JP3195625B2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP3195625B2
JP3195625B2 JP31615891A JP31615891A JP3195625B2 JP 3195625 B2 JP3195625 B2 JP 3195625B2 JP 31615891 A JP31615891 A JP 31615891A JP 31615891 A JP31615891 A JP 31615891A JP 3195625 B2 JP3195625 B2 JP 3195625B2
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amateur
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yoke
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茂 田島
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/22Polarised relays
    • H01H51/2227Polarised relays in which the movable part comprises at least one permanent magnet, sandwiched between pole-plates, each forming an active air-gap with parts of the stationary magnetic circuit
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/18Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
    • H01H50/30Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature

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  • Electromagnetism (AREA)
  • Electromagnets (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Magnetic Treatment Devices (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、励磁コイルにより励磁
されるヨークと、ヨークの両端部間に設けた軸受部に中
央部が枢支され各端部がヨークの各端部にそれぞれ当接
する2つの停止位置の間で回動するアマチュアと、アマ
チュアの各端部からの力を受けて駆動される接点ばねお
よび固定接点を備えアマチュアの各端部の移動に連動し
て開閉される接点装置とを具備した電磁継電器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】上記構成の電磁継電器は、ドイツ特許公
報DE 35 20 773 Clに開示されている。
この電磁継電器では、アマチュアの各停止位置において
アマチュアが3点で支持されるように構成されている。
すなわち、3点のうちの中央の1点は略H形のアマチュ
アを枢支するピン軸受によって形成され、両側の2点は
アマチュアの磁極板が対向しているヨークの端部に当接
することによって形成される。このような3点での支持
を実現するために、電磁継電器を製造する際には、各磁
極板をヨークの対応する各端部に当接させてアマチュア
を一方の停止位置(非動作位置)に位置固定しておい
て、ヨークを配設した継電器本体に対して軸受ピンを設
けたアマチュア支持板を接着剤で固定するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、3点で
の支持がなされるように調整する上記工程では、ピン軸
受が有している遊びについては考慮されていないもので
ある。すなわち、ピン軸受に遊びがあり、当接している
磁極板とヨークの端部との間に働く各磁力の大きさが等
しくなく、また、接点ばねからアマチュアが受ける各力
の大きさが等しくないものであるから、励磁コイルに通
電してアマチュアを非動作位置に保持している保持力を
弱めると、アマチュアの一端が他端よりも先にヨークか
ら離れて動き出すことになる。ここに、アマチュアは、
ピン軸受の遊びがなくなるまでは、ヨークの他端部との
接触点の回りに回転することになる。その後、アマチュ
アはピン軸受の回りで実際に回転するようになり、それ
