JP3192408B2 - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

生ゴミ処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミを粉砕して
酸化、脱臭、分解処理する生ゴミ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】所謂ゴ
ミ問題は、廃棄場所の確保、焼却施設の確保、さらにダ
イオキシンや異臭による周囲の環境汚染の問題など、さ
まざまな行政、社会の問題が提起されている。しかし、
近年、家庭ゴミや産業廃棄物などの、ゴミの量の増大が
その処理の能力を越えるほどに著しく、ゴミ処理の効率
的、かつ有効なゴミの処理が求められている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、生ゴミを効率的、かつ有効に処理
することができるようにするものである。
【0004】そのために本発明は、生ゴミを粉砕して酸
化、脱臭、分解処理を行う生ゴミ処理装置であって、熱
風供給口と排気口とを両端に設け前記熱風供給口を下部
にして斜めに傾けると共に回転駆動される螺旋状攪拌羽
を設けた筒状の容器と、前記熱風供給口から前記容器内
に熱風を導入する熱風導入手段とを備え、前記筒状の容
器に破砕刃として作用するエッジ部分を有し微生物が生
息する多孔質のフェライト系の複数のセラミック小片と
生ゴミとを収容して前記熱風導入手段より熱風を導入し
て前記複数のセラミック小片と生ゴミとを混合攪拌しな
がら上部へ向けて送るように前記螺旋状攪拌羽を回転駆
動することにより、前記複数のセラミック小片と生ゴミ
が下部へ落下して前記筒状の容器内で繰り返し循環する
間に前記複数のセラミック小片のエッジ部分を生ゴミの
破砕刃として作用させて生ゴミを破砕し、酸化、脱臭、
分解処理を行うように構成したことを特徴とし、さら
に、前記容器の上部の排気口で排気成分の測定及び温度
の測定を行うセンサと、前記容器の上部の排気口から前
記熱風導入手段に循環させる循環系と、前記容器の上部
の排気口に接続される集塵機と、前記容器の上部の排気
口に接続され脱臭排気を行う脱臭機と、前記センサによ
り測定される排気成分及び温度に基づき前記熱風導入手
段、循環系、集塵機、脱臭機の制御を行う制御手段とを
備えたことを特徴とするものである。
【0005】また、前記多孔質のフェライト系の複数の
セラミック小片は、少なくとも酸化チタン、鉄、ジルコ
ニアを含み、円筒型及び/又は鞍型のものであり、前記
微生物は、好塩菌、高温菌、古世菌を含むものであるこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る生ゴミ処理
装置の実施の形態を示す図、図2は微生物の繁殖、生
息、生ゴミの破砕用として収容するセラミック基材を説
明するための図であり、1は生ゴミ処理機本体、2は螺
旋状攪拌羽、3は熱風供給口、4は排気口、5は生ゴミ
・セラミック基材、6は回転駆動部を示す。
【0007】図1において、生ゴミ処理機本体1は、斜
めに傾けて複数のセラミック小片及び生ゴミを収容し処
理する筒状の容器であり、熱風を導入しながら複数のセ
ラミック小片及び生ゴミを攪拌、循環させることによ
り、複数のセラミック小片による生ゴミの粉砕酸化、脱
臭作用と、微生物による分解作用を利用して生ゴミの処
理を行う、所謂バイオミキサーである。生ゴミ・セラミ
ック基材5は、処理される生ゴミと複数のセラミック小
片との混合したものであり、複数のセラミック小片は、
微生物が生息する多孔質のフェライト系の酸化チタン、
アルミニウム、珪素、鉄、ゼオライト、ジルコニアなど
を含み、円筒型及び/又は鞍型のものである。螺旋状攪
拌羽2は、生ゴミ処理機本体1の容器内の壁面に設け、
生ゴミ処理機本体1を回転駆動することにより、図示A
のように攪拌しながら生ゴミ・セラミック基材5を生ゴ
ミ処理機本体1の中で下部から上部へ向けて送り、上部
から下部へ落下させ繰り返し循環させるものであり、生
ゴミ処理機本体1を回転駆動するのが回転駆動部6であ
る。熱風供給口3は、熱風を導入する部分、排気口4は
熱風を排気する部分であり、生ゴミ処理機本体1の下部
から上部へ向けて熱風により生ゴミを加熱する。
【0008】生ゴミ・セラミック基材5の複数のセラミ
ック小片は、例えば図2(A)に示すような円筒型、あ
るいは図2(B)に示すような鞍型のものであり、この
ような形状の小片を生ゴミと混合させ攪拌することによ
り、エッジ部分が生ゴミの破砕刃として作用し効率的か
つ効果的に生ゴミを破砕することができ、繊維質もカッ
トして粉末状にすることができる。しかも、セラミック
小片は、例えばおが屑や米ぬかなどの簡単に燃えるもの
