JP3195316B2 - 処理装置及び処理方法 - Google Patents

処理装置及び処理方法

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JP3195316B2
JP3195316B2 JP20393699A JP20393699A JP3195316B2 JP 3195316 B2 JP3195316 B2 JP 3195316B2 JP 20393699 A JP20393699 A JP 20393699A JP 20393699 A JP20393699 A JP 20393699A JP 3195316 B2 JP3195316 B2 JP 3195316B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理装置及び処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体製品の製造工程において
は、フォトリソグラフィー技術を用いて回路パターンを
縮小してフォトレジストに転写し、これを現像処理する
ことなどが行われている。このような処理を行う場合に
は、フォトリソグラフィー技術を実行する各工程、例え
ば疎水化処理工程、レジスト塗布工程、現像工程、ベー
キング工程、クーリング工程等を実施する複数の処理装
置が、作業効率の向上の目的で集合させて結合されてい
る。
【0003】図15は上記各処理装置を複数結合させた
処理装置群の一例を示す斜視図である。図示するように
この処理装置群は全体がほぼ矩形状に構成されており、
その長手方向の一端部には前段の工程で処理が完了した
半導体ウエハをこの処理装置群内へ搬入したり、処理後
のウエハを搬出するためのローダ部2が設けられると共
に、他端部には図示しない外部装置、例えば露光機とこ
の装置群との間でウエハの受け渡しを行うためのインタ
フェース部4が設けられている。そして、この装置群の
中央部にはウエハを搬送するためにその長手方向に沿っ
て移動する図示しないメイン搬送機構が中央部にて装置
を前後に分断するように設けられており、その一側には
ウエハ表面にレジストを塗布する塗布装置6や露光後の
レジストを現像するための現像装置8等が並列させて設
けられると共に、他側には塗布されたレジスト中に残留
する溶剤を加熱蒸発させるプリベーク用の熱処理装置1
0や、現像後のフォトレジストに残留する現像液を加熱
蒸発させるポストベーク用の熱処理装置12等が多段に
上下方向に積層して1つのブロック体として設けられて
おり、このブロック体は複数個並設されている。
【0004】具体的には、図16にも示すように各ブロ
ック体の4角には支柱14が起立させて設けられてお
り、そして、この支柱14間を上下方向に複数段に仕切
ることにより複数、例えば図示例にあっては4段の熱処
理装置を構成している。尚、図16中最下段は各熱処理
装置の制御部である。そして、例えばプリベーク用の各
熱処理装置10内には、図16及び図17に示すよう
に、ウエハを載置して加熱するために内部にヒータ等の
発熱体を有する円板状の熱板16(載置台)が設けられ
ると共に、この熱板16は側部に設けた例えばシリンダ
等を有する昇降手段18に取付けたアーム20上に上下
方向へ昇降可能に支持されている。そして、この熱板1
6には複数、例えば3本のピン22が遊嵌状態で上下方
向へ挿通されており、熱板16を上昇させたときに熱板
16をウエハWの下面と接触させ、他方、これを降下さ
せたときにウエハWを上記ピン22の上端部にて支持す
るように構成されている。また、この昇降手段18の近
傍には、このアップダウンを検出するセンサ等の付属品
や熱板16に接続されるケーブル或いは窒素ガス供給用
の配管等が配設されている。そして、この熱処理装置1
0内の上部には、ウエハ加熱時に発生するレジスト中の
溶剤のガスを集めて装置外へ排出するためのカバー部材
24が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記熱処理
