JP3190349U - 引戸装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第一及び第二引戸の重なりを調整することなく、各引戸を閉じるこのできる引戸装置を提供する。【解決手段】第一及び第二引戸1,2は、下横枠体下端及び床面Z間に床隙間δを空けて各レールに吊下支持して横枠体長手方向に移動自在にする。第一及び第二引戸は矩形枠体を有し、矩形枠体の下横枠体は下端に開口するガイド凹部を有する。ガイド凹部は矩形枠体の左右縦枠体の凹枠部に連通して構成する。第一引戸1はガイド体51を有し、ガイド体のガイド支持部54を第二引戸2のガイド凹部内に突出する。ガイド体は、第一及び第二引戸の一方又は両方の移動に伴って第二引戸のガイド凹部又は第二引戸の各凹枠部内に配置する。【選択図】図15

Description

本考案は、複数の引戸をレールに吊下支持し、各引戸をレールに沿って移動する引戸装置に関する。
引戸装置として、特許文献1は、上吊り式引戸装置を開示する。上吊り式引戸装置は、複数の引戸を並設し、ランナーを介して上部レールに吊下げる。各引戸は、床面に隙間を空けて吊下げられる。各引戸は、閉じる祭、上部レールに沿って走行される。
特開2011−99308号公報
しかし、特許文献1では、複数の引戸を閉じる際、各引戸を各レールに沿って走行して、各引戸の重なりを調整する必要がある。
本考案は、第一及び第二引戸の重なりを調整することなく、各引戸を閉じることのできる引戸装置を提供することである。
本考案に係る請求項1は、左右縦枠体、及び前記左右縦枠体間に配置される上下横枠体でなる矩形枠体を有し、縦枠体幅方向に並列される第一及び第二引戸と、前記下横枠体下端及び床面間に床隙間を空けて、前記第一及び第二引戸を吊下支持する複数条のレールとを備え、前記第一及び第二引戸を前記各レールに沿って横枠体長手方向に移動自在とする引戸装置であって、前記各縦枠体は、断面矩形に形成され、縦枠体幅方向中央の凹枠部及び前記凹枠部の前記縦枠体幅方向両側の矩形空洞を有する一対の矩形枠部を一体形成し、前記凹枠部及び前記各矩形空洞を縦枠体長手方向に延在し、前記縦枠体上下端に開口して構成され、前記下横枠体は、横枠体幅方向中央で前記下横枠体下端に開口され、前記横枠体長手方向に延在するガイド凹部を有し、前記ガイド凹部を前記横枠体長手方向にて前記各縦枠体の前記凹所枠部に連通して構成され、前記第一引戸は、一方の前記縦枠体に固定されるガイド体を有し、前記ガイド体は、一方の矩形空洞内に挿入して一方の前記縦枠体に固定され、前記床隙間内に突出するガイド固定部と、前記ガイド固定部に連結され、前記床隙間内にて前記第二引戸に延在するガイド梁部と、前記ガイド梁部に連結され、前記床隙間内から前記第二引戸の前記ガイド凹部内に突出するガイド支持部と、を備え、前記第一及び第二引戸の一方又は両方の移動に伴って、前記ガイド支持部を前記第二引戸の前記ガイド凹部内又は前記第二引戸の前記各凹枠部内に配置することを特徴とする引戸装置に関する。
本考案に係る請求項1では、第一及び第二引戸の一方又は両方を、相互に離間する横枠体長手方向に移動すると、第一引戸に固定されるガイド体のガイド支持部は第二引戸の一方の縦枠体の凹枠部内に配置され、続いて凹枠部に当接される。これにより、第一引戸のガイド支持部を第二引戸のガイド凹部から凹枠部に当接するまで第一及び第二引戸を移動するだけで、第一及び第二引戸を閉じる位置に配置することができる。
