JP3191608B2 - 抗菌防臭スプレー用組成物 - Google Patents

抗菌防臭スプレー用組成物

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JP3191608B2 JP07590095A JP7590095A JP3191608B2 JP 3191608 B2 JP3191608 B2 JP 3191608B2 JP 07590095 A JP07590095 A JP 07590095A JP 7590095 A JP7590095 A JP 7590095A JP 3191608 B2 JP3191608 B2 JP 3191608B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗菌防臭スプレー用組
成物に関し、より詳しくは、抗菌性の加水分解性シラン
化合物を含有する抗菌防臭スプレー用組成物に関する。
本発明の抗菌防臭スプレー用組成物は、例えば、台所、
生ゴミ、靴下、靴とその中敷き、ペット小屋、トイレ等
の悪臭発生の防止に、浴室、押入れ、その他の住宅内外
のカビの繁殖抑制に、まな板、布巾、おしぼり、タオル
等の細菌の繁殖防止などの目的に使用できる。
【0002】
【従来の技術】抗菌成分を含む液と噴射剤とを容器に加
圧充填した抗菌防臭スプレーは、近年家庭での消費量が
増大している。従来の抗菌防臭スプレー用組成物とし
て、特開昭63−250325号公報には抗菌性ゼオライト (ゼ
オライトに銀などの抗菌性金属イオンをイオン交換によ
り担持させたもの)とアルコールと噴射剤を含む組成物
が記載されている。特開昭59−91961 号公報には、4級
アンモニウム塩部分を構造中に含む抗菌性シラン化合物
とアルコールと噴射剤とからなる組成物が記載され、こ
れにさらに水を含む組成物が特開平3−43483 号公報に
記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の抗菌防
臭スプレー用組成物のうち、特開昭63−250325号公報に
記載のように抗菌性ゼオライトを抗菌剤として利用する
ものは、抗菌成分である銀などの金属イオンが水の作用
で周囲環境に溶出する危険があり、安全面で問題があ
る。一方、構造中に4級アンモニウム塩部分を含む抗菌
性シラン化合物を抗菌剤とする組成物は、この化合物が
撥水剤の作用を有するため、繊維製品を処理した場合に
製品の吸水性および風合いが悪くなり、また変色の原因
となる。
【0004】本発明の目的は、上記の欠点のない抗菌防
臭スプレー用組成物を提供することである。具体的に
は、安全性が高く、繊維製品を処理した場合に風合いの
低下や変色を起こしにくく、かつ耐久性に優れていて洗
濯を繰り返しても効果が持続する、抗菌防臭スプレー用
組成物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、抗菌成
分としてグアニジル基を含有する加水分解性シラン化合
物を使用することにより、上記目的を達成することがで
きる。
【0006】ここに、本発明は、グアニジル基を含有す
る加水分解性シラン化合物、アルコール、および噴射剤
を含む抗菌防臭スプレー用組成物である。この抗菌防臭
スプレー用組成物は、上記成分に加えて、さらに水およ
び/または酸を含有していてもよい。
【0007】本発明の抗菌防臭スプレー用組成物におい
て抗菌成分として用いるグアニジル基を含有する加水分
解性シラン化合物は、特開平6−239877号公報に記載さ
れている。この化合物は、下記一般式(1) で表される。
【0008】 X1X2X3Si-Y-NHC(=NH)NH-Z1 (1) 式中、X1〜X3の少なくとも一つはアルコキシ基およびハ
ロゲンから選ばれた加水分解性の基であり、残りはHま
たは炭化水素基であり、YはC1〜C3アルキレン基、Z1
-CNまたは -C(=NH)NH-Z2 であり、ここでZ2はH、C1
C20 アルキル基、または置換もしくは非置換フェニル基
である。一般式(1) の加水分解性シラン化合物におい
て、 -NHC(=NH)NH-Z1 基は、Z1が -CN基である場合には
シアノグアニジル基 [-NHC(=NH)NH-CN] であり、Z1が -
C(=NH)NH-Z2 基である場合にはビグアニジル基 [-NHC(=
NH)NH-C(=NH)NH-Z2]である。
【0009】一般式(1) において、X1〜X3のアルコキシ
基の例には、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等が
挙げられ、特にメトキシ基とエトキシ基が好ましい。一
方、X1〜X3のハロゲンとしては、塩素、臭素などが、炭
