JP3192738U - 金融機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者からの指示に応じて金融業務の処理を行う金融機器において、効率よく音声広告情報を提供する。
【解決手段】金融機器(ATM)1は、音声広告情報を記憶する音声広告情報記憶部と、音声広告情報を出力する出力部70と、利用者による金融業務処理を開始させる操作、または、金融業務処理が開始した後の利用者による操作に応じて、音声広告情報を出力部70に出力させる出力制御部と、を備える。また、金融機器(ATM)1は、外部記憶媒体を装着する記憶媒体装着部60を備え、音声広告情報記憶部が、音声広告情報を記憶する外部記憶媒体とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、利用者からの指示に応じて金融業務の処理を行う際に、音声広告情報を提供する金融機器に関するものである。
利用者に広告情報を提供する自動販売機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、予め決められた順に広告情報を提供する自動販売機において、利用者が見たい広告情報を入力手段によって選択入力することによりすぐ見ることができる技術が提案されている。また、併せて、自動販売機が通信手段によりセンタからデータを受信することで、記憶装置のスペースを少なくするとともに、入力手段により選択できる広告情報の選択肢を増やすことができる技術も提案されている。
特開平9−128614号公報
ところで、街中には、自動販売機と同じように、ATM(現金自動預け払い機)やCD(現金自動支払い機)といった金融機器が数多く設置されている。そのため、金融機器で広告を提供すれば、高い広告効果を得ることができる。特に、自然と耳に入ってくる音声による広告情報を提供することで、より高い広告効果を得ることができる。音声による広告情報(以下、音声広告情報という)を金融機器で提供する場合には、コストや周囲への配慮を考えると、人が金融機器前に留まっている場合のみ提供したいという要望がある。しかしながら、特許文献1では、音声広告情報を含む広告情報を継続的に提供しているために、人が金融機器前に留まっている場合にのみ音声広告情報を提供することはできなかった。
そこで、上記課題に鑑みて、本考案では、金融業務の処理を行う金融機器において、利用者からの指示に応じて金融業務の処理を行う際に、音声広告情報を提供する金融機器を提供することを目的とする。
本考案は、上記の課題を解決するために、以下の事項を提案している。なお、理解を容易にするために、本考案の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
(1) 本考案は、利用者による操作に従って金融業務処理を自動で行う金融機器であって、音声広告情報を記憶する音声広告情報記憶手段(例えば、音声広告情報記憶部130に相当)と、前記音声広告情報を出力する出力手段(例えば、出力部70に相当)と、前記利用者による前記金融業務処理を開始させる操作、または、前記金融業務処理が開始した後の前記利用者による操作に応じて、前記音声広告情報を前記出力手段に出力させる出力制御手段(例えば、出力制御部150に相当)と、を備えることを特徴とする金融機器を提案している。
この考案によれば、利用者が金融機器前に留まっているときにのみ音声広告情報を出力できるので、コストを抑え、かつ、周囲に配慮しつつ、効率よく音声広告情報を提供できる。
(2) 本考案は、(1)の金融機器について、前記利用者が聞きたい音声広告情報を選択する音声広告情報選択手段(例えば、広告選択ボタン11に相当)を備え、前記出力手段が、前記利用者による前記金融業務処理を開始させる操作、または、前記金融業務処理が開始した後の前記利用者による操作に応じて、前記音声広告情報選択手段で選択された音声広告情報を前記出力手段に出力させることを特徴とする金融機器を提案している。
この考案によれば、利用者は出力される音声広告情報を選択することができ、好みの音声広告情報を聞くことができる。
(3) 本考案は、(1)または(2)の金融機器について、外部記憶媒体を装着する記憶媒体装着手段(例えば、記憶媒体装着部60に相当)を備え、前記音声広告情報記憶手段が、前記音声広告情報を記憶する外部記憶媒体であることを特徴とする金融機器を提案している。
この考案によれば、音声広告情報の提供者は、記憶媒体装着手段に装着する外部記憶媒体を交換することによって容易に音声広告情報を変更することができる。
