JP3192010B2 - デコード回路 - Google Patents

デコード回路

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JP3192010B2
JP3192010B2 JP31816192A JP31816192A JP3192010B2 JP 3192010 B2 JP3192010 B2 JP 3192010B2 JP 31816192 A JP31816192 A JP 31816192A JP 31816192 A JP31816192 A JP 31816192A JP 3192010 B2 JP3192010 B2 JP 3192010B2
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデコード回路に関し、特
に半導体メモリの低電源電圧化に好適なデコード回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、中・大形計算機の高速キャッシュ
メモリには主としてバイポーラメモリまたはBiCMO
Sメモリが使用されている。バイポーラメモリまたはB
iCMOSメモリは多少消費電力が大きいものの、極め
て高速であるという特徴を持っている。一方、近年、素
子寸法の微細化に伴い、素子耐圧が低下してきているた
め、これらバイポーラメモリまたはBiCMOSメモリ
においても低電源電圧化が必須になってきている。従来
から、バイポーラメモリまたはBiCMOSメモリの高
速化に適するデコード回路として、例えば、”BiCM
OS技術による大容量・高速SRAMの構成法”(電子
情報通信学会論文誌C Vol.J70−C No.6
pp.783−790 1987年6月)と題する論
文に記載のデコード回路がある。本デコード回路はシリ
ーズゲート回路を用いることにより回路段数を低減し高
速化を図っている。しかし、本デコード回路はシリーズ
ゲート回路を用いているため、低電源電圧化が困難であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3は本発明に先立っ
て本発明者等によって検討された回路図であり、バイポ
ーラメモリまたはBiCMOSメモリの高速化に適する
デコード回路を示している。この図3の回路は、入力バ
ッファIB1、IB2、デコード回路DECから構成さ
れている。また、本図でIN1、IN2は入力、OUT
1〜OUT4は出力であり、下記の表1は入力IN1、
IN2と出力OUT1〜OUT4の関係を示すものであ
る。
【0004】
【表1】
【0005】このように図3の回路は入力IN1、IN
2に対応して、出力OUT1〜OUT4のいずれか一つ
をLレベルにする。以下では、この様なデコード回路を
Lデコード回路と呼ぶ。本発明者らは、この図3に示し
たデコード回路を詳細に検討した結果、本デコード回路
はバイポーラトランジスタQ1(またはQ2)、Q3を
直列に接続したシリーズゲート回路を用いているため、
低電源電圧化が困難であることを見出した。以下、この
ことを説明する。今、本デコード回路の出力の信号振幅
をVOUT[V]とすると、Q1のコレクタ電位のハイレ
ベル出力Hとローレベル出力Lは、それぞれ0[V]と
−VOUT[V]となる。Q1を非飽和で動作させるに
は、Q1のベース電位を常にQ1のコレクタ電位より低
くしなければならないので、Q1のベース電位は−V
OUTより低電位にしなければならない。従って、Q1の
エミッタ電位は−VOUT−VBEより低電位にしなければ
ならない(ここで、VBEはバイポーラトランジスタのベ
ース・エミッタ間電圧)。さらに、Q3を非飽和で動作
させるには、Q3のベース電位を常にQ3のコレクタ電
位より低くしなければならないので、Q3のベース電位
は−VOUT−VBEより低電位にしなければならない。従
って、Q3のエミッタ電位は−VOUT−2×VBEより低
電位にしなければならない。ここで、電流源I1の動作
電圧をVIとすると、電源電位VEEは、−VOUT−2×V
BE−VIより低電位でなければならない。換言すると、
電源電圧|VEE|は、VOUT+2×VBE+VI以下には低
電圧化できない。従って、本デコード回路を使用したバ
イポーラメモリまたはBiCMOSメモリの電源電圧
も、VOUT+2×VBE+VI以下には低電圧化できない。
従って本発明の目的とするところは、低電源電圧化が図
れるデコード回路を提案し、バイポーラメモリまたはB
iCMOSメモリの電源電圧を低電圧化することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、デコード回
路を第1の負荷素子および第2の負荷素子と、電流源
と、入力信号の肯定または否定あるいは複数の入力信号
の論理積または論理和を取った第1の論理信号に応じて
上記電流源の電流を上記第1の負荷素子または第2の負
荷素子に選択的に流す第1のスイッチと、入力信号の肯
定または否定あるいは複数の入力信号の論理積または論
理和を取った第2の論理信号に応じて、上記電流源の電
流が、第1の論理信号によらず強制的に上記第1の負荷
素子または第2の負荷素子に流れるのを禁止する第2の
スイッチとを含んで構成される回路ブロックを複数個設
け、各回路ブロックの第1の負荷素子と第1のスイッチ