装置にあっては、この周囲のダウンフローの清浄空気が
処理空間内へその周囲より不均一な状態で流入し、処理
の面内均一性を高く維持できない場合があった。更に、
この流入したダウンフローがウエハに直接当たってウエ
ハ温度を局部的に低下させて、例えばレジスト膜厚の均
一化の障害となる場合もあった。また、処理空間に流入
した気流に淀みが発生し、例えばウエハ表面のレジスト
から蒸発した溶剤等が付着物Mとして内部の側壁や熱板
等に付着してパーティクルの発生原因となる場合もあっ
た。
【0006】本発明は、以上のような問題点に着目し、
これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明
の目的は、処理空間に対して清浄空気を均一に流入させ
ることができる処理装置及び処理方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
問題点を解決するために、基板を載置して処理する載置
台と、前記載置台の上方に設けられたカバー部材と、前
記載置台に設けられ前記基板を加熱または冷却処理する
ための温調手段と、昇降自在に設けられ前記載置台上の
処理空間の周囲を被うシャッタ部材と、前記シャッタ部
材の昇降手段とを備えた処理装置において、前記シャッ
タ部材は、前記処理空間の下方から上方に向かって処理
空間内を閉じる方向に動くように構成したものである。
【0008】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、処理空
間はシャッタ部材により略閉じられるようになっている
ので、例えば僅かな隙間よりダウンフローの清浄気体を
処理空間の周囲から均一に流入させることが可能とな
る。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係る処理装置及び処理方法
を添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る処
理装置の結合状態を説明するための説明図、図2は処理
装置を複数係合した処理装置群を示す斜視図、図3は本
発明に係る処理装置の結合状態を示す側面図、図4は処
理装置を積層した状態を示す側面図、図5は処理装置の
内部を示す斜視図である。
【0010】図示するように本発明に係る処理装置30
は、処理装置群32内に他の処理装置と共に集合させて
結合されている。具体的には、この処理装置群32に
は、被処理体(基板)としての半導体ウエハを搬送する
ためにその中央部長手方向に沿って2つのメインアーム
34がこれを分断するごとく移動可能に設けられてお
り、その一側にはローダ部36から搬入されたウエハを
ブラシ洗浄するブラシ洗浄装置38、ウエハを高圧ジェ
ット水で洗浄するジェット水洗浄装置40、ウエハ表面
にレジストを塗布するレジスト塗布装置43、ウエハ周
辺部のレジストを除去するレジスト除去装置44が順次
設けられ、他側にはブラシ洗浄装置38、ジェット水洗
浄装置40が設けられると共に他に本発明に係る処理装
置30としてウエハ表面を疎水化処理するアドヒージョ
ン処理装置42、ウエハを冷却する冷却処理装置45、
ウエハを加熱する加熱処理装置46が適宜組み合わせて
上下方向に4段積層させて1つのブロック体を構成し、
4つのブロック体が並設されている。
【0011】本実施例においては処理装置30として加
熱処理装置46を例にとって説明する。図1にも示すよ
うにこの加熱処理装置46の全体はほぼ矩形状に成形さ
れた筐体50を有している。この筐体50は、その両側
に例えば幅8mm程度の肉厚な側壁52を有しており、
この側壁52は所定の長さだけ上方へ突出されており、
この突出部分に挟まれる部分に処理空間Sを形成してい
る。この処理空間Sの上方は、後述するようにこの装置
の上段に位置する筐体の底板により被われる。そして、
この処理空間Sに正面側より被処理体である半導体ウエ
ハWを搬入、搬出し得るように構成されている。そし
