JP3191815B2 - カード - Google Patents
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- JP3191815B2 JP3191815B2 JP29977489A JP29977489A JP3191815B2 JP 3191815 B2 JP3191815 B2 JP 3191815B2 JP 29977489 A JP29977489 A JP 29977489A JP 29977489 A JP29977489 A JP 29977489A JP 3191815 B2 JP3191815 B2 JP 3191815B2
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Description
【0001】
本発明はカードに関し、更に詳しくは改ざん防止性及
び偽造防止性に優れたカードに関する。
び偽造防止性に優れたカードに関する。
【0002】
従来、身分証明書、運転免許証、会員証等の多くのカ
ードが使用され、これらのカードには所有者の身分等を
明らかにする各種情報が記録されている。特にIDカード
等においては、住所、氏名等の文字情報と共に顔写真の
画像が最も重要である。 各種カード類に顔写真を付与する古典的な方法は、顔
写真をカード基材の所定の部分に接着剤を用いて貼着す
る方法であるが、この方法はその操作が非常に煩雑であ
ると共に、カード表面に凹凸が生じて平滑性が失われ、
更に顔写真の貼り替えによって改ざん及び偽造が容易で
あるという問題がある。
ードが使用され、これらのカードには所有者の身分等を
明らかにする各種情報が記録されている。特にIDカード
等においては、住所、氏名等の文字情報と共に顔写真の
画像が最も重要である。 各種カード類に顔写真を付与する古典的な方法は、顔
写真をカード基材の所定の部分に接着剤を用いて貼着す
る方法であるが、この方法はその操作が非常に煩雑であ
ると共に、カード表面に凹凸が生じて平滑性が失われ、
更に顔写真の貼り替えによって改ざん及び偽造が容易で
あるという問題がある。
【0003】 上記の顔写真の貼着方法の欠点を解決する方法とし
て、昇華転写方法による画像形成方法が開発されてい
る。 この昇華転写方法は、基材フイルムの表面に熱によっ
て昇華転写する染料を含む層を設けた昇華型熱転写シー
トとカード基材とを重ねて、昇華転写シートの背面から
サーマルヘッドにより加熱してカード基材上で顔写真を
再現し、各種文字等も同時に印字出来、又、これらの文
字は熱溶融インキ型の熱転写方法でも形成出来、いずれ
も簡便な熱転写プリンターで実施出来るという利点があ
る。しかしながら、上記熱転写方法による各種情報は耐
摩擦性等において不十分であることから、一般的には顔
写真等の表面に透明で耐摩擦性等に優れた表面保護層が
設けられている。
て、昇華転写方法による画像形成方法が開発されてい
る。 この昇華転写方法は、基材フイルムの表面に熱によっ
て昇華転写する染料を含む層を設けた昇華型熱転写シー
トとカード基材とを重ねて、昇華転写シートの背面から
サーマルヘッドにより加熱してカード基材上で顔写真を
再現し、各種文字等も同時に印字出来、又、これらの文
字は熱溶融インキ型の熱転写方法でも形成出来、いずれ
も簡便な熱転写プリンターで実施出来るという利点があ
る。しかしながら、上記熱転写方法による各種情報は耐
摩擦性等において不十分であることから、一般的には顔
写真等の表面に透明で耐摩擦性等に優れた表面保護層が
設けられている。
【0004】 以上の方法によるカードは、特にその顔写真がカード
基材中に染料が染着することによって形成されることか