また、第一及び第二引戸の一方又は両方を閉じる位置から相互に接近する横枠体長手方向に移動すると、第一引戸のガイド体のガイド支持部は第二引戸の他の縦枠体の凹枠部に当接される。これにより、第一及び第二引戸を開く位置に配置することができる。
請求項1では、ガイド体のガイド固定部を第一引戸の縦枠体の一方の矩形空洞内に挿入して一方の矩形縦枠の矩形枠部に固定され、更にガイド支持部は、第一及び第二引戸の閉じる位置において、第二引戸の一方の凹枠部内に配置され凹枠部に当接されることから、第一及び第二引戸の縦枠体長手方向の重なりを小さくできる。また、第一及び第二引戸を開く位置においても、ガイド支持部は第二引戸の凹枠部に当接されることから、第一及び第二引戸の横枠体長手方向の重なりを大きくできる。
請求項1では、ガイド体は、ガイド固定部を第一引戸の一方の矩形枠部(矩形空洞)内に挿入して縦枠体に固定する。これにより、ガイド体を第一引戸外側に固定することなく、第一及び第二引戸の戸隙間を小さくでき、第一及び第二引戸を並設する方向(縦枠体幅方向)の寸法を小さくできる。
請求項1では、各縦枠体の凹枠部及び一対の矩形枠部を一体形成することで、縦枠体の縦枠体厚み寸法を小さくできる。
引戸装置を示す正面図である。 図2のA−A矢視図である。 縦枠体を示す図であって、(a)は裏面図、(b)は図3(a)のB−B矢視図である。 縦枠体を示す図であって、(a)は図3(a)のC−C矢視図、(b)は図3(b)のD−D矢視図(表面図)である。 横枠体を示す図であって、(a)は表面図、(b)は図5(a)のE−E矢印図である。 横枠体を示す図であって、(a)は図5(a)のF−F矢視図、(b)は図5(b)のG−G矢視図である。 上下横枠体をパネル板上下端側に配置し、上下横枠体でパネル板を支持する正面図である。 図8のH−H矢視図である。 第一及び第二引戸を示す一部断面正面図である。 図9のI−I一部断面矢視図である。 第一及び第二引戸を示す図であって、(a)は図9のJ−J矢視図、(b)は図9のK−K断面図である。 第一引戸及びガイド体を示す正面図である。 図12のP−P矢視図である。 図12のQ−Q断面図である。 図2のM矢視一部断面拡大図である。 第一及び第二引戸及びガイド体の関係を示す図であって、(a)は図1のN−N断面図(第一及び第二引戸の第一位置)、(b)は第一及び第二引戸の第二位置の断面図である。
本考案に係る引戸装置について、図1乃至図16を参照して説明する。
図1乃至図16において、引戸装置Xは、例えば室内出入口を開閉し、又は室内に別空間(部屋)を区画するものに適用される。
引戸装置Xは、第一及び第二引戸1,2、及び複数条のレール3,4を備える。
第一及び第二引戸1,2は、パネル板5及び矩形枠体6を有する。パネル板5は、矩形に形成され、例えばガラスパネル板で構成される。矩形枠体6は、パネル板5外縁を支持する。矩形枠体6は、左右縦枠体7,8及び上下横枠体9,10でなる。
第一及び第二引戸1,2は、縦枠体幅方向A1に戸隙間σを空けて並設される。
複数条のレール3,4は、建物室内の天井Yに固定される。各レール3,4は、平行に敷設される。
各レール3,4は、矩形枠体6の下横枠体10下端及び建物室内の床面Z間に床隙間δを空けて、第一及び第二引戸1,2を吊下支持する。
引戸装置Xは、第一及び第二引戸1,2を各レール3,4に沿って横枠体長手方向C2に移動自在とする。なお、横枠体長手方向C1は、縦枠体幅方向A1に垂直な方向である。
第一及び第二引戸1,2は、矩形枠体6の上横枠体9を各レール3,4内を走行するローラR,R,…に連結し、各レール3,4に吊下支持される。
これにより、第一及び第二引戸1,2は、独立して横枠体長手方向C2に移動自在となる。