て、この側壁52の4角の上下端に係合部材54が設け
られている。具体的には、各側壁52の上部正面側の係
合部材54Aは、側壁52から上方へ所定の長さ、例え
ば数10mm程度突出させて形成した係止板56とこの
係止板56から装置の背面方向へ水平に伸ばして取付け
た水平係合ピン58とにより主に構成されており、後述
するようにこの水平係合ピン58をこの上段に位置する
処理装置の側壁に係合し得るように構成されている。ま
た、各側壁52の下部正面側の係合部材54Bは、この
下段に位置する係止板を装着するための係合段部60を
有しており、この係合段部60には、この下段に位置す
る装置の水平係合ピン58を嵌合するために装置の背面
方向に穿設された水平係合穴62が形成されている。
【0012】更に、各側壁52の上部背面側の係合部材
54Cはこの側壁52の角部を直角に切り欠いて上方及
び後方を開放した所定の深さになされた垂直係合溝64
により構成されており、後述するこの上段に位置する垂
直係合ピンを水平方向へスライドさせてこの垂直係合溝
64と係合離脱自在に構成されている。そして、各側壁
52の下部背面側の係合部材54Dは、この側壁の角部
下面より下方に向けて垂直に伸ばして形成された垂直係
合ピン66により構成されており、この垂直係合ピン6
6の長さはこの下段に位置する装置の垂直係合溝6の深
さより僅かに短く形成されて水平方向へスライドさせる
ことにより、これを垂直係合溝へ係合離脱自在に構成し
ている。このように、各処理装置の筐体の係合部材54
は上記したと同様に構成されており、図3に示すように
上下に位置すべき処理装置30、30を重ね合わせてス
ライドさせることにより係合部材同士を結合し得るよう
になっている。このように結合することにより、図4に
示すように処理装置30は、多段に分離可能に積層し得
るようになっている。
【0013】また、上記各側壁52には、その断面のほ
ぼ全域に渡って上下方向に貫通して形成された排気孔6
8が設けられており、この処理装置を複数上下方向に段
積みしたときに上記各排気孔68が上下方向に連結され
て排気路が形成されることになる。そして、この加熱処
理装置46の内部中央部には、内部に温調手段としての
ヒータ等の発熱体を有する載置台としての熱板70が側
壁52に対して固定させて設けられており、この上に載
置されるウエハWを加熱処理し得るように構成されてい
る。そして、図6乃至図9に示すようにこの熱板70に
は例えば3つの孔71が形成されており、各孔71には
その下方より3本の支持ピン76が遊嵌状態に挿通され
ると共に、この支持ピン76はこの加熱処理装置の背面
側に設けた、ボールネジ或いはシリンダ等により構成さ
れる第1昇降手段72にアーム74を介して上下方向へ
昇降可能に取り付けられている。従って、この支持ピン
76を上昇させてその先端を熱板70の上面より突出さ
せてこのピン先端にてウエハを支持させるとウエハWは
熱板70から離れ、逆に支持ピン76を下降させてその
先端を熱板70の上面より下方に位置させるとウエハW
は熱板70の表面と接触するように構成されている。
【0014】そして、この熱板70の上方に形成される
処理空間Sの周囲を被うように所定の長さを有する例え
ばステンレススチール製の帯板リング状の、本発明の特
徴とするシャッタ部材78が設置されると共に、このシ
ャッタ部材78にはウエハ面の上方約10mm程度の所
に位置させてその周方向に沿って直径約3mm程度の多
数の通気孔80が例えば10mm間隔で形成されてお
り、熱処理時にこの加熱処理装置46内へ流入するダウ
ンフローの清浄空気が処理空間Sへその周方向から均一
に流入し得るように或いは熱処理時に発生するガスが装
置外へ洩れないように構成されている。尚、通気孔80
は、ウエハに対して使用する薬液によっては設けない場
合もある。このシャッタ部材78の下端部は、断面直角
形状になされたシャッタ支持部材82に着脱可能に取付
けられていると共に、このシャッタ支持部材82は、こ
の加熱処理装置46の背面側に設けた、ボールネジ或い