との接続点及び第2の負荷素子と第1のスイッチとの接
続点から出力信号を取り出すように構成することにより
達成される。あるいは、デコード回路を、コレクタに第
1の負荷素子が接続され、ベースに入力信号の肯定また
は否定あるいは複数の入力信号の論理積または論理和を
取った第1の論理信号が入力される第1のバイポーラト
ランジスタと、コレクタに第2の負荷素子が接続され、
ベースに入力信号の肯定または否定あるいは複数の入力
信号の論理積または論理和を取った第2の論理信号が入
力され、エミッタに第1のバイポーラトランジスタのエ
ミッタが接続される第2のバイポーラトランジスタと、
コレクタに定電圧が印加され、ベースに入力信号の肯定
または否定あるいは複数の入力信号の論理積または論理
和を取った第3の論理信号が入力され、エミッタに第1
のバイポーラトランジスタのエミッタが接続される第3
のバイポーラトランジスタと、上記第1、第2及び第3
のバイポーラトランジスタのエミッタに共通に接続され
た電流源とを含んで構成される回路ブロックを複数個設
け、各回路ブロックの第1及び第2のバイポーラトラン
ジスタのコレクタから出力信号を取り出すように構成す
ることにより達成される。
【0007】
【作用】デコード回路を上記のように構成すると、シリ
ーズゲート回路を用いることなくデコード回路を構成で
きるので、低電源電圧化を図ることができる。以下この
ことを説明する。今、本発明のデコード回路の出力の信
号振幅をVOUT[V]とすると、第1(または第2)の
バイポーラトランジスタ(以下Q1)のコレクタ電位
は、出力H、Lに応じて、0[V]または−V
OUT[V]となる。Q1を非飽和で動作させるには、Q1
のベース電位を常にQ1のコレクタ電位より低くしなけ
ればならないので、Q1のベース電位は−VOUTより低電
位にしなければならない。従って、Q1のエミッタ電位
は−VOUT−VBEより低電位にしなければならない(こ
こで、VBEはバイポーラトランジスタのベース・エミッ
タ間電圧)。さらに、第3のバイポーラトランジスタ
(以下Q3)を非飽和で動作させるには、Q3のベース電
位を常にQ3のコレクタ電位より低くしなければならな
いので、Q3のベース電位は上記定電圧(今、これを0
[V]とする。)より低電位にしなければならない。従
って、Q3のエミッタ電位は−VBEより低電位にしなけ
ればならない。ここで、本デコード回路では、Q1とQ3
のエミッタが共通に接続されているので、Q1とQ3のエ
ミッタ電位を−VOUT−VBEより低電位にすれば十分で
あることがわかる。ここで、電流源I1の動作電圧をVI
とすると、電源電位VEEは、−VOUT−VBE−VIより低
電位でなければならない。換言すると、電源電圧|VEE
|は、VOUT+VBE+VI以下にはできない。ここで着目
すべき点は、図3のデコード回路では、電源電圧|VEE
|をVOUT+2×VBE+VI以下には低電圧化できなかっ
たのに対し、本発明のデコード回路では、電源電圧|V
EE|を、VOUT+VBE+VIまで低電圧化できる点であ
る。すなわち、本発明により、電源電圧をVBE(通常
0.8V程度)だけ低電圧化できる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の基本概念を示す回路図であ
る。本図でIN1、IN2は入力、OUT1〜OUT4
は出力、また、IB1、IB2は入力バッファである。
本図では本発明に従い、デコード回路DECを、第1の
負荷素子R1および第2の負荷素子R2と、電流源I
1と、入力信号の肯定を取った第1の論理信号に応じて
上記電流源I1の電流を上記第1の負荷素子R1または第
2の負荷素子R2に選択的に流す第1のスイッチSW
1と、入力信号の肯定を取った第2の論理信号に応じ
て、上記電流源I1の電流が、第1の論理信号によらず
強制的に上記第1の負荷素子R1または第2の負荷素子
2に流れるのを禁止する第2のスイッチSW2とを含ん
で構成される回路ブロックを複数個(2個)設け、各回
路ブロックの第1の負荷素子R1と第1のスイッチSW1
との接続点及び第2の負荷素子R1と第1のスイッチS
1との接続点から出力信号OUT1〜OUT4を取り
出すように構成している。本図で着目すべき点は、本図
のデコード回路では、回路ブロック内の2個のスイッチ
(SW1、SW2)を直列に接続していない点である。
このようにデコード回路を構成すると、バイポーラトラ
ンジスタを直列に接続したシリーズゲート回路を用いず
にデコード回路を構成できるので、前述したように、デ
コード回路の電源電圧を低電圧化できる。従って、バイ
ポーラメモリまたはBiCMOSメモリの電源電圧を低
電圧化することができる。
【0009】図2は、本発明の第1の実施例を示す回路
図である。本図でIN1、IN2は入力、OUT1〜OU
T4は出力、また、IB1、IB2は入力バッファであ
る。本例では本発明に従い、デコード回路DECを、コ
レクタに第1の負荷素子R1が接続され、ベ−スに入力
信号IN1の否定信号が入力される第1のバイポーラト
ランジスタQ1と、コレクタに第2の負荷素子R2が接続
され、ベ−スに入力信号IN1の肯定信号が入力され、
エミッタに第1のバイポーラトランジスタQ1のエミッ
タが接続される第2のバイポーラトランジスタQ2と、
コレクタに一定の電源電圧0Vが印加され、ベ−スに入
