JP3197032B2 - 超電導磁気浮上式高速鉄道車両 - Google Patents

超電導磁気浮上式高速鉄道車両

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JP3197032B2
JP3197032B2 JP30906891A JP30906891A JP3197032B2 JP 3197032 B2 JP3197032 B2 JP 3197032B2 JP 30906891 A JP30906891 A JP 30906891A JP 30906891 A JP30906891 A JP 30906891A JP 3197032 B2 JP3197032 B2 JP 3197032B2
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一弘 五十嵐
史郎 保坂
洋一 西川
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超電導磁気浮上式高速
鉄道車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17a、bは、従来の高速鉄道車両
(例えば新幹線やフランスのTGV)を示しており、図
17aは、その側面図、図17bは、図17aの矢視A
−A線に沿う車体間のつなぎ部の横断平面図である。こ
の高速鉄道車両では、車体1、1間のつなぎの外面に覆
いがなく、空気が図20のように流れて、車体1、1間
おける流れの一部に乱れが生じる。
【0003】図18a〜cは、従来の超電導磁気浮上式
高速鉄道車両の一例を示しており、図18aは、その側
面図、図18bは、図17aの矢視A’ーA’線に沿う
車体1、1間のつなぎ部の横断平面図、図18cは、車
体1及び台車2の縦断正面図である。この超電導磁気浮
上式高速鉄道車両では、車体1、1間のつなぎ部の外面
にゴム膜等よりなる弾性体20a、20aを取付け、車
体1、1間の隙間を小さくして、空力抵抗及び騒音抵抗
を減少させるようにしている。また車体1と台車2との
間の隙間をゴム膜等の弾性体20bにより覆って、空力
抵抗及び騒音抵抗を減少させるようにしている。
【0004】図19a〜eは、従来の超電導磁気浮上式
高速鉄道車両の他の例を示しており、図19aは、その
側面図、図19bは、図19aの矢視AーA線に沿う縦
断正面図、図19cは、図19aの矢視BーB線に沿う
縦断背面図、図19dは、図19aの矢視CーC線に沿
う縦断側面図、図19eは、車両姿勢制御時の作用説明
図である。
【0005】この高速鉄道車両では、車体1の下部を空
力整形用覆い21により覆って、車体1断面を台車2断
面に略一致させて、空力抵抗及び騒音抵抗を減少させる
ようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図17に示す従来
の高速鉄道車両では、車体1、1間のつなぎ部の外面に
覆いがなくて、空気抵抗及び騒音抵抗が大きい。前記図
18に示す従来の超電導磁気浮上式高速鉄道車両では、
図18cに示すように車体1と台車2との外面間の隙間
をゴム膜等の弾性体20bにより覆っており、空力抵
抗、騒音抵抗を減少できるが、 (1)ゴム膜等の弾性体20bが気流の乱れによりバタ
つく。 (2)弾性体20bの強いばね作用のため、車体1ー台
車2間の緩衝ばねのばね定数を強くする必要があって、
乗り心地が悪くする。 (3)車体1の姿勢を制御して、車体1ー台車2間の相
対変位が大きくなった場合、弾性体20bが強度的に耐
えられない。 ので、弾性体20bの厚さを厚くする必要がある。
【0007】しかしこの場合には、上記(2)のばね定
数が益々大きくなって、両者を満足させる設定点を見出
し難い。前記図19に示す従来の超電導磁気浮上式高速
鉄道車両には、次の問題があった。即ち、一般の鉄道車
両は、超電導磁気浮上式高速鉄道に比べると、走行速度
が遅いので、空力抵抗や空力騒音がそれ程問題にならな
い。また一般の鉄道車両は、台車断面が車体断面よりも
小さくて、前方から見たとき、台車2の断面が車体1の
断面により覆い隠されるので、この点でも、空力抵抗が
それ程問題にならない。
【0008】しかし空力抵抗は、速度の2乗に、空力騒
音は、速度の6乗に、それぞれ比例するので、超高速で