ら、優れた平面性、改ざん防止性及び偽造防止性を有し
ているが、溶剤、酸、塩基等によって保護層を除去し、
顔写真や他の情報が改ざん又は偽造される恐れが完全に
は否定出来ない。 従って本発明の目的は、改ざん防止性及び偽造防止性
に更に優れたカードを提供することである。
基材中に染料が染着することによって形成されることか
ら、優れた平面性、改ざん防止性及び偽造防止性を有し
ているが、溶剤、酸、塩基等によって保護層を除去し、
顔写真や他の情報が改ざん又は偽造される恐れが完全に
は否定出来ない。 従って本発明の目的は、改ざん防止性及び偽造防止性
に更に優れたカードを提供することである。
【0005】
上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、
本発明は、カード基材の表面に画像及び文字等の情報を
形成し、これらの情報の少なくとも一部の表面に透明保
護層を設けたカードにおいて、該保護層の表面又は内部
に上記情報を実質的に隠蔽しない蛍光染料からなる常態
で目視可能な絵柄(以下単に「蛍光絵柄」という)が印
刷形成され、該絵柄が、保護層転写シートから上記絵柄
を有する保護層の転写によって形成されていることを特
徴とするカードである。
本発明は、カード基材の表面に画像及び文字等の情報を
形成し、これらの情報の少なくとも一部の表面に透明保
護層を設けたカードにおいて、該保護層の表面又は内部
に上記情報を実質的に隠蔽しない蛍光染料からなる常態
で目視可能な絵柄(以下単に「蛍光絵柄」という)が印
刷形成され、該絵柄が、保護層転写シートから上記絵柄
を有する保護層の転写によって形成されていることを特
徴とするカードである。
【0006】
カードの各種情報を被覆している保護層の表面又は内
部に、上記情報を実質的に隠蔽しない蛍光絵柄を印刷形
成しておくことによって、顔写真等を改ざん又は偽造し
ようとする場合、これらの蛍光絵柄の復元が困難である
為、カードを改ざん又は偽造しても容易に発見され、従
ってカードの改ざん及び偽造は困難である。
部に、上記情報を実質的に隠蔽しない蛍光絵柄を印刷形
成しておくことによって、顔写真等を改ざん又は偽造し
ようとする場合、これらの蛍光絵柄の復元が困難である
為、カードを改ざん又は偽造しても容易に発見され、従
ってカードの改ざん及び偽造は困難である。
【0007】
次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。 本発明のカードは、第1図にその断面を図解的に説明
する様に、カード基材1の表面に顔写真2及び文字3等
の情報を形成し、これらの情報の少なくとも一部の表面
に透明保護層4が設けられたカードにおいて、該保護層
4の表面又は内部に上記情報を実質的に隠蔽しない蛍光
絵柄5(第2図乃至第4図参照)が印刷形成されている
ことを特徴とする。
明する。 本発明のカードは、第1図にその断面を図解的に説明
する様に、カード基材1の表面に顔写真2及び文字3等
の情報を形成し、これらの情報の少なくとも一部の表面
に透明保護層4が設けられたカードにおいて、該保護層
4の表面又は内部に上記情報を実質的に隠蔽しない蛍光
絵柄5(第2図乃至第4図参照)が印刷形成されている
ことを特徴とする。
【0008】 第2図は本発明の1例のカードの断面を図解的に説明
する図であり、この例では、保護層4の表面に蛍光絵柄
5が印刷形成されている。又、第3図示の例では、蛍光
絵柄5が保護層4と接着剤層6との間に印刷形成され、
更に第4図示の例では、蛍光絵柄5が2層の保護層4,
4′の間に印刷形成されている。 以上の本発明のカードに使用されるカード基材1は、
その表面に昇華性染料が染着される染料受容層が形成さ