力信号IN2の肯定または否定信号が入力され、エミッ
タに第1のバイポーラトランジスタQ1のエミッタが接
続される第3のバイポーラトランジスタQ3と、上記第
1、第2及び第3のバイポーラトランジスタQ1、Q2
3のエミッタに共通に接続された電流源I1とで構成さ
れる回路ブロックを複数個(2個)設け、各回路ブロッ
クの第1及び第2のバイポーラトランジスタQ1、Q2
コレクタから出力信号OUT1〜OUT4を取り出すよう
に構成している。図2の下にはこの回路の各部の信号レ
ベルの一例を示してあり、Q1、Q2のベースに入力する
信号S1、S2と、Q3のベースに入力する信号S3のレベ
ル関係を示している。ここで、特徴的なことは、S3
HレベルがS1、S2のHレベルより高いレベルになって
いる点である。このようにレベルを設定すると、図2の
回路の入力と出力の関係は、図3の回路の入力と出力の
関係と同様、表1のようになる。すなわち、図2の回路
は入力IN1、IN2に対応して、出力OUT1〜OUT4
のいずれか一つをLレベルにするLデコード回路であ
る。本例で着目すべき点は、本例のデコード回路が、図
3とは異なり、バイポーラトランジスタQ1(または
2)とQ3を直列に接続したシリーズゲート回路を用い
ていない点である。このようにデコード回路を構成する
と、前述したように、デコード回路の電源電圧を図3よ
りVBE(通常0.8V程度)だけ低電圧化できる。従っ
て、バイポーラメモリまたはBiCMOSメモリの電源
電圧を低電圧化することができる。
【0010】図4は、本発明の第2の実施例を示す回路
図である。本図でIN1、IN2は入力、OUT1〜OU
4は出力、また、IB1、IB2は入力バッファであ
る。本例では、デコード回路DECを、コレクタに第1
の負荷素子R1が接続され、ベ−スに入力信号IN1の肯
定信号が入力される第1のバイポーラトランジスタQ1
と、コレクタに第2の負荷素子R2が接続され、ベ−ス
に入力信号IN1の否定信号が入力され、エミッタに第
1のバイポーラトランジスタQ1のエミッタが接続され
る第2のバイポーラトランジスタQ2と、コレクタに一
定の電源電圧VEが印加され、ベ−スに入力信号IN2
肯定または否定信号が入力され、エミッタに第1のバイ
ポーラトランジスタQ1のエミッタが接続される第3の
バイポーラトランジスタQ3と、上記第1、第2及び第
3のバイポーラトランジスタQ1、Q2、Q3のエミッタ
に共通に接続された電流源I1とで構成される回路ブロ
ックを複数個(2個)設け、各回路ブロックの第1及び
第2のバイポーラトランジスタQ1、Q2のコレクタから
出力信号OUT1〜OUT4を取り出すように構成してい
る。図4の下には図4の回路の各部の信号レベルの一例
を示してあり、Q1、Q2のベースに入力する信号S1
2と、Q3のベースに入力する信号S3のレベル関係を
示している。ここで、特徴的なことは、S3のLレベル
がS1、S2のLレベルより低いレベルになっている点で
ある。下記の表2は、図4の入力IN1、IN2と出力O
UT1〜OUT4の関係を示すものである。
【0011】
【表2】
【0012】すなわち、図4の回路は入力IN1、IN2
に対応して、出力OUT1〜OUT4のいずれか一つをH
レベルにする。以下では、この様なデコード回路をHデ
コード回路と呼ぶ。本例で着目すべき点は、本例のデコ
ード回路が、図3とは異なり、バイポーラトランジスタ
1(またはQ2)とQ3を直列に接続したシリーズゲー
ト回路を用いていない点である。このようにデコード回
路を構成すると、前述したように、デコード回路の電源
電圧を図3よりVBE(通常0.8V程度)だけ低電圧化
できる。従って、バイポーラメモリまたはBiCMOS
メモリの電源電圧を低電圧化することができる。
【0013】図5は本発明の第3の実施例を示す回路図
で、DECがデコード回路、IB1〜IB4は入力バッフ
ァ、IN1〜IN4は入力、OUT1〜OUT16は出力で
ある。また、AGは入力信号の論理積をとるアンド・ゲ
ート、OGは入力信号の論理和をとるオア・ゲートであ
る。これらゲートの代わりに、複数のpnpバイポーラ
トランジスタのエミッタを共通に接続したワイアドアン
ドで論理積を、また、複数のnpnバイポーラトランジ
スタのエミッタを共通に接続したワイアドオアで論理和
を行うと、上記ゲートが不要になり、その分高集積化が
図れる。また、デコード回路内のDRは負荷駆動回路で
あり、このようにデコード回路の出力段に負荷駆動回路
を設けると、デコード回路の負荷駆動能力を大きくする
ことができる。下記の表3は、図5の回路の入力IN1
〜IN4と出力OUT1〜OUT16の関係を示すものであ
る。
【0014】
【表3】
【0015】ただし、図5の本実施例では、負荷駆動回
路が負荷駆動回路への入力信号の肯定信号を出力する回
路である場合の入力と出力の関係を示しており、負荷駆
動回路が入力信号の否定信号を出力する回路である場合
は、出力OUT1〜OUT16のレベルはHとLが入れ
替わることは明らかである。従って、図5の回路で、負
荷駆動回路が入力信号の肯定信号を出力する回路である
場合は、入力IN1〜IN4に対応して、出力OUT1
〜OUT16のいずれか一つをLレベルにするLデコー
ド回路であり、負荷駆動回路が入力信号の否定信号を出
力する回路である場合はHデコード回路である。本例で