走行する超電導磁気浮上式高速鉄道車両では、空力抵
抗、空力騒音が非常に大きい。しかも超電導磁気浮上式
高速鉄道車両は、車体1及び台車2がガイドウエイと称
する溝19(図19a〜e参照)内を走行するので、台
車2の幅が車体1の幅よりも大きくなっており(図19
cの斜線部分参照)、空力抵抗、空力騒音がこの点から
も非常に大きい。
【0009】この空力抵抗、空力騒音は、車体1の下部
と台車2とを空力整形用覆い21より覆えば、減少でき
るが、車両の姿勢制御時(図19eの破線参照)、台車
2を覆う空力整形用覆い21がガイドウエイ19に接触
する恐れがある上に、車両の全体を車両限界内に止める
必要があり、台車2を空力整形用覆い21により完全に
覆うことができなくて、空力抵抗、空力騒音をそれ程減
少できないという問題があった。
【0010】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、空力抵抗、空力騒音を大
幅に減少できる超電導磁気浮上式高速鉄道車両を提供し
ようとする点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の超電導磁気浮上式高速鉄道車両は、車体
と台車との間の隙間、及び車体と車体との間の隙間の少
なくとも一方を覆って空力抵抗及び空力騒音を小さくす
る可動パネルを具えてなる超電導磁気浮上式高速鉄道車
両において、前記可動パネルは、その一端部を挟持され
ると共に、他端部を枢支されている。また本発明の超電
導磁気浮上式高速鉄道車両は、車体と台車との間の隙
間、及び車体と車体との間の隙間の少なくとも一方を覆
って空力抵抗及び空力騒音を小さくする可動パネルを具
てなる超電導磁気浮上式高速鉄道車両において、前記
可動パネルが一端部を挟持されると共に、他端部を枢支
され、当該可動パネルの剛性を空気の流れ方向とそれに
直行した方向とで異ならせている。
【0012】また本発明の超電導磁気浮上式高速鉄道車
両は、車体のうち、ガイドウエイに対向する車体部分を
覆って空力抵抗及び空力騒音を小さくする可動パネル
と、この可動パネルを弾性変形させて車体全体の姿勢を
制御するアクチユエータとを具えている。
【0013】
【作用】本発明の超電導磁気浮上式高速鉄道車両は前記
のように金属板等よりなり、車体と台車との間の隙間、
及び車体と車体との間の隙間を覆って、空力抵抗及び空
力騒音を減少させる可動パネルを、その一端部を挟持
し、他端部を枢支するように設け、車両の動きに追従さ
せて揺動させる。また可動パネルの剛性について、空気
の流れ方向とそれに直交した方向とで異なる異方性を持
たせることにより、可動パネルを車体と台車との相対変
位や車体と車体との相対変位に即して変形させる。
【0014】また車両の姿勢制御時には、アクチュエー
タを作動させて、可動パネル(ガイドウエイに対向する
車体部分を覆って空力抵抗及び空力騒音を小さくする可
動パネル)を姿勢角の回転中心を中心に、車体の姿勢角
変位方向とは反対方向に弾性変形させて、可動パネルを
ガイドウエイに接触させないようにする。
【0015】
【実施例】
(第1実施例)次に本発明の超電導磁気浮上式高速鉄道
車両を図1乃至図9に示す第1実施例により説明する
と、この第1実施例は、車体と台車との間の隙間、及び
車体と車体との間の隙間の少なくとも一方を覆って空力
抵抗を小さくする可動パネル(弾性板状パネル)に関し
ている。
【0016】図1は、超電導磁気浮上式高速鉄道車両の
側面図、図2は、図1の矢視AーA線に沿う縦断正面
図、図3は、図2の矢印D部分の拡大縦断正面図、図4
は、図1の矢視BーB線に沿う横断底面図、図5は、図
4の矢印E部分の拡大横断底面図、図6は、図1の矢視
CーC線に沿う横断平面図、図7は、図6の矢印F部分
の拡大横断平面図、図8は、作用説明図である。
【0017】図1〜図3において、1a、1bが前後の
車体、2が台車、3が台車枠、4aが台車枠3の上部に
設けた空気チユーブ支持部材、5aが車体1a、1bの
つなぎ部の外面に垂下状態に取付けた可動パネル(弾性
板状パネル)、6aが空気チユーブ支持部材4aに取付
けた摺動部材、7aが摺動部材6aと空気チユーブ支持
部材4aとの間に介装した空気チユーブ、8aが台車枠
3の上部に設けた固定パネル、9が台車2の下面を覆う
台車下面空力カバー、10aが可動パネル5aの途中を
