JP3197358U - 軸受 - Google Patents

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芳彦 秋岡
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芳彦 秋岡
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Abstract

【課題】保持器を外輪または内輪に圧入・保持する構成とし、小型化を容易に行うとともに、コストアップの低減が可能な軸受を提供する。【解決手段】少なくとも、内輪2と、外輪1aと、内輪と外輪間に配置され内輪の外周面と外輪の内周面間を転動する転動体(ボールまたはニードル4)を転動可能に保持する筒状の保持器5からなる軸受であって、保持器に外輪の内周面の径より外径が大となる凸部5aを設けるかまたは内輪の外周面の径より小となる径の凸部を設け、外輪の内周面の径より大となる凸部を設けたものにあっては外輪に保持器を圧入保持させ、内輪の外周面の径より小となる凸部を設けたものにあっては保持器を内輪に圧入保持する。【選択図】図1

Description

本考案は、回転する機器の軸を支持し、その軸の回転を円滑に行う軸受に関するものである。
軸受は、機械設備の回転する軸を摩擦による減衰を少なく前記軸を支持するものであり、電気機械器具に広く使用されている。
このような軸受の従来技術として図4のニードル軸受を例に説明する。
図4は従来のニードル軸受の側断面図である。
同図によると、1は円筒状の外輪であり、両端面には内側方向に突出したフランジ1bが円周状に設けられている。2は内輪であるが、この軸受においては、この軸受に機械的に接続される図示しない機器の回転軸がその役割を果たしている。
3は円筒状の保持器であり、前記外輪1と前記内輪2の間に配置されるとともに、転動体であるニードル4を前記外輪1の内周と前記内輪2の外周に当接し、前記外輪や前記内輪2の回転に伴って回転するように等間隔に保持している。
なお、上述のニードル軸受は、前記外輪1または前記内輪2のいずれか一方が図示しない外部の機械の軸等の回転手段によって回転しても、ニードル4が回転することで、他方は回転しない。
また、上述の保持器3は、円筒形の外径が前記フランジ1bの内径より若干径大にプラスチック成型または金属薄版で構成されているので、前記外輪1内に装着するときは、材料と形状の弾性を利用して若干径を前記フランジ1bより小さくして挿入装着することができる。
以上のように構成されたニードル軸受は、保持器3がフランジ1bによって前後方向の動きを規制し、ニードル4を外輪1、内輪2間に保持して軸受として安定的に機能することができる。
特開2004−211825号 公報
以上の従来技術においては、前記外輪1のフランジ1bを内径側に曲げて保持器3の抜けを防止する必要があり、小型の軸受においては曲げ加工が困難となり、部品加工の生産性が悪いものとなって、製品としてのコスト増加の要因となっていた。
本考案は、少なくとも、内輪と、外輪と、この内輪と外輪間に配置され前記内輪の外周面と前記外輪の内周面間を転動する転動体を転動可能に保持する筒状の保持器からなる軸受において、前記保持器に前記外輪の内周面の径より外径が大となる凸部を設けるかまたは前記内輪の外周面の径より小となる径の凸部を設け、前記保持器に前記外輪の内周面の径より大となる凸部を設けたものにあっては前記外輪に保持器を圧入保持させ、内輪の外周面の径より小なる径の凸部を設けたものにあっては前記保持器を前記内輪に圧入保持する構成としたものである。
以上のように、保持器の外径に外輪の内周の径より大となる径の凸部または内輪の外周より小となる径の凸部を設け、保持器を外輪または内輪に圧入保持する構成としたため、外輪の端面に曲げ加工でフランジ部を設ける必要がなくなり、コスト削減を可能とするとともに、小型の軸受の生産性の向上が図れるものであるとともに、保持器を外輪または外輪に圧入保持するものであるため、保持器を保持する外輪または内輪が低回転または一定角度の往復運動である場合には圧入保持の信頼性からより有用となるものである。
本考案の一実施形態の軸受の側断面図 同正面図 同他の実施の形態の軸受の側断面図 従来の軸受の側断面図
以下、本考案の一実施の形態を図1〜図3により説明する。
なお、説明に当たっては、従来技術と同一部分には同一番号を付与し、説明を省略して説明する。
図1は本考案の軸受の側断面図であり、図2は同正面図である。
