JP2019032025A - パックレスバルブ - Google Patents

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Naoya Kawamura
直也 川村
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Abstract

【課題】簡単な構成で弁の開閉状態を確認できるパックレスバルブを提供する。【解決手段】弁本体1に入口開口11と出口開口12との間に弁ポート16を有する流体流路を形成する。弁ポート16を弁体4によって開閉する。弁体4と流体流路とを弁本体1に設けたベローズ7によって封止する。ベローズ7をカバー2で覆う。ステム5により、弁体4を弁ポート16の軸線X上に移動可能に保持する。弁体4とステム5とを弁開方向に付勢する弁開ばね6を設ける。ステム5を弁閉方向に移動させる偏心カム8と、カバー2の外部で偏心カム8のカム軸8aに取り付けられたレバーハンドル(9)を設ける。レバーハンドル(9)をカム軸8a回りに非対称な形状とする。【選択図】図1

Description

本発明は、入口開口と出口開口との間の弁ポートを弁体で開閉するとともに、弁体と弁ポートを含む流体流路を金属製のベローズによって封止してなるパックレスバルブに関する。
従来、パックレスバルブとして、例えば特許第3752636号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この特許文献1のものは、パックレスバルブのハンドルを数回回転させても、バルブの開閉状態を外部から一見してわかるように表示するものである。なお、特許第3672045号公報(特許文献2)にはゴムバルブが開示されているが、この特許文献2のゴムバルブは、流体の流路から水を注水するときはコックレバーを操作し、コックレバーから手を離せばゴムバルブは自動的に閉状態に戻る。したがって、バルブの開閉状態を確認する必要がないものである。
特許第3752636号公報 特許第3672045号公報
特許文献1のパックレスバルブでは、バルブが開状態であるか閉状態であるかを表示する開閉表示装置という特別な構成を必要とし、構造が複雑になるという点で改良の余地がある。なお、開閉状態がわかるバルブとしては、レバー開閉式のボールバルブがあるが、ボールバルブは構造上、シール構造にOリングやパッキンを使用する必要があり、シール構造が複雑になるとともに、経年による外部リークが懸念される。
本発明は、簡単な構成で弁の開閉状態を確認できるパックレスバルブを提供することを課題とする。
請求項1のパックレスバルブは、入口開口と出口開口との間に弁ポートを有する流体流路が弁本体に形成され、前記弁ポートを弁体によって開閉する弁作動部と、前記流体流路とが、前記弁本体に設けたベローズによって封止されるとともに、前記ベローズと前記弁作動部とが前記弁本体に組み付けられたカバーで覆われたパックレスバルブであって、前記弁作動部は、前記弁体を前記弁ポートの軸線上に移動可能に保持するステムと、前記弁体及び前記ステムとを弁開方向に付勢する弁開ばねとを備えて構成され、前記カバー内で前記ステムを弁閉方向に移動させる偏心カムと、前記カバーの外部で前記偏心カムのカム軸に取り付けられたレバーハンドルであって前記カム軸回りに非対称な形状のレバーハンドルと、を備え、前記レバーハンドルの前記カム軸回りの180度以内の所定操作角度の回動により、前記弁体が弁閉位置と弁開位置との間で遷移されるよう構成されていることを特徴とする。なお、「カム軸回りに非対称な形状」とは、レバーハンドルをカム軸回りに回転させ、弁開状態と弁閉状態の区別が視覚的につき易い形状のものであり、例えば、カム軸回りの回転対称性について、n回対称でない形状、すなわち、n≧2、nは整数で、(360/n)度対称でない形状としてもよい。
請求項2のパックレスバルブは、請求項1に記載のパックレスバルブであって、前記ステムと前記偏心カムとの間に該ステムを弁閉方向に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする。
請求項3のパックレスバルブは、請求項1または2に記載のパックレスバルブであって、前記レバーハンドルが、前記カム軸に対して直交して一方向に伸びる長尺部と、該長尺部と反対方向に伸びる短尺部とから構成されていることを特徴とする。