化水素基としては、メチル、エチルなどのC1〜C5アルキ
ル基、シクロヘキシルなどの脂環式基、およびフェニル
などの芳香族基が好ましい。好ましくはX1〜X3の2つ以
上、特に好ましくは全部がアルコキシ基である。
【0010】一般式(1) におけるYはメチレン、エチレ
ン、プロピレンまたはイソプロピレンである。Z1が-C(=
NH)NH-Z2で示される基 (即ち、ビグアニジル基)である
場合、ビグアニジル中のZ2基は水素、C1〜C20 アルキル
基 (例、メチル、エチル、プロピル、ヘキシル、デシ
ル、エイコシル等) 、またはフェニル基であり、このフ
ェニル基は、フッ素や塩素、臭素等のハロゲン、トリフ
ルオロメチル基等の1もしくは2以上の置換基で置換さ
れていてもよい。
【0011】本発明の抗菌防臭スプレー用組成物に用い
る加水分解性シラン化合物としては、一般式(1) におい
て、Yがプロピレン基であり、Z1が -C(=NH)NH-Z2 基で
あって、Z2がハロゲン (例、クロロ) で置換されたフェ
ニル基である化合物が、合成の容易さ (原料の入手の容
易さ) と抗菌防黴活性の両面から特に好ましい。
【0012】一般式(1) で示されるグアニジル基を含有
する加水分解性シラン化合物は遊離塩基と酸付加塩のい
ずれの形態でも使用できる。酸付加塩としては、塩酸
塩、硝酸塩などの無機酸塩、ならびに酢酸塩、酒石酸
塩、クエン酸塩、乳酸塩、グルコン酸塩などの有機酸塩
のいずれでもよい。
【0013】一般式(1) で示されるシラン化合物の具体
例を次に示すが、これらに限定されるものではない。 (C2H5O)3Si(CH2)3NHC(=NH)NH-CN (CH3O)3Si(CH2)3NHC(=NH)NH-CN (C2H5O)3Si(CH2)3NHC(=NH)NH-C(=NH)NH-Z2 (CH3O)3Si(CH2)3NHC(=NH)NH-C(=NH)NH-Z2 ここで、Z2=フェニル、p-クロロフェニル、p-フロオロ
フェニル、p-トリフルオロメチルフェニル、または2,4-
ジクロロフェニル。
【0014】本発明の抗菌防臭スプレー用組成物は、上
記のグアニジル基を含有する加水分解性シラン化合物に
加えて、溶媒となるアルコールおよび噴射剤を含有す
る。溶媒は、アルコールに加えて水をさらに含有してい
てもよく、それによりアルコールによる殺菌力の向上、
刺激性の低減、シラン化合物の結合性の向上という利点
が得られる。
【0015】溶媒のアルコールとしては、メタノール、
エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、ブ
タノール、ヘキサノール等が使用可能であるが、毒性と
揮発性を考慮すると、エタノール、n−プロパノール、
およびイソプロパノールが好ましい。噴射剤としては、
溶媒のアルコールに可溶性の有機ガスおよび炭酸ガスを
使用することができる。アルコールに可溶性の有機ガス
としては、LPG(液化石油ガス)が好ましい。
【0016】本発明の抗菌防臭スプレー用組成物の各成
分の配合割合は、抗菌防臭に有効な量の上記加水分解性
シラン化合物を含有し、かつ霧状に噴霧可能であれば、
特に制限されず、噴射剤の種類によっても変動する。
【0017】噴射剤がLPGである場合の好ましい組成
は、上記の加水分解性シラン化合物0.005〜10重量%、
アルコール60〜99.995重量%、および水0〜30重量%か
らなる原液100 重量部に対して、噴射剤のLPGが25〜
100 重量部の割合である。原液の組成はより好ましく
は、シラン化合物 0.005〜10重量%、アルコール80〜9
9.995重量%、および水0〜19.995重量%である。LP
Gは水と相溶性がないため、水の量が多すぎると液が分
離し、噴霧性が悪くなる。従って、噴射剤がLPGの場
合、水は添加しないか、添加する場合でも少量にとどめ
ておくことが有利である。
【0018】噴射剤が炭酸ガスである場合の好ましい組
成は、上記加水分解性シラン化合物0.005〜10重量%、
アルコール50〜99.995重量%、および水0〜40重量%か
らなる原液100 重量部に対して、噴射剤の炭酸ガスが2
〜10重量部、好ましくは3〜5重量部の割合である。原
液の組成はより好ましくは シラン化合物 0.005〜10重
量%、アルコール60〜99.995重量%、および水0〜30重
量%である。炭酸ガスはアルコールにはあまり溶解しな
いため、噴射剤が炭酸ガスである場合には、水を比較的
多量に添加しても液の分離を生じにくい。炭酸ガスの割
合が原液100 重量部に対して10重量部を超えると、液滴
が大きくなり、霧状に噴霧することが困難となる。
【0019】原液に酸を添加しておくと、本発明の抗菌
防臭スプレー用組成物のゲル化が起こりにくくなり、液
の長期保存安定性が向上する。従って、例えば、シラン
