JP3187436U - 圧力調理器の蓋開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、容器本体に対して蓋の着脱(開閉)を確実かつ軽快に操作できると共に、安全性を向上した、圧力調理器の蓋開閉装置を提供する。
【解決手段】一対のスライダー4,5を被覆するカバー体32に内装された回動体と、該回動体に延設した軸部41に連結して、その一部をカバー体32の一部に設けられた開口部に露出して回動可能とした操作体50と、前記回動体に形成した連結ピン係合用の案内溝とを備え、操作体50を作動して、前記連結ピンと案内溝との作用により、一対の締付け片を、蓋が容器本体に固定される固定位置と、蓋が容器本体から固定解除される固定解除位置とに移動させ、蓋を容器本体に開閉すると共に、前記回動体には、圧力調整装置60の上下動を制御する圧力調整装置制御体65を設け、前記操作体50の開閉操作に連動して圧力調整装置60の上下動を制御するようにしてある。
【選択図】図5

Description

本考案は、圧力調理器の蓋開閉装置に関する。
従来、この種の圧力調理器の蓋開閉装置としては、例えば、実用新案登録第3174577号公報(特許文献1)に示されているように、蓋体装着時に、蓋本体の外周裏面に設けたパッキンを容器体のフランジに重ね合わせて密閉を確保する圧力調理器であって、蓋本体の外周縁上面と容器体のフランジを上下で挟圧する弧状の係止片を、蓋本体上面の半径方向に配置した作動アームに連結し、作動アームを半径方向に動作させる操作部を備え、操作部を動かして蓋体の着脱を行う圧力調理器の蓋体開閉構造において、蓋本体に固着して作動アームを覆うカバー体を設け、前記カバー体の中心箇所に作動アームの動作方向を軸方向とする回動体を内装し、前記回動体の軸部両端と連結してカバー体外方に露出する釣り手状の回動把手を設けて操作部とし、作動アームの各中心側に連結突起を上方へ突設し、前記回動体に前記連結突起が嵌合するガイド溝を形成すると共に、前記ガイド溝を、回動把手倒伏時に連結突起嵌合位置が近接して係止片が容器体のフランジ下方に位置し、回動把手起立状態への移行に対応して連結突起嵌合位置が徐々に離れ、回動把手起立時に係止片が容器体のフランジの外側に位置する形状としてなるものである。
また、前記特許文献1に設けた圧力動作体は、上部を細径部とし下方を太径部とした形状で、蓋本体の所定位置に上下動可能に設けたもので、圧力調理に際して、容器体内の圧力が所定値以下の場合には下降して細径部が作動アームの高さに位置し、高圧時に太径部が作動アーム高さに位置するように組み込んでなるものである。
実用新案登録第3174577号公報
しかるに、特許文献1のものによれば、蓋の把手がそのまま操作部として機能するので利点があるとともに、蓋本体に圧力動作体を設けると共に、作動アームにダルマ型透孔を設けて容器本体の内圧の変動に伴う安全性の向上を企図している。
しかしながら、上記特許文献1の圧力動作体を、作動アームに設けたダルマ型透孔で制御するものであるから、作動アームのスライド幅の僅かなズレで、圧力動作体が引っ掛かり蓋の開閉に不具合を生ずることが多い等の問題点がある。
本考案は、前記特許文献1の圧力調理器の蓋開閉装置の有する問題点を解決しようとするものであり、簡単な構成で、容器本体に対して蓋の着脱(開閉)を確実かつ軽快に操作できるとともに、安全性を向上した、圧力調理器の蓋開閉装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願考案の請求項1の圧力調理器の蓋開閉装置は、容器本体と、該容器本体の開口部を閉塞する蓋と、前記蓋の上面において半径方向で、かつ相互に異方向に水平移動可能に設けた一対のスライダーと、この一対のスライダーの外端部に連結されて蓋の外周縁上面と容器本体の外周縁フランジ部とを挾圧する一対の弧状の締付け片と、前記一対のスライダーを被