<縦枠体7,8>
図3及び図4において、各縦枠体7,8は、断面矩形に形成される。各縦枠体7,8は、例えばアルミ合金等の金属を押出成形して製造される。
各縦枠体7,8は、凹枠部11及び一対の矩形枠部12,13を一体形成してなる。
凹枠部11は、縦枠体幅方向A1中央に形成され、縦枠体厚さ方向B1一端に開口する。縦枠体厚さ方向B1は、縦枠体幅方向A1に垂直な方向である。
凹枠部11は、縦枠体長手方向C1に延在し、縦枠体7,8上下端に開口して構成される。なお、縦枠体長手方向C1は、縦枠幅方向A1及び縦枠厚み方向B1に垂直な方向である。
各矩形枠部12,13は、矩形空洞14,15を有する。各矩形枠部12,13は、凹枠部11の縦枠体幅方向A1両側に配置される。
各矩形空洞14,15及び各矩形枠部12,13は、縦枠体長手方向C1に延在し、各矩形空洞14,15は縦枠体7,8上下端に開口する。
各縦枠体7,8は、複数の連結大径穴16,16,…及び複数の連結小径穴17,17,…を有する。
各連結大径穴16,16,…は、各矩形枠部12,13の二ヶ所に形成される。各連結大径穴16,16,は、縦枠体7,8上端及び下端から縦枠体長手方向C1に間隔αを隔てる位置に配置される。
各連結大径穴16,16,…は、縦枠体厚み方向B1で各矩形枠部12,13を貫通し、各矩形空洞14,15及び縦枠体厚み方向B1他端(凹枠部11開口と反対端)に開口される。
各連結小径穴17,17,…は、各矩形枠部12,13の二ヶ所に形成される。各連結小径穴17,17,…は、各連結大径穴16,16,…と同心に配置され、縦枠体厚み方向B1で各矩形枠部12,13を貫通する。
各連結小径穴17,17,…は、各矩形空洞14,15及び縦枠体厚み方向B1一端(凹枠部11開口側)に開口される。
各縦枠体7,8は、ゴムパッキン18を有する。ゴムパッキン18は、縦枠体7,8の凹枠部11内に収納され、縦枠体長手方向C1に延在する。
<横枠体9,10>
図5及び図6において、各横枠体9,10は、断面矩形に形成される。各横枠体9,10は、一対の横枠材21,22及び連結部材23を備える。
各横枠材21,22は、アルミ合金等の金属を押出成形して、同一のE字に形成される。
各横枠材21,22は、厚み枠板25及び複数の幅枠板26,27,28を一体形成して構成される。各幅枠板26,27は、厚み枠材25の横枠体厚み方向B2両端に連結され、横枠体幅方向A2に延在する。幅枠板28は、横枠体厚み方向B2において、各幅枠板26,27間に配置され、厚み枠板25に連結される。幅枠板28は横枠体幅方向A2に延在する。
厚み枠板25及び各幅枠板26〜28は、横枠体長手方向C2に延在される。
各横枠材21,22は、各幅枠材26〜28端を対峙して配置され、横枠体厚み方向B2に収納空所29及び空所30を区画する。収納空所29は、各横枠材21,22の厚み枠板25及び各幅枠板27,28で区画され、空所30は各横枠材21,22の厚み枠板25及び各幅枠板26,28で区画される。収納空所29及び空所30は、横枠体長手方向C2に延在し、横枠体9,10左右端に開口される。
なお、横枠体厚み方向B2は、横枠体長手方向C1に垂直な方向であって、縦枠体長手方向C1と同方向である。
連結部材23は、収納空所29内に収納され、各横枠材21,22の各幅枠板27,28に固定される。連結部材23は、横枠体長手方向C2に延在し、横枠体9,10左右端間に配置される。