枢支する枢支部で、可動パネル5aが車体1a、1bの
つなぎ部の外面と台車2の外面との間を覆い、枢支部1
0aが可動パネル5aの上縁部を枢支し、空気チユーブ
7a側の摺動部材6aと固定パネル8aとが可動パネル
5aの下縁部を挟持している。
【0018】図4、5において、11b1が車体1aの
つなぎ部の外面に固定した固定パネル、11b2が車体
1bのつなぎ部の外面に固定した固定パネル、5bが枢
支部10bを介して固定パネル11b1に揺動可能に取
付けた可動パネル、4bが上記固定パネル11b2に設
けた空気チユーブ支持部材、6bが空気チユーブ支持部
材4bに取付けた摺動部材、7bが摺動部材6bと空気
チユーブ支持部材4bとの間に介装した空気チユーブ
ある。可動パネル5b車体1a、1bのつなぎ部の外
面間を覆ってる。枢支部10bが可動パネル5bの前
縁部側を枢支し、空気チューブ7b側の摺動部材6bと
固定パネル11b2とが可動パネル5bの後縁部を挟持
している。
【0019】図6、7において、11cが台車2の後部
に固定した固定パネル、4cが固定パネル11cに取付
けた空気チユーブ支持部材、6cが空気チユーブ支持部
材4cに取付けた摺動部材、7cが摺動部材6cと空気
チユーブ支持部材4cとの間に介装した空気チユーブ、
12が車体1bに固定した固定パネル、5cが枢着部1
0cを介して固定パネル12に揺動可能に取付けた可動
パネルで、可動パネル5cが台車2の外面と車体1bに
取付けた固定パネル12の外面との間を覆い、空気チユ
ーブ7c側の摺動部材6cと固定パネル11cとが可動
パネル5cの前縁部を挟持している。
【0020】前記図1〜図3、図4、5、及び図6、7
に示す超電導磁気浮上式高速鉄道車両のうち、図6、7
のものを例にとって、その作用を図8、9により具体的
に説明する。可動パネル5cが台車2の外面と車体1b
に取付けた固定パネル12の外面との間を覆い、枢着部
10cが可動パネル5cの後縁部を枢支し、空気チユー
ブ7c側の摺動部材6cと固定パネル11cとが可動パ
ネル5cの前縁部を挟持しており、図8に示すように空
気が可動パネル5cの外面を乱れることなく滑らかに流
れて、空力抵抗、空力騒音が低減する。その際、図9に
示すように可動パネル5cは、矢印方向の曲げ剛性が大
きいので、変形は少ない。
【0021】(第2実施例)次に本発明の超電導磁気浮
上式高速鉄道車両を図9〜12に示す第2実施例により
説明すると、この第2実施例は、剛性を空気の流れ方向
とそれに直交した方向とで異ならせた可動パネル5(5
a〜5c)に関している。図9は、図8の矢印A部分の
拡大作用説明図、図10は、可動パネル5(5a〜5
c)に異方性を持たせる理由の説明図、11aは、可動
パネル5(5a〜5c)の一例を示す正面図、図11b
は、図11aの矢視AーA線に沿う縦断一側面図、図1
1bは、図11aの矢視BーB線に沿う縦断他側面図、
図12aは、可動パネル5(5a〜5c)の他の例を示
す正面図、図12bは、図12aの矢視CーC線に沿う
縦断一側面図である。
【0022】図9において、枢着部10cが可動パネル
5cの後縁部を枢支し、空気チユーブ7c側の摺動部材
6cと固定パネル11cとが可動パネル5cの前縁部を
挟持しており、台車2と車体1b側の固定パネル12と
が相対変位して、可動パネル5cが矢印A方向(外方)
または矢印B方向(内方)に変位した場合、可動パネル
5cが疑似ヒンジ点を中心に弾性変形し、可動パネル5
cと摺動部材6c及び固定パネル11cとの間の相対変
位を吸収して、この間に隙間が生じない。
【0023】また台車2と車体1b側の固定パネル12
とが相対変位して、可動パネル5cが矢印C方向(前後
方向)に変位した場合、可動パネル5cが空気チユーブ
7c側の摺動部材6cと固定パネル11cとに対し滑動
して、この間に隙間が生じない。その際、可動パネル5
c全体の剛性が非常に高いと、図10に示すように疑似
ヒンジ点に隙間が生じることになるが、可動パネル5c
の幅方向(疑似ヒンジ線に平行な方向)の曲げ剛性を大
きくし、可動パネル5cの長さ方向(疑似ヒンジ線に直
交した方向)の曲げ剛性乃至捩り剛性を小さくすると、
隙間が生じなくなる。
【0024】図11は、繊維強化複合材30により、可
動パネル5(5a〜5c)の剛性を空気の流れ方向とそ
れに直交する方向とで異ならせた例である。この例で