請求項4のパックレスバルブは、請求項3に記載のパックレスバルブであって、前記レバーハンドルの前記長尺部の移動範囲が、略前記弁本体側に位置することを特徴とする。
請求項5のパックレスバルブは、請求項4に記載のパックレスバルブであって、前記所定操作角度が90度であることを特徴とする。
請求項6のパックレスバルブは、請求項5に記載のパックレスバルブであって、前記入口開口と出口開口とが同軸に形成されるとともに、該入口開口と出口開口との軸に対して、前記レバーハンドルの前記長尺部が平行となる位置が弁開位置であり、直角となる位置が弁閉位置であることを特徴とする。
請求項1乃至6のパックレスバルブによれば、カム軸回りに非対称な形状のレバーハンドルが、180度以内の所定操作角度の範囲内で回動することにより、弁体が弁閉位置と弁開位置との間で遷移されるので、レバーハンドルの回動位置を見るだけで、開状態と閉状態とを容易に区別できる。また、偏心カム及び弁開ばねにより弁作動部のステムを移動するだけで、開閉するので簡単な構造となる。
請求項2にパックレスバルブによれば、偏心カムにより弁閉位置とした状態で、さらに付勢手段によりステムを弁閉方向に所定の荷重で付勢するので、弁体着座時に、弁体への過大な押圧力を防止することで、弁体と弁ポートとのシール部の経年変化を小さくでき、さらに経年変化等が生じても弁閉状態を確実に保持できる。
請求項3のパックレスバルブによれば、レバーハンドルがカム軸に対して直交する長尺部と短尺部とから構成されているので、レバーハンドルの回動位置をさらに確認し易くなる。
請求項4のパックレスバルブによれば、レバーハンドルの長尺部の移動範囲が、略弁本体側に位置するので、弁本体に組み付けられたカバー側にレバーハンドルが飛び出す量を抑えることができ、バルブ全体をコンパクトにできる。
請求項5のパックレスバルブによれば、所定操作角度が90度であるので、レバーハンドルの回動位置をさらに確認し易くなる。
請求項6のパックレスバルブによれば、入口開口と出口開口とが同軸に形成され、この軸に対して、レバーハンドルの長尺部が平行となる位置が弁開位置であり、直角となる位置が弁閉位置であるので、長尺部が流体の流れ方向に対して交差する方向となったときが弁閉位置となり、弁閉と弁開とを感覚的に把握し易くなる。
本発明の第1実施形態のパックレスバルブの弁開状態の縦断面図である。 本発明の第1実施形態のパックレスバルブの弁閉状態の縦断面図である。 本発明の第1実施形態のパックレスバルブの弁開状態の外観正面図である。 本発明の第1実施形態のパックレスバルブの弁閉状態の外観正面図である。 図1のA−A矢視図である。 本発明の第2実施形態のパックレスバルブの弁開状態の縦断面図である。 本発明の第2実施形態のパックレスバルブの弁閉状態の縦断面図である。
次に、本発明のパックレスバルブの実施の形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態のパックレスバルブの弁開状態の縦断面図、図2は同パックレスバルブの弁閉状態の縦断面図、図3は同パックレスバルブの弁開状態の外観正面図、図4は同パックレスバルブの弁閉状態の外観正面図、図5は図1のA−A矢視図である。なお、以下の説明における「上下」の概念は図1乃至図4の図面における上下に対応する。
この実施形態のパックレスバルブは、金属部材の切削加工等により形成された弁本体1と、鋳造及び機械加工等により形成されたカバー2とを有している。弁本体1には、入口開口11と出口開口12とが開口軸Lを中心にして同軸に形成されるとともに、この入口開口11と出口開口12とを連通する、2つの弁通路13,14と、弁室15と、弁通路13に連通して弁室15に開口する弁ポート16とが形成されている。弁ポート16は軸線Xを中心とする円形の形状であり、この弁ポート16の周囲は弁座面17となっている。なお、弁本体1には、入口開口11の周囲と出口開口12の周囲に、図示しない配管を接続するためのフランジ部11a,12aがそれぞれ形成されている。
また、弁本体1の上端部には薄型円筒状のリム18が形成されており、このリム18の内部には、中心にガイド孔31を有するガイド3が取り付けられている。ガイド3の外周には雄ねじ3aが形成されており、雄ねじ3aをリム18の内周に形成された雌ねじ18aに螺合し、このガイド3は、ガイド3の上部とリム18の内周との間に設けた半田などのろう材によるシール部材18bより弁室15を密封状態として弁本体1に固定されている。