連結部材23は、収納凹部36及び複数の連結ビス穴37,38を有する。収納凹部36は、横枠体幅方向A2中央に形成され、各横枠材21,22の幅枠板27,27間にて横枠体厚み方向B2一端に開口する。なお、横枠体幅方向A2は、横枠体厚み方向B2及び横枠体長手方向C2に垂直な方向であって、縦枠体幅方向A1と同方向である。
各連結ビス穴37,38は、収納凹部36の横枠体幅方向A2両側に配置される。各連結ビス穴37,38は、横枠体長手方向C2に延在し、横枠体9,10左右端に開口される。
各連結ビス穴37,38は、横枠体厚み方向B2他端(収納凹部36開口と反対側)から横枠体厚み方向B2に間隔αを隔てて配置される。
各横枠体9,10は、ガイド凹部39を有する。ガイド凹部39は、各横枠材21,22の幅枠板26,26及び空所25で構成され、横枠幅方向A2中央に形成される。
ガイド凹部39は、各横枠材21,22の各幅枠板26,26間に凹部幅τを空けて横枠体厚み方向B2他端及び空所25に開口する。ガイド凹部39は横枠体長手方向C2に延在して、各縦枠体9,10左右端に開口する。
各横枠体9,10は、ゴムパッキン40を有する。ゴムパッキン40は、連結部材23の収納凹部36内に収納され、横枠体長手方向C2に延在する。
<第一及び第二引戸1,2>
第一及び第二引戸1,2は、図7乃至図11に示すように、左右縦枠体7,8及び上下横枠体9,10を矩形枠体6に組立て、矩形枠体6にてパネル板5外縁を支持して構成される。
先ず、上下横枠体9,10は、図7及び図8に示すように、パネル板5の上下端側5a,5bに配置される。各横枠体9,10は、収納凹部36のゴムパッキン40をパネル板5の上下端側5a,5bに対峙し、収納凹部36内及びゴムパッキン40内にパネル板5の上下端側5a,5bを挿入する。
これにより、各横枠体9,10は、ゴムパッキン40を介在してパネル板5の上下端側5a,5b(上下縁)を支持する(図7及び図8参照)。
また、下横枠体10において、ガイド凹部39は下横枠体10下端に開口される。
左右縦枠体7,8は、図9乃至図11に示すように、パネル板5の左右端側5c,5dに配置される。各縦枠体7,8は、凹枠部11のゴムパッキン18をパネル板5の左右端側5c,5dに対峙し、凹枠部11内及びゴムパッキン18内にパネル板5の左右端側5c,5dを挿入する。
これにより、各縦枠体7,8は、ゴムパッキン18を介在してパネル体5の左右端5c,5d(左右縁)を支持する。
また、各縦枠体7,8は、各矩形枠部12,13を各横枠体9,10左右端に当接し、各連結小径穴17,17,…を連結部材23の各連結ビス穴37,38に対峙する。
続いて、ビスネジ45,45,…を各連結大径穴16,16,…から各矩形枠部12,13内に挿入する。各ビスネジ45,45,…は、各連結小径穴17,17,…を通して各連結ビス穴37,38に螺着される。
各ビスネジ45,45,…は、各矩形空洞14,15内で各矩形枠部12,13に当接され、各連結ビス穴37,38への螺着によって各縦枠体7,8及び各横枠体9,10を締結して連結する。
これにより、第一及び第二引戸1,2は、各縦枠体7,8及び各横枠体9,10によって矩形枠体6を構成し、パネル板5外縁を矩形枠体6(各縦枠体7,8及び各横枠体9,10)で支持する。
パネル板5は、各凹枠部11内及び収納凹部36内にゴムパッキン18,40を介して支持される。
また、下横枠体10において、ガイド凹部39は、横枠体長手方向C2にて各縦枠体7,8の凹枠部11に連通して構成される[図11(a)参照]。
なお、各縦枠体7,8の凹枠部11は、ガイド凹部39の一部を構成し、ガイド凹部39は各凹枠部11を含むことができる。ガイド凹部39の凹部幅τは、各凹枠部11の縦枠体幅方向A1の幅寸法と同一にできる。