は、繊維強化複合材30の縦糸と横糸とを可動パネル本
体(金属板等)に対し配交角度θで取付けて、可動パネ
ル5(5a〜5c)の幅方向(疑似ヒンジ線に対して平
行な方向)の曲げ剛性を大きくし、可動パネル5cの長
さ方向(疑似ヒンジ線に対して直交した方向)の曲げ剛
性乃至捩り剛性を小さくしている。
【0025】図12は、曲げ剛性の高い短冊状のパネル
(金属板、ハニカム構造体等)を剛性の低い材料(例え
ばゴム膜)により連結して、可動パネル5(5a〜5
c)の幅方向(疑似ヒンジ線に対して平行な方向)の曲
げ剛性を大きくし、可動パネル5cの長さ方向(疑似ヒ
ンジ線に対して直交した方向)の曲げ剛性乃至捩り剛性
を小さくしている。この可動パネル5の外面は平滑であ
る。
【0026】(第3実施例)次に本発明の超電導磁気浮
上式高速鉄道車両を図13〜図16に示す第3実施例に
より説明すると、この第3実施例は、車両の姿勢制御時
(車体のロール方向の姿勢角を走行軌道の曲率に応じ制
御して、乗客に横遠心力を与えないようにする車両の姿
勢制御時)の空力抵抗及び空力騒音を低減する可動パネ
ル(車体側空力整形覆い)に関している。
【0027】図13は、超電導磁気浮上式高速鉄道車両
の側面図、図14は、図13の矢視AーA線及び矢視B
ーB線に沿う縦断正面図、図15は、作用説明図、図1
6は、図13の矢視CーC線に沿う縦断正面図である。
図13〜図3において、1a、1bが前後の車体、2が
台車、17が車体1bに固定した固定パネル、16が可
動パネル(車体側空力整形覆い)で、これらの可動パネ
ル16と固定パネル17とが車体1bの下部を覆ってい
る。この可動パネル16の前部の断面は、台車2の断面
に略同じであるが、後部に向かい次第に小さくなり、後
部の断面が固定パネル17の断面に一致して、互いが滑
らかに接続している。
【0028】15が車体1bに取付けたアクチユエータ
で、このアクチユエータ15の先端部が可動パネル16
に取付けられている。また14が複数のリモートセンタ
ー機構で、これらリモートセンター機構14の両端部が
車体1bと可動パネル16とに枢支されている。また図
16の18が可動パネル16の底面側可動パネル16a
と側面側可動パネル16b、16bとを連結する連結
部、19がガイドウエイである。上記可動パネル16の
上縁部は、車体1bに対して滑動可能に接触している。
【0029】次に前記図13〜図16に示す超電導磁気
浮上式高速鉄道車両の作用を具体的に説明する。車両の
姿勢を図15の矢印方向(反時計方向)に制御するとき
には、姿勢制御信号によりアクチユエータ5を伸び方向
に作動させ、可動パネル16を姿勢角の回転中心を中心
に反対方向に弾性変形させて、可動パネル16をガイド
ウエイ19に接触させないようにする。
【0030】車両の姿勢角によっては、可動パネル16
を固定成形覆い17に対して充分に相対変位させられな
い場合があるが、この場合には、図13に示すように可
動パネル16と固定パネル17とをピン20により結合
して、互いの相対変位を可能にする。
【0031】
【発明の効果】本発明の超電導磁気浮上式高速鉄道車両
は前記のように金属板等よりなる可動パネルを、その一
端部を挟持し、他端部を枢支するようにして、車体と台
車との間の隙間、及び車体と車体との間の隙間を覆うよ
うに設けることにより、車両の動きに追従させて揺動さ
せることができるため、空気が可動パネルの外面を乱れ
ることなく滑らかに流れて空力抵抗及び空力騒音を減少
させることができる。また可動パネルの剛性について、
空気の流れ方向とそれに直交した方向とで異なる異方性
を持たせることにより、可動パネルを車体と台車との相
対変位や車体と車体との相対変位に即して変形させるこ
とができる。
【0032】また車両の姿勢制御時には、アクチユエー
タを作動させて、可動パネル(ガイドウエイに対向する
車体部分を覆って空力抵抗及び空力騒音を小さくする可
動パネル)を姿勢角の回転中心を中心に、車体の姿勢角
変位方向とは反対方向に弾性変形させので、可動パネ
ルのガイドウエイに対する接触を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超電導磁気浮上式高速鉄道車両の第1
実施例を示す側面図である。
【図2】図1の矢視AーA線に沿う縦断正面図である。
