JP3195039U - 連発式輪ゴム銃 - Google Patents

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Abstract

【課題】輪ゴムの装着が簡単で、しかも、輪ゴムの劣化を防止でき、発射すべきときだけ輪ゴムを発射することができる連発式輪ゴム銃を提供する。【解決手段】トリガ20の操作に伴ってスライド30が付勢部材の付勢力によって前方に移動する力によってシリンダ10を回転させて発射単位の輪ゴムを発射位置にセットするシリンダ回転手段Cと、スライドが前方位置に移動した際にフック31を発射位置にある輪ゴムの後端部に引っ掛け、スライドが後方位置に移動する際に輪ゴムを緊張させるとともに、スライドが前進する際に輪ゴムの後端部へのフックの引っ掛かりを解除させるフック動作手段Bを備える。【選択図】図2

Description

本考案は、連発式輪ゴム銃に関するものである。
従来、輪ゴムを使用する輪ゴム銃として、前爪(前側輪ゴム係止部)と後爪(後側輪ゴム係止部)との組を円周方向に等間隔に複数有するシリンダを備え、各組を構成する前爪と後爪とに輪ゴムを係止し、シリンダを回転させることで発射すべき輪ゴムを選択した後、トリガを操作することによって、輪ゴムを発射するように構成したものが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
実開昭62−995号公報 特開昭60−55986号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、シリンダに複数の輪ゴムを装着するにあたり全ての輪ゴムを発射直前の引っ張り状態とする必要があるため、シリンダへの輪ゴムの装着が面倒である。しかも、シリンダに輪ゴムを装着したまま途中でゲームを止め長期間そのままの状態を保持すると、シリンダに装着されている輪ゴムが伸びきって劣化するという問題がある。さらに、シリンダに装着される複数の輪ゴムを発射直前の引っ張り状態としておくと、トリガを操作しない場合でも輪ゴム銃が何かに触れた場合などに輪ゴムが発射されてしまうことも考えられる。
本考案は、斯かる実情に鑑みなされたもので、輪ゴムの装着が簡単で、しかも、輪ゴムの劣化を防止でき、発射すべきときだけ輪ゴムを発射することができる連発式輪ゴム銃を提供することを目的するものである。
請求項1に記載の連発式輪ゴム銃は、
トリガと、
発射単位の輪ゴムを係止するための前側輪ゴム係止部と後側輪ゴム係止部との組が円周方向に複数設けられたシリンダと、
前後方向に移動可能で付勢部材の付勢力によって前方位置に向けて付勢されたスライドと、
前記スライドが前記付勢部材の付勢力によって前方に移動する力によって前記シリンダを回転させて発射単位の前記輪ゴムを発射位置にセットするシリンダ回転手段と、
前記スライドを前記付勢部材による付勢力に抗して後方位置に係止するとともに前記トリガの操作によって当該スライドの係止を解除するスライド係止手段と、
前記スライドに設けられ発射位置にある発射単位の前記輪ゴムの後端部に引っ掛けるためのフックと、
前記スライドが前方位置に移動した際に前記フックを発射位置にある発射単位の前記輪ゴムの後端部に引っ掛け、当該スライドが後方位置に移動する際に当該発射単位の前記輪ゴムを緊張させるとともに、当該スライドが前進する際に当該発射単位の前記輪ゴムの後端部への前記フックの引っ掛かりを解除させるフック動作手段とを備えた、
ことを特徴とする連発式輪ゴム銃である。
請求項2に記載の連発式輪ゴム銃は、請求項1に記載の連発式輪ゴム銃であって、前記フック動作手段はカム機構によって構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の連発式輪ゴム銃は、請求項1又は請求項2に記載の連発式輪ゴム銃であって、前記後側輪ゴム係止部は、前記シリンダの軸部から突出し前記フックの先端部を受容する間隔を隔てて設けられた2つの爪によって構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の連発式輪ゴム銃は、請求項1から請求項3いずれか一項に記載の連発式輪ゴム銃であって、前記シリンダ回転手段は、前記スライドの直線運動を回転運動に変換する運動変換機構と、前記運動変換機構によって変換された回転運動を前記シリンダに伝達するワンウェイクラッチ機構とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の連発式輪ゴム銃によれば、発射すべき単位の輪ゴムをさほど緊張させることなくシリンダに装着できる。また、スライドが前方位置に移動した際にフック動作手段によってフックが発射すべき単位の輪ゴムの後端部に引っ掛かり、スライドを後方位置に移動させトリガを操作するだけで輪ゴムが発射される。その後、スライドが付勢部材の付勢力によって前方位置まで移動することにより、シリンダ回転手段によってシリンダが回転し、次に発射すべき単位の輪ゴムの後端部にフックが引っ掛かるので、スライド式銃のような感覚で輪ゴムを連続的に発射させることができる。
