JP3190874B2 - 先端脱着式高周波プローブ - Google Patents

先端脱着式高周波プローブ

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JP3190874B2
JP3190874B2 JP06512398A JP6512398A JP3190874B2 JP 3190874 B2 JP3190874 B2 JP 3190874B2 JP 06512398 A JP06512398 A JP 06512398A JP 6512398 A JP6512398 A JP 6512398A JP 3190874 B2 JP3190874 B2 JP 3190874B2
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徹 田浦
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聡 早川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方の先端で被測
定物の信号電極およびグランド電極に押し付け他方の端
部に外部の計測器を接続して電気信号を入出力して高周
波特性を測定する高周波プローブの先端部が脱着できる
先端脱着式高周波プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の先端脱着式高周波プロー
ブでは、例えば、米国特許第4849689号明細書に
より提案されたものがある。
【0003】図6を参照してこの高周波プローブの概要
について説明する。
【0004】この高周波プローブでは、被測定物に接触
する先端チップ110がプローブの本体121に取り付
けられる外部接続コネクタ122と中継基板123を介
して相互接続される。先端チップ110は薄板状をなす
基板に中心信号ラインとその両側にグランドラインとを
有している。中継基板123も、薄板状をなし中心に信
号ラインとその両側にグランドラインとを有している。
【0005】外部接続コネクタ122と接続する中継基
板123は、本体121上で中心信号ラインと同一方向
を有する受け溝131に上部方向から嵌合され、その他
端を先端チップ110に嵌合して信号ラインとグランド
ラインとによる高周波伝送路を形成する。また、中継基
板123は、伝送路の境界条件を整え、外部磁界の影響
を遮蔽する基板カバー124により受け溝131に嵌め
込まれる際、上部方向から押さえブロック140により
押し込まれる。
【0006】押さえブロック140は、押し板141お
よびチップ押さえ142を保持し、押し板141は、中
継基板123を押さえブロック140により嵌め込む
際、上部方向から先端チップ110を中継基板123に
押し付けると共に中継基板123を位置決めし、チップ
押さえ142は、先端チップ110に被測定物へ押し付
ける力を与える弾性体で、先端チップ110を被測定物
へ押し付けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の先端脱
着式高周波プローブでは、先端チップを交換する場合、
手間がかかり、作業時間が増大するという問題点があ
る。
【0008】その理由は、先端チップを交換する場合、
分解し組み立てる部品の数が多く、かつ部品が細かいこ
とである。例えば図6では、まず、押さえブロックを取
り外し、この際に押し板およびチップ押さえが外れ、次
いで中継基板と基板カバーとを受け溝から取り外して中
継基板と基板カバーとを分離し、次いで、中継基板に嵌
合する先端チップが取り外され、かつ、逆の手順で組み
立てられる。特に、細かい押し板およびチップ押さえな
どが外れる際に作業エリア周辺に落下する危険性がある
ため慎重な作業が要求される。
【0009】本発明の課題は、上記問題点を解決して、
先端チップを交換する際の作業が簡単で作業時間を低減
できる先端脱着式高周波プローブを提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による先端脱着式
高周波プローブは、一方の先端で被測定物の信号電極お
よびグランド電極に押し付け他方の端部に電気信号を入
出力する第一の伝送路を有する着脱可能な先端ユニット
と、外部の計測器と接続し電気信号を入出力する外部接
続コネクタ、前記第一の伝送路と前記外部接続コネクタ
との間にあり前記第一の伝送路を前記外部接続コネクタ
に電気的に相互接続する第二の伝送路を有する中継基
板、前記第一の伝送路の伝送方向でかつ前記先端ユニッ
トの先端で被測定物に押し付けた際に撓む方向に前記先
端ユニットの前記一方の先端近辺を嵌め込み前記第一の
伝送路の前記一方の先端の位置を決める案内溝を有する
先端部ガイド、および前記先端ユニットを前記第一の伝
送路の伝送方向に沿って嵌め込み取り付ける際、前記案
内溝で位置決めされる方向の面に垂直な面で相互に直交