弁室15の内部には、弁座面17に対向するように、略円柱形状の弁体4が配設されている。弁体4は、金属製のボス部41とその下端にねじ込まれたフッ素樹脂等の樹脂製のシール部42とを有している。そして、弁体4はシール部42を弁座面17に着座させることにより弁ポート16を弁閉状態とする。
カバー2は、入口開口11と出口開口12とにそれぞれ対応する位置に、ボルト座21,22を有し、このボルト座21,22の位置で、ボルトBにより弁本体1に固定されている。カバー2内には、ステム5と、弁開ばね6と、ベローズ7と、偏心カム8とが配設されている。
ステム5はガイド3側に伸びるロッド部51を有し、このロッド部51がガイド3のガイド孔31内に挿通されるとともに、ロッド部51の端部に弁体4が取り付けられている。すなわち、弁体4の中央上部にステム5のロッド部51の下端が嵌合され、弁体4に設けた固定ネジ4aにより弁体4がロッド部51に固定されている。
また、弁開ばね6は、ステム5のロッド部51の周囲に嵌め込まれるとともに、ステム5とガイド3との間に圧縮した状態は配設されている。そして、ステム5の上端部外周のフランジ52とガイド3の上端面との間にベローズ7が気密に固着され、このベローズ7により、ステム5とガイド3のガイド孔31との間隙から弁室15内の流体が外部に流出するのを防止している。すなわち、ガイド3とステム5と弁開バネ6とからなる「弁作動部」をベローズ7により封止されている。
偏心カム8は、カム軸8aに軸支されてステム5の平坦な上端面5aに対向配置されている。偏心カム8は、弁開状態(図1)でステム5の上端面5aに当接する平坦な第1面81と、弁閉状態(図2)でステム5の上端面5aに当接する平坦な第2面82と、第1面81と第2面82とを繋ぐ湾曲した摺動面83とを有している。第1面81と第2面82は互いに90°の角度を成しており、第2面82のカム軸8aの回転中心軸からの距離は、第1面81のカム軸8aの回転中心軸からの距離より長くなっている。
図5に示すように、カム軸8aは、カバー2の側部を貫通するようにカバー2に取り付けられており、このカム軸8aの片側端部には、レバーハンドル9が取り付けられている。なお、カム軸8aとカバー2との間には、Oリング8a1が配設されている。これにより、カバー2内への水分の進入が防止される。レバーハンドル9は、板金のプレス加工等により形成されており、カム軸8aに対して直交して一方向に伸びる長尺部91と、長尺部91と反対方向に伸びる短尺部92とから構成されている。すなわち、長尺部91と短尺部92とは、カム軸8aに対して直交方向に位置して、このカム軸8aを挟んで異なる長さで延長されている。これにより、レバーハンドル9は、カム軸8a回りに非対称な形状、すなわち、カム軸8a回りの回転対称性について、n回対称(n≧2、nは整数で、(360/n)度対称)でない形状となっている。ここでは、n回対称でない例を示したが、視覚的に開状態と閉状態の区別がつき易いレバーハンドル形状であれば良く、この実施例の形状に限定されるものではない。
以上の構成により、図3(及び図1)のように、レバーハンドル9の長手方向が水平位置、すなわち、開口軸Lと平行となる位置にあるときは、偏心カム8の第1面81がステム5の上端面5aに当接した状態となり、ステム5と弁体4は弁開ばね6の付勢力により上昇した位置となり、弁体4のシール部42が弁座面17から離間し、弁ポート16が開状態となる。そして、図1及び図3の状態からレバーハンドル9を反時計回りに回動すると、偏心カム8の湾曲した摺動面83がステム5の上端面5aを押し下げながら回動し、図2に示すように、偏心カム8の第2面82がステム5の上端面5aに当接する。このとき、ステム5及び弁体4は弁開ばね6の付勢力に抗して下方に移動し、弁体4のシール部42が弁座面17に着座し、弁ポート16が閉状態となる。逆に、図4(及び図2)の閉状態からレバーハンドル9を時計回りに回動すると、図1及び図3の開状態となる。