請求項2に記載の連発式輪ゴム銃によれば、カム機構によってフックを動作させているので、発射すべき単位の輪ゴムの後端部に対するフックの引っ掛けと解除とが確実に行えることになる。
請求項3に記載の連発式輪ゴム銃によれば、後側輪ゴム係止部が、前記フックの先端部が挿入可能な間隔持つ2つの爪から形成されているので、確実に、発射すべき単位の輪ゴムの後端部にフックを引っ掛けることができる。
請求項4に記載の連発式輪ゴム銃によれば、スライドの直線移動を回転運動に変換する運動変換機構と、ワンウェイクラッチとを設けているので、スライドが前進する際の付勢力によってシリンダを所定角度回転させることができる。
実施形態に係る連発式輪ゴム銃の外観斜視図である。 図1の連発式輪ゴム銃の内部構造を示す側面図である。 シリンダとシリンダ位置決め手段とを示す斜視図である。 トリガと係止部材との係合関係を示す図である。 カム機構を示す側面図である。 運動変換機構、ワンウェイクラッチ機構、歯車機構及びシリンダ位置決め機構を示す斜視図である。 ワンウェイクラッチ機構を示す図である。 図1の実施形態に掛かる連発式輪ゴム銃の変形例1を示す図である。 図1の実施形態に掛かる連発式輪ゴム銃の変形例2を示す図である。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は連発式輪ゴム銃の外観斜視図である。
まず、この連発式輪ゴム銃100の理解を容易にするため、その使用方法の一例について説明する。
この連発式輪ゴム銃100は、例えば、スライド30が後方位置に係止されている状態で、シリンダ10の外周に円周方向に等間隔で6本の輪ゴム1を係止する。この状態で、トリガ20を1回後方に引くとスライド30の係止が解除されて当該スライド30が前方位置まで移動し、発射位置にある1本の輪ゴム1の後端部にフック31(図2参照)が引っ掛かる。その後、スライド30を手で後方に移動させるとフック31が引っ掛かった1つの輪ゴム1の後端部が後方に引かれ当該輪ゴム1が緊張し、スライド30が後方位置に係止される。この状態で、トリガ20を1回後方に引くと、スライド30の係止が解除され、スライド30が前方位置に向けて移動する。そして、緊張した輪ゴム1の後端部に対するフック31の引っ掛かりが解除され、当該輪ゴム1が前方に向けて発射されるとともに、シリンダ10が前面視で反時計方向に所定量回転する。このシリンダ20の回転によって、次に発射位置に来た1本の輪ゴム1の後端部にフック31が引っ掛かる。
このようにして、この連発式輪ゴム銃100では、シリンダ10に係止した複数の輪ゴム1を連続的に発射することが可能となっている。
次に、この連発式輪ゴム銃100の構成の詳細を説明する。
図2は連発式輪ゴム銃100の内部構造を示す側面図である。
この連発式輪ゴム銃100は、シリンダ10、トリガ20、スライド30及びフック31の他、スライド係止手段A、フック動作手段B、シリンダ回転手段C及びシリンダ位置決め手段Dを備えている。
図3はシリンダ10及びシリンダ位置決め手段Dを示している。
シリンダ10は、前後方向に延在する軸部10aの中心線を中心に回転可能となるように銃本体2に設けられている。このシリンダ10は分離可能な前部シリンダ10Aと後部シリンダ10Bとで構成されている。このシリンダ10の外周には、外周方向に等間隔に輪ゴム掛けが6個設けられている。各輪ゴム掛けは、輪ゴム1の前端部を係止する前端側輪ゴム係止部13と、輪ゴム1の後端部を係止する後端側輪ゴム係止部14との組を備えている。
このうち前端側輪ゴム係止部13は、前部シリンダ10Aに備えられ、シリンダ10の軸部10aの半径方向外方に突出する1つの突片15の前端に切欠き15aを設けることによって形成されている。ただし、この場合の切欠き15aは無くてもよい。要は、輪ゴム1の前端部を係止できる爪となっていることである。