する二つの方向を位置決めすると共に前記第一の伝送路
と前記第二の伝送路との接続部を位置決めする先端ユニ
ット位置決め部を有する本体ユニットと、この本体ユニ
ットの前記先端部ガイドおよび前記先端ユニット位置決
め部に嵌め込まれた際に前記先端ユニットの前記第一の
伝送路を前記第二の伝送路に押し付けて電気的に接続す
る押さえブロックとを備え、前記第一の伝送路は同軸ケ
ーブルであり前記中継基板の第二の伝送路に押し付けて
接続する部分で中心導体を露出している。
【0011】この構成により分解し組み立てる部品が先
端ユニット、本体ユニット、および押さえブロックの三
点になる。
【0012】また、本発明による先端脱着式高周波プロ
ーブの先端ユニットの具体的な位置決めに際して、前記
先端ユニットは、前記中心導体を露出する他方の端部
で、前記中継基板に接する前記第一の伝送路の伝送方向
に垂直な接触平面および前記第一の伝送路の伝送方向に
平行な平面を有し、前記先端ユニット位置決め部は、前
記先端ユニットを取り付けた際、前記第一の伝送路と前
記第二の伝送路との接続部で、前記第一の伝送路の伝送
方向に垂直な平面を形成して前記垂直な接触平面と接触
する先端ユニット突当面と、前記第一の伝送路の伝送方
向に平行な平面を形成して前記先端ユニットが前記押さ
えブロックにより前記本体ユニットに押し付けられた際
に前記平行な平面と接触する先端ユニット配置面とを備
えることを特徴としている。
【0013】また、この位置決めの別の手段としては、
前記先端ユニット突当面は前記第一の伝送路の伝送方向
に平行な一つの位置決めピンを有し、前記先端ユニット
は、この位置決めピンと嵌合する位置決めピン穴を有
し、前記位置決めピンと前記先端ユニット配置面とを用
いて前記本体ユニットに位置決めされている。
【0014】また、別の位置決め手段では、前記先端ユ
ニット位置決め部は、前記先端ユニットを取り付けた
際、前記第一の伝送路と前記第二の伝送路との接続部に
前記第一の伝送路の伝送方向に平行な少くとも二つの位
置決めピンを有し、かつ、前記先端ユニットは、前記位
置決めピンと嵌合する少くとも二つの位置決めピン穴を
有し、複数の前記位置決めピンを用いて前記本体ユニッ
トに位置決めされる。
【0015】このような具体的な位置決め手段により、
組み立て工数の低減を図ることができる。
【0016】また、別の具体的な発明では、前記先端ユ
ニットは前記第一の伝送路を複数有し、かつ、前記中継
基板は前記第一の伝送路それぞれに一つずつ対応する複
数の前記第二の伝送路を備えており、または、前記先端
ユニットが複数設けられかつそれぞれが少くとも一つの
前記第一の伝送路を有し、前記中継基板はこれら複数の
先端ユニットそれぞれの第一の伝送路に対応する前記第
一の伝送路と同数の前記第二の伝送路を備えている。こ
の構成により被測定物で直線上に並ぶ複数の電極に対し
て行う測定が容易である。
【0017】また、本発明による別の先端ユニットは、
前記第一の伝送路における少くとも一つのグランドライ
ンを形成する直線状のグランド板を備え、このグランド
板が前記先端部ガイドの案内溝に嵌め込まれている。こ
の構成は、先端ユニットに上記機能を発揮するための特
別な構造を不要にしている。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0019】図1は本発明の分解された部分の外観の実
施の一形態を示す分解斜視図、図2は図1の部品の組み
立て完了後の外観の実施の一形態を示す組立斜視図であ
る。図示された先端脱着式高周波プローブでは、先端ユ
ニット10の交換に関する部品は先端ユニット10、本
体ユニット20および押さえブロック40の三点により
構成されている。
【0020】図示される先端ユニット10は、薄平板状
の先端ユニットブロック11に、被測定物の電極に押し
当てる高周波プローブの先端方向に直線状をなし上記第
一の伝送路となる同軸ケーブル12およびこの同軸ケー
ブル12を両側で挟む位置の細長板状のグランド板15
を備えている。同軸ケーブル12の一方の端部は先端ユ
ニットブロック11に挟まれ、信号ラインとなる中心導
体13を外部に露出している。同軸ケーブル12の他方
の先端部では、先端ユニットブロック11と機械的、電
気的に接続されている二つのグランド板15が、グラン
ドラインとなる同軸ケーブル外導体14の両側に密着し
て配置され、同軸ケーブル12の露出した中心導体13
がグランド板15の中間に並んで配置されている。
【0021】先端ユニットブロック11の本体ユニット
20と接する二面は、平面をなしているものとする。
【0022】本体ユニット20は、本体ブロック21の
表面中央部で、先端ユニット10を外部接続コネクタ2
2に接続する中継基板23を中心に有し表面上に隆起す
る中央ブロック27を備え、この中央ブロック27で外
部接続コネクタ22が中継基板23と電気的な伝送路を
形成しつつ機械的に固定されているものとする。
【0023】本体ブロック21の中央ブロック27の先