化合物の濃度が高い場合や、水を比較的多めに添加した
場合のように、ゲル化が比較的起こり易いような組成物
の場合には、酸を添加してゲル化を抑えることが好まし
い。酸としては、塩酸、硝酸などの無機酸、ならびに酒
石酸、マレイン酸などの有機酸のいずれも使用できる。
酸の添加量は原液の0〜5重量%の範囲内が好ましい。
【0020】
【作用】本発明の抗菌防臭スプレー用組成物は、これを
噴霧ノズルを備えたスプレー缶またはその他の適当な噴
霧装置に密封して、抗菌防臭処理に使用する。それによ
り、特別の道具を使用せず、スプレーという簡便な操作
で瞬時に所望の物品に抗菌防臭処理を行うことができ
る。
【0021】本発明の抗菌防臭スプレー用組成物は、抗
菌防臭が望まれる任意の材料に適用することができる。
適用可能な材料としては、生ゴミなどの腐敗性物質、
紙、木材、セメント、コンクリート、タイル、金属、繊
維製品、皮革・毛皮、プラスチック、ゴムなど多岐にわ
たる。
【0022】本発明の抗菌防臭スプレー用組成物をスプ
レーすると、被処理材料 (基体) の表面に付着した加水
分解性シラン化合物中のアルコキシ基が空気中の水分
(および溶媒中の水) と反応して加水分解し、シロキサ
ン結合 (Si−O) を介して隣接分子および基体の表面の
親水性官能基 (例、水酸基) と結合する。その結果、シ
ロキサン結合を骨格とし、抗菌防黴活性のあるグアニジ
ル基を含有するシロキサンポリマーの皮膜が基体表面に
生成する。この皮膜は、基体表面と化学的に結合してい
るため、基体に強固に結合し、洗濯やこすれを受けても
剥離しにくい。
【0023】また、溶媒として使用したアルコールも殺
菌効果を有するので、スプレー時にはアルコールによる
殺菌作用も発揮される。しかし、アルコールはすぐに揮
発するため、アルコールの殺菌作用は持続性がないが、
本発明ではアルコールにより殺菌された表面に対して、
上記の抗菌防黴性を示すグアニジル基を含有する皮膜が
表面と化学的に結合して形成され、この皮膜が洗濯にも
耐えて長期間にわたる抗菌防臭作用を発揮するのであ
る。
【0024】
【実施例】実施例1〜4 下記表1に示す成分からなる抗菌防臭スプレー用組成物
をスプレー缶に加圧充填して、抗菌防臭スプレーを作製
した。使用した加水分解性シラン化合物は、次の構造式
で示されるビグアニジル基を含むシラン化合物であっ
た。 (CH3CH2O)3Si(CH2)3NHC(=NH)NH-C(=NH)NH-Z2・HCl (式中、Z2=p-クロロフェニル)
【0025】
【表1】
【0026】この抗菌防臭スプレー用組成物の殺菌効果
を次のようにして試験した。15×15 cm の大きさの綿布
に試験細菌 (Staphylococcus aureus =黄色ぶどう球
菌) を105 個/cm2 の割合で接種した後、各実施例の抗
菌防臭スプレー用組成物を缶から10秒間噴射した (噴射
量は約10g) 。こうしてスプレー処理した綿布上の生菌
数を0、1、5、10分後に測定した。生菌数の測定は、
処理後に所定時間が経過した綿布を滅菌容器に入れ、直
ちに滅菌水10 ml を加えて振盪し、集菌した後で行っ
た。試験結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】表2からわかるように、本発明の組成物は
遅くとも噴霧から5分後には完全な殺菌効果を発揮し
た。なお、試験菌を大腸菌に代えて同じ試験を行った
が、0分後で200000〜400000個/mlの生菌数が、5分後
にはやはり0となり、大腸菌に対しても有効であった。
【0029】実施例5 実施例1で使用したビグアニジル基含有シラン化合物1
g、エタノール98g、水1g、およびLPG80gからな
る抗菌防臭スプレー用組成物をスプレー缶に加圧充填し
た。この組成物を15×15 cm の大きさの綿布に10秒間噴
射した (噴射量は約10g) 後、80℃で10分間乾燥した。
【0030】こうして処理した数枚の綿布を用い、JIS
C9606 規格に準じて繰り返し洗濯した。洗濯後の試験布
を2×2cmの大きさに裁断し、30ml容の滅菌済の容器に
入れ、菌懸濁液 (黄色ぶどう球菌) 0.1 ml (菌数: 2.8
×105 個/ml) を接種し、35℃で18時間培養した。次
に、この容器に滅菌水10 ml を加えて振盪し、上記と同
様に生菌数を測定した。結果は表3に示す。
【0031】比較例1 下記構造式で示される第4級アンモニウム塩1g (ただ
し、下記構造式の化合物42重量%とメタノール58重量%
との混合物) 、エタノール70g、および水29gからなる
スプレー用組成物をスプレー缶に加圧充填した以外は、
実施例5と同様に綿布の処理と抗菌性試験を行った。結
果を表3に併せて示す。