まで回転中心になっていたアマチュアの他端も移動す
る。こうしてアマチュアは動作位置に達する。一方、励
磁コイルへの通電を停止してアマチュアが動作位置から
非動作位置に復帰させるときにも同様の動きをする。こ
のような動きは、アマチュアに作用する力の差によって
生じるものであるから予測することができない。しかし
ながら、このような動きが生じると、電磁継電器の全般
的なスイッチング特性に影響し、加えて、同一バッチ内
の電磁継電器にかなりのばらつきが生じるという問題が
ある。
【0004】一方、電磁継電器に外部から衝撃力が作用
したときにも、上述した動きによって、アマチュアは、
まずヨークの一端部だけから離れ、ピン軸受の遊びがな
くなった後にヨークの他端部から離れることになる。そ
の結果、ヨークの各端部で吸引力が同時に解除されるの
ではなく別々に解除されることになる。したがって、ア
マチュアの各停止位置において2つの吸引力の合力によ
ってアマチュアを保持する場合に比較して耐衝撃性が小
さいことになる。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、スイッチング特性のばらつきが少なく、耐衝
撃性の大きい電磁継電器を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、励磁コイルにより励磁される
ヨークと、ヨークの両端部間に設けた軸受部に中央部が
枢支され各端部がヨークの各端部にそれぞれ当接する2
つの停止位置の間で回動するアマチュアと、アマチュア
の各端部からの力を受けて駆動される接点ばねおよび固
定接点を備えアマチュアの各端部の移動に連動して開閉
される接点装置とを具備した電磁継電器において、アマ
チュアの両端を結ぶ方向の軸線に対する一側における異
なる端部にそれぞれリフトオフ形の接点装置を配設する
とともに、アマチュアの両端を結ぶ方向の軸線に対する
他側における異なる端部にそれぞれフレクシャ形の接点
装置を配設することにより、各接点ばねが、アマチュア
の一方の停止位置では主としてアマチュアの一端部に規
制力を作用させ、アマチュアの他方の停止位置では主と
してアマチュアの他端部に規制力を作用させるととも
に、上記2つの規制力が互いに平行でかつそれぞれアマ
チュアを互いに他方の停止位置に向かって付勢するよう
に構成され、アマチュアの軸受部は、上記2つの規制力
とは反対向きの支持力を受けるように構成されているの
である。
【0007】請求項2の発明では、アマチュアの軸受部
は、軸受ピンと軸受孔とが遊びを有して嵌合したピン軸
受よりなり、アマチュアの各停止位置において軸受ピン
と軸受孔とが軸受部の中心から支持力の作用方向に離れ
た軸受ピンの周面の一所で接触するように、ピン軸受の
固定側の部材がヨークに対して位置決めされる。請求項
3の発明では、アマチュアは両端を結ぶ方向の軸線に平
行な一対の磁極板を備え、ヨークの各端部は両磁極板の
互いに対向する端部間に挿入されているのである。
【0008】請求項4の発明では、アマチュアを停止位
置に保持するための保持力を発生する永久磁石を、両磁
極板の間に配設しているのである
【0009】請求項5の発明では、アマチュアの各端部
にそれぞれ遊びを有するように結合したアクチュエータ
を介して接点ばねを駆動するのである。
【0010】
【作用】請求項1の構成によれば、アマチュアの両端を
結ぶ方向の軸線に対する一側における異なる端部にそれ
ぞれリフトオフ形の接点装置を配設するとともに、アマ
チュアの両端を結ぶ方向の軸線に対する他側における異
なる端部にそれぞれフレクシャ形の接点装置を配設する
ことにより、各接点ばねが、アマチュアの一方の停止位
置では主としてアマチュアの一端部に規制力を作用さ
せ、アマチュアの他方の停止位置では主としてアマチュ
アの他端部に規制力を作用させるとともに、上記2つの
規制力が互いに平行でかつそれぞれアマチュアを上記他
方の停止位置に向かって付勢するように構成され、か
つ、アマチュアの軸受部が、たとえば、ヨークに固定す
べき部材を固定する間に位置を合わせるなどの調整を行
うことによって、上記2つの規制力とは反対向きの支持
力を受けるように調整されているので、アマチュアの両
停止位置において軸受部に遊びが与えられていても、
マチュアが各停止位置から外れて初期動作に入ったとき
に遊びが機能しないような構造とすることができる。換
言すれば、アマチュアが各停止位置から回転し始める
と、ヨークの端部からアマチュアを引き離す向きの力が
アマチュアの両端部で同時に作用するのである。したが
って、アマチュアのスイッチング特性は、磁力やばね力
の基準値からのばらつきとは無関係になり、しかも、ア