この開状態から閉状態、閉状態から開状態に遷移するとき、偏心カム8においてステム5の上端面5aに当接する面が、第1面81から第2面82へ、または第2面82から第1面81へと切り替わるが、この第1面81と第2面82は互いに90°の角度を成しているので、レバーハンドル9を90°回転することになる。この90°の回転範囲が所定操作角度の範囲である。また、第1面81、第2面82及びステム5の上端面5aはそれぞれ平坦面となっているので、レバーハンドル9を操作するとき、上記の閉状態となるとき、開状態となるときに、それぞれ操作している手に対してレバーハンドル9から節度感が得られるので、操作し易くなる。また、レバーハンドルから手を放しても開状態、閉状態を保持することができる。
また、開状態ではレバーハンドル9の長手方向が開口軸Lと平行な方向となり、閉状態ではレバーハンドル9の長手方向が開口軸Lと直角な方向となるので、このレバーハンドル9を見るだけで、開状態か閉状態かを容易に判断できる。
また、図3(及び図1)に示す状態では、レバーハンドル9の長尺部91は水平位置にあり、図4(及び図2)に示す閉状態では、レバーハンドル9の長尺部91は弁本体1側にある。すなわち、レバーハンドル9の長尺部91の移動範囲が、弁本体1側に略位置している。したがって、短尺部92の一部のみがカバー2から上部に突出するだけであり、当該パックレスバルブのサイズがコンパクトになっている。
図6は本発明の第2実施形態のパックレスバルブの弁開状態の縦断面図、図7は第2実施形態のパックレスバルブの弁閉状態の縦断面図である。この第2実施形態において、第1実施形態と同じ要素には図1乃至図5と同符号を付記し、第1実施形態と重複する説明は省略する。なお、この第2実施形態における外観正面図は、図3及び図4と同様である。
この第2実施形態のパックレスバルブは、ステム5′と偏心カム8′との間に、「付勢手段」としてコイルばね53と、ばね受け54とを備えている。ステム5′は偏心カム8′側に開口する大孔55と、スライド孔56とを有しており、ばね受け54の円柱部54aがスライド孔56内に挿通されるとともにコイルばね53が、円柱部54aの周囲に嵌め込まれるとともに、大孔55の底部とばね受け54のフランジ部54bとの間に圧縮した状態で配設されている。このコイルばね53のばね力は、図7に示す閉状態で、弁ポート16側から弁体4に加わる流体の圧力と弁開ばね6の付勢力との合力より強くなるように設定されている。なお、この第2実施形態における偏心カム8′と第1実施形態における偏心カム8との違いは、この第2実施形態における第2面82′のカム軸8aの回転中心軸からの距離が第1実施形態における第2面82のカム軸8aの回転中心軸からの距離より僅かに長くなっている点と、摺動面83′の長さだけである。その他の構造、作用は第1実施形態の偏心カム8と同様である。
以上の構成により、この第2実施形態では、図3と同様にレバーハンドル9の長手方向が水平位置、すなわち、開口軸Lと平行となる位置にあるときは、図6に示すように、偏心カム8′の第1面81がばね受け54の上端面54cに当接した状態となり、ステム5′と弁体4は弁開ばね6の付勢力により上昇した位置となり、前記同様に弁ポート16が開状態となる。また、図3の状態からレバーハンドル9を反時計回りに回動すると、図7に示すように、偏心カム8′の摺動面83′がばね受け54の上端面54cと、コイルばね53を押し下げながら回動し、図7に示すように、偏心カム8′の第2面82′がばね受け54の上端面54cに当接する。このとき、ステム5′及び弁体4は弁開ばね6の付勢力に抗して下方に移動し、前記同様に弁ポート16が閉状態となる。この閉状態において、コイルばね53は、ステム5′及び弁体4(シール部42)を常時、所定の荷重で弁座面17に押圧している。したがって、弁体着座時に、弁体への過大な押圧力が防止されることで、シール部42の経年変化を小さくでき、さらにシール部42に経年変化等が生じても弁閉状態を確実に保持できる。
この第2実施形態においても、開状態でレバーハンドル9の長手方向が開口軸Lと平行な方向となり、閉状態でレバーハンドル9の長手方向が開口軸Lと直角な方向となり、このレバーハンドル9を見るだけで、開状態か閉状態かを容易に判断できる。また、閉状態では、レバーハンドル9の長尺部91は弁本体1側にあり、レバーハンドル9の短尺部92の一部のみがカバー2から上部に突出するだけであり、当該パックレスバルブのサイズがコンパクトになっている。
