JP3197291U - ロープバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】移動の妨げになり難く、かつ二本のロープを収容しても絡まらないロープバッグを提供する。【解決手段】第1、第2の肩掛けベルト31と32、41と42を備えた背負い式のロープバッグ1のバッグ本体2の内部を2つの区画に分離し、2つのロープ収納部とする。バッグ本体2の底面側に2つの区画から個別にロープ50、60を出し入れできる2つの巾着型の口部9、10を設ける。口部9、10はロープに対する低摩擦素材で形成する。バッグ本体2の下端部の背当て面27の側に、口部9、10を個別に開閉自在に覆う片開き式のカバー部17、18の一端縁側を装着する。カバー部17、18の自由端縁側とバッグ本体2の外面には、口部9、10を閉じた状態でバッグ本体2の外面に着脱自在に留めるための留め具を装備する。カバー部17、18は、ロープ50、60との摺接面を滑り易い低摩擦面に形成する。【選択図】図2

Description

本考案はロープバッグに係り、とくに橋梁、ビル等の建築物の点検、保守等の作業をロープアクセス技術により行う場合に用いて好適なロープバッグに関する。
現在、老朽化した橋梁が全国に多数存在し、自治体にとって橋梁の点検、保守は最重要課題となっている。建築物の点検、保守は建築物の周りに仮設足場を組んで行のが一般的であるが、橋梁の如く対象が高所にある場合、仮設足場を組むのが困難である。このため、従来から特別仕様の橋梁点検車両を用いていたが、非常に高価でコストが掛かり、片側通行や通行止めなどの規制もしなければない(特許文献1参照)。
近年、ロープとフルボディハーネス安全帯を使用して低コストで安全・迅速に高所の保守、点検作業を行うロープアクセス技術が注目されている(特許文献2参照)。これは、ロープを使って高所の作業現場に辿り着く技術であり、大掛かりな重機や仮設足場を不要とし、かつ作業対象に近接して点検、保守ができる画期的なものである。
橋梁下部の桁構造の点検、保守を行う場合、ロープを上下に垂らした状態で桁構造の鉄骨交差箇所をトラバース(横移動)しようとすると、ロープが鉄骨に引っかかってロープを損傷したり移動不能となったりする。特許文献3に示すロープバッグを腰にぶら下げてロープの下半部を収納しておくことが考えられるが、やはり鉄骨交差箇所に引っかかって移動困難となる。また、体重を支える主ロープと主ロープの切断時に体重を支えて安全を確保する補助ロープの2本を使用する場合、ロープバッグの中で絡まって取り出せなくなる問題もある。
特公平07−116688号公報の第10図 特開2004−57233号公報 実用新案登録第3099524号公報
本考案は上記した従来技術の問題に鑑みなされたもので、移動の妨げになり難く、かつ二本のロープを収容しても絡まらないロープバッグを提供することを、その目的とする。
請求項1記載の考案では、内部に横に2区画に分離した2つのロープ収納部を有する背負いベルト付きのバッグ本体と、
バッグ本体の底面側に設けられて前記2つの区画の各々から個別にロープを出し入れ可能な2つの口部と、
2つの口部を開閉自在に個別または一緒に覆うカバー部と、
口部を閉じた状態のカバー部をバッグ本体に留めたり外したりする留め具と、
を備えたことを特徴としている。
請求項2記載の考案では、背負いベルト付きのバッグ本体と、
バッグ本体の内部を全体が1区画の1つのロープ収納部の状態と、横に2区画に分離した2つのロープ収納部の状態とに変更可能とする区画変更部と、
バッグ本体の底面側に設けられて前記2区画の状態のときの各区画から個別にロープを出し入れ可能な2つの口部と、
2つの口部を開閉自在に個別または一緒に覆うカバー部と、
口部を閉じた状態のカバー部をバッグ本体に留めたり外したりする留め具と、
を備えたことを特徴としている。
請求項3記載の考案では、
ロープを出し入れする口部を巾着型としたこと、
を特徴としている。
請求項4記載の考案では、口部またはカバー部の内、ロープとの摺接面を低摩擦面としたこと、
を特徴としている。
請求項5記載の考案では、バッグ本体の外側面に各種機材を着脱自在な機材取り付け部を設けたこと、
を特徴としている。
本考案によれば、ロープバッグが背負い式なので、移動時に鉄骨交差部分などにぶつかり難くなる。また、内部に横に2区画に分離した2つのロープ収納部を備えたり、バッグ本体の内部を全体が1区画の1つのロープ収納部の状態と、横に2区画に分離した2つのロープ収納部の状態とに変更可能とし、バッグ本体の底面側に2区画の各々から個別にロープを取り出し可能な口部を設けたので、バッグ本体に収納した2本のロープを絡まりなく取り出すことができる。