着目すべき点は、本例のデコード回路がシリーズゲート
回路を用いていない点である。このようにデコード回路
を構成すると、デコード回路の電源電圧を低電圧化でき
る。従って、バイポーラメモリまたはBiCMOSメモ
リの電源電圧を低電圧化することができる。
【0016】図6は本発明の第4の実施例を示す回路図
であり、DECはデコード回路、IB1〜IB4は入力バ
ッファ、IN1〜IN4は入力、OUT1〜OUT16は出
力である。また、AGは入力信号の論理積をとるアンド
・ゲート、OGは入力信号の論理和をとるオア・ゲート
である。これらゲートの代わりに、複数のpnpバイポ
ーラトランジスタのエミッタを共通に接続したワイアド
アンドで論理積を、また、複数のnpnバイポーラトラ
ンジスタのエミッタを共通に接続したワイアドオアで論
理和を行うと、上記ゲートが不要になり、その分高集積
化が図れる。また、デコード回路内のDRは負荷駆動回
路であり、このようにデコード回路の出力段に負荷駆動
回路を設けると、デコード回路の負荷駆動能力を大きく
することができる。下記の表4は図6の回路の入力IN
1〜IN4と出力OUT1〜OUT16の関係を示すもので
ある。
【0017】
【表4】
【0018】ただし、本実施例では、負荷駆動回路が負
荷駆動回路への入力信号の肯定信号を出力する回路であ
る場合の入力と出力の関係を示しており、負荷駆動回路
が入力信号の否定信号を出力する回路である場合は、出
力OUT1〜OUT16のレベルはHとLが入れ替わる
ことは明らかである。従って、図6の回路は、負荷駆動
回路が入力信号の肯定信号を出力する回路である場合
は、入力IN1〜IN4に対応して、出力OUT1〜OU
16のいずれか一つをHレベルにするHデコード回路で
あり、負荷駆動回路が入力信号の否定信号を出力する回
路である場合はLデコード回路である。本例で着目すべ
き点は、本例のデコード回路がシリーズゲート回路を用
いていない点である。このようにデコード回路を構成す
ると、デコード回路の電源電圧を低電圧化できる。従っ
て、バイポーラメモリまたはBiCMOSメモリの電源
電圧を低電圧化することができる。
【0019】図7は本発明の第5の実施例を示す回路図
である。本図は、図1、図2、図4、図5、図6または
後述する図21、図22に示した入力バッファIB1
IB4の具体的回路の一例を示している。本図でINは
入力バッファの入力、OUT、/OUTは入力バッファ
の出力である。本例のように入力バッファをnpnバイ
ポーラトランジスタQN100、QN104、QN106及びp
npバイポーラトランジスタQP100、QP101、QP
102で構成した相補形エミッタホロア回路で構成する
と、エミッタホロア回路に直流電流を流す必要が無くな
るため、入力バッファの消費電力を低減することができ
る。
【0020】図8は本発明の第6の実施例を示す回路図
である。本図は図5、図6または後述する図21に示し
た入力信号の論理積を取るゲート(アンド・ゲート)A
Gの具体的回路の一例を示している。本図で、IN
(1)〜IN(n)はアンド・ゲートの入力、OUTは
アンド・ゲートの出力である。本例のようにアンド・ゲ
ートをnpnバイポーラトランジスタQN200及びpn
pバイポーラトランジスタQP202で構成した相補形エ
ミッタホロア回路で構成すると、エミッタホロア回路に
直流電流を流す必要が無くなるため、アンド・ゲートの
消費電力を低減することができる。
【0021】図9は本発明の第7の実施例を示す回路図
である。本図は図5、図6または後述する図22に示し
た入力信号の論理和を取るゲート(オア・ゲート)OG
の具体的回路の一例を示している。本図でIN(1)〜
IN(n)はオア・ゲートの入力、OUTはオア・ゲー
トの出力である。本例のようにオア・ゲートをnpnバ
イポーラトランジスタQN200及びpnpバイポーラト
ランジスタQP202で構成した相補形エミッタホロア回
路で構成すると、エミッタホロア回路に直流電流を流す
必要が無くなるため、オア・ゲートの消費電力を低減す
ることができる。
【0022】図10は本発明の第8の実施例を示す回路
図である。本図は図5、図6または後述する図21、図
22に示した負荷駆動回路DRの具体的回路の一例を示
している。本図でINは負荷駆動回路の入力、OUTは
負荷駆動回路の出力である。なお、本図の負荷駆動回路
は、負荷駆動回路の入力信号の肯定信号を出力する回路
の例を示している。本例のようにエミッタホロア回路を
npnバイポーラトランジスタQN305及びpnpバイ
ポーラトランジスタQP300で構成した相補形エミッタ
ホロア回路で構成すると、エミッタホロア回路に直流電
流を流す必要が無くなる分、消費電力を低減することが
できる。
【0023】図11は本発明の第9の実施例を示す回路
図である。本図は図5、図6または後述する図21、図
22に示した負荷駆動回路DRの具体的回路の一例を示
している。本図でINは負荷駆動回路の入力、OUTは
負荷駆動回路の出力である。なお、本図の負荷駆動回路
は、負荷駆動回路の入力信号の肯定信号を出力する回路
の例を示している。また、本回路では入力INよりも出
力OUTの方が高いレベルの信号となるため、本回路
は、出力OUTに高いレベルの信号が必要な場合に適し
ている。また、トランジスタQP311が正常に動作す
