JP3194581U - ドリル誘導具 - Google Patents

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Abstract

【課題】断面形状などの異なる様々な部材に対し、正確な位置に穴を形成可能で、しかも部材の表面に対し、交角の浅い穴にも無理なく対応できるドリル誘導具を提供する。【解決手段】刃具D1、D3を用い、部材Wに穴H1、H3を形成するためのドリル誘導具は、本体11と規制具41で構成し、本体11は、部材Wに載置されるベースプレート16と、刃具D1、D3が差し込まれるガイド管21と、からなり、また規制具41は、本体11の変位を防止する役割を担い、固定ボルト45を介しベースプレート16の裏面に取り付ける。そしてベースプレート16には、固定ボルト45を差し込む長円孔35を設け、規制具41の位置を調整可能とすることで、部材Wの断面形状の違いに対応できる。さらにガイド管21を外管27と内管28の二重構造とすることで、座グリ穴H3の形成が容易で、交角の浅い下穴H1も無理なく形成できる。【選択図】図1

Description

本考案は、木材などに穴を形成する際、その精度を向上するために用いるドリル誘導具に関する。
木造建築を始めとする各種木構造において、部材同士の連結などのため、その表面に丸穴を形成することは極めて多い。丸穴は、携帯電気ドリルを用い、現地で形成することも多いが、建築物の構造材などでは、より高い精度を要求されるため、ボール盤などの工作機械を用い、工場で形成することもある。ただし工場での穴の形成は、その作業の発注や輸送など、様々な手間や費用が発生し、コストアップの要因になるほか、長大な部材の場合、取り扱いも困難になる。このような事情から、より簡易な方法で丸穴を高い精度で形成できるよう、後記特許文献のような技術が提案されている。
特許文献1では、ドリル刃を所定の位置に誘導するための穴あけジグが開示されている。この穴あけジグは、ドリル刃を隙間なく差し込むことのできるガイドパイプと、部材(被加工物)の表面に接触するプレートなどで構成され、使用時は、部材の表面にプレートを載せ、位置調整の後に止めビスを打ち込み、プレートを部材に固定する。その後、ガイドパイプにドリル刃を差し込み、部材を切削すると、所定の位置に高精度で孔を形成することができる。なおこの文献では、プレートとガイドパイプを斜方向に一体化することで、斜め穴も簡単に形成できるほか、一枚のプレートに複数のガイドパイプを設け、複数の孔を同時に形成できることも開示されている。
実用新案登録第3174215号公報
木造建築で使用する部材は、極めて種類が多く、また部材に形成する穴の大きさや配置も様々である。しかし、特許文献1で開示された穴あけジグは、ストリップ階段など、用途をある程度限定しており、あらゆる状況で汎用的に使用することは想定していない。そのため特許文献1の技術をさらに発展させ、様々な部材に対し、様々な穴を正確な位置に形成できる技術が待ち望まれている。
また、特許文献1で開示された穴あけジグを実際に使用した結果、部材の表面に対し、交角の浅い丸穴を形成する際に課題があることが判明した。その詳細を図10に示す。この図では、対向する二本の部材(登り梁)をテンションロッドで引き寄せる構造が描かれ、テンションロッドの端部を保持するため、部材(登り梁)に丸穴を形成し、そこにラグスクリューを埋め込み、テンションロッドとラグスクリューをネジ機構で一体化している。テンションロッドは水平に配置するため、必然的に部材(登り梁)と丸穴との交角も浅くなる。
このように、部材(登り梁)の表面に対し、交角の浅い丸穴を形成する場合、ドリルと部材との最初の接触点は、ドリルの先端ではなく、図中の「初期接触点」のように、ドリルの外縁となる。そのため、ドリルに半径方向の荷重が加わり、振れ回りが生じてしまい、丸穴の加工精度が悪化するほか、ガイドパイプの内周を破損することもあり、何らかの対策が必要となる。
本考案はこうした実情を基に開発されたもので、断面形状などの異なる様々な部材に対し、正確な位置に穴を形成可能で、しかも部材の表面に対し、交角の浅い穴にも無理なく対応できるドリル誘導具の提供を目的としている。