一方、後端側輪ゴム係止部14は、後部シリンダ10Bに備えられ、シリンダ10の軸部10aの半径方向外方に突出し互いに平行な2つの突片16,16の後端にそれぞれ切欠き16aを設けることによって形成されている。2つの突片16,16はシリンダ10の外周方向に互いに所定間隔隔てて形成されており、2つの突片16,16の間にはフック31の先端部が入り込めるようになっている。なお、後端側輪ゴム係止部16の切欠き16aは無くてもよい。要は、輪ゴム1の後端部を係止できる爪となっていることである。
図2に戻り、トリガ20は、トリガカバー21に覆われて設けられている。トリガ20は銃本体2のグリップ2aに設けられ、前後方向に移動可能に構成されている。そして、このトリガ20は、コイルばね22の付勢力によって前方に向けて付勢されている。したがって、ユーザがトリガ20を指で後方に引いた後に指の力を緩めるとトリガ20がコイルばね22の付勢力によって前方の初期位置に復帰する。なお、トリガ20は所定の軸を中心に回動可能に構成されていてもよい。
続いて、スライド係止手段Aについて説明する。
スライド係止手段Aは、スライド30を後方位置に係止する機能と、トリガ20を後方に引いた際にスライド30の係止を解除する機能を有している。
このスライド係止手段Aは、トリガ20の一側面に付設された突起20aと、グリップ2a内でトリガ20の後方に配置され上下方向に往復直線動作可能な係止部材23とを備えている。
係止部材23は、縦方向に長尺な長孔23a,23aを有し、この長孔23a,23aにはグリップ2a内面に設けられた柱状部材24が入り込んでいる。そして、係止部材23は、この柱状部材24に案内されて上下方向に動作する。柱状部材24は螺子用のボスであってもよい。
この係止部材23には、下端部に側面視で楕円状の板ばね23bが付設されている。この板ばね23bは、下端がグリップ2a内の固定部25に当接しており、係止部材23を上方に向けて付勢している。この板ばね23bの代わりに、コイルばねその他の付勢部材を設けてもよい。
また、係止部材23には、上記グリップ20の突起20aに対向する部分に、トリガ20が後方に引かれた際に当該突起20aに摺接して当該係止部材23を板ばね23aの付勢力に抗して下方に移動させる摺接部23cが形成されている。この摺接部23cは、上記突起20aが上方から摺接する突起部として形成されていてもよいし、上記突起20aが入り込む溝やスリットとして形成されていてもよい。
なお、本実施形態の連発式輪ゴム銃100では、トリガ20側に突起20aを、係止部材23側に突起20aに摺接する摺接部23cを形成したが、係止部材23側に突起を、トリガ20側に当該突起に摺接する摺接部を形成してもよい。要は、トリガ20が後方に操作された際に、係止部材23が下降することである。
次に、スライド30について説明する。
スライド30は、銃本体2に前後方向に延在するように形成された溝(図示せず)に嵌合する凸部(図示せず)を備え、当該凸部が当該溝に沿って移動することで、前後方向に往復直線動作するように構成されている。スライド30を往復直線動作させる構造は勿論これに限定されない。
スライド30には、図2に示すように、上記フック31と、上記係止部材23によって係止可能な被係止部32とが設けられている。
なお、このスライド30の上には照準部材33が着脱可能に設けられ、この照準部材33を離脱させた状態でも、連発式輪ゴム銃100は使用できる。また、この実施形態では、トリガ20の他に係止部材23を設けてスライド30を係止することとしたが、トリガ20によってスライド30を係止する構造としてもよい。
フック31は、図2及び図5に示すように、中間部がスライド30に軸31aを介して回動可能に支持されている。フック31の一端側の先端部には輪ゴム1の後端部に引っ掛けるための爪31bが形成されている。このフック31の軸31aにはねじれコイルばね(図示せず)が巻装されており、図2において爪31bが下動する方向(反時計方向)に付勢されている。また、フック31の他端部の側面には突起31dが形成されている。
上記フック31の突起31dは、図5に示すように、銃本体2の内面に形成されたカム溝40に入り込んでいる。カム溝40は、前後方向に延在する下溝40a及び上溝40bから形成されている。そして、下溝40aと上溝40bとは前端側及び後端側で互いに結合されている。
