単一のオブジェクトと同様
に識別子(OID) を持つ要素として表現することで、単一
のオブジェクトと、該オブジェクトの集合とを、同様の
処理で扱うことができるようにした所に特徴がある。
式は、オブジェクトの集合を単一のオブジェクトと同様
に識別子(OID) を持つ要素として表現することで、単一
のオブジェクトと、該オブジェクトの集合とを、同様の
処理で扱うことができるようにした所に特徴がある。
【００２２】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
データベースのオブジェクトの管理方式は、それぞれに
おいて、識別子(OID) と複数個の属性(PROP)を持つ単一
オブジェクト構造の複数個のオブジェクトを、単一オブ
ジェクト管理テーブルにより、クラス別に管理するデ
ータベース管理方式であって、あるクラスのオブジェク
トの部分集合を管理するのに、該部分集合を識別する識
別子(OID) と、該識別子(OID) に対応した部分集合の識
別子群の集合(SET) を備えた構造の部分集合管理テーブ
ルを設けて、あるクラスのオブジェクトの部分集合を
アクセスするとき、上記単一オブジェクト構造のテーブ
ルの属性で、上記部分集合管理テーブルの該当の識
別子(OID) をポイントし、該部分集合管理テーブルの
識別子群の集合(SET) で、該当のオブジェクトの識別子
(OID) をポイントするように構成し、上記単一オブジェ
クトと、部分集合のオブジェクトとを、オブジェクト識
別子(OID) と, 属性, 又は、集合(SET) とからなる同一
の管理形態で管理するようにしたものであるので、単一
のオブジェクトに対する操作と、オブジェクトの部分集
合に対する操作とを統一的に扱うことができる効果があ
る。
データベースのオブジェクトの管理方式は、それぞれに
おいて、識別子(OID) と複数個の属性(PROP)を持つ単一
オブジェクト構造の複数個のオブジェクトを、単一オブ
ジェクト管理テーブルにより、クラス別に管理するデ
ータベース管理方式であって、あるクラスのオブジェク
トの部分集合を管理するのに、該部分集合を識別する識
別子(OID) と、該識別子(OID) に対応した部分集合の識
別子群の集合(SET) を備えた構造の部分集合管理テーブ
ルを設けて、あるクラスのオブジェクトの部分集合を
アクセスするとき、上記単一オブジェクト構造のテーブ
ルの属性で、上記部分集合管理テーブルの該当の識
別子(OID) をポイントし、該部分集合管理テーブルの
識別子群の集合(SET) で、該当のオブジェクトの識別子
(OID) をポイントするように構成し、上記単一オブジェ
クトと、部分集合のオブジェクトとを、オブジェクト識
別子(OID) と, 属性, 又は、集合(SET) とからなる同一
の管理形態で管理するようにしたものであるので、単一
のオブジェクトに対する操作と、オブジェクトの部分集
合に対する操作とを統一的に扱うことができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示した図
【図２】従来のオブジェクトの部分集合の管理方式を説
明する図
明する図
1 単一オブジェクト管理テーブルのオブジェクト, 10 識別子(OID),又は、オブジェクト識別子(OID) 11 属性(PROP) 2 部分集合管理テーブルのオブジェクト 20 識別子(OID),又は、オブジェクト識別子(OID) 21 集合(SET) 単一オブジェクト管理テーブル，又は、テーブル 部分集合管理テーブル 非正規形のオブジェクト管理テーブル
Claims (1)
- 【請求項１】それぞれにおいて、オブジェクト識別子(O
ID)(10) と複数個の属性(PROP)(11)を持つ単一オブジェ
クト構造の複数個のオブジェクト(1) をテーブル ()
形式でクラス(A,B,C, 〜) 別に管理するデータベース管
理方式であって、あるクラス(B) のオブジェクト(1) の
部分集合を管理するのに、該部分集合を識別する識別子
(OID)(20) と、該識別子(OID)(20) に対応した部分集合
の識別子群の集合(SET)(21) をオブジェクト(2) とする
構造の部分集合管理テーブル () を設けて、あるクラ
ス(B) のオブジェクトの部分集合(b1,b2,b3,〜) をアク
セスするとき、上記単一オブジェクト構造のテーブル
() の属性(PORP)(11)で、上記部分集合管理テーブル
() をポイントし、該部分集合管理テーブル() の識
別子群の集合(SET)(21) で、該当クラス(B) のオブジェ
クト(1) をポイントする構成とし、上記単一オブジェク
トと、部分集合のオブジェクトとを、オブジェクト識別
子(OID)(10,20)と, 属性(PROP)(11), 又は、集合(SET)
(21) とからなる同一の管理形態で管理することを特徴
とするデータベーのオブジェクトの部分集合の管理方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3087963A JP2827562B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | データベースのオブジェクトの部分集合の管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3087963A JP2827562B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | データベースのオブジェクトの部分集合の管理方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04319744A JPH04319744A (ja) | 1992-11-10 |
| JP2827562B2 true JP2827562B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=13929516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3087963A Expired - Fee Related JP2827562B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | データベースのオブジェクトの部分集合の管理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2827562B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3384017B2 (ja) * | 1993-03-26 | 2003-03-10 | 凸版印刷株式会社 | データ抽出システム |
| JPH08297573A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-12 | Fujitsu Ltd | オブジェクトデータ処理装置 |
| AU4548796A (en) * | 1996-02-05 | 1997-08-28 | Athena Telecom Lab, Inc. | Method and apparatus for object management |
| JP4352079B2 (ja) | 2007-03-28 | 2009-10-28 | 株式会社東芝 | 分散データベースから情報を検索するシステム、装置、および方法 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3087963A patent/JP2827562B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04319744A (ja) | 1992-11-10 |
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