端側は、先端ユニット10を所定の位置にねじ53、5
4により固定する際に先端ユニット10が安定するよ
う、固定された中心導体13に垂直面をなす一平面であ
る先端ユニット突当面25を中央ブロック27の面、ま
た表面が先端ユニット10の裏面に接する一平面をなす
先端ユニット配置面26を本体ブロック21の表面、そ
れぞれに設けている。
【0024】また、本体ブロック21の先端部は、先端
ユニット10の先端側を配置する本体先端部30を形成
しており、本体先端部30の先端には先端ユニット10
が所定の位置に固定される際に細長板状のグランド板1
5を位置合わせする位置決め用の先端部ガイド31を有
するものとする。図示される先端部ガイド31では、二
つのグランド板15が先端方向および表面上部方向から
嵌合できる案内溝32が備えられている。
【0025】図1に示される本体ユニット20では、先
端ユニット10が、先端側方向および表面上部方向から
本体ブロック21の表面に固定される際、先端ユニット
突当面25および先端ユニット配置面26、並びに本体
先端部30の案内溝32それぞれによって位置決めさ
れ、ねじ止めされる。この際、先端ユニット10で単独
に露出する中心導体13は中継基板23で露出する中心
導体24の露出面上に重なり合う。
【0026】押さえブロック40は、本体ブロック21
の中央ブロック27に本体ブロック21の表面上部から
垂直方向に移動して合致する形状をなし、ねじ51、5
2により固定される。この固定により、先端ユニット1
0が本体ブロック21の所定位置に押さえられ位置決め
固定されると共に中心導体13、24の圧着接続が完了
する。
【0027】このような構造によれば、分解組み立ての
部品が先端ユニット、本体ユニットおよび押さえブロッ
クの三点となり、部品数が低減されるので、分解組み立
ての工数も低減される。また、先端ユニットは本体ユニ
ットで先端ユニット突当面、先端ユニット配置面、およ
び案内溝の3点により位置決めするので、正確な位置の
再現性を容易に得ることができる。
【0028】上記説明では、グランド板が細長板状とし
て図示し説明したが、他の形状でもよく、先端部ガイド
および案内溝の形状もこれに合致するものであればよ
い。また、先端ユニットの位置を決める先端ユニット突
当面または先端ユニット配置面を製造上の観点から一平
面と図示して説明したが、位置決めするための複数の平
面または曲面であってもよい。このように、本発明によ
る先端ユニットの位置決め手段は上記説明に限定される
ものではない。
【0029】また、先端ユニットが被測定物に押し付け
る先端の形状は中心導体の両側にグランド板を設けた一
組のものであるが、複数の中心導体がグランド板と交互
に配列される構造でもよい。
【0030】また、上記説明では、同軸ケーブルとグラ
ンド板とが交互に配列するように図示して説明したが、
被測定物に押し当てられる方向を縦方向として同軸ケー
ブルの上下方向にグランド導体を備えることもできる。
この縦長構造の複数を所定の間隔に並べることにより、
複数の測定点を得ることも容易である。
【0031】
【実施例】次に、図3を参照して、上述した実施の形態
で説明した実施例に対し、別の先端ユニット位置決め部
の実施例について説明する。
【0032】図3は図1とは異なる分解素子の外観の一
実施例を示す外観斜視図である。
【0033】図3が図1と異なる点は、先端ユニット6
0の先端ユニットブロック61が本体ブロック71の先
端ユニット突当面に当たって接する端面に、直線状の同
軸ケーブル14に平行な二つの位置決めピン穴62を有
し、一方本体ユニット70の本体ブロック71で中央ブ
ロック27の先端ユニット突当面に先端ユニット配置面
と平行で、二つの位置決めピン穴62に挿入して先端ユ
ニット60を固定できる二つの位置決めピン72を有し
ていることである。
【0034】この構造により、本体ユニット70の本体
ブロック71に先端ユニット60を位置決めする二つの
方向を決定することができる。
【0035】また、上述する位置決めピンが一つの場合
でも少くとも一つの方向を位置決めできるので、先端ユ
ニット突当面および先端ユニット配置面による位置決め
をより容易にできる。
【0036】次に、図4を参照して先端ユニット80が
複数の同軸ケーブル82およびグランド板83を有する
一実施例について説明する。
【0037】図示される先端ユニット80は、一つの先
端ユニットブロック81で複数の同軸ケーブル82とグ
ランド板83とが交互に両端をグランド板83に挟まれ
て配置されている。本体ブロック84は、図1と同様な
先端ユニット突当面85および先端ユニット配置面86
と、先端ユニット配置面86の延長をなす先端部ガイド
87とを備えている。
【0038】次に、図5を参照して図4とは別の、複数
の先端ユニット90により複数の同軸ケーブル92およ
びグランド板93を有する一実施例について説明する。
【0039】図示される先端ユニット90は、一つの先
