JP3197062B2 - 高周波回路装置 - Google Patents

高周波回路装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、接地面や開口
が形成された高周波回路基板を、金属製のベ−スプレ−
トや金属ブロック枠で挟んで固定する高周波回路装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ここで、従来の高周波回路装置につい
て、図3および図4を参照して説明する。
【0003】図3は、従来の高周波回路装置を分解して
示す斜視図で、図4は、従来の高周波回路装置から蓋部
分を取り外した平面図である。
【0004】1は、金属製のベ−スプレ−トで、ベ−ス
プレ−ト1には部品の取り付けや、機械的な固定のため
に複数のネジ穴1aが形成されている。
【0005】2は、高周波回路基板で、その裏面は、例
えば全体が接地面になっている。そして、その裏面の接
地面が前記ベ−スプレ−ト1に接している。また、高周
波回路基板2の表面には、その周辺部に接地面2aが形
成され、中央部には高周波用線路2bが形成されてい
る。また、ベ−スプレ−ト1と同様に複数のネジ穴2c
が設けられている。
【0006】なお、高周波回路基板2の中央には開口2
dが形成され、この開口2dを利用して、電界効果トラ
ンジスタなどの回路部品3がベ−スプレ−ト1に直接ネ
ジ3aで固定される。
【0007】また、4は、金属ブロック枠で、全体が矩
形状をしており、前記ベ−スプレ−ト1や前記高周波回
路基板2と同じ大きさの環状になっている。そして、前
記高周波回路基板2の上に配置される。このとき、金属
ブロック枠4の下面が高周波回路基板2表面の接地面2
aに接することになる。
【0008】なお、金属ブロック枠4には、その2箇
所、例えば高周波回路基板2上の高周波用線路2bが位
置する部分に、切欠4aが設けられる。そして、この切
欠4aの部分に高周波コネクタ5が取り付けられる。こ
の高周波コネクタ5は、金属ブロック枠4やベ−スプレ
−ト1の側面にネジで固定される。また、高周波コネク
タ5は、高周波回路基板2に形成された高周波用線路2
bに接続される。
【0009】また、金属ブロック枠4は蓋6で覆われ、
この金属ブロック枠4と蓋6で、前記高周波回路基板2
の上方空間を覆う遮蔽体となっている。
【0010】そして、ベ−スプレ−ト1や高周波回路基
板2、金属ブロック枠4、蓋6は、それぞれが重なるよ
うにされ、ベ−スプレ−ト1や高周波回路基板2などに
形成されたネジ穴を利用して、ネジ7により複数箇所で
固定され、一体化される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した構造の高周波
回路装置では、高周波回路基板2の中央に、電界効果ト
ランジスタなどの回路部品を取り付ける開口2dが形成
されている。
【0012】したがって、高周波回路基板2裏面の接地
面とベ−スプレ−ト1との接触が、例えば、開口2dの
周辺部分で不十分になる。このため、開口2dの周辺部
分など接触が不十分な複数箇所、例えば4箇所4eをネ
ジ止めし、高周波回路基板2裏面の接地面とベ−スプレ
−ト1との接触を良くしている。
【0013】しかし、開口2dの周辺部分などに、ネジ
止めするためのスペ−スが必要になり装置全体の小形化
ができない。また、ネジ止め作業が必要で、その分、組
立て作業の時間が増大してしまう。
【0014】本発明は、高周波回路基板が開口など接触
が不十分な部分を持つ場合でも、十分の接触を得るため
のネジ止めを不要にし、小形化、作業時間の短縮ができ
る高周波回路装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属製のベ−
スプレ−トと、裏面の接地面が前記ベ−スプレ−トに接
し、表面の周辺部に接地面が形成された高周波回路基板
と、その底面が前記高周波回路基板の周辺部の接地面に
接する金属ブロック枠部分を有し、前記高周波回路基板
の上方を覆う遮蔽体と、この遮蔽体および前記ベ−スプ
レ−ト、前記高周波回路基板をネジで一体に固定する固
定機構とを具備した高周波回路装置において、前記高周
波回路基板の表面に接する突起を前記遮蔽体に形成して
いる。
【0016】
【作用】上記の構成によれば、高周波回路基板の表面に
接するような突起を、遮蔽体の例えば金属ブロック枠に
設けている。
【0017】したがって、金属製のベ−スプレ−トや高
周波回路基板、遮蔽体などを一体化したとき、遮蔽体の
金属ブロック枠に形成された突起の底面が、高周波回路
基板の開口周辺部分など接触が不十分な場所をベ−スプ
レ−ト方向に押し付ける恰好になる。この結果、高周波
回路基板の裏面に形成された接地面と金属製のベ−スプ
レ−トとの接触を良好にできる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例について、図1および図2
を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明の高周波回路装置の一実施
例を分解して示す斜視図で、図2は、本発明の一実施例
の装置から蓋部分を取り外した平面図である。なお、以
下の説明では従来と同一部分には、同一符号を付し、詳
細な説明は省略する。
【0020】1は、金属製のベ−スプレ−トで、部品の
取り付けや、機械的な固定のために複数のネジ穴1aが
形成されている。
【0021】2は、高周波回路基板で、前記ベ−スプレ
−ト1上に配置される。高周波回路基板2の裏面は、例
えば全体が接地面になっている。そして、その接地面が
前記ベ−スプレ−ト1に接している。また、高周波回路
