JP3191561U - 透き間模様を設けた起毛布地 - Google Patents
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Abstract
【課題】ふっくらとした柔らかな起毛布地であっても編み目とは異なる形態で透き間を設けることにより、保温機能に縛られずに通気性、透湿性を発揮することに着想し、経メリヤス編により適宜な透き間模様を設けた起毛布地を提供する。
【解決手段】糸条を鎖経メリヤス編みした編糸の多数の列の隣接相互間に、極細繊維から形成された極細繊維から形成され起毛する前の意匠撚糸4又は毛羽立ちの少ない起毛糸を経方向の一定間隔ごとに編み込んで形成した編み込み部Aと編み込みのない空隙部Bとを経方向に交互に連続させるとともに、意匠撚糸又は起毛糸の編み込み部の緯方向に空隙部を形成して市松模様を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】糸条を鎖経メリヤス編みした編糸の多数の列の隣接相互間に、極細繊維から形成された極細繊維から形成され起毛する前の意匠撚糸4又は毛羽立ちの少ない起毛糸を経方向の一定間隔ごとに編み込んで形成した編み込み部Aと編み込みのない空隙部Bとを経方向に交互に連続させるとともに、意匠撚糸又は起毛糸の編み込み部の緯方向に空隙部を形成して市松模様を形成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、起毛糸を用いた布地であって、特に経メリヤス編で作られた透き間模様を設けた起毛布地に関するものである。
起毛は、布の表面の繊維を毛羽立たせたものであり、ラシャやフランネルなどの織物の布地において古くから用いられ、柔らかい感触で流行服飾の生地などに広く用いられている。また、織物以外にもメリヤス編で作られた伸縮性のある布に起毛を施したものも存在している(特許文献1参照)。
上述した織物や編物の布地に施された従来の起毛は、ふっくらとした高級感のある外観、柔らかな感触、保温性などの優れた効果を有する一方、その優れた効果の保温性を有することが、逆にその起毛の用途を、冬季などの防寒衣料用などに限定することにもなり、そのふっくらとした高級感のある外観を生かした布地としての用途拡大が難しいものとなっていた。なお上述したメリヤス編の布は、緯メリヤス編で伸縮性を発揮するものであって、微視的には編み目に透き間が存在するものの、それは通気性、透湿性を発揮するような寸法の透き間ではなく、保温のための空気層を形成する微細なものであった。
本考案は、ふっくらとした高級感のある外観、柔らかな感触という美観的機能を発揮しつつも、保温機能に縛られることのない衣料、インテリアなどに用いられるこれまでにない新たな起毛布地を提供しようとするものである。
本考案は、ふっくらとした高級感のある外観、柔らかな感触という美観的機能を発揮しつつも、保温機能に縛られることのない衣料、インテリアなどに用いられるこれまでにない新たな起毛布地を提供しようとするものである。
本考案者は、ふっくらとした柔らかな感触の起毛布地であって、編み目とは異なる形態で布地の模様として透き間を設けることにより、模様としての美観とともに、保温機能に縛られずに通気性、透湿性を発揮することに着想し、経メリヤス編により適宜な透き間模様を設けた起毛布地を案出するに至った。
すなわち、本考案の透き間模様を設けた起毛布地は、糸条を鎖経メリヤス編みした編糸の多数の列の隣接相互間に、極細繊維から形成された起毛させる前の意匠撚糸又は起毛糸を経方向の一定間隔ごとに編み込んで形成した編み込み部と編み込みのない空隙部とを交互に連続させるとともに、前記意匠撚糸又は起毛糸の編み込み部の緯方向に前記空隙部を隣接させて連続した市松模様を形成することを特徴とする。
