JP3195387U - 圧力鍋の蓋開閉機構 - Google Patents

圧力鍋の蓋開閉機構 Download PDF

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Abstract

【課題】煩雑な組み付けをなくし、簡単な部品構成で、熱に影響されず、耐久性があり、蓋の開閉が簡単で軽快にスムーズにできる、圧力鍋の蓋開閉機構を提供する。【解決手段】鍋本体2に設けた本体取っ手と、蓋に設けた蓋取っ手と、蓋取っ手に設けたスライダー30と、蓋の内周面に嵌装した蓋パッキンとを備え、スライダー30を前進することにより蓋を鍋本体2にロックすると共に、同スライダー30を後退することにより蓋を鍋本体2よりロック解除できるように設けた圧力鍋の蓋開閉機構である。鍋本体2の開口縁部の一部に係合部2cを形成し、スライダー30の下部には、スライダー30の前後運動に従動するロック開閉機構40を設け、このロック開閉機構40は、スライダー30を前方へ移動させることにより、鍋本体2の係合部2cに係合されて蓋が鍋本体2にロック状態となるロック部50と、スライダー30を後方へ移動させることにより、ロック部50は鍋本体2の係合部2cとの係合が解除される。【選択図】図6A

Description

本考案は、圧力鍋の鍋本体の開口部を被蓋する蓋を周方向に回動して、該蓋を鍋本体に気密にロックしたり残圧がある場合に圧力を逃がした上で、蓋を開くことが可能な圧力鍋の蓋開閉機構に関するものである。
従来、この種の圧力鍋の蓋開閉機構としては、種々のものが提案されている。例えば、本願出願人の出願に係る実用新案登録第3154486号の登録実用新案公報(特許文献1)に記載されたものが知られている。
この特許文献1に記載された圧力鍋の蓋開閉機構は、鍋本体の外周壁に設けられ上面にガイド溝を有する本体取っ手と、鍋本体の上部開口を被蓋する蓋の外周に設けた蓋取っ手と、前記蓋取っ手に、鍋本体の中央部に向かって前後動するように設けたスライダーと、該スライダーの下端部に垂設されて前記本体取っ手のガイド溝に案内される脚部(スライドピンとも称し得る。)と、前記蓋の底面側に嵌装した蓋パッキンとを備え、前記蓋を周方向に回動して本体取っ手と蓋取っ手とを重合し、前記スライダーを前進することにより蓋を鍋本体にロックするとともに、同スライダーを後退することにより蓋を鍋本体よりロック解除できるように設けたものである。
実用新案登録第3154486号の登録実用新案公報
しかしながら、前記特許文献1の圧力鍋の蓋開閉機構では、蓋のロック及びロック解除に必要な構成部材として、大小2個のスライダー、スライドピンとしてのスライダー下端部に形成した脚部等の多数の構成部材を必要とする難点があった。
また、鍋本体の本体取っ手の上面には、前述したように、スライダーの下端部の脚部(他の公知技術文献ではスライドピンとも称されている。)が案内される工夫されたガイド溝の形成を必須とする。そのため、前記スライダーの脚部(スライドピン)の形状や、前記ガイド溝の形状や形成位置など、両者の相関関係を考慮しなければならず、時として、スライダーの動作不良により蓋の開閉が固くなる等、面倒な構成となる問題があった。
本考案は、上記従来例の有する問題点を解消するために案出されたものであり、従来例のように、蓋のロック及びロック解除に必要な構成として、大小2個のスライダー、スライダー下端部に形成した脚部(スライドピン)、小スライダーを付勢するバネ等の多数の構成部材を不要とするとともに、煩雑な組み付けをなくして、簡単な部品構成で、熱に影響されることなく、耐久性のある、圧力鍋の蓋開閉機構を提供することを第1の目的とする。