はシリンダ等により構成される第2昇降手段84にアー
ム86を介して上下方向へ昇降可能に取り付けられてお
り、これを上昇降させることにより処理空間Sの上方を
被うように形成されるカバー部材88の周辺部に上記シ
ャッタ部材78の上端部を接触させて、この処理空間S
内全体を被うようになっている。
【0015】そして、上記カバー部材88の側部には図
5及び図9にも示すように排気孔90が形成されると共
に、この排気孔90に対応する側壁52にも排気孔92
が形成されており、熱処理時に発生するガスを装置側部
の排気路を介して吸引排気し得るように構成されてい
る。また、この加熱処理装置46の正面側には図6にも
示すように清浄空気を導入するための多数の外気通気孔
94が形成されると共に、この部分を介して処理空間S
内へウエハWを搬入、排出し得るように構成されてい
る。
【0016】そして、上記第1及び第2昇降手段72、
84が収容されている加熱処理装置の背面側には、他に
これら昇降手段72、84のアップダウンセンサ、窒素
ガスの配管系、昇降手段の駆動系の電気配線等の付属部
品等が収容されており、装置の背面側からメンテナンス
を容易に行い得るようになされている。尚、他のアドヒ
ージョン処理装置42、冷却処理装置45等の処理装置
も上記加熱処理装置46と同様に筐体の4角に係合部材
54が設けられると共に背面側に昇降手段や他の付属部
品等が設けられている。
【0017】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、上記各加熱処理装置46
及びアドヒージョン処理装置42、冷却処理装置45等
の処理装置30は適宜組み合わせて図2に示すようにそ
の正面のメインアーム34側に臨ませて複数段に積層配
置される。そして、最上段の処理装置には、別途蓋体が
取付けられる。ローダ部36からこの処理装置群32へ
搬入された半導体ウエハWはメインアーム34によりそ
の処理順序に従って、例えばブラシ洗浄装置38、ジェ
ット水洗浄装置40、アドヒージョン処理装置42、レ
ジスト塗布装置43及び加熱処理装置46などのように
順次搬送されて、処理が行われて行く。
【0018】ここで、上記処理装置30の上下方向への
積層は、例えば加熱処理装置46を例にとれば、図3に
示すように上下段に位置する加熱処理装置46を前後方
向に位置ズレさせて積み上げ、これらを相互に水平方向
にスライドさせて完全に上下方向に一致するように重ね
合わせる。この時、筐体50の側壁52の上部正面側に
設けた水平係合ピン58が、この上段の加熱処理装置の
下部正面側に設けた水平係合穴62に嵌合されると共
に、上方へ起立させて設けた係止板56が上段の側壁角
部と当接して停止し、それ以上に上段の加熱処理装置4
6が前方へスライドすることを防止している。また、こ
の時、下段の加熱処理装置46の上部背面側に設けた垂
直係合溝64には、この上段の加熱処理装置46の下部
背面側にて下方に突出させて設けた垂直係合ピン66が
装置のスライドにともなって水平方向から挿入されて係
合され、全体として位置決め固定される。このようにし
て、必要段数だけ処理装置30を図4に示すように順次
積層する。
【0019】このような状態において、複数段に積み上
げられた処理装置の内、例えばほぼ中段部に位置する加
熱処理装置46に故障が生じた場合であって、軽微な故
障の場合には加熱処理装置46の背面側から図示しない
カバーを外し、この部分に配置されている第1及び第2
昇降手段72、84の駆動系或いはアップダウンセンサ
等を補修する。これにより容易に補修を行うことが可能
となる。また、この背面カバーを取り外しただけでは補
修できないような重大な故障の場合には、前記装置の積
層手順を逆に行って故障した加熱処理装置を分離する。
すなわち、故障した加熱処理装置46の上段に位置する
加熱処理装置をこの背面側へ押すことにより、それまで
係合していた故障加熱処理装置46の水平係合ピン58
とこの上段の水平係合穴62との嵌合及び故障加熱処理
装置46の垂直係合溝64とこの上段の垂直係合ピン6