マチュアの一方の端部だけが先にヨークから離れること
がないから、電磁継電器の耐衝撃性を向上させることが
できる。
【0011】請求項2ないし請求項4の構成は、本発明
の望ましい実施態様である。請求項4の構成によれば、
アマチュアの各停止位置でそれぞれアマチュアの一方の
端部にのみ接点ばねからの規制力が作用することにな
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。各図はそれぞれアマチュアの各停止位置での電磁
継電器の平面図を示す。図に示した有極電磁継電器は、
単安定動作型であって、図1は非動作位置を示し、図2
は動作位置を示す。本実施例における電磁継電器は、略
H形のアマチュア10を備える。アマチュア10は、平
行な一対の磁極板11,12と、両磁極板11,12の
間に介装された永久磁石14とからなり、磁極板11,
12および永久磁石14は、合成樹脂の外被体13によ
って保持される。
【0013】外被体13の中央部には軸受孔15が形成
され、円柱状の軸受ピン16を軸受孔15に挿入するこ
とによって、アマチュア10は軸受ピン16の回りに回
動自在に枢着される。軸受ピン16はアマチュア支持板
17に一体に形成され、アマチュア支持板17は励磁コ
イル(図示せず)を備えた継電器本体18に接着され
る。図では、軸受部が有している遊びを明確に示すため
に、軸受孔15と軸受ピン16との直径の差を強調して
ある。
【0014】励磁コイル(図示せず)には、略U形に形
成されたヨークの中央部が挿通され、ヨークの両端部1
9,20は上方(すなわち、図の紙面に直交する方向)
に延長されて両磁極板11,12の各端部の間の空間に
挿入される。図1に示す非動作位置では、磁極板11の
上端部は位置Aにおいてヨークの上端部19と接触し、
磁極板12の下端部は位置Bにおいてヨークの下端部2
0と接触する。
【0015】電磁継電器を組み立てる際には、アマチュ
ア10の各端部を図1に示す位置でそれぞれヨークの各
端部19,20に当接させる。このとき同時に、軸受孔
15と軸受ピン16とが位置Cで接触するように位置を
合わせて、アマチュア支持板17を継電器本体18に接
着剤で固定する。ここにおいて、軸受ピン16を継電器
本体に一体に形成し、軸受ピン16と軸受孔15とを位
置Cで所望の状態で接触させるように継電器本体18に
対するヨークの位置を調節して接着固定してもよい。
【0016】電磁継電器には合計4個の接点装置21〜
24が設けられる。図1の左側の2個は、フレクシャ形
の接点装置21,23であり(すなわち、ばね力に抗し
て閉じる接点装置)、右側の2個は、リフトオフ形の接
点装置22,24である(すなわち、ばね力に抗して開
く接点装置)。4個の接点装置はそれぞれ接点ばね26
と固定接点28とを備える。接点ばね26は一端がばね
保持体25に固定され、接点ばね26の自由端には接点
部材27が固着される。固定接点28には、接点ばね2
6の接点部材27に対設されて接点を構成する接点部材
29が固着される。ばね保持体25と固定接点28と
は、継電器本体18を貫通して外部電線に接続される端
子を備える。図示した実施例では、各接点装置21〜2
4がフレクシャ形であるかリフトオフ形であるかは、対
応するばね保持体25を継電器本体18に組み付ける角
度によって決定される。
【0017】各接点ばね26は、固定端と接点部材27
との間の部位がアクチュエータ31,32に形成した挿
通孔30に挿通される。2個のアクチュエータ31,3
2は、継電器本体18の上に設けたガイド33に保持さ
れ、アマチュア10の長手方向の軸線Lに交差する方向
の直線上で往復移動する(図1では、軸線Lは電磁継電
器の長手方向の軸線として示してある。この軸線Lはア
マチュア10の移動範囲の中央位置でのアマチュアの長
手方向の軸線に一致する)。
【0018】アクチュエータ31は中央部に突片34を
備え、突片34はアマチュア10の外被体13に形成し
た切欠部35に遊嵌される。同様に、アクチュエータ3
2も突片36を備え、突片36はアマチュア10の他端
部に設けた対応する切欠部37に遊嵌される。図1に示
す非動作位置では励磁コイルには通電されておらず、ア
マチュア10は永久磁石14による磁気吸引力によって
図示した位置に保持される。保持力である磁気吸引力
は、アマチュア10の一端部では磁極板11とヨークの
一端部19との間に作用し、アマチュア10の他端部で
は磁極板12とヨークの他端部20との間に作用する。
アクチュエータ31は、突片34と切欠部35とが接触
する位置では、規制力F1によってアマチュア10を反
対向きに回転させようとする。規制力F1は、接点装置