また、他の考案によれば、口部をカバー部で開閉自在に覆い、口部を閉じた状態のカバー部を留め具でバッグ本体に留めることで、バッグ本体に収納したロープが外部に落下するのを確実に防止できる。
また、更に他の考案によれば、口部を開閉の容易な巾着型としたので、バッグ本体内へのロープの装てんを簡便に行える。
また、他の考案によれば、口部またはカバー部の内、ロープとの摺接面を低摩擦面としたので、ロープの引き出しを円滑に行える。
また、他の考案によれば、バッグ本体の外側面に下降器、登高器などの各種機材を着脱自在な機材取り付け部を設けたので、多数の機材の持ち運びが容易となる。
本考案の一実施例に係る背負い式のロープバックを正面側の斜め上から見下ろした斜視図である(実施例1)。 図1のロープバッグを背当て面側の斜め下方から見上げた斜視図である。 図2のロープバッグのカバー部を省略して示す斜視図である。 図1のロープバッグ下部の一部省略した断面図である。
以下、本考案の最良の形態を実施例に基づき説明する。
図1乃至図4を参照して本考案の一実施例を説明する。図1は本考案に係る背負い式のロープバックを正面側の斜め上方から見下ろした斜視図、図2は図1のロープバックを背当て面側の斜め下方から見上げた斜視図、図3は図2のロープバックのカバー部を省略して示す斜視図、図4は図1のロープバッグ下部の一部省略した断面図である。
これらの図において、1は背負い式のロープバッグ、2はバッグ本体であり、上面が閉塞された2つの布製の筒状体3、4を側面で接するように左右に並べて、上下方向に沿って上端から下端近くまで縫い合わせることにより形成されている。バッグ本体1は各筒状体3、4の内部が独立した区画に分離しており、各々、ロープ50、60を一本ずつ収納可能なロープ収納部5、6を形成している。各筒状体3、4の下端より少し上に、筒状体3、4の開口7、8を閉塞するようにして2つの区画の各々から個別にロープ50、60を出し入れ可能とする布製で略円盤状の口部9、10が装着されている。口部9、10は巾着型であり、巾着紐11、12に装着した留め具13、14の留め位置を変えることで、開け口15、16を任意に広げたり、窄めたりすることができる。口部9、10はロープ50、60との摩擦が小さい素材で形成されており、口部9、10とロープ50、60との摺接面が滑り易い低摩擦面となっている。
円筒体3、4の下端部の背当て面27の側には口部9、10を個別に開閉自在に覆う布製で片開き式のカバー部17、18の一端縁側が装着されている。カバー部17、18の自由端縁側には、口部9、10を閉じた状態でバッグ本体2の外面に着脱自在に留めるための留め具19、20が装備されている。この留め具19、20は、バッグ本体2の外面に装着された固定側ベルト21、22と、固定側ベルト21、22の先端に装着された連結金具(美錠)23、24と、カバー部17、18の自由端縁側に装着されたベルト25、26とからなり、ベルト25、26を連結金具23、24に着脱自在に連結可能になっている。カバー部17、18により、バッグ本体2に収納したロープ50、60が外部に落下するのを確実に防止できる。カバー部17、18は、ロープ50、60との摺接面が滑り易い低摩擦面に形成されている。
バッグ本体1の背当て面27の側には、左右一対で2組の第1の肩掛けベルト31、32と、第2の肩掛けベルト41、42が装着されている。第1の肩掛けベルト31、32は背当て面27の最上部中央寄りから左右側部の上下方向に見た中央付近の間に掛け渡されており、肩パッド付の上側ベルト33、34と下側ベルト35、36が連結金具(コキ)37、38により着脱自在に連結されている。第2の肩掛けベルト41、42は背当て面23の最上部左右端部から最下部左右端部の間に掛け渡されており、上側ベルト43、44と下側ベルト45、46が連結金具47、48により着脱自在に連結されている。
バッグ本体1の背当て面27の下部には左右一対の取っ手28、29が装着されている。
次に上記した実施例の使用方法を説明する。
ロープアクセス技術により例えば橋梁下部の桁構造の点検、保守等の作業をしたい場合、作業者は予めフルボディハーネス安全帯(図示せず)を装着しておく。橋梁上でロープバッグ1の口部9、10を開けて2つのロープ収納部5、6の各々に主ロープ50と補助ロープ60の2本のロープを収納し、主ロープ50、補助ロープ60の一端部分を外に出した状態で口部9、10を閉じ、更にカバー部17、18で口部9、10を覆い、カバー部17、18のベルト25、26をバッグ本体2の側の連結金具23、24に連結して留める。