6との嵌合がそれぞれ解かれ、両加熱処理装置が分離さ
れる。
【0020】そして、同様に故障した加熱処理装置46
をこの背面側へ押すことにより、上記したと同様の理由
でこの下段の加熱処理装置と分離され、従って、故障し
た加熱処理装置46のみが単体で分離して取り外すこと
ができ、この故障箇所を修理することが可能となる。こ
のように、処理装置の筐体50にこれをスライドさせて
係合離脱自在にした係合部材54を設けるようにしたの
で、処理装置を単体で分離して取り外しが容易であり、
取り付け時の位置決めも正確に行えることができ、メン
テナンス作業を迅速に行うことが可能になる。また、昇
降手段72、84やアップダウンセンサ等の他の部品と
比較して比較的故障の生じやすい部材を処理装置の背面
に設けるようにしたので、軽微な故障の場合には上記し
たように処理装置を単体で分離することもなく背面カバ
ーを取り外すことによって故障箇所を修理することがで
き、一層メンテナンス作業を効率的に行うことが可能と
なる。
【0021】そして、このような加熱処理装置46を用
いてウエハWを熱処理する場合には、例えばレジスト液
の塗布されたウエハWを処理装置46の正面側のウエハ
出入口よりメインアーム34を用いて搬入して支持ピン
76の上端にウエハWを支持させる。この時、支持ピン
76を上下動させる第1昇降手段72は上方に位置され
て支持ピン76の上端を熱板70の上面より上方に突出
しておく。また、第2昇降手段84によりシャッタ部材
78を下方へ下げておく。この状態から、この第1昇降
手段72を降下させることにより支持ピン76を下方に
降ろし、所定の温度、例えば100〜200℃に加熱さ
れた熱板70の表面にウエハWを載置してこれらを接触
させてウエハWを加熱すると共に、図示しない排気機構
により処理空間S内の雰囲気を例えば2mmH2Oの静
圧で排気して所定時間ウエハWを熱処理する。この時、
シャッタ部材78を上下動する第2昇降手段84は上方
に位置されて、シャッタ部材78の上端部は上方のカバ
ー部材88の周辺部と接触しており、処理空間Sは全体
として被われている。この時、必要に応じて酸化防止用
の不活性ガスとして例えば窒素が例えば10リットル/
minの流量で加熱処理装置46内へ導入される。
【0022】この熱処理過程においては、図9にも示す
ようにウエハ出入口より清浄空気のダウンフローが装置
内へ流入してくるが、このダウンフローは処理空間5を
被っているシャッタ部材78の外周を回ってその周辺部
からこれに設けた通気孔80を介してほぼ均等に処理空
間S内に流入して層流となり、そして、ウエハWに塗布
したレジストから加熱蒸発されるガスを伴ってカバー部
材88の中央部から流出し、このガスは側壁52に設け
た排気孔68を介して系外へ排出される。このように、
従来装置にあってはウエハ出入口から流入するダウンフ
ローがウエハに直接当たってウエハ温度を局部的に低下
させてレジスト膜厚の均一化の障害となっていたが、本
実施例にあっては上述のようにシャッタ部材78により
ダウンフローがウエハWに直接当たることを防止すると
共に、処理空間Sの周方向からダウンフローを均一にこ
の内部に取り込むことができるので、ウエハ温度が局部
的に低下することを防止することができ、膜厚の均一性
を高く維持することが可能となる。
【0023】また、従来装置にあっては、図17に示す
ようにウエハ表面のレジストから蒸発した溶剤等が付着
物Mとして内部の側壁や熱板等に付着してパーティクル
の発生原因となっていたが、本実施例にあっては上述の
ようにシャッタ部材78を設けたので、内部に流入する
ダウンフローが層流化されて気流の淀みが減少し、気化
した溶剤が内壁にあたることなく円滑に装置外へ排出さ
れ、また、このシャッタ部材78自体の蓄熱により気化
が促進され、従って内壁部に付着するパーティクルの原
因となる溶剤等を可及的に減少させることが可能とな
る。また、加熱処理時間が経過したならば、第1昇降手
段72を上昇させることにより支持ピン76を熱板70