基板2の表面は、その中央部に高周波用線路2bが形成
される。また、その周辺部には接地面2aが形成されて
る。なお、接地面2aは、高周波用線路2bと接触しな
いように、その部分で中断している。
【0022】なお、高周波回路基板2の中央部には開口
2dが形成され、この開口2dを利用して、電界効果ト
ランジスタなどの回路部品3がベ−スプレ−ト1に直接
ネジ3aで固定される。
【0023】また、4は、金属ブロック枠で、全体が矩
形状で、前記ベ−スプレ−ト1や前記高周波回路基板2
と同じ大きさの環状になっている。そして、前記高周波
回路基板2の上に配置される。このとき、金属ブロック
枠4の底面が高周波回路基板2表面の接地面に接する。
【0024】また、金属ブロック枠4には、金属ブロッ
ク枠4の下面とほぼ同じ高さの面を持つ突起4bが設け
られる。この突起4bは、金属ブロック枠4の、例えば
互いに向き合う壁面から、開口2dを挟むようにその両
側にぞれぞれ2個宛設けられる。なお、図面の手前に形
成される突起は、金属ブロック枠4の陰になって見えな
いので、図1では図示されていない。
【0025】なお、突起4bは、中央部に形成される高
周波用線路2bに接触しないような長さに選ばれる。
【0026】また、金属ブロック枠4の2箇所の切欠4
a部分に、高周波コネクタ5が取り付けられ、金属ブロ
ック枠4やベ−スプレ−ト1の側面にネジで固定され
る。また、高周波コネクタ5は、高周波回路基板2に形
成された高周波用線路2bに接続される。
【0027】また、金属ブロック枠4は蓋6で覆われ、
この金属ブロック枠4と蓋6とで、前記高周波回路基板
2の上方空間を遮蔽する遮蔽体を構成している。なお、
遮蔽体を構成する金属ブロック枠4と蓋6は、別々に構
成してもよく、また、一体に構成することもできる。
【0028】また、ベ−スプレ−ト1や高周波回路基板
2、金属ブロック枠4、蓋6は、それぞれ重なるように
して、複数箇所で固定機構、例えばネジ7で固定され、
一体化される。
【0029】上記した構造によれば、金属製のベ−スプ
レ−ト1や高周波回路基板2、金属ブロック枠4などを
一体化したとき、金属ブロック枠4に形成された突起4
bの底面が、高周波回路基板2の開口2d周辺部分をベ
−スプレ−ト1方向に押し付ける恰好になり、高周波回
路基板2裏面の接地面とベ−スプレ−ト1との接触が良
好になる。
【0030】なお、上記の実施例では、突起4bは、そ
の先端が高周波用線路2bに接触しないような長さにな
っている。しかし、金属ブロック枠4の4つの辺を構成
する壁のうち、一つの壁から他の壁に連続するような構
造にすることもできる。この場合、突起4bが高周波用
線路2bを横切るときは、高周波用線路2bと接しない
ように、その横切る部分を適宜切り欠いたり、浮かした
りすることが必要になる。
【0031】なお、突起4bを設ける位置が高周波用線
路2bを横切らない場合には、上記したような切り欠き
などは必ずしも必要にならない。
【0032】また、突起4bと高周波用線路2bとが接
触する部分は、面でも、また点でもよく、その場所も高
周波回路基板の開口周辺部分に限られない。
【0033】また、上記の実施例では、金属ブロック枠
部分に突起4bを設けているが、遮蔽体を構成する蓋の
部分に形成し、その先端が高周波回路基板面に接するよ
うにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、高周波回路基板の接地
面とベ−スプレ−トとを良好に接触させる場合でも、接
触させる部分のネジ止めを不要にし、小形化、作業時間
の短縮ができる高周波回路装置を実現できる。また、高
周波回路基板の接地面とベ−スプレ−トとの良好な接触
が要求される場所を確実に接触させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図3】従来の一例を示す分解斜視図である。
【図4】従来の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…ベ−スプレ−ト 1a、2c…ネジ穴 2…高周波回路基板 2a…接地面 2b…高周波線路 2d…開口 3…回路部品 4…金属ブロック枠 4b…突起 5…高周波コネクタ 6…蓋 7…ネジ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−87599(JP,A) 特開 平1−225200(JP,A) 特開 平4−96295(JP,A) 特開 平5−259681(JP,A) 実開 昭57−108400(JP,U) 実開 平2−136363(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製のベ−スプレ−トと、裏面の接地
    面が前記ベ−スプレ−トに接し、表面の周辺部に接地面
    が形成された高周波回路基板と、その底面が前記高周波
    回路基板の周辺部の接地面に接する金属ブロック枠部分
    を有し、前記高周波回路基板の上方を覆う遮蔽体と、こ
    の遮蔽体および前記ベ−スプレ−ト、前記高周波回路基
    板をネジで一体に固定する固定機構とを具備した高周波
    回路装置において、前記高周波回路基板の表面に接する
    突起を前記遮蔽体に形成したことを特徴とする高周波回
    路装置。
  2. 【請求項2】 高周波回路基板に開口が形成され、突起
    を前記開口を挟んだその両側に形成した請求項1記載の
    高周波回路装置。
  3. 【請求項3】 突起を遮蔽体の金属ブロック枠部分に形
    成した請求項1記載の高周波回路装置。
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