JP3195402B2 - データ整列方法及び装置 - Google Patents

データ整列方法及び装置

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JP3195402B2
JP3195402B2 JP06888192A JP6888192A JP3195402B2 JP 3195402 B2 JP3195402 B2 JP 3195402B2 JP 06888192 A JP06888192 A JP 06888192A JP 6888192 A JP6888192 A JP 6888192A JP 3195402 B2 JP3195402 B2 JP 3195402B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定ビット数の代表デ
ータを含む複数のデータ群を代表データの値の順番にな
るよう整列するデータ整列方法及び装置並びにゲーム装
に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビゲーム装置等においては背景画面
の上にキャラクタ等の多数のオブジェクトをテレビ画面
に動的に表示する必要がある。各オブジェクトは多面体
として表現されている。オブジェクトを構成する各多角
形平面はポリゴンと呼ばれ、その多角形平面の各頂点の
座標値と色データ等により構成されている。
【0003】テレビ画面上に各オブジェクトを表示する
には、各オブジェクトの表示位置に応じてオブジェクト
間の前後関係を求め、オブジェクト同志が前後に重なっ
た場合、後ろに位置するオブジェクトが前に位置するオ
ブジェクトに隠れるように表示する必要がある。実際に
はオブジェクト同志の前後関係により表示制御するので
はなく、各オブジェクトをポリゴンに分解し、ポリゴン
同志の前後関係に基づいて表示制御している。ポリゴン
データの前後関係を求めるためには、大量のポリゴンデ
ータをそのZ座標値により順番に整列する、いわゆるZ
ソート処理を行なう必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にデータを整列
(ソーティング)する方法としては従来から様々な整列
方法が考えられているが、いずれの整列方法の場合も、
整列すべきデータ量が少なければ短時間で処理できても
データ量が増えてくると処理時間が指数関数的に増大し
てしまう。
【0005】テレビゲーム装置においてはZソート処理
をテレビ画面表示の1フレームという限られた時間内に
行なう必要がある。近年のテレビゲーム装置ではゲーム
が複雑化、多様化してきており、表示すべきオブジェク
トの数も増大する傾向にある。このためZソート処理に
必要な時間が指数関数的に増大し、高速に変化する画像
表示が困難になるという問題があった。
【0006】本発明の目的は、データ量が増大しても指
数関数的に処理時間が増大することのないデータ整列方
法及び装置並びにゲーム装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、所定ビット
数の代表データを含む複数のデータ群を、前記代表デー
タの値の順番になるよう整列するデータ整列方法におい
て、前記複数のデータ群が格納されるデータ格納部と共
に前記代表データのビット数で表現される数だけのアド
レスを有するソートテーブルとを用意し、前記データ格
納部に前記複数のデータ群を格納する場合は、順番に入
力されるデータ群を、リンクアドレス記憶領域と第1デ
ータフラグとを付加して前記データ格納部に順番に格納
し、各データ群が格納された前記データ格納部の格納ア
ドレスを、各データ群の代表データの値をアドレスとす
る前記ソートテーブルの記憶領域に記録し、前記ソート
テーブルの記憶領域に、既に他のデータ群の格納アドレ
スが記録されている場合は、そのデータ群の格納アドレ
スを自己のリンクアドレス記憶領域に移動すると共に、
そのデータ群のリンクアドレス記憶領域にリンクアドレ
スが記憶されているか否かに応じて、自己の第1データ
フラグにリンクアドレスが第1データであることを示す
フラグを立て、自己のデータ群の前記データ格納部への
格納アドレスを前記ソートテーブルの記憶領域に記録
し、前記データ格納部から前記複数のデータ群を読出す
場合は、前記ソートテーブルの記憶領域の記録内容をア
ドレス順に読み出し、読み出された格納アドレスの前記
データ格納部に格納されたデータ群を読み出し、読み出
されたデータ群のリンクアドレス記憶領域に他のデータ
群の格納アドレスが記録されている場合は、第1データ
フラグにフラグが立てられたデータ群を読み出すまで、