また、従来例のように、鍋本体の本体取っ手の上面には、スライダーの下端部の脚部(スライドピン)が案内されるガイド溝を形成する必要がなく、そのガイド溝の形状や形成位置等の面倒な構成を不要とするばかりか、蓋の開閉が簡単で軽快にスムーズにできる、圧力鍋の蓋開閉機構を提供することを第2(本質的)の目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の請求項1の圧力鍋の蓋開閉機構は、鍋本体の外周壁に設けた本体取っ手と、鍋本体の上部開口を被蓋する蓋の外周に設けた蓋取っ手と、前記蓋取っ手に、鍋本体の中央部に向かって前後動するように設けたスライダーと、前記蓋の内周面に嵌装した蓋パッキンとを備え、前記蓋を周方向に回動して本体取っ手と蓋取っ手とを重合し、前記スライダーを前進することにより蓋を鍋本体にロックするとともに、同スライダーを後退することにより蓋を鍋本体よりロック解除できるように設けた圧力鍋の蓋開閉機構であって、
前記鍋本体の開口縁部に形成したフランジ部の一部に係合部を形成する一方、
前記スライダーの下部には、該スライダーの前後運動に従動するロック開閉機構を設け、
このロック開閉機構は、前記スライダーを前方へ移動させることにより、鍋本体のフランジ部の係合部に係合されて蓋が鍋本体にロック状態となるロック部と、
前記スライダーを後方へ移動させることにより、前記ロック部は鍋本体のフランジ部の係合部との係合が解除されるとともに、そのロック解除部が前方へ移動して蓋の蓋パッキンを鍋本体中心部方向へ押動し、鍋本体内圧力を逃がし、蓋を鍋本体からロック解除状態となるロック解除部とからなることを特徴とする。
ここで、ロック開閉機構は、前記作動をするロック部とロック解除部とを有するものであれば、その具体的構成は適宜設計変更できる。
請求項2の圧力鍋の蓋開閉機構は、前記ロック開閉機構の具体的な構成の一例を示したものである。
すなわち、前記ロック開閉機構としては、ロック部は強固な金属製で水平部と係合片を有する垂直部とを一体に形成し、ロック解除部は強固な金属製で水平部とパッキン押部を有する垂直部とを一体に形成してあり、
このロック部とロック解除部とは、水平部において、ロック部には長穴をロック解除部には丸穴を穿設されており、これらの長穴と丸穴とに連結ピンを嵌挿して、ロック部とロック解除部とを連結してあるとともに、前記連結ピンの他端はスライダーの下部に固定してあり、
また、前記ロック部の水平部とロック解除部の水平部の端部において、両水平部を枢軸で回動自在に枢着したリンク機構を構成し、
さらに、前記ロック部の水平部の後端部は前記スライダーに嵌着されていることを特徴とする。
請求項1の圧力鍋の蓋開閉機構によれば、従来例のように、蓋のロック及びロック解除に必要な構成として、大小2個のスライダー、スライダー下端部に形成した脚部(スライドピン)、小スライダーを付勢するバネ等の多数の構成部材を不要とするとともに、煩雑な組み付けをなくして、簡単な部品構成で、熱に影響されることなく、耐久性のある、圧力鍋の蓋開閉機構を提供することができる。
また、従来例のように、鍋本体の本体取っ手の上面には、スライダーの下端部の脚部(スライドピン)が案内されるガイド溝を形成する必要がなく、そのガイド溝の形状や形成位置等の面倒な構成を不要とするばかりか、蓋の開閉が簡単で軽快にスムーズにできる、圧力鍋の蓋開閉機構を提供することができる。
請求項2の圧力鍋の蓋開閉機構によれば、前記請求項1の効果を奏するだけでなく、ロック開閉機構が簡単で堅固なものが提供できる。
本考案に係る圧力鍋の蓋開閉機構を採用した圧力鍋の全体の斜視図である。 本考案に係る圧力鍋の蓋開閉機構の本体取っ手と蓋取っ手とを重合してロック状態とした時の一部斜視図である。 図2の状態において蓋に嵌装した蓋パッキンと蓋取っ手との関係を示した概略斜視図である。 図3の平面図である。 ロック状態時のスライダーとロック開閉機構と蓋パッキンとの関係を示した部分斜視図である。 図5Aの平面図である。 図5Aから蓋パッキンを除去して、ロック開閉機構のロック部の係合片が鍋本体の係合部に係合されたロック状態を示した部分斜視図である。 図6Aの平面図である。 スライダーを後退してロック解除状態とした時の蓋パッキンと蓋取っ手との関係を示した概略斜視図である。 