を入れて焼き、多孔質とするものであり、このことによ
り、好塩菌、高温菌、古世菌などの微生物を生息しやす
くなる。好塩菌は、塩分に対して強く、高温菌は、高
温、乾燥に対して強く、古世菌は、蛋白質や脂肪に対し
分解作用を持つ世代の長い菌であり、これらの菌により
生ゴミを炭酸ガスと水に分解する。また、セラミック小
片に含まれる酸化チタンや鉄は、アンモニア、硫化水素
などの脱臭機能、強力な酸化作用を有し、これらの作用
を熱風を導入しながら生ゴミを攪拌、破砕することによ
り更に効果的に上げることができる。また、ジルコニア
は、硬度を持たせるので、生ゴミの破砕効果を高めるこ
とができる。
【0009】図3は熱風循環供給、集塵、脱臭系を備え
た本発明に係る生ゴミ処理装置の他の実施の形態を示す
図であり、11は加熱送風機、12はバイオミキサー、
13は脱臭機、14は集塵機、15は排気成分・温度セ
ンサ、16はコントローラ、17は熱風供給系、18は
排気系、19は循環系を示す。
【0010】図3において、加熱送風機11は、熱風供
給系17を通してバイオミキサー12に下部の熱風供給
口から熱風を吹き込むものである。排気成分・温度セン
サ15は、バイオミキサー12の上部の排気口で排気成
分として、主に硫化水素やアンモニアなどの臭い成分の
測定を行う臭いセンサや排気温度の測定を行う温度セン
サなどからなるものである。集塵機14は、例えば静電
吸着や重力落下、フィルタその他の塵灰等を回収するも
のであり、脱臭機13は、例えばセラミックの粒体を利
用した触媒水と接触させて脱臭を行うものである。コン
トローラ16は、排気成分・温度センサ15により測定
される排気成分及び温度に基づき加熱送風機11、集塵
機14、脱臭機13を制御するものであり、バイオミキ
サー12からの排気が汚れていない場合には、排気系1
8、循環系19を通して排気を循環させ、バイオミキサ
ー12からの排気が汚れている場合には、集塵機14を
運転して塵灰の回収を行い、さらに脱臭機13を運転し
て脱臭を行い排気する。
【0011】図4は本発明に係る生ゴミ処理装置に用い
られる脱臭機の実施の形態を示す図であり、21は処理
タンク、22は機能セラミックの粒体、23はカゴ、2
4は給気部、25は排気部、26は給水部、27は排水
部、28〜31はバルブ、32は排気ファン、33は触
媒水、34は散水ノズルを示す。
【0012】図4において、処理タンク21は、天井付
近に排気部25、排気ファン32、その下部に給水部2
6、散水ノズル34を、底付近に給気部24、排水部2
7をそれぞれ有し、内部に複数の機能セラミックの粒体
22を混合して収容したカゴ23を多段に配置したもの
である。給水部26は、バルブ30で原水に点滴剤とし
て次亜塩素酸ソーダ(NaClO)を点滴し、1〜3p
pm程度の濃度の次亜塩素酸ソーダ水溶液を散水ノズル
34に供給し上方から処理タンク21の中に導入するも
のである。排水部27は、散水ノズル34からシャワリ
ングされ、複数の機能セラミックの粒体22と通過接触
するときに触媒作用により生成された触媒水33を取り
出すものであり、バルブ31を通して図示のように処理
タンク21の底より所定の高さレベルから取り出すよう
にすることにより、その所定の高さレベルまで触媒水を
処理タンク21に貯留する。その高さレベルは、例えば
カゴ23の段数の2分の1の段数までとしてもよいし、
触媒水33の中のカゴ23の段数、触媒水33の水面よ
り上のカゴ23の段数をそれぞれ適宜変えても、カゴ2
3の段数に応じて高さレベルを調整してもよい。
【0013】給気部24は、バルブ28を通して例えば
悪臭成分含有ガスその他のガス、空気などの気体を供給
し底付近から処理タンク21の中、貯留された触媒水の
中に導入するものである。排気部25は、給気部24か
ら導入された気体が複数の機能セラミックの粒体22及
び触媒水と通過接触するときに脱臭、浄化された気体を
バルブ29を通して排気するものであり、その気体を排
気部25に送り込むのが排気ファン32である。
【0014】機能セラミックの粒体22は、バインダー
として樹脂やガラスを使用し、フェライト系に少なくと
も磁性体や鉄、コバルト、チタン等の複数種類の金属酸
化物を組み合わせたものを焼結してなるものであり、第
1の粒体、第2の粒体、第3の粒体からなる成分濃度の
異なる複数種の粒体をカゴ23に混合して収容し、これ
を数段(図示の例では4段)に重ねて着脱交換可能に配
置する。第1の粒体は、フェライト系に少なくとも磁性
体、鉄、モリブデン、コバルト、チタン、マグネシウ
ム、アルミニウム、カリウム、ジルコニウム、珪素の金
属酸化物を組み合わせたものを焼結してなり、第2の粒
体は、フェライト系に少なくとも磁性体と鉄とマンガ