その記録された格納アドレスの前記データ格納部に格納
されたデータ群を連続して読み出すことにより、不規則
な順番で入力された前記複数のデータ群を前記代表デー
タの値により整列された順番で読出すことを特徴とする
データ整列方法によって達成される。
【0008】上記目的は、所定ビット数の代表データを
含む複数のデータ群を、前記代表データの値の順番にな
るよう整列するデータ整列装置において、前記複数のデ
ータ群が格納されるデータ格納部と、前記代表データの
ビット数で表現される数だけのアドレスを有するソート
テーブルと、順番に入力されるデータ群を、リンクアド
レス記憶領域と第1データフラグとを付加して前記デー
タ格納部に順番に格納し、各データ群が格納された前記
データ格納部の格納アドレスを、各データ群の代表デー
タの値をアドレスとする前記ソートテーブルの記憶領域
に記録し、前記ソートテーブルの記憶領域に、既に他の
データ群の格納アドレスが記録されている場合は、その
データ群の格納アドレスを自己のリンクアドレス記憶領
域に移動すると共に、そのデータ群のリンクアドレス記
憶領域にリンクアドレスが記憶されているか否かに応じ
て、自己の第1データフラグにリンクアドレスが第1デ
ータであることを示すフラグを立て、自己のデータ群の
前記データ格納部への格納アドレスを前記ソートテーブ
ルの記憶領域に記録するデータ群格納手段と、前記ソー
トテーブルの記憶領域の記録内容をアドレス順に読み出
し、読み出された格納アドレスの前記データ格納部に格
納されたデータ群を読み出し、読み出されたデータ群の
リンクアドレス記憶領域に他のデータ群の格納アドレス
が記録されている場合は、第1データフラグにフラグが
立てられたデータ群を読み出すまで、その記録された格
納アドレスの前記データ格納部に格納されたデータ群を
連続して読み出すデータ群読出手段とを備え、不規則な
順番で入力された前記複数のデータ群を前記代表データ
の値により整列された順番で読出すことを特徴とするデ
ータ整列装置によって達成される。
【0009】
【作用】本発明によれば、データを整列のための処理時
間は、データ量に対して指数関数的に増大することなく
データ量に比例して増大するだけであるので、データ量
が増大しても整列処理の時間が極端に増大することなく
高速な整列処理が可能である。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例によるデータ整列装置を適
用したテレビゲーム装置を図1を用いて説明する。ポリ
ゴンデータメモリ10には各オブジェクトを構成するポ
リゴンデータが記憶されている。ポリゴンデータとし
て、図2に示すように、多面体の各頂点の座標データ
(X0,Y0,Z0)、(X1,Y1,Z1)、…と色
データと共に、そのポリゴンのZ座標の代表値Zpが定
められている。Z座標の代表値Zpとしては、ポリゴン
データ中のZ座標の最小値や最大値や重心位置がポリゴ
ンデータの特性から選ばれている。ポリゴンデータメモ
リ10にはオブジェクトの各面を示すポリゴンデータが
データ群として大量に記憶されている。
【0011】CPU12はテレビゲームの進行に応じて
各表示画面において表示すべきオブジェクトとその表示
位置を求め、その表示位置に基づいて表示すべきオブジ
ェクトの各ポリゴンデータの座標変換パラメータを演算
する。演算された座標変換パラメータはパラメータメモ
リ14に記憶される。座標変換パラメータは変換マトリ
ックスとして表現され、ポリゴンデータをテレビ画像の
表示位置に変換するためのワールド座標変換パラメータ
と、テレビ画像に表示されるポリゴンを遊技者の視点か
らみたように変換する視点座標変換パラメータとを乗算
したものとなる。
【0012】三次元演算部16は、ポリゴンデータメモ
リ10に記憶された各ポリゴンデータと、パラメータメ
モリ14に記憶された座標変換パラメータとから各ポリ
ゴンの位置を三次元空間内で現すように演算する。スク
リーン投影部18では、三次元空間内に位置付けされた
各ポリゴンのポリゴンデータを、テレビ画像に相当する
二次元スクリーンに投影したものとして演算する。この
状態では各ポリゴンの前後の位置関係は考慮されず前後
に重なり合ったものとして表現される。
【0013】Zソート処理部20は、スクリーン投影部
18において表現された各ポリゴンデータをZ座標の代
表値Zpの順番に各ポリゴンデータを整列する。Zソー
ト処理部20の詳細については後述する。ポリゴンペイ
ント部22は、Zソート処理部20により整列された順
番によりポリゴンをテレビ24にペイントする。すなわ
ち、遊技者の視点から見て後ろの位置のポリゴンから順
番にペイントし、前に位置するポリゴンを重ね書きする
