JP3438841B2 - 液晶表示パネル検査用ソケット - Google Patents
液晶表示パネル検査用ソケットInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示パネルの表示
品位等の検査に好適に用いることができる液晶表示パネ
ル検査用ソケットに関する。
品位等の検査に好適に用いることができる液晶表示パネ
ル検査用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶表示パネルの製造工程に
おいては、周辺回路接続前の液晶表示パネルに対して、
表示欠陥箇所を検出する表示品位検査等の各検査が行わ
れている。
おいては、周辺回路接続前の液晶表示パネルに対して、
表示欠陥箇所を検出する表示品位検査等の各検査が行わ
れている。
【0003】図1はTFT形液晶表示パネルの構成例及
び検査用信号配線の接続方法を示す平面図である。同図
を参照すると、液晶表示パネル1は例えばガラス等から
なる透明な矩形の絶縁基板2を有しており、絶縁基板2
上にはソース側の複数の透明電極端子3とゲート側の複
数の透明電極端子4とが積層形成されている。更に詳し
く説明すると、ソース側の透明電極端子3は複数(図示
例では8つ)のグループないしブロックに分けられて絶
縁基板2の2つの長辺に沿って互いに平行に配列形成さ
れており、ソース側電極端子3の各ブロックの両側にそ
れぞれ共通電極端子5が形成されている。また、ゲート
側の透明電極端子4は複数(図示例では2つ)のグルー
プないしブロックに分けられてそれぞれ絶縁基板2の1
つの短辺に沿って互いに平行に配列形成されている。こ
のような液晶表示パネル1の表示品位検査のための効果
的なパネル点灯方法すなわち信号供給方法の1つとし
て、ソース側の全ての電極端子3に対して同一の信号を
同時に供給し、且つ、ゲート側の奇数列或いは偶数列の
電極端子4のみに同一の信号を同時に供給する方法が知
られている。本発明は、このような信号供給方法を実施
することができる液晶表示パネル検査用ソケットに関す
る。
び検査用信号配線の接続方法を示す平面図である。同図
を参照すると、液晶表示パネル1は例えばガラス等から
なる透明な矩形の絶縁基板2を有しており、絶縁基板2
上にはソース側の複数の透明電極端子3とゲート側の複
数の透明電極端子4とが積層形成されている。更に詳し
く説明すると、ソース側の透明電極端子3は複数(図示
例では8つ)のグループないしブロックに分けられて絶
縁基板2の2つの長辺に沿って互いに平行に配列形成さ
れており、ソース側電極端子3の各ブロックの両側にそ
れぞれ共通電極端子5が形成されている。また、ゲート
側の透明電極端子4は複数(図示例では2つ)のグルー
プないしブロックに分けられてそれぞれ絶縁基板2の1
つの短辺に沿って互いに平行に配列形成されている。こ
のような液晶表示パネル1の表示品位検査のための効果
的なパネル点灯方法すなわち信号供給方法の1つとし
て、ソース側の全ての電極端子3に対して同一の信号を
同時に供給し、且つ、ゲート側の奇数列或いは偶数列の
電極端子4のみに同一の信号を同時に供給する方法が知
られている。本発明は、このような信号供給方法を実施
することができる液晶表示パネル検査用ソケットに関す
る。
【0004】特開平6−308034号公報には、コン
タクト部材としての探針(プローブ)、或いは、絶縁フ
ィルムの表面に接触端子パターンを形成してなるコンタ
クトフィルムを備えた液晶表示パネル用検査装置が示さ
れている。プローブを用いる従来の液晶表示パネル用検
査装置においては、例えばタングステン針等からなるプ
ローブの接触端近傍をポリカーボネイト等の樹脂からな
る支持台と押さえ台とで挟持固定する方法が採られてお
り、また、コンタクトフィルムを用いる従来の液晶表示
パネル用検査装置においては、同様に、ポリカーボネイ
ト等の樹脂からなる基台上にコンタクトフィルムを配設
固定する方法が採られている。
タクト部材としての探針(プローブ)、或いは、絶縁フ
ィルムの表面に接触端子パターンを形成してなるコンタ
クトフィルムを備えた液晶表示パネル用検査装置が示さ
れている。プローブを用いる従来の液晶表示パネル用検
査装置においては、例えばタングステン針等からなるプ
ローブの接触端近傍をポリカーボネイト等の樹脂からな
る支持台と押さえ台とで挟持固定する方法が採られてお
り、また、コンタクトフィルムを用いる従来の液晶表示
パネル用検査装置においては、同様に、ポリカーボネイ
ト等の樹脂からなる基台上にコンタクトフィルムを配設
固定する方法が採られている。
【0005】近年、液晶表示パネルの電極端子数の増加
に伴う該電極端子の微細化および狭小ピッチ化に伴い、
液晶表示パネル検査用コンタクト部材も微細化および狭
小ピッチ化しているため、液晶表示パネルの電極端子と
コンタクト部材との位置合わせに益々高い精度が要求さ
れる傾向にある。
に伴う該電極端子の微細化および狭小ピッチ化に伴い、
液晶表示パネル検査用コンタクト部材も微細化および狭
小ピッチ化しているため、液晶表示パネルの電極端子と
コンタクト部材との位置合わせに益々高い精度が要求さ
れる傾向にある。
【0006】また、エージング等のように、液晶表示パ
ネルの検査を常温と異なる温度環境下で行なう場合、複
数の液晶表示パネルを同時に検査することが効率的であ
る。
ネルの検査を常温と異なる温度環境下で行なう場合、複
数の液晶表示パネルを同時に検査することが効率的であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】周辺回路接続前の複数
の液晶表示パネルの検査を同時に効率よく行うために
は、コンタクト部材を備えた液晶表示パネル検査用ソケ
ットを用いることが望ましい。この液晶表示パネル検査
用ソケットは、液晶表示パネルの電極端子とコンタクト
部材とを所要の接触圧で接触させるための押圧手段を備
える必要があるが、該押圧手段の構成如何により、液晶
表示パネルの着脱作業性や液晶表示パネルと電極端子と
コンタクト部材との位置合わせ精度に大きな影響を与え
る。また、液晶表示パネル検査用ソケットが大型化する
と、検査装置への高密度装着が困難となり、検査作業効
率が低下する原因となる。
の液晶表示パネルの検査を同時に効率よく行うために
は、コンタクト部材を備えた液晶表示パネル検査用ソケ
ットを用いることが望ましい。この液晶表示パネル検査
用ソケットは、液晶表示パネルの電極端子とコンタクト
部材とを所要の接触圧で接触させるための押圧手段を備
える必要があるが、該押圧手段の構成如何により、液晶
表示パネルの着脱作業性や液晶表示パネルと電極端子と
コンタクト部材との位置合わせ精度に大きな影響を与え
る。また、液晶表示パネル検査用ソケットが大型化する
と、検査装置への高密度装着が困難となり、検査作業効
率が低下する原因となる。
【0008】フレキシブルケーブルとプリント配線板と
の接続構造に押圧手段として断面略U字形状のクリップ
を用いることは、例えば実公平6−44038号公報に
より知られている。このようなクリップを液晶表示パネ
ル検査用ソケットの押圧手段として用いることは、ソケ
ットの軽量化およびコンパクト化のために好ましいが、
LCD等のような液晶表示パネルにおいては、絶縁基板
上に多数の電極端子が非常に狭小ピッチで配列されるた
め、クリップの移動時にコンタクト部材と液晶表示パネ
ルとの接触部に滑りが生じると液晶表示パネルの電極端
子とコンタクト部材とを位置合わせ状態に保つことが困
難となる。
の接続構造に押圧手段として断面略U字形状のクリップ
を用いることは、例えば実公平6−44038号公報に
より知られている。このようなクリップを液晶表示パネ
ル検査用ソケットの押圧手段として用いることは、ソケ
ットの軽量化およびコンパクト化のために好ましいが、
LCD等のような液晶表示パネルにおいては、絶縁基板
上に多数の電極端子が非常に狭小ピッチで配列されるた
め、クリップの移動時にコンタクト部材と液晶表示パネ
ルとの接触部に滑りが生じると液晶表示パネルの電極端
子とコンタクト部材とを位置合わせ状態に保つことが困
難となる。
【0009】したがって、軽量且つコンパクトで液晶表
示パネルとの電気的接続を確実に行うことができ、しか
も、液晶表示パネルの着脱作業性に優れた液晶表示パネ
ル検査用ソケットが要望されている。
示パネルとの電気的接続を確実に行うことができ、しか
も、液晶表示パネルの着脱作業性に優れた液晶表示パネ
ル検査用ソケットが要望されている。
【0010】さらに、液晶表示パネルの検査を常温と異
なる温度環境下で行なう場合、常温下で液晶表示パネル
の電極端子とコンタクト部材とを正確に位置合わせして
いても、温度変化により電極端子とコンタクトピンとが
位置ずれを起こし、液晶表示パネルの正確な検査ができ
なくなるという問題が生じる。上述した従来の液晶表示
パネル用検査装置においては、温度変化による電極端子
とコンタクト部材との位置合わせ精度の低下について
は、何等対策が講じられていないため、広範囲の温度環
境下で液晶表示パネルの表示品位検査を正確に行なうこ
とが困難である。
なる温度環境下で行なう場合、常温下で液晶表示パネル
の電極端子とコンタクト部材とを正確に位置合わせして
いても、温度変化により電極端子とコンタクトピンとが
位置ずれを起こし、液晶表示パネルの正確な検査ができ
なくなるという問題が生じる。上述した従来の液晶表示
パネル用検査装置においては、温度変化による電極端子
とコンタクト部材との位置合わせ精度の低下について
は、何等対策が講じられていないため、広範囲の温度環
境下で液晶表示パネルの表示品位検査を正確に行なうこ
とが困難である。
【0011】したがって、本発明の目的は、軽量且つコ
ンパクトで液晶表示パネルとの電気的接続を確実に行う
ことができ、しかも、液晶表示パネルの着脱作業性に優
れた液晶表示パネル検査用ソケットを提供することにあ
る。
ンパクトで液晶表示パネルとの電気的接続を確実に行う
ことができ、しかも、液晶表示パネルの着脱作業性に優
れた液晶表示パネル検査用ソケットを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
液晶パネルの絶縁基板の側辺に沿って該絶縁基板上に配
列形成されたソース側及びゲート側電極端子を、ソケッ
ト本体上に配設されたゲート電極用コンタクトフィルム
及びソース電極用コンタクトフィルムの先端部表面に対
しそれぞれ押圧部材の押圧力によって接触させる液晶表
示パネル検査用コンタクト装置において、前記ソース電
極用コンタクトフィルムの先端部表面には前記ソース側
電極端子の配列方向と平行に延びる接触端子パターンが
形成され、前記ゲート側電極端子の配列に対応して、前
記ゲート電極用コンタクトフィルムの先端部表面には複
数の接触端子パターンが配列形成され、前記ゲート電極
用コンタクトフィルム上の奇数列及び偶数列の接触端子
パターンはそれぞれ該パターンの一端部側及び他端部側
で互いに連結され、前記ゲート電極用コンタクトフィル
ムの先端部表面には前記接触端子パターンの連結領域を
被覆する絶縁被膜が形成され、前記押圧部材が、ばね性
を有し且つ前記絶縁基板と前記ソケット本体とを挟むこ
とができるクリップと、該クリップと前記絶縁基板との
間に介在する滑り性の良好な保護フィルムとを有するこ
とを特徴とする。
液晶パネルの絶縁基板の側辺に沿って該絶縁基板上に配
列形成されたソース側及びゲート側電極端子を、ソケッ
ト本体上に配設されたゲート電極用コンタクトフィルム
及びソース電極用コンタクトフィルムの先端部表面に対
しそれぞれ押圧部材の押圧力によって接触させる液晶表
示パネル検査用コンタクト装置において、前記ソース電
極用コンタクトフィルムの先端部表面には前記ソース側
電極端子の配列方向と平行に延びる接触端子パターンが
形成され、前記ゲート側電極端子の配列に対応して、前
記ゲート電極用コンタクトフィルムの先端部表面には複
数の接触端子パターンが配列形成され、前記ゲート電極
用コンタクトフィルム上の奇数列及び偶数列の接触端子
パターンはそれぞれ該パターンの一端部側及び他端部側
で互いに連結され、前記ゲート電極用コンタクトフィル
ムの先端部表面には前記接触端子パターンの連結領域を
被覆する絶縁被膜が形成され、前記押圧部材が、ばね性
を有し且つ前記絶縁基板と前記ソケット本体とを挟むこ
とができるクリップと、該クリップと前記絶縁基板との
間に介在する滑り性の良好な保護フィルムとを有するこ
とを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の液
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記ソケット本
体には前記ソース電極用及びゲート電極用コンタクトフ
ィルムの上部に位置して前記絶縁基板の側辺に当接し且
つ前記絶縁基板の電極端子と反対側の平面とほぼ連続し
た平面を形成するガイド板が設けられ、前記クリップ
は、断面略U字形を有し、且つ、前記絶縁基板と前記ソ
ケット本体とを挟むパネル基板押圧位置と前記ガイド板
と前記ソケット本体とを挟み前記絶縁基板を解放するパ
ネル基板解放位置との間をスライド移動可能に形成さ
れ、前記保護フィルムは、前記ガイド板に止着され、且
つ、前記クリップが前記パネル基板解放位置から前記パ
ネル基板押圧位置へと移動するとき、その先端部が前記
クリップの一端部と前記絶縁基板および前記ガイド板の
平面との間に介在されるとともに、前記クリップが前記
パネル基板押圧位置から前記パネル基板解放位置へと移
動する とき、その先端部が絶縁基板搭載領域の外に移動
するように形成されていることを特徴とする。
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記ソケット本
体には前記ソース電極用及びゲート電極用コンタクトフ