れている限り、従来公知のポリエステル製、ポリ塩化ビ
ニル製、他の樹脂製、金属製等、特に限定されない。
する図であり、この例では、保護層4の表面に蛍光絵柄
5が印刷形成されている。又、第3図示の例では、蛍光
絵柄5が保護層4と接着剤層6との間に印刷形成され、
更に第4図示の例では、蛍光絵柄5が2層の保護層4,
4′の間に印刷形成されている。 以上の本発明のカードに使用されるカード基材1は、
その表面に昇華性染料が染着される染料受容層が形成さ
れている限り、従来公知のポリエステル製、ポリ塩化ビ
ニル製、他の樹脂製、金属製等、特に限定されない。
【0009】 第1図示の例は、本発明において好ましいカード基材
1の例を示すものであって、白色顔料を含むポリ塩化ビ
ニル製のセンターコア7の両面に透明なポリ塩化ビニル
層8,8′が積層された構成を有している。少なくとも画
像形成面である透明塩化ビニル層8には適当な量の可塑
剤が含有されて染料の染着性が良好にされている。
1の例を示すものであって、白色顔料を含むポリ塩化ビ
ニル製のセンターコア7の両面に透明なポリ塩化ビニル
層8,8′が積層された構成を有している。少なくとも画
像形成面である透明塩化ビニル層8には適当な量の可塑
剤が含有されて染料の染着性が良好にされている。
【0010】 これら可塑剤の量の好ましい範囲は、染料受容面8を
形成するポリ塩化ビニル100重量部当り0.1乃至10重量部
であり、特に好ましい範囲は3乃至5重量部である。可
塑剤の使用量が少なすぎると昇華性染料に対する染着性
が不十分であり、一方、多すぎると染料受容面の剛性が
不足し柔らかくなり、又、保存中に印字画像に滲みが生
じ、鮮明な画像が得られないので好ましくない。 上記の染料受容面8には、更に着色顔料、白色顔料、
体質顔料、充填剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、熱安定
剤、酸化防止剤、蛍光増白剤等も任意に使用することが
出来る。
形成するポリ塩化ビニル100重量部当り0.1乃至10重量部
であり、特に好ましい範囲は3乃至5重量部である。可
塑剤の使用量が少なすぎると昇華性染料に対する染着性
が不十分であり、一方、多すぎると染料受容面の剛性が
不足し柔らかくなり、又、保存中に印字画像に滲みが生
じ、鮮明な画像が得られないので好ましくない。 上記の染料受容面8には、更に着色顔料、白色顔料、
体質顔料、充填剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、熱安定
剤、酸化防止剤、蛍光増白剤等も任意に使用することが
出来る。
【0011】 この様なカード基材1には、予めその面に必要な磁気
記録層9や不図示のエンボス模様、他の印刷模様、光メ
モリー、ICメモリー、バーコード等を予め形成しておい
てもよいし、又、昇華転写方式等により顔写真等の情報
を形成後にこれらの磁気記録層等を設けてもよい。
記録層9や不図示のエンボス模様、他の印刷模様、光メ
モリー、ICメモリー、バーコード等を予め形成しておい
てもよいし、又、昇華転写方式等により顔写真等の情報
を形成後にこれらの磁気記録層等を設けてもよい。
【0012】 上記カード基材1上に設けられる顔写真2は、公知の
昇華型の熱転写シートを用いて常法に従って形成するこ
とが出来る。又、同時に昇華型の熱転写シートで文字等
の情報3も形成出来るが、これらの文字情報3は、高濃
度の黒色印字が可能な熱溶融インキ型の熱転写シートを
用いて形成することが好ましい。勿論、これらの顔写真
2及び文字情報3は別々の熱転写シートによって形成し
てもよいが、昇華性染料層と溶融性インキ層との両方を
有している複合熱転写シートで同時に形成することが工