ようにペイントしてテレビ24に表示する。このように
することにより、前後の位置関係を考慮してポリゴンデ
ータを正しく表示することができる。
【0014】図3を用いて、Zソート処理部20の詳細
について説明する。Zソート処理部20は、スクリーン
投影部18から不規則に送られてくるポリゴンデータを
入力し、ポリゴンデータのZ座標の代表値Zpの大きさ
の順番に整列し、整列した順番でポリゴンペイント部2
2に出力する。スクリーン投影部18からのポリゴンデ
ータは外部インターフェース30を介してZソート処理
部20に入力される。
【0015】並び換えシーケンサ32は、入力されたポ
リゴンデータをデータ書込部34を介してポリゴンデー
タバッファ36に入力された順番に書き込む。このとき
ポリゴンデータにはリンクアドレス記憶領域が付加され
る。すなわち、図4に示すように、ポリゴンデータバッ
ファ36は、ポリゴンデータ毎に記憶領域36A、36
B、…が設定されている。各記憶領域36A、36B、
…は、ポリゴンデータを記憶するポリゴンデータ記憶領
域とリンクアドレスを記憶する記憶領域と第1データで
あることを示す第1データフラグとを有している。
【0016】また、並び換えシーケンサ32は、アドレ
スバスとデータバスを切り替えるアドレス/データバス
セレクタ38を介して、入力されたポリゴンデータのZ
座標の代表値ZpのアドレスのZソートテーブル40
に、ポリゴンデータバッファ36への格納アドレスを書
き込む。同時にZソートルックアップテーブル42の該
当ビットの値を反転する。なお、Zソートテーブル40
に既に格納アドレスが書き込まれている場合には、その
記録されている格納アドレスを、ポリゴンデータバッフ
ァ36中の今格納したポリゴンデータの記憶領域のリン
クアドレス記憶領域に転送して記録し、今格納したポリ
ゴンデータの記憶領域の格納アドレスをZソートテーブ
ル40に書き込む。
【0017】Zソートテーブル40は、図4に示すよう
に、整列するために用いられるZ座標の代表値Zpによ
り表現される数だけのアドレスを有している。例えば、
Z座標が16ビットで現されるとすると、Zソートテー
ブル40は0から65535(=216−1)のアドレス
を有することになる。Zソートルックアップテーブル4
2は、図4に示すように、Zソートテーブル40の各ア
ドレスに対して1ビットが対応して設けられている。例
えば、Z座標が16ビットで現されるとすると、Zソー
トルックアップテーブル42は65536(=216)個
のビットから構成される。Zソートルックアップテーブ
ル42を参照することにより、Zソートテーブル40に
アクセスすることなく、格納アドレスが書き込まれたZ
ソートテーブル40のアドレスを高速に知ることができ
る。
【0018】データ読出シーケンサ44は、Zソートル
ックアップテーブル42を参照しながら、アドレス/デ
ータバスセレクタ38を介してZソートテーブル40の
記憶内容を0000番地からアドレス順に読み出す。Z
ソートテーブル40から格納アドレスを読み出すと、デ
ータ読出部46を介して読み出された格納アドレスのポ
リゴンデータバッファ36に格納されたポリゴンデータ
を読み出す。読み出されたポリゴンデータは外部インタ
ーフェース48を介してポリゴンペイント部22に出力
される。
【0019】このとき、ポリゴンデータバッファ36か
ら読み出されたポリゴンデータに付加されたリンクアド
レス記憶領域にリンクアドレスが記録されている場合に
は、続いて、そのリンクアドレスのポリゴンデータバッ
ファ36に格納されたポリゴンデータを読み出す。同時
に、リンクアドレス記憶領域に記憶されたリンクアドレ
スが第1データであるか否か、すなわち、更にリンクす
るリンクアドレスがあるか否かを示す第1データフラグ
を見る。更にリンクするリンクアドレスがある場合に
は、次に読み出されたポリゴンデータの記憶領域のリン
クアドレスからポリゴンデータバッファ36に格納され
たポリゴンデータを読み出し、第1データフラグが第1
データであることを示すまでポリゴンデータの読み出し
を継続する。
【0020】なお、タイミング信号発生部50はアドレ
ス/データバスセレクタ38、Zソートテーブル40、
Zソートルックアップテーブル42に動作タイミング信
号を出力する。次に、本実施例のZソート処理部の動作
について、図5及び図6を用いて説明する。説明を簡単
にするために図5に示す4個のポリゴンを整列するもの
とする。第1のポリゴンデータPD1のZ座標の代表値
Zp1は0018(16)であり、第2のポリゴンデータP
D2のZ座標の代表値Zp2は0010(16)であり、第
3のポリゴンデータPD3のZ座標の代表値Zp3は0