ィルムの上部に位置して前記絶縁基板の側辺に当接し且
つ前記絶縁基板の電極端子と反対側の平面とほぼ連続し
た平面を形成するガイド板が設けられ、前記クリップ
は、断面略U字形を有し、且つ、前記絶縁基板と前記ソ
ケット本体とを挟むパネル基板押圧位置と前記ガイド板
と前記ソケット本体とを挟み前記絶縁基板を解放するパ
ネル基板解放位置との間をスライド移動可能に形成さ
れ、前記保護フィルムは、前記ガイド板に止着され、且
つ、前記クリップが前記パネル基板解放位置から前記パ
ネル基板押圧位置へと移動するとき、その先端部が前記
クリップの一端部と前記絶縁基板および前記ガイド板の
平面との間に介在されるとともに、前記クリップが前記
パネル基板押圧位置から前記パネル基板解放位置へと移
動する とき、その先端部が絶縁基板搭載領域の外に移動
するように形成されていることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の液晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記ソケ
ット本体に、前記接触端子パターンの露出部の配列方向
に延びて前記接触端子パターンの露出部の反対側の前記
各コンタクトフィルムの先端部背面に弾接する弾性支持
体が設けられていることを特徴とする。
載の液晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記ソケ
ット本体に、前記接触端子パターンの露出部の配列方向
に延びて前記接触端子パターンの露出部の反対側の前記
各コンタクトフィルムの先端部背面に弾接する弾性支持
体が設けられていることを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載の液
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記ソケット本
体には更に前記弾性支持体を支持する可動支持体が前記
クリップの押圧方向に移動可能に設けられており、前記
クリップはその一端部が前記絶縁基板を押圧するとき他
端部が前記可動支持体を前記クリップの一端部の押圧方
向と対向する方向に押圧するように形成されていること
を特徴とする。
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記ソケット本
体には更に前記弾性支持体を支持する可動支持体が前記
クリップの押圧方向に移動可能に設けられており、前記
クリップはその一端部が前記絶縁基板を押圧するとき他
端部が前記可動支持体を前記クリップの一端部の押圧方
向と対向する方向に押圧するように形成されていること
を特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項3記載の液
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記弾性支持体
が、前記各コンタクトフィルムの先端部背面に当接され
る筒状部と該筒状部の背面部に連結された台座部とを有
し、前記弾性支持体は、その全長にわたり、前記筒状部
の背面部と台座部を二分する位置で切れており、且つ、
前記筒状部を平板状に展開した形態で成形したものを筒
状に丸めて形成してなることを特徴とする。
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記弾性支持体
が、前記各コンタクトフィルムの先端部背面に当接され
る筒状部と該筒状部の背面部に連結された台座部とを有
し、前記弾性支持体は、その全長にわたり、前記筒状部
の背面部と台座部を二分する位置で切れており、且つ、
前記筒状部を平板状に展開した形態で成形したものを筒
状に丸めて形成してなることを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1記載の液
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記ソケット本
体上に、前記液晶表示パネルのソース側及びゲート側電
極端子の配列方向と平行に延び且つ前記絶縁基板とほぼ
同一の線膨張係数を有する複数のフィルム取付板が配設
され、前記コンタクトフィルムが前記フィルム取付板に
止着され、前記ソケット本体には、前記電極端子の配列
方向における前記絶縁基板の一端部を位置決めするため
の基板位置決め手段と、前記電極端子の配列方向の線膨
張による前記絶縁基板の寸法変化を許容し得る強さで前
記絶縁基板の他端部を前記基板位置決め手段に対し押圧
する基板端部押圧手段とが設けられ、さ らに前記絶縁基
板と前記フィルム取付板とが線膨張により前記ソース側
及びゲート側電極端子の配列方向に沿って同一方向に寸
法変化するように、前記ソケット本体に前記フィルム取
付板の一端部を所定の位置に位置決めするための取付板
位置決め手段と、前記フィルム取付板の線膨張による寸
法変化を許容し得る強さで前記フィルム取付板の他端部
を前記取付板位置決め手段に対し押圧する取付板端部押
圧手段とが設けられていることを特徴とする。
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記ソケット本
体上に、前記液晶表示パネルのソース側及びゲート側電
極端子の配列方向と平行に延び且つ前記絶縁基板とほぼ
同一の線膨張係数を有する複数のフィルム取付板が配設
され、前記コンタクトフィルムが前記フィルム取付板に
止着され、前記ソケット本体には、前記電極端子の配列
方向における前記絶縁基板の一端部を位置決めするため
の基板位置決め手段と、前記電極端子の配列方向の線膨
張による前記絶縁基板の寸法変化を許容し得る強さで前
記絶縁基板の他端部を前記基板位置決め手段に対し押圧
する基板端部押圧手段とが設けられ、さ らに前記絶縁基
板と前記フィルム取付板とが線膨張により前記ソース側
及びゲート側電極端子の配列方向に沿って同一方向に寸
法変化するように、前記ソケット本体に前記フィルム取
付板の一端部を所定の位置に位置決めするための取付板
位置決め手段と、前記フィルム取付板の線膨張による寸
法変化を許容し得る強さで前記フィルム取付板の他端部
を前記取付板位置決め手段に対し押圧する取付板端部押
圧手段とが設けられていることを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項6記載の液
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記取付板位置
決め手段が、前記フィルム取付板の前記一端部の位置を
前記接触端子パターンの配列方向に調節する位置調節手
段を有することを特徴とする。
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記取付板位置
決め手段が、前記フィルム取付板の前記一端部の位置を
前記接触端子パターンの配列方向に調節する位置調節手
段を有することを特徴とする。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項1記載の液
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記ソース電極
用コンタクトフィルムの先端部表面には複数の前記接触
端子パターンが前記液晶表示パネルのソース側電極端子
の配列方向と直交する方向に配列形成され、且つ、複数
の連結部を介して互いに連結されていることを特徴とす
る。
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記ソース電極
用コンタクトフィルムの先端部表面には複数の前記接触
端子パターンが前記液晶表示パネルのソース側電極端子
の配列方向と直交する方向に配列形成され、且つ、複数
の連結部を介して互いに連結されていることを特徴とす
る。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項8記載の液
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記接触端子パ
ターンの列間において複数の前記連結部が液晶表示パネ
ルのソース側電極端子の配列方向に間隔を開けて配置さ
れていることを特徴とする。
晶表示パネル検査用ソケットにおいて、前記接触端子パ
ターンの列間において複数の前記連結部が液晶表示パネ
ルのソース側電極端子の配列方向に間隔を開けて配置さ
れていることを特徴とする。
【0021】
【発明の作用効果】請求項1記載の液晶表示パネル検査
用ソケットにおいては、液晶表示パネルの絶縁基板をソ
ケット本体上のソース電極用及びゲート電極用コンタク
トフィルムの上に載置した後、保護フィルムを介してク
リップの押圧力を液晶表示パネルの絶縁基板に与えるこ
とができるので、液晶表示パネルのソース側及びゲート
側電極端子をそれぞれ所要の接触圧でソース電極用及び
ゲート電極用コンタクトフィルムの先端部表面に接触さ
せることができる。このとき、ソース電極用コンタクト
フィルムの先端部表面には液晶表示パネルのソース側電
極端子の配列方向と平行に延びる接触端子パターンが形
成されているので、液晶表示パネルのソース側電極端子
とソース電極用コンタクトフィルム上の接触端子パター
ンとを同時に確実に接触させることができる。したがっ
て、液晶表示パネルのソース側電極端子に対し同一の信
号を同時に確実に供給することができる。また、液晶表
示パネルの複数のゲート側電極端子の配列に対応して、
ゲート電極用コンタクトフィルムの先端部表面には複数
の接触端子パターンが配列形成され、奇数列の接触端子
パターン及び偶数列の接触端子パターンはそれぞれ該パ
ターンの一端部側及び他端部側で互いに連結され、さら
にゲート電極用コンタクトフィルムの先端部表面には前
記接触端子パターンの連結領域を被覆する絶縁被膜が形
成されているので、液晶表示パネルの奇数列のゲート側
電極端子には奇数列の接触端子パターンのみを、また、
偶数列のゲート側電極端子には偶数列の接触端子パター
ンのみをそれぞれ接触させることができる。したがっ
て、液晶表示パネルの奇数列又は偶数列のゲート側電極
端子に対し選択的に同一の信号を同時に供給することが
できる。
用ソケットにおいては、液晶表示パネルの絶縁基板をソ
ケット本体上のソース電極用及びゲート電極用コンタク
トフィルムの上に載置した後、保護フィルムを介してク
リップの押圧力を液晶表示パネルの絶縁基板に与えるこ
とができるので、液晶表示パネルのソース側及びゲート
側電極端子をそれぞれ所要の接触圧でソース電極用及び
ゲート電極用コンタクトフィルムの先端部表面に接触さ
せることができる。このとき、ソース電極用コンタクト
フィルムの先端部表面には液晶表示パネルのソース側電
極端子の配列方向と平行に延びる接触端子パターンが形
成されているので、液晶表示パネルのソース側電極端子
とソース電極用コンタクトフィルム上の接触端子パター
ンとを同時に確実に接触させることができる。したがっ
て、液晶表示パネルのソース側電極端子に対し同一の信
号を同時に確実に供給することができる。また、液晶表
示パネルの複数のゲート側電極端子の配列に対応して、
ゲート電極用コンタクトフィルムの先端部表面には複数
の接触端子パターンが配列形成され、奇数列の接触端子
パターン及び偶数列の接触端子パターンはそれぞれ該パ
ターンの一端部側及び他端部側で互いに連結され、さら
にゲート電極用コンタクトフィルムの先端部表面には前
記接触端子パターンの連結領域を被覆する絶縁被膜が形
成されているので、液晶表示パネルの奇数列のゲート側
電極端子には奇数列の接触端子パターンのみを、また、
偶数列のゲート側電極端子には偶数列の接触端子パター
ンのみをそれぞれ接触させることができる。したがっ
て、液晶表示パネルの奇数列又は偶数列のゲート側電極
端子に対し選択的に同一の信号を同時に供給することが
できる。
【0022】しかも、保護フィルムがクリップの一端部
と絶縁基板およびガイド板の平面との間に介在するの
で、クリップを押圧位置まで移動させる時にクリップの
スライド方向の押圧力で液晶表示パネルの絶縁基板の位
置がずれることを防止できる。
と絶縁基板およびガイド板の平面との間に介在するの
で、クリップを押圧位置まで移動させる時にクリップの
スライド方向の押圧力で液晶表示パネルの絶縁基板の位
置がずれることを防止できる。
【0023】したがって、軽量且つコンパクトで液晶表
示パネルとの電気的接続を確実に行うことができ、しか
も、液晶表示パネルの着脱作業性に優れた液晶表示パネ
ル検査用ソケットを提供することができる。
示パネルとの電気的接続を確実に行うことができ、しか
も、液晶表示パネルの着脱作業性に優れた液晶表示パネ
ル検査用ソケットを提供することができる。
【0024】請求項2記載の液晶表示パネル検査用ソケ
ットにおいては、クリップをパネル基板押圧位置からパ
ネル基板解放位置へとスライド移動させると、保護フィ
ルムの先端部が絶縁基板搭載領域の外に移動するので、
ソケット本体上からの液晶表示パネルの取外しやソケッ
ト本体上への搭載作業を保護フィルムによる障害なく容
易に行うことができる。したがって、軽量およびコンパ
クトで、液晶表示パネルの電極端子との位置合わせを正
確に行うことができ、しかも、液晶表示パネルの搭載お
よび取外しの作業性に優れ且つ絶縁基板を傷つけない液
晶表示パネル検査用ソケットを提供することができる。
ットにおいては、クリップをパネル基板押圧位置からパ
ネル基板解放位置へとスライド移動させると、保護フィ
ルムの先端部が絶縁基板搭載領域の外に移動するので、
ソケット本体上からの液晶表示パネルの取外しやソケッ
ト本体上への搭載作業を保護フィルムによる障害なく容
易に行うことができる。したがって、軽量およびコンパ
クトで、液晶表示パネルの電極端子との位置合わせを正