これにより、本考案の透き間模様を設けた起毛布地は、ふっくらとした高級感のある外観、柔らかな感触という美観的機能を発揮するとともに、市松模様の多数の透き間による美観と、通気性、透湿性を発揮することが可能となり、今までにない起毛布地としてその用途を衣料やインテリアを始め、あらゆる範疇に拡げることができるものである。
これにより、本考案の透き間模様を設けた起毛布地は、ふっくらとした高級感のある外観、柔らかな感触という美観的機能を発揮するとともに、市松模様の多数の透き間による美観と、通気性、透湿性を発揮することが可能となり、今までにない起毛布地としてその用途を衣料やインテリアを始め、あらゆる範疇に拡げることができるものである。
また、本考案の透き間模様を設けた起毛布地は、糸条を鎖経メリヤス編みした編糸の多数の列の隣接相互間に、極細繊維から形成された起毛させる前の意匠撚糸又は起毛糸を経方向の一定間隔ごとに編み込んで形成した編み込み部と編み込みのない空隙部とを配列して、前記意匠撚糸又は起毛糸の編み込み部と空隙部とにより連続した模様を形成することを特徴とする。
これにより、本考案の透き間模様を設けた起毛布地は、ふっくらとした高級感のある外観、柔らかな感触という美観的機能を発揮するとともに、連続した模様の多数の透き間による美観と、通気性、透湿性を発揮することが可能となり、今までにない起毛布地としてその用途を衣料やインテリアを始め、あらゆる範疇に拡げることができる。
これにより、本考案の透き間模様を設けた起毛布地は、ふっくらとした高級感のある外観、柔らかな感触という美観的機能を発揮するとともに、連続した模様の多数の透き間による美観と、通気性、透湿性を発揮することが可能となり、今までにない起毛布地としてその用途を衣料やインテリアを始め、あらゆる範疇に拡げることができる。
また、本考案の透き間模様を設けた起毛布地は、平行に配列された多数の糸条と、これと交差する多数の糸条とからなる20メッシュ〜2メッシュの四角目の基礎編に対して、
該四角目基礎編に同じメッシュで極細繊維から形成された起毛させる前の意匠撚糸又は起毛糸を絡み付けて中央を開口して編目を形成、若しくは該四角目基礎編よりも粗いメッシュで前記意匠撚糸又は起毛糸を絡み付けて中央を開口することを特徴とする。
これにより本考案の起毛布地は、ふっくらとした高級感のある外観、柔らかな感触という美観的機能を発揮するとともに、中央を開口した四角目編により、連続模様の美観と、通気性、透湿性を発揮することが可能となり、起毛布地の用途を衣料やインテリアを始め、あらゆる範疇に拡げることができるものである。
該四角目基礎編に同じメッシュで極細繊維から形成された起毛させる前の意匠撚糸又は起毛糸を絡み付けて中央を開口して編目を形成、若しくは該四角目基礎編よりも粗いメッシュで前記意匠撚糸又は起毛糸を絡み付けて中央を開口することを特徴とする。
これにより本考案の起毛布地は、ふっくらとした高級感のある外観、柔らかな感触という美観的機能を発揮するとともに、中央を開口した四角目編により、連続模様の美観と、通気性、透湿性を発揮することが可能となり、起毛布地の用途を衣料やインテリアを始め、あらゆる範疇に拡げることができるものである。
また、本考案の透き間模様を設けた起毛布地は、基礎編は、平行な糸条の間隔を不定とし、間隔の密なる個所と粗なる個所とが交互に、又は一つおき、又は複数個おきに配列することを特徴とする。
また、本考案の透き間模様を設けた起毛布地は、糸条によって編組された六角目の基礎編に対して、該基礎編と同じメッシュで極細繊維から形成された起毛させる前の意匠撚糸又は起毛糸を絡み付け中央を開口させて編目を形成、若しくは前記基礎編よりも粗いメッシュで前記意匠撚糸又は起毛糸を絡み付けて中央を開口するとともに該開口に前記基礎編の密な編目を配置することを特徴とする。