前記の課題を解決するための請求項1記載の考案は、刃具を用い、部材に各種穴を形成する際に用いるドリル誘導具であって、本体と規制具で構成され、該本体は、前記部材の表面に載置されるベースプレートと、該ベースプレートの表面から突出し且つ前記刃具を無理なく差し込み可能なガイド管と、からなり、前記規制具は、固定ボルトを介し前記ベースプレートの裏面に取り付け、前記部材に接触することで前記本体の変位を防止し、前記規制具の取り付け位置を調整できるよう、前記ベースプレートには、前記固定ボルトを差し込むための長円孔を形成してあることを特徴とするドリル誘導具である。
本考案は、ドリルを始めとする軸状の刃具で部材に穴を形成する際に用い、本体と規制具の二要素を中心に構成され、刃具を特定の位置に誘導する機能を有する。なお刃具は、回転させながら前進させることで部材を切削できればよく、ドリルのほかエンドミルなども使用できる。また本考案において、穴を形成される対象は、木造建築を構成する柱や梁など、天然木や集成材を用いた各種部材を想定している。
本体は、ガイド管とベースプレートが一体化したもので、ガイド管は、ドリルなどの刃具を差し込むための部位で、刃具を拘束する役割を有する。そのためガイド管の内径は、想定する刃具を無理なく差し込み可能で、しかも刃具が振れ回りしないよう、刃具の外径に対しわずかに大きくすると共に、刃具を円滑に誘導するため、一定の延長を確保する。次にベースプレートは、部材に接触する板状の部位で、その裏面が部材に接触し、その表面からガイド管が突出する。なおベースプレートとガイド管の交角は自在で、直角の場合もあれば、鋭角となる場合もある。
ガイド管は、刃具を差し込み可能であれば外形は自在で、中空の角棒状でも構わない。またベースプレートは、部材の表面を滑らかに移動できるよう、その裏面には突出部を設けない。そしてベースプレートとガイド管は、溶接などで完全に一体化することもできるが、ボルトなどで着脱可能な構造とすることもできる。そのほか、刃具を円滑に差し込めるよう、ガイド管の延長線上については、ベースプレートを切り抜く。
規制具は、本体の移動を規制するためのもので、ベースプレートの裏面から突出するように取り付ける。そのため、ベースプレートを部材の表面に載せた後、規制具を部材の側面などに接触させると、部材の側面から所定の距離をあけて穴を形成することができる。なお規制具は、一個の本体の左右二箇所に取り付け、規制具で部材を挟み込むこともできる。また、規制具で複数の本体を連結するならば、多数の穴を高い精度で形成することができる。
固定ボルトは、本体と規制具を一体化するためのもので、ベースプレートの表面から裏面に向けて差し込み、規制具に形成したメネジに螺合させる。固定ボルトを締め付けると、規制具がベースプレートの裏面に密着し、双方が一体化する。このように、規制具を本体に対し着脱自在とすることで、部材の断面形状などに応じた専用の本体を製造する必要がなくなり、汎用性が向上し、様々な状況で部材に穴を形成することができる。
長円孔は、固定ボルトを差し込むため、ベースプレートの表裏面を貫通する孔で、単純な丸孔ではなく、あえて陸上競技場のトラックのような長円形とする。その結果、固定ボルトを一定の範囲で自在に変位でき、ベースプレートと規制具の位置関係を調整することで、部材のあらゆる位置に穴を形成することができる。当然ながら穴を形成する際は、固定ボルトを締め付け、本体と規制具を変位不能に一体化する。
このように、本体と規制具を固定ボルトで一体化する構造とし、さらにベースプレートには、固定ボルトを差し込むため、長円孔を設けることで、ガイド管をあらゆる部材のあらゆる位置に精度良く配置することができる。そのため、工作機械を使用することなく、汎用の携帯電気ドリルでも、高精度で穴を形成することができる。また規制具を介して複数の本体を連結することで、複数の穴を規定の間隔で精度良く形成できる。