確に行うことができ、しかも、液晶表示パネルの搭載お
よび取外しの作業性に優れ且つ絶縁基板を傷つけない液
晶表示パネル検査用ソケットを提供することができる。
【0025】請求項3記載の液晶表示パネル検査用ソケ
ットにおいては、接触端子パターンの露出部の配列方向
に延びて接触端子パターンの露出部の反対側の各コンタ
クトフィルムの先端部背面に弾接する弾性支持体がソケ
ット本体に設けられているので、クリップの一端部で液
晶表示パネルの絶縁基板を押圧するとき、コンタクトフ
ィルムの背面側からコンタクトフィルム上の接触端子パ
ターンの露出部を弾性支持体により確実に絶縁基板上の
電極端子に押圧することができる。したがって、液晶表
示パネルの電極端子とコンタクトフィルムの接触端子パ
ターンとの電気的接続をより確実に行わせることができ
る。
ットにおいては、接触端子パターンの露出部の配列方向
に延びて接触端子パターンの露出部の反対側の各コンタ
クトフィルムの先端部背面に弾接する弾性支持体がソケ
ット本体に設けられているので、クリップの一端部で液
晶表示パネルの絶縁基板を押圧するとき、コンタクトフ
ィルムの背面側からコンタクトフィルム上の接触端子パ
ターンの露出部を弾性支持体により確実に絶縁基板上の
電極端子に押圧することができる。したがって、液晶表
示パネルの電極端子とコンタクトフィルムの接触端子パ
ターンとの電気的接続をより確実に行わせることができ
る。
【0026】請求項4記載の液晶表示パネル検査用ソケ
ットにおいては、弾性支持体を支持する可動支持体がソ
ケット本体に対しクリップの押圧方向に移動可能に設け
られており、且つ、クリップはその一端部が絶縁基板を
押圧するとき他端部が可動支持体をクリップの一端部の
押圧方向に対向する方向に押圧するように形成されてい
るので、クリップの一端部による押圧力とクリップの他
端部による反対方向の押圧力とをバランスさせることが
できる。したがって、液晶表示パネルの絶縁基板にクリ
ップの一端部による一方向の押圧力のみが作用する場合
に生じる不都合な液晶表示パネルの沈み込みを防止し、
クリップのスライド移動の円滑性を確保することができ
る。また、液晶表示パネルの絶縁基板にクリップの一端
部による一方向の押圧力のみが作用する場合には、クリ
ップの一端部と絶縁基板との間に介在する保護フィルム
の剛性により、該押圧力に対して不都合な抵抗力が生じ
るために、クリップの押圧力を効果的に絶縁基板に伝達
することが困難となるが、この発明構成によれば、上述
したように、クリップの一端部による押圧力とクリップ
の他端部による反対方向の押圧力とを同時に絶縁基板に
作用させることができるので、保護フィルムの剛性に拘
わりなく、クリップの押圧力を効果的に液晶表示パネル
の電極端子とコンタクトフィルムの接触端子パターンと
の接触部に作用させることができ、接触圧の向上を図る
ことがができる。
ットにおいては、弾性支持体を支持する可動支持体がソ
ケット本体に対しクリップの押圧方向に移動可能に設け
られており、且つ、クリップはその一端部が絶縁基板を
押圧するとき他端部が可動支持体をクリップの一端部の
押圧方向に対向する方向に押圧するように形成されてい
るので、クリップの一端部による押圧力とクリップの他
端部による反対方向の押圧力とをバランスさせることが
できる。したがって、液晶表示パネルの絶縁基板にクリ
ップの一端部による一方向の押圧力のみが作用する場合
に生じる不都合な液晶表示パネルの沈み込みを防止し、
クリップのスライド移動の円滑性を確保することができ
る。また、液晶表示パネルの絶縁基板にクリップの一端
部による一方向の押圧力のみが作用する場合には、クリ
ップの一端部と絶縁基板との間に介在する保護フィルム
の剛性により、該押圧力に対して不都合な抵抗力が生じ
るために、クリップの押圧力を効果的に絶縁基板に伝達
することが困難となるが、この発明構成によれば、上述
したように、クリップの一端部による押圧力とクリップ
の他端部による反対方向の押圧力とを同時に絶縁基板に
作用させることができるので、保護フィルムの剛性に拘
わりなく、クリップの押圧力を効果的に液晶表示パネル
の電極端子とコンタクトフィルムの接触端子パターンと
の接触部に作用させることができ、接触圧の向上を図る
ことがができる。
【0027】請求項5記載の液晶表示パネル検査用ソケ
ットにおいては、弾性支持体が、コンタクトフィルムの
先端部背面に当接される筒状部と該筒状部の背面部に連
結された台座部とを有し、弾性支持体は、その全長にわ
たり、筒状部の背面部と台座部を二分する位置で切れて
おり、且つ、筒状部を平板状に展開した形態で成形した
ものを筒状に丸めて形成したものとなっているため、特
にコンタクトフィルムの背面に対する筒状部の接触部の
長手方向の直線性や、厚み等の寸法精度の高い弾性支持
体を容易に得ることができる。したがって、液晶表示パ
ネルの電極端子とコンタクトフィルムの接触端子パター
ンとを均一な接触圧で接触させることができる液晶表示
パネル検査用ソケットを安価に提供することができる。
ットにおいては、弾性支持体が、コンタクトフィルムの
先端部背面に当接される筒状部と該筒状部の背面部に連
結された台座部とを有し、弾性支持体は、その全長にわ
たり、筒状部の背面部と台座部を二分する位置で切れて
おり、且つ、筒状部を平板状に展開した形態で成形した
ものを筒状に丸めて形成したものとなっているため、特
にコンタクトフィルムの背面に対する筒状部の接触部の
長手方向の直線性や、厚み等の寸法精度の高い弾性支持
体を容易に得ることができる。したがって、液晶表示パ
ネルの電極端子とコンタクトフィルムの接触端子パター
ンとを均一な接触圧で接触させることができる液晶表示
パネル検査用ソケットを安価に提供することができる。
【0028】請求項6記載の液晶表示パネル検査用ソケ
ットにおいては、ソケット本体上に、液晶表示パネルの
ソース側及びゲート側電極端子の配列方向と平行に延び
且つ絶縁基板とほぼ同一の線膨張係数を有する複数のフ
ィルム取付板が配設され、ソース電極用及びゲート電極
用コンタクトフィルムがフィルム取付板に止着され、ソ
ケット本体には、電極端子の配列方向における絶縁基板
の一端部を位置決めするための基板位置決め手段と、電
極端子の配列方向の線膨張による絶縁基板の寸法変化を
許容し得る強さで絶縁基板の他端部を基板位置決め手段
に対し押圧する基板端部押圧手段とが設けられ、さらに
絶縁基板とフィルム取付板とが線膨張によりソース側及
びゲート側電極端子の配列方向に沿って同一方向に寸法
変化するように、ソケット本体にフィルム取付板の一端
部を所定の位置に位置決めするための取付板位置決め手
段と、フィルム取付板の線膨張による寸法変化を許容し
得る強さでフィルム取付板の他端部を取付板位置決め手
段に対し押圧する取付板端部押圧手段とが設けられてい
るので、ソケット本体のコンタクトフィルム上に液晶表
示パネルの絶縁基板を搭載するときに、絶縁基板の一端
部を基板位置決め手段に当接させて位置決めすることに
より、液晶表示パネルの電極端子とコンタクトフィルム
の接触端子パターンとを正確に位置合わせすることがで
きる。このとき、ソース電極用コンタクトフィルムの先
端部表面には液晶表示パネルのソース側電極端子の配列
方向と平行に延びる接触端子パターンが形成されている
ので、液晶表示パネルのソース側電極端子とソース電極
用コンタクトフィルム上の接触端子パターンとを同時に
確実に接触させることができる。したがって、液晶表示
パネルのソース側電極端子に同一の信号を同時に確実に
供給することができる。また、液晶表示パネルの複数の
ゲート側電極端子の配列に対応して、ゲート電極用コン
タクトフィルムの先端部表面には複数の接触端子パター
ンが配列形成され、奇数列の接触端子パターン及び偶数
列の接触端子パターンはそれぞれ該パターンの一端部側
及び他端部側で互いに連結され、さらにゲート電極用コ
ンタクトフィルムの先端部表面には前記接触端子パター
ンの連結領域を被覆する絶縁被膜が形成されているの
で、液晶表示パネルの奇数列のゲート側電極端子には奇
数列の接触端子パターンのみを、また、偶数列のゲート
側電極端子には偶数列の接触端子パターンのみをそれぞ
れ接触させることができる。したがって、液晶表示パネ
ルの奇数列又は偶数列のゲート側電極端子に対し選択的
に同一の信号を同時に供給することができる。
ットにおいては、ソケット本体上に、液晶表示パネルの
ソース側及びゲート側電極端子の配列方向と平行に延び
且つ絶縁基板とほぼ同一の線膨張係数を有する複数のフ
ィルム取付板が配設され、ソース電極用及びゲート電極
用コンタクトフィルムがフィルム取付板に止着され、ソ
ケット本体には、電極端子の配列方向における絶縁基板
の一端部を位置決めするための基板位置決め手段と、電
極端子の配列方向の線膨張による絶縁基板の寸法変化を
許容し得る強さで絶縁基板の他端部を基板位置決め手段
に対し押圧する基板端部押圧手段とが設けられ、さらに
絶縁基板とフィルム取付板とが線膨張によりソース側及
びゲート側電極端子の配列方向に沿って同一方向に寸法
変化するように、ソケット本体にフィルム取付板の一端
部を所定の位置に位置決めするための取付板位置決め手
段と、フィルム取付板の線膨張による寸法変化を許容し
得る強さでフィルム取付板の他端部を取付板位置決め手
段に対し押圧する取付板端部押圧手段とが設けられてい
るので、ソケット本体のコンタクトフィルム上に液晶表
示パネルの絶縁基板を搭載するときに、絶縁基板の一端
部を基板位置決め手段に当接させて位置決めすることに
より、液晶表示パネルの電極端子とコンタクトフィルム
の接触端子パターンとを正確に位置合わせすることがで
きる。このとき、ソース電極用コンタクトフィルムの先
端部表面には液晶表示パネルのソース側電極端子の配列
方向と平行に延びる接触端子パターンが形成されている
ので、液晶表示パネルのソース側電極端子とソース電極
用コンタクトフィルム上の接触端子パターンとを同時に
確実に接触させることができる。したがって、液晶表示
パネルのソース側電極端子に同一の信号を同時に確実に
供給することができる。また、液晶表示パネルの複数の
ゲート側電極端子の配列に対応して、ゲート電極用コン
タクトフィルムの先端部表面には複数の接触端子パター
ンが配列形成され、奇数列の接触端子パターン及び偶数
列の接触端子パターンはそれぞれ該パターンの一端部側
及び他端部側で互いに連結され、さらにゲート電極用コ
ンタクトフィルムの先端部表面には前記接触端子パター
ンの連結領域を被覆する絶縁被膜が形成されているの
で、液晶表示パネルの奇数列のゲート側電極端子には奇
数列の接触端子パターンのみを、また、偶数列のゲート
側電極端子には偶数列の接触端子パターンのみをそれぞ
れ接触させることができる。したがって、液晶表示パネ
ルの奇数列又は偶数列のゲート側電極端子に対し選択的
に同一の信号を同時に供給することができる。
【0029】さらに、液晶表示パネルを搭載した液晶表
示パネル検査用ソケットの検査環境温度が変化した場合
に、フィルム取付板の一端部と液晶表示パネルの絶縁基
板の一端部とを基板位置決め手段および取付板位置決め
手段によって各々所定位置に保つことができると共に、
絶縁基板とフィルム取付板とを線膨張によりソース側及
びゲート側電極端子の配列方向に沿って同一方向に寸法
変化させることができ、且つ、電極端子および接触端子
パターンの配列方向において絶縁基板とフィルム取付板
の線膨張による寸法変化量をほぼ同一に保つことができ
るので、絶縁基板とフィルム取付板の線膨張による電極
端子と接触端子パターンとの位置ずれを最小限に抑える
ことができる。したがって、広範囲の温度環境下で液晶
表示パネルの電極端子とコンタクトフィルムの接触端子
パターンとを各々確実に電気的接続状態に保つことがで
きるので、広範囲の温度環境下で液晶表示パネルの表示
品位検査を正確に行なうことができる。
示パネル検査用ソケットの検査環境温度が変化した場合
に、フィルム取付板の一端部と液晶表示パネルの絶縁基
板の一端部とを基板位置決め手段および取付板位置決め
手段によって各々所定位置に保つことができると共に、
絶縁基板とフィルム取付板とを線膨張によりソース側及
びゲート側電極端子の配列方向に沿って同一方向に寸法
変化させることができ、且つ、電極端子および接触端子
パターンの配列方向において絶縁基板とフィルム取付板
の線膨張による寸法変化量をほぼ同一に保つことができ
るので、絶縁基板とフィルム取付板の線膨張による電極
端子と接触端子パターンとの位置ずれを最小限に抑える
ことができる。したがって、広範囲の温度環境下で液晶
表示パネルの電極端子とコンタクトフィルムの接触端子
パターンとを各々確実に電気的接続状態に保つことがで
きるので、広範囲の温度環境下で液晶表示パネルの表示
品位検査を正確に行なうことができる。
【0030】請求項7記載の液晶表示パネル検査用ソケ
ットにおいては、フィルム取付板の一端部の位置を位置
調節手段によってフィルム取付板の長手方向に調節する
ことができるので、フィルム取付板の一端部と液晶表示
パネルの電極端子の配列方向における絶縁基板の一端部
とを正確に同一基準面上に位置合わせすることができ
る。したがって、液晶表示パネルの電極端子とコンタク
トフィルム上の接触端子パターンとを確実に位置合わせ
することができるので、液晶表示パネルの表示品位検査
を正確に行なうことができる。
ットにおいては、フィルム取付板の一端部の位置を位置
調節手段によってフィルム取付板の長手方向に調節する
ことができるので、フィルム取付板の一端部と液晶表示
パネルの電極端子の配列方向における絶縁基板の一端部
とを正確に同一基準面上に位置合わせすることができ
る。したがって、液晶表示パネルの電極端子とコンタク
トフィルム上の接触端子パターンとを確実に位置合わせ
することができるので、液晶表示パネルの表示品位検査