更に、パネル板5下端は、収納空所36内のゴムパッキン40で支持され、下横枠体10の空所30内(ガイド凹部39内)に配置されない(図8参照)。
なお、各連結大径穴16,16,…は、蓋栓46にて閉塞される。
以上構成の第一引戸1は、図12乃至図14に示すように、ガイド体51を有する。ガイド体51は、一方の縦枠体(例えば縦枠体8)に固定される。
ガイド体51は、ガイド固定部52、ガイド梁部53及びガイド支持部54を備えてなる。
縦枠体8(一方の縦枠体)において、ガイド固定部52は、一方の矩形枠部(例えば、矩形枠部13)内に挿入する。ガイド固定部52は、複数のボルト55,55で縦枠体8に固定される。各ボルト55,55は、縦枠体幅方向A1一端に配置され、縦枠体幅方向A1にて矩形枠部13及びガイド固定部52に螺着され、ガイド固定部52を縦枠体8の矩形枠部13に固定する。
ガイド固定部52は、縦枠体8下端(矩形空洞15内)から所定量βだけ突出される。所定量βは、所定量β<床隙間δとする。
ガイド梁部53は、矩形空洞15内から突出するガイド固定部15端に連結される。ガイド梁部53は、ガイド固定部52に直交して、縦枠体幅方向A1に延在する。ガイド梁部53は、矩形枠部12と反対側の縦枠体幅方向A1に延在する。
ガイド支持部54は、ガイド梁部53端に連結される。ガイド支持部54は、ガイド梁部53に直交して、縦枠体長手方向C1に突出する。ガイド支持部54は、縦枠体8上端に向けて突出される。
以上構成の第一及び第二引戸1,2は、図1及び図2に示すように、縦枠体幅方向A1に戸隙間σを空けて並設され、下横枠体10下端及び床面Z間に床隙間δを空けて、各レール3,4に吊下支持される。
第一引戸1は、隣接する第二引戸2間に戸隙間σを配置して、縦枠体8の矩形枠部13を第二引戸2に対峙する。
第一引戸1は、ガイド体51を隣接する第二引戸2のガイド凹部39内に挿入する。
ガイド体51において、ガイド固定部52は、図15に示すように、縦枠体8下端(下横枠体10下端)から所定量βだけ床隙間δ内に突出する。
ガイド梁部52は、床隙間δ内に配置され、床隙間δ内にて第二引戸2に延在する。
ガイド支持部54は、第二引戸2下端(下横枠体10下端)に位置し、床隙間δ内から第二引戸2のガイド凹部39内に突出される。ガイド支持部54は、図15に示すように、ガイド凹部39に対して横枠体幅方向A2両側に隙間γを空けてガイド凹部39内に挿入される。隙間γは、隙間γ<戸隙間σとする。
図1及び図2において、引戸装置Xは、第一及び第二引戸1,2を第一位置T1にする。
第一位置T1は、例えば室内出入口(図示しない)を閉じる位置である。
第一位置T1では、ガイド体51は、ガイド支持部54を第二引戸2の左縦枠体7の凹枠部11内に配置する[図16(a)参照]。
ガイド支持部54は、横枠体長手方向C1からゴムパッキン18を介在して凹枠部11に当接される。ガイド体51のガイド梁部53は、第二引戸2に接触することなく、床隙間δ内に配置される(図15参照)。
これにより、第一及び第二引戸1,2は、縦枠体幅方向A1にて第一引戸1の右縦枠体8及び第二引戸2の左縦枠体7を重ねて並設される。
このように、第一位置T1において、引戸装置Xは、第一及び第二引戸1,2の横枠体長手方向AC2の重なりを最小にでき、第一及び第二引戸1,2で構成される閉面積について横枠体長手方向C1の寸法を大きくすることができる。
