JP3194345U - 過熱水蒸気焼成機 - Google Patents

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Abstract

【課題】食品を蒸し焼きにするとともに表面にしっかりと焼き目を付けることのできる高温の過熱水蒸気を食品に対して噴射することのできる過熱水蒸気焼成機を提供する。【解決手段】食品を搬送するベルトコンベア2と、外部に設置されたボイラ等の飽和水蒸気発生装置において発生された飽和水蒸気を供給する飽和水蒸気供給配管16と、前記飽和水蒸気供給配管16から供給された飽和水蒸気を加熱して過熱水蒸気とする複数の過熱水蒸気発生装置19と、前記ベルトコンベア2の搬送面に対して鉛直方向に対向して配設され前記過熱水蒸気発生装置19において加熱された過熱水蒸気を前記ベルトコンベア2上を搬送される食品に対してそれぞれ噴射する複数の噴射ノズル22とを有している。【選択図】図1

Description

本考案は、飽和水蒸気を過熱してなる過熱水蒸気により食品を焼成する過熱水蒸気焼成機に係り、高温の過熱水蒸気により食品を焼成することのできる過熱水蒸気焼成機に関する。
従来から、食品を焼成する焼成機として、沸点で蒸発した飽和水蒸気を一定圧力下で加熱してなる飽和水蒸気以上の熱エネルギを有する過熱水蒸気を利用した焼成する過熱水蒸気焼成機が使用されてきた。
このような従来の過熱水蒸気焼成機として、特許文献1に記載の過熱水蒸気焼成機は、食材の切り身等の食品が搬送される金網製多孔質コンベアを囲繞する缶体内に、前記コンベア上を搬送される各食品に対してそれぞれ上下から過熱水蒸気を噴射して食品を焼成する焼成ノズルが配設されている。
前記各焼成ノズルはそれぞれ複数のパイプから構成されており、各パイプに過熱水蒸気を噴射する貫通孔が穿設されている。
また、前記缶体には、前記焼成ノズルから噴射された過熱水蒸気を回収し、再加熱して再び前記焼成ノズルから噴射させるための循環経路が配設されており、この循環経路の途中にヒータおよびブロワが配設され、前記ヒータにより加熱された過熱水蒸気が噴射される。
さらに、前記缶体には、電磁開閉弁が配設された配管によりボイラと接続された飽和水蒸気噴射ノズルが配設されており、前記ボイラにより発生された飽和水蒸気を前記缶体内に補充するとともに、前記コンベア上を搬送される食品に対して飽和水蒸気を噴射できるようになっている。
特開2012−143407号公報
しかしながら、前述したような従来の過熱水蒸気焼成機においては、ヒータにより加熱された過熱水蒸気が食品に対して噴射されるまでに長い配管内を流通されていたので、加熱時に比べ噴射時の過熱水蒸気の温度が大幅に低下してしまっていた。
このため、食品を蒸し焼きにすることは可能であっても表面にしっかりと焼き目が付かず、食品の表面から水分とともに旨味や栄養素が流出してしまうという問題があった。
そこで、本考案は、食品を蒸し焼きにするとともに表面にしっかりと焼き目を付けることのできる高温の過熱水蒸気を食品に対して噴射することのできる過熱水蒸気焼成機を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため本考案に係る過熱水蒸気焼成機の特徴は、飽和水蒸気を加熱した過熱水蒸気を噴射して食品を焼成する過熱水蒸気焼成機において、多数の孔が穿設され食品を載置して搬送する無端状のベルトが走行するベルトコンベアと、供給された飽和水蒸気を加熱して過熱水蒸気とする過熱水蒸気発生装置と、ベルトコンベアを挟んで対向して配設され、それぞれ過熱水蒸気発生装置において加熱された過熱水蒸気をそれぞれベルトコンベア上を搬送される食品に対して噴射する噴射ノズルとを備え、過熱水蒸気発生装置が各噴射ノズルにそれぞれ直接接続されており、各過熱水蒸気発生装置において加熱された過熱水蒸気が温度の低下を生じることなく各噴射ノズルからそれぞれ噴射される点にある。