端ユニットブロック91で一つずつの同軸ケーブル92
とグランド板93とが配置され、複数の先端ユニット9
0が同一平面位置に配置されている。両端をグランド板
93により挟む構造とするため、一つの先端ユニット
は、一つの先端ユニットブロックで一つの同軸ケーブル
とこれを両側から挟むグランド板とが配置されている。
本体ブロック94は、図1と同様な先端ユニット突当面
95および先端ユニット配置面96と、先端ユニット配
置面96の延長をなす先端部ガイド97とを備えてい
る。
【0040】上記説明では、図1に示される案内溝の説
明がないが、案内溝はグランド板の数だけあっても、ま
たは、ただ一つでもよい。
【0041】また、上記説明では同軸ケーブルとグラン
ド板との位置関係が、被測定物に押し当てられる方向を
縦方向として同軸ケーブルの左右方向にグランド板が備
えられているが、上述したように、同軸ケーブルの上下
方向にグランド板が備えられてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の先端脱着式
高周波プローブによれば、先端部の交換に際して脱着す
る構成部品点数を低減することにより交換作業が簡単で
作業時間を低減できるという第一の効果が得られる。
【0043】その理由は、分解し組み立てる構成部品が
先端ユニット、本体ユニット、および押さえブロックの
三点しかなく、かつ位置決めが早くできることである。
【0044】第二の効果として、脱着による高周波特性
測定の再現性が高いことである。
【0045】その理由は、先端ユニットが本体ユニット
で少くとも先端ユニット突当面、先端ユニット配置面、
および案内溝のように広い範囲にわたる3点により位置
決めされるので、正確な各部品相互の組み立て位置の再
現性を容易に短時間に得ることができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を分解した部分外観を示
す分解斜視図である。
【図2】図1の部品の組立て完了後の外観の実施の一形
態を示す組立斜視図である。
【図3】図1とは別の実施の一形態を分解した部分外観
を示す分解斜視図である。
【図4】本発明による複数の先端導体を有する一実施例
を示す平面図および側面図である。
【図5】図4とは別の複数の先端導体を有する一実施例
を示す平面図および側面図である。
【図6】従来の形態を分解した部分外観の一例を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
10、60、80、90 先端ユニット 11、61、81、91 先端ユニットブロック 12、82、92 同軸ケーブル 13 中心導体 14 同軸ケーブル外導体 15、83、93 グランド板 20、70 本体ユニット 21、71、84、94 本体ブロック 22 外部接続コネクタ 23 中継基板 24 中心導体 25、85、95 先端ユニット突当面 26、86、96 先端ユニット配置面 27 中央ブロック 30 本体先端部 31、87、97 先端部ガイド 32 案内溝 40 押さえブロック 62 位置決めピン穴 72 位置決めピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 種橋 正夫 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 二階堂 正彦 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 田浦 徹 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 山岸 祐一 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アン リツ株式会社内 (72)発明者 早川 聡 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アン リツ株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−34715(JP,A) 特開 昭60−236241(JP,A) 実開 昭63−124668(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 1/06 - 1/073 G01R 31/26 G01R 31/28 H01L 21/66

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の先端で被測定物の信号電極および
    グランド電極に押し付け他方の端部に電気信号を入出力
    する第一の伝送路を有する着脱可能な先端ユニットと、
    外部の計測器と接続して電気信号を入出力する外部接続
    コネクタ、前記第一の伝送路と前記外部接続コネクタと
    の間にあり前記第一の伝送路を前記外部接続コネクタに