ベースプレートの外縁近傍には、位置調整のため、刃具(ドリル)の中心位置を示す基準線を描くことがある。また部材の表面には、穴の中心を示す墨出し線を描き、基準線と墨出し線を揃えることで、正確な位置に穴を形成することができる。そのほか穴を形成する際、ガイド管などに振動が伝わり、ベースプレートが部材から浮き上がる恐れがある。そのためベースプレートは、ビス等で一時的に部材に固定することもある。
請求項2記載の考案は、刃具を用い、部材に各種穴を形成する際に用いるドリル誘導具であって、複数の本体で構成され、個々の該本体は、前記部材の表面に載置されるベースプレートと、該ベースプレートの表面から突出し且つ前記刃具を無理なく差し込み可能なガイド管と、からなり、該複数の本体は、前記部材を囲むようにL字状またはコの字状に配置し、且つ前記ベースプレートから差し込む固定ボルトを介し該本体同士を密着するように取り付け、該本体同士の取り付け位置を調整できるよう、前記ベースプレートには、前記固定ボルトを差し込むための長円孔を形成してあることを特徴とするドリル誘導具である。
請求項2記載の考案は、部材の上面と側面など、複数の面に一括して穴を形成するためのもので、部材同士をホゾパイプとドリフトピンで連結する場合などに使用する。この考案では、請求項1に示す規制具は使用しないが、ベースプレートとガイド管が一体化した本体を複数使用する。そして複数の本体は、部材表面を囲むようにL字状またはコの字状に配置し、隣接するベースプレート同士を固定ボルトで連結すると、必然的にベースプレートの位置が規制される。つまりベースプレートは、先の規制具と同等の機能を発揮する。
固定ボルトを差し込むため、隣接するベースプレートの一方には長円孔を設け、他方の側端面にはメネジを設ける。そのため固定ボルトの軸部は、長円孔の内部で変位でき、隣接する本体同士の位置関係も一定の範囲で調整可能で、様々な部材のあらゆる位置に穴を形成できる。なお、固定ボルトによる連結を前提として、個々の本体の形状は自在で、ガイド管の大きさや数も自在である。
仮に、ホゾパイプとドリフトピンを埋め込むため、部材に複数の穴を形成する場合、二個の本体をL字状に連結し、一方の本体には、ホゾパイプを埋め込む穴を形成するため、内径の大きいガイド管を取り付け、他方の本体には、ドリフトピンを埋め込む穴を形成するため、内径の小さいガイド管を取り付ける。さらに、内径の大きいガイド管と、小さいガイド管の延長線同士は、直角に交差するように調整する。なお長円孔により、隣接する本体同士の位置関係を調整できるため、部材の幅の変化にも対応することができる。
請求項3記載の考案は、ガイド管の構成を限定するもので、ガイド管は、外管と内管とからなる二重構造とし、該外管はベースプレートと一体化し、該内管は該外管に対し着脱自在であることを特徴とする。斜め穴や大径穴の場合、諸事情により一種類の刃具だけで穴を完成させることができず、複数の刃具を順次使用して穴を完成させることがある。その際、全ての刃具の外径が同一とは限らないため、ガイド管の内径も調整できることが好ましい。
本考案は、このような事態に対応したもので、ガイド管を外管と内管とからなる二重構造とし、外管だけをベースプレートと一体化し、内管は着脱自在とする。その結果、刃具の外径に応じ、ガイド管の内径を調整できるようになる。なお内管は、内径の異なる物を複数用意することで、柔軟性が一段と向上する。また内管は、止めボルトなどで外管に固定し、不用意な移動を防ぐことが好ましい。
請求項1記載の考案のように、ベースプレートとガイド管からなる本体と、ベースプレートの裏面に取り付ける規制具と、でドリル誘導具を構成し、規制具を本体に取り付けるための固定ボルトは、ベースプレートに形成した長円孔に差し込むことで、規制具の取り付け位置を一定の範囲で調整できるようになる。その結果、ドリル誘導具の汎用性が向上し、断面形状などの異なる様々な部材に対し、あらゆる位置に高い精度で穴を形成可能で、汎用性に優れる。
請求項2記載の考案のように、複数の本体でドリル誘導具を構成し、個々の本体同士を固定ボルトで連結し、さらに本体のベースプレートには、固定ボルトの位置調整のため長円孔を設けることで、部材内部で交差する二方向の穴などを高い精度で形成できる。また長円孔を利用し、本体同士の位置関係を調整することで、断面形状などの異なる様々な部材に対し、あらゆる位置に高い精度で穴を形成可能で、汎用性に優れる。