21,22の接点ばね26によってアクチュエータ31
に作用する2つの力F21,F22の合力である。
【0019】アマチュア10の他端部では、接点装置2
3の接点ばね26からアクチュエータ32に対して弱い
力F23が作用する。しかしながら、この力は閉じてい
る接点装置24の固定接点28に伝達されるから、アマ
チュア10はアクチュエータ32からは規制力を受けな
い。図1に示す状態では、アマチュア10の下端部では
磁気吸引力のみが有効になるのである。
【0020】励磁コイルに通電することによってアマチ
ュア10を保持する磁力を減少させると、ヨークの上端
部19での保持力が規制力F1よりも小さくなったとき
に、アマチュア10が位置Aから離れる向きに移動し始
める。アマチュア10は、ピン軸受における位置Cの回
りに回転するから、アマチュア10の上端部が移動し始
めると同時に、アマチュア10の下端部が位置Bから離
れるように移動する。こうして、アマチュア10は図2
に示す動作位置まで回転することになる。
【0021】図2に示す動作位置では非動作位置と同様
の力が作用する。動作位置では、磁極板12は位置Dに
おいてヨークの上の端部19に接触し、磁極板11は位
置Eにおいてヨークの下の端部20に接触する。このと
き、アマチュア10の上端部では、接点装置21の接点
ばね26によって生じた力F21が接点装置21の固定
接点28に作用する。したがって、接点装置21は閉じ
アマチュア10の上端部には何の影響も及ぼさなくな
る。一方、アマチュア10の下端部は規制力F2を受け
る。規制力F2は、アクチュエータ32にかかる2つの
力F23,F24の合力であって、各力F23,F24
は接点装置23,24の接点ばね26によって生じる。
こうして、規制力F2はアクチュエータ32の突片36
を介してアマチュア10の外被体13の切欠部37に作
用することになる。
【0022】アマチュア10は、図2に示した動作位置
においても3点で支持される。すなわち、両端の2点は
ヨークの端部19,20と磁極板11,12とが接触す
る位置D,Eであり、中央の1点は軸受孔15と軸受ピ
ン16とが接触する位置Cである。位置Cは図1と同じ
位置である。次に、コイルに通電されなくなると、アマ
チュア10の下端部に作用する磁気吸引力が規制力F2
よりも低下するとすぐに、アマチュア10は位置Eから
離れるように移動してアマチュア10は位置Cの回りに
回転する。また同時に、アマチュア10の上端部は位置
Dから離れるように力を受ける。
【0023】以上の説明から明らかなように、接点装置
21〜24によってアマチュア10の2つの停止位置で
生じる規制力F1,F2は、アマチュア10の長手方向
の軸線Lを挟む左右の接点装置21〜24の構成が非対
称であることによって、アマチュア10の長手方向の軸
線Lに交差する同じ向きに作用する。また、アマチュア
10の軸受部は、軸受ピン16と軸受孔15との接触す
る位置Cが軸受部の中心に対して支持力Kの方向にずれ
るように調整されている。支持力Kは、規制力F1,F
2に対して平行かつ反対向きに作用する。その結果、ア
マチュア10の両停止位置においてアマチュア10が同
じ位置Cで支持されるのである。各停止位置では、アマ
チュア10の両端部がヨークに当接し、両当接部位には
引き離す向きの力が同時に作用するのである。
【0024】
【0025】本発明は、実施例に示したH形のアマチュ
アに限定されるものではなく、中央に設けた軸受部に回
転自在に枢支され、かつ、互いに対向するヨークの間で
両端部が往復移動する棒状のアマチュアを用いた電磁継
電器でも同様の構成が適用できるものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述のように、アマチュアの両
端を結ぶ方向の軸線に対する一側における異なる端部に
それぞれリフトオフ形の接点装置を配設するとともに、
アマチュアの両端を結ぶ方向の軸線に対する他側におけ
る異なる端部にそれぞれフレクシャ形の接点装置を配設
することにより、各接点ばねが、アマチュアの一方の停
止位置では主としてアマチュアの一端部に規制力を作用
させ、アマチュアの他方の停止位置では主としてアマチ
ュアの他端部に規制力を作用させるとともに、上記2つ
の規制力が互いに平行でかつそれぞれアマチュアを上記
他方の停止位置に向かって付勢するように構成され、か
つ、アマチュアの軸受部が、たとえば、ヨークに固定す
べき部材を固定する間に位置合わせを行うことなどによ
って、上記2つの規制力とは反対向きの支持力を受ける
ように調整されているので、アマチュアの両停止位置に
おいて軸受部に遊びが与えられていても、アマチュアが
各停止位置から外れて初期動作に入ると遊びが機能しな