カム溝10aの前端部では上溝40bの上縁が台形状に膨らんでおり、スライド30が前方位置まで移動した際にフック31が、軸31aに巻装されたねじれコイルばねの付勢力によって、下動する方向(反時計方向)に回動する。これによって、フック31、具体的には爪31bが輪ゴム1の後端部に引っ掛かる。そして、この状態から、スライド30が後方に向けて移動すると、突起31dが上溝40bを倣うようにしてフック31も後方に向けて移動する。このときには、爪31bは輪ゴム1の後端部に引っ掛かったままである。スライド30が後方位置まで引かれ、スライド係止手段Aによって係止されると、突起31dはカム溝40の後端部に至る。このとき、カム溝40の後端部は下溝40aと上溝40bの中間の高さ位置となるが、爪31bは輪ゴム1の後端部に引っ掛かったままである。また、このとき、フック31が銃本体2aの固定部(図示せず)に突き当たり、突起31dは下溝40aと上溝40bとの仕切り壁40cの下側に僅かに潜り込む。この状態で、スライド30の係止が解除されると、スライド30はコイルばね30aの付勢力によって前方に移動する。このとき、突起31dは下溝40aを倣うが、仕切り壁40cの下面に摺接する。仕切り壁40cの下面は後端側が傾斜面となっているので、その箇所で、フック31がねじれコイルばね31cの付勢力によって上動する方向(図2の時計方向)に回動する。これによって、輪ゴム1の後端部に対する爪31bの引っ掛かりが解除され、輪ゴム1が発射される。
次に、シリンダ回転手段Bについて説明する。
このシリンダ回転手段Bは、前後方向に往復直線動作する直動部材50と、直線運動を回転運動に変換する運動変換機構51と、ワンウェイクラッチ機構52と、歯車機構53とを備えている。
直動部材50はコイルばね54(図2参照)の付勢力によって後方に向けて付勢されている。この直動部材50は、スライド30が前方に向けて移動した際に上記被係止部32が突き当たる位置に配設されている。コイルばね54の付勢力は上記コイルばね30aの付勢力によりも小さく、直動部材50は、スライド30が前方に移動した際に上記被係止部32が突き当たると、被係止部32に押されて前方に移動する。
図6に示すように、この直動部材50には上面視で前後方向に対して傾斜するスリット50aが形成されている。そして、このスリット50aには前後方向に延在する軸55に形成した突起55aが入り込んでいる。この軸55及び上記スリット50aは運動変換機構51を構成し、直動部材50の前後の直線運動を軸55の回転運動に変換する。
軸55には、図7に示すように、前端部に円周の一方向に張り出す弧状の2つの板状ばね56,56が形成されている。この2個の板状ばね56,56は軸55の中心に対して点対称に形成されている。この板状ばね56の先端の外側には係合部56aが形成されている。また、軸55の前端部には歯車57が設けられている。この歯車57は環状に形成され、その内周には、凹部57aが円周方向に等間隔に6個形成されている。この凹部57aは上記板状ばね56の係合部56aと係合可能となっている。そして、直動部材50が前方に移動し、軸55が所定方向(図7の反時計方向)に回転した際に、係合部56aと凹部57aとが係合し、歯車57が同じ方向に回転する。一方、直動部材50が後方に移動し、軸55が上記所定方向とは反対の方向に回転した際に、板状ばね56が撓み、軸55から歯車57への動力の伝達が遮断される。この板状ばね56及び凹部57aはワンウェイクラッチ機構として機能し、軸55の回転を歯車57の一方向の回転に変換する。
図6に示すように、歯車57は出力歯車60に噛合している。ここでは、歯車57及び出力歯車60の歯数は6の倍数に設定している。そして、これにより歯車57の回転動力は出力歯車60に伝達される。この出力歯車60にはシリンダ10の角穴10b(図3参照)に嵌合する角軸60aが形成されている。
また、出力歯車60には軸の外周に円周方向に等間隔に窪み61aが6個形成された回転体61が配置されている。この回転体61近くには弾性を有する音出し用の爪部材(図示せず)が設けられている。そして、出力歯車60の回転に伴って、窪み61aと爪部材とが係合した位置でクリック感が醸し出される。
次に、シリンダ位置決め手段Dについて説明する。