【図3】図2の矢印D部分の拡大縦断正面図である。
【図4】図1の矢視BーB線に沿う横断底面図である。
【図5】図4の矢印E部分の拡大横断底面図である。
【図6】図1の矢視CーC線に沿う横断平面図である。
【図7】図6の矢印F部分の拡大横断平面図である。
【図8】同超電導磁気浮上式高速鉄道車両の作用説明図
である。
【図9】図8の矢印A部分の拡大作用説明図図である。
【図10】可動パネルに異方性を持たせる理由の説明図
である。
【図11】(a)は可動パネルに異方性を持たせた第2
実施例の正面図、(b)は(a)の矢視AーA線に沿う
縦断一側面図、(c)は、(a)の矢視BーB線に沿う
縦断他側面図である。
【図12】(a)は可動パネルの他の例を示す正面図、
(b)は、(a)の矢視CーC線に沿う縦断一側面図で
ある。
【図13】第3実施例を示す側面図である。
【図14】図13の矢視AーA線及び矢視BーB線に沿
う縦断正面図である。
【図15】その作用説明図である。
【図16】図13の矢視CーC線に沿う縦断正面図であ
る。
【図17】(a)は従来の高速鉄道車両を示す側面図、
(b)は(a)の矢視AーA線に沿う車体間のつなぎ部
の横断平面図図である。
【図18】(a)は従来の超電導磁気浮上式高速鉄道車
両の一例を示す側面図、(b)は図17aの矢視A’ー
A’線に沿う車体間のつなぎ部の横断平面図、(c)は
車体及び台車の縦断正面図である。
【図19】(a)は従来の超電導磁気浮上式高速鉄道車
両の他の例を示す側面図、(b)は(a)の矢視AーA
線に沿う縦断正面図、(c)は(a)の矢視BーB線に
沿う縦断背面図、(d)は(a)の矢視CーC線に沿う
縦断側面図、(e)は車両姿勢制御時の作用説明図であ
る。
【図20】従来の超電導磁気浮上式高速鉄道車両での空
気の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
1a、1b 車体 2 台車 5 可動パネル 15 アクチユエータ 16 可動パネル
フロントページの続き (72)発明者 横山 理 愛知県名古屋市港区大江町10番地 三菱 重工業株式会社 名古屋航空宇宙システ ム製作所内 (72)発明者 佐伯 栄一 東京都練馬区光ケ丘7−6−18−1301 (72)発明者 五十嵐 一弘 千葉県習志野市谷津6−19−3−306 (72)発明者 保坂 史郎 東京都杉並区本天沼1−4−2−208 (72)発明者 西川 洋一 東京都板橋区桜川3−1−5−302 審査官 山内 康明 (56)参考文献 特開 昭53−30519(JP,A) 特開 昭61−175169(JP,A) 特開 昭52−95409(JP,A) 実開 昭58−43548(JP,U) 実開 平2−19675(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61D 49/00 B61F 3/00 B61F 3/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体と台車との間の隙間、及び車体と車
    体との間の隙間の少なくとも一方を覆って空力抵抗及び
    空力騒音を小さくする可動パネルを具えてなる超電導磁
    気浮上式高速鉄道車両において、前記可動パネルは、そ
    の一端部を挟持されると共に、他端部を枢支されること
    を特徴とした超電導磁気浮上式高速鉄道車両。
  2. 【請求項2】 車体と台車との間の隙間、及び車体と車
    体との間の隙間の少なくとも一方を覆って空力抵抗及び
    空力騒音を小さくする可動パネルを具えてなる超電導磁
    気浮上式高速鉄道車両において、前記可動パネルが一端
    部を挟持されると共に、他端部を枢支され、当該可動パ
    ネルの剛性を空気の流れ方向とそれに直行した方向とで
    異ならせたことを特徴とした超電導磁気浮上式高速鉄道
    車両。
  3. 【請求項3】 車体のうち、ガイドウエイに対向する車
    体部分を覆って空力抵抗及び空力騒音を小さくする可動
    パネルと、この可動パネルを弾性変形させて車体全体の
    姿勢を制御するアクチユエータとを具えていることを特
    徴とした超電導磁気浮上式高速鉄道車両。
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