同図によると、5は一方の端面の外径を外輪1aの内径より若干大きく設定した凸部5a設けて前記外輪1aに圧入保持させたプラスチック成型により形成された円筒状の保持器であり、前記凸部5aは端面の外周面に等角度の間隔で3ヶ所設けられている。
なお、凸部5aを保持器5外周面に相互に等角度で複数個所設けたことにより、前記保持器5を外輪1aに圧入した時に、前記保持器5が外輪1aに対して前記凸部5aの部分を除き、一定の隙間を以て保持されている。
以上のように、保持器5を形成したので、外輪1aにフランジを形成する必要がなく、より軸受の小型化を可能とするとともに、コストの低減を図れるものである。
なお、以上の軸受では、内輪2を従来技術と同様に機械的に接続される図示しない機器の回転軸を用いるものとして説明したが、一般的な円筒状の内輪を以て軸受を構成することも可能であり、その場合は、この内輪2内周内側に機器の回転軸を挿入・支承することになり、相互の状況によって選択可能である。
図3は本考案の他の実施の形態の軸受であり、従来技術と同一部分は同一番号を付与し、説明を省略して相違点のみ説明する。
6は内輪であり、軸方向の両端面の近傍の外周の周面に全周に亘る溝部6aを夫々設けている。
7は転動体であるニードル4を装着保持してなるプラスチック成型により形成された筒状の保持器であり、その軸方向の両端近傍の前記保持器7の前記溝部6aに対応する位置には外周全周に夫々凸部7aが設けられている。
なお、8は内部に充填されたグリスの漏れや外部からの水の浸入を防止するシールである。
前記凸部7aの内径は、前記内輪6の溝部6aの外径よりも若干小さく設定されている。従って、前記内輪6に前記保持器7を嵌めあわせたとき、前記保持器7は内輪6に圧入保持されるとともに、前記凸部7aが前記溝部6aに落とし込まれた時には、感触や挿入力の差で前記保持器7の内輪6での保持位置が特定できるので、嵌めあわせが手作業であっても、機械化時においても利用できるものである。
なお、以上の説明では、保持器の凸部7aの内径は、前記内輪6の溝部6aの外径よりも若干小さく設定されていると説明したが、凸部7aの頂点と溝部6aの底点の関係をいうものではなく、凸部7aと溝部6aのどこかで圧入関係が成立するものであれば良いものである。
また、以上の説明では内輪6に溝部6aを設けたものとして説明したが、溝部6aがなくても、保持器7の内周端面に実施の形態1と同様に相互に等角度の間隔に複数の凸部を設けて保持器7を内輪2に圧入保持しても良いものである。
以上のように、いずれの実施形態においても、保持器5、保持器7をプラスチック成型により形成されたものと説明したが、若干径方向に収縮や拡張する弾力性を有するものであれば金属薄板で形成することも可能である。
また、いずれの実施形態においても、保持器を円筒状のものとして説明したが、筒状で形態として若干径方向に収縮や拡張する弾力性を有するものであれば断面台形等の円筒状でない筒状のものでも良いものである。
また、いずれの実施形態においても、軸受をニードル軸受として説明したが、保持器と外輪または内輪との関係を前記実施の形態と同様にできるものであれば、ニードル軸受と同形態の円筒ころ、棒状ころ、針状ころ等の軸受は勿論、ボール軸受でも使用できるものである。
本考案は、保持器を外輪または内輪に圧入・保持する構成としたことにより、軸受の小型化を容易に行うとともに、コストアップの低減に寄与できるものである。
1,1a 外輪
2,6 内輪
3,5,7 保持器
4 ニードル
5a,7a 凸部
6a 溝部
8 シール

Claims (4)

  1. 少なくとも、内輪と、外輪と、この内輪と外輪間に配置され前記内輪の外周面と前記外輪の内周面間を転動する転動体を転動可能に保持する筒状の保持器からなる軸受であって、前記保持器に前記外輪の内周面の径より外径が大となる凸部を設けるかまたは前記内輪の外周面の径より小となる径の凸部を設け、前記保持器に前記外輪の内周面の径より大となる凸部を設けたものにあっては前記外輪に保持器を圧入保持させ、内輪の外周面の径より小となる凸部を設けたものにあっては前記保持器を前記内輪に圧入保持する軸受。
  2. 転動体がボールまたはニードルである請求項1に記載の軸受
  3. 内輪の外周面または外輪の内周面に保持器の突部が当接する溝を全周に設けた請求項1に記載の軸受。
  4. 内輪が他の機器の回転軸である請求項1に記載の軸受
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