そして、第1の肩掛けベルト31、32と第2の肩掛けベルト41、42により口部9、10が下側になるようにしてロープバッグ1を背負う。そして、主ロープ50、補助ロープ60の一端部分を欄干等に固定し、支点を確保したのち、主ロープ50、補助ロープ60を下降器を介してフルボディハーネス安全帯のD環に連結する。バッグ本体2の中の主ロープ50、補助ロープ60の自重により、口部9、10は漏斗状に変形する(図4参照)。作業者は主ロープ50に吊持された状態でロープバッグ1の下部から主ロープ50、補助ロープ60を左右横方向に少しずつ引き出しながら橋梁下部へ下りて行き、更に鉄骨骨組の中に横移動し、点検、保守作業を行なう。
この実施例によれば、ロープバッグ1が背負い式なので、鉄骨交差部分を横移動する際でも、腰に吊り下げるタイプに比してロープバッグ1がぶつかり難くなり、円滑に移動できる。
また、2本の主ロープ50、補助ロープ60をバッグ本体2の底面側から取り出すので、左右横に引き出すことができ、口部9、10の開け口15、16との摩擦が少なくなって円滑に取り出すことができる。この点、通常のバッグの如く上面側から取り出すこととすると、ロープが首近くで急角度で曲がるため、開き口との摩擦が大きくなって取り出し難くなってしまう。
また、主ロープ50、補助ロープ60が横に2区画に分かれた2つのロープ収納部5、6に個別に収納されるとともに、底面側に口部9、10が個別に設けられているので、2本の主ロープ50、補助ロープ60を絡まりなく取り出すことができる。
また、口部9、10をカバー部17、18により開閉自在に覆い、口部9、10を閉じたカバー部17、18を留め具19、20でバッグ本体2に留めることで、バッグ本体2に収納したロープ50、60が外部に落下するのを確実に防止できる。
また、口部9、10を巾着型としたので、ロープ収納部5、6への主ロープ50、補助ロープ60の装てんを簡便に行える。
また、口部9、10、カバー部17、18と、主ロープ50、補助ロープ60との摺接面を低摩擦面としたので、主ロープ50、補助ロープ60の引き出しを円滑に行える。
なお、上記した実施例では口部を下向きにして背負う場合を例に挙げて説明したが、第1肩掛けベルト、第2の肩掛けベルトを用いて、口部を上向きにして背負うこともできる。
また、バッグ本体の左右の外側面に下降器、登高器などの各種機材を着脱自在なギヤループ(カラビナチェーン)の如く機材取り付け部を設けるようにすれば、多数の機材の持ち運びが容易となる。
また、左右の肩掛けベルトの間に、胸の前で着脱自在に連結可能なバックル付きベルトを付加しても良い。
また、バッグ本体を一つの袋状に形成するとともに、内部に区画変更部としてのチャック(ファスナー)を装備し、チャックを開けて全体を1区画の1つのロープ収納部としたり、チャックを閉めて左右2つの区画に分離し、2つのロープ収納部に2分したりできるようにしても良い。
また、2つのカバー部により各口部を個別に覆うようにしたが、2つのカバー部を一体にした1つのカバー部により2つの口部を一緒に覆うようにしても良い。
本考案は、ロープアクセス技術による高所作業のほか、レスキュー、登山等に用いるロープバッグに適用可能である。
1 ロープバッグ
2 バッグ本体
3、4 筒状体
5、6 ロープ収納部
9、10 口部
17、18 カバー部
19、20 留め具
31、32 第1の肩掛けベルト
41、42 第2の肩掛けベルト
50 主ロープ
60 補助ロープ

Claims (5)

  1. 内部に横に2区画に分離した2つのロープ収納部を有する背負いベルト付きのバッグ本体と、
    バッグ本体の底面側に設けられて前記2つの区画の各々から個別にロープを出し入れ可能な2つの口部と、
    2つの口部を開閉自在に個別または一緒に覆うカバー部と、
    口部を閉じた状態のカバー部をバッグ本体に留めたり外したりする留め具と、
    を備えたことを特徴とするロープバッグ。
  2. 背負いベルト付きのバッグ本体と、
    バッグ本体の内部を全体が1区画の1つのロープ収納部の状態と、横に2区画に分離した2つのロープ収納部の状態とに変更可能とする区画変更部と、
    バッグ本体の底面側に設けられて前記2区画の状態のときの各区画から個別にロープを出し入れ可能な2つの口部と、
    2つの口部を開閉自在に個別または一緒に覆うカバー部と、
    口部を閉じた状態のカバー部をバッグ本体に留めたり外したりする留め具と、
    を備えたことを特徴とするロープバッグ。
  3. ロープを出し入れする口部を巾着型としたこと、
    を特徴とする請求項1または2記載のロープバッグ。
  4. 口部またはカバー部の内、ロープとの摺接面を低摩擦面としたこと、
    を特徴とする請求項1乃至3の内のいずれか一項記載のロープバッグ。
  5. バッグ本体の外側面に各種機材を着脱自在な機材取り付け部を設けたこと、
    を特徴とする請求項1乃至4の内のいずれか一項記載のロープバッグ。
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