JPH0635579Y2 - ソケット基板アース構造 - Google Patents

ソケット基板アース構造

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JPH0635579Y2
JPH0635579Y2 JP6258689U JP6258689U JPH0635579Y2 JP H0635579 Y2 JPH0635579 Y2 JP H0635579Y2 JP 6258689 U JP6258689 U JP 6258689U JP 6258689 U JP6258689 U JP 6258689U JP H0635579 Y2 JPH0635579 Y2 JP H0635579Y2
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socket
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は陰極線管表示装置(以下CRTディスプレイとい
う)において、陰極線管のネック部に挿着されるソケッ
ト基板を、ソケット基板シールドにアースするためのソ
ケット基板アース構造に関するものである。
[考案の概要] 本考案は、CRTディスプレイにおいて、EMI対策として、
ソケット基板をソケット基板シールドにアースするため
のソケット基板アース構造に関し、 特に、ソケット基板をソケット基板シールドの蓋体にア
ースするためのアースばねの一端側を、ソケット基板の
CRTのセンター、つまりネック部近傍に取り付け、他端
側を、該アースばね自身が持つ、弾性でソケット基板シ
ールドの蓋体に接触させる構成とすることにより、 ソケット基板シールドの蓋体をシールド本体に取り付け
る際に、該蓋体とアースばねの接触を目視で確認できる
ようにすると共に、蓋体の取り付けによりアースばねが
撓んだときに、そのばね力がソケット基板のCSTセンタ
ーにかかるようにして、ソケット基板が傾斜したりする
のを防止することができるようにしたものである。
また本考案は、前記アースばねを板ばねで形成し、該板
ばねを折曲部で略く形に折り曲げ、該折曲部を境にし
て、その一端側に、ソケット基板に取り付けるための基
板止着部を設け、他端側に蓋体への接触部を設けると共
に、前記基板止着部には、打抜孔を形成することによ
り、 前記打抜孔により基板止着部の熱吸収量や熱拡散量を少
なくして、ハンダづけ時における熱の逃げを防止してハ
ンダづけ作業を容易にすると共に、アースばねが撓んだ
ときに基板止着部にかかる剥離方向の力を打抜孔で減少
させるようにして、基板止着部のソケット基板からの剥
がれを防止できるようにしたものである。
[従来の技術] CRTディスプレイにおいては、第5〜6図に示したよう
に、陰極線管101のネック部102に挿着されているソケッ
ト基板103の周囲はシールド本体104と蓋体105とからな
るソケット基板シールド106で覆われている。
ソケット基板アース構造とは、上記のようなCRTディス
プレイにおいて、ソケット基板103とソケット基板シー
ルド106の間をアースするためのものであり、従来は蓋
体105の内面にアースばね107を取り付ける一方、ソケッ
ト基板103にはアース用のハンダ面108を設け、シールド
本体104に蓋体105を取り付けたときに、アースばね107
の先端が前記ハンダ面108に接触して、ソケット基板103
とソケット基板シールド106の間をアースするようにし
たものが知られている。
[考案が解決しようとする課題] ところで上記従来のソケット基板アース構造において
は、蓋体105にアースばね107を取り付け、ソケット基板
103にアース用のハンダ面108を設ける構成になっていた
ために次に述べるような問題点があった。
(1)シールド本体104に蓋体105を取り付ける際に、ア
ースばね107の先端がアース用のハンダ面108に接触して
いるか否かを確認するのが難しい。
(2)ソケット基板103にアース用のハンダ面108を形成
する際に、該ハンダ面108にラックスが乗るなどして、
アースばね107とハンダ面108の電気的接触が不完全にな
る。
(3)ハンダ面108はソケット基板103の一側部(CRTセ
ンターからズレた位置)に形成されているため、アース
ばね107のばね力が加わると、ソケット基板103は傾斜し
て、無理な力がソケットやソケット基板にかかる。
本考案は上記従来の問題点を解決し、ソケット基板へア
ース用のハンダ面を設ける面倒やラックスによる接触不
良をなくすことができるようにすると共に、アースばね
のばね力でソケット基板が傾いたりすることがないよう
にしたものである。
[課題を解決するための手段] CRTディスプレイにおいて、ソケット基板アース構造
を、陰極線管のネック部に挿着されるソケット基板の中
央部に、アースばねの一端側を取り付け、他端側を、該
アースばねのもつ弾性でソケット基板シールドの蓋体に
接触させる構成としたものである。
また前記アースばねを、板ばねを折曲部で所定の角度に
折り曲げ、該折曲部を境にして、その一端側に、前記ソ
ケット基板に取り付けるための基板止着部を設け、他端
側に前記蓋体への接触部を設け、前記基板止着部には打
抜孔を設けることにより形成した。
[作用] 蓋体を取り付ければ、アースばねの先端側が蓋体の内面
に接触し、アースばねは撓み、そのばね力はソケット基
板のCRTセンターにかかって、ソケット基板の傾斜を防
止する。
また板ばね製のアースばねの基板止着部に打抜孔を設け
たのでそのぶん該基板止着部の熱吸収量や熱拡散量を少
なくしてハンダつけ作業を容易、確実なものにすると共
に、アースばねが撓んだときに基板止着部にかかる剥離
方向の力を減少させて、基板止着部のソケット基板から
の剥がれを防止する。
[実施例] 次に本考案を第1〜4図を参照して説明する。1は本考
案のソケット基板アース構造を施したCRTディスプレイ
を示し、陰極線管(CRT)2のネック部3にソケット基
板4が取り付けられていて、該ソケット基板4をシール
ド本体5と蓋体6とからなるソケット基板シールド7で