を正確に行なうことができる。
【0031】請求項8記載の液晶表示パネル検査用ソケ
ットにおいては、ソース電極用コンタクトフィルムの先
端部表面に複数の接触端子パターンが液晶表示パネルの
ソース側電極端子の配列方向と直交する方向に配列形成
され、且つ、複数の連結部を介して互いに連結されてい
るので、液晶表示パネルの各ソース側電極端子がソース
電極用コンタクトフィルム上の複数の接触端子パターン
と交差する箇所でそれぞれ該ソース側電極端子と複数の
接触端子パターンとを局部的に接触させることができ
る。したがって、各ソース側電極端子と複数の接触端子
パターンとを高い接触圧で確実に接触させることができ
る。
ットにおいては、ソース電極用コンタクトフィルムの先
端部表面に複数の接触端子パターンが液晶表示パネルの
ソース側電極端子の配列方向と直交する方向に配列形成
され、且つ、複数の連結部を介して互いに連結されてい
るので、液晶表示パネルの各ソース側電極端子がソース
電極用コンタクトフィルム上の複数の接触端子パターン
と交差する箇所でそれぞれ該ソース側電極端子と複数の
接触端子パターンとを局部的に接触させることができ
る。したがって、各ソース側電極端子と複数の接触端子
パターンとを高い接触圧で確実に接触させることができ
る。
【0032】請求項9記載の液晶表示パネル検査用ソケ
ットにおいては、接触端子パターンの各々の列間におい
て複数の連結部が液晶表示パネルのソース側電極端子の
配列方向に間隔を開けて配置されているので、接触端子
パターンの列間の連結部が何れかのソース側電極端子と
接触する位置にあっても該ソース側電極端子をさらに他
の列の接触端子パターンと接触させることができる。し
たがって、各ソース側電極端子を確実に複数箇所で接触
端子パターンと接触させることができる。
ットにおいては、接触端子パターンの各々の列間におい
て複数の連結部が液晶表示パネルのソース側電極端子の
配列方向に間隔を開けて配置されているので、接触端子
パターンの列間の連結部が何れかのソース側電極端子と
接触する位置にあっても該ソース側電極端子をさらに他
の列の接触端子パターンと接触させることができる。し
たがって、各ソース側電極端子を確実に複数箇所で接触
端子パターンと接触させることができる。
【0033】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。
説明する。
【0034】図2から図15までは本発明を図1に示す
液晶表示パネル1の表示品位検査に用いられる液晶表示
パネル検査用ソケットに適用した場合の第1実施例を示
したものであり、図2はクリップをパネル基板押圧位置
へと移動した状態のソケットの平面図、図3はクリップ
をパネル基板解放位置へと移動した状態のソケットの平
面図、図4は図2に示すソケットのクリップ、カバー等
を取り除いた状態を示す平面図、図5は液晶表示パネル
のソース側電極端子と接触させるためのソース側電極用
コンタクトフィルムの一部破断平面図、図6は図5に示
すソース側電極用コンタクトフィルムの要部の一部破断
拡大図、図7は液晶表示パネルのゲート側電極端子と接
触させるためのゲート側電極用コンタクトフィルムの一
部破断平面図、図8(a),(b)はそれぞれ図7に示
すゲート側電極用コンタクトフィルムの要部の一部破断
拡大図、図9は図2のソケットの図2中A−A線矢視断
面図、図10はクリップをパネル基板解放位置へと移動
した状態の図9と類似の断面図、図11は図2に示すソ
ケットの要部の図9中B−B線矢視断面図、図12
(a)は図2のソケットへの液晶表示パネルの着脱作業
に役立つ治具の構成例を示す平面図、同図(b)は同図
(a)中C−C線矢視断面図、図13(a)〜(c)は
第1実施例のソケットの動作を示す断面図、図14は液
晶表示パネルのソース側電極端子とソース電極用コンタ
クトフィルムとの接触部の拡大断面図、図15は液晶表
示パネルのゲート側電極端子とゲート電極用コンタクト
フィルムとの接触部の拡大断面図である。
液晶表示パネル1の表示品位検査に用いられる液晶表示
パネル検査用ソケットに適用した場合の第1実施例を示
したものであり、図2はクリップをパネル基板押圧位置
へと移動した状態のソケットの平面図、図3はクリップ
をパネル基板解放位置へと移動した状態のソケットの平
面図、図4は図2に示すソケットのクリップ、カバー等
を取り除いた状態を示す平面図、図5は液晶表示パネル
のソース側電極端子と接触させるためのソース側電極用
コンタクトフィルムの一部破断平面図、図6は図5に示
すソース側電極用コンタクトフィルムの要部の一部破断
拡大図、図7は液晶表示パネルのゲート側電極端子と接
触させるためのゲート側電極用コンタクトフィルムの一
部破断平面図、図8(a),(b)はそれぞれ図7に示
すゲート側電極用コンタクトフィルムの要部の一部破断
拡大図、図9は図2のソケットの図2中A−A線矢視断
面図、図10はクリップをパネル基板解放位置へと移動
した状態の図9と類似の断面図、図11は図2に示すソ
ケットの要部の図9中B−B線矢視断面図、図12
(a)は図2のソケットへの液晶表示パネルの着脱作業
に役立つ治具の構成例を示す平面図、同図(b)は同図
(a)中C−C線矢視断面図、図13(a)〜(c)は
第1実施例のソケットの動作を示す断面図、図14は液
晶表示パネルのソース側電極端子とソース電極用コンタ
クトフィルムとの接触部の拡大断面図、図15は液晶表
示パネルのゲート側電極端子とゲート電極用コンタクト
フィルムとの接触部の拡大断面図である。
【0035】はじめに図2〜図4を参照すると、液晶表
示パネル検査用ソケット10は、金属又はプラスチック
からなる平面視略矩形のソケット本体11を備えてい
る。液晶表示パネル1は電極端子3,4をソケット本体
11の上面側に向けた状態で搭載される。ソケット本体
11の上面には液晶表示パネル1の絶縁基板2の3つの
コーナー部と各々係合するコーナー部係合片11a〜1
1cが突出形成されている。これら3つのコーナー部係
合片11a〜11cのうちの相対向する2つの係合片1
1b,11cは液晶表示パネル10の絶縁基板2を大ま
かに位置決めするものであり、残りのコーナー部係合片
11aは絶縁基板2の短辺および長辺をそれぞれ基準面
位置に正確に位置決めするための基板位置決め手段をな
すものである。このコーナー部係合片11aと対角線方
向に対向してソケット本体11には絶縁基板2をコーナ
ー部係合片11aに向けて押圧する基板端部押圧手段1
2が設けられている。この基板端部押圧手段12は絶縁
基板2のコーナー部に係合する可動係合片12aと、こ
の可動係合片12aをコーナー部係合片11aの方向に
付勢するコイルばね12bとを有し、これら可動係合片
12aおよびコイルばね12bはソケット本体11の上
面に開口形成形成された凹部11d内に収容され、カバ
ー13で覆われている。コイルばね12bのばね力は、
絶縁基板2の透明電極端子の配列方向の線膨張による絶
縁基板2の寸法変化を許容し得る強さに設定されてい
る。
示パネル検査用ソケット10は、金属又はプラスチック
からなる平面視略矩形のソケット本体11を備えてい
る。液晶表示パネル1は電極端子3,4をソケット本体
11の上面側に向けた状態で搭載される。ソケット本体
11の上面には液晶表示パネル1の絶縁基板2の3つの
コーナー部と各々係合するコーナー部係合片11a〜1
1cが突出形成されている。これら3つのコーナー部係
合片11a〜11cのうちの相対向する2つの係合片1
1b,11cは液晶表示パネル10の絶縁基板2を大ま
かに位置決めするものであり、残りのコーナー部係合片
11aは絶縁基板2の短辺および長辺をそれぞれ基準面
位置に正確に位置決めするための基板位置決め手段をな
すものである。このコーナー部係合片11aと対角線方
向に対向してソケット本体11には絶縁基板2をコーナ
ー部係合片11aに向けて押圧する基板端部押圧手段1
2が設けられている。この基板端部押圧手段12は絶縁
基板2のコーナー部に係合する可動係合片12aと、こ
の可動係合片12aをコーナー部係合片11aの方向に
付勢するコイルばね12bとを有し、これら可動係合片
12aおよびコイルばね12bはソケット本体11の上
面に開口形成形成された凹部11d内に収容され、カバ
ー13で覆われている。コイルばね12bのばね力は、
絶縁基板2の透明電極端子の配列方向の線膨張による絶
縁基板2の寸法変化を許容し得る強さに設定されてい
る。
【0036】図4および図9に示すように、液晶表示パ
ネル1のソース側及びゲート側の透明電極端子3,4が
形成されている絶縁基板2の長辺及び短辺に対応して、
ソケット本体11の上面には絶縁基板2の長辺及び短辺
と各々平行に延びる凹溝11eが形成されている。各凹
溝11eには絶縁基板2とほぼ同一の線膨張係数を有す
る絶縁材、例えば絶縁基板2と同一材料からなるフィル
ム取付板15がその長手方向に摺動変位可能に収容され
ており、液晶表示パネル1の各長辺の4つのソース側電
極端子3のブロックに対応して、絶縁基板2の長辺と平
行なフィルム取付板15の上面には液晶表示パネル1の
ソース側透明電極端子3に対する接触部材としての複数
枚(図示例では4枚)のソース電極用コンタクトフィル
ム14Aの基端部が例えば接着剤等で止着されている。
同様に、液晶表示パネル1の短辺の2つのゲート側電極
端子4のブロックに対応して、絶縁基板2の短辺と平行
なフィルム取付板15の上面には液晶表示パネル1のゲ
ート側透明電極端子4に対する接触部材としての複数枚
(図示例では2枚)のソース電極用コンタクトフィルム
14Bの基端部が例えば接着剤等で止着されている。
ネル1のソース側及びゲート側の透明電極端子3,4が
形成されている絶縁基板2の長辺及び短辺に対応して、
ソケット本体11の上面には絶縁基板2の長辺及び短辺
と各々平行に延びる凹溝11eが形成されている。各凹
溝11eには絶縁基板2とほぼ同一の線膨張係数を有す
る絶縁材、例えば絶縁基板2と同一材料からなるフィル
ム取付板15がその長手方向に摺動変位可能に収容され
ており、液晶表示パネル1の各長辺の4つのソース側電
極端子3のブロックに対応して、絶縁基板2の長辺と平
行なフィルム取付板15の上面には液晶表示パネル1の
ソース側透明電極端子3に対する接触部材としての複数
枚(図示例では4枚)のソース電極用コンタクトフィル
ム14Aの基端部が例えば接着剤等で止着されている。
同様に、液晶表示パネル1の短辺の2つのゲート側電極
端子4のブロックに対応して、絶縁基板2の短辺と平行
なフィルム取付板15の上面には液晶表示パネル1のゲ
ート側透明電極端子4に対する接触部材としての複数枚
(図示例では2枚)のソース電極用コンタクトフィルム
14Bの基端部が例えば接着剤等で止着されている。
【0037】各凹溝11eの一端には、フィルム取付板
15の一端部を所定位置(図4参照)に位置決めするた
めの取付板位置決め手段としての位置調節ねじ16が設
けられている。この位置調節ねじ16の先端はフィルム
取付板15の一端部に当接しており、位置調節ねじ16
の頭部を工具等で回すことにより、位置調節ねじ16の
先端位置を調節することができる。また、凹溝11eの
他端部にはフィルム取付板15の他端部に当接して該フ
ィルム取付板15を位置調節ねじ16に対し押圧する取
付板端部押圧手段としてのコイルばね17が設けられて
いる、このコイルばね17のばね力は、線膨張によるフ
ィルム取付板15の長手方向の寸法変化を許容し得る強
さに設定されている。18〜20は凹溝11eの端部を
覆うカバーである。
15の一端部を所定位置(図4参照)に位置決めするた
めの取付板位置決め手段としての位置調節ねじ16が設
けられている。この位置調節ねじ16の先端はフィルム
取付板15の一端部に当接しており、位置調節ねじ16
の頭部を工具等で回すことにより、位置調節ねじ16の
先端位置を調節することができる。また、凹溝11eの
他端部にはフィルム取付板15の他端部に当接して該フ
ィルム取付板15を位置調節ねじ16に対し押圧する取
付板端部押圧手段としてのコイルばね17が設けられて
いる、このコイルばね17のばね力は、線膨張によるフ
ィルム取付板15の長手方向の寸法変化を許容し得る強
さに設定されている。18〜20は凹溝11eの端部を
覆うカバーである。
【0038】図5、図6及び図14に示すように、絶縁
性の可撓性フィルムからなる各ソース電極用コンタクト
フィルム14Aの先端部表面には液晶表示パネル1のソ
ース側電極端子3に接触される複数の接触端子パターン
42が形成されている。複数の接触端子パターン42は
液晶表示パネル1のゲート側電極端子3の配列方向と直
交する方向に配列形成されてゲート側電極端子3の配列
方向と平行に延びており、且つ、複数の連結部43を介
して互いに連結されている。そして、接触端子パターン
42の1つがリードパターン44を介してコンタクトフ
ィルム14Aの基端部表面に形成された外部接続用電極
パッド45に接続されている。さらに、コンタクトフィ
ルム14Aの表面には液晶表示パネル1の共通電極端子
5と接触される2つの共通電極用接触端子パターン46
が形成されており、各共通電極用接触端子パターン46
はリードパターン47を介してコンタクトフィルム14
Aの基端部表面に形成された外部接続用電極パッド48
に接続されている。コンタクトフィルム14Aの表面の
先端部と基端部との間の区間は一部破断して示す絶縁被
膜49により被覆されている。
性の可撓性フィルムからなる各ソース電極用コンタクト
フィルム14Aの先端部表面には液晶表示パネル1のソ
ース側電極端子3に接触される複数の接触端子パターン
42が形成されている。複数の接触端子パターン42は
液晶表示パネル1のゲート側電極端子3の配列方向と直
交する方向に配列形成されてゲート側電極端子3の配列
方向と平行に延びており、且つ、複数の連結部43を介
して互いに連結されている。そして、接触端子パターン