の表面よりこれを突き出してピン先端よりウエハWを支
持し、加熱を終了させる。そして、第2昇降手段84を
降下させてシャッタ部材78を下げた後、メインアーム
34により処理済みのウエハWを取り出して、これを次
の処理装置へ搬送する。
【0024】この場合、次の処理装置が処理中で空きが
ない場合には、上記加熱処理装置46内で加熱処理済み
のウエハWを待機させるのであるが、この場合にはウエ
ハWと熱板70とを離間させた状態でシャッタ部材78
のみを上昇させて処理空間Sの周囲を被った状態として
おく。これにより、装置内に流入するダウンフローがウ
エハWに不均一に当たることがなく、この片冷えを防止
することができる。また、本実施例にあっては、加熱処
理装置46にウエハが収容されていないで、スタンバイ
状態のときに、シャッタ部材78を上方に上げておくこ
とにより、ダウンフローが熱板70に直接当たることを
防止することができ、この熱板70が局部的に冷却され
ることを防止することができる。更には、従来装置にあ
っては図12に示すように熱板16自体をアップダウン
させる構造であるために、これに接続される電源配線が
切断される危険性があったが、本実施例にあっては熱板
70は固定構造であるためにこれに接続される電源配線
が切断される可能性を大幅に減少させることが可能とな
る。
【0025】また更に、従来装置にあっては図15に示
すように加熱処理装置の隣接するブロック同士が非常に
接近しているので、例えば隣接するブロック同士が異な
る温度条件で処理を行うような点を考慮して相互に熱影
響を及ぼすことを防止するために断熱剤等を介在させな
ければならなかったが、本実施例によれば処理装置の両
側に排気孔68を形成してこの部分に断熱効果を持たせ
るようにしたので、従来装置にて必要とされた断熱剤等
を用いることなく相互に熱影響を及ぼすことを防止する
ことができる。尚、上記実施例にあっては、ウエハWの
熱処理時において、シャッタ部材78の上端部とカバー
部材88の周辺部との間の隙間から冷たい空気が内部へ
流入してくるが、この場合、上記隙間を例えば3mmに
設定したとしてもこのシャッタ部材78がシャッタ支持
部材82上に載置されている等の理由によりこの隙間は
円周方向に沿って不均一な間隔となってしまっている。
このために隙間の円周方向における各個所で空気の入り
方が違ってきてしまう。このために、この不均一な流量
で流入する冷たい空気と熱板70からの上昇気流との作
用により処理空間Sに乱流が発生する恐れがある。
【0026】そこで、この乱流が発生することを防止す
るために図10及び図11に示すように構成してもよ
い。先の実施例と同一部分については同一符号を付して
説明を省略する。すなわち、熱板70は断面段部状に成
形されたリング状の熱板支持リング102上に載置され
ており、この熱板70の外周部の上記熱板支持リング1
02上には、図11にも示すようにN2 ガス源104に
接続されたリング状の中空パイプ106が配置されてい
る。この中空パイプ106には図中上方向に向けて開口
された多数の噴射口108が、その円周方向に沿って所
定のピッチでもって形成されており、必要時に上方へ不
活性ガスであるN2 ガスを噴射することによりウエハW
の酸化を防止している。
【0027】そして、シャッタ支持部材82上に載置さ
れたシャッタ部材78の上部には、例えば幅20mmで
厚さが1mm程度に成形されたリング状の空気整流板1
10が取り付けられている。この空気整流板110は完
全な平板状に成形されており、熱処理時に上方へ持ち上
げられたときに、この空気整流板110の上面とカバー
部材88の周縁部の下面との間に、幅L1が約2.5m
mの環状の空気流入口111を形成するようになってい
る。尚、図中113はウエハのズレ防止ガイドであり、
115はOリングである。このように構成することによ
り、図10中の仮想線で示すようにウエハの熱処理時に
は上述したようにカバー部材88の周縁部の下面と空気
整流板110の上面との間に形成された幅L1が約2.
