JP6638139B2 - 無摺動弁 - Google Patents
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Description
また、本発明によれば、連結機構の構造を一層簡単にできる。
また、本発明によれば、位置調整可能に弁箱に螺合された位置調整ボルトを備えるので、弁座への弁体の押し付け力を簡単に調整できる。
また、本発明は、前記連結機構は、前記弁体に前記直交方向に沿って形成される連結溝と、前記弁棒に形成され、連れ回り可能な断面形状を有して前記連結溝に遊嵌される連結ピンと、を備え、前記付勢部材は、前記連結溝の内部に配置されたばね部材であることを特徴とする。
本発明によれば、連結機構の構造を一層簡単にできる。
通常、ボール弁は全開状態或いは全閉状態で使用されるため、弁体が中間開度で保持(ロック)される構造とはなっていない。これに対し、本実施形態の無摺動弁1は、弁箱2と弁棒5との間での凹凸係合し、弁体3を中間開度状態でロックする中間開度ロック機構31を備えている。フランジ部14には、リング形状のロックプレート32がボルト33により締結固定されている。ロックプレート32には、凹部として、図4に示すように、弁棒軸心O1の円周方向に沿って、弁体3の全開位置をロックするための全開位置孔34Aと、中間開度位置をロックするための複数(図では3つ)の中間開度位置孔34B,34C,34Dと、全閉位置をロックするための全閉位置孔34Eとが穿孔されている。
連結機構41は、弁体3の支軸部19,20に弁棒軸心O1との直交方向に沿って形成される連結溝44,44と、弁棒4,5に形成され、連れ回り可能な断面形状を有して連結溝44,44に遊嵌される連結ピン45,45と、を備えている。弁棒4の基端面には、図3(a),(b)に示すように弁棒軸心O1方向から見て断面四角形状の連結ピン45が形成されている。連結ピン45は、弁体3の支軸部19の端面に形成された連結溝44に、連結ピン45の側面が連結溝44の溝側面を押圧することで弁体3を連れ回り可能、かつ連結溝44に沿って移動可能に遊嵌されている。弁棒5と支軸部20との間の連結機構41も同様の構造である。
付勢部材42は、連結溝44の内部に配置されたばね部材からなる。ばね部材は、例えば圧縮コイルばねや圧縮板ばね等であり、連結溝44の弁棒軸心O1との直交方向一端の溝壁と連結ピン45との間には第1ばね部材42Aが配置され、連結溝44の弁棒軸心O1との直交方向他端の溝壁と連結ピン45との間には第2ばね部材42Bが配置されている。第1ばね部材42Aの付勢力と第2ばね部材42Bの付勢力とのバランスにより、弁体3は常に中立位置P1に位置するように付勢される。中立位置P1は弁棒軸心O1上の位置である。弁体3が中立位置P1にあるとき、弁体3と弁座16との間には隙間Tが形成される。
押し付け機構43は、位置調整可能に弁箱2に螺合された位置調整ボルト46と、弁体3に突設され位置調整ボルト46の先端に当接するボス部47と、を備えて構成されている。弁体3の支軸部19と支軸部20の外周にはそれぞれ球面状を呈したボス部47が突設されている。弁箱2には、この一対のボス部47に対応するように一対の位置調整ボルト46が螺合されている。弁箱2の外部に臨む位置調整ボルト46の基端面には、六角工具を差し込むための六角穴が形成されている。六角穴に六角工具を差し込んで位置調整ボルト46の螺合位置を調整することで、位置調整ボルト46の先端がボス部47を押し付ける力、すなわち弁体3を弁座16に押し付ける力が調整される。位置調整ボルト46と弁箱2(第2弁箱9)との間には水密のシール部材48が介設される。
図1および図3(a)に示すように、無摺動弁1が開状態のとき、弁体3は第1ばね部材42Aの付勢力と第2ばね部材42Bの付勢力とのバランスにより中立位置P1に位置している。弁体3の開状態の位置は、ロックボルト39の先端がロックプレート32の全開位置孔34Aに係合することで保持される。この状態では、位置調整ボルト46の先端とボス部47とは接触しておらず、弁体3と弁座16との間に隙間Tが形成されている。この隙間Tは、無摺動弁1がほぼ全閉状態となって位置調整ボルト46の先端がボス部47を押し付けるまで形成され続ける。これにより、無摺動弁1の開閉動作に伴って弁体3が弁座16に摺動することが無くなるので、弁座16の摩耗を低減でき、弁座16のメンテナンス頻度や交換頻度を少なくできる。