図7の平面図である。 ロック解除状態時のスライダーとロック開閉機構と蓋パッキンとの関係を示した部分斜視図である。 図9Aの平面図である。 図9Aから蓋パッキンを除去して、ロック開閉機構のロック部の係合片が鍋本体の係合部と係合解除される共に、ロック解除部のパッキン押部が前進してロック解除状態を示した部分斜視図である。 図10Aの平面図である。 ロック解除状態時の鍋本体と蓋取っ手との関係を示した平面図である。 スライダーを後退しロック解除して、反時計方向に回転して蓋が開けられる状態を示した平面図である。 図12におけるスライダーとロック開閉機構との移動状態を示した平面図である。
本考案を実施するための基本的な形態は、請求項1に記載しているが、これを添付図面に添って以下に説明する。
すなわち、本考案の圧力鍋の蓋開閉機構は、鍋本体2の外周壁に設けた本体取っ手10と、鍋本体2の上部開口2aを被蓋する蓋3の外周に設けた蓋取っ手20と、前記蓋取っ手20に、鍋本体2の中央部に向かって前後動するように設けたスライダー30と、前記蓋3の内周面に嵌装した蓋パッキン3bとを備え、
前記蓋3を周方向に回動して本体取っ手10と蓋取っ手20とを重合し、前記スライダー30を前進することにより蓋3を鍋本体2にロックするとともに、同スライダー30を後退することにより蓋3を鍋本体2よりロック解除できるように設けた圧力鍋の蓋開閉機構であって、
前記鍋本体2の開口縁部に形成したフランジ部2bの一部に係合部2cを形成する一方、
前記スライダー30の下部には、該スライダー30の前後運動に従動するロック開閉機構40を設け、
このロック開閉機構40は、前記スライダー30を前方へ移動させることにより、鍋本体2のフランジ部2bの係合部2cに係合されて蓋3が鍋本体2にロック状態となるロック部50と、
前記スライダー30を後方へ移動させることにより、前記ロック部50は鍋本体2のフランジ部2bの係合部2cとの係合が解除されるとともに、そのロック解除部60が前方へ移動して蓋3の蓋パッキン3bを鍋本体中心部方向へ押動し、鍋本体内圧力を逃がし、蓋3を鍋本体2からロック解除状態となるロック解除部60とからなることを特徴とする。
本考案の具体的な構成は、以下の実施例1に述べる通りである。
本考案の実施例1を図1〜図13に基づいて以下に説明する。
図1は本考案に係る圧力鍋の蓋開閉機構を採用した圧力鍋の全体の斜視図である。
図5Aはロック状態時のスライダーとロック開閉機構と蓋パッキンとの関係を示した部分斜視図、図5Bは図5Aの平面図である。図6Aは図5Aから蓋パッキンを除去して、ロック開閉機構のロック部の係合片が鍋本体の係合部に係合されたロック状態を示した部分斜視図、図6Bは図6Aの平面図である。図9Aはロック解除状態時のスライダーとロック開閉機構と蓋パッキンとの関係を示した部分斜視図、図9Bは図9Aの平面図である。図10Aは図9Aから蓋パッキンを除去して、ロック開閉機構のロック部の係合片が鍋本体の係合部と係合解除される共に、ロック解除部のパッキン押部が前進してロック解除状態を示した部分斜視図、図10Bは図10Aの平面図である。
図1において、1は圧力鍋であって、この圧力鍋1は、外周壁に本体取っ手10を設けた鍋本体2と、鍋本体2の上部開口2a(例えば図2参照)を被蓋するもので、かつ外周に蓋取っ手20を設けた蓋3とからなっている。
前記本体取っ手10は、鍋本体2の外周壁に溶接などで固着された取付部材(図示せず)にビス(図示せず)で固定してある。
一方、蓋取っ手20は、後部を把持部21とするとともに、前部を取付部22として、該取付部22の下面を切欠き、その切欠き部の後部垂下壁23を蓋3の外周壁3に当てがって両者をネジ(図示せず)で固定してある。また、蓋取っ手20の取付部22の先端には、蓋3に穿設した貫通孔(図示せず)と連通する連通孔24を形成しており、これら貫通孔と連通孔24との間には取付部材(図示せず)でフロート弁25が取り付けられている。