020(16)であり、第4のポリゴンデータPD4のZ座
標の代表値Zp4は0018(16)である。
【0021】最初に、ポリゴンデータの格納動作につい
て説明する。まず、第1のポリゴンデータPD1が外部
インターフェース30を介して入力されるとポリゴンデ
ータバッファ36の0000番地に格納される。第1の
ポリゴンデータPD1のZ座標の代表値Zp1は001
8であるので、Zソートテーブル40の0018番地
に、ポリゴンデータバッファ36への格納アドレスであ
る0000を記録すると共に、Zソートルックアップテ
ーブル42の該当ビット(0018番目のビット)を1
に反転する。
【0022】次に、第2のポリゴンデータPD2が外部
インターフェース30を介して入力されるとポリゴンデ
ータバッファ36の0010番地に格納される。第2の
ポリゴンデータPD2のZ座標の代表値Zp2は001
0であるので、Zソートテーブル40の0010番地
に、ポリゴンデータバッファ36への格納アドレスであ
る0010を記録すると共に、Zソートルックアップテ
ーブル42の該当ビット(0010番目のビット)を1
に反転する。
【0023】次に、第3のポリゴンデータPD3が外部
インターフェース30を介して入力されるとポリゴンデ
ータバッファ36の0020番地に格納される。第3の
ポリゴンデータPD3のZ座標の代表値Zp3は002
0であるので、Zソートテーブル40の0020番地
に、ポリゴンデータバッファ36への格納アドレスであ
る0020を記録すると共に、Zソートルックアップテ
ーブル42の該当ビット(0020番目のビット)を1
に反転する。
【0024】次に、第4のポリゴンデータPD4が外部
インターフェース30を介して入力されるとポリゴンデ
ータバッファ46の0030番地に格納される。第4の
ポリゴンデータPD4のZ座標の代表値Zp4は001
8であるので、Zソートテーブル40の0018番地
に、ポリゴンデータバッファ36への格納アドレスであ
る0030を記録しようとする。しかし、Zソートテー
ブル40の0018番地には第1のポリゴンデータPD
1の格納アドレスである0000が既に記録されてい
る。このため、既に記録されている格納アドレスの00
00を第4のポリゴンデータPD4のリンクアドレス記
憶領域に転送し、Zソートテーブル40の0018番地
には第4のポリゴンデータPD4格納アドレスである0
030を記録する。なお、Zソートルックアップテーブ
ル42の該当ビット(0018番目のビット)は既に1
に反転されているので変更しない。
【0025】次に、ポリゴンデータの読出動作について
説明する。まず、Zソートルックアップテーブル42を
参照して最初に1になるビットを検出する。0010番
目のビットが1になっているので、Zソートテーブル4
0の0010番地の記憶内容を読み出す。Zソートテー
ブル40の0010番地には0010と書き込まれてい
るので、ポリゴンデータバッファ36の0010番地か
ら始まる記憶領域36Bに格納された第2のポリゴンデ
ータPD2を読み出して外部インターフェース48を介
して出力する。続いて、記憶領域36Bのリンクアドレ
ス記憶領域を読み出す。記憶領域36Bのリンクアドレ
ス記憶領域には何も書き込まれていないので、Z座標の
代表値Zpが0010であるポリゴンデータの読み出し
を終了する。
【0026】次に、Zソートルックアップテーブル42
を参照して次に1になるビットを検出する。0018番
目のビットが1になっているので、Zソートテーブル4
0の0018番地の記憶内容を読み出す。Zソートテー
ブル40の0018番地には0030と書き込まれてい
るので、ポリゴンデータバッファ36の0030番地か
ら始まる領域36Dに格納された第4のポリゴンデータ
PD4を読み出して外部インターフェース48を介して
出力する。続いて、記憶領域36Dのリンクアドレス記
憶領域を読み出す。記憶領域36Dのリンクアドレス記
憶領域には0000と書き込まれているので、次にポリ
ゴンデータバッファ36の0000番地から始まる領域
36Aに格納された第1のポリゴンデータPD1を読み
出して外部インターフェース48を介して出力する。続
いて、記憶領域Dの第1データフラグを検出する。第1
データフラグには0と記録されているので、更なるリン
クデータは存在せず、Z座標の代表値Zpが0018で
あるポリゴンデータの読み出しを終了する。
【0027】次に、Zソートルックアップテーブル42
を参照して次に1になるビットを検出する。0020番
目のビットが1になっているので、Zソートテーブル4
0の0020番地の記憶内容を読み出す。Zソートテー
ブル40の0020番地には0020と書き込まれてい