ン、コバルト、チタン、マグネシウム、アルミニウム、
カリウム、ジルコニウム、珪素の金属酸化物を組み合わ
せたものを焼結してなり、第3の粒体は、少なくとも酸
化アルミニウム、ジルコニア、珪藻土、チタン酸バリウ
ムの金属酸化物を組み合わせたものを焼結してなる。
【0015】これらの粒体は、成分濃度を制御し、原子
パーセントを変えることにより、イオンの反応の効率を
良くすることができ、第1の粒体では、特に殺菌、脱臭
作用に顕著な効果を有し、第2の粒体では、油分解、殺
菌作用に顕著な効果を有し、第3の粒体では、油分解作
用に顕著な効果を有することが確認された。また、第1
の粒体と第2の粒体とを混合させると、第1の粒体と第
2の粒体とは、成分濃度が違うためお互いに反応しあ
い、イオンの発生の効率がよくなり、さらに、第3の粒
体を少量追加することにより、油分解がより進むことも
実証されている。しかも、第3の粒体は、凝結作用が強
く、分子をフロック状に形成し、油分を親水、親油性に
する作用がある。そのため、汚泥の沈降速度が早くなる
効果も、排水処理場で多数確認されている。つまり、有
機分解する働きがよくなるので、水質の改善に寄与し、
油の酸化臭を除去して脱臭効果をさらによくすることに
つながっている。このことは、長年の機能セラミックの
研究にわたる経験と繰り返し試験によるものであり、こ
の経験値により、脱臭、水質改善等に応用して各粒体の
比率基準が決定される。
【0016】上記脱臭機では、次亜塩素酸ソーダ水溶液
を散水ノズル34によりシャワリングして上段の機能セ
ラミックの粒体22から順次通過接触させ、さらに下方
に貯留して排水部27までの間に下段の機能セラミック
の粒体22と通過接触させて、触媒作用を利用した水処
理を行って触媒水を生成し、その触媒水33を底付近の
排水部27からバルブ31を通して取り出し適宜給水部
26へ循環させる。次亜塩素酸ソーダ水溶液を上記のよ
うに機能セラミックの粒体22に通過接触させて生成さ
れた触媒水により、ガス中のアンモニア、ダイオキシ
ン、炭酸ガス(CO2 )、硫化水素が除去され、脱臭、
浄化を行うことができる。しかも、触媒水は、汚水や排
水、汚泥に添加して処理効果を改善したり、業務用水な
どの水質を改善したりする触媒水として利用することも
できる。
【0017】したがって、成分濃度を制御し、さらに第
1〜第3の粒体の混合比率を変えることにより、処理目
的に応じた効果を高めることができる。例えば養豚等の
畜産業の排水や農業集落排水、一般家庭生活雑排水に対
しては、アンモニアや硫化水素、チッソ、リン等が多
く、脱臭の効果が特に要求される。また、食品工場の排
水や食堂、レストランの排水を含む工場排水に対して
は、油、チッソ、リン等が多く、油分解の効果が特に要
求される。このようなそれぞれの要求に応じて第1〜第
3の粒体の混合比率が設定される。
【0018】また、上記構成の装置では、次亜塩素酸ソ
ーダ水溶液が処理タンク21の中で上方から下方に向か
って流れ多段配置した機能セラミックの粒体22を通過
接触して触媒水が生成され取り出されると同時に、これ
と全く逆方向の下方から上方に向かってガスが流れるの
で、貯留された触媒水33の中では、ガスが気泡となっ
て機能セラミックの粒体22の間を昇って揺動、相互接
触させ、機能セラミックの粒体22に付着した汚れを除
去して洗浄を行うことができる。したがって、機能セラ
ミックの粒体22を上方の段と下方の段で時々入れ換え
ることにより、触媒水33の中のものとその上方にある
ものとを同様の状態に維持することができる。
【0019】さらに、排水部27から取り出される触媒
水は、農業集落排水処理場や畜産業界の処理場、飼育
場、食肉センター、コンポスト、工場等の水として、あ
るいは添加混合して使用し、また、排水に添加混合して
使用することにより、触媒効果による反応で脱臭、殺
菌、脱窒素、脱リン、水質改善、汚泥軽減、曝気省エネ
等の各種効果を高めることができる。
【0020】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、生ゴミをセラミック基体と共に攪
拌、混合し、微生物により分解させるために円筒の生ゴ
ミ処理機本体の内壁面に螺旋状攪拌羽を設けて、斜めに
傾け回転させたが、本体内に攪拌シャフトを通してその
周囲に螺旋状攪拌羽を設け回転させるようにしてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、生ゴミを粉砕して酸化、脱臭、分解処理する
生ゴミ処理装置として、微生物が生息する多孔質のフェ
ライト系の複数のセラミック小片と、斜めに傾けて前記
複数のセラミック小片及び生ゴミを収容し処理する筒状
の容器と、前記容器内に収容した前記複数のセラミック