このような構成を採用したことにより、各過熱水蒸気発生装置において加熱された過熱水蒸気が噴射ノズルから噴射される前に配管等の流路において温度が低下してしまうことを防止することができ、高温の過熱水蒸気により食品を焼成することができる。
その結果、食品を蒸し焼きにするとともに表面にしっかりと焼き目を付けることができるので、食品の水分とともに旨味や栄養素が流出してしまうことを防止することができる。
また、本考案に係る過熱水蒸気焼成機の他の特徴は、対向して配設された各噴射ノズルがベルトコンベアの幅方向および搬送方向にそれぞれ複数列配設されるとともに、各噴射ノズルにそれぞれ過熱水蒸気発生装置が直接接続されている点にある。
このような構成を採用したことにより、ベルトコンベアの幅方向に複数の食品を載置して焼成することが可能となるとともに、ベルトコンベアによる食品の搬送速度を上げることができるので、作業効率を向上させることができる。
また、本考案に係る過熱水蒸気焼成機の他の特徴は、各噴射ノズルが、各過熱水蒸気発生装置にそれぞれ接続されベルトコンベアの幅方向に延在しベルトコンベア側に複数の噴射孔が穿設された管状部材がベルトコンベアの搬送方向に平行に複数本配列されて構成されている点にある。
このような構成を採用したことにより、ベルトコンベアの幅方向に満遍なく過熱水蒸気を噴射することができるので、ベルトコンベア上を搬送される食品の搬送方向と直交する方向に満遍なく過熱水蒸気を噴射することができ、食品をムラなく焼成することができる。
本考案の過熱水蒸気発生装置によれば、過熱水蒸気発生装置において加熱された過熱水蒸気の温度低下を防止して、高温の過熱水蒸気を食品に噴射することができるので、食品を蒸し焼きにするとともに表面にしっかりと焼き目を付けることができ、水分とともに旨味や栄養素が流出してしまうことを防止することができる。
本考案に係る過熱水蒸気焼成機の実施形態を示す正面図 図1の側面図 本実施形態における上部加熱部の詳細図 図3の側面図 噴射ノズルの平面図
本実施形態の過熱水蒸気焼成機1は、図1に示すように、主に、食品を搬送するベルトコンベア2と、外部に設置されたボイラ等の飽和水蒸気発生装置(図示せず)において発生された飽和水蒸気を供給する飽和水蒸気供給配管16と、前記飽和水蒸気供給配管16から供給された飽和水蒸気を加熱して過熱水蒸気とする複数の過熱水蒸気発生装置19と、前記ベルトコンベア2の搬送面に対して鉛直方向に対向して配設され前記過熱水蒸気発生装置19において加熱された過熱水蒸気を前記ベルトコンベア2上を搬送される食品に対してそれぞれ噴射する複数の噴射ノズル22とを有している。なお、本実施形態において前記噴射ノズル22は、前記ベルトコンベア2の鉛直方向における上側と下側それぞれに、前記ベルトコンベア2の搬送方向と、前記搬送方向と直交する幅方向にそれぞれ2列ずつ計8つが配設されており、前記各噴射ノズル22にそれぞれ前記過熱水蒸気発生装置19が個別に配設されている。
また、本実施形態の過熱水蒸気焼成機1には、上側に配設された4つの前記各過熱水蒸気発生装置19あるいは下側に配設された4つの前記各過熱水蒸気発生装置19をそれぞれ一体に保持するとともに、前記ベルトコンベア2に対して上側の過熱水蒸気発生装置19あるいは下側の過熱水蒸気発生装置19を個別に鉛直方向に昇降させる昇降機構25が配設されている。
前記ベルトコンベア2においては、多数の孔(図示せず)が穿設された無端状のベルト3がモータ6が配設された駆動軸4と複数(本実施形態においては3つ)の従動軸5とに巻回されており、前記モータ6により回転駆動された駆動軸4により前記ベルト3が走行されることになる。そして、本実施形態の過熱水蒸気焼成機1の全体を制御するCPUのような制御装置(図示せず)が設けられており、この制御装置により前記モータ6の駆動を制御することにより前記駆動軸4の回転速度が制御され、前記ベルト3による食品の搬送速度が制御される。