以下、添付図面を参照しながら、本考案に係る透き間模様を設けた起毛布地の形態を詳細に説明する。図1〜図9は、本考案の実施の形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成及び機能は同様であるものとする。
本考案において、糸条は合成樹脂製糸や天然繊維の糸を使用するとともに、起毛糸を構成する材料としては、麻糸、綿糸、梳毛糸、合成樹脂製糸又はこれらの混紡糸の極細繊維を任意に選択して形成することができる。
なお、本考案の各実施例の起毛糸は、編み機にて編む際には、毛羽立ちの少ない起毛糸や、未だ起毛していない状態の、いわゆる意匠撚糸(ファンシーヤーン)であって、意匠撚糸の場合には、編み上がった布地を起毛機等にて起毛させることにより起毛布地として仕上げるものである。この起毛する工程は、何れの実施例にあっても同様であることから、個別には特に詳述しないこととする。
本考案の透き間模様を設けた起毛布地の実施例を以下に説明する。
なお、本考案の各実施例の起毛糸は、編み機にて編む際には、毛羽立ちの少ない起毛糸や、未だ起毛していない状態の、いわゆる意匠撚糸(ファンシーヤーン)であって、意匠撚糸の場合には、編み上がった布地を起毛機等にて起毛させることにより起毛布地として仕上げるものである。この起毛する工程は、何れの実施例にあっても同様であることから、個別には特に詳述しないこととする。
本考案の透き間模様を設けた起毛布地の実施例を以下に説明する。
透き間模様を設けた起毛布地の第1の実施例は、図1に示すように、糸条による多数の鎖経メリヤス編目列の相互間、例えば隣接する鎖経メリヤス編目列1と鎖経メリヤス編目列2の間に、極細繊維から形成され起毛する前の意匠撚糸4(若しくは手羽立ちの少ない起毛糸)を経方向の一定間隔ごとに編み込んで形成した編み込み部Aと、編み込みのない空隙部Bとを交互に連続させるとともに、隣接する鎖経メリヤス編目列2と鎖経メリヤス編目列3の間にも同様に意匠撚糸4(又は起毛糸)の編み込み部Aと空隙部Bとを交互に連続して配置させ、この緯(横)方向についても意匠撚糸4(又は起毛糸)の編み込み部Aと空隙部Bとが交互に連続するように配置する。
そして、鎖経メリヤス編目列1の列間寸法と、編み込み部A及び空隙部Bの経方向の長さを略同等とすることにより市松模様が形成されるものである。もちろん、本実施例の編み込みで形成される模様は、必ずしも正方形の市松模様に限定されるものではなく、縦横比がどのような格子柄であっても、意匠撚糸4(又は起毛糸)の編み込み部Aと空隙部Bとが透き間のある連続模様を形成すればよいものである。
そして、鎖経メリヤス編目列1の列間寸法と、編み込み部A及び空隙部Bの経方向の長さを略同等とすることにより市松模様が形成されるものである。もちろん、本実施例の編み込みで形成される模様は、必ずしも正方形の市松模様に限定されるものではなく、縦横比がどのような格子柄であっても、意匠撚糸4(又は起毛糸)の編み込み部Aと空隙部Bとが透き間のある連続模様を形成すればよいものである。
実施例1のメリヤス編機を用いて起毛布地を編む手順としては、図1を拡大した図2に示すように、鎖経メリヤス編目列1と隣接する鎖経メリヤス編目列2との間に、左右ジグザグ状に意匠撚糸4(又は起毛糸)を一定長さ編み込んだ後、鎖経メリヤス編目列2とその隣の鎖経メリヤス編目列3との間に、左右ジグザグ状に意匠撚糸4(又は起毛糸)を一定長さ編み込み、その後再び鎖経メリヤス編目列1と鎖経メリヤス編目列2との間に、左右ジグザグ状に意匠撚糸4(又は起毛糸)を一定長さ編み込んで、これを図1及び図2の上下方向に繰り返すとともに、図1及び図2の緯方向においても布地の全幅について同時に編み込みを行うものである。
このようにして編み上がった起毛布地は、意匠撚糸4の場合には毛羽立たせていない状態であり、最後に起毛機等を用いることにより意匠撚糸4部分を、図1に示すように、起毛させるものである。