るように、電位VPは接地電位よりも高いレベルに設定
するのが望ましい。さらに、本例のようにエミッタホロ
ア回路をnpnバイポーラトランジスタQN305及びp
npバイポーラトランジスタQP300で構成した相補形
エミッタホロア回路で構成すると、エミッタホロア回路
に直流電流を流す必要が無くなる分、消費電力を低減す
ることができる。
【0024】図12は本発明の第10の実施例を示す回
路図である。本図は図5、図6または後述する図21、
図22に示した負荷駆動回路DRの具体的回路の一例を
示している。本図でINは負荷駆動回路の入力、OUT
は負荷駆動回路の出力である。なお、本図の負荷駆動回
路は、負荷駆動回路の入力信号の肯定信号を出力する回
路の例を示している。本例のようにエミッタホロア回路
をnpnバイポーラトランジスタ及びpnpバイポーラ
トランジスタで構成した相補形ダーリントン・エミッタ
ホロア回路で構成すると、エミッタホロア回路に直流電
流を流す必要が無くなる分、消費電力を低減することが
でき、さらに、負荷駆動能力を大きくすることができ
る。
【0025】図13は本発明の第11の実施例を示す回
路図である。本図は図5、図6または後述する図21、
図22に示した負荷駆動回路DRの具体的回路の一例を
示している。本図でINは負荷駆動回路の入力、OUT
は負荷駆動回路の出力である。なお、本図の負荷駆動回
路は、負荷駆動回路の入力信号の肯定信号を出力する回
路の例を示している。また、本回路では入力INよりも
出力OUTの方が高いレベルの信号となるため、本回路
は、出力OUTに高いレベルの信号が必要な場合に適し
ている。また、トランジスタQP311が正常に動作す
るように、電位VPは接地電位よりも高いレベルに設定
するのが望ましい。さらに、本例のようにエミッタホロ
ア回路をnpnバイポーラトランジスタ及びpnpバイ
ポーラトランジスタで構成した相補形ダーリントン・エ
ミッタホロア回路で構成すると、エミッタホロア回路に
直流電流を流す必要が無くなる分、消費電力を低減する
ことができ、さらに、負荷駆動能力を大きくすることが
できる。
【0026】図14は本発明の第12の実施例を示す回
路図である。本図は図11または図13に示した電位V
Pを発生する具体的回路の一例を示している。本図の回
路は具体的には接地電位よりも高いレベルの電位を発生
する昇圧回路であり、OSは発振器、OUTは昇圧回路
の出力である。本回路の出力電圧VOUTは、本回路の梯
子段数をn段、発振器の出力振幅をVOS、ダイオードの
オン電圧をVFとすると、VOUT=n・(VOS−2VF
/2と書き表すことができ、一般に接地電位より高いレ
ベルとなる。
【0027】図15は本発明の第13の実施例を示す回
路図である。本図は図11または図13に示した電位V
Pを発生する具体的回路の他の一例を示している。本図
の回路は具体的には接地電位よりも高いレベルの電位を
発生する昇圧回路であり、OSは発振器、OUTは昇圧
回路の出力である。
【0028】図16は本発明の第14の実施例を示す回
路図である。本図は図14または図15に示した発振器
OSの具体的回路の一例を示している。本図でOUTは
発振器の出力である。本回路の出力振幅は負荷抵抗R
L、RRの抵抗値で決定でき、発振周波数は結合容量C
L、CRで決定することができる。
【0029】図17は本発明の第15の実施例を示す回
路図である。本図は図5、図6または後述する図21、
図22に示した負荷駆動回路DRの具体的回路の一例を
示している。本図でINは負荷駆動回路の入力、OUT
は負荷駆動回路の出力である。なお、本図の負荷駆動回
路は、負荷駆動回路の入力信号の否定信号を出力する回
路の例を示している。本例のように負荷駆動回路をCM
OS回路で構成すると、負荷駆動回路に直流電流が流れ
ないので、負荷駆動回路の消費電力を低減することがで
きる。
【0030】図18は本発明の第16の実施例を示す回
路図である。本図は図5、図6または後述する図21、
図22に示した負荷駆動回路DRの具体的回路の一例を
示している。本図でINは負荷駆動回路の入力、OUT
は負荷駆動回路の出力である。なお、本図の負荷駆動回
路は、負荷駆動回路の入力信号の否定信号を出力する回
路の例を示している。本例のように負荷駆動回路をBi
CMOS回路で構成すると、負荷駆動回路に直流電流が
流れないので、負荷駆動回路の消費電力を低減すること
ができ、さらに、負荷駆動能力を大きくすることができ
る。
【0031】図19は本発明の第17の実施例を示す回
路図である。本図は図5、図6または後述する図21、
図22に示した負荷駆動回路DRの具体的回路の一例を
示している。本図でINは負荷駆動回路の入力、OUT
は負荷駆動回路の出力である。なお、本図の負荷駆動回
路は、負荷駆動回路の入力信号の否定信号を出力する回
路の例を示している。本例のように負荷駆動回路をBi
NMOS回路で構成し、さらに、NMOSトランジスタ
MNに電流源を付加すると、出力OUTをVSS−VBE1
(VBE1=トランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧)
まで、しかも十分高速に放電できる。すなわち、図18
の回路では、出力OUTを、VSS+VBE2(VBE2=トラ
ンジスタQ2のベース・エミッタ間電圧)までは高速に