以上の各実施形態では、カバー2のボルト座21,22を入口開口11と出口開口12とにそれぞれ対応する位置、すなわち開口軸L上に形成しているので、カバー2を弁本体1に対して180°回転した位置に固定することもできる。これにより、同一部品により、レバーハンドル9の位置が異なる別のタイプのパックレスバルブとすることもできる。
なお、以上の各実施形態では、開状態と閉状態とを遷移させるレバーハンドル9の回転範囲すなわち所定操作角度を90°としているので、開状態と閉状態とを視覚的に区別し易くなっているが、この所定操作角度は、180°以内であればどのような角度でもよい。
また、各実施形態のレバーハンドル9は長さの異なる長尺部91と短尺部92を有する例として示しているが、レバーハンドルはカム軸回りに非対称であれば、カム軸を挟んで同じ長さの部分で構成されたものでもよい。
また、各実施形態では、入口開口11と出口開口12を、フランジ部11a,12aにより図示しない配管に接続するような構造となっているが、この配管との接続構造は他の構成でもよい。例えば、ガスねじにより接続する「ガスねじタイプ」、あるいはフレアナットにより接続する「フレアタイプ」などでもよい。
また、各実施形態では、カム軸8aを開口軸Lと直交する方向に設けるようにしているが、カム軸8aを開口軸Lと平行となる方向に設けてもよいし、その他の位置関係で設けるようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
1 弁本体
11 入口開口
12 出口開口
15 弁室
16 弁ポート
17 弁座面
L 開口軸
X 弁ポートの軸線
2 カバー
21 ボルト座
22 ボルト座
3 ガイド(弁作動部)
31 ガイド孔
4 弁体
41 ボス部
42 シール部
B ボルト
5 ステム(弁作動部)
5a 上端面
51 ロッド部
6 弁開ばね(弁作動部)
7 ベローズ
8 偏心カム
8a カム軸
81 第1面
82 第2面
83 摺動面
9 レバーハンドル
91 長尺部
92 短尺部
5′ ステム
53 コイルばね(付勢手段)
54 ばね受け(付勢手段)
54a 円柱部
54b フランジ部
54c 上端面
55 大孔
56 スライド孔
8′ 偏心カム
82′ 第2面
83′ 摺動面

Claims (6)

  1. 入口開口と出口開口との間に弁ポートを有する流体流路が弁本体に形成され、前記弁ポートを弁体によって開閉する弁作動部と、前記流体流路とが、前記弁本体に設けたベローズによって封止されるとともに、前記ベローズと前記弁作動部とが前記弁本体に組み付けられたカバーで覆われたパックレスバルブであって、
    前記弁作動部は、前記弁体を前記弁ポートの軸線上に移動可能に保持するステムと、前記弁体及び前記ステムとを弁開方向に付勢する弁開ばねとを備えて構成され、
    前記カバー内で前記ステムを弁閉方向に移動させる偏心カムと、前記カバーの外部で前記偏心カムのカム軸に取り付けられたレバーハンドルであって前記カム軸回りに非対称な形状のレバーハンドルと、を備え、
    前記レバーハンドルの前記カム軸回りの180度以内の所定操作角度の回動により、前記弁体が弁閉位置と弁開位置との間で遷移されるよう構成されている
    ことを特徴とするパックレスバルブ。
  2. 前記ステムと前記偏心カムとの間に該ステムを弁閉方向に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパックレスバルブ。
  3. 前記レバーハンドルが、前記カム軸に対して直交して一方向に伸びる長尺部と、該長尺部と反対方向に伸びる短尺部とから構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のパックレスバルブ。
  4. 前記レバーハンドルの前記長尺部の移動範囲が、略前記弁本体側に位置することを特徴とする請求項3に記載のパックレスバルブ。
  5. 前記所定操作角度が90度であることを特徴とする請求項4に記載のパックレスバルブ。
  6. 前記入口開口と出口開口とが同軸に形成されるとともに、該入口開口と出口開口との軸に対して、前記レバーハンドルの前記長尺部が平行となる位置が弁開位置であり、直角となる位置が弁閉位置であることを特徴とする請求項5に記載のパックレスバルブ。
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