蓋するように蓋の上面に設けたカバー体と、前記カバー体に内装されて前記一対のスライダーを水平移動する回動体と、この回動体の左右に延設した軸部に連結して、その一部をカバー体の一部に設けられた開口部に露出すると共に回動可能とした操作体と、前記回動体には、一対のスライダーの各中心側に上向きに突設した連結ピンと係合するように形成した案内溝とを備え、前記操作体を作動して、前記連結ピンと案内溝との作用により、前記一対の締付け片を内側に位置させて蓋が容器本体に固定される固定位置と、外側に位置して蓋が容器本体から固定解除される固定解除位置とに移動させ、蓋を容器本体に開閉すると共に、前記回動体には、圧力調整装置の上下動を制御する圧力調整装置制御体を設け、前記操作体の開閉操作に連動して圧力調整装置の上下動を制御するようにしてあることを特徴とする。
ここで、「圧力調整装置」としては、フロート弁が好ましく、その「圧力調整装置制御体」としては、上記圧力調整装置の上下動を制御するものであれば、適宜設計変更できる。
請求項2の前記圧力調整装置制御体は、回動体の軸部に設けると共に、一部に切欠き部を形成してなり、この切欠き部が圧力調整装置の上下動の制御を行うようにしてあることを特徴とする。
請求項3の圧力調理器の蓋開閉装置は、前記回動体の軸部にクリックストッパー用穴を設けると共に、これに対応するカバー体にボール収納用穴を形成し、このボール収納用穴にスプリングで弾支されたボール体を設け、これらのクリックストッパー用穴とボール収納用穴とボール体とでクリック機構を構成すると共に、前記一対のスライダーは両者間に設けたバネにより常時は内方へ付勢してあり、上記クリック機構とバネとを連動させる構成としてあることを特徴とする。
従って、蓋を容器本体に被蓋する場合には、操作体を開蓋方向に回動して、前記連結ピンと案内溝との作用により、一対の締付け片を外側に位置させ固定解除位置とする。すると、蓋を容器本体に対して被蓋又は開蓋(つまり着脱)することができる。この締付け片が固定解除にあるときは、蓋のアンロック状態である。
蓋を容器本体に固定してロック状態にする場合には、上記蓋のアンロック状態において、操作体を閉蓋方向に回動すると、回動体の回動に伴って前記連結ピンと案内溝との作用により、一対の締付け片が、内側に位置され固定位置となり、蓋の外周縁上面と容器本体の外周縁フランジ部とを挟圧してロック状態(蓋の密閉装着状態)となる。
前記回動体には、圧力調整装置の上下動を制御する圧力調整装置制御体を設け、前記操作体の開閉操作に連動して圧力調整装置の上下動を制御するようにしてあるから、容器本体の内圧の変動を確実に捉えて調節することができる。
請求項1の考案によれば、簡単な構成で、容器本体に対して蓋の着脱(開閉)を確実かつ軽快に操作できる。それだけでなく、回動体には、圧力調整装置の上下動を制御する圧力調整装置制御体を設け、前記操作体の開閉操作に連動して圧力調整装置の上下動を制御するようにしてあることから、圧力調整装置による開弁又は閉弁操作が、操作体の開閉操作に連動して、一挙動で自動的に行えるので、安全性が格段に向上される。
請求項2の考案によれば、圧力調整装置制御体は、回動体の軸部に設けるものであるから、取付けが簡単であるとともに、圧力調整装置の上下動の制御も、その切欠き部で行うものであるから、構成が簡単であるなどの利点がある。
請求項3の考案によれば、クリックストッパー用穴とボール収納用穴とボール体とで構成されるクリック機構と、一対のスライダー間に設けたバネとを連動させる構成としているから、前記操作体の作動が軽い力で円滑に作動できる。また、蓋の開の位置,閉の位置で確実に止めることができるので、蓋の開閉着脱が、片手で、確実に、簡単にできる。