請求項3記載の考案のように、ガイド管を外管と内管とからなる二重構造とした上、外管だけをベースプレートと一体化し、内管を着脱自在とすることで、刃具の外径に応じ、ガイド管の内径を調整できるようになる。そのため、斜め穴や大径穴を形成するため、複数の刃具を順次使用していく場合でも、ドリルの振れ回りなどの不具合を防止でき、穴の精度を向上できる。
本考案によるドリル誘導具の構成例を示す斜視図で、二箇所に斜め穴を形成するため、二個の本体を左右二本の規制具で連結している。 図1のドリル誘導具を用い、部材の上面に座グリ穴を形成する段階を示す斜視図である。 図2の工程で座グリ穴を形成した後、その奥に下穴を形成する段階を示す斜視図である。 部材の上下を貫通する大径の下穴と、この下穴に交差する小径の側穴を形成するドリル誘導具を示す斜視図で、計三個の本体をコの字状に連結し、部材を取り囲む。 図4のドリル誘導具を用い、部材に下穴と側穴を形成する段階を示す斜視図である。 図4のドリル誘導具で形成した下穴と側穴を利用した二部材の連結構造を示す斜視図である。 部材の端面近傍にドリフトピンを打ち込むため、事前に側穴を形成する際に用いるドリル誘導具を示す斜視図で、部材の左右に本体を配置する構成である。 図7のドリル誘導具を用い、部材に側穴を形成する段階を示す斜視図である。 図8で側穴を形成した部材を柱に連結する様子を示す斜視図である。 従来から使用されている穴あけジグの課題を示す斜視図と側面図で、部材の使用状態や、部材とドリルとの位置関係を描いてある。
図1は、本考案によるドリル誘導具の構成例を示している。このドリル誘導具は、棒状の部材Wの上面に二箇所の斜め穴を形成するために用い、二個の本体11を左右二本の規制具41で連結する構造である。なお、二個の本体11は同一形状で、本体11と規制具41は、固定ボルト45を介して一体化する。また部材Wは、図10に示す登り梁として使用する部材(木材または集成材)で、図10に示すテンションロッドを二列配置するため、ラグスクリューRを埋め込む斜め穴を二箇所に形成する。
ラグスクリューRを埋め込むには、刃具D1(大径ドリル)を用い、下穴H1だけを形成すればよい。しかし図10に示すように、部材Wの上面と下穴H1との交角が浅く、刃具D1だけでは下穴H1の形成が難しい。そのため下穴H1の形成に先立ち、短尺で変形しにくい刃具D3(木工用ビット)を用い、座グリ穴H3を形成し、刃具D1の軸線方向に対し直交する平らな面を設け、刃具D1の振れ回りを防止する。
本体11は、ベースプレート16とガイド管21(外管27)が一体化した構造で、ベースプレート16は単純な板状だが、四隅から隅脚部32が突出し、前後の隅脚部32の間を狭めたH形としてあり、個々の隅脚部32に長円孔35を設けてある。またベースプレート16の各外縁のほぼ中央には、部材Wに載置する際の位置決めとして、基準線33を描いてある。基準線33は前後左右四箇所に描かれ、左右の基準線33を結ぶ線と、前後の基準線33を結ぶ線との交点は、部材Wに形成する穴H1、H3の中心と一致させている。さらに作業性を考慮し、基準線33は、ベースプレート16の表面と側端面の両方に跨って描いてある。
そのほかベースプレート16には、二箇所にビス孔37を設けてある。これは穴H1、H3の形成時、刃具D1、D3から伝達する振動で本体11が変位することを防ぐためのもので、本体11を部材Wに載置し位置調整の後、ビス孔37から部材Wに向けてビス47を差し込み、本体11を固定する。当然ながらビス47は、穴H1、H3の形成後に抜き取るため、必要最低限の長さで構わない。またビス孔37の数や位置は、自在に決めて構わない。
本体11の表面から斜めに突出するガイド管21は、刃具D1、D3を誘導するための中空体で、図1では外管27と内管28からなる二重構造としてあり、外管27は溶接でベースプレート16と一体化してある。なお図示は省略するが、ベースプレート16の中央は、外管27の中に差し込まれる刃具D1、D3を通過させるため、楕円状に切り抜いてある。さらに外管27の側周面には、作業時の切粉を円滑に抜き取るため、排出口26を設けてある。