また、前記ベルトコンベア2の搬送方向における中央部上側には、前記ベルト3が缶体8により囲繞された焼成室7が配設されており、前記焼成室7の底部には各食品の焼成の際に噴射された水蒸気が液化した水滴を受けるための受け皿10が配設されている。
前記缶体8の上面8aには、前記ベルトコンベア2の上側に配設された前記各過熱水蒸気発生装置19をそれぞれ挿通する本実施形態においては4つの挿通孔9が穿設されており、前記各過熱水蒸気発生装置19に配設された噴射ノズル22を前記焼成室7内に配設した状態で鉛直方向に昇降自在としている。
前記焼成室7の入口開口部7aと出口開口部7bにはそれぞれ前記焼成室7内に噴射された蒸気を滞留させるための仕切板11が配設され、前記各仕切板11は前記ベルトコンベア2上を搬送される食品の大きさに応じて前記ベルト3との間隔を調整できるように鉛直方向に摺動自在に配設されている。
また、前記焼成室7の前記搬送方向における上流側と下流側には、それぞれ前記焼成室7内に噴射され前記入口開口部7aおよび前記出口開口部7bから流出した水蒸気を送風機(図示せず)により排気する排気用ダクト12が配設されている。前記各排気用ダクト12にはそれぞれフード13が配設されて前記焼成室7にそれぞれ隣接して前記ベルトコンベア2の上方に配置されるとともに、前記各フード13の先端にはそれぞれ前記ベルトコンベア2の上面を囲繞するように缶体14が配設されている。さらに、上流側の前記缶体14の入口開口部14aと下流側の前記缶体14の出口開口部14bにはそれぞれ前記焼成室7から流出した水蒸気を前記各缶体14内に滞留させるための仕切板15が配設されており、前記各仕切板15は、前記焼成室7に配設された各仕切板11と同様に、前記ベルトコンベア2上を搬送される食品の大きさに応じて前記ベルト3との間隔を調節できるように鉛直方向に摺動自在に配設されている。
前記飽和水蒸気供給配管16は、前記ベルトコンベア2の搬送方向と直交する両側面にそれぞれ2本ずつ立設された脚部材17上に配設された上部フレーム18に配設されており、外部に設置された飽和水蒸気発生装置において発生され送給された120℃の飽和水蒸気を前記各過熱水蒸気発生装置19にそれぞれ送給するように分岐されて接続されている。
前記各過熱水蒸気発生装置19は、ケーシング20内に、多数の孔(図示せず)が穿設され通電することにより発熱する合金からなるフィルム状の発熱素子が多層に巻回されて形成されたヒータ21が収納されている。
また、前記各過熱水蒸気発生装置19には、それぞれ前記ケーシング20内の水蒸気の温度を測定する測温抵抗体(図示せず)が配設されており、前記測温抵抗体により測定される前記ケーシング20内の水蒸気の温度に応じて前記制御装置により前記ヒータ21への通電が制御され、前記ヒータ21の発熱量を調整して過熱水蒸気の温度を調整するようになっている。
そして、本実施形態の前記各過熱水蒸気発生装置19のケーシング20には分岐された前記飽和水蒸気供給配管16がそれぞれ接続されるとともに前記噴射ノズル22を保持する密閉ケーシング20Aがそれぞれ配設されており、前記飽和水蒸気発生装置において発生され前記飽和水蒸気供給配管16から前記各ケーシング20内に供給された120℃の飽和水蒸気が前記ヒータ21により加熱され、本実施形態においては制御装置により設定された350℃に加熱された過熱水蒸気が密閉ケーシング20Aを介して前記各噴射ノズル22からそれぞれ噴射されるようになっている。