(4) 本考案は、(3)の金融機器について、前記外部記憶媒体装着手段が、前記金融機器の前面、背面、または側面の少なくともいずれか1つに配置されていることを特徴とする金融機器を提案している。
この考案によれば、音声広告情報が記憶されている外部記憶媒体を、音声広告情報の提供者自身が容易に交換できるようにすることもでき、また、金融機器の管理者の管理の元に交換できるようにすることもできる。
(5) 本考案は、(1)または(2)の自動販売機について、近距離無線通信手段を備え、前記音声広告情報記憶手段が、前記近距離無線通信手段を介して取得した音声広告情報を記憶することを特徴とする金融機器を提案している。
この考案によれば、近距離無線通信手段を用いた通信にて、音声広告情報記憶手段の音声広告情報を変更することができる。
本考案によれば、金融業務の処理を行う金融機器において、利用者からの指示に応じて金融業務の処理を行う際に、音声広告情報を提供することで、コストを抑え、かつ、周囲に配慮しつつ、効率よく音声広告情報を提供できる。
本考案に係るATMの正面図である。 本考案に係るATMの制御装置の機能構成を示す図である。 本考案に係るATMの動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を用いて、本考案の実施形態について詳細に説明する。なお、本考案形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合わせを含むさまざまなバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の内容を限定するものではない。
図1は、本考案に係るATM(現金自動預け払い機)1の概略正面図の一例である。ATM1は、利用者からの操作に従って、現金の預け入れ、振込、振替といった金融業務処理を自動で行う機器であって、金融業務処理に関する操作がされたことに応じて、音声広告情報を提供することができる。
ここで、金融業務処理に関する操作とは、利用者がATM1に金融業務処理を開始させる操作や、ATM1で金業務処理が開始された後に利用者が行う操作であって、例えば、処理に必要なカードや通帳等をATM1に挿入する操作や、タッチパネルといった入力装置を介して処理内容を指示する操作である。
また、音声広告情報とは、商品や店舗等の宣伝や説明といった音声広告であって、音楽が含まれていてもよい。音声広告情報は、任意の時間提供することができるが、ATM1の前に人が少なくとも留まっている時間提供すればよいので、15〜60秒程度が好ましい。なお、ATM1が処理を終了したことに応じて、提供を停止してもよい。
本実施形態において、ATM1の場合について説明するが、ATMに限らず、利用者が望む金融業務を処理する金融機器であればよく、CD(現金自動支払い機)、ローン契約機、両替機等であってもよい。
ATM1は、操作部10、カード/明細票処理部20、通帳処理部30、紙幣処理部40、硬貨処理部50、記憶媒体装着部60、出力部70、および制御装置100を備える。
操作部10は、タッチパネル等であって、操作案内(ガイダンス)やアナウンス情報といった利用者に提供する情報や、利用者が金融業務処理をATM1にさせるための操作ボタンやテンキーといった入力キーを、画面に表示する。
また、操作部10は、音声広告情報を選択するための広告選択ボタン11と、広告提供者といった利用者が音声広告情報を選択する際に参酌する情報と、を画面に表示する。図1においては、広告選択ボタン11内に、広告提供者といった利用者が音声広告情報を選択する際に参酌する情報を表示している。なお、広告選択ボタン11として、音声広告を聞かない旨の意思表示を行うためのボタンを設けてもよい。
また、広告選択ボタン11として、音声広告情報を聞く旨の意思表示を行うためのボタンと、音声広告情報を聞かない旨の意思表示を行うためのボタンとの2つを、操作部10に表示してもよい。音声広告情報を聞くか聞かないかの二択からの選択となるため、利用者に気軽に音声広告情報を聞いてもらうことができる。なお、利用者に音声広告情報を選択させない場合には、操作部10に広告選択ボタン11を表示しない。
カード/明細票処理部20は、利用者のカードの挿入または返却処理、カードの磁気ストライプまたはICチップへのリードまたはライト処理、カードエンボス部分のイメージの読取り処理を行う。また、カード/明細票処理部20は、取引した内容を印字部(図示せず)により明細票に印字し、装置内から排出する。
通帳処理部30は、利用者の通帳の挿入または返却処理、磁気ストライプのリードまたはライト処理、通帳への印字部(図示せず)による印字を行う。