    電気的に相互接続する第二の伝送路を有する中継基板、
    前記第一の伝送路の伝送方向でかつ前記先端ユニットの
    先端で被測定物に押し付けた際に撓む方向に前記先端ユ
    ニットの前記一方の先端近辺を嵌め込み前記第一の伝送
    路の前記一方の先端の位置を決める案内溝を有する先端
    部ガイド、および前記先端ユニットを前記第一の伝送路
    の伝送方向に沿って嵌め込み取り付ける際、前記案内溝
    で位置決めされる方向の面に垂直な面で相互に直交する
    二つの方向を位置決めすると共に前記第一の伝送路と前
    記第二の伝送路との接続部を位置決めする先端ユニット
    位置決め部を有する本体ユニットと、この本体ユニット
    の前記先端部ガイドおよび前記先端ユニット位置決め部
    に嵌め込まれた際に前記先端ユニットの前記第一の伝送
    路を前記第二の伝送路に押し付けて電気的に接続する押
    さえブロックとを備え、前記第一の伝送路は同軸ケーブ
    ルであり前記中継基板の第二の伝送路に押し付けて接続
    する部分で中心導体を露出していることを特徴とする先
    端脱着式高周波プローブ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の先端脱着式高周波プロ
    ーブにおいて、前記先端ユニットは、前記中心導体を露
    出する他方の端部で前記中継基板に接する前記第一の伝
    送路の伝送方向に垂直な接触平面、および前記第一の伝
    送路の伝送方向に平行な平面を有し、前記先端ユニット
    位置決め部は、前記先端ユニットを取り付けた際、前記
    第一の伝送路と前記第二の伝送路との接続部で、前記第
    一の伝送路の伝送方向に垂直な平面を形成して前記垂直
    な接触平面と接触する先端ユニット突当面と、前記第一
    の伝送路の伝送方向に平行な平面を形成して前記先端ユ
    ニットが前記押さえブロックにより前記本体ユニットに
    押し付けられた際に前記平行な平面と接触する先端ユニ
    ット配置面とを備えることを特徴とする先端脱着式高周
    波プローブ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の先端脱着式高周波プロ
    ーブにおいて、前記先端ユニット突当面は前記第一の伝
    送路の伝送方向に平行な一つの位置決めピンを有し、前
    記先端ユニットは、この位置決めピンと嵌合する位置決
    めピン穴を有し、前記位置決めピンと前記先端ユニット
    配置面とを用いて前記本体ユニットに位置決めされるこ
    とを特徴とする先端脱着式高周波プローブ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の先端脱着式高周波プロ
    ーブにおいて、前記先端ユニット位置決め部は、前記先
    端ユニットを取り付けた際、前記第一の伝送路と前記第
    二の伝送路との接続部に前記第一の伝送路の伝送方向に
    平行な少くとも二つの位置決めピンを有し、かつ、前記
    先端ユニットは、前記位置決めピンと嵌合する少くとも
    二つの位置決めピン穴を有し、複数の前記位置決めピン
    を用いて前記本体ユニットに位置決めされることを特徴
    とする先端脱着式高周波プローブ。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか一
    つに記載の先端脱着式高周波プローブにおいて、前記先
    端ユニットは前記第一の伝送路を複数有し、かつ、前記
    中継基板は前記第一の伝送路それぞれに一つずつ対応す
    る複数の前記第二の伝送路を備えることを特徴とする先
    端脱着式高周波プローブ。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4までのいずれか一
    つに記載の先端脱着式高周波プローブにおいて、前記先
    端ユニットが複数設けられかつそれぞれが少くとも一つ
    の前記第一の伝送路を有し、前記中継基板はこれら複数
    の先端ユニットそれぞれの第一の伝送路に対応する前記
    第一の伝送路と同数の前記第二の伝送路を備えることを
    特徴とする先端脱着式高周波プローブ。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6までのいずれか一
    つに記載の先端脱着式高周波プローブにおいて、前記先
    端ユニットは、前記第一の伝送路における少くとも一つ
    のグランドラインを形成する直線状のグランド板を備
    え、このグランド板が前記先端部ガイドの案内溝に嵌め
    込まれることを特徴とする先端脱着式高周波プローブ。
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