シリンダ位置決め手段Dは銃本体2に設けられている。このシリンダ位置決め手段Dはシリンダ位置決め部材70を備えている。このシリンダ位置決め部材70は、軸70aを中心に回動可能に構成されている。この位置決め部材70は、側面視で波形に湾曲した板ばね71と、上記後側輪ゴム係止部14を受容する凹部72aを有する係止部72とを備えている。このシリンダ位置決め部材70の一側面には溝70bが形成され、この溝70bには直動部材50の前端部下の突起(図示せず)が入り込んでいる。そして、直動部材50が前方に移動し、シリンダ10が所定量回転し終わったときに係止部72が上動するように構成されている。この係止部72は、上動位置にあるとき凹部72aの互いに対向する側壁で上記後側輪ゴム係止部14を挟持することで、シリンダ10の位置決めを行い、下動位置にあるときに位置決め解除を行う。
上記銃本体2のフレーム2bは、シリンダ10を迂回するように当該シリンダ10の下方を経て当該シリンダ10の前方まで延びている。このフレーム2bのうちシリンダ10の前方に位置する部分は、シリンダ10の前端を軸支している。この軸支は、特に制限されないが、フレーム2aに組み込んだU字状の板状ばねによって行われる。
また、フレーム2bのうちシリンダ10の下方部分は途中で前後に分離可能できるように構成されている。例えば、すなわち、フレーム2aにおけるシリンダ10の下方部分の前部と後部とが凹部と凸部との嵌合、又は爪と爪係止部との係合によって結合される構造となっており、その嵌合又は係合を解除することによって、分離可能となっている。そして、この前部と後部との間に、図8に示すように繋ぎフレーム90を介在させることができる。この繋ぎフレーム90の結合構造は上記前部と上記後部の結合構造と同様のものを採用できる。そして、上記シリンダ10の前部シリンダ10Aと後部シリンダ10Bとの間に補助シリンダ10Cを連結することによって、シリンダ10全体の長さを大きくすることができるようにされている。
なお、上記シリンダ10の前部10Aと後部10Bとの間に補助シリンダ10Cを連結するのではなく、一体となった長い他のシリンダを用意しておき、それを装着することもできる。
また、図9に示すように、フレーム2bの下側には前グリップ91やストック92を着脱可能に構成してもよい。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態ではシリンダ10の外周に1本ずつ計6本の輪ゴム1を取り付けるようにしたが、1箇所に複数本ずつ輪ゴム1を取り付けてもよい。
1 輪ゴム
2 銃本体
10 シリンダ
20 トリガ
30 スライド
31 フック
A スライド係止手段
B フック動作手段
C シリンダ回転手段
D シリンダ位置決め手段

Claims (4)

  1. トリガと、
    発射単位の輪ゴムを係止するための前側輪ゴム係止部と後側輪ゴム係止部との組が円周方向に複数設けられたシリンダと、
    前後方向に移動可能で付勢部材の付勢力によって前方位置に向けて付勢されたスライドと、
    前記スライドが前記付勢部材の付勢力によって前方に移動する力によって前記シリンダを回転させて発射単位の前記輪ゴムを発射位置にセットするシリンダ回転手段と、
    前記スライドを前記付勢部材による付勢力に抗して後方位置に係止するとともに前記トリガの操作によって当該スライドの係止を解除するスライド係止手段と、
    前記スライドに設けられ発射位置にある発射単位の前記輪ゴムの後端部に引っ掛けるためのフックと、
    前記スライドが前方位置に移動した際に前記フックを発射位置にある発射単位の前記輪ゴムの後端部に引っ掛け、当該スライドが後方位置に移動する際に当該発射単位の前記輪ゴムを緊張させるとともに、当該スライドが前進する際に当該発射単位の前記輪ゴムの後端部への前記フックの引っ掛かりを解除させるフック動作手段とを備えた、
    ことを特徴とする連発式輪ゴム銃。
  2. 前記フック動作手段はカム機構によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の連発式輪ゴム銃。
  3. 前記後側輪ゴム係止部は、前記シリンダの軸部から突出し前記フックの先端部を受容する間隔を隔てて設けられた2つの爪によって構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の連発式輪ゴム銃。
  4. 前記シリンダ回転手段は、前記スライドの直線運動を回転運動に変換する運動変換機構と、前記運動変換機構によって変換された回転運動を前記シリンダに伝達するワンウェイクラッチ機構とを備えることを特徴とする請求項1から請求項3いずれか一項に記載の連発式輪ゴム銃。
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