5mmの空気流入口111を通過して清浄空気が処理空
間S内に流入する。そして、空気流入口111はある程
度、例えば20mm程度の長さを有することから流入す
る空気はある程度整流されることから乱流の発生をある
程度抑制することができ、ある程度良好な結果を得るこ
とができた。
【0028】尚、この場合にも、空気流入口111の幅
L1は、シャッタ部材78及びこの下方に位置する各種
部材或いは昇降手段の加工誤差等の影響をまだ受けてし
まい、空気整流板110の周方向に沿って均一な幅L1
を達成することができない場合があった。また、図中仮
想線で示すようにシャッタ部材78を降下させた場合に
は、中空パイプ106より噴射されているN2 ガスが空
気整流板110の下面に当たって水平方向に流れ、熱板
110を冷却して好ましくない場合があった。更には、
シャッタ部材78の降下時に空気整流板110が熱板7
0に接触する可能性もある。
【0029】そこで、これを防止するために図12乃至
図14に示すように構成してもよい。すなわち、シャッ
タ部材78の上端部に空気整流板110(図10参照)
を取り付ける代わりに、図13及び図14に示すような
別の空気整流板116をカバー部材88の下面周縁部に
設けるようにする。この空気整流板116は、前記空気
整流板110のように平板状には形成されていない。す
なわち、この空気整流板116は、その半径方向に沿っ
て形成された複数の凸部112と複数の凹部114とが
空気整流板の円周方向に沿ってそれぞれ交互に所定のピ
ッチでもって配列されている。この場合、凹部114に
対する凸部112の高さL2は約2mm程度に設定され
ており、従って、この空気整流板116をネジ等により
カバー部材88の周縁部に取り付けることによりこのカ
バー部材88の下面と空気整流板116の凹部114と
の間で区画された幅L2が約2mmの空気流入口118
が円周方向に沿って所定のピッチで形成されることにな
る。この場合、空気整流板116の加工精度は良好であ
ることから上記空気流入口118の幅L2はその周方向
に沿って高い精度でもって均一となる。
【0030】従って、シャッタ部材78を上方へ押し上
げてウエハWの熱処理を行うときには、シャッタ部材7
8の上端部は空気整流板116の下面と接触してこの部
分からの空気の流入はなく、カバー部材88の周縁部の
下面と空気整流板116の凹部14とにより区画形成さ
れた空気流入口118を通過して空気は処理空間S内へ
流入することになる。この場合、空気流入口118の幅
L2は、その円周方向に沿って均一に精度良く設定され
ているので、流入する空気が均一となり、処理空間S内
にて乱流を生ぜしめることがない。このために、ウエハ
Wが局部的に冷やされることがなくウエハ全面に渡って
レジスト膜を確実に均一に形成することが可能となる。
【0031】このように、カバー部材88側に空気整流
板116を設けて寸法精度の良好な空気流入口118を
設けることにより外部から処理空間S内に流入する空気
を均一にすることができ、従って、乱流の発生を特に防
止することができ、ウエハ全面に渡って精度良く均一に
加熱することができる。尚、上記実施例にあっては、処
理装置として加熱処理装置を例にとって説明したが、こ
れに限定されず、筐体内に処理用の載置台を有する類似
の構造をとるアドヒージョン処理装置、冷却処理装置等
にも本発明を適用し得るのは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような優れた作用効果を発揮することができる。請求
項1及び請求項9、10に規定する発明によれば、処理
空間はシャッタ部材により略閉じられるようになってい
るので、例えば僅かな隙間よりダウンフローの清浄気体
を処理空間の周囲から均一に流入させることができる。
従って、処理の基板面内の均一性を高めることができ
る。また、請求項2及び3に規定するように、シャッタ
部材に通気孔を設けることにより、その周囲から処理空
間に、より均一に且つ層流状態で清浄気体を流入させる
ことができる。また、請求項4及び5に規定するよう
に、空気流入口を設けることにより、処理空間にその周
囲より清浄空気を均一に流入させることができ、更に空
気整流板を設けることにより、その流入する清浄空気を
整流させて乱流の発生を防止することができる。請求項
6に規定するように、カバー部材に排気手段を設けるこ
とにより、処理空間に流入した清浄空気を層流状態に維
持し、排気することができる。請求項7に規定するよう
に、筐体に排気孔を設けることにより、この部分に断熱
効果を持たせることができ、従来必要とされた断熱材等
を不要にできる。請求項8に規定するように、不活性ガ
ス導入手段を設けることにより、処理空間内の基板の自
然酸化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る処理装置の結合状態を説明するた
めの説明図である。
【図2】処理装置を複数結合した処理装置群を示す斜視
図である。
【図3】処理装置の結合状態を示す側面図である。
【図4】処理装置を積層した状態を示す側面図である。
【図5】処理装置の内部を示す斜視図である。
【図6】処理装置内の昇降手段を示す平面図である。
【図7】処理装置内の昇降手段を示す側面図である。
【図8】処理装置内のシャッタ部材を示す断面図であ
る。