前記各噴射ノズル22は、前記ベルトコンベア2の幅方向に延在し、長手方向に多数の噴射孔(図示せず)が穿設された管状部材23が平行に複数本(本実施形態においては7本)配列され、前記各管状部材23の各噴射孔側が開口したカバー24に収納されて構成されている。そして、前記各管状部材23が前記過熱水蒸気発生装置19に直接配設され、前記過熱水蒸気発生装置19において加熱された過熱水蒸気が前記ベルトコンベア2上を搬送される食品に対して前記各噴射孔から均等に噴射されるようになっている。
前記昇降機構25は、前記ベルトコンベア2の上側の4つの過熱水蒸気発生装置19をそれぞれ一体に保持して昇降する上側昇降機構25aと、下側の4つの過熱水蒸気発生装置19をそれぞれ一体に保持して昇降する下側昇降機構25bとからなる。
前記上側昇降機構25aは、前記焼成室7の上面7aの下方に配置され上側の4つの過熱水蒸気発生装置19を挿通して保持する保持フレーム26に、前記各脚部材17にそれぞれ当接して走行する4つのローラ27が配設されるとともに、図示しないワイヤあるいはシリンダが配設され、前記制御装置の制御により上方からワイヤを巻き取りあるいは延出したり、シリンダを駆動することにより前記保持フレーム26が鉛直方向に昇降するようになっている。そして、前記保持フレーム26を昇降させることにより、前記保持フレーム26に保持された前記各過熱水蒸気発生装置19に配設された噴射ノズル22の各噴射孔と前記ベルトコンベア2上を搬送される食品の鉛直方向における距離を調整することができ、本実施形態においては10〜30mmの距離となるように調整されている。
前記下側昇降機構25bは、前記焼成室7の受け皿10の上方に配置され下側の4つの過熱水蒸気発生装置19を載置して保持する保持フレーム28に、前記各脚部材17にそれぞれ当接して走行する4つのローラ27が配設されるとともに、図示しないワイヤあるいはシリンダが配設され、前記制御装置の制御により上方からワイヤを巻き取りあるいは延出したり、シリンダを駆動することにより前記保持フレーム28が鉛直方向に昇降するようになっている。そして、前記保持フレーム28を昇降させることにより、前記保持フレーム28に保持された前記各過熱水蒸気発生装置19に配設された噴射ノズル22の各噴射孔と前記ベルトコンベア2上を搬送される食品の鉛直方向における距離を調整することができ、本実施形態においては10〜30mmの距離となるように調整されている。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の過熱水蒸気焼成機1の作用について説明する。
まず、焼成される食品の種類や大きさ、焼成具合等に応じて予めベルトコンベア2の搬送速度、各過熱水蒸気発生装置19における水蒸気の加熱温度、そしてベルトコンベア2上を搬送される食品に対する各噴射ノズル22の距離を制御装置において設定し、ベルトコンベア2を駆動するとともに、飽和水蒸気発生装置において発生された120℃の飽和水蒸気を飽和水蒸気供給配管16から各過熱水蒸気発生装置19に供給する。
そして、各過熱水蒸気発生装置19に供給された飽和水蒸気がヒータ21により加熱されて350℃の過熱水蒸気とされ、この過熱水蒸気が各過熱水蒸気発生装置19にそれぞれ密閉ケーシング20Aを介して保持された噴射ノズル22の各噴射孔から噴射される。
そこで、食材を所定の大きさの切り身に加工した食品を人手あるいは供給機(図示せず)を用いてベルトコンベア2の搬送方向における上流側からベルト3上に順次載置する。なお、本実施形態においてベルトコンベア2に供給される食品は、ベルトコンベア2の幅方向に2列ずつ供給される。
そして、ベルトコンベア2に載置された各食品は順次搬送されて焼成室7に入り、焼成室7内において上下それぞれ10〜30mmの距離から過熱水蒸気が吹き付けられて焼成される。このとき、各過熱水蒸気発生装置19において350℃に加熱された過熱水蒸気は、各過熱水蒸気発生装置19に密閉ケーシング20Aを介してそれぞれ直接噴射ノズル22が配設されていることにより噴射ノズル22の各噴射孔から噴射されるまでほとんど温度が低下することなく噴射されるため、各食品に接触する際には約350℃の温度を維持することができる。したがって、各食品を蒸し焼きにするとともに表面にしっかりと焼き目を付けることができる。