このようにして編み上がった起毛布地は、意匠撚糸4の場合には毛羽立たせていない状態であり、最後に起毛機等を用いることにより意匠撚糸4部分を、図1に示すように、起毛させるものである。
図3は、透き間模様を設けた起毛布地の第2の実施例を示し、本実施例の起毛布地は、前述した第1の実施例における起毛布地の市松模様を変化させて他の編み込み模様としたものである。
すなわち、隣接する鎖経メリヤス編目列1と鎖経メリヤス編目列2の間に、極細繊維から形成され起毛する前の意匠撚糸4(又は起毛糸)を経方向の一定間隔ごとに編み込んで形成した編み込み部Aと、編み込みのない空隙部Bとを適宜に組み合わせて配列し、紋紙又はジャガード織機により幾何学的な編み込み模様Cが連続的に形成される。
この編み込み部Aと空隙部Bの配列を変えることにより、透き間を有する各種模様の起毛布地が得られる。
すなわち、隣接する鎖経メリヤス編目列1と鎖経メリヤス編目列2の間に、極細繊維から形成され起毛する前の意匠撚糸4(又は起毛糸)を経方向の一定間隔ごとに編み込んで形成した編み込み部Aと、編み込みのない空隙部Bとを適宜に組み合わせて配列し、紋紙又はジャガード織機により幾何学的な編み込み模様Cが連続的に形成される。
この編み込み部Aと空隙部Bの配列を変えることにより、透き間を有する各種模様の起毛布地が得られる。
図4は、透き間模様を設けた起毛布地の第3の実施例を示し、この起毛布地は、平行に配列された多数の糸条5と、これと約60度で交差する多数の糸条6とを経メリヤス編により20メッシュ〜2メッシュの菱形状の四角目の基礎編7を編組し、この四角目基礎編7と同じメッシュ(若しくは四角目基礎編7よりも粗いメッシュでもよい)で極細繊維から形成され起毛する前の意匠撚糸4(又は起毛糸)が絡み付けられて形成されている。意匠撚糸4(又は起毛糸)が絡み付けられた四角目基礎編7の中央は、開口して空隙部Dとなっている。
図5は、図4を拡大して意匠撚糸4(又は起毛糸)を四角基礎編7に編み込む状態を示し、その一部を起毛した状態として示している。このような起毛布地とすることにより、四角目基礎編7の目を構成する菱形の空隙部Dが、透き間のある連続模様を形成するものである。
図6は、透き間模様を設けた起毛布地の第4の実施例を示し、この起毛布地は、糸条5、6によって六角目のメリヤス編み基礎編8を編組し、この六角目基礎編8と同じメッシュで、若しくは六角目基礎編8よりも粗いメッシュで、極細繊維から形成され起毛する前の意匠撚糸4(又は起毛糸)が絡み付けられている。六角目基礎編8の中央は、開口して空隙部Eとなっている。
図7は、図6を拡大して意匠撚糸4(又は起毛糸)を六角目基礎編8に編み込む状態を示し、その一部を起毛した状態として示している。この起毛布地により、六角目基礎編8の目を構成する菱形の空隙部Eが、透き間のある連続模様を形成するものである。
図7は、図6を拡大して意匠撚糸4(又は起毛糸)を六角目基礎編8に編み込む状態を示し、その一部を起毛した状態として示している。この起毛布地により、六角目基礎編8の目を構成する菱形の空隙部Eが、透き間のある連続模様を形成するものである。
図8は、透き間模様を設けた起毛布地の第5の実施例を示し、この起毛布地は、鎖経メリヤス編目列9、糸条10によって四角目のメリヤス編み基礎編11を編組し、鎖経メリヤス編目列9を3本ごとに1本分開けて空隙部Fを設けて、その空隙部Fを除く鎖経メリヤス編目列9及び糸条10に極細繊維から形成され起毛する前の意匠撚糸4(又は起毛糸)を編み込んだものである。
これにより空隙部Eによる連続した透き間模様を有する布地が得られる。
これにより空隙部Eによる連続した透き間模様を有する布地が得られる。