程的に有利である。
昇華型の熱転写シートを用いて常法に従って形成するこ
とが出来る。又、同時に昇華型の熱転写シートで文字等
の情報3も形成出来るが、これらの文字情報3は、高濃
度の黒色印字が可能な熱溶融インキ型の熱転写シートを
用いて形成することが好ましい。勿論、これらの顔写真
2及び文字情報3は別々の熱転写シートによって形成し
てもよいが、昇華性染料層と溶融性インキ層との両方を
有している複合熱転写シートで同時に形成することが工
程的に有利である。
【0013】 上記顔写真等の記録情報の耐久性を向上させる為の保
護層4の積層は、保護層熱転写シートを使用することに
よって行う。これらの保護層4は記録情報の全面に設け
てもよいし、一部であってもよい。又、これらの保護層
4は夫々の情報の記録とは別工程で設けてもよいが、本
発明の好ましい実施態様では、基材フイルム上に、少な
くとも1色の昇華性染料層、少なくとも1色の熱溶融性
インキ層及び保護層を面順次に設けてなる複合熱転写シ
ートを使用することによって、顔写真や風景等の階調性
画像、文字、記号等の単調性画像及び透明保護層を同一
の熱転写シートで同時に形成することが出来る。
護層4の積層は、保護層熱転写シートを使用することに
よって行う。これらの保護層4は記録情報の全面に設け
てもよいし、一部であってもよい。又、これらの保護層
4は夫々の情報の記録とは別工程で設けてもよいが、本
発明の好ましい実施態様では、基材フイルム上に、少な
くとも1色の昇華性染料層、少なくとも1色の熱溶融性
インキ層及び保護層を面順次に設けてなる複合熱転写シ
ートを使用することによって、顔写真や風景等の階調性
画像、文字、記号等の単調性画像及び透明保護層を同一
の熱転写シートで同時に形成することが出来る。
【0014】 本発明では上記の様なカードにおいて、その改ざん防
止性及び偽造防止性を一層向上させる為に、保護層の表
面又は内部に上記情報を実質的に隠蔽しない蛍光絵柄が
印刷形成されていることを特徴としている。 上記絵柄は前記の様に少なくとも保護層に隣接して設
けるのが好ましい。これらの絵柄は、それによって被覆
される記録情報を隠蔽しない限りいずれの蛍光絵柄であ
ってもよく、例えば、会社名、シンボルマーク、風景、
抽象画、地紋が挙げられる。
止性及び偽造防止性を一層向上させる為に、保護層の表
面又は内部に上記情報を実質的に隠蔽しない蛍光絵柄が
印刷形成されていることを特徴としている。 上記絵柄は前記の様に少なくとも保護層に隣接して設
けるのが好ましい。これらの絵柄は、それによって被覆
される記録情報を隠蔽しない限りいずれの蛍光絵柄であ
ってもよく、例えば、会社名、シンボルマーク、風景、
抽象画、地紋が挙げられる。
【0015】 記録情報を隠蔽することなく、肉眼観察可能な蛍光絵
柄を印刷形成する場合には、透明性の高い蛍光染料で比
較的低濃度の絵柄に印刷形成すればよい。上記保護層の
形成方法は、熱転写方法による形成方法である。即ち、
1例として、第5図乃至第7図示の如き保護層熱転写シ
ートを用いることによって、保護層の形成と同時に蛍光
絵柄を付与することが出来るので工程的に非常に有利で
ある。
柄を印刷形成する場合には、透明性の高い蛍光染料で比
較的低濃度の絵柄に印刷形成すればよい。上記保護層の
形成方法は、熱転写方法による形成方法である。即ち、
1例として、第5図乃至第7図示の如き保護層熱転写シ
ートを用いることによって、保護層の形成と同時に蛍光
絵柄を付与することが出来るので工程的に非常に有利で
ある。
【0016】 第5図示の保護層熱転写シートは基材フイルム10の表
面に必要に応じて剥離層11を形成し、その上に順次前記
蛍光絵柄5、保護層4及び接着剤層6を形成したもので