内管28は、外管27の中に差し込み、内径を調整するためのもので、外管27に隙間なく差し込むことのできる外径としてある。また差し込まれた内管28を固定するため、止めボルト29を使用する。止めボルト29は、外管27の側周面上部のメネジ25に差し込み、その先端を内管28に押圧させる。なお外管27と内管28のいずれも、各種刃具H1、H3を差し込むことを考慮し、その内周面は耐摩耗性を高め、しかも滑らかな面に仕上げる。
図1の外管27は、座グリ穴H3を形成する刃具D3を差し込むための内径としてある。また内管28は、下穴H1を形成する刃具D1を差し込むための内径としてある。なお刃具D3は、剛性確保や携帯電気ドリルとの接続を考慮し、刃具D1よりも大径としてある。そのほか内管28は、取り替え自在で、様々な外径のドリルに対応できる。
規制具41は、二個の本体11を連結するためのもので、ベースプレート16裏面の左右に配置し、固定ボルト45で本体11に取り付ける。そのため規制具41の上面には、所定の位置にメネジ42を設けてある。さらに二本の規制具41は、部材Wの側面を挟み込み、本体11の位置を安定させる役割も担う。
図1のメネジ42は、必要最小限の四箇所としてあるが、さらにメネジ42を増やすことで、二個の本体11の間隔を柔軟に調整できるほか、三個以上の本体11を連結することもできる。また固定ボルト45は、長円孔35に差し込む。そのため左右の規制具41の間隔は、一定の範囲で調整可能で、断面形状の異なる様々な部材に対し、正確な位置に穴を形成可能で、柔軟性に優れる。
部材Wの上面には、穴H1、H3の中心を示すため、あらかじめ十字状の墨出し線Lを描いてある。そして座グリ穴H3を形成するのに先立ち、部材Wの上面にベースプレート16を載置し、基準線33と墨出し線Lを一致させた後、ビス孔37から部材Wに向けてビス47を差し込み、本体11を固定する。以降、ガイド管21に刃具D3、D1を順次差し込み、座グリ穴H3と下穴H1を形成し、下穴H1にラグスクリューRを埋め込む。
図2は、図1のドリル誘導具を用い、部材Wの上面に座グリ穴H3を形成する段階を示している。座グリ穴H3は二箇所に形成するため、二個の本体11は左右の規制具41で連結してある。また部材Wの上面には、座グリ穴H3の中心位置を示す墨出し線Lを十字状に描いてある。なお墨出し線Lは、ドリル誘導具の使用を考慮して、一箇所の座グリ穴H3だけに描いてある。この段階では、刃具D3(木工用ビット)を使用するため、内管28と止めボルト29は取り外してあり、外管27に刃具D3を差し込む。
座グリ穴H3の形成時は、まず固定ボルト45を緩め、二個の本体11を部材Wの上面に載置し、四方の基準線33と墨出し線Lを一致させる。次に、左右の規制具41を部材Wの側面に接触させ、全ての固定ボルト45を締め付ける。これにより本体11を所定の位置に精度良く配置でき、さらに本体11を一時的に固定するため、ビス47を差し込むと、準備作業が完了する。
引き続き、外筒27に刃具D3を差し込むと、その高い剛性により、振れ回りを生じることなく、部材Wの上面を斜方向に切削し、座グリ穴H3が形成される。座グリ穴H3の奥面は、ガイド管21の軸線方向に対し直交しており、後の工程を円滑に実施できる。なおベースプレート16は、前後の隅脚部32の間を狭めてあり、ベースプレート16の両側面から部材Wの上面が露出しており、墨出し線Lを無理なく視認できる。そのため、基準線33と墨出し線Lを一致させる作業は容易である。
図3は、図2の工程で座グリ穴H3を形成した後、その奥に下穴H1を形成する段階を示している。座グリ穴H3を形成した後も、本体11は部材Wに固定し続けるが、外管27の中に内管28を差し込み、刃具D1(大径ドリル)に対応した内径とする。さらに内管28を固定するため、外管27の側周面上部のメネジ25に止めボルト29を差し込み、その先端を内管28に押圧させる。なお図では、内管28の先端を外管27からわずかに突出させている。