また、第一位置T1において、ガイド支持部54は、第二引戸2の左縦枠体7の凹枠部11に当接されるので、第一引戸1は第二引戸2に対し、離間する横枠体長手方向C2[図16(a)の矢印V方向]に移動できず、第一位置T1に保持される。第二引戸2も同様に、第一引戸1に対し、離間する横枠体長手方向[図16(a)の矢印W方向]に移動できない。
更に、第一及び第二引戸1,2の一方(例えば、第一引戸1)を、第二引戸2から離間する横枠体長手方向C2に移動することで、他方の引戸(例えば第二引戸2)もガイド体51及び凹枠部11を介在して同方向に移動できる。
続いて、第一及び第二引戸1,2の一方又は両方を、第一位置T1から相互に接近する横枠体長手方向C2に移動する。
ガイド体51のガイド支持部54は、第一、第二引戸1,2の移動に伴って、第二引戸2の左縦枠体7の凹枠部11からガイド凹部39内に配置される。
更に、第一及び第二引戸1,2を接近する横枠体長手方向C2に移動すると、引戸装置1は、第一及び第二引戸1,2を第一位置T1から第二位置T2にする。
第二位置T2は、例えば室内出入口(図示しない)を開く位置である。
第二位置T2では、ガイド体51は、ガイド支持部54を第二引戸2のガイド凹部39から右縦枠体8の凹枠部11内に配置する[図16(b)参照]。
ガイド支持部54は、横枠体長手方向C2からゴムパッキン18を介在して凹枠部11に当接される。ガイド体51のガイド梁部53は、第二引戸2に接触することなく、床隙間δ内に配置される。
これにより、第一及び第二引戸1,2は、横枠体長手方向C2にて凹枠部11厚みを除く、全体にわたって重ね配置される。
このように、第二位置T2において、引戸装置Xは、第一及び第二引戸1,2の縦枠体長手方向C2の重なりを最大にでき、第一及び第二引戸1,2の重なりで開口される開面積について横枠体長手方向C2の寸法を大きくすることができる。
また、第二位置T2では、ガイド支持部54は、第二引戸2の縦枠体8の凹枠部11に当接されるので、第一引戸1は第二引戸2に対し、ガイド支持部54が凹枠部11に当接する横枠体長手方向[図16(b)の矢印W]に移動できず、第二引戸2は第一引戸1に対し、ガイド支持部54が凹枠部11から離間する横枠体長手方向[図16(b)の矢印V方向]に移動できず、第二位置T2に保持される。
第一引戸1を、図16(b)の矢印W方向に移動することで、第二引戸2もガイド体51及び凹枠部11を介して同方向に移動できる。
第二引戸2を、図16(b)の矢印V方向に移動することで、第一引戸1もガイド体51及び凹枠部11を介して同時に同方向に移動できる。
また、第一及び第二引戸1,2の一方又は両方を、第二位置T2から相互に離間する横枠体長手方向C2に移動することで、引戸装置1は第一及び第二引戸1,2を第一位置T1にする。
ガイド体51のガイド支持部54は、第一、第二引戸1,2の移動に伴って、第二引戸2の縦枠体8の凹枠部11からガイド凹部39内に配置され、更に、第一位置T1において第二引戸2のガイド凹部39から縦枠体7の凹枠部11内に配置される(図16参照)。
このように、引戸装置Xは、第一及び第二引戸1,2の一方又は両方を移動して、ガイド体51のガイド支持部54及び各凹枠部11を当接することで、第一及び第二引戸1,2を第一又は第二位置T1,T2(閉じる位置又は開く位置)に配置できる。
引戸装置1では、第一及び第二引戸1,2の横振れによる第一及び第二引戸の接触を防止できる。なお、第一及び第二引戸1,2の横振れは、縦枠体幅方向A1の揺れである。
各引戸1,2の横揺れに応じて、ガイド体51のガイド支持部54は、ガイド凹部39を構成する各横枠材21,22の幅枠板26に接触する(図15参照)。