あって、熱転写方法によって前記カードの記録情報の表
面に転写することによって前記第2図示のカードが提供
される。
面に必要に応じて剥離層11を形成し、その上に順次前記
蛍光絵柄5、保護層4及び接着剤層6を形成したもので
あって、熱転写方法によって前記カードの記録情報の表
面に転写することによって前記第2図示のカードが提供
される。
【0017】 第6図示の保護層熱転写シートは基材フイルム10の表
面に必要に応じて剥離層11を形成し、その上に順次保護
層4、蛍光絵柄層5及び接着剤層6を形成したものであ
って、熱転写方法によって前記カードの記録情報の表面
に転写することによって前記第3図示のカードが提供さ
れる。
面に必要に応じて剥離層11を形成し、その上に順次保護
層4、蛍光絵柄層5及び接着剤層6を形成したものであ
って、熱転写方法によって前記カードの記録情報の表面
に転写することによって前記第3図示のカードが提供さ
れる。
【0018】 第7図示の保護層熱転写シートは基材フイルム10の表
面に必要に応じて剥離層11を形成し、その上に順次保護
層4、蛍光絵柄層5、保護層4′及び接着剤層6を形成
したものであって、熱転写方法によって前記カードの記
録情報の表面に転写することによって前記第4図示のカ
ードが提供される。
面に必要に応じて剥離層11を形成し、その上に順次保護
層4、蛍光絵柄層5、保護層4′及び接着剤層6を形成
したものであって、熱転写方法によって前記カードの記
録情報の表面に転写することによって前記第4図示のカ
ードが提供される。
【0019】
以上の如き本発明によれば、カードの各種情報を被覆
している保護層の表面又は内部に、上記情報を実質的に
隠蔽しない蛍光絵柄を印刷形成しておくことによって、
顔写真等を改ざん又は偽造しようとする場合、これらの
蛍光絵柄の復元が困難である為、カードを改ざん又は偽
造しても容易に発見され、従ってカードの改ざん及び偽
造は困難である。
している保護層の表面又は内部に、上記情報を実質的に
隠蔽しない蛍光絵柄を印刷形成しておくことによって、
顔写真等を改ざん又は偽造しようとする場合、これらの
蛍光絵柄の復元が困難である為、カードを改ざん又は偽
造しても容易に発見され、従ってカードの改ざん及び偽
造は困難である。
【0020】
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
尚、文中、部又は%とあるのは特に断りのない限り重量
基準である。
尚、文中、部又は%とあるのは特に断りのない限り重量
基準である。
【0021】 <実施例1> 安定剤等の添加剤を約10%含有するポリ塩化ビニル
(重合度800)コンパウンド100部及び白色顔料(酸化チ
タン)15部の組成から白色のカード基材コア(厚み0.2m
m、サイズ30×30cm)を作成した。 次に可塑剤3部及び滑剤1部を含む上記ポリ塩化ビニ
ルコンパウンド100部からなる透明シート(厚み0.15m
m)を作成し、上記白色コアの両面に熱圧着させて本発
明で使用するカード基材を作成した。 下記組成の3色の昇華性染料を夫々含む3色のインキ
を調製した。
(重合度800)コンパウンド100部及び白色顔料(酸化チ
タン)15部の組成から白色のカード基材コア(厚み0.2m
m、サイズ30×30cm)を作成した。 次に可塑剤3部及び滑剤1部を含む上記ポリ塩化ビニ
ルコンパウンド100部からなる透明シート(厚み0.15m
m)を作成し、上記白色コアの両面に熱圧着させて本発
明で使用するカード基材を作成した。 下記組成の3色の昇華性染料を夫々含む3色のインキ
を調製した。
【0022】 (イエローインキ) 分散染料(Macrolex Yellow 6G、バイエル社製、C.I.