内管28に刃具D1を差し込むと、最初に、刃具D1の先端中心が座グリ穴H3の奥面に接触する。そのため刃具D1は、振れ回りすることなく部材Wを切削し、高い精度で下穴H1を形成することができる。そして下穴H1の形成後、ベースプレート16からビス47を取り外し、ドリル誘導具を部材Wから取り外すと、座グリ穴H3と下穴H1が現れ、個々の下穴H1にラグスクリューRを埋め込む。
図4は、部材Wの上下を貫通する大径の下穴H1と、この下穴H1に交差する小径の側穴H2を形成するドリル誘導具を示している。下穴H1と側穴H2は、双方の中心線が交差するよう、高い精度で形成する必要があり、ドリル誘導具は、中央に位置する本体12と、その下部左右に配置する二個の本体13で構成され、個々の本体12、13を固定ボルト45で連結する。なお部材Wの上面には、下穴H1の中心を示す墨出し線Lを十字状に描いてある。
中央に位置する本体12は、刃具D1(大径ドリル)を誘導するためのもので、ベースプレート17の中央にガイド管22を一体化してあり、部材Wの上面に載置される。なおこのベースプレート17は、四隅から隅脚部32が突出するH形としてあり、隅脚部32の中の長円孔35、基準線33、ビス孔37、ガイド管22側周面の排出口26は、図1と同じ目的で設けてある。
左右に配置する本体13は、二個とも同一形状で、そのベースプレート18は単純な矩形状で、表面から三個のガイド管23が突出している。ガイド管23はいずれも同一形状で、刃具D2(小径ドリル)を隙間なく差し込むことのできる内径としてある。なおガイド管23は、ベースプレート18を貫通し、ベースプレート18の裏面近傍に到達しており、双方を圧入または溶接で一体化してある。そのほかベースプレート18の上端面には、固定ボルト45を螺合できるよう、メネジ36を設けてある。
長円孔35からメネジ36に向けて固定ボルト45を差し込み、これを締め付けると本体12、13がコの字状に連結され、部材Wを跨ぐようにドリル誘導具を配置することができる。その際、長円孔35を利用し、左右のベースプレート18の裏面を部材Wの側面に密着させる。そして穴の形成時は、まずビス47で全体を部材Wに固定し、次に個々のガイド管22、23に刃具D1、D2を差し込んでいく。このドリル誘導具を使用することで、下穴H1と側穴H2は、双方の中心線同士が交差する高い精度を確保できる。
側穴H2は、部材Wの両側面を貫通することから、左右いずれか一方のガイド管23だけを利用して形成することもできる。しかし刃具D2は比較的小径で、側穴H2の形成時、その深さが増すに連れ、振れ回りを生じやすくなり、側穴H2の内径や直進性に狂いが生じる恐れがある。そのため側穴H2は、左右両側から順次形成し、精度を確保することが好ましい。なお左右の本体13は、中央に位置する本体12を介し、精度良く連結されており、左右のガイド管23は同心で並ぶため、左右両側から側穴H2を形成しても、何ら問題はない。
図5は、図4のドリル誘導具を用い、部材Wに下穴H1と側穴H2を形成する段階を示している。まず、固定ボルト45により三個の本体12、13をコの字状に連結するが、この時点では固定ボルト45を締め付けることなく、長円孔35の範囲で変位を許容させる。次に、ドリル誘導具を部材Wの上面に覆い被せ、全ての基準線33と墨出し線Lを一致させる。なお本体12のベースプレート17は、前後の隅脚部32の間の横幅を狭くしてあり、隣接する他のベースプレート18との隙間が確保され、そこから部材Wの上面が露出する。そのため本体12の位置調整は容易である。
本体12の位置調整の後、左右のベースプレート18の裏面を部材Wの側面に密着させ、固定ボルト45を締め付け、さらに上部のベースプレート17にビス47を差し込み、全体を部材Wに固定する。その後、上向きのガイド管22には、刃具D1(大径ドリル)を差し込み、部材Wの上下面を貫通させる。引き続き、左右のガイド管23には、刃具D2(小径ドリル)を差し込む。刃具D2は、部材Wの中央付近まで差し込めばよい。