42の1つがリードパターン44を介してコンタクトフ
ィルム14Aの基端部表面に形成された外部接続用電極
パッド45に接続されている。さらに、コンタクトフィ
ルム14Aの表面には液晶表示パネル1の共通電極端子
5と接触される2つの共通電極用接触端子パターン46
が形成されており、各共通電極用接触端子パターン46
はリードパターン47を介してコンタクトフィルム14
Aの基端部表面に形成された外部接続用電極パッド48
に接続されている。コンタクトフィルム14Aの表面の
先端部と基端部との間の区間は一部破断して示す絶縁被
膜49により被覆されている。
【0039】さらに、この実施例のソース電極用コンタ
クトフィルム14Aにおいては、図6に示すように、ソ
ース電極用の接触端子パターン42の列間において複数
の連結部43は液晶表示パネル1のソース側電極端子3
の配列方向に間隔を開けて配置されている。
クトフィルム14Aにおいては、図6に示すように、ソ
ース電極用の接触端子パターン42の列間において複数
の連結部43は液晶表示パネル1のソース側電極端子3
の配列方向に間隔を開けて配置されている。
【0040】図7、図8及び図15に示すように、絶縁
性の可撓性フィルムからなる各ゲート電極用コンタクト
フィルム14Bの先端部表面には液晶表示パネル1のゲ
ート側電極端子4と接触される複数の接触端子パターン
50が形成されている。複数の接触端子パターン50は
液晶表示パネル1のゲート側電極端子3の配列方向と同
一方向に配列形成されている。図8(a),(b)に詳
細に示すように、奇数列の接触端子パターン50と偶数
列の接触端子パターン50はそれぞれ該パターン50の
一端部側及び他端部側で互いに連結されて櫛歯状に形成
されている。また、奇数列及び偶数列の接触端子パター
ン50はそれぞれリードパターン51,52を介してコ
ンタクトフィルム14Bの基端部表面に形成された外部
接続用電極パッド53,54に接続されている。さら
に、ゲート電極用コンタクトフィルム14Bの先端部表
面には接触端子パターン50の一端部側及び他端部側の
連結領域を被覆する絶縁被膜55,56が形成されてい
る。
性の可撓性フィルムからなる各ゲート電極用コンタクト
フィルム14Bの先端部表面には液晶表示パネル1のゲ
ート側電極端子4と接触される複数の接触端子パターン
50が形成されている。複数の接触端子パターン50は
液晶表示パネル1のゲート側電極端子3の配列方向と同
一方向に配列形成されている。図8(a),(b)に詳
細に示すように、奇数列の接触端子パターン50と偶数
列の接触端子パターン50はそれぞれ該パターン50の
一端部側及び他端部側で互いに連結されて櫛歯状に形成
されている。また、奇数列及び偶数列の接触端子パター
ン50はそれぞれリードパターン51,52を介してコ
ンタクトフィルム14Bの基端部表面に形成された外部
接続用電極パッド53,54に接続されている。さら
に、ゲート電極用コンタクトフィルム14Bの先端部表
面には接触端子パターン50の一端部側及び他端部側の
連結領域を被覆する絶縁被膜55,56が形成されてい
る。
【0041】コンタクトフィルム14A,14Bは各々
の基端部を接続用ケーブルのソケット(図示省略)に差
し込むことにより、画素駆動用ICを備えた外部回路装
置(図示省略)接続することができる。
の基端部を接続用ケーブルのソケット(図示省略)に差
し込むことにより、画素駆動用ICを備えた外部回路装
置(図示省略)接続することができる。
【0042】図9〜図11及び図13〜図15に示すよ
うに、ソケット本体11にはコンタクトフィルム14
A,14Bの先端部背面に弾接して該コンタクトフィル
ム14の先端部を下から支持する弾性支持体21が設け
られている。弾性支持体21はコンタクトフィルム14
A,14Bの先端部背面に当接される筒状部21aと該
筒状部21aの下部に連結された台座部21bとを有し
ている。この実施例においては、弾性支持体21は、そ
の全長にわたり、筒状部21aの下部と台座部21bを
二分する位置で切れており、筒状部21aを平板状に展
開した形態で成形したものを筒状に丸めて形成したもの
となっているので、弾性支持体を押し出し成形により形
成する場合と比べて、特にコンタクトフィルム14A,
14Bの先端部背面に対する筒状部21aの接触部の長
手方向の直線性や、厚み等の寸法精度を容易に高めるこ
とができる。したがって、液晶表示パネル1の透明電極
端子3,4とコンタクトフィルム14A,14Bの先端
部上の接触端子パターン42,50とをそれぞれ均一な
接触圧で接触させることができる。
うに、ソケット本体11にはコンタクトフィルム14
A,14Bの先端部背面に弾接して該コンタクトフィル
ム14の先端部を下から支持する弾性支持体21が設け
られている。弾性支持体21はコンタクトフィルム14
A,14Bの先端部背面に当接される筒状部21aと該
筒状部21aの下部に連結された台座部21bとを有し
ている。この実施例においては、弾性支持体21は、そ
の全長にわたり、筒状部21aの下部と台座部21bを
二分する位置で切れており、筒状部21aを平板状に展
開した形態で成形したものを筒状に丸めて形成したもの
となっているので、弾性支持体を押し出し成形により形
成する場合と比べて、特にコンタクトフィルム14A,
14Bの先端部背面に対する筒状部21aの接触部の長
手方向の直線性や、厚み等の寸法精度を容易に高めるこ
とができる。したがって、液晶表示パネル1の透明電極
端子3,4とコンタクトフィルム14A,14Bの先端
部上の接触端子パターン42,50とをそれぞれ均一な
接触圧で接触させることができる。
【0043】図9、図11、図14及び図15に示すよ
うに、ソケット本体11の上面にはコンタクトフィルム
14A,14Bの上部に位置して絶縁基板2の側辺に当
接するガイド板22が固設されている。図9及び図11
を参照すると、ソース電極用コンタクトフィルム14A
の上部に位置するガイド板22はコンタクトフィルム1
4A上に載接される絶縁基板2の上面とほぼ連続する平
坦な上面を有している。ガイド板22の下面にはソケッ
ト本体11の上面に当接する複数の下リブ22aが形成
されており、コンタクトフィルム14Aはフィルム取付
板15の線膨張に応じて変位し得るようにガイド板22
の下リブ22a間に隙間を介して配置されている。な
お、ガイド板22の下リブ22aの代わりにソケット本
体11の上面に同様のリブを突出形成してもよい。な
お、図示は省略するが、ゲート電極用コンタクトフィル
ム14Bの上部に位置するガイド板22はソース電極用
コンタクトフィルム14Aの上部に位置するガイド板2
2と同一の構成を有している。
うに、ソケット本体11の上面にはコンタクトフィルム
14A,14Bの上部に位置して絶縁基板2の側辺に当
接するガイド板22が固設されている。図9及び図11
を参照すると、ソース電極用コンタクトフィルム14A
の上部に位置するガイド板22はコンタクトフィルム1
4A上に載接される絶縁基板2の上面とほぼ連続する平
坦な上面を有している。ガイド板22の下面にはソケッ
ト本体11の上面に当接する複数の下リブ22aが形成
されており、コンタクトフィルム14Aはフィルム取付
板15の線膨張に応じて変位し得るようにガイド板22
の下リブ22a間に隙間を介して配置されている。な
お、ガイド板22の下リブ22aの代わりにソケット本
体11の上面に同様のリブを突出形成してもよい。な
お、図示は省略するが、ゲート電極用コンタクトフィル
ム14Bの上部に位置するガイド板22はソース電極用
コンタクトフィルム14Aの上部に位置するガイド板2
2と同一の構成を有している。
【0044】ソケット10は液晶表示パネル1の絶縁基
板2を上から押圧するための複数の押圧部材23を備え
ている。図9に示すように、この実施例の押圧部材23
は上ばね片部24aおよび下ばね片部24bを有する断
面略U字形のクリップ24と、保護フィルム25とを備
え、クリップ24は、絶縁基板2とソケット本体11と
を挟むパネル基板押圧位置(図9参照)と、ガイド板2
2とソケット本体11とを挟み絶縁基板2を解放するパ
ネル基板解放位置(図10参照)との間をスライド移動
可能となっている。クリップ24の上ばね片部24aの
先端には押圧部24cが屈曲形成されている。
板2を上から押圧するための複数の押圧部材23を備え
ている。図9に示すように、この実施例の押圧部材23
は上ばね片部24aおよび下ばね片部24bを有する断
面略U字形のクリップ24と、保護フィルム25とを備
え、クリップ24は、絶縁基板2とソケット本体11と
を挟むパネル基板押圧位置(図9参照)と、ガイド板2
2とソケット本体11とを挟み絶縁基板2を解放するパ
ネル基板解放位置(図10参照)との間をスライド移動
可能となっている。クリップ24の上ばね片部24aの
先端には押圧部24cが屈曲形成されている。
【0045】保護フィルム25の基端部はガイド板22
の上面に接着剤等で止着されている。また、保護フィル
ム25は、図9に示すように、クリップ24がパネル基
板押圧位置にあるとき、その先端部25aがクリップ2
4の上ばね片部24aの先端の押圧部24cと絶縁基板
2の上面との間に介在されるように寸法設定されてい
る。さらに、保護フィルム25の先端部25aは、図1
0および図13(a),(b)に示すように、クリップ
24がパネル基板解放位置にあるとき、フィルム自体の
カール癖によりその先端部25aが絶縁基板2の上面よ
り離脱し絶縁基板2の搭載領域を開放するように形成さ
れている。このようなカール癖を有する保護フィルム2
5は金属又は合成樹脂で形成することができるが、表面
の滑り性に優れた材料を用いることが好ましい。
の上面に接着剤等で止着されている。また、保護フィル
ム25は、図9に示すように、クリップ24がパネル基
板押圧位置にあるとき、その先端部25aがクリップ2
4の上ばね片部24aの先端の押圧部24cと絶縁基板
2の上面との間に介在されるように寸法設定されてい
る。さらに、保護フィルム25の先端部25aは、図1
0および図13(a),(b)に示すように、クリップ
24がパネル基板解放位置にあるとき、フィルム自体の
カール癖によりその先端部25aが絶縁基板2の上面よ
り離脱し絶縁基板2の搭載領域を開放するように形成さ
れている。このようなカール癖を有する保護フィルム2
5は金属又は合成樹脂で形成することができるが、表面
の滑り性に優れた材料を用いることが好ましい。
【0046】図9および図11から判るように、ガイド
板22の上面にはクリップ24の上ばね片部24aの内
面すなわち下面に当接して該上ばね片部24aをスライ
ド移動可能に支持する複数のガイドリブ22bが突設さ
れている。
板22の上面にはクリップ24の上ばね片部24aの内
面すなわち下面に当接して該上ばね片部24aをスライ
ド移動可能に支持する複数のガイドリブ22bが突設さ
れている。
【0047】更に、図9および図10に示すように、ク
リップ24の下ばね片部24bには上向きの突出部24
dが膨出形成されており。ソケット本体11の下面に
は、クリップ24がパネル基板押圧位置およびパネル基
板解放位置にあるときそれぞれクリップ24の突出部2
4dと弾接係合する窪み部11gが形成されている。し
たがって、クリップ24をパネル基板押圧位置とパネル
基板解放位置とに安定に係止させることができる。
リップ24の下ばね片部24bには上向きの突出部24
dが膨出形成されており。ソケット本体11の下面に
は、クリップ24がパネル基板押圧位置およびパネル基
板解放位置にあるときそれぞれクリップ24の突出部2
4dと弾接係合する窪み部11gが形成されている。し
たがって、クリップ24をパネル基板押圧位置とパネル
基板解放位置とに安定に係止させることができる。
【0048】ソケット10に対し液晶表示パネル1の着
脱作業を行なうとき、ソケット本体11は図12
(a),(b)に示す治具26に装着される。この治具
は26は上面に位置決めピン28を突設した基台27
と、該基台27の上面に形成された凹部27a内に摺動
可能に保持された可動支持片29と、該可動支持片29
の上面に突設された係合ピン30とを備えている。図2
〜図4に示すように、ソケット本体11には治具26の
位置決めピン28と嵌合する位置決め孔11hが形成さ
れている。また、図9および図13に示すように、クリ
ップ24の上ばね片部24aおよび下ばね片部24bに
はそれぞれ係合ピン30と係合する係合孔24e,24
fが穿設されている。係合ピン30は、ソケット本体1
1を治具26の基台27上に搭載して位置決めするとき
に、クリップ24の係合孔24e,24fに挿嵌され
る。したがって、ソケット本体11を治具26の基台2
7上に搭載した後、可動支持片29を手動で、或いは、
アクチュエータ(図示省略)を用いて自動でスライド移
動させることにより、クリップ24を容易にスライド移
動させることができる。
脱作業を行なうとき、ソケット本体11は図12
(a),(b)に示す治具26に装着される。この治具
は26は上面に位置決めピン28を突設した基台27
と、該基台27の上面に形成された凹部27a内に摺動
可能に保持された可動支持片29と、該可動支持片29
の上面に突設された係合ピン30とを備えている。図2
〜図4に示すように、ソケット本体11には治具26の
位置決めピン28と嵌合する位置決め孔11hが形成さ
れている。また、図9および図13に示すように、クリ
ップ24の上ばね片部24aおよび下ばね片部24bに
はそれぞれ係合ピン30と係合する係合孔24e,24
fが穿設されている。係合ピン30は、ソケット本体1
1を治具26の基台27上に搭載して位置決めするとき
に、クリップ24の係合孔24e,24fに挿嵌され
る。したがって、ソケット本体11を治具26の基台2
7上に搭載した後、可動支持片29を手動で、或いは、