いような構造とすることができるのである。換言すれ
ば、アマチュアが各停止位置から回転し始めると、ヨー
クの端部からアマチュアを引き離す向きの力がアマチュ
アの両端部で同時に作用することになる。したがって、
アマチュアのスイッチング特性は、磁力やばね力の基準
値からのばらつきとは無関係になって、スイッチング特
性のばらつきが少なくなるという利点があり、しかも、
外部からの衝撃力に対してアマチュアの両端部で保持力
が片方ずつ解除されることがないから、耐衝撃性が向上
するという効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における非動作位置の一部切欠した平面
図である。
【図2】実施例における動作位置の一部切欠した平面図
である。
【符号の説明】
10 アマチュア 11 磁極板 12 磁極板 14 永久磁石 15 軸受孔 16 軸受ピン 19 ヨークの端部 20 ヨークの端部 21 接点装置 22 接点装置 23 接点装置 24 接点装置 26 接点ばね 28 固定接点 31 アクチュエータ 32 アクチュエータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−95249(JP,A) 特開 昭55−60234(JP,A) 実開 昭54−41932(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 51/24 H01H 50/30 H01H 50/56 H01H 51/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁コイルにより励磁されるヨークと、
    ヨークの両端部間に設けた軸受部に中央部が枢支され各
    端部がヨークの各端部にそれぞれ当接する2つの停止位
    置の間で回動するアマチュアと、アマチュアの各端部か
    らの力を受けて駆動される接点ばねおよび固定接点を備
    えアマチュアの各端部の移動に連動して開閉される接点
    装置とを具備した電磁継電器において、アマチュアの両
    端を結ぶ方向の軸線に対する一側における異なる端部に
    それぞれリフトオフ形の接点装置を配設するとともに、
    アマチュアの両端を結ぶ方向の軸線に対する他側におけ
    る異なる端部にそれぞれフレクシャ形の接点装置を配設
    することにより、各接点ばねが、アマチュアの一方の停
    止位置では主としてアマチュアの一端部に規制力を作用
    させ、アマチュアの他方の停止位置では主としてアマチ
    ュアの他端部に規制力を作用させるとともに、上記2つ
    の規制力が互いに平行でかつそれぞれアマチュアを互い
    に他方の停止位置に向かって付勢するように構成され、
    アマチュアの軸受部は、上記2つの規制力とは反対向き
    の支持力を受けるように調整されたことを特徴とする電
    磁継電器。
  2. 【請求項2】 アマチュアの軸受部は、軸受ピンと軸受
    孔とが遊びを有して嵌合したピン軸受よりなり、アマチ
    ュアの各停止位置において軸受ピンと軸受孔とが軸受部
    の中心から支持力の作用方向に離れた軸受ピンの周面の
    一所で接触するように、ピン軸受の固定側の部材がヨー
    クに対して位置決めされていることを特徴とする請求項
    1記載の電磁継電器。
  3. 【請求項3】 アマチュアは両端を結ぶ方向の軸線に平
    行な一対の磁極板を備え、ヨークの各端部は両磁極板の
    互いに対向する端部間に挿入されていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の電磁継電器。
  4. 【請求項4】 アマチュアを停止位置に保持するための
    保持力を発生する永久磁石を、両磁極板の間に配設した
    ことを特徴とする請求項3記載の電磁継電器。
  5. 【請求項5】 アマチュアの各端部にそれぞれ遊びを有
    するように結合したアクチュエータを介して接点ばねを
    駆動することを特徴とする請求項1ないし請求項4のい
    ずれか1項に記載の電磁継電器。
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DE90163281 1990-11-30

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JPH06187886A JPH06187886A (ja) 1994-07-08
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