【図9】熱処理が行われている処理装置内の動作状態を
説明するための説明図である。
【図10】本発明の装置の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図11】図10に示す装置に用いるN2 ガス導入用の
中空パイプを示す斜視図である。
【図12】本発明の装置の更に他の実施例を示す断面図
である。
【図13】図12に示す装置に用いる空気整流板を示す
平面図である。
【図14】図13中のA−A線矢視断面図である。
【図15】従来の処理装置群を示す斜視図である。
【図16】従来の処理装置群の配列を説明するための説
明図である。
【図17】従来の処理装置の動作を説明するための動作
説明図である。
【符号の説明】
30 処理装置 32 処理装置群 36 ローダ部 42 アドヒージョン処理装置 43 レジスト塗布装置 44 レジスト除去装置 45 冷却処理装置 46 加熱処理装置 50 筐体 52 側壁 54A〜54D 係合部材 56 係止板 58 水平係合ピン 60 係合段部 62 水平係合穴 64 垂直係合溝 68 排気孔 70 熱板(載置台) 72 第1昇降手段 76 支持ピン 78 シャッタ部材 84 第2昇降手段 111、118 空気流入口 112 凸部 110、116 空気整流板 114 凹部 S 処理空間 W 半導体ウエハ(被処理体)
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−78024(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を載置して処理する載置台と、前記
    載置台の上方に設けられたカバー部材と、前記載置台に
    設けられ前記基板を加熱または冷却処理するための温調
    手段と、昇降自在に設けられ前記載置台上の処理空間の
    周囲を被うシャッタ部材と、前記シャッタ部材の昇降手
    段とを備えた処理装置において、 前記シャッタ部材は、前記処理空間の下方から上方に向
    かって処理空間内を閉じる方向に動くように構成したこ
    とを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 前記シャッタ部材に通気孔を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記通気孔は、前記シャッタ部材の周方
    向に沿って等間隔に設けられたことを特徴とする請求項
    2に記載の処理装置。
  4. 【請求項4】 基板を載置して処理する載置台と、前記
    載置台の上方に設けられたカバー部材と、前記載置台に
    設けられ前記基板を加熱または冷却処理するための温調
    手段と、昇降自在に設けられ前記載置台上の処理空間の
    周囲を被うシャッタ部材と、前記シャッタ部材の昇降手
    段とを備えた処理装置において、 前記シャッタ部材の上端部の上方に前記処理空間外から
    処理空間内に空気が流れ込むように空気流入口を形成し
    たことを特徴とする処理装置。
  5. 【請求項5】 前記空気流入口には、所定の長さを有す
    る空気整流板を設けたことを特徴とする請求項4記載の
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記カバー部材に前記処理空間内の雰囲
    気を排気する排気手段を設けたことを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれかに記載の処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理空間を区画する筐体の側壁に前
    記排気手段により排気された前記処理空間内の雰囲気を
    流す排気経路を設けたことを特徴とする請求項6記載の
    処理装置。
  8. 【請求項8】 前記載置台に前記処理空間内への不活性
    ガス導入手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれかに記載の処理装置。
  9. 【請求項9】 基板の周囲及び/又は上方から気体を導
    入しつつ前記基板を加熱体上に載置して加熱処理する処
    理方法において、 前記基板を前記加熱体上に載置しつつ、前記基板上の処
    理空間の周囲を被い、この処理空間の下方から上方に向
    かって処理空間を閉じる方向に動くシャッタ部材で前記
    基板の周囲及び/又は上方から導入される気体の導入面
    積を変化させる工程と、 前記気体の導入面積が所定の面積に達した後、所定の時
    間前記基板の加熱処理を行なう工程とを具備することを
    特徴とする処理方法。
  10. 【請求項10】 基板を加熱して処理する処理方法にお
    いて、前記基板を下方から加熱すると共に前記基板上の
    処理空間の周囲を被い、且つ前記処理空間の下方から上
    方に向かって前記処理空間を閉じる方向に動くシャッタ
    部材の上端部の上方に設けられた空気流入口から所定の
    気体を導入しつつ処理を行なうことを特徴とする処理方
    法。
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