紙幣処理部40と硬貨処理部50とは、現金の入金や出金処理、現金の鑑別や搬送、収納等を行う。
記憶媒体装着部60は、外部記憶媒体を着脱自在に装着できるスロットである。なお、図1において図示していないが、同符号のものは同形状であり、また、記憶媒体装着部60は制御装置100と接続されている。ここで、外部記憶媒体とは、SDメモリーカード、USBメモリーカード、メモリーカードステック等である。記憶媒体装着部60は、広告選択ボタン11それぞれに対し1つ備えることで、広告選択キー毎に音声広告情報を容易に変更することが可能となる。本実施形態において記憶媒体装着部60は、ATM1の前面に設けられているが、外部から操作可能であれば、ATM1の側面や背面であってもよい。
このように、記憶媒体装着部60がATM1の前面、背面、または側面の少なくともいずれか1つに設けられることにより、音声情報を管理しているセンタとネットワークで接続し、センタから音声情報を受信しなくても、音声広告情報の提供者自らが外部記憶媒体の交換することにより容易に音声広告情報を変更することができる。
それにより、ATM毎に、異なる音声広告情報を提供することが容易に可能となり、ATM1の近隣にある店舗が音声広告情報をATM1に出しやすくすることができる。なお、記憶媒体装着部60を、鍵を備えた開閉可能な蓋体で塞いで、音声広告情報の提供者やATM1の管理者といった特定の人のみがその鍵を有することで、特定の人以外は音声広告情報を変更できなくしてもよい。
出力部70は、音声広告情報を出力するスピーカーである。本実施形態では、スピーカーはATM1の前面に備えられているが、ATM1の本体内やATM1の上部や側面に外付けで備えられてもよい。なお、従来のATM1に備えられている出力部を利用してもよい。
図2は、本考案に係るATM1の制御装置100の機能構成を示す図である。制御装置100は、主制御部110、金融業務処理部120、音声広告情報記憶部130、広告選択ボタン制御部140、および出力制御部150を備える。
主制御部110は、CPU、RAM、ROM、タイマ回路等を備えたコンピュータから構成され、ATM1を制御する。また、主制御部110は、制御プログラムを記憶するメモリ111を備え、制御プログラムを実行することで、金融業務処理部120、音声広告情報記憶部130、広告選択ボタン制御部140、および出力制御部150を実現するとともに制御する。
金融業務処理部120は、カード/明細票処理部20に挿入されたカードや通帳処理部30に挿入された通帳から、口座番号や口座名義といった利用者情報を取得し、操作部10に入力された利用者からの指示を操作部10から取得し、これらの情報に基づいて、現金の預け入れや振込、振替といった金融業務処理を行う。そして、金融業務処理部120は、カード/明細票処理部20、通帳処理部30、紙幣処理部40、硬貨処理部50に処理結果を出力する。
音声広告情報記憶部130は、音声広告情報を記憶する。本実施形態において、音声広告情報記憶部130は、記憶媒体装着部60に装着された外部記憶媒体で実現されるが、制御装置100に内蔵されたハードディスクで実現されてもよい。音声広告情報記憶部130がハードディスクで実現される場合には、広告選択ボタン11それぞれに対応付けられて音声広告情報が記憶される。また、音声広告情報記憶部130は、広告選択ボタン11にて音声広告情報を選択する際に参酌する情報も音声広告情報と併せて記憶する。
制御装置100が近距離無線通信部(図示せず)を備える場合には、近距離無線通信を介して、音声広告情報を記憶しているスマートフォンや携帯電話機等から音声広告情報記憶部130を更新することが可能となる。それにより、ATM1をセンタに接続してセンタから音声広告情報の更新を受信しなくても、音声広告情報の提供者が自身のスマートフォン等とATM1とを近距離無線通信させることで、容易に音声広告情報を変更することができる。
広告選択ボタン制御部140は、利用者がATM1に金融業務処理を開始させる操作や、ATM1で金業務処理が開始された後に利用者が行う操作のうち、予め設定された操作がされたことに応じて、広告選択ボタン11を操作部10に表示させる。なお、予め設定される操作は、ATM1に金融業務処理を指示するための操作のうち最後の操作が望ましい。利用者がATM1の処理結果を待っている空き時間に、広告選択ボタン11の選択をさせ、音声広告情報を提供できるからである。