放電できるが、VSS+VBEからVSSまでは、Q2の駆動
能力が低下するので高速に放電できない。しかも、VSS
以下の電位には駆動できないため、入力振幅に対し出力
振幅が小さくなってしまう。しかし、図19の回路で
は、NMOSトランジスタMNに電流源が付加されてい
るので、出力OUTを十分高速にVSS−VBE1にまで放
電でき、出力振幅は小さくならない。また、貫通電流の
大きさも電流源の電流で制限することができる。さら
に、本負荷駆動回路はデコード回路に付加されるので、
複数の負荷駆動回路のうち切り換わる回路は1個であ
る。従って、電流源を複数の負荷駆動回路に共通に1個
設けてもよく、この電流源による消費電力の増加を極め
て小さくできる。
【0032】図20は本発明の第18の実施例を示す回
路図である。本図は図5、図6または後述する図21、
図22に示した負荷駆動回路DRの具体的回路の一例を
示している。本図でINは負荷駆動回路の入力、OUT
は負荷駆動回路の出力である。なお、本図の負荷駆動回
路は、負荷駆動回路の入力信号の否定信号を出力する回
路の例を示している。本例のように負荷駆動回路をBi
CMOS回路で構成し、さらに、バイポーラトランジス
タQ2に電流源を付加すると、出力OUTをVSS−V
BE1(VBE1=トランジスタQ1のベース・エミッタ間電
圧)まで、しかも十分高速に放電できる。従って、出力
振幅は小さくならない。また、貫通電流の大きさも電流
源の電流で制限することができる。さらに、本負荷駆動
回路はデコード回路に付加されるので、複数の負荷駆動
回路のうち切り換わる回路は1個である。従って、電流
源を複数の負荷駆動回路に共通に1個設けてもよく、こ
の電流源による消費電力の増加を極めて小さくできる。
【0033】図21は本発明の第19の実施例を示す回
路図である。本図が図2と異なる点は、図2の第3のト
ランジスタQ3を取り除き、その代りに、第1、第2の
トランジスタの数を2倍に増加している点である。この
ようにしても、図2で述べた議論が同様に成立し、電源
電圧を低電圧化することができることは明らかである。
なお、本例で、Q3を取り除いた理由は、電流源の数を
減らし、低消費電力化するためである。ただし、このよ
うにすると電流源に接続されるトランジスタの数が増加
するので、その分低速になる。従って、消費電力よりも
高速性が重要な場合は、図2の方が望ましい。
【0034】図22は本発明の第20の実施例を示す回
路図である。本図が図4と異なる点は、図4の第3のト
ランジスタQ3を取り除き、その代りに、第1、第2の
トランジスタの数を2倍に増加している点である。この
ようにしても、図4で述べた議論が同様に成立し、電源
電圧を低電圧化することができることは明らかである。
なお、本例で、Q3を取り除いた理由は、電流源の数
を減らし、低消費電力化するためである。ただし、この
ようにすると電流源に接続されるトランジスタの数が増
加するので、その分低速になる。従って、消費電力より
も高速性が重要な場合は、図4の方が望ましい。
【0035】図23は本発明の第21の実施例によるB
iCMOSメモリのワード線駆動回路を構成した例であ
り、DECはデコード回路り、IB1〜IB2入力バ
ッファ、IN1〜IN2は入力、OUTは出力である。ま
た、WO1はワイアドオアであり、NORはノア・ゲー
トであるので、WO1とNORで入力信号の論理積をと
るアンド・ゲートと同じ働きをしている。また、WO2
もワイアドオアである。
【0036】本例で着目すべき点は、本例のデコード回
路がシリーズゲート回路を用いていない点である。この
ようにデコード回路を構成すると、デコード回路の電源
電圧を低電圧化できる。従って、本BiCMOSメモリ
の電源電圧を低電圧化することができる。
【0037】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明を用いる
と、シリーズゲート回路を用いることなくデコード回路
を構成できるので、デコード回路の電源電圧をVBE(通
常0.8V程度)だけ低電圧化できる。従って、バイポ
ーラメモリまたはBiCMOSメモリの電源電圧を低電
圧化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の基本概念を示す回路図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施例を示す回路図であ
る。
【図3】図3は本発明に先立って本発明者等によって検
討された回路図である。
【図4】図4は本発明の第2の実施例を示す回路図であ
る。
【図5】図5は本発明の第3の実施例を示す回路図であ
る。
【図6】図6は本発明の第4の実施例を示す回路図であ
る。
【図7】図7は本発明の第5の実施例を示す回路図であ
る。
【図8】図8は本発明の第6の実施例を示す回路図であ
る。
【図9】図9は本発明の第7の実施例を示す回路図であ
る。
【図10】図10は本発明の第8の実施例を示す回路図
である。
【図11】図11は本発明の第9の実施例を示す回路図
である。
【図12】図12は本発明の第10の実施例を示す回路
図である。
【図13】図13は本発明の第11の実施例を示す回路
図である。
【図14】図14は本発明の第12の実施例を示す回路
図である。