Disperse Yellow 201) 5.5部 ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBX−1、積水
化学製) 4.5部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 89.0部 (マゼンタインキ) 染料としてマゼンタ分散染料(C.I.Disperse Red 6
0)を使用した他はイエローインキと同様。 (シアンインキ) 染料としてシアン分散染料(C.I.Solvent Blue 63)
を使用した他はイエローインキと同様。
Disperse Yellow 201) 5.5部 ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBX−1、積水
化学製) 4.5部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 89.0部 (マゼンタインキ) 染料としてマゼンタ分散染料(C.I.Disperse Red 6
0)を使用した他はイエローインキと同様。 (シアンインキ) 染料としてシアン分散染料(C.I.Solvent Blue 63)
を使用した他はイエローインキと同様。
【0023】 上記インキ組成物をグラビアコート方法により、背面
に耐熱スリップ層(厚み1μm)を形成し、且つ表面に
ポリウレタン系樹脂からなる接着改良層(厚み0.5μ
m)を形成してある厚さ4.5μmのポリエステルフイル
ムの表面に、塗布量が3g/m2になる様に、夫々イエロ
ー、マゼンタ及びシアンの順に面順次に幅15cmに繰返し
塗布及び乾燥して3色の昇華性染料層を含む熱転写シー
トを形成した。 前記のカード基材の面に上記昇華熱転写シートを重
ね、顔写真を色分解して得た電気信号に連結したサーマ
ルヘッドで熱エネルギーを付与し、シアン、マゼンタ及
びイエローの順に昇華転写を行い、フルカラーの顔写真
を形成した。
に耐熱スリップ層(厚み1μm)を形成し、且つ表面に
ポリウレタン系樹脂からなる接着改良層(厚み0.5μ
m)を形成してある厚さ4.5μmのポリエステルフイル
ムの表面に、塗布量が3g/m2になる様に、夫々イエロ
ー、マゼンタ及びシアンの順に面順次に幅15cmに繰返し
塗布及び乾燥して3色の昇華性染料層を含む熱転写シー
トを形成した。 前記のカード基材の面に上記昇華熱転写シートを重
ね、顔写真を色分解して得た電気信号に連結したサーマ
ルヘッドで熱エネルギーを付与し、シアン、マゼンタ及
びイエローの順に昇華転写を行い、フルカラーの顔写真
を形成した。
【0024】 次に上記と同様のポリエステルフイルムの表面に下記
の組成の剥離層用インキを固形分基準で1g/m2の割合で
グラビアコート方法により塗布及び乾燥して剥離層を形
成した。 (剥離層用インキ) アクリル系樹脂 20部 メチルエチルケトン 100部 トルエン 100部
の組成の剥離層用インキを固形分基準で1g/m2の割合で
グラビアコート方法により塗布及び乾燥して剥離層を形
成した。 (剥離層用インキ) アクリル系樹脂 20部 メチルエチルケトン 100部 トルエン 100部
【0025】 次に、上記剥離層の表面に塗布層が約3g/m2になる様
にグラビアコート法により下記インキを塗布及び乾燥し
て熱溶融性インキ層を形成し、熱溶融型の熱転写シート
を作成した。 (熱溶融性インキ) アクリル/塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体系樹脂 20部 カーボンブラック 10部 トルエン 35部 メチルエチルケトン 35部 前記の顔写真を形成したカードの画像余白部分に上記
の熱転写シートを重ね、数字、漢字等文字及びバーコー
ド等の記号画像を形成した。
にグラビアコート法により下記インキを塗布及び乾燥し
て熱溶融性インキ層を形成し、熱溶融型の熱転写シート
を作成した。 (熱溶融性インキ) アクリル/塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体系樹脂 20部 カーボンブラック 10部 トルエン 35部 メチルエチルケトン 35部 前記の顔写真を形成したカードの画像余白部分に上記
の熱転写シートを重ね、数字、漢字等文字及びバーコー
ド等の記号画像を形成した。
【0026】 背面に耐熱スリップ層を形成し、且つ表面にポリエス
テル系樹脂からなる接着改良層(厚み0.1μm)を形成
してある厚さ4.5μmのポリエステルフイルムの表面
に、下記組成の保護層用インキを用いて固形分基準で4g
/m2の割合でグラビアコート方法により塗布及び乾燥し
て保護層を形成した。 (保護層用インキ) アクリル系樹脂(三菱レイヨン(株)製、BR−83) 20部 ポリエチレンワックス 1部 メチルエチルケトン 50部 トルエン 50部