広告選択ボタン制御部140は、広告選択ボタン11として、音声広告情報を聞く旨の意思表示をするボタンおよび聞かない旨の意思表示をするボタンを表示する場合や、音声広告情報記憶部130に記憶されている複数の音声広告情報それぞれを示すボタンを表示する場合や、音声広告情報記憶部130に記憶されている複数の音声広告情報それぞれを示すボタンおよび音声広告情報を聞かない旨の意思表示をするボタンを表示する場合等がある。音声広告情報記憶部130に記憶されている複数の音声広告情報それぞれを示すボタンを表示する場合には、広告選択ボタン制御部140は、音声広告情報記憶部130から、音声広告情報を選択する際に参酌する情報を取得し、広告選択ボタン11とともに操作部10に表示させる。
出力制御部150は、音声広告情報記憶部130から音声情報を取得し、取得した音声広告情報を主制御部110を介して出力部70に送信し、出力部70に音声広告情報を出力させる。
利用者に任意の音声広告情報を自動的に提供する場合には、出力制御部150は、利用者がATM1に金融業務処理を開始させる操作や、ATM1で金業務処理が開始された後に利用者が行う操作のうち、予め設定された操作がされたことを、主制御部110を介して検知すると、音声広告情報記憶部130から音声情報を取得し、取得した音声広告情報を主制御部110を介して出力部70に送信し、出力部70に音声広告情報を出力させる。例えば、出力制御部150は、利用者がカードをカード/明細票処理部20に挿入したことを主制御部110を介して検知し、音声広告情報を出力部70に出力させることができる。
出力制御部150は、予め設定されている順番に従って音声広告情報を音声広告情報記憶部130から取得したり、利用者が選択した金融業務に対応付けられている音声広告情報を音声広告情報記憶部130から取得したりする。また、出力制御部150は、利用者が選択した金融業務に関する情報、例えば、利用者の預金額、預け入れ金額、振込み額、振込先等に応じて、音声広告情報記憶部130から音声広告情報を取得してもよい。
一方、利用者に広告選択ボタン11で選択された音声広告情報を提供する場合には、出力制御部150は、主制御部110を介して広告選択ボタン11が選択されたことを検知すると、選択された広告選択ボタン11に対応する音声広告情報を音声広告情報記憶部130から取得し、取得した音声広告情報を主制御部110を介して出力部70に送信し、出力部70に音声広告情報を出力させる。出力制御部150は、主制御部110を介して広告選択ボタン11が選択されたことを検知後、すぐに出力部70に音声広告情報を出力させてもよいし、ATM1に金融業務処理を指示するための操作のうち最後の操作がされたことに応じて、出力部70に音声広告情報を出力させてもよい。
利用者が音声広告情報を聞かない旨の意思表示を行うための広告選択ボタン11を押下した場合には、出力制御部150は、出力部70に音声広告情報を出力させない。また、広告選択ボタン11が操作部10に表示されてから所定時間経過しても広告選択ボタン11が選択されない場合には、出力制御部150は、任意に取得した音声広告情報を出力部70に出力させることもできる。なお、広告選択ボタン11は、所定時間経過後、操作部10から消す。
出力制御部150は、出力部70に音声広告情報を出力させてから、予め設定された時間が経過した後、出力部70が音声広告情報を出力しているか否かを判断する。出力部70が音声広告情報を出力している場合には、音声広告情報の停止を出力部70に指示する。一方、出力部70が音声広告情報を出力していない場合には、出力部70に指示を行わない。なお、出力制御部150は、金融業務処理部120が処理結果を、主制御部110を介して、カード/明細票処理部20等に送信したことに応じて、出力部70が音声広告情報を出力しているか否かを判断してもよい。
図3は、本考案に係るATM1の動作の流れの一例を示すフローチャートである。本例では、利用者が引き出し処理の最後の操作である引き出し金額を入力した後に、広告選択ボタン11にて選択された音声広告情報を出力する処理について説明する。なお、利用者が引き出し処理の最後の操作である引き出し金額を入力したことに応じて、本処理は開始する。
まず、広告選択ボタン制御部140は、音声広告情報記憶部130から音声広告情報を選択する際に参酌する情報を取得し、取得した情報と音声広告情報それぞれの広告選択ボタン11とを操作部10に表示させる(ステップS1)。
次に、出力制御部150は、広告選択ボタン11がタッチされたか否かを判断する(ステップS2)。広告選択ボタン11がタッチされた場合(YES)には、出力制御部150は、タッチされた広告選択ボタン11に対応する音声広告情報を音声広告情報記憶部130から取得し、主制御部110を介して出力部70に出力させる(ステップS3)。