小片及び生ゴミを前記容器の下部から上部へ向けて攪拌
しながら下部へ繰り返し循環させる攪拌手段と、前記容
器の下部から上部へ向けて熱風を導入する熱風導入手段
とを備え、前記容器内で熱風を導入しながら前記複数の
セラミック小片及び生ゴミを攪拌、循環させることによ
り、前記複数のセラミック小片による生ゴミの粉砕酸
化、脱臭作用と、微生物による分解作用を利用して生ゴ
ミの処理を行うので、生ゴミを細かく破砕し、熱風と微
生物により生ゴミを分解し、生ゴミを効率的、かつ有効
に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る生ゴミ処理装置の実施の形態を
示す図である。
【図2】 微生物の繁殖、生息、生ゴミの破砕用として
収容するセラミック基材を説明するための図である。
【図3】 熱風循環供給、集塵、脱臭系を備えた本発明
に係る生ゴミ処理装置の他の実施の形態を示す図であ
る。
【図4】 本発明に係る生ゴミ処理装置に用いられる脱
臭機の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
1…生ゴミ処理機本体、2…螺旋状攪拌羽、3…熱風供
給口、4…排気口、5…生ゴミ・セラミック基材、6…
回転駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 C05F 9/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミを粉砕して酸化、脱臭、分解処理
    を行う生ゴミ処理装置であって、 熱風供給口と排気口とを両端に設け前記熱風供給口を下
    部にして斜めに傾けると共に回転駆動される螺旋状攪拌
    羽を設けた筒状の容器と、 前記熱風供給口から前記容器内に熱風を導入する熱風導
    入手段とを備え、 前記筒状の容器に破砕刃として作用するエッジ部分を有
    し微生物が生息する多孔質のフェライト系の複数のセラ
    ミック小片と生ゴミとを収容して前記熱風導入手段より
    熱風を導入して前記複数のセラミック小片と生ゴミとを
    混合攪拌しながら上部へ向けて送るように前記螺旋状攪
    拌羽を回転駆動することにより、 前記複数のセラミック小片と生ゴミが下部へ落下して前
    記筒状の容器内で繰り返し循環する間に前記複数のセラ
    ミック小片のエッジ部分を生ゴミの破砕刃として作用さ
    せて生ゴミを破砕し、酸化、脱臭、分解処理を行うよう
    に構成したことを特徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】 生ゴミを粉砕して酸化、脱臭、分解処理
    を行う生ゴミ処理装置であって、 熱風を供給する熱風供給手段と、 熱風供給口と排気口とを両端に設け前記熱風供給口を下
    部にして斜めに傾け前記熱風を導入すると共に回転駆動
    される螺旋状攪拌羽を設けた筒状の容器に、破砕刃とし
    て作用するエッジ部分を有し微生物が生息する多孔質の
    フェライト系の複数のセラミック小片と生ゴミとを収容
    し、前記複数のセラミック小片と生ゴミとを前記螺旋状
    攪拌羽により上部へ向けて混合攪拌しながら送ることに
    より、前記複数のセラミック小片と生ゴミが下部へ落下
    して前記筒状の容器内で繰り返し循環する間に前記複数
    のセラミック小片のエッジ部分を生ゴミの破砕刃として
    作用させて生ゴミを破砕し、酸化、脱臭、分解処理を行
    うバイオミキサーと、 前記容器の上部の排気口で排気成分の測定及び温度の測
    定を行うセンサと、 前記容器の上部の排気口から前記熱風導入手段に循環さ
    せる循環系と、 前記容器の上部の排気口に接続される集塵機と、 前記容器の上部の排気口に接続され脱臭排気を行う脱臭
    機と、 前記センサにより測定される排気成分及び温度に基づき
    前記熱風導入手段、循環系、集塵機、脱臭機の制御を行
    う制御手段とを備えたことを特徴とする生ゴミ処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記多孔質のフェライト系の複数のセラ
    ミック小片は、少なくとも酸化チタン、鉄、ジルコニア
    を含み、円筒型及び/又は鞍型のものであることを特徴
    とする請求項1又は2記載の生ゴミ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記微生物は、好塩菌、高温菌、古世菌
    を含むものであることを特徴とする請求項1又は2記載
    の生ゴミ処理装置。
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