図6は、図4のドリル誘導具で形成した下穴H1と側穴H2を利用した二部材Wの連結構造を示している。この図では、柱と梁の二部材WをホゾパイプZとドリフトピンPでT字状に連結しており、これらを埋め込むため、それぞれの部材Wに下穴H1と側穴H2を形成してある。なおホゾパイプZは、上下に伸びる下穴H1に埋め込み、ドリフトピンPは、それぞれの部材Wの両側面を貫く側穴H2に埋め込む。
柱の上端面には、十字状に墨出し線Lが描かれ、その中心に有底の下穴H1を形成する。この下穴H1と交差するように、側穴H2も形成する。柱の側穴H2については、安全性を考慮し、直交する二方向に配置してある。そのため図4のドリル誘導具は、途中で姿勢を変えて側穴H2を形成する。梁についても、図4のドリル誘導具を用い、上下面を貫く下穴H1と、両側面を貫く側穴H2を形成する。
柱と梁の下穴H1を跨ぐようにホゾパイプZを差し込み、ホゾパイプZの側周面の孔を側穴H2と同心に揃え、全ての側穴H2にドリフトピンPを打ち込むと、柱と梁が連結される。このように、本考案によるドリル誘導具を用いることで、現地でも下穴H1や側穴H2を正確な位置に形成可能で、施工時のコストダウンが実現するほか、ホゾパイプZやドリフトピンPなどを緩みなく配置でき、建築物の信頼性が高まる。
図7は、部材Wの端面近傍にドリフトピンPを打ち込むため、事前に側穴H2を形成する際に用いるドリル誘導具を示している。このドリル誘導具は、左右一対の本体14からなり、左右とも同一形状だが、線対称に配置する。なお図7の部材Wは、端部に二列のスリットSを加工し、そこに連結金物Jを差し込むことを想定しており、連結金物Jを部材Wと一体化するため、部材Wの側面からドリフトピンPを打ち込む。そのため部材Wの側面には、あらかじめ上下三列の側穴H2を形成する。
個々の本体14は、矩形状のベースプレート19と、上下三列のガイド管24で構成され、ベースプレート19の裏面を部材Wの側面に密着させる。そのためベースプレート19には、二箇所にビス孔37を設け、そこから部材Wに向けてビス47を差し込み、本体14を部材Wに固定した後、刃具D2(小径ドリル)で側穴H2を形成する。ガイド管24は、上下三列とも同一形状で、刃具D2を隙間なく差し込むことができる。なおガイド管24は、図4と同様、ベースプレート19を貫通している。
本体14を部材Wに固定するため、ベースプレート19の上面にはストッパ43を取り付ける。ストッパ43は単純な板状で、部材Wの上面に接触し本体14の落下を防止する。なおストッパ43は、接合ボルト48で取り付ける。そのためベースプレート19の上端面にはメネジ36を設け、ストッパ43には丸穴46を設けてある。また規制具44は、部材Wの端面に接触する丸棒状で、固定ボルト45を介しベースプレート19に取り付ける。固定ボルト45は、ベースプレート19の長円孔35に差し込まれ、規制具44の位置を調整することができる。
この図のドリル誘導具は、長円孔35を利用することで、部材Wの端面から側穴H2までの距離を調整可能で、様々な形状の連結金物Jに対応することができる。なお側穴H2は、部材Wの両側面を貫通することから、左右いずれか一方のガイド管24だけを利用して形成することもできる。しかし先の図4のドリル誘導具と同様、刃具D2の振れ回りを防止するため、側穴H2は左右両側から順次形成し、精度を確保することが好ましい。
図8は、図7のドリル誘導具を用い、部材Wに側穴H2を形成する段階を示している。なお部材Wの側端部には、あらかじめ二列のスリットSを加工してある。またベースプレート19の上端面には、接合ボルト48を介しストッパ43を取り付け、さらにベースプレート19の裏面には、固定ボルト45を介し規制具44を取り付けてある。規制具44は、連結金物Jの形状に基づき、取り付け位置を調整してある。
側穴H2を形成する際は、まずベースプレート19とストッパ43を部材Wに接触させ、次に、ベースプレート19から部材Wにビス47を差し込み、左右の本体14を部材Wに固定する。その際、必然的に左右のガイド管24が同心に揃う。そして左右のガイド管24に順次刃具D2(小径ドリル)を差し込み、側穴H2を形成する。なお刃具D2は、振れ回りを防止するため、部材Wの中央をわずかに通り過ぎる程度まで差し込む。