アクチュエータ(図示省略)を用いて自動でスライド移
動させることにより、クリップ24を容易にスライド移
動させることができる。
【0049】上記構成を有する液晶表示パネル検査用ソ
ケットにおいては、液晶表示パネル1の絶縁基板2をソ
ケット本体11上のソース電極用及びゲート電極用コン
タクトフィルム14A,14Bの上に載置した後、クリ
ップ24をパネル基板解放位置からパネル基板押圧位置
へとスライド移動させることにより、液晶表示パネル1
の絶縁基板2に押圧力を与えることができるので、液晶
表示パネル1のソース側及びゲート側電極端子3,4を
それぞれ所要の接触圧でソース電極用及びゲート電極用
コンタクトフィルム14A,14Bの先端部表面に接触
させることができる。このとき、ソース電極用コンタク
トフィルム14Aの先端部表面には液晶表示パネル1の
ソース側電極端子3の配列方向と平行に延びる接触端子
パターン42が形成されているので、液晶表示パネル1
のソース側電極端子3とソース電極用コンタクトフィル
ム14A上の接触端子パターン42とを同時に確実に接
触させることができる。したがって、液晶表示パネル1
のソース側電極端子3に対し同一の信号を同時に確実に
供給することができる。また、液晶表示パネル1の複数
のゲート側電極端子4の配列に対応して、ゲート電極用
コンタクトフィルム14Bの先端部表面には複数の接触
端子パターン50が配列形成され、奇数列の接触端子パ
ターン50及び偶数列の接触端子パターン50はそれぞ
れ該パターンの一端部側及び他端部側で互いに連結さ
れ、さらにゲート電極用コンタクトフィルム14Bの先
端部表面には接触端子パターン50の連結領域を被覆す
る絶縁被膜55,56が形成されているので、液晶表示
パネル1の奇数列のゲート側電極端子4には奇数列の接
触端子パターン42のみを、また、偶数列のゲート側電
極端子4には偶数列の接触端子パターン42のみをそれ
ぞれ接触させることができる。したがって、液晶表示パ
ネル1の奇数列又は偶数列のゲート側電極端子4に対し
選択的に同一の信号を同時に供給することができる。
ケットにおいては、液晶表示パネル1の絶縁基板2をソ
ケット本体11上のソース電極用及びゲート電極用コン
タクトフィルム14A,14Bの上に載置した後、クリ
ップ24をパネル基板解放位置からパネル基板押圧位置
へとスライド移動させることにより、液晶表示パネル1
の絶縁基板2に押圧力を与えることができるので、液晶
表示パネル1のソース側及びゲート側電極端子3,4を
それぞれ所要の接触圧でソース電極用及びゲート電極用
コンタクトフィルム14A,14Bの先端部表面に接触
させることができる。このとき、ソース電極用コンタク
トフィルム14Aの先端部表面には液晶表示パネル1の
ソース側電極端子3の配列方向と平行に延びる接触端子
パターン42が形成されているので、液晶表示パネル1
のソース側電極端子3とソース電極用コンタクトフィル
ム14A上の接触端子パターン42とを同時に確実に接
触させることができる。したがって、液晶表示パネル1
のソース側電極端子3に対し同一の信号を同時に確実に
供給することができる。また、液晶表示パネル1の複数
のゲート側電極端子4の配列に対応して、ゲート電極用
コンタクトフィルム14Bの先端部表面には複数の接触
端子パターン50が配列形成され、奇数列の接触端子パ
ターン50及び偶数列の接触端子パターン50はそれぞ
れ該パターンの一端部側及び他端部側で互いに連結さ
れ、さらにゲート電極用コンタクトフィルム14Bの先
端部表面には接触端子パターン50の連結領域を被覆す
る絶縁被膜55,56が形成されているので、液晶表示
パネル1の奇数列のゲート側電極端子4には奇数列の接
触端子パターン42のみを、また、偶数列のゲート側電
極端子4には偶数列の接触端子パターン42のみをそれ
ぞれ接触させることができる。したがって、液晶表示パ
ネル1の奇数列又は偶数列のゲート側電極端子4に対し
選択的に同一の信号を同時に供給することができる。
【0050】また、上記構成のソケット10において
は、上述したように、ソース電極用コンタクトフィルム
14Aの先端部表面に複数の接触端子パターン42が液
晶表示パネル1のソース側電極端子3の配列方向と直交
する方向に配列形成され、且つ、複数の連結部43を介
して互いに連結されているので、液晶表示パネル1の各
ソース側電極端子3がソース電極用コンタクトフィルム
14A上の複数の接触端子パターン42と交差する箇所
でそれぞれ該ソース側電極端子3と複数の接触端子パタ
ーン42とを局部的に接触させることができる。したが
って、各ソース側電極端子3と複数の接触端子パターン
42とを高い接触圧で確実に接触させることができる。
は、上述したように、ソース電極用コンタクトフィルム
14Aの先端部表面に複数の接触端子パターン42が液
晶表示パネル1のソース側電極端子3の配列方向と直交
する方向に配列形成され、且つ、複数の連結部43を介
して互いに連結されているので、液晶表示パネル1の各
ソース側電極端子3がソース電極用コンタクトフィルム
14A上の複数の接触端子パターン42と交差する箇所
でそれぞれ該ソース側電極端子3と複数の接触端子パタ
ーン42とを局部的に接触させることができる。したが
って、各ソース側電極端子3と複数の接触端子パターン
42とを高い接触圧で確実に接触させることができる。
【0051】また、ソース電極用コンタクトフィルム1
4A上の接触端子パターン42の列間において、複数の
連結部43が液晶表示パネル1のソース側電極端子3の
配列方向に間隔を開けて配置されているので、接触端子
パターン42の列間の連結部43が何れかのソース側電
極端子3と接触する位置にあっても、該ソース側電極端
子3をさらに他の列の接触端子パターン42と接触させ
ることができる。したがって、各ソース側電極端子3を
確実に複数箇所で接触端子パターン42と接触させるこ
とができる。
4A上の接触端子パターン42の列間において、複数の
連結部43が液晶表示パネル1のソース側電極端子3の
配列方向に間隔を開けて配置されているので、接触端子
パターン42の列間の連結部43が何れかのソース側電
極端子3と接触する位置にあっても、該ソース側電極端
子3をさらに他の列の接触端子パターン42と接触させ
ることができる。したがって、各ソース側電極端子3を
確実に複数箇所で接触端子パターン42と接触させるこ
とができる。
【0052】さらに、上記構成のソケット10において
は、押圧部材23がスライド移動可能なクリップ24と
保護フィルム25とにより構成されているので、ソケッ
ト全体の軽量化およびコンパクト化が可能となってい
る。また、上述したように、クリップ24がパネル基板
押圧位置からパネル基板解放位置へと移動するとき、図
13(a),(b)に示すように、保護フィルム25は
該フィルム自体のカール癖によりその先端部25aが上
方にカールし絶縁基板搭載領域の外に移動する。したが
って、液晶表示パネル1をソケット本体11上のコンタ
クトフィルム14の先端部上に搭載し、或いは、液晶表
示パネル1をソケット本体11上から取り出すときに、
保護フィルム25が液晶表示パネル1と干渉しないの
で、液晶表示パネル1の搭載および取外しの作業性が良
好となる。
は、押圧部材23がスライド移動可能なクリップ24と
保護フィルム25とにより構成されているので、ソケッ
ト全体の軽量化およびコンパクト化が可能となってい
る。また、上述したように、クリップ24がパネル基板
押圧位置からパネル基板解放位置へと移動するとき、図
13(a),(b)に示すように、保護フィルム25は
該フィルム自体のカール癖によりその先端部25aが上
方にカールし絶縁基板搭載領域の外に移動する。したが
って、液晶表示パネル1をソケット本体11上のコンタ
クトフィルム14の先端部上に搭載し、或いは、液晶表
示パネル1をソケット本体11上から取り出すときに、
保護フィルム25が液晶表示パネル1と干渉しないの
で、液晶表示パネル1の搭載および取外しの作業性が良
好となる。
【0053】液晶表示パネル1を搭載した後、クリップ
24をパネル基板解放位置からパネル基板押圧位置へと
スライド移動させるとき、クリップ24の一端部すなわ
ち上ばね片部24aの押圧部24cが保護フィルム25
の上を滑りながらガイド板22上から絶縁基板2上へと
移動する。この間、押圧部24cの移動に伴い、保護フ
ィルム25の先端部25aは上方にカールした状態から
押圧部24により押し延ばされてまっすぐな状態へと弾
性変形される。そして、クリップ24がパネル基板押圧
位置にあるとき、図9および図13(c)に示すよう
に、クリップ24の押圧部24cは保護フィルム25の
先端部25aを介して絶縁基板2の上面を押圧する。保
護フィルム25の基端部はガイド板22に止着されてい
るので、クリップ24のスライド移動時にクリップ24
のスライド方向の押圧力が保護フィルム25を介して絶
縁基板2に伝達されることはない。したがって、絶縁基
板2の位置ずれによる液晶表示パネル1の透明電極端子
3,4とコンタクトフィルム14A,14Bの接触端子
パターン42,50との位置ずれを防止することができ
る。
24をパネル基板解放位置からパネル基板押圧位置へと
スライド移動させるとき、クリップ24の一端部すなわ
ち上ばね片部24aの押圧部24cが保護フィルム25
の上を滑りながらガイド板22上から絶縁基板2上へと
移動する。この間、押圧部24cの移動に伴い、保護フ
ィルム25の先端部25aは上方にカールした状態から
押圧部24により押し延ばされてまっすぐな状態へと弾
性変形される。そして、クリップ24がパネル基板押圧
位置にあるとき、図9および図13(c)に示すよう
に、クリップ24の押圧部24cは保護フィルム25の
先端部25aを介して絶縁基板2の上面を押圧する。保
護フィルム25の基端部はガイド板22に止着されてい
るので、クリップ24のスライド移動時にクリップ24
のスライド方向の押圧力が保護フィルム25を介して絶
縁基板2に伝達されることはない。したがって、絶縁基
板2の位置ずれによる液晶表示パネル1の透明電極端子
3,4とコンタクトフィルム14A,14Bの接触端子
パターン42,50との位置ずれを防止することができ
る。
【0054】また、上記構成のソケット10において
は、コンタクトフィルム14A,14Bの接触端子パタ
ーンの配列方向に延びてコンタクトフィルム14A,1
4Bの先端部背面を下から弾接支持する弾性支持体21
がソケット本体11に設けられているので、クリップの
24の押圧部24cで液晶表示パネル1の絶縁基板2を
押圧するとき、図14及び図15に示すように、コンタ
クトフィルム14A,14Bの背面側からコンタクトフ
ィルム14A,14Bの先端部表面上の各接触端子パタ
ーン42,46(図14には不図示),50の一部を弾
性支持体21により確実に絶縁基板2上の透明電極端子
3,4,5に押圧することができる。したがって、液晶
表示パネル1の透明電極端子3,4,5とコンタクトフ
ィルム14A,14Bの接触端子パターン42,46,
50との電気的接続をより確実に行わせることができ
る。
は、コンタクトフィルム14A,14Bの接触端子パタ
ーンの配列方向に延びてコンタクトフィルム14A,1
4Bの先端部背面を下から弾接支持する弾性支持体21
がソケット本体11に設けられているので、クリップの
24の押圧部24cで液晶表示パネル1の絶縁基板2を
押圧するとき、図14及び図15に示すように、コンタ
クトフィルム14A,14Bの背面側からコンタクトフ
ィルム14A,14Bの先端部表面上の各接触端子パタ
ーン42,46(図14には不図示),50の一部を弾
性支持体21により確実に絶縁基板2上の透明電極端子
3,4,5に押圧することができる。したがって、液晶
表示パネル1の透明電極端子3,4,5とコンタクトフ
ィルム14A,14Bの接触端子パターン42,46,
50との電気的接続をより確実に行わせることができ
る。
【0055】さらに、上記構成のソケット10において
は、上述したように、コンタクトフィルム14A,14
Bが液晶表示パネル1の絶縁基板2とほぼ同一の線膨張
係数を有するフィルム取付板15に止着されており、且
つ、ソケット本体11には、液晶表示パネル1の透明電
極端子の配列方向における絶縁基板2の一端部を位置決
めするためのコーナー部係合片(基板位置決め手段)1
1aと、透明電極端子の配列方向の線膨張による絶縁基
板2の寸法変化を許容し得る強さで絶縁基板2の他端部
をコーナー部係合片11aに対し押圧する基板端部押圧
手段12とが設けられており、さらに絶縁基板2とフィ
ルム取付板15とが線膨張によりソース側及びゲート側
電極端子の配列方向に沿って同一方向に寸法変化するよ
うに、ソケット本体11には接触端子パターンの配列方
向におけるフィルム取付板15の一端部を所定位置(図
4参照)に位置決めするための位置調節ねじ(取付板位
置決め手段)16と、線膨張によるフィルム取付板15
の長手方向の寸法変化を許容し得る強さでフィルム取付
板15の他端部を位置調節ねじ16に対し押圧するコイ
ルばね(取付板端部押圧手段)17とが設けられている
ので、ソケット本体11のコンタクトフィルム14A,
14B上に液晶表示パネル1の絶縁基板2を搭載すると
きに、絶縁基板2の一端部をコーナー部係合片11aに
当接させて位置決めすることにより、液晶表示パネル1
の透明電極端子3,4,5とコンタクトフィルム14
A,14Bの接触端子パターン42,46,50とを正
確に位置合わせすることができる。そして、液晶表示パ
ネル1を搭載したソケットの検査環境温度が変化した場
合に、フィルム取付板15の一端部と液晶表示パネル1
の絶縁基板2の一端部とをコーナー部係合片11aおよ
び調整ねじ16によって同一基準面上に保つことができ
ると共に、透明電極端子3,4,5の配列方向において
絶縁基板2とフィルム取付板15の線膨張による寸法変