るので、ポリゴンデータバッファ36の0020番地か
ら始まる記憶領域36Cに格納された第3のポリゴンデ
ータPD3をの内容を読み出して外部インターフェース
48を介して出力する。続いて、記憶領域36Cのリン
クアドレス記憶領域を読み出す。記憶領域36Cのリン
クアドレス記憶領域には何も書き込まれていないので、
Z座標の代表値Zpが0020であるポリゴンデータの
読み出しを終了する。
【0028】このようにして、第2のポリゴンデータP
D2、第4のポリゴンデータPD4、第1のポリゴンデ
ータPD1、第3のポリゴンデータPD3と視点から近
い順番に整列されて読み出される。このように本実施例
によればポリゴンデータのZソート処理においてポリゴ
ンデータのデータ量に比例した処理時間でZソート処理
を行うことができ、多数のオブジェクトを高速に画像表
示することができる。
【0029】本発明は上記実施例に限らず種々の変形が
可能である。例えば、上記実施例では本発明をテレビゲ
ーム装置のZソート処理に適用したが、他のデータ整列
処理にも適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、データを
整列のための処理時間は、データ量に対して指数関数的
に増大することなくデータ量に比例して増大するだけで
あるので、データ量が増大しても整列処理の時間が極端
に増大することなく高速な整列処理が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるテレビゲーム装置を示
すブロック図である。
【図2】ポリゴンデータのデータ形式を示す図である。
【図3】図1に示すテレビゲーム装置のZソート処理部
の詳細を示すブロック図である。
【図4】図3のZソート処理部におけるポリゴンデータ
バッファ、Zソートテーブル、Zソートルックアップテ
ーブルを示す図である。
【図5】本実施例によるZソート処理部の動作の説明図
である。
【図6】本実施例によるZソート処理部の動作の説明図
である。
【符号の説明】
10…ポリゴンデータメモリ 12…CPU 14…パラメータメモリ 16…三次元演算部 18…スクリーン投影部 20…Zソート処理部 22…ポリゴンペイント部 24…テレビ 30…外部インターフェース 32…並び換えシーケンサ 34…データ書込部 36…ポリゴンデータバッファ 38…アドレス/データバスセレクタ 40…Zソートテーブル 42…Zソートルックアップテーブル 44…データ読出シーケンサ 46…データ読出部 48…外部インターフェース 50…タイミング信号発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−276122(JP,A) 特開 平2−224018(JP,A) A.V.エイホ 外2名「データ構造 とアルゴリズム」(昭62年3月10日)培 風館 P.38−39 ハロルド S.ストーン 外1名「コ ンピュータとデータ構造」(昭53−12− 30)CQ出版 P.235−236

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ビット数の代表データを含む複数の
    データ群を、前記代表データの値の順番になるよう整列
    するデータ整列方法において、 前記複数のデータ群が格納されるデータ格納部と共に前
    記代表データのビット数で表現される数だけのアドレス
    を有するソートテーブルとを用意し、 前記データ格納部に前記複数のデータ群を格納する場合
    は、 順番に入力されるデータ群を、リンクアドレス記憶領域
    と第1データフラグとを付加して前記データ格納部に順
    番に格納し、 各データ群が格納された前記データ格納部の格納アドレ
    スを、各データ群の代表データの値をアドレスとする前
    記ソートテーブルの記憶領域に記録し、 前記ソートテーブルの記憶領域に、既に他のデータ群の
    格納アドレスが記録されている場合は、そのデータ群の
    格納アドレスを自己のリンクアドレス記憶領域に移動す
    ると共に、そのデータ群のリンクアドレス記憶領域にリ
    ンクアドレスが記憶されているか否かに応じて、自己の
    第1データフラグにリンクアドレスが第1データである
    ことを示すフラグを立て、自己のデータ群の前記データ
    格納部への格納アドレスを前記ソートテーブルの記憶領
    域に記録し、 前記データ格納部から前記複数のデータ群を読出す場合
    は、 前記ソートテーブルの記憶領域の記録内容をアドレス順
    に読み出し、 読み出された格納アドレスの前記データ格納部に格納さ