【0032】
【化1】
【0033】
【表3】
【0034】本発明によりグアニジル基を含有するシラ
ン化合物を用いた抗菌スプレーで処理すると、洗濯を20
回繰り返してもなお完全な殺菌効果を保持しているのに
対し、従来の第4級アンモニウム塩を用いた抗菌スプレ
ーでは、洗濯5回までしか抗菌効果が持続せず、従っ
て、本発明の組成物は抗菌効果の持続性が著しく優れて
いた。
【0035】比較例2〜4 下記表4に示す成分からなる抗菌防臭スプレー用組成物
をスプレー缶に加圧充填して、抗菌防臭スプレーを作製
した。使用したシラン化合物は実施例1と同じものであ
った。このスプレーを室温で1カ月間放置した後、圧抜
きして開缶することにより組成物を取り出し、その性状
を肉眼で判定した。結果を表4に併せて示す。
【0036】
【表4】
【0037】比較例2〜3の組成物では、液のゲル化が
起こり、液が白濁ないし分離したため、スプレー缶のノ
ズルに詰まりを生じた。また、比較例4の組成物はゲル
化は起こっていなかったが、布に噴射したところ、ガス
圧が高すぎたため、生成した液滴が大きく、噴霧状態が
不良であった。
【0038】実施例6 実施例1で使用したシラン化合物1g、エタノール90
g、水8g、0.1 規定の塩酸1g、およびLPG80gか
らなるスプレー用組成物を、室温に1年間保存した後、
圧抜きして開缶することにより組成物を取り出し、その
性状を肉眼で判定した。その結果、組成物はなお透明均
一であった。
【0039】一方、塩酸を添加せず、水を9gとした以
外は上記と同組成のスプレー用組成物は、室温で6カ月
間放置した後、やや濁りが認められた。従って、少量の
酸の添加により、本発明の抗菌防臭スプレー用組成物の
長期保存安定性が向上することがわかる。
【0040】
【発明の効果】本発明の抗菌防臭スプレー用組成物は、
簡便な操作で瞬時に所望の物品に抗菌防臭処理を行うこ
とができ、また数分という短時間で抗菌防臭効果を発揮
する。本発明の組成物は抗菌・防黴・防臭効果を示し、
台所、生ゴミ、靴下、靴とその中敷き、ペット小屋、ト
イレ等に適用すると、悪臭の発生原因である細菌の繁殖
を抑えることによって、防臭効果を発揮する。また、浴
室、押入れ、その他の住宅内外に適用すると、カビの繁
殖による変色を防止できる。さらに、まな板、布巾、お
しぼり、タオル等に噴霧すると、細菌の繁殖を抑えて、
これらを衛生的に保つことができる。
【0041】本発明の抗菌防臭スプレー用組成物は、処
理した材料の表面に強固に結合した抗菌防黴性皮膜を形
成するので、抗菌防臭効果の耐久性が高く、また洗濯を
繰り返しても効果が持続する。また、この組成物は安全
性が高く、また処理による材料の変色傾向が小さい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09K 3/30 C09K 3/30 F (56)参考文献 特開 平6−239877(JP,A) 特開 平5−320176(JP,A) 特開 平5−247066(JP,A) 特開 平3−43483(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 55/00 A01N 25/02 A01N 25/06 A61L 2/16 C09K 3/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グアニジル基を含有する加水分解性シラ
    ン化合物0.005 〜10重量%、アルコール50〜99.999重量
    %、および水0〜40重量%からなる原液と、噴射剤とを
    含有する抗菌防臭スプレー用組成物。
  2. 【請求項2】 グアニジル基を含有する加水分解性シラ
    ン化合物0.005 〜10重量%、アルコール60〜99.999重量
    %、および水0〜30重量%からなる原液100重量部に対
    して、噴射剤のLPGを25〜100 重量部含有する、請求
    記載の抗菌防臭スプレー用組成物。
  3. 【請求項3】 グアニジル基を含有する加水分解性シラ
    ン化合物0.005 〜10重量%、アルコール50〜99.999重量
    %、および水0〜40重量%からなる原液100重量部に対
    して、噴射剤の炭酸ガスを2〜10重量部含有する、請求
    記載の抗菌防臭スプレー用組成物。
  4. 【請求項4】 前記原液がさらに酸を含有する、請求項
    1ないし3のいずれか1項に記載の抗菌防臭スプレー用
    組成物。
  5. 【請求項5】 前記原液がさらに5重量%以下の酸を含
    有する、請求項記載の抗菌防臭スプレー用組成物。
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