図15において、隙間γを戸隙間σより小さく、特にボルト55の頭部厚さを差引いた値よりも小さくすると、第一及び第二引戸1,2が互いに接触する前に、ガイド支持部54が横枠体21,22の幅枠板26に当接する。
これにより、ガイド体51は、第一及び第二引戸1,2の横揺れによる接触を防止できる。
更に、引戸装置1は、アルミ合金を押出成形して、各縦枠体7,8の凹枠部11及び一対の矩形枠部12を一体形成することで、縦枠体7,8の縦枠体厚み寸法β2を最小にできる(図3及び図9参照)。
各縦枠体7,8は、例えば、縦枠体幅寸法β1=36mmについて、縦枠体厚み寸法β=12mmにできる(図3及び図9参照)。
引戸装置Xでは、複数の第一引戸1,1,…、及び複数の第二引戸2,2,…を縦枠体幅方向A1に戸隙間σを空けて並設する構成を採用できる。各第一引戸1,1,…及び各第二引戸2,2,…は、縦枠体幅方向A1に交互に配置する。
引戸装置Xでは、矩形枠部13下端及びガイド固定部52を溶接して縦枠体8に固定することで、ボルト55,55,…を除く構成を採用できる。
本考案は、複数の引戸にて室内の出入口等を開閉する引戸装置に最適である。
X 引戸装置
Z 床面
1 第一引戸
2 第二引戸
3 レール
4 レール
6 矩形枠体
7 左縦枠体
8 右縦枠体
9 上横枠体
10 下横枠体
11 凹枠部
12 矩形枠部
13 矩形枠部
14 矩形空洞
15 矩形空洞
39 ガイド凹部
51 ガイド体
52 ガイド固定部
53 ガイド梁部
54 ガイド支持部
σ 戸隙間
δ 床隙間

Claims (1)

  1. 左右縦枠体、及び前記左右縦枠体間に配置される上下横枠体でなる矩形枠体を有し、縦枠体幅方向に並列される第一及び第二引戸と、平行に敷設され、前記下横枠体下端及び床面間に床隙間を空けて前記第一及び第二引戸を吊下支持する複数条のレールとを備え、前記第一及び第二引戸を前記各レールに沿って横枠体長手方向に移動自在とする引戸装置であって、
    前記各縦枠体は、
    断面矩形に形成され、縦枠体幅方向中央の凹枠部及び前記凹枠部の前記縦枠体幅方向両側の矩形空洞を有する一対の矩形枠部を一体形成し、前記凹枠部及び前記各矩形空洞を縦枠体長手方向に延在し、前記縦枠体上下端に開口して構成され、
    前記下横枠体は、
    横枠体幅方向中央で前記下横枠下端に開口され、前記横枠体長手方向に延在するガイド凹部を有し、前記ガイド凹部を前記横枠体長手方向にて前記各縦枠体の前記凹枠部に連通して構成され、
    前記第一引戸は、
    一方の前記縦枠体下端側に固定されるガイド体を有し、
    前記ガイド体は、
    一方の矩形空洞内に挿入して一方の前記縦枠体に固定され、前記床隙間内に突出するガイド固定部と、
    前記ガイド固定部に連結され、前記床隙間内にて前記第二引戸に延在するガイド梁部と、
    前記ガイド梁部に連結され、前記床隙間内から前記第二引戸の前記ガイド凹部内に突出するガイド支持部と、を備え、前記第一及び前記第二引戸の一方又は両方の移動に伴って、前記ガイド支持部を前記第二引戸の前記ガイド凹部内又は前記第二引戸の前記各凹枠部内に配置する
    ことを特徴とする引戸装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023074237A1 (ja) * 2021-10-29 2023-05-04 パナソニックホールディングス株式会社 戸パネル及びこれを備えた引戸装置

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