    れたデータ群を読み出し、 読み出されたデータ群のリンクアドレス記憶領域に他の
    データ群の格納アドレスが記録されている場合は、第1
    データフラグにフラグが立てられたデータ群を読み出す
    まで、その記録された格納アドレスの前記データ格納部
    に格納されたデータ群を連続して読み出すことにより、 不規則な順番で入力された前記複数のデータ群を前記代
    表データの値により整列された順番で読出すことを特徴
    とするデータ整列方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ整列方法におい
    て、 前記ソートテーブルの各アドレスの記憶領域に格納アド
    レスが記録されているか否かを示すルックアップテーブ
    ルを用意し、 前記データ格納部に前記複数のデータ群を格納する場合
    は、 前記ソートテーブルの記憶領域に格納アドレスを記録す
    ると共に前記ルックアップテーブルの該当ビットの値を
    反転し、 前記データ格納部から前記複数のデータ群を読出す場合
    は、 前記ルックアップテーブルの各ビットの値に基づいて、
    前記ソートテーブルの記憶領域の記録内容をアドレス順
    に読み出すことを特徴とするデータ整列方法。
  3. 【請求項3】 所定ビット数の代表データを含む複数の
    データ群を、前記代表データの値の順番になるよう整列
    するデータ整列装置において、 前記複数のデータ群が格納されるデータ格納部と、 前記代表データのビット数で表現される数だけのアドレ
    スを有するソートテーブルと、 順番に入力されるデータ群を、リンクアドレス記憶領域
    と第1データフラグとを付加して前記データ格納部に順
    番に格納し、各データ群が格納された前記データ格納部
    の格納アドレスを、各データ群の代表データの値をアド
    レスとする前記ソートテーブルの記憶領域に記録し、前
    記ソートテーブルの記憶領域に、既に他のデータ群の格
    納アドレスが記録されている場合は、そのデータ群の格
    納アドレスを自己のリンクアドレス記憶領域に移動する
    と共に、そのデータ群のリンクアドレス記憶領域にリン
    クアドレスが記憶されているか否かに応じて、自己の第
    1データフラグにリンクアドレスが第1データであるこ
    とを示すフラグを立て、自己のデータ群の前記データ格
    納部への格納アドレスを前記ソートテーブルの記憶領域
    に記録するデータ群格納手段と、 前記ソートテーブルの記憶領域の記録内容をアドレス順
    に読み出し、読み出された格納アドレスの前記データ格
    納部に格納されたデータ群を読み出し、読み出されたデ
    ータ群のリンクアドレス記憶領域に他のデータ群の格納
    アドレスが記録されている場合は、第1データフラグに
    フラグが立てられたデータ群を読み出すまで、その記録
    された格納アドレスの前記データ格納部に格納されたデ
    ータ群を連続して読み出すデータ群読出手段とを備え、 不規則な順番で入力された前記複数のデータ群を前記代
    表データの値により整列された順番で読出すことを特徴
    とするデータ整列装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデータ整列装置におい
    て、 前記ソートテーブルの各アドレスの記憶領域に格納アド
    レスが記録されているか否かを示すルックアップテーブ
    ルを設け、 前記データ群格納手段は、前記ソートテーブルの記憶領
    域に格納アドレスを記録すると共に前記ルックアップテ
    ーブルの該当ビットの値を反転し、 前記データ群読出手段は、前記ルックアップテーブルの
    各ビットの値に基づいて、前記ソートテーブルの記憶領
    域の記録内容をアドレス順に読み出すことを特徴とする
    データ整列装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載のデータ整列装置を
    含むことを特徴とするゲーム装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のゲーム装置において、 前記データ群は、ポリゴンを構成するデータであり、 前記代表データは、前記ポリゴンを構成するデータのう
    ち、前記ポリゴンが表示される表示画面に対する前後関
    係を決定するデータであることを特徴とするゲーム装
    置。
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