本考案に係る圧力調理器の蓋開閉装置を圧力調理器に適用した一実施形態を示し、締付け片が固定位置にあるロック状態(閉蓋状態)の全体の斜視図である。 図1の状態で操作体を開蓋方向へ回動して、締付け片が固定解除位置にあるアンロック状態(開蓋状態)の全体の斜視図である。 図1の圧力調理器の蓋からカバー体を省略して示した圧力調理器の蓋の平面図である。 (A)は蓋のカバー体の上面部を割愛して示した圧力調理器の蓋の部分斜視図である。(B)は蓋のカバー体に設けたボール収納用穴とスプリングとボール体を示したカバー体の要部断面図である。 操作体とカバー体とを平面から見たロック状態時の斜視図である。 操作体と回動体と圧力調整装置制御体とを背面から見た斜視図である。 ロック状態時のカバー体と操作体と回動体と圧力調整装置制御体等を背面から見た説明図である。 アンロック状態時の図7と同様の説明図である。 蓋がロック状態時の圧力調整装置の状態を示す斜視図である。 蓋がアンロック状態時の圧力調整装置の状態を示す斜視図である。 圧力調整装置と圧力調整装置制御体と回動体との関係を示す閉弁状態の説明図である。 圧力調整装置と圧力調整装置制御体と回動体との関係を示す開弁状態の説明図である。
本考案の実施形態を図1〜図12に基づいて以下に説明する。
図1と図2に示すように、この圧力調理器1は、有底で略円筒状の容器本体2と、この容器本体2の開口部21(図3参照)を閉塞する蓋3とで構成されている。
容器本体2には、開口部21の上周縁に断面コ字状で環状の外周縁フランジ部が形成されていると共に、外周側壁の直径位置に対向して一対の把手22、22がネジ止めや溶接等により突設されている。
蓋3は、円板状であって、その外周縁部には下向き鍔部31が垂下されており、この下向き鍔部31の内側に環状パッキン(図示せず)が嵌装され、この蓋3を容器本体2に被蓋するときに、容器本体2の外周縁フランジ部に前記環状パッキンが圧接されて、容器本体2が気密に保持される。
蓋3の上面部の直径線上には、図3、図4(A)に示すように、半径方向で、かつ相互に異方向に水平移動可能とした一対のスライダー(第1スライダー4,第2スライダー5)が設けられている。そして、この一対のスライダー4,5の外端部には、一対の円弧状の締付け片6,7が溶接などにより設けられている。そして、前記一対の締付け片6,7は、一対のスライダー4,5を介して、蓋3が容器本体2に固定される固定位置Lと、蓋3が容器本体2から固定解除される固定解除位置Fとの間を移動する。また、一対の締付け片6,7は、それぞれ容器本体2の外周縁フランジ部及び蓋3の下向き鍔部31を抱き込み可能に形成されている。
前記一対の締付け片6,7が、固定位置Lと固定解除位置Fとの間を移動可能とするのは操作機構が担っている。
以下に、この操作機構について説明する。
前記操作機構は、前記一対のスライダー4,5のほかに、この一対のスライダー4,5を被蓋するように蓋3の上面に設けたカバー体32と、前記カバー体32に内装されて前記一対のスライダー4,5を水平移動する回動体40と、この回動体40の左右に延設した軸部41に連結して、その一部をカバー体32の一部に設けられた開口部32aに露出すると共に回動可能とした操作体50と、前記回動体40には、一対のスライダー4,5の各中心側に上向きに突設した連結ピン4a,5aと係合するように形成した案内溝42とを備えている。そして、前記操作体50を作動して、前記連結ピン4a,5aと案内溝42との作用により、前記一対の締付け片4,5を内側に位置させて蓋3が容器本体2に固定される固定位置Lと、外側に位置して蓋3が容器本体2から固定解除される固定解除位置Fとに移動させ、蓋3を容器本体2に開閉するようにしてある。
第1スライダー4と第2スライダー5とは、図3に示されているように、長孔4b、5bが形成され、これに蓋3の上面に固定されたガイドピン8、8が嵌挿されており、これにより両スライダー4,5が蓋3の上面部において相互に異方向に水平移動されるときに、一直線上に水平移動されるようにしていると共に、左右動の摺動範囲を規制している。また、両スライダー4,5の対向する内側同士間には、バネ取付部材9を蓋3の上面に固定し、このバネ取付部材9にコイルバネ等のバネ9aを設け、このバネ9aにより両スライダー4,5は常時は一対の締付け片6,7が内側に位置される固定位置Lになるように付勢されている。