図9は、図8で側穴H2を形成した部材W(梁)を柱に連結する様子を示している。連結金物Jは、ボルトとナットとワッシャで柱の側面に固定し、その後、部材Wを上方から徐々に下降させ、そのスリットSに連結金物Jを差し込み、位置調整の後、二箇所の側穴H2にドリフトピンPを打ち込む。なお一番上の側穴H2については、あらかじめドリフトピンPを打ち込んでおく。このドリフトピンPは、スリットSに連結金物Jを差し込む際、連結金物Jの上部の溝で受け止められ、部材Wの落下を防止する。
11 本体(ベースプレート16とガイド管21で構成)
12 本体(ベースプレート17とガイド管22で構成)
13 本体(ベースプレート18とガイド管23で構成)
14 本体(ベースプレート19とガイド管24で構成)
16 ベースプレート(本体11の一部分)
17 ベースプレート(本体12の一部分)
18 ベースプレート(本体13の一部分)
19 ベースプレート(本体14の一部分)
21 ガイド管(本体11の一部分)
22 ガイド管(本体12の一部分)
23 ガイド管(本体13の一部分)
24 ガイド管(本体14の一部分)
25 メネジ
26 排出口
27 外管
28 内管
29 止めボルト
32 隅脚部
33 基準線
35 長円孔
36 メネジ(ベースプレートの上端面)
37 ビス孔
41 規制具
42 メネジ
43 ストッパ
44 規制具
45 固定ボルト
46 丸孔
47 ビス
48 接合ボルト
D1 刃具(大径ドリル)、 D2 刃具(小径ドリル)、 D3刃具(木工用ビット)
H1 下穴(大径)、 H2 側穴(小径)、 H3(座グリ穴)
L 墨出し線
J 連結金物
P ドリフトピン
R ラグスクリュー
S スリット
W 部材
Z ホゾパイプ

Claims (3)

  1. 刃具(D1乃至D3)を用い、部材(W)に各種穴(H1乃至H3)を形成する際に用いるドリル誘導具であって、
    本体(11又は14)と規制具(41又は44)で構成され、
    該本体(11又は14)は、前記部材(W)の表面に載置されるベースプレート(16又は19)と、該ベースプレート(16又は19)の表面から突出し且つ前記刃具(D1乃至D3)を無理なく差し込み可能なガイド管(21又は24)と、からなり、
    前記規制具(41又は44)は、固定ボルト(45)を介し前記ベースプレート(16又は19)の裏面に取り付け、前記部材(W)に接触することで前記本体(11又は14)の変位を防止し、
    前記規制具(41又は44)の取り付け位置を調整できるよう、前記ベースプレート(16又は19)には、前記固定ボルト(45)を差し込むための長円孔(35)を形成してあることを特徴とするドリル誘導具。
  2. 刃具(D1又はD2)を用い、部材(W)に各種穴(H1又はH2)を形成する際に用いるドリル誘導具であって、
    複数の本体(12と13)で構成され、
    個々の該本体(12又は13)は、前記部材(W)の表面に載置されるベースプレート(17又は18)と、該ベースプレート(17又は18)の表面から突出し且つ前記刃具(D1又はD2)を無理なく差し込み可能なガイド管(22又は23)と、からなり、
    該複数の本体(12と13)は、前記部材(W)を囲むようにL字状またはコの字状に配置し、且つ前記ベースプレート(17)から差し込む固定ボルト(45)を介し該本体(12と13)同士を密着するように取り付け、
    該本体(12と13)同士の取り付け位置を調整できるよう、前記ベースプレート(17)には、前記固定ボルト(45)を差し込むための長円孔(35)を形成してあることを特徴とするドリル誘導具。
  3. 前記ガイド管(21)は、外管(27)と内管(28)とからなる二重構造とし、該外管(27)は前記ベースプレート(16)と一体化し、該内管(28)は該外管(27)に対し着脱自在であることを特徴とする請求項1または2記載のドリル誘導具。
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