【図15】図15は本発明の第13の実施例を示す回路
図である。
【図16】図16は本発明の第14の実施例を示す回路
図である。
【図17】図17は本発明の第15の実施例を示す回路
図である。
【図18】図18は本発明の第16の実施例を示す回路
図である。
【図19】図19は本発明の第17の実施例を示す回路
図である。
【図20】図20は本発明の第18の実施例を示す回路
図である。
【図21】図21は本発明の第19の実施例を示す回路
図である。
【図22】図22は本発明の第20の実施例を示す回路
図である。
【図23】図23は本発明の第21の実施例を示す回路
図である。
【符号の説明】
IN1〜IN4…入力、OUT1〜OUT4…出力、IB1
〜IB4…入力バッファ、R1、R2…負荷素子、Q1〜Q
3…バイポーラトランジスタ、I1……電流源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金谷 一男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 出井 陽治 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 大畠 賢一 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイ スエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 楠 武志 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイ スエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−242391(JP,A) 特開 平2−185797(JP,A) 特開 昭62−125598(JP,A) 特開 平2−260197(JP,A) 特開 昭64−47130(JP,A) 実開 昭48−66440(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/41 - 11/419 H03K 19/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電圧源と電流源との間を結ぶn(n
    ≧2)個の電流経路上に、それぞれ負荷素子、出力信号
    を取り出す出力端子、第1のスイッチ、および接続ノー
    ドを含み、 上記第1の電圧源、上記負荷素子、上記出力端子、上記
    第1のスイッチ、および上記電流源は、各電流経路でこ
    の順に並び、 第2の電圧源と上記接続ノードとの間を結ぶ第n+1番
    目の電流経路上に、上記第1のスイッチのオンまたはオ
    フによらず上記n個の電流経路に電流が流れるのを阻止
    する第2のスイッチを含み、 上記第1の電圧源と上記電流源との間に、上記第1のス
    イッチ以外のスイッチを含まないように構成された回路
    ブロックをm(m≧2)個備え、 上記各回路ブロック毎にn個存在する第1のスイッチの
    うちいずれか一のみを選択的にオンし、全体でm個存在
    する第2のスイッチのうちいずれか一のみを選択的にオ
    フするように制御されることを特徴とするデコード回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデコード回路において、 上記第1の電圧源および上記第2の電圧源は同一の電圧
    源であることを特徴とするデコード回路。
  3. 【請求項3】 n(n≧2)個の負荷素子と、 n+1個のバイポーラトランジスタと、 1個の電流源とを有し、 第1〜nのバイポーラトランジスタのコレクタには、そ
    れぞれ第1〜nの負荷素子が接続され、該第1〜nのバ
    イポーラトランジスタのベースには、それぞれ第1〜n
    の信号が入力され、 第n+1のバイポーラトランジスタのベースには、上記
    第1〜nのバイポーラトランジスタのオンまたはオフに
    よらず上記第1〜nの負荷素子に上記電流源の電流が流
    れるのを阻止するための制御信号が入力され、 上記第1〜nのバイポーラトランジスタおよび上記第n
    +1のバイポーラトランジスタのエミッタに共通に上記
    電流源が接続された回路ブロックをm(m≧2)個備
    え、 上記第1〜nの信号に応じて、上記回路ブロック毎に上
    記第1〜nのバイポーラトランジスタのうちいずれか一
    のみを選択的にオンし、 上記制御信号に応じて、全体でm個存在する上記第n+
    1のバイポーラトランジスタのうちいずれか一のみを選
    択的にオフするように制御し、 上記回路ブロックの各々の上記第1〜nのバイポーラト
    ランジスタのコレクタから、それぞれ出力信号を取り出
    し可能であり、 上記第1〜nの負荷素子と上記電流源との間には、上記
    第1〜nのバイポーラトランジスタ以外のトランジスタ
    を含まないように構成されていることを特徴とするデコ
    ード回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデコード回路において、 上記第1〜nのバイポーラトランジスタおよび上記第n
    +1のバイポーラトランジスタはnpn型であり、上記