図9は、透き間模様を設けた起毛布地の第6の実施例を示し、この起毛布地は、鎖経メリヤス編目列12、糸条13によって四角目のメリヤス編み基礎編14を編組し、糸条13を3本ごとに3本分開けて空隙部Gを設けて、その空隙部Gを除く鎖経メリヤス編目列12及び糸条13に極細繊維から形成され起毛する前の意匠撚糸4(又は起毛糸)を編み込んだものである。
これにより空隙部Fによる連続した透き間模様を有する布地が得られる。
これにより空隙部Fによる連続した透き間模様を有する布地が得られる。
以上、本考案の透き間模様を設けた起毛布地について、具体的な実施の形態を示して説明したが、本考案はこれらに限定されるものではない。当業者であれば、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において、起毛布地に関して適当な変更・改良を加えることが可能である。
本考案の透き間模様を設けた起毛布地は、衣料、インテリアなどに用いられる布地を製造する業界において利用することができる。
1、2、3 鎖経メリヤス編目列
4 意匠撚糸
5、6 糸条
7 四角目基礎編
8 六角目基礎編
9 鎖経メリヤス編目列
10 糸条
11 メリヤス編み基礎編
12 鎖経メリヤス編目列
13 糸条
14 メリヤス編み基礎編
A 編み込み部
B、D、E、F、G 空隙部
C 編み込み模様
4 意匠撚糸
5、6 糸条
7 四角目基礎編
8 六角目基礎編
9 鎖経メリヤス編目列
10 糸条
11 メリヤス編み基礎編
12 鎖経メリヤス編目列
13 糸条
14 メリヤス編み基礎編
A 編み込み部
B、D、E、F、G 空隙部
C 編み込み模様
Claims (5)
- 糸条を鎖経メリヤス編みした編糸の多数の列の隣接相互間に、極細繊維から形成された起毛させる前の意匠撚糸又は起毛糸を経方向の一定間隔ごとに編み込んで形成した編み込み部と編み込みのない空隙部とを交互に連続させるとともに、前記意匠撚糸又は起毛糸の編み込み部の緯方向に前記空隙部を隣接させて連続した市松模様を形成することを特徴とする透き間模様を設けた起毛布地。
- 糸条を鎖経メリヤス編みした編糸の多数の列の隣接相互間に、極細繊維から形成された起毛させる前の意匠撚糸又は起毛糸を経方向の一定間隔ごとに編み込んで形成した編み込み部と編み込みのない空隙部とを配列して、前記意匠撚糸又は起毛糸の編み込み部と空隙部とにより連続した模様を形成することを特徴とする透き間模様を設けた起毛布地。
- 平行に配列された多数の糸条と、これと交差する多数の糸条とからなる20メッシュ〜2メッシュの四角目の基礎編に対して、
該四角目基礎編に同じメッシュで極細繊維から形成された起毛させる前の意匠撚糸又は起毛糸を絡み付けて中央を開口して編目を形成、若しくは該四角目基礎編よりも粗いメッシュで前記意匠撚糸又は起毛糸を絡み付けて中央を開口することを特徴とする透き間模様を設けた起毛布地。 - 基礎編は、平行な糸条の間隔を不定とし、間隔の密なる個所と粗なる個所とが交互に、又は一つおき、又は複数個おきに配列することを特徴とする請求項3記載の透き間模様を設けた起毛布地。
- 糸条によって編組された六角目の基礎編に対して、該基礎編と同じメッシュで極細繊維から形成された起毛させる前の意匠撚糸又は起毛糸を絡み付け中央を開口させて編目を形成、若しくは前記基礎編よりも粗いメッシュで前記意匠撚糸又は起毛糸を絡み付けて中央を開口するとともに該開口に前記基礎編の密な編目を配置することを特徴とする透き間模様を設けた起毛布地。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3191561U true JP3191561U (ja) | 2014-07-03 |
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