また、蓋取っ手20の前部には、後述するスライダー30を嵌装する長穴状のガイド溝26が形成されている。このスライダー30は、指当部31を押し又は引いて、鍋本体2の中央部に向かって前進または後退するようにしてある。
前記蓋3の裏面側の内周面には環状の蓋パッキン3bが嵌装されている。
鍋本体2に蓋3を被蓋する場合には、図1に示すように、鍋本体22の上部開口2aを蓋3で被冠して、同蓋3を閉鎖方向に回動して本体取っ手10と蓋取っ手20とを重合して、前記スライダー30を前進することにより、図1に示されるように、蓋3が鍋本体2に強固にロックされ、鍋本体2と蓋3とは気密状態に保持される。この状態で、鍋本体2を加熱することにより、鍋本体2の内部の圧力を上昇させることができる。
上記ロック状態において、スライダー30を後退することにより、蓋3が鍋本体2よりロック解除される。このロック解除状態で、図12に示すように、蓋取っ手20を開放方向に所定角度回動すると、蓋3が鍋本体2より取り外すことができる。
以上の如き構成からなる圧力鍋1において、本考案に係る圧力鍋の蓋開閉機構は、前記鍋本体2の開口縁部に外向きに形成したフランジ部2bの一部に、係合部2cを形成してある(図6A、図6B参照)。
一方、前記スライダー30の下部には、該スライダー30の前後運動に従動するロック開閉機構40が設けてある。このロック開閉機構40は、前記スライダー30を前方へ移動させることにより、鍋本体2のフランジ部2bの係合部2cに係合されて蓋3が鍋本体2にロック状態となるロック部50と、前記スライダー30を後方へ移動させることにより、前記ロック部50は鍋本体2のフランジ部2bの係合部2cとの係合が解除されるとともに、そのロック解除部60が前方へ移動して蓋3の蓋パッキン3bを鍋本体2中心部方向へ押動し、鍋本体2内の圧力を逃がし、蓋3を鍋本体2からロック解除状態となるロック解除部60とからなっている。
前記ロック開閉機構40は、具体的な構成としては種々設計できるものであるが、この実施例1では、図5A、図5B、図6A、図6B、図9A、図9B、図10A、図10Bに示されているように、ロック部50は、強固な金属製で、L字状の水平部51と、係合片56を有するL字状の垂直部55とを一体に形成している。
また、ロック解除部60は、強固な金属製で、L字状の水平部61と、先端にパッキン押部66を有するJ字状の垂直部65とを一体に形成している。
このロック部50とロック解除部60とは、L字状の水平部51、61において、ロック部50の水平部51には長穴52を穿設してあるとともに、ロック解除部60の水平部61には丸穴62を穿設してある。
そして、これらの長穴52と丸穴62とに連結ピン70を嵌挿して、ロック部50とロック解除部60とを連結してあるとともに、前記連結ピン70の他端はスライダー30の下部に固定してある。
また、前記ロック部50のL字状の水平部51とロック解除部60のL字状の水平部61の端部において、両L字状の水平部51、61を枢軸71で回動自在に枢着したリンク機構を構成している。
さらに、前記ロック部50のL字状の水平部51の後端部は、前記スライダー30に嵌着されている。すなわち、図5A、図6A、図9A及び図10Aに示されているように、ロック部50の水平部51の後端部には貫通穴53が形成してあり、この貫通穴53に、前記スライダー30の指当部31より下方へ垂設した脚部32を嵌挿して、スライダー30とロック部50の水平部51とを固定してある。
なお、図1で、80は圧力調整装置、81は安全弁である。
以上の構成からなる本考案の作用を以下に説明する。
(1) 図12の状態で、蓋取っ手2を時計方向に回動して、図1、図2に示すように、蓋取っ手20と本体取っ手10とを重合して、図1〜図4に示すように、スライダー30の指当部31を鍋本体2の中心部方向(前進方向)へ押動すると、蓋3が鍋本体2を完全に被蓋する。