テル系樹脂からなる接着改良層(厚み0.1μm)を形成
してある厚さ4.5μmのポリエステルフイルムの表面
に、下記組成の保護層用インキを用いて固形分基準で4g
/m2の割合でグラビアコート方法により塗布及び乾燥し
て保護層を形成した。 (保護層用インキ) アクリル系樹脂(三菱レイヨン(株)製、BR−83) 20部 ポリエチレンワックス 1部 メチルエチルケトン 50部 トルエン 50部
【0027】 次に上記保護層の表面に、蛍光染料を含むグラビアイ
ンキにより、透明なシンボルマークを印刷して蛍光絵柄
層を印刷形成し、更にその上に下記組成の接着剤層用イ
ンキを固形分基準で1g/m2の割合で塗工及び乾燥して接
着剤層を形成し、保護層熱転写シートを形成した。 (接着剤層用インキ) アクリル/塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体(昭和イ
ンク(株)製、HS−32G) 20部 メチルエチルケトン 100部 トルエン 100部
ンキにより、透明なシンボルマークを印刷して蛍光絵柄
層を印刷形成し、更にその上に下記組成の接着剤層用イ
ンキを固形分基準で1g/m2の割合で塗工及び乾燥して接
着剤層を形成し、保護層熱転写シートを形成した。 (接着剤層用インキ) アクリル/塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体(昭和イ
ンク(株)製、HS−32G) 20部 メチルエチルケトン 100部 トルエン 100部
【0028】 次に上記保護層熱転写シートを用いて上記で得られた
顔写真の表面に熱転写方式で保護層を転写して、本発明
のカードを得た。このカードの保護層を剥離して顔写真
に修正を加え、ラッカーにより保護層を形成しても、そ
の改ざんの事実は明瞭であった。
顔写真の表面に熱転写方式で保護層を転写して、本発明
のカードを得た。このカードの保護層を剥離して顔写真
に修正を加え、ラッカーにより保護層を形成しても、そ
の改ざんの事実は明瞭であった。
【図1】 本発明のカードの断面を図解的に説明する図である。
【図2】 本発明のカードの断面を図解的に説明する図である。
【図3】 本発明のカードの断面を図解的に説明する図である。
【図4】 本発明のカードの断面を図解的に説明する図である。
【図5】 本発明で使用する保護層熱転写フイルムの断面を図解的
に説明する図である。
に説明する図である。
【図6】 本発明で使用する保護層熱転写フイルムの断面を図解的
に説明する図である。
に説明する図である。
【図7】 本発明で使用する保護層熱転写フイルムの断面を図解的
に説明する図である。
に説明する図である。
1:カード基材 2:顔写真 3:文字 4:保護層 5:蛍光絵柄 6:接着剤層 7:センターコア 8:透明層 9:磁気記録層 10:基材フイルム 11:剥離層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B42D 15/10 511 B42D 15/10 521 521 B41M 5/26 101B 合議体 審判長 木原 裕 審判官 藤井 靖子 審判官 渡部 葉子 (56)参考文献 特開 昭61−292181(JP,A) 特開 昭62−212682(JP,A) 特開 平2−225091(JP,A) 実開 平1−59671(JP,U) 実開 昭61−152477(JP,U) 実開 昭63−66277(JP,U) 実開 昭63−87063(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42D 15/10 501 B42D 15/10 511 B42D 15/10 521
Claims (4)
- 【請求項1】カード基材の表面に画像及び文字等の情報
を形成し、これらの情報の少なくとも一部の表面に透明
保護層を設けたカードにおいて、該保護層の表面又は内
部に上記情報を実質的に隠蔽しない蛍光染料からなる常
態で目視可能な絵柄が印刷形成され、該絵柄が、保護層
転写シートから上記絵柄を有する保護層の転写によって
形成されていることを特徴とするカード。 - 【請求項2】少なくとも画像が昇華転写方法によって形
成されている請求項1に記載のカード。 - 【請求項3】保護層が2層からなり、絵柄がこれらの保
護層間に印刷形成されている請求項1に記載のカード。 - 【請求項4】カード基材と保護層との間に接着剤層が設
けられ、絵柄が接着剤層と保護層との間に印刷形成され
ている請求項1に記載のカード。
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-
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