回動体40の案内溝42は、該回動体40が90度回動する間に、左右の溝間距離が変化するようにハの字状に形成してある。これによれば、左右の案内溝42,42の溝間距離が最も近接している時には、前記連結ピン4a,5a同士も近接し、締付け片6,7が固定位置Lとなる。逆に、前記溝間距離が大きく両連結ピン4a,5a同士が離れた位置では、締付け片6,7が固定解除位置Fとなる。
操作体50は、図1,図2,図5に示されているように、上面部の片側には手指で押動する摘み51を形成して、開閉操作が目視し易く、外観的にも優れた形状としている。
前記回動体40には、例えばフロート弁等の圧力調整装置60の上下動を制御する圧力調整装置制御体65を設け、前記操作体50の開閉操作に連動して圧力調整装置60の上下動を制御するようにしてある。
これを、詳しく説明すると、前記圧力調整装置制御体65は、図5〜図8に示されているように、回動体40の軸部41に設けると共に、一部に切欠き部66を形成してなり、この切欠き部66が圧力調整装置40の上下動の制御を行うようにしてある。
一方、前記圧力調整装置60として、この実施形態ではフロート弁を採用している。このフロート弁60は、模式的に言うと、図11及び図12に示すように、逆T字状の弁体61の下端部に蓋3下方に設けた円板状の弁座62を設け、蓋3上方には外周部が圧力調整装置制御体65の切欠き部66に臨むように形成した当接部63を設けてある。
図1に示すように、操作体50の摘み51を手指で固定位置方向に回動すると、図11に示すように、回動体40が同一方向に回動され、案内溝42,42の溝間距離が最近接して、第1スライダー4の連結ピン4aと第2スライダー5の連結ピン5aとの近接距離が最小となり、同時に第1スライダー4と第2スライダー5とが内側へ移動し、締付け片6,7が図1,図3〜図5に示すようにロック状態(蓋の密閉装着状態、固定位置状態)となる。
このとき、フロート弁60の当接部63は圧力調整装置制御体65の切欠き部66内を臨んで、弁座62が蓋3の通気孔3aを閉塞し閉弁状態となる。つまり、蓋3が容器本体2に正しくセットされ、容器本体2内に圧力があるときのみ上記閉弁状態となる。逆に、容器本体2内に圧力がなくなったときには、前記フロート弁60は下がり弁座62が開き開弁状態となる。
図2に示すように、操作体50の摘み51を手指で固定解除位置方向に回動すると、図12に示すように、回動体40が同一方向に回動され、案内溝42,42の溝間距離が最離間して、第1スライダー4の連結ピン4aと第2スライダー5の連結ピン5aとの近接距離が最大となり、同時に第1スライダー4と第2スライダー5とが外側へ移動し、締付け片6,7が図2に示すようにアンロック状態(蓋の開放可能状態、固定解除位置状態)となる。
このとき、圧力調整装置制御体65は図11の状態より回動されて、フロート弁60の当接部63は圧力調整装置制御体65で下動され、弁座62が蓋3の通気孔3aを開放し、開弁状態となる。この開弁状態においては、容器本体2の内圧と大気圧とは同圧であるので、蓋3が容器本体2に正しくセットされ開蓋状態のとき、又は蓋3が半開状態のときには、フロート弁60を上昇させることがない。そのため、容器本体2内の蒸気は前記通気孔3aより大気へ逃がすことになる。
また、本考案には、図4〜図6に示されているように、前記回動体40の軸部41にクリックストッパー用穴45を2個所に設けると共に、これに対応するカバー体32にボール収納用穴35を形成し、このボール収納用穴35にスプリング36で弾支されたボール体37を設け、これらのクリックストッパー用穴45とボール収納用穴35とボール体37とでクリック機構を構成している。それと共に、前記一対のスライダー4,5は両者間に設けたバネ9aにより常時は内方へ付勢してあり、上記クリック機構とバネ9aとを連動させるようにしてある。