化の方向を同一にできるとともに寸法変化量をほぼ同一
に保つことができるので、絶縁基板2とフィルム取付板
15の線膨張による特にゲート側電極端子4とゲート電
極用コンタクトフィルム14Bの接触端子パターン50
との位置ずれを防止することができる。したがって、広
範囲の温度環境下で液晶表示パネル1の透明電極端子
3,4,5とコンタクトフィルム14A,14Bの接触
端子パターン42,46,50とを各々確実に電気的接
続状態に保つことができるので、広範囲の温度環境下で
液晶表示パネル1の表示品位検査を正確に行なうことが
できる。
は、上述したように、コンタクトフィルム14A,14
Bが液晶表示パネル1の絶縁基板2とほぼ同一の線膨張
係数を有するフィルム取付板15に止着されており、且
つ、ソケット本体11には、液晶表示パネル1の透明電
極端子の配列方向における絶縁基板2の一端部を位置決
めするためのコーナー部係合片(基板位置決め手段)1
1aと、透明電極端子の配列方向の線膨張による絶縁基
板2の寸法変化を許容し得る強さで絶縁基板2の他端部
をコーナー部係合片11aに対し押圧する基板端部押圧
手段12とが設けられており、さらに絶縁基板2とフィ
ルム取付板15とが線膨張によりソース側及びゲート側
電極端子の配列方向に沿って同一方向に寸法変化するよ
うに、ソケット本体11には接触端子パターンの配列方
向におけるフィルム取付板15の一端部を所定位置(図
4参照)に位置決めするための位置調節ねじ(取付板位
置決め手段)16と、線膨張によるフィルム取付板15
の長手方向の寸法変化を許容し得る強さでフィルム取付
板15の他端部を位置調節ねじ16に対し押圧するコイ
ルばね(取付板端部押圧手段)17とが設けられている
ので、ソケット本体11のコンタクトフィルム14A,
14B上に液晶表示パネル1の絶縁基板2を搭載すると
きに、絶縁基板2の一端部をコーナー部係合片11aに
当接させて位置決めすることにより、液晶表示パネル1
の透明電極端子3,4,5とコンタクトフィルム14
A,14Bの接触端子パターン42,46,50とを正
確に位置合わせすることができる。そして、液晶表示パ
ネル1を搭載したソケットの検査環境温度が変化した場
合に、フィルム取付板15の一端部と液晶表示パネル1
の絶縁基板2の一端部とをコーナー部係合片11aおよ
び調整ねじ16によって同一基準面上に保つことができ
ると共に、透明電極端子3,4,5の配列方向において
絶縁基板2とフィルム取付板15の線膨張による寸法変
化の方向を同一にできるとともに寸法変化量をほぼ同一
に保つことができるので、絶縁基板2とフィルム取付板
15の線膨張による特にゲート側電極端子4とゲート電
極用コンタクトフィルム14Bの接触端子パターン50
との位置ずれを防止することができる。したがって、広
範囲の温度環境下で液晶表示パネル1の透明電極端子
3,4,5とコンタクトフィルム14A,14Bの接触
端子パターン42,46,50とを各々確実に電気的接
続状態に保つことができるので、広範囲の温度環境下で
液晶表示パネル1の表示品位検査を正確に行なうことが
できる。
【0056】さらに、上記構成のソケット10において
は、取付板位置決め手段とフィルム取付板の一端部との
当接位置を位置調節手段によって接触端子パターンの配
列方向に調節することができるので、フィルム取付板1
5と液晶表示パネル1の透明電極端子の配列方向におけ
る絶縁基板2とを位置合わせすることができる。したが
って、特に液晶表示パネル1のゲート側電極端子4とゲ
ート電極用コンタクトフィルム14Bの接触端子パター
ン50とを各々確実に位置合わせすることができるの
で、液晶表示パネル1の表示品位検査を正確に行なうこ
とができる。
は、取付板位置決め手段とフィルム取付板の一端部との
当接位置を位置調節手段によって接触端子パターンの配
列方向に調節することができるので、フィルム取付板1
5と液晶表示パネル1の透明電極端子の配列方向におけ
る絶縁基板2とを位置合わせすることができる。したが
って、特に液晶表示パネル1のゲート側電極端子4とゲ
ート電極用コンタクトフィルム14Bの接触端子パター
ン50とを各々確実に位置合わせすることができるの
で、液晶表示パネル1の表示品位検査を正確に行なうこ
とができる。
【0057】図16は本発明の第2実施例に係る検査用
ソケットの図9と類似の要部断面図である。同図におい
て上記第1実施例と同様の構成要素には同一参照符号が
付してある。この第2実施例では、弾性支持体21を支
持する可動支持体31がソケット本体11に対しクリッ
プ24の押圧方向に移動可能に設けられており、且つ、
クリップ24はその一端部すなわち押圧部24cが絶縁
基板を押圧するとき他端部が可動支持体31をクリップ
24の一端部の押圧方向に対向する方向に押圧するよう
に形成されているので、クリップ24の一端部による押
圧力とクリップ24の他端部による反対方向の押圧力と
をバランスさせることができる。液晶表示パネル1の絶
縁基板2にクリップ24の一端部による一方向の押圧力
のみが作用する場合には、液晶表示パネル1に不都合な
沈み込みが生じやすくなるが、この第2実施例の構成に
よれば、液晶表示パネル1の沈み込みを防止できるの
で、クリップ24のスライド移動を円滑に行なうことが
できる。また、液晶表示パネル1の絶縁基板2にクリッ
プ24の一端部による一方向の押圧力のみが作用する場
合には、クリップ24の一端部と絶縁基板2との間に介
在する保護フィルム25の剛性により、該押圧力に対し
て不都合な抵抗力が生じ、このため、クリップ24の押
圧力を効果的に絶縁基板2に伝達することが困難となる
が、この第2実施例の構成によれば、上述したように、
クリップ24の一端部による押圧力とクリップ24の他
端部による反対方向の押圧力とを同時に絶縁基板2に作
用させることができるので、保護フィルム25の剛性の
大小に拘わりなく、クリップ24の押圧力を効果的に液
晶表示パネル1の透明電極端子3,4,5とコンタクト
フィルム14A,14Bの接触端子パターン42,4
6,50との接触部に作用させることができ、接触圧の
向上を図ることができる。
ソケットの図9と類似の要部断面図である。同図におい
て上記第1実施例と同様の構成要素には同一参照符号が
付してある。この第2実施例では、弾性支持体21を支
持する可動支持体31がソケット本体11に対しクリッ
プ24の押圧方向に移動可能に設けられており、且つ、
クリップ24はその一端部すなわち押圧部24cが絶縁
基板を押圧するとき他端部が可動支持体31をクリップ
24の一端部の押圧方向に対向する方向に押圧するよう
に形成されているので、クリップ24の一端部による押
圧力とクリップ24の他端部による反対方向の押圧力と
をバランスさせることができる。液晶表示パネル1の絶
縁基板2にクリップ24の一端部による一方向の押圧力
のみが作用する場合には、液晶表示パネル1に不都合な
沈み込みが生じやすくなるが、この第2実施例の構成に
よれば、液晶表示パネル1の沈み込みを防止できるの
で、クリップ24のスライド移動を円滑に行なうことが
できる。また、液晶表示パネル1の絶縁基板2にクリッ
プ24の一端部による一方向の押圧力のみが作用する場
合には、クリップ24の一端部と絶縁基板2との間に介
在する保護フィルム25の剛性により、該押圧力に対し
て不都合な抵抗力が生じ、このため、クリップ24の押
圧力を効果的に絶縁基板2に伝達することが困難となる
が、この第2実施例の構成によれば、上述したように、
クリップ24の一端部による押圧力とクリップ24の他
端部による反対方向の押圧力とを同時に絶縁基板2に作
用させることができるので、保護フィルム25の剛性の
大小に拘わりなく、クリップ24の押圧力を効果的に液
晶表示パネル1の透明電極端子3,4,5とコンタクト
フィルム14A,14Bの接触端子パターン42,4
6,50との接触部に作用させることができ、接触圧の
向上を図ることができる。
【0058】図17から図19までは、本発明の第3実
施例を示したものであり、図17は液晶表示パネル検査
用ソケットの平面図、図18は図17中D−D線矢視断
面図、図19は押圧手段の動作を示す図18と類似の断
面図である。これらの図において上記第1実施例と同様
の構成要素には同一参照符号が付してある。
施例を示したものであり、図17は液晶表示パネル検査
用ソケットの平面図、図18は図17中D−D線矢視断
面図、図19は押圧手段の動作を示す図18と類似の断
面図である。これらの図において上記第1実施例と同様
の構成要素には同一参照符号が付してある。
【0059】この第3実施例では、押圧手段22とし
て、ソケット本体11の上面を覆うカバー37が用いら
れている。カバー37の一方の側辺部はソケット本体1
1の一方の側部に設けられた回動支軸38を介してソケ
ット本体11に対し回動可能に枢支されており、カバー
37の他方の側辺部にはソケット本体11の他方の側部
に形成された係止部39に弾接係合可能な係止爪片40
が設けられている。また、カバー37の内面には弾性支
持体21の上方で液晶表示パネル1の絶縁基板2の上面
を押圧する弾性押圧片41が固設されている。さらに、
回動支軸38にはカバーを開方向に付勢するばね(図示
省略)が装着されている。この第4実施例では、カバー
37の弾性押圧片41により絶縁基板2を上から押圧す
ることができるので、第1実施例の保護フィルムは省略
されている。この第4実施例における液晶表示パネル1
の絶縁基板2の支持・位置決め構造、並びに、コンタク
トフィルム14A,14Bを支持するフィルム取付板1
5の支持・位置決め構造はそれぞれ上記第1実施例と同
様であるので、絶縁基板2とフィルム取付板15の線膨
張による透明電極端子3,4,5とコンタクトフィルム
14の接触端子パターン42,46,50との位置ずれ
を防止することができる。したがって、広範囲の温度環
境下で液晶表示パネル1の透明電極端子3,4,5とコ
ンタクトフィルム14A,14Bの接触端子パターン4
2,46,50とを各々確実に電気的接続状態に保つこ
とができるので、広範囲の温度環境下で液晶表示パネル
1の表示品位検査を正確に行なうことができる。
て、ソケット本体11の上面を覆うカバー37が用いら
れている。カバー37の一方の側辺部はソケット本体1
1の一方の側部に設けられた回動支軸38を介してソケ
ット本体11に対し回動可能に枢支されており、カバー
37の他方の側辺部にはソケット本体11の他方の側部
に形成された係止部39に弾接係合可能な係止爪片40
が設けられている。また、カバー37の内面には弾性支
持体21の上方で液晶表示パネル1の絶縁基板2の上面
を押圧する弾性押圧片41が固設されている。さらに、
回動支軸38にはカバーを開方向に付勢するばね(図示
省略)が装着されている。この第4実施例では、カバー
37の弾性押圧片41により絶縁基板2を上から押圧す
ることができるので、第1実施例の保護フィルムは省略
されている。この第4実施例における液晶表示パネル1
の絶縁基板2の支持・位置決め構造、並びに、コンタク
トフィルム14A,14Bを支持するフィルム取付板1
5の支持・位置決め構造はそれぞれ上記第1実施例と同
様であるので、絶縁基板2とフィルム取付板15の線膨
張による透明電極端子3,4,5とコンタクトフィルム
14の接触端子パターン42,46,50との位置ずれ
を防止することができる。したがって、広範囲の温度環
境下で液晶表示パネル1の透明電極端子3,4,5とコ
ンタクトフィルム14A,14Bの接触端子パターン4
2,46,50とを各々確実に電気的接続状態に保つこ
とができるので、広範囲の温度環境下で液晶表示パネル
1の表示品位検査を正確に行なうことができる。
【0060】以上、図示実施例につき説明したが、本発
明は上記実施例の態様のみに限定されるものではない。
例えば、ソケット本体へのソース電極用及びゲート電極
用コンタクトフィルム14A,14Bの配置形態や個数
は、液晶表示パネルにおけるソース側電極端子及びゲー
ト側電極端子の配置形態に合わせて変更され得るもので
ある。
明は上記実施例の態様のみに限定されるものではない。
例えば、ソケット本体へのソース電極用及びゲート電極
用コンタクトフィルム14A,14Bの配置形態や個数
は、液晶表示パネルにおけるソース側電極端子及びゲー
ト側電極端子の配置形態に合わせて変更され得るもので
ある。
【0061】また、上記第1実施例においては、クリッ
プ24がパネル基板押圧位置からパネル基板解放位置へ
と移動するとき、保護フィルム25の先端部がそれ自体
のカール癖によって絶縁基板搭載領域の外に移動するよ
うに構成されているが、保護フィルムの先端部にカール
癖を付ける代わりに、保護フィルムの先端部をクリップ
の先端に接続してもよい。この場合、クリップがパネル
基板押圧位置からパネル基板解放位置へと移動すると
き、保護フィルムの先端部がクリップに先端に引っ張ら
れて絶縁基板搭載領域の外に移動する。
プ24がパネル基板押圧位置からパネル基板解放位置へ
と移動するとき、保護フィルム25の先端部がそれ自体
のカール癖によって絶縁基板搭載領域の外に移動するよ
うに構成されているが、保護フィルムの先端部にカール
癖を付ける代わりに、保護フィルムの先端部をクリップ
の先端に接続してもよい。この場合、クリップがパネル
基板押圧位置からパネル基板解放位置へと移動すると
き、保護フィルムの先端部がクリップに先端に引っ張ら
れて絶縁基板搭載領域の外に移動する。
【0062】さらに、上記第1実施例においては各列に
おける複数のコンタクトフィルム14A,14Bに対し
て1枚の保護フィルム25が用いられているが、各列に
おけるコンタクトフィルム14A,14Bの枚数に対応
した複数の保護フィルムをガイド板22の上に固着して
もよい。また、各列のコンタクトフィルム14A,14
Bの配列数に対応させて、クリップ24の一端部すなわ