一方、出力制御部150は、広告選択ボタン11がタッチされない場合(NO)には、所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS4)。所定時間が経過していない場合(NO)には、出力制御部150は、ステップS2に処理を戻す。一方、所定時間が経過している場合(YES)には、出力制御部150は任意の音声広告情報を出力する(ステップS5)。
次に、出力制御部150は、所定時間経過後に、出力部70が音声広告情報を出力しているか否かを判断する(ステップS6)。出力部70が音声広告情報を出力している場合(YES)には、音声広告情報の停止を出力部70に指示する(ステップS7)。一方、出力部70が音声広告情報を出力していない場合には、処理を終了する。
以上説明したように、本考案によれば、金融機器において、利用者からの指示に応じて金融業務の処理を行う際に、音声広告情報を提供することで、金融機器前に人が留まっている場合にのみ音声広告情報を提供することができる。それにより、コストを抑え、かつ、周囲に配慮しつつ、効率よく音声広告情報を提供できる。また、容易に交換可能な外部記憶媒体に記憶された音声広告情報を用いること、または、金融機器に内蔵されたハードディスクをスマートフォン等との近距離無線通信を用いて変更するにより、容易に音声広告情報を変更することができる。それにより、金融機器毎に、異なる音声広告情報を提供することが容易に可能となり、金融機器の近隣にある店舗が音声広告情報を金融機器に出しやすくすることができる。
(変形形態1)
記憶媒体装着部60は、現金の回収や収納を行う際に開かれる扉の内部に設けられてもよい。それにより、ATMの管理者のみが音声情報を管理することが可能となる。
(変形形態2)
広告選択ボタン11は、操作部10に表示することで操作部10上に設けたが、操作部10の周囲に実際の操作ボタンを設け、操作ボタンによって実現してもよい。
以上、この考案の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 ATM
10 操作部
11 広告選択ボタン
20 カード/明細票処理部
30 通帳処理部30
40 紙幣処理部40
50 硬貨処理部50
60 記憶媒体装着部
70 出力部
100 制御装置
110 主制御部
111 メモリ
120 金融業務処理部
130 音声広告情報記憶部
140 広告選択ボタン制御部
150 出力制御部

Claims (5)

  1. 利用者による操作に従って金融業務処理を自動で行う金融機器であって、
    音声広告情報を記憶する音声広告情報記憶手段と、
    前記音声広告情報を出力する出力手段と、
    前記利用者による前記金融業務処理を開始させる操作、または、前記金融業務処理が開始した後の前記利用者による操作に応じて、前記音声広告情報を前記出力手段に出力させる出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする金融機器。
  2. 前記利用者が聞きたい音声広告情報を選択する音声広告情報選択手段を備え、
    前記出力手段が、前記利用者による前記金融業務処理を開始させる操作、または、前記金融業務処理が開始した後の前記利用者による操作に応じて、前記音声広告情報選択手段で選択された音声広告情報を前記出力手段に出力させることを特徴とする請求項1に記載の金融機器。
  3. 外部記憶媒体を装着する記憶媒体装着手段を備え、
    前記音声広告情報記憶手段が、前記音声広告情報を記憶する外部記憶媒体であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金融機器。
  4. 前記外部記憶媒体装着手段が、
    前記金融機器の前面、背面、または側面の少なくともいずれか1つに配置されていることを特徴とする請求項3に記載の金融機器。
  5. 近距離無線通信手段を備え、
    前記音声広告情報記憶手段が、前記近距離無線通信手段を介して取得した音声広告情報を記憶することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金融機器。
JP2014003239U 2014-06-19 金融機器 Expired - Lifetime JP3192738U (ja)

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