さらに、ベルトコンベア2の幅方向に渡って多数穿設された噴射孔から各食品に対してそれぞれ均等に過熱水蒸気が噴射されるので、各食品の幅方向に対して均等に過熱水蒸気を吹き付けることができ、各食品をむらなく焼成することができる。
以上説明したように、本実施形態の過熱水蒸気焼成機1によれば、各過熱水蒸気発生装置19において加熱された過熱水蒸気の温度を低下させることなく噴射させることができ、高温を維持した過熱水蒸気により食品を焼成することができる。このため、食品を蒸し焼きにするとともに表面にしっかりと焼き目を付けることができ、水分とともに旨味や栄養素が流出してしまうことを良好に防止することができる。
なお、本考案は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態の過熱水蒸気焼成機1においては、過熱水蒸気発生装置19および各噴射ノズル22は搬送方向と幅方向にそれぞれ2列ずつ配設する構成としているが、それぞれ列数を増やすことも可能である。このように構成することにより、食品の搬送方向における噴射ノズル22の配設数を増やすことにより長い搬送距離にわたって過熱水蒸気を吹き付けることができるようになるので、ベルトコンベア2による食品の搬送速度を上げることができ、幅方向の配設数を増やすことによりベルトコンベア2に供給できる単位時間あたりの食品の数を増やすことができるので、作業効率を向上させることができる。
1 過熱水蒸気焼成機
2 ベルトコンベア
3 ベルト
4 駆動軸
5 従動軸
6 モータ
7 焼成室
8 缶体
9 挿通孔
10 受け皿
11 仕切板
12 排気用ダクト
13 フード
14 缶体
15 仕切板
16 飽和水蒸気供給配管
17 脚部材
18 上部フレーム
19 過熱水蒸気発生装置
20 ケーシング
20A 密閉ケーシング
21 ヒータ
22 噴射ノズル
23 管状部材
24 カバー
25 昇降機構
26 保持フレーム
27 ローラ
28 保持フレーム

Claims (3)

  1. 飽和水蒸気を加熱した過熱水蒸気を噴射して食品を焼成する過熱水蒸気焼成機において、
    多数の孔が穿設され食品を載置して搬送する無端状のベルトが走行するベルトコンベアと、
    供給された飽和水蒸気を加熱して過熱水蒸気とする過熱水蒸気発生装置と、
    前記ベルトコンベアを挟んで対向して配設され、それぞれ前記過熱水蒸気発生装置において加熱された過熱水蒸気をそれぞれ前記ベルトコンベア上を搬送される食品に対して噴射する噴射ノズルと
    を備え、
    前記過熱水蒸気発生装置が前記各噴射ノズルにそれぞれ直接接続されており、前記各過熱水蒸気発生装置において加熱された過熱水蒸気が温度の低下を生じることなく前記各噴射ノズルからそれぞれ噴射されることを特徴とする過熱水蒸気焼成機。
  2. 対向して配設された前記各噴射ノズルが前記ベルトコンベアの幅方向および搬送方向にそれぞれ複数列配設されるとともに、前記各噴射ノズルにそれぞれ前記過熱水蒸気発生装置が直接接続されていることを特徴とする請求項1に記載の過熱水蒸気焼成機。
  3. 前記各噴射ノズルは、前記各過熱水蒸気発生装置にそれぞれ接続され前記ベルトコンベアの幅方向に延在し前記ベルトコンベア側に複数の噴射孔が穿設された管状部材が前記ベルトコンベアの搬送方向に平行に複数本配列されて構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の過熱水蒸気焼成機。
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