(2) このとき、スライダー30の前進移動によって、ロック開閉機構40のロック部50の垂直部55に形成した係合片56が、鍋本体2のフランジ部2bの係合部2cに係合して、蓋3が鍋本体2にロック状態となる(図5A〜図6B参照)。一方、ロック開閉機構40のロック解除部60のパッキン押部66は後方へ移動して蓋パッキン3bより離間する(図5A〜図6B参照)。
(3) 図1〜図6Bのロック状態時よりスライダー30を後方へ移動(図7、図8参照)すると、ロック開閉機構40のロック部50に設けた係合片56は、図9B、図10A、図10Bに示すように、鍋本体2のフランジ部2bに形成した係合部2cとの係合が解除されると共に、ロック解除部60のパッキン押部66は、図9A、図9Bに示すように、蓋3に設けた蓋パッキン3bを鍋本体2の中心部方向へ押し、鍋本体2内の圧力を系外(外部)へ逃して、蓋3を鍋本体2からロック解除状態となる。
このロック解除状態において、図12に示すように、蓋取っ手20を反時計方向(蓋の開放方向)へ回動すると、鍋本体2の係止突部(図示せず)と蓋3の係止爪(図示せず)との係合が解除されて、鍋本体2から蓋3を取り外すことができる。
本考案の請求項1に記載した「ロック開閉機構」は、実施例1に示したようなリンク機構に限定されるものではなく、ロック部とロック解除部とを有するものであれば適宜構成のものを採用することができる。
1 圧力鍋
2 鍋本体
2c 係合部
3 蓋
3b 蓋パッキン
10 本体取っ手
20 蓋取っ手
30 スライダー
31 指当部
32 脚部
40 ロック開閉機構
50 ロック部
51 水平部
52 長穴
55 垂直部
56 係合片
60 ロック解除部
61 水平部
62 丸穴
65 垂直部
66 パッキン押部
70 連結ピン

Claims (2)

  1. 鍋本体の外周壁に設けた本体取っ手と、鍋本体の上部開口を被蓋する蓋の外周に設けた蓋取っ手と、前記蓋取っ手に、鍋本体の中央部に向かって前後動するように設けたスライダーと、前記蓋の内周面に嵌装した蓋パッキンとを備え、
    前記蓋を周方向に回動して本体取っ手と蓋取っ手とを重合し、前記スライダーを前進することにより蓋を鍋本体にロックするとともに、同スライダーを後退することにより蓋を鍋本体よりロック解除できるように設けた圧力鍋の蓋開閉機構であって、
    前記鍋本体の開口縁部に形成したフランジ部の一部に係合部を形成する一方、
    前記スライダーの下部には、該スライダーの前後運動に従動するロック開閉機構を設け、
    このロック開閉機構は、前記スライダーを前方へ移動させることにより、鍋本体のフランジ部の係合部に係合されて蓋が鍋本体にロック状態となるロック部と、
    前記スライダーを後方へ移動させることにより、前記ロック部は鍋本体のフランジ部の係合部との係合が解除されるとともに、そのロック解除部が前方へ移動して蓋の蓋パッキンを鍋本体中心部方向へ押動し、鍋本体内圧力を逃がし、蓋を鍋本体からロック解除状態となるロック解除部とからなることを特徴とする圧力鍋の蓋開閉機構。
  2. 前記ロック開閉機構としては、ロック部は強固な金属製で水平部と係合片を有する垂直部とを一体に形成し、ロック解除部は強固な金属製で水平部とパッキン押部を有する垂直部とを一体に形成してあり、
    このロック部とロック解除部とは、水平部において、ロック部には長穴をロック解除部には丸穴を穿設されており、これらの長穴と丸穴とに連結ピンを嵌挿して、ロック部とロック解除部とを連結してあるとともに、前記連結ピンの他端はスライダーの下部に固定してあり、
    また、前記ロック部の水平部とロック解除部の水平部の端部において、両水平部を枢軸で回動自在に枢着したリンク機構を構成し、
    さらに、前記ロック部の水平部の後端部は前記スライダーに嵌着されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力鍋の蓋開閉機構。
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