この構成によれば、図1、図3〜図6に示されているように、締付け片6,7がロック状態(固定位置状態)にあるときには、バネ9aの復元力で両スライダー4,5を内方側へ位置させると共に、前記クリック機構のボール体37がクリックストッパー用穴45に係合しているので、回動体40や操作体50が不用意に揺動されることもなく、安定した静止状態が保持される。
前記ロック状態からバネ9aの復元力に抗してアンロック状態(固定解除位置状態)に作動するときには、操作体50を図2の如く固定解除位置方向へ回動する際に、前記クリック機構のスプリング36やボール体37が作用して、操作体50の作動が軽い力でスムーズに作動できる。
なお、図1〜図4(A)に示されている70は安全弁装置である。図4(A)で71はビス取付穴、図7と図8で72はビスであって、このビス72を蓋3の裏面でナットで締め付けてカバー体32を蓋3に固定するものである。
1 圧力調理器
2 容器本体
3 蓋
4 第1スライダー
4a 連結ピン
5 第2スライダー
5a 連結ピン
6 締付け片
7 締付け片
9a バネ
21 開口部
31 下向き鍔部
32 カバー体
35 ボール収納用穴
36 スプリング
37 ボール体
40 回動体
41 軸部
42 案内溝
45 クリックストッパー用穴
50 操作体
51 摘み
60 圧力調整装置(フロート弁)
61 弁体
62 弁座
63 当接部
65 圧力調整装置制御体
66 切欠き部

Claims (3)

  1. 容器本体と、該容器本体の開口部を閉塞する蓋と、前記蓋の上面において半径方向で、かつ相互に異方向に水平移動可能に設けた一対のスライダーと、この一対のスライダーの外端部に連結されて蓋の外周縁上面と容器本体の外周縁フランジ部とを挾圧する一対の弧状の締付け片と、前記一対のスライダーを被蓋するように蓋の上面に設けたカバー体と、前記カバー体に内装されて前記一対のスライダーを水平移動する回動体と、この回動体の左右に延設した軸部に連結して、その一部をカバー体の一部に設けられた開口部に露出すると共に回動可能とした操作体と、前記回動体には、一対のスライダーの各中心側に上向きに突設した連結ピンと係合するように形成した案内溝とを備え、前記操作体を作動して、前記連結ピンと案内溝との作用により、前記一対の締付け片を内側に位置させて蓋が容器本体に固定される固定位置と、外側に位置して蓋が容器本体から固定解除される固定解除位置とに移動させ、蓋を容器本体に開閉すると共に、
    前記回動体には、圧力調整装置の上下動を制御する圧力調整装置制御体を設け、前記操作体の開閉操作に連動して圧力調整装置の上下動を制御するようにしてあることを特徴とする圧力調理器の蓋開閉装置。
  2. 前記圧力調整装置制御体は、回動体の軸部に設けると共に、一部に切欠き部を形成してなり、この切欠き部が圧力調整装置の上下動の制御を行うようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の圧力調理器の蓋開閉装置。
  3. 前記回動体の軸部にクリックストッパー用穴を設けると共に、これに対応するカバー体にボール収納用穴を形成し、このボール収納用穴にスプリングで弾支されたボール体を設け、これらのクリックストッパー用穴とボール収納用穴とボール体とでクリック機構を構成すると共に、前記一対のスライダーは両者間に設けバネにより常時は内方へ付勢してあり、上記クリック機構とバネとを連動させる構成としてあることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力調理器の蓋開閉装置。
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