2 弁箱
3 弁体
4,5 弁棒
6 流路
16 弁座
31 中間開度ロック機構
41 連結機構
42 付勢部材
43 押し付け機構
44 連結溝
45 連結ピン
46 位置調整ボルト
47 ボス部
O1 弁棒軸心
P1 中立位置
Claims (4)
- 弁座が設けられた弁箱と、前記弁箱内の流路を開閉する弁体と、前記弁体を回転させる弁棒と、を備えた無摺動弁であって、
前記弁棒に対して前記弁体を連れ回り可能かつ弁棒軸心との直交方向に直線移動可能に連結する連結機構と、
前記弁体を前記直交方向における中立位置に付勢する付勢部材と、
前記弁箱と前記弁体との間で設けられ、前記弁体が閉じるとき前記付勢部材の付勢力に抗して前記弁体を前記弁座に押し付ける押し付け機構と、
を備え、
前記連結機構は、前記弁体に前記直交方向に沿って形成される連結溝と、前記弁棒に形成され、連れ回り可能な断面形状を有して前記連結溝に遊嵌される連結ピンと、を備え、 前記付勢部材は、前記連結溝の内部に配置されたばね部材であることを特徴とする無摺動弁。 - 弁座が設けられた弁箱と、前記弁箱内の流路を開閉する弁体と、前記弁体を回転させる弁棒と、を備えた無摺動弁であって、
前記弁棒に対して前記弁体を連れ回り可能かつ弁棒軸心との直交方向に直線移動可能に連結する連結機構と、
前記弁体を前記直交方向における中立位置に付勢する付勢部材と、
前記弁箱と前記弁体との間で設けられ、前記弁体が閉じるとき前記付勢部材の付勢力に抗して前記弁体を前記弁座に押し付ける押し付け機構と、
を備え、
前記押し付け機構は、位置調整可能に前記弁箱に螺合された位置調整ボルトと、前記弁体に突設され前記位置調整ボルトの先端に当接するボス部と、を備えていることを特徴とする無摺動弁。 - 前記連結機構は、前記弁体に前記直交方向に沿って形成される連結溝と、前記弁棒に形成され、連れ回り可能な断面形状を有して前記連結溝に遊嵌される連結ピンと、を備え、 前記付勢部材は、前記連結溝の内部に配置されたばね部材であることを特徴とする請求項2に記載の無摺動弁。
- 前記ばね部材は、前記連結溝の前記直交方向一端の溝壁と前記連結ピンとの間、および前記連結溝の前記直交方向他端の溝壁と前記連結ピンとの間に一対として配置されていることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の無摺動弁。
Priority Applications (1)
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JP2016005215A JP6638139B2 (ja) | 2016-01-14 | 2016-01-14 | 無摺動弁 |
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JP2016005215A JP6638139B2 (ja) | 2016-01-14 | 2016-01-14 | 無摺動弁 |
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JP2017125566A JP2017125566A (ja) | 2017-07-20 |
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ID=59364120
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP6696088B2 (ja) * | 2016-04-21 | 2020-05-20 | 前澤工業株式会社 | 無摺動弁およびその組み付け方法 |
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2016
- 2016-01-14 JP JP2016005215A patent/JP6638139B2/ja active Active
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JP2017125566A (ja) | 2017-07-20 |
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