覆うようになっている。そしてシールド本体5に蓋体6
を取り付けたときに、該蓋体6の内面に、前記ソケット
基板4の中央部に一端側を取り付けたアースばね8の他
端側が接触して、ソケット基板4をソケット基板シール
ド7にアースするようになっている。
前記シールド本体5は金属板により四角形状の箱形に作
られていて、底板5aでソケット基板4の底面側を覆うよ
うになっていると共に、側板5b,5c,5d,5eでソケット基
板4の四周を覆うようになっていて、下部の側板5c側が
シャーシ9に支持されている。
また蓋体6も金属板で作られていて、前記シールド本体
5の開口部に着脱自在に取り付けられて、ソケット基板
4の表面側を覆うようになっている。
またアースばね8はソケット基板4の表面側の中央部
(CRTのセンター、つまりネック部に対応する位置)に
一端側が取り付けられていて、他端側は蓋体6を取り付
けたときに、該蓋体6の内面に接触するようになってい
る。
前記アースばね8は第2〜3図に示したように金属製の
板ばね材11を折曲部12で所定の角度θに折り曲げ、該折
曲部12を境にして、一端側に基板止着部13が設けられ、
他端側には、蓋体6への接触部14が設けられていると共
に、前記基板止着部13には、前記接触部14が蓋体6の内
面に接触して押圧されたときに、前記基板止着部13の一
部の舌片15をソケット基板4から離れる方向に移動させ
るための、逆E字状或いは逆B字状の打抜孔16が形成さ
れている。
そして、前記基板止着部13をソケット基板4の表面側の
中央部に当接させて、該基板止着部13の打抜孔16の外周
部の四つの辺17,18,19,20のうちの、前記折曲部12に連
なり、かつ前記舌辺15を一側部に連設した一つの辺17を
除く、残りの三つの辺18,19,20をソケット基板4にハン
ダづけすることにより、基板止着部13はソケット基板4
に取り付けられていて、シールド本体5に蓋体6を取り
付けると、該蓋体6の内面が前記接触部14の先端に接触
するようになっている。21,22,23はハンダづけ部であ
る。
なお、前記接触部14は板ばね材の一端側から他端側に伸
びる2条のスリット24,25により、3本の接触片26,27,2
8に分割されていて、これら3本の接触片26,27,28が、
それぞれ独立して蓋体6の内面に接触するようになって
いる。
実施例は上記のような構成であるから、蓋体6の内面で
接触部14の先端が押されて、基板止着部13に第4図に示
すようなソケット基板4から離間する方向の力が掛かっ
たような場合でも、基板止着部13に形成した舌片15はソ
ケット基板4から離れる方向に回動して、その回動力が
基板止着部13のハンダづけ部21,22,23にかからないよう
にして、基板止着部13がソケット基板4から剥がれるの
を可及的に防止するようになっている。
[考案の効果] 本考案のソケット基板アース構造によれば次に述べるよ
うな効果がある。
(1)ソケット基板にアースばねの一端側を取り付け、
該アースばねの他端側をソケット基板シールドの蓋体に
接触させる構成としたので、蓋体を取り付けるときに、
該蓋体にアースばねが接触しているか否か、つまりアー
スされているか否かを確認しやすい。
(2)ソケット基板の中央部(CRTセンター近傍)にア
ースばねの一端側を取り付けたので、他端側が蓋体で押
圧された場合でも、その力はソケット基板の中央部にか
かり、ソケット基板は傾くことがない。
(3)アースばねの一端側をソケット基板シールドの蓋
体に接触させる構成としたので、前記従来のソケット基
板にアース用のハンダ面を形成してこれにアースばねを
接触させる場合のように、ハンダ面を形成する際のラッ
クスでハンダ面とアースばねの接触不良が起こるという
ようなことはない。
(4)板ばね材で作ったアースばねの一端側の基板止着
部に打抜孔を形成したので、そのぶん基板止着部の熱吸
収量及びソケット基板への熱伝導量(熱拡散量)が少な
くなり、基板止着部のハンダづけ作業が容易かつ確実な
ものになり、また蓋体でアースばねが押圧されたときに
基板止着部にかかるソケット基板からの剥離方向(離間
方向)の力を減少させて、基板止着部がソケット基板か
ら剥がれるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のアース構造を施したCRTディスプレイ
の斜視図、第2図は第1図の要部の拡大図、第3図はア
ースばねの斜視図、第4図は蓋体とアースばねが接触
し、該アースばねが撓んだ状態の断面図、第5図と第6
図は従来例の断面図と正面図である。 2……陰極線管、3……ネック部、4……ソケット基
板、6……蓋体、7……ソケット基板シールド、8……
アースばね、12……折曲部、13……基板止着部、14……
接触部、16……打抜孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極線管のネック部に挿着されるソケット
    基板の中央部に、アースばねの一端側を取り付け、他端
    側を、該アースばねのもつ弾性でソケット基板シールド
    の蓋体に接触させる構成としたことを特徴とするソケッ
    ト基板アース構造。
  2. 【請求項2】前記アースばねは板ばねを折曲部で所定の
    角度に折り曲げることにより作られていて、前記折曲部
    を境にして、その一端側に、前記ソケット基板に取り付
    けるための基板止着部が設けられ、他端側に前記蓋体へ
    の接触部が設けられていると共に、前記基板止着部には
    打抜孔が形成されている第1項記載のソケット基板アー
    ス構造。
JP6258689U 1989-05-30 1989-05-30 ソケット基板アース構造 Expired - Lifetime JPH0635579Y2 (ja)

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JPH032782U JPH032782U (ja) 1991-01-11
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