    第n+1のバイポーラトランジスタのベースに入力され
    る論理信号のハイレベルが、上記第1〜nのバイポーラ
    トランジスタのベースに入力される論理信号のハイレベ
    ルより高いことを特徴とするデコード回路。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のデコード回路において、 上記第1〜nのバイポーラトランジスタおよび上記第n
    +1のバイポーラトランジスタはpnp型であり、上記
    第n+1のバイポーラトランジスタのベースに入力され
    る論理信号のローレベルが、上記第1〜nのバイポーラ
    トランジスタのベースに入力される論理信号のローレベ
    ルより低いことを特徴とするデコード回路。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のデコード回路において、 上記第1〜nの信号および上記制御信号は、複数のpn
    pバイポーラトランジスタまたは複数のnpnバイポー
    ラトランジスタのエミッタが共通に接続されたワイアド
    アンドまたはワイアドオアで行われることを特徴とする
    デコード回路。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のデコー
    ド回路において、 上記出力信号を入力信号とし、該入力信号の肯定または
    否定信号を出力する、CMOS回路、BiCMOS回
    路、BiNMOS回路、または、npn及びpnpバイ
    ポーラトランジスタを用いた相補形エミッタホロア回路
    を有してなる負荷駆動回路を具備してなることを特徴と
    するデコード回路。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデコード回路において、 上記負荷駆動回路は、ゲートに入力信号が印加され、ソ
    ースが第1の電圧源に接続されるPチャネルMOSトラ
    ンジスタと、ドレインが上記PチャネルMOSトランジ
    スタのドレインに接続され、ゲートに入力信号が印加さ
    れ、ソースが第2の電圧源に接続される第1のNチャネ
    ルMOSトランジスタと、コレクタが上記第1の電圧源
    に接続され、ベースが上記PチャネルMOSトランジス
    タのドレインに接続され、エミッタから出力信号を出力
    する第1のnpnバイポーラトランジスタと、ドレイン
    が上記第1のnpnバイポーラトランジスタのエミッタ
    に接続され、ゲートに入力信号が印加される第2のNチ
    ャネルMOSトランジスタとを具備してなり、 上記負荷駆動回路内の第2のNチャネルMOSトランジ
    スタのソースが電流源に共通に接続されていることを特
    徴とするデコード回路。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のデコード回路において、 上記負荷駆動回路は、ゲートに入力信号が印加され、ソ
    ースが第1の電圧源に接続されるPチャネルMOSトラ
    ンジスタと、ドレインが上記PチャネルMOSトランジ
    スタのドレインに接続され、ゲートに入力信号が印加さ
    れ、ソースが第2の電圧源に接続される第1のNチャネ
    ルMOSトランジスタと、コレクタが上記第1の電圧源
    に接続され、ベースが上記PチャネルMOSトランジス
    タのドレインに接続され、エミッタから出力信号を出力
    する第1のnpnバイポーラトランジスタと、ドレイン
    が上記第1のnpnバイポーラトランジスタのエミッタ
    に接続され、ゲートに入力信号が印加される第2のNチ
    ャネルMOSトランジスタと、コレクタが上記第1のn
    pnバイポーラトランジスタのエミッタに接続され、ベ
    ースが上記第2のNチャネルMOSトランジスタのソー
    スに接続された第2のnpnバイポーラトランジスタと
    を具備してなり、 上記負荷駆動回路内の第2のnpnバイポーラトランジ
    スタのエミッタが電流源に共通に接続されていることを
    特徴とするデコード回路。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至6のいずれかに記載のデコ
    ード回路と、該デコード回路の出力信号を入力信号とし
    て受け、該入力信号の肯定または否定を出力する負荷駆
    動回路と、該負荷駆動回路の出力端子に接続されたワー
    ド線と、該ワード線に接続されたメモリセルと、該メモ
    リセルからデータを読み出すセンス回路とを具備してな
    ることを特徴とする半導体メモリ。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至9のいずれか1項に記載の
    デコード回路と、上記負荷駆動回路の出力端子に接続さ
    れたワード線と、該ワード線に接続されたメモリセル
    と、該メモリセルからデータを読み出すセンス回路とを
    具備してなることを特徴とする半導体メモリ。
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