ち押圧部24cに複数のスリットを形成することによ
り、該押圧部24cを櫛歯状に形成してもよい。このよ
うにクリップ24の押圧部24cを櫛歯状とすることに
より、絶縁基板2に均一に押圧力を作用させることがで
きる。
おける複数のコンタクトフィルム14A,14Bに対し
て1枚の保護フィルム25が用いられているが、各列に
おけるコンタクトフィルム14A,14Bの枚数に対応
した複数の保護フィルムをガイド板22の上に固着して
もよい。また、各列のコンタクトフィルム14A,14
Bの配列数に対応させて、クリップ24の一端部すなわ
ち押圧部24cに複数のスリットを形成することによ
り、該押圧部24cを櫛歯状に形成してもよい。このよ
うにクリップ24の押圧部24cを櫛歯状とすることに
より、絶縁基板2に均一に押圧力を作用させることがで
きる。
【0063】さらに、上記実施例においては筒状部を有
する弾性支持体21が用いられているが、弾性支持体は
中実構造の弾性ブロック体であってもよく、また、コン
タクトフィルム14A,14Bの先端部背面に当接する
当接片と、該当接片の背面を押圧するばね部材とにより
弾性支持体を構成してもよい。
する弾性支持体21が用いられているが、弾性支持体は
中実構造の弾性ブロック体であってもよく、また、コン
タクトフィルム14A,14Bの先端部背面に当接する
当接片と、該当接片の背面を押圧するばね部材とにより
弾性支持体を構成してもよい。
【図1】液晶表示パネル及び該パネルへの検査用信号配
線の接続方法を示す概略平面図である。
線の接続方法を示す概略平面図である。
【図2】本発明を図1に示す液晶表示パネルの検査に用
いるソケットに適用した場合の第1実施例を示すソケッ
トの平面図であり、クリップをパネル基板押圧位置へと
移動した状態を示す。
いるソケットに適用した場合の第1実施例を示すソケッ
トの平面図であり、クリップをパネル基板押圧位置へと
移動した状態を示す。
【図3】図2に示すソケットのクリップをパネル基板解
放位置へと移動した状態を示す平面図である。
放位置へと移動した状態を示す平面図である。
【図4】図2に示すソケットのクリップ、保護フィル
ム、カバー等を取り除いた状態を示す平面図である。
ム、カバー等を取り除いた状態を示す平面図である。
【図5】液晶表示パネルのソース側電極端子と接触させ
るためのソース側電極用コンタクトフィルムの一部破断
平面図である。
るためのソース側電極用コンタクトフィルムの一部破断
平面図である。
【図6】図5に示すソース側電極用コンタクトフィルム
の要部の一部破断拡大図である。
の要部の一部破断拡大図である。
【図7】液晶表示パネルのゲート側電極端子と接触させ
るためのゲート側電極用コンタクトフィルムの一部破断
平面図である。
るためのゲート側電極用コンタクトフィルムの一部破断
平面図である。
【図8】(a),(b)はそれぞれ図7に示すゲート側
電極用コンタクトフィルムの要部の一部破断拡大図であ
る。
電極用コンタクトフィルムの要部の一部破断拡大図であ
る。
【図9】図2に示すソケットの図2中A−A線矢視断面
図である。
図である。
【図10】クリップをパネル基板解放位置へと移動した
状態の図9と類似の断面図である。
状態の図9と類似の断面図である。
【図11】図1に示すソケット要部の図9中B−B線矢
視断面図である。
視断面図である。
【図12】(a)は図1に示すソケットへの液晶表示パ
ネルの着脱作業に用いる治具の構成例を示す平面図、
(b)は(a)中C−C線矢視断面図である。
ネルの着脱作業に用いる治具の構成例を示す平面図、
(b)は(a)中C−C線矢視断面図である。
【図13】(a)〜(c)はそれぞれ図1に示すソケッ
トの動作を示す断面図である。
トの動作を示す断面図である。
【図14】液晶表示パネルのソース側電極端子とソース
電極用コンタクトフィルムとの接触部の拡大断面図であ
る。
電極用コンタクトフィルムとの接触部の拡大断面図であ
る。
【図15】図15は液晶表示パネルのゲート側電極端子
とゲート電極用コンタクトフィルムとの接触部の拡大断
面図である。
とゲート電極用コンタクトフィルムとの接触部の拡大断
面図である。
【図16】本発明の第2実施例に係る液晶表示パネル検
査用ソケットの図9と類似の要部断面図である。
査用ソケットの図9と類似の要部断面図である。
【図17】本発明の第3実施例を示す液晶表示パネル検
査用ソケットの平面図である。
査用ソケットの平面図である。
【図18】図17に示すソケットの図17中D−D線矢
視断面図である。
視断面図である。
【図19】図17に示すソケットの押圧手段の動作を示
す図18と類似の断面図である。
す図18と類似の断面図である。
1 液晶表示パネル
2 絶縁基板
3 ソース側電極端子
4 ゲート側電極端子
10 液晶表示パネル検査用ソケット
11 ソケット本体
11a コーナー部係合片(基板位置決め手段)
11e 凹溝
12 基板端部押圧手段
14A ソース電極用コンタクトフィルム
14B ゲート電極用コンタクトフィルム
15 フィルム取付板
16 位置調節ねじ(取付板位置決め手段)
17 コイルばね(取付板端部押圧手段)
21 弾性支持体
21a 筒状部
21b 台座部
22 ガイド板
24 クリップ
25 保護フィルム
25a 先端部
26 治具
31 可動支持体
42 接触端子パターン(ソース電極用)
43 連結部
49 絶縁被膜
50 接触端子パターン(ゲート電極用)
55,56 絶縁被膜
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−241179(JP,A)
特開 平6−308034(JP,A)
特開 平4−15561(JP,A)
特開 昭61−41176(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G01R 31/00
G01R 1/073
G02F 1/13
G09F 9/00
G01M 11/00
Claims (9)
- 【請求項1】 液晶パネルの絶縁基板の側辺に沿って該
絶縁基板上に配列形成されたソース側及びゲート側電極
端子を、ソケット本体上に配設されたゲート電極用及び
ソース電極用コンタクトフィルムの先端部表面に対しそ
れぞれ押圧部材の押圧力によって接触させる液晶表示パ
ネル検査用コンタクト装置において、 前記ソース電極用コンタクトフィルムの先端部表面には
前記ソース側電極端子の配列方向と平行に延びる接触端
子パターンが形成され、前記ゲート側電極端子の配列に
対応して、前記ゲート電極用コンタクトフィルムの先端
部表面には複数の接触端子パターンが配列形成され、前
記ゲート電極用コンタクトフィルム上の奇数列及び偶数
列の接触端子パターンはそれぞれ該パターンの一端部側
及び他端部側で互いに連結され、前記ゲート電極用コン
タクトフィルムの先端部表面には前記接触端子パターン
の連結領域を被覆する絶縁被膜が形成され、前記押圧部
材が、ばね性を有し且つ前記絶縁基板と前記ソケット本
体とを挟むことができるクリップと、該クリップと前記
絶縁基板との間に介在する滑り性の良好な保護フィルム
とを有することを特徴とする液晶表示パネル検査用ソケ
ット。 - 【請求項2】 前記ソケット本体には前記ソース電極用
及びゲート電極用コンタクトフィルムの上部に位置して
前記絶縁基板の側辺に当接し且つ前記絶縁基板の電極端
子と反対側の平面とほぼ連続した平面を形成するガイド
板が設けられ、前記クリップは、断面略U字形を有し、
且つ、前記絶縁基板と前記ソケット本体とを挟むパネル
基板押圧位置と前記ガイド板と前記ソケット本体とを挟
み前記絶縁基板を解放するパネル基板解放位置との間を
スライド移動可能に形成され、前記保護フィルムは、前
記ガイド板に止着され、且つ、前記クリップが前記パネ
ル基板解放位置から前記パネル基板押圧位置へと移動す
るとき、その先端部が前記クリップの一端部と前記絶縁
基板および前記ガイド板の平面との間に介在されるとと
もに、前記クリップが前記パネル基板押圧位置から前記
パネル基板解放位置へと移動するとき、その先端部が絶
縁基板搭載領域の外に移動するように形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の液晶表示パネル検査用ソ
ケット。 - 【請求項3】 前記ソケット本体に、前記接触端子パタ
ーンの露出部の配列方向に延びて前記接触端子パターン
の露出部の反対側の前記各コンタクトフィルムの先端部
背面に弾接する弾性支持体が設けられていることを特徴
とする請求項1又は2記載の液晶表示パネル検査用ソケ
ット。 - 【請求項4】 前記ソケット本体には更に前記弾性支持
体を支持する可動支持体が前記クリップの押圧方向に移
動可能に設けられており、前記クリップはその一端部が
前記絶縁基板を押圧するとき他端部が前記可動支持体を
前記クリップの一端部の押圧方向と対向する方向に押圧
するように形成されていることを特徴とする請求項3記
載の液晶表示パネル検査用ソケット。 - 【請求項5】 前記弾性支持体が、前記各コンタクトフ
ィルムの先端部背面に当接される筒状部と該筒状部の背
面部に連結された台座部とを有し、前記弾性支持体は、
その全長にわたり、前記筒状部の背面部と台座部を二分
する位置で切れており、且つ、前記筒状部を平板状に展
開した形態で成形したものを筒状に丸めて形成してなる
ことを特徴とする請求項3記載の液晶表示パネル検査用
ソケット。 - 【請求項6】 前記ソケット本体上に、前記液晶表示パ
ネルのソース側及びゲート側電極端子の配列方向と平行
に延び且つ前記絶縁基板とほぼ同一の線膨張係数を有す
る複数のフィルム取付板が配設され、前記ソース電極用
及びゲート電極用コンタクトフィルムが前記フィルム取
付板に止着され、前記ソケット本体には、前記電極端子
の配列方向における前記絶縁基板の一端部を位置決めす
るための基板位置決め手段と、前記電極端子の配列方向
の線膨張による前記絶縁基板の寸法変化を許容し得る強
さで前記絶縁基板の他端部を前記基板位置決め手段に対
し押圧する基板端部押圧手段とが設けられ、さらに前記
絶縁基板と前記フィルム取付板とが線膨張により前記ソ
ース側及びゲート側電極端子の配列方向に沿って同一方
向に寸法変化するように、前記ソケット本体に前記フィ
ルム取付板の一端部を所定の位置に位置決めするための
取付板位置決め手段と、前記フィルム取付板の線膨張に
よる寸法変化を許容し得る強さで前記フィルム取付板の
他端部を前記取付板位置決め手段に対し押圧する取付板
端部押圧手段とが設けられていることを特徴とする請求
項1記載の液晶表示パネル検査用ソケット。 - 【請求項7】 前記取付板位置決め手段が、前記フィル
ム取付板の前記一端部との当接位置を前記接触端子パタ
ーンの配列方向に調節する位置調節手段を有することを
特徴とする請求項6記載の液晶表示パネル検査用ソケッ
ト。 - 【請求項8】 前記ソース電極用コンタクトフィルムの
先端部表面には複数の前記接触端子パターンが前記液晶
表示パネルのソース側電極端子の配列方向と直交する方
向に配列形成され、且つ、複数の連結部を介して互いに
連結されていることを特徴とする請求項1記載の表示パ
ネル検査用ソケット。 - 【請求項9】 前記接触端子パターンの列間において複
数の前記連結部が液晶表示パネルのソース側電極端子の
配列方向に間隔を開けて配置されていることを特徴とす
る請求項8記載の液晶表示パネル検査用ソケット。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP06473195A JP3438841B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 液晶表示パネル検査用ソケット |
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KR1019960003947A KR100426827B1 (ko) | 1995-02-19 | 1996-02-17 | 표시판넬검사용소켓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06473195A JP3438841B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 液晶表示パネル検査用ソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08233886A JPH08233886A (ja) | 1996-09-13 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06473195A Expired - Fee Related JP3438841B2 (ja) | 1995-02-19 | 1995-02-28 | 液晶表示パネル検査用ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
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KR20060080409A (ko) * | 2005-01-05 | 2006-07-10 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널의 직부착 필터의 접지용브라켓의 장착방법 및 그 장착구조 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP06473195A patent/JP3